JP5035164B2 - ディファレンシャル装置 - Google Patents

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この発明は、ディファレンシャル装置に関し、さらに詳しくは、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できるディファレンシャル装置に関する。
一般的なディファレンシャル装置は、リング・ギアと、このリング・ギアに連結されてリング・ギアと共に回転するデフ・ケースと、このデフ・ケース内に収容されてデフ・ケースと共に回転するピニオン・ギアと、このピニオン・ギアに噛み合うサイド・ギアとを備えている。また、デフ・ケースがシャフト用挿入孔を有しており、デフ・ケースとピニオン・ギアとがこのシャフト用挿入孔に挿入されたピニオン・シャフトを介して連結さている。かかる構成を採用する従来のディファレンシャル装置として、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開平8−135756号公報
この発明は、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できるディファレンシャル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるディファレンシャル装置は、リング・ギアと、前記リング・ギアに連結されて前記リング・ギアと共に回転するデフ・ケースと、前記デフ・ケース内に収容されて前記デフ・ケースと共に回転するピニオン・ギアと、前記ピニオン・ギアに噛み合うサイド・ギアとを備えるディファレンシャル装置であって、前記デフ・ケースが、前記デフ・ケースを径方向に貫通して前記デフ・ケースの上下の壁面にそれぞれ開口するシャフト用挿入孔を有し、前記デフ・ケースと前記ピニオン・ギアとが前記シャフト用挿入孔に挿入されたピニオン・シャフトを介して連結され、前記リング・ギアが、前記リング・ギアの軸方向に突出して前記シャフト用挿入孔の入口側開口部を塞ぐリブを有し、前記ピニオン・シャフトが、前記シャフト用挿入孔の前記入口側開口部にて隙間嵌めとなると共に、他方の開口部にて締まり嵌めとなり、且つ、前記デフ・ケースの側面と前記リブとの間に形成されて前記デフ・ケースの外部から前記入口側開口部に至る潤滑油路を備えることを特徴とする。
このディファレンシャル装置では、ピニオン・シャフトがシャフト用挿入孔に圧入されるので、ピニオン・シャフトに特殊加工を施すことなくピニオン・シャフトをシャフト用挿入孔に固定できる。これにより、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できる利点がある。
また、このディファレンシャル装置では、シャフト用挿入孔からのピニオン・シャフトの抜けが防止される利点がある。
また、このディファレンシャル装置では、リング・ギアとシャフト用挿入孔の開口部との位置関係に応じてリブの形状を変更することにより、シャフト用挿入孔の開口部を適切に塞ぐことができる。これにより、シャフト用挿入孔からのピニオン・シャフトの抜けが確実に防止される利点がある。
また、このディファレンシャル装置では、ピニオン・シャフトがシャフト用挿入孔の他方の開口部に圧入される。かかる構成では、一方の開口部が隙間を有するので、潤滑油がこの隙間を通ってデフ・ケース内に供給される。これにより、デフ・ケースの外部から内部への潤滑油流路が形成されるので、デフ・ケース内の潤滑性が向上する利点がある。
また、この発明にかかるディファレンシャル装置は、前記リング・ギアが肉抜き部を有する。
このディファレンシャル装置では、リング・ギアの剛性が低減されるので、装置の稼働時における騒音が低減される利点がある。
この発明にかかるディファレンシャル装置では、ピニオン・シャフトがシャフト用挿入孔に圧入されるので、ピニオン・シャフトに特殊加工を施すことなくピニオン・シャフトをシャフト用挿入孔に固定できる。これにより、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できる利点がある。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、この発明の実施例にかかるディファレンシャル装置を示す断面図である。図2および図3は、図1に記載したディファレンシャル装置のリング・ギアを示す説明図である。図4は、ピニオン・シャフトの固定構造を示す説明図である。
