JP6218308B2 - ワークパレット - Google Patents
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Description
ワークパレット1は、パレット本体2と、このパレット本体2上に固定された例えば4組のクランプ装置3と、第1,第2位置決め機構4A,4Bと、4本の固定用ボルト5と、複数のエア通路46,46a,46b、複数の油路37,38などを備えている。パレット本体2は、平面視長方形の厚鋼板で構成されており、その下面にはベース部材6の上面の基準座面6aに密着状に着座する平面状の水平な当接面2aが形成されている。ベース部材6は、パレット本体2と同様の形状の厚鋼板で構成されており、ベース部材6の上面には平面状の水平な基準座面6aが形成されている。
クランプ装置3は、上部本体31と下部本体32からなるクランプ本体30と、グリップ部材33 と、クランプロッド34と、グリップ部材33を支持するサポート機構35と、クランプロッド34を昇降駆動する油圧シリンダ36とを備えている。クランプ本体30の上端部には、ワークWを着座させる着座面30aが形成されている。
パレット本体2には、油圧シリンダ36のクランプ用油室36aに加圧油を供給/排出する油路37とアンクランプ用油室36bに加圧油を供給/排出する油路38とが形成され、これら油路37,38は油圧供給源39に接続されている。
ワークパレットWの第1の隅近傍部2bを位置決めする第1位置決め機構4Aと、この第1の隅近傍部2bに対して対角関係にある第2の隅近傍部2cを位置決めする第2位置決め機構4Bが設けられている。
ベース部材6とワークパレット1の製作誤差を吸収するため、第2位置決め機構4Bは、ベース部材6に対してワークパレット1を、図1のラインL(第1,第2基準部材10,20の軸心を結ぶライン)に直交する方向にのみ位置決めすることができ、ラインLと平行方向に対しては微小な相対移動を許容するようになっている。それ故、第2基準部材20のテーパ係合面はラインLに直交する部分だけに形成された1対の円弧状テーパ係合面で構成されている。第2環状係合部材21は第1環状係合部材11と同様のものである。
第1位置決め機構4Aにおいて、パレット本体2のボルト挿通孔14に挿通させたボルト5を第1基準部材10の貫通穴10cを通してベース部材6のボルト穴16に螺合させることによりパレット本体2をベース部材6に固定する。第2位置決め機構4Bにおいても、上記と同様にボルト5によりパレット本体2をベース部材6に固定する。
図2、図4に示すように、パレット本体2にはエア通路46から分岐した第1分岐エア通路46aと、この第1分岐エア通路46aに連通し且つ当接面2aに開口された第1エア噴出孔17aとが形成されている。当接面2aが基準座面6aに密着した場合には第1エア噴出孔17aが気密状に閉鎖されるが、密着していない場合には第1エア噴出孔17aが閉鎖されない。
ワークパレット1をベース部材6上に固定すると共に位置決めした際に、クランプ装置3のエア通路45の開閉弁52を閉弁状態に切換えてから、加圧エア供給源49からエア通路47,48を介してエア通路45,46、第1,第2分岐エア通路46a,46bに加圧エアを供給する。
但し、実施例1に記載した構成要素(部材、部品)と同様のものに同一の符号を付して説明を省略する。このワークパレット1Aは、パレット本体2Aと、複数のクランプ装置3Aと、ベース部材6の基準座面6aに当接する当接面2aと、第1位置決め機構4Aと、この第1位置決め機構4Aに対応するパレット着座検知機構17及びテーパ係合部密着検知機構18と、第2位置決め機構などを備えている。
ワーク支持部材60の上端にはワークWを着座させる水平な着座面60aが形成されている。ワーク支持部材60には、パレット本体2A内のエア通路46に連通した鉛直のエア通路45Aが形成され、このエア通路45Aの上端部には着座面60aに開口したエア噴出孔44A(検出部)が形成されている。エア通路46に連通したエア通路47、外部エア通路48、加圧エア供給源49、圧力スイッチ50、制御ユニット51については実施例1と同様である。
但し、実施例1に記載した構成要素(部材,部品)と同様のものに同一の符号を付して説明を省略する。このワークパレット1Bは、パレット本体2Bと、複数のクランプ装置3Bと、ベース部材6の基準座面6aに当接する当接面2aと、第1位置決め機構4Aと、この第1位置決め機構4Aに対応するパレット着座検知機構17及びテーパ係合部密着検知機構18と、第2位置決め機構などを備えている。
