JP5035533B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クランパのクランプ位置とアンクランプ位置を検知できるクランプ装置に関する。
従来のクランプ装置として、先端部分にクランパが連繋されたピストンロッドの下側部がシリンダ本体を構成するシリンダチューブの下部から突出して、そのピストンロッドの下側部の位置によりクランパがクランプ位置かアンクランプ位置にあるかを検出する検出手段を設けたものが公知である。このようなものとして特許文献1のものでは、ピストンロッドの下側部にドグを設け、ワークをクランプするストローク位置(クランプ位置)にピストンロッドが下降すると下側部のドグにより位置センサがオンされクランプ位置検出信号が出力される。また、クランプを解除するストローク位置(アンクランプ位置)にピストンロッドが上昇するとドグにより位置センサがオンされクランプ解除信号が出力される。また、非特許文献1のものでは、シリンダチューブの下部に配管ブロックを設け、その配管ブロック内のピストンロッドの下側部に大径部と小径部が設けられている。配管ブロックには圧力センサが接続され、クランプ確認エアとアンクランプ確認エアが供給され、大径部で一方のエアの配管ブロック内への供給を妨げることで圧力センサが各エアの圧力変化を検出しクランプとアンクランプの確認を行っている。
特開2001−87991号公報 "7MPa Link Clamp"カタログ、エアセンサー仕様、7−8頁、[online]、パスカル株式会社、[平成19年8月30日検索]、インターネット、<URL: http://www.aioiseiki.com/product_aw/pdf/cls-27j-1_clu-clt/cls-27j-1-clu/cls-27j-1-clu.pdf>
特許文献1、非特許文献1に記載のものでは、ピストンロッドの下側部がシリンダチューブの下部から突出しており、クランパのクランプ位置とアンクランプ位置との移動を検出するためにそのピストンロッドの下側部の突出長さが少なくともピストンの移動距離と同じ長さになるので、クランプ装置の軸線方向長さが大きくなる問題があった。クランプ装置の軸線方向長さが大きくなると、ワークを載置するパレットやインデックステーブル等の治具の大きさの制限のためにクランプ装置の配置が困難であったり、治具を大きくする問題があった。また、ピストンロッドの下側部をシリンダチューブから突出しているため、クランプ装置が重くなる問題があった。また、特許文献1のものでは、ドクの近くに位置センサを設ける必要があるため、更に場所をとる問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、クランプ位置とアンクランプ位置の確認が確実にできる小型軽量のクランプ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、クランパをクランプ本体から突出するピストンロッド先端部分に連繋すると共にクランプ本体にリンクを介して連結し、ピストンロッドの進退によりクランパをクランプ位置とアンクランプ位置に移動するようにしてあるクランプ装置において、クランパ後端を、ピストンロッド先端部分にリンクにより揺動可能に連結し、クランパの中間部を挟み込むように一端が連結された一対のリンクの他端を、クランプ本体に設けたピン孔に相対回動可能に嵌合されて両端が夫々のリンクに軸支されているヒンジピンを介してクランプ本体に揺動可能に軸着し、ヒンジピンの外周面に平面部を設け、その平面部にリンクの一端に半径方向から螺合された連結ネジの先端を圧接して、ヒンジピンとリンクとを一体に回動可能に固着し、クランプ本体に一端を夫々空圧源に接続するクランプ確認用流路とアンクランプ確認用流路を設け、ヒンジピンに一端を大気に開放し他端をピン孔に面する外周面に開口し、クランパがクランプ位置へ揺動したときのみクランプ確認用流路に連通するクランプ用検出流路と、クランパがアンクランプ位置へ揺動したときのみアンクランプ確認用流路に連通するアンクランプ用検出流路とを設け、各検出流路を夫々半径方向孔と軸線方向孔とから構成し、半径方向孔をヒンジピンの中心から外周面に向けて開口すると共にヒンジピンの円周方向と軸線方向に位相をずらして形成する一方、軸線方向孔はヒンジピンの軸線方向に形成し、一端がヒンジピンの端面に開口すると共に他端が半径方向孔に連通し、クランプ確認用流路と空圧源の間及びアンクランプ確認用流路と空圧源の間に夫々圧空の圧力変化を検出可能なクランプ圧力確認手段とアンクランプ圧力確認手段を設けたことを特徴とする。