[ディファレンシャル装置]
このディファレンシャル装置1は、例えば、自動車などの車両に適用され、エンジンにて発生した動力をドライブ・シャフトに伝達する機能を有する(図1参照)。ディファレンシャル装置1は、デフ・ケース2と、リング・ギア3と、ピニオン・ギア4およびサイド・ギア5と、ピニオン・シャフト6と、これらを収容するハウジング7とを含んで構成される。
デフ・ケース2は、ハウジング7内にて一対のテーパ・ベアリング71、72により両端部を支持され、ドライブ・シャフト13を軸として回転可能に配置される。リング・ギア3は、デフ・ケース2に組み付けられて連結され、デフ・ケース2と共にドライブ・シャフト13を軸として回転可能に配置される。また、リング・ギア3は、エンジン(図示省略)側のドライブ・ピニオン11と噛み合う。このリング・ギア3とデフ・ケース2との連結構造については、後述する。
ピニオン・ギア4およびサイド・ギア5は、デフ・ケース2内に収容され、相互に噛み合わされて配置される。ピニオン・シャフト6は、デフ・ケース2に設けられたシャフト用挿入孔23に挿入されて、デフ・ケース2とピニオン・ギア4とを連結する。これにより、デフ・ケース2とピニオン・ギア4とが一体となって回転する。なお、デフ・ケース2に対するピニオン・シャフト6の固定構造については、後述する。サイド・ギア5は、ドライブ・シャフト13に嵌め込まれて固定される。
このディファレンシャル装置1では、まず、エンジンにて発生した動力がカウンタ・ドリブン・ギア10を介してドライブ・ピニオン11に伝達される。次に、この動力がドライブ・ピニオン11からリング・ギア3に伝達され、リング・ギア3とデフ・ケース2とがドライブ・シャフト13を軸として一体となって回転する。すると、デフ・ケース2と共にピニオン・ギア4が回転し、このピニオン・ギア4の回転がサイド・ギア5を介してドライブ・シャフト13に伝達される。これにより、エンジンからの動力がドライブ・シャフト13に伝達されてドライブ・シャフト13が回転する。
[リング・ギアとデフ・ケースとの連結構造]
ここで、このディファレンシャル装置1では、デフ・ケース2とリング・ギア3とがリング・ギア3の径方向にてスプライン結合により連結される(図1および図2参照)。例えば、この実施例では、デフ・ケース2が円筒形状を有しており、その径方向外側の周面にスプライン結合部21を有している。また、リング・ギア3が円環形状を有しており、その外周にギア部32を有すると共にその内周にスプライン結合部31を有している(図2および図3参照)。また、デフ・ケース2およびリング・ギア3の各スプライン結合部21、31の幅がデフ・ケース2の段差部22から軸方向端部に渡って形成されている。これにより、リング・ギア3とデフ・ケース2とのスプライン結合の強度が高められている。
また、リング・ギア3とデフ・ケース2との連結状態にて、リング・ギア3をリング・ギア3の軸方向から挟み込んで保持する一対の保持部(スライド防止部)71、22が設けられている(図1および図2参照)。例えば、この実施例では、一方の保持部71がハウジング7内にてデフ・ケース2の端部を支持するテーパ・ベアリング71により構成されている。また、他方の保持部22がデフ・ケース2の一部の外径を拡幅して成る段差部22により構成されている。そして、リング・ギア3とデフ・ケース2との連結状態にて、リング・ギア3がデフ・ケース2の段差部22とテーパ・ベアリング71とに軸方向から挟み込まれて保持されている。
このディファレンシャル装置1の組立工程では、まず、デフ・ケース2の端部がリング・ギア3に軸方向から挿入されて、デフ・ケース2のスプライン結合部21とリング・ギア3のスプライン結合部31とが連結される(図2参照)。これにより、リング・ギア3とデフ・ケース2とが径方向にてスプライン結合される。また、このとき、デフ・ケース2の段差部(保持部)22に当接してリング・ギア3を保持する。次に、リング・ギア3のスプライン結合部31とデフ・ケース2の他方の端部とがハウジング7のテーパ・ベアリング71、72によりそれぞれ支持される。これにより、デフ・ケース2が回転可能に支持される。また、このとき、テーパ・ベアリング71がリング・ギア3の他方の側面に当接してリング・ギア3を保持する。したがって、リング・ギア3がテーパ・ベアリング71とデフ・ケース2の段差部22との間に軸方向から挟み込まれて保持される。これにより、リング・ギア3が軸方向にスライドしてデフ・ケース2から抜け落ちる事態が防止されている。