但し、実施例1に記載した構成要素(部材,部品)と同様のものに同一の符号を付して説明を省略する。このワークパレット1Cは、パレット本体2Cと、複数のクランプ装置3Cと、ベース部材6の基準座面6aに当接する当接面2aと、第1位置決め機構4Aと、この第1位置決め機構4Aに対応するパレット着座検知機構17及びテーパ係合部密着検知機構18と、第2位置決め機構などを備えている。
第1位置決め機構4Aに対応するテーパ係合部密着検知機構18は、分岐エア通路98aから分岐した分岐エア通路98bと、この分岐エア通路98bの下流端に開口したエア噴出孔18aとを備えている。
1)ワークパレットに装備するクランプ装置は前記実施例のものに限定されるものではなく、種々のクランプ装置を適用可能である。また、クランプ装置を駆動するのに加圧油を適用したが、加圧エアで駆動するクランプ装置でもよく、種々の流体圧クランプ装置を適用可能である。
3)エア通路を開閉する開閉弁として開閉弁52,52A以外の種々の構造の開閉弁を適用することができる。
1,1A〜1C ワークパレット
2,2A〜2C パレット本体
2a 当接面
3,3A〜3C クランプ装置
4A,4B 第1,第2位置決め機構
5 ボルト
6 ベース部材
6a 基準座面
10,20 第1,第2基準部材
11,21 第1,第2環状係合部材
14 ボルト挿通孔
16 ボルト穴
17 パレット着座検知機構
17a 第1エア噴出孔
18 テーパ係合部密着検知機構
18a 第2エア噴出孔
43,43A ワーク着座検知機構(動作確認機構)
44,44A 着座検知用エア噴出孔(検出部)
46,46c エア通路
46a,46b,46d,46e 分岐エア通路
49 加圧エア供給源
50 圧力スイッチ
52,52A 開閉弁
60,60B ワーク支持部材
70,70C アンクランプ検出用開閉弁機構(検出部)
90 クランプ検出用開閉弁機構(検出部)
98 エア通路
98a,98b 分岐エア通路
Claims (6)
- パレット本体とこのパレット本体にワークを固定するクランプ装置を備えベース部材上に位置決めされて固定機構により固定されるワークパレットにおいて、
前記パレット本体は、前記ベース部材の基準座面に密着状に着座する当接面と、前記ベース部材に設けた基準部材に密着状にテーパ係合可能な環状係合部材と、加圧エア供給源から供給される加圧エアを前記クランプ装置の動作確認機構の検出部に供給する為のエア通路とを備え、
前記パレット本体に、前記エア通路から分岐した第1分岐エア通路と、この第1分岐エア通路に連通し且つ前記当接面に開口された第1エア噴出孔とを含むパレット着座検知機構を設け、
前記エア通路に供給される加圧エアが前記検出部から排出されない状態で、前記加圧エアのエア圧から、前記当接面が基準座面に密着状に着座したことを検知可能に構成したことを特徴とするワークパレット。 - 前記パレット本体に、前記エア通路又は第1分岐エア通路から分岐した第2分岐エア通路と、この第2分岐エア通路に連通し且つ前記環状係合部材が装着された装着穴の外周面に開口された第2エア噴出孔とを含むテーパ係合部密着検知機構を設け、
前記エア通路に供給される加圧エアが前記検出部及び前記第1エア噴出孔から排出されない状態で、前記加圧エアのエア圧から、前記環状係合部材が前記基準部材に密着状にテーパ係合したことを検知可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のワークパレット。 - 前記クランプ装置の動作確認機構の検出部は、クランプ装置のクランプ本体に対するワークの着座を検知する為にクランプ本体に形成された着座検知用エア噴出孔であること特徴とする請求項1又は2に記載のワークパレット。
- 前記クランプ装置の動作確認機構の検出部は、クランプ装置のワーク支持部材に対するワークの着座を検知する為に前記ワーク支持部材に形成された着座検知用エア噴出孔であること特徴とする請求項1又は2に記載のワークパレット。
- 前記クランプ装置の動作確認機構の検出部は、前記クランプ装置のクランプ検出用又はアンクランプ検出用の開閉弁機構であることを特徴とする請求項1 又は2に記載のワークパレット。
- 前記エア通路に開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のワークパレット。
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