JP5035667B2 - 計量キャップ - Google Patents
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Description
そして、このようなタイプのキャップを内容液の注出量を計量する計量キャップとして使用する場合には、通常は内側の円筒状のネジキャップに内容液を注いでその計量を実施する。
頂壁から垂下設され、容器本体の口筒部に外嵌してキャップとしての機能を発揮する円筒状の内筒と、この内筒の外側に頂壁の周縁から垂下設する外装筒を有する合成樹脂製で有頂2重筒状の計量キャップにおいて、
射出成形可能に、内筒の周壁基端部が位置する所定箇所において頂壁を貫通する縦孔を形成し、この縦孔を介して前記周壁基端部に欠部を形成する構成とし、
頂壁に形成される縦孔をシール部材でシールする構成とし、
欠部を内筒の周壁を貫通する横孔として内筒の内側と外側を連通し、外装筒の内
側全体で内容液を計量する構成とすること、にある。
別部材のシール部材を用い横孔に係る構成を、射出成形と同時に形成可能とするものであり、射出成形金型で適宜に喰い切り部を構成することにより、頂壁を貫通する縦孔を形成し、この縦孔を介して内筒の周壁基端部に欠部を形成することができ、この欠部を利用して内筒の内側と外側を連通する横孔とすることができる。
有頂2重筒状で、頂壁から垂下設され、容器本体の口筒部に外嵌してキャップとしての機能を発揮する円筒状の内筒と、この内筒の外側に頂壁の周縁から垂下設する外装筒を有する合成樹脂製で有頂2重筒状の計量カップにおいて、
平板状の基板から内筒を垂下設した内筒体と、頂壁の周縁から外装筒を垂下設した外装体の二つの部材から構成し、
内筒体は、射出成形可能に、内筒の周壁基端部が位置する所定箇所において、基板を貫通する縦孔を形成し、この縦孔を介して周壁基端部に欠部を形成する構成とし、
内筒体を外装体に嵌入し、基板に頂壁を積重して縦孔をシールした状態で、内筒体と外装体を嵌合固定する構成とし、
この欠部を内筒の周壁を貫通する横孔として、内筒の内側と外側を連通し、前記外装筒の内側全体で内容液を計量する構成とすること、にある。
請求項1記載の発明にあっては、内筒の内側と外側を横孔で連通することにより、内筒の内側を含む、外装筒の内側全体で内容液を計量することができ、外観等のデザイン性を損なうことなく、計量可能な容量を十分大きく確保することができる。また、注ぐ箇所を気にする必要がなく、どの部分に内容液を注いでも、横孔を通して液レベルを一定にすることができ、所定の量の計量が可能となる。
図1、2、3(a)、4は本発明の第1実施例の計量キャップを示し、図1は計量キャップを分解して、倒立状態で示す斜視図、図2は平面図、図3(a)は倒立状態での半縦断正面図、図4は底面図である。また図5は本実施例の計量キャップ1を容器本体31の口筒部32に螺合組み付けした状態を示す半縦断正面図である。
キャップ本体1aは有頂2重筒状で、頂壁2から垂下設する円筒状の内筒3と、この内筒3の外側に頂壁2の周縁から垂下設する外装筒7を有する。内筒3は内周面に螺条10を形成し、ネジキャップとしての機能を発揮する。また外装筒7の形状は台形筒状であり(図2参照)、容器本体31の形状に合わせて、容器全体としての外観を構成する。
基板25に貫通形成される縦孔26は欠部6を射出成形可能とするためのものであるが、この縦孔25は上記のように基板25に積載される外装体1bの頂壁2でシールして計量キャップ1全体としてのシール性を確保する。
たとえば、外装筒の形状は、容器本体と合わせて外観を構成するものであり、円筒状も含め、様々な形状とすることができる。また内筒3と口筒部32の組付けは螺合に限定されるものではなく、係止片を付設して嵌合組み付けすることもできる。
1a;キャップ本体
1b;外装体
1c;内筒体
2 ;頂壁
2s;周段部
2f;嵌合周片
3 ;内筒
4 ;横孔
5 ;縦孔
6 ;欠部
7 ;外装筒
7a;目印
8 ;係止縦条
9 ;シール筒片
10;螺条
21;シール板片
22;嵌合筒片
23;シール筒片
25;基板
26;縦孔
27;嵌合孔
28;嵌合突片
31;容器本体
32;口筒部
32a;係止突片
33;中栓
34;弱化部
35;プルリング
36;注出筒片
L ;内容液
M(M1,M2,M3);金型(金型部分)
Claims (4)
- 頂壁(2)から垂下設され、容器本体の口筒部に外嵌してキャップとしての機能を発揮する円筒状の内筒(3)と、該内筒(3)の外側に前記頂壁(2)の周縁から垂下設する外装筒(7)を有する合成樹脂製で有頂2重筒状の計量カップにおいて、
射出成形可能に、内筒(3)の周壁基端部が位置する所定箇所において頂壁(2)を貫通する縦孔(5)を形成し、該縦孔(5)を介して前記周壁基端部に欠部(6)を形成する構成とし、
前記頂壁(2)に形成される縦孔(5)をシール部材でシールする構成とし、
前記欠部(6)を前記内筒(3)の周壁を貫通する横孔(4)として内筒(3)の内側と外側を連通し、前記外装筒(7)の内側全体で内容液を計量する構成とた合成樹脂製の計量キャップ。 - 頂壁(2)に形成される縦孔(5)を、頂壁(2)上に積載嵌合するシール板片(21)でシールする構成とした請求項1記載の計量キャップ。
- 頂壁(2)から垂下設され、容器本体の口筒部に外嵌してキャップとしての機能を発揮する円筒状の内筒(3)と、該内筒(3)の外側に前記頂壁(2)の周縁から垂下設する外装筒(7)を有する合成樹脂製で有頂2重筒状の計量カップにおいて、
平板状の基板(25)から内筒(3)を垂下設した内筒体(1c)と、頂壁(2)の周縁から外装筒(7)を垂下設した外装体(1b)の二つの部材から構成し、
前記内筒体(1c)は、射出成形可能に、内筒(3)の周壁基端部が位置する所定箇所において、前記基板(25)を貫通する縦孔(26)を形成し、該縦孔(26)を介して前記周壁基端部に欠部(6)を形成する構成とし、
前記内筒体(1c)を外装体(1b)に嵌入し、前記基板(25)に前記頂壁(2)を積重して前記縦孔(5)をシールした状態で、内筒体(1c)と外装体(1b)を嵌合固定する構成とし、
前記欠部(6)を前記内筒(3)の周壁を貫通する横孔(4)として内筒(3)の内側と外側を連通し、前記外装筒(7)の内側全体で内容液を計量する構成とした計量キャップ。 - 内筒(3)を、内周面に螺条(10)を形成したネジキャップとした請求項1、2または3記載の計量キャップ。
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JP2007094828A JP5035667B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 計量キャップ |
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JP2007094828A JP5035667B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 計量キャップ |
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JP2008247471A JP2008247471A (ja) | 2008-10-16 |
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JP2007094828A Active JP5035667B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 計量キャップ |
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007094828A patent/JP5035667B2/ja active Active
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