また、テーパ・ベアリング71がハウジング7のインナーレースに一体化されている。これにより、テーパ・ベアリング71の圧入工程が省略され、サブアッシー化のための部品点数が減少し、また、組み付けラインが短縮される利点がある(図2参照)。
[ピニオン・シャフトの固定構造]
また、このディファレンシャル装置1では、デフ・ケース2とピニオン・ギア4とがピニオン・シャフト6を介して連結される(図1および図2参照)。例えば、この実施例では、デフ・ケース2がピニオン・シャフト6を挿入するためのシャフト用挿入孔23を有している。このシャフト用挿入孔23は、デフ・ケース2を径方向に貫通している。そして、このシャフト用挿入孔23にピニオン・シャフト6が挿入されて、デフ・ケース2とピニオン・ギア4とが連結されている。
ここで、ピニオン・シャフト6は、シャフト用挿入孔23に圧入されて固定される(図1および図2参照)。例えば、この実施例では、デフ・ケース2が中空構造を有しており、シャフト用挿入孔23がデフ・ケース2の上側(図1の上側)の壁面および下側の壁面にそれぞれ開口部231、232を有する。そして、このシャフト用挿入孔23の一方の開口部(入口側開口部)231からピニオン・シャフト6が挿入されて、他方の開口部232に至っている。また、シャフト用挿入孔23では、入口側開口部231の径r1が出口側開口部232の径r2よりも大きく設定されている(r1>r2)(図4参照)。このため、ピニオン・シャフト6は、シャフト用挿入孔23の入口側開口部231にて隙間嵌めとなり、他方の開口部232にて締まり嵌めとなっている。
[効果]
以上説明したように、このディファレンシャル装置1では、デフ・ケース2とピニオン・ギア4とがデフ・ケース2のシャフト用挿入孔23に挿入されたピニオン・シャフト6を介して連結される(図1および図2参照)。このとき、ピニオン・シャフト6がシャフト用挿入孔23に圧入されるので、ピニオン・シャフト6に特殊加工を施すことなく、ピニオン・シャフト6をシャフト用挿入孔23に固定できる。これにより、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できる利点がある。例えば、ピニオン・シャフトに回転止めや抜け止めのための特殊加工を施すことは、一般に煩雑であるため製品の製造コストを悪化させる。また、例えば、固定ピンを設けてピニオン・シャフトを固定する構成では、固定ピンを挿入するためのピン用挿入孔をデフ・ケースに設ける必要があり、また、部品点数が増加するという問題がある。また、ピン用挿入孔を有するデフ・ケースでは、応力集中の発生や強度低下などのおそれがある。
[リング・ギアのリブ]
なお、このディファレンシャル装置1では、リング・ギア3がシャフト用挿入孔23の入口側開口部231を塞ぐことが好ましい(図1および図2参照)。これにより、シャフト用挿入孔23からのピニオン・シャフト6の抜けが防止される利点がある。なお、リング・ギア3は、そのいずれかの部分にてシャフト用挿入孔23の開口部231、232を塞いでいれば良い。
また、一般に、リング・ギアとデフ・ケースのシャフト用挿入孔との位置関係は、製品の仕様等により相異するため、必ずしも近い位置に在るとは限らない。そこで、上記の構成では、リング・ギア3がシャフト用挿入孔23の開口部231、232を塞ぐリブ33、33を有することが好ましい(図1〜図3参照)。かかる構成では、リング・ギア3とシャフト用挿入孔23の開口部231、232との位置関係に応じてリブ33の形状を変更することにより、シャフト用挿入孔23の開口部231、232を適切に塞ぐことができる。これにより、シャフト用挿入孔23からのピニオン・シャフト6の抜けが確実に防止される利点がある。
例えば、この実施例では、リング・ギア3が円環構造を有しており、その外周にギア部32を有している(図3参照)。また、リング・ギア3が複数本のリブ33を有し、これらのリブ33が所定の間隔を明けつつリング・ギア3の径方向に延在している。また、これらのリブ33がリング・ギア3の軸方向に突出している。また、リング・ギア3の組み付け状態にて、これらのリブ33がデフ・ケース2のシャフト用挿入孔23の入口側開口部231および他方の開口部232の双方をそれぞれ塞いでいる(図1参照)。これにより、ピニオン・シャフト6の抜けが防止されている。