本願の請求項1の発明では、クランパ後端を、ピストンロッド先端部分にリンクにより揺動可能に連結し、クランパの中間部を挟み込むように一端が連結された一対のリンクの他端を、クランプ本体に設けたピン孔に相対回動可能に嵌合されて両端が夫々のリンクに軸支されているヒンジピンを介してクランプ本体に揺動可能に軸着し、ヒンジピンの外周面に平面部を設け、その平面部にリンクの一端に半径方向から螺合された連結ネジの先端を圧接して、ヒンジピンとリンクとを一体に回動可能に固着し、クランプ本体に一端を夫々空圧源に接続するクランプ確認用流路とアンクランプ確認用流路を設け、ヒンジピンに一端を大気に開放し他端をピン孔に面する外周面に開口し、クランパがクランプ位置へ揺動したときのみクランプ確認用流路に連通するクランプ用検出流路と、クランパがアンクランプ位置へ揺動したときのみアンクランプ確認用流路に連通するアンクランプ用検出流路とを設け、各検出流路を夫々半径方向孔と軸線方向孔とから構成し、半径方向孔をヒンジピンの中心から外周面に向けて開口すると共にヒンジピンの円周方向と軸線方向に位相をずらして形成する一方、軸線方向孔はヒンジピンの軸線方向に形成し、一端がヒンジピンの端面に開口すると共に他端が半径方向孔に連通し、クランプ確認用流路と空圧源の間及びアンクランプ確認用流路と空圧源の間に夫々圧空の圧力変化を検出可能なクランプ圧力確認手段とアンクランプ圧力確認手段を設けたけたので、クランプ装置の軸線方向長さを大きくすることがない小型軽量なクランプ装置とすることができる。また、クランプ装置が小型なので、パレットやインデックステーブル等の治具を大きくすることがなく、また、配置が制限されない。また、クランパに直接連結されたリンクの回動によりヒンジピンを回動しクランプ確認用流路とアンクランプ確認用流路を開閉するので、クランパに非常に近い位置で動作確認を行うことになり、クラッパのクランプ位置とアンクランプ位置の確認が確実に検出できる。また、圧力変化を検出するので、クランプ本体と離れた位置でクランプ位置とアンクランプ位置を確認でき、治具にクランプ位置とアンクランプ位置を検出する検出手段を設ける必要がなく好ましい。
また、クランパにリンクを介してヒンジピンが連結されていることでクランパのクランプ位置またはアンクランプ位置への揺動をより確実に検出できる。
さらに、クランプ位置またはアンクランプ位置にクランパが位置するときのみ、クランプ確認用流路またはアンクランプ確認用流路の圧力が低下するので、クランプ位置とアンクランプ位置の検出が一層確実に行える。また、クランプ用検出流路とアンクランプ用検出流路の各半径方向孔を位相をずらして形成し、クランプ本体にクランプ確認用流路とアンクランプ確認用流路とをヒンジピンの軸線方向に平行に設けるので、クランプ本体のクランパ揺動軸線と垂直な前後方向の大きさを小さくできる。
次に、本願発明の実施の形態について図1〜図4により説明する。クランプ装置1は、一端が塞がれた筒状のシリンダチューブ2の他端をロッドカバー3で塞いでクランプ本体5としている。クランプ本体5のシリンダ孔4内には、ピストンロッド6を備えたピストン7をシリンダ軸線方向に摺動可能に嵌合してある。ピストンロッド6は、ロッドカバー3から外方に突出しており、その突出するピストンロッド6の先端部分にクランパ8が連繋されている。シリンダ孔4は、ピストン7により上側シリンダ室9と下側シリンダ室10に区画されている。ロッドカバー3は、前後方向の後側となる一側面に流体給排ポート11,12が一対設けてある。一方の給排ポート11はシリンダチューブ2に穿設された油路13を介して上側シリンダ室9と連通し、他方の給排ポート12はシリンダチューブ2に穿設された油路14を介して下側シリンダ室10と連通している。15は、クランプ装置1を図示しない固定部材としての治具に図示しない固着用ボルトにより取り付けるためのシリンダ取付孔である。
ロッドカバー3の前記給排ポート11,12が形成されている側に対してピストンロッド6を挟んで反対側となる前後方向前側の部分には支持部材16が一体形成してある。この支持部材16にはクランパ8のクランパ揺動軸線CL方向のピン孔17が形成されている。ピン孔17には、ヒンジピン19が相対回動可能に嵌合されている。ヒンジピン19の両端には、一対の第1リンク18L,18Rの一端を固着して支持部材16のクランパ揺動軸線CL方向両側に配置した状態で軸支している。一対の第1リンク18L,18Rの他端は、クランパ8に相対回動可能にクランパ8の略中間部を挟み込むようにピン連結してある。また、第1リンク18L,18Rの中間部側面には夫々第2リンク20,20の一端が回動可能にピン連結してある。各第2リンク20,20の他端は、ピストンロッド6先端部に設けられて、前記支持部材16に対し逆側に突出する突出部21aを有する連結体21にピン連結してある。突出部21aには、一対の第3リンク22,22の一端がピン連結され、第3リンク22,22の他端がクランパ8の後端部にピン連結してある。
前記ロッドカバー3には図2に示すようにクランプ確認用流路23とアンクランプ確認用流路24がクランパ揺動軸線CL方向に並設されている。クランプ確認用流路23とアンクランプ確認用流路24は、ロッドカバー3下面からシリンダ軸線上方向に延び、ロッドカバー3下面に一端が開口し、他端が支持部材16のピン孔17の内面17aに開口している。クランプ確認用流路23とアンクランプ確認用流路24のロッドカバー3下面の開口は、図2に示すように、夫々空圧源25に接続されている。クランプ確認用流路23と空圧源25の間及びアンクランプ確認用流路24と空圧源25の間には、夫々空圧源25からの圧空の圧力変化を検出可能なクランプ圧力確認手段26とアンクランプ圧力確認手段27を設けてある。クランプ圧力確認手段26とアンクランプ確認手段27は、検出した大気圧または設定圧力に対応する信号を制御装置28へ出力するようになっている。制御装置28は、前記大気圧または設定圧力に対応する信号に基づき、クランパ8がクランプ位置とアンクランプ位置に位置しているかや中間位置や動作異常がないかを検出可能となっている。尚、29はフィルターであり、30はレギュレータである。
前記ヒンジピン19には、検出流路としてクランプ用検出流路31とアンクランプ用検出流路32が設けられている。クランプ用検出流路31とアンクランプ用検出流路32は、図3に示すように夫々半径方向孔33と軸線方向孔34とから構成されている。各半径方向孔33は、ヒンジピン19の中心から外周面19aに向けて形成され、一端がヒンジピン19の外周面19aに開口し、ヒンジピン19の円周方向と軸線方向に位相をずらして形成されている。各軸線方向孔34は、ヒンジピン19の軸線方向即ちヒンジピン19をピン孔17に嵌合した状態での前記クランパ揺動軸線CL方向に向けて形成されており、一端がヒンジピン19の端面19bに開口し、他端が各半径方向孔33に連通している。また、ヒンジピン19には、図3に示すように、外周面19aの一方の端面19b側部分に平面部19cが設けられており、図2に示すように、平面部19cに図2において左側の片方の第1リンク18Lの一端のリブ18aに半径方向から螺合された連結ネジ35の先端が圧接してヒンジピン19と片方の第1リンク18Lとを一体に回動可能に連結している。ヒンジピン19は、ピン孔17に嵌合された状態で図1に示すクランパ8のクランプ位置への移動により一緒にクランプ位置に回動すると、アンクランプ用検出流路32とアンクランプ確認用流路24を連通するようになっている。また、ヒンジピン19は、クランパ8のアンクランプ位置への移動により一緒にアンクランプ位置に回動すると、クランプ用検出流路31とクランプ確認用流路23を連通するようになっている。尚、クランプ用検出流路31とアンクランプ用検出流路32の軸線方向孔34,34は互いに連通させても良く、その場合一方の開口を省くことができる。
次に、動作について説明する。他方の給排ポート12から圧油が下側シリンダ室10に供給され、ピストンロッド6が上昇して図1に示すクランプ位置にクランパ8が移動すると、第1リンク18L,18Rの回動によりヒンジピン19もクランプ位置に対応するクランプ確認位置まで回動し、アンクランプ用検出流路32とアンクランプ確認用流路24が連通する。するとアンクランプ確認用流路24が大気に開放されて圧空が漏れて大気圧に減圧され、その減圧をアンクランプ圧力確認手段27が検出して大気圧に対応する信号を制御装置28に出力する。クランプ確認用流路23はヒンジピン19の外周面19aにより閉鎖されているので設定圧に対応する信号を制御装置28に出力している。制御装置28にアンクランプ圧力確認手段27からの大気圧に対応する信号とクランプ圧力確認手段26からの設定圧に対応する信号とが入力されることによりクランパ8がクランプ位置に位置していることが検出される。
また、図4に示すアンクランプ位置にクランパ8が移動すると、第1リンク18L,18Rの回動によりヒンジピン19もアンクランプ位置に対応するアンクランプ確認位置まで回動する。アンクランプ確認用流路24はヒンジピン19の外周面19aにより閉鎖されるので大気圧から設定圧に増圧され、アンクランプ圧力確認手段27が設定圧に対応する信号を制御装置28に出力する。また、クランプ用検出流路31とクランプ確認用流路23が連通し、クランプ確認用流路23が大気に開放されて大気圧に減圧され、その大気圧をクランプ圧力確認手段26が検出して大気圧に対応する信号を制御装置28に出力する。制御装置28にクランプ圧力確認手段26からの大気圧に対応する信号とアンクランプ圧力確認手段27からの設定圧に対応する信号とが入力されることにより、クランパ8がアンクランプ位置に位置していることが検出される。このようにクランパ8の動作確認を、クランパ8の動作により動作するクランパ8に非常に近いヒンジピン19の動作により検出するので、クランパ8のクランプ位置とアンクランプ位置への動作確認が確実になる。また、ヒンジピン19の動作を利用して動作を検出しているのでクランプ装置1を非常に小さくする効果がある。また、圧力変化を検出するのでクランプ本体1と離れた位置で検出でき、クランプ装置1を設ける治具等を大きくしない。
図5は、ヒンジピン19に設けるクランプ用検出流路31とアンクランプ用検出流路32との円周方向の位相を図3とは異なり、クランパ8がクランプ位置にあるときクランプ用検出流路31とクランプ確認用流路23とを連通して大気圧に減圧し、アンクランプ確認用流路24を閉鎖し、クランパ8がアンクランプ位置にあるときクランプ確認用流路23を閉鎖し、アンクランプ用検出流路32とアンクランプ確認用流路24とを連通して大気圧に減圧するようにしたものである。
図6、図7は第2の実施の形態であり、前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付けて説明を省略する。ヒンジピン19は、半径方向孔33と軸線方向孔34とから構成されている1つの検出流路38を設けてある。この検出流路38は、クランプ用検出流路とアンクランプ用検出流路を兼用している。また、ロッドカバー3には、クランパ揺動軸線CL方向に垂直なクランパ揺動方向(前後方向)にクランプ確認用流路39とアンクランプ確認用流路40とが並設されている。
図6に示すようにクランパ8がクランプ位置にあるとき、クランプ確認用流路39は検出流路38と連通して大気圧に減圧され、アンクランプ確認用流路40はヒンジピン19の外周面19aにより閉鎖される。これによって、クランプ圧力確認手段26から出力される大気圧に対応する信号と、アンクランプ圧力確認手段27から出力される設定圧力に対応する信号とが制御装置28に入力され、制御装置28でクランパ8がクランプ位置にあることが検出される。また、図7に示すようにクランパ8がアンクランプ位置にあるとき、アンクランプ確認用流路24は検出流路38と連通して大気圧に減圧され、クランプ確認用流路23はヒンジピン19の外周面19aにより閉鎖される。これによって、クランプ圧力確認手段26から出力される設定圧力に対応する信号と、アンクランプ圧力確認手段27から出力される大気圧に対応する信号とが制御装置28に入力され、制御装置28でクランパ8がアンクランプ位置にあることが検出される。
図8は第3の実施の形態であり、前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付けて説明を省略する。ロッドカバー3の支持部材41には、ヒンジピン42が一体に固着されている。ヒンジピン42は、一端が図示しないクランパに連結された第1リンク45の他端のピン孔46に相対回動可能に嵌合させて連結してある。このヒンジピン42が連結ネジ49で一体に固着されたロッドカバー3には、一端がピン孔46に面するヒンジピン42の外周面42aに開口するクランプ確認用流路43とアンクランプ確認用流路44とが設けられている。クランプ確認用流路43とアンクランプ確認用流路44の他端は、空圧源25に夫々接続してある。第1リンク45には、検出流路として、一端を大気に開放し、他端をピン孔46の内面46aに開口するクランプ用検出流路47とアンクランプ用検出流路48が夫々設けられている。クランパがクランプ位置にあるとき、アンクランプ用検出流路48とアンクランプ確認用流路44とが連通し、クランプ確認用流路43は、ピン孔内面46aにより閉鎖される。前記第1の実施の形態と同様にアンクランプ圧力確認手段27が大気圧に対応する信号を出力し、クランプ圧力確認手段26が設定圧力に対応する信号を出力し、制御装置28によりクランプ位置にクランパが位置していることが検出される。また、クランパがアンクランプ位置に移動すると、第1リンク45の移動によりクランプ用検出流路47とクランプ確認用流路43とが連通し、アンクランプ用検出流路48とアンクランプ確認用流路44とが閉鎖され、クランプ圧力確認手段26からの大気圧に対応する信号が、アンクランプ圧力確認手段27から所定圧力に対応する信号が夫々出力され、制御装置28によりアンクランプ位置にクランパが位置していることが検出される。
本発明のクランプ装置のクランプ位置での縦断面図である。 図1のII視図である。 ヒンジピンの正面図である。 クランプ装置のアンクランプ位置での縦断面図である。 他のヒンジピンを示す正面図である。 第2の実施の形態のクランプ装置のクランプ位置での縦断面図である。 第2の実施の形態のクランプ装置のアンクランプ位置の縦断面図である。 第3の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
1 クランプ装置
5 クランプ本体
6 ピストンロッド
8 クランパ
17,46 ピン孔
18L,18R,45 第1リンク
19,42 ヒンジピン
19a ヒンジピン外周面
19b ヒンジピンの端面
19c ヒンジピンの平面部
23,39,43 クランプ確認用流路
24,40,44 アンクランプ確認用流路
25 空圧源
26 クランプ圧力確認手段
27 アンクランプ圧力確認手段
31,47 クランプ用検出流路(検出流路)
32,48 アンクランプ用検出流路(検出流路)
33 半径方向孔
34 軸線方向孔
35 連結ネジ

Claims (1)

  1. クランパをクランプ本体から突出するピストンロッド先端部分に連繋すると共にクランプ本体にリンクを介して連結し、ピストンロッドの進退によりクランパをクランプ位置とアンクランプ位置に移動するようにしてあるクランプ装置において、クランパ後端を、ピストンロッド先端部分にリンクにより揺動可能に連結し、クランパの中間部を挟み込むように一端が連結された一対のリンクの他端を、クランプ本体に設けたピン孔に相対回動可能に嵌合されて両端が夫々のリンクに軸支されているヒンジピンを介してクランプ本体に揺動可能に軸着し、ヒンジピンの外周面に平面部を設け、その平面部にリンクの一端に半径方向から螺合された連結ネジの先端を圧接して、ヒンジピンとリンクとを一体に回動可能に固着し、クランプ本体に一端を夫々空圧源に接続するクランプ確認用流路とアンクランプ確認用流路を設け、ヒンジピンに一端を大気に開放し他端をピン孔に面する外周面に開口し、クランパがクランプ位置へ揺動したときのみクランプ確認用流路に連通するクランプ用検出流路と、クランパがアンクランプ位置へ揺動したときのみアンクランプ確認用流路に連通するアンクランプ用検出流路とを設け、各検出流路を夫々半径方向孔と軸線方向孔とから構成し、半径方向孔をヒンジピンの中心から外周面に向けて開口すると共にヒンジピンの円周方向と軸線方向に位相をずらして形成する一方、軸線方向孔はヒンジピンの軸線方向に形成し、一端がヒンジピンの端面に開口すると共に他端が半径方向孔に連通し、クランプ確認用流路と空圧源の間及びアンクランプ確認用流路と空圧源の間に夫々圧空の圧力変化を検出可能なクランプ圧力確認手段とアンクランプ圧力確認手段を設けたことを特徴とするクランプ装置。
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