なお、上記の構成では、リブ33によりギア部32が補強されるので、動力伝達時にてギア部32に押圧力が作用したときに、リング・ギア3の湾曲が抑制される。これにより、リング・ギア3とカウンタ・ドリブン・ギア10との噛み合い点のミスアライメントに起因する歯元応力が低減される利点がある。また、リング・ギア3のリブ33がハウジング7内の潤滑油を掻き上げるので、装置の潤滑性が向上する利点がある。この点は、特に、エンジンの低速運転時や冷間始動時にて有益である。
[潤滑油通路]
また、このディファレンシャル装置1では、ピニオン・シャフト6がシャフト用挿入孔23の一方の開口部231にて隙間嵌めとなり、他方の開口部232にて締まり嵌めとなることが好ましい(図4参照)。すなわち、ピニオン・シャフト6がシャフト用挿入孔23の他方の開口部232に圧入される。かかる構成では、一方の開口部231が隙間を有するので、潤滑油がこの隙間h1を通ってデフ・ケース2内に供給される。これにより、デフ・ケース2の外部から内部への潤滑油流路が形成されるので、デフ・ケース2内の潤滑性が向上する利点がある。
例えば、この実施例では、上記のように、シャフト用挿入孔23の入口側開口部231の径r1が出口側開口部232の径r2よりも大きく設定されている(r1>r2)(図4参照)。これにより、ピニオン・シャフト6がシャフト用挿入孔23の入口側開口部231にて隙間嵌めとなり、他方の開口部232にて締まり嵌めとなっている。また、シャフト用挿入孔23の入口側開口部231がリング・ギア3のリブ33により塞がれており、ピニオン・シャフト6の抜け止めが施されている(図2参照)。このとき、デフ・ケース2の側面および入口側開口部231とリブ33との間には、潤滑油が流通可能な隙間h2が設けられている。したがって、入口側開口部231は、リブ33によって密閉されてはいない。かかる構成では、隙間h2から浸入した潤滑油が隙間h1を通ってデフ・ケース2内に供給される。デフ・ケース2の外部から内部への潤滑油流路が形成されている。
なお、上記の構成では、ピニオン・シャフト6がシャフト用挿入孔23の他方の開口部232にて締まり嵌めとなっているので、シャフト用挿入孔23の入口側開口部231のみがリング・ギア3によって塞がれていればよい。これにより、ピニオン・シャフト6の抜け止めが実現され得る。
また、このディファレンシャル装置1では、リング・ギア3が肉抜き部を有することが好ましい(図示省略)。かかる構成では、リング・ギアの剛性が低減されるので、装置の稼働時における騒音が低減される利点がある。特に、この肉抜き部と上記のリブ33との双方をリング・ギア3が有する構成では、リング・ギア3の剛性が肉抜き部により低減され且つリブ33により必要十分に確保される利点がある。
以上のように、この発明にかかるディファレンシャル装置は、装置の製造コストあるいは部品点数を低減できる点で有用である。
この発明の実施例にかかるディファレンシャル装置を示す断面図である。 図1に記載したディファレンシャル装置のリング・ギアを示す説明図である。 図1に記載したディファレンシャル装置のリング・ギアを示す説明図である。 ピニオン・シャフトの固定構造を示す説明図である。
符号の説明
1 ディファレンシャル装置
2 デフ・ケース
21 スプライン結合部
22 段差部(保持部)
23 シャフト用挿入孔
231 入口側開口部
232 出口側開口部
3 リング・ギア
31 スプライン結合部
32 ギア部
33 リブ
4 ピニオン・ギア
5 サイド・ギア
6 ピニオン・シャフト
7 ハウジング
71 テーパ・ベアリング(保持部)
10 カウンタ・ドリブン・ギア
11 ドライブ・ピニオン
13 ドライブ・シャフト

Claims (2)

  1. リング・ギアと、前記リング・ギアに連結されて前記リング・ギアと共に回転するデフ・ケースと、前記デフ・ケース内に収容されて前記デフ・ケースと共に回転するピニオン・ギアと、前記ピニオン・ギアに噛み合うサイド・ギアとを備えるディファレンシャル装置であって、
    前記デフ・ケースが、前記デフ・ケースを径方向に貫通して前記デフ・ケースの上下の壁面にそれぞれ開口するシャフト用挿入孔を有し、
    前記デフ・ケースと前記ピニオン・ギアとが前記シャフト用挿入孔に挿入されたピニオン・シャフトを介して連結され、
    前記リング・ギアが、前記リング・ギアの軸方向に突出して前記シャフト用挿入孔の入口側開口部を塞ぐリブを有し、
    前記ピニオン・シャフトが、前記シャフト用挿入孔の前記入口側開口部にて隙間嵌めとなると共に、他方の開口部にて締まり嵌めとなり、且つ、
    前記デフ・ケースの側面と前記リブとの間に形成されて前記デフ・ケースの外部から前記入口側開口部に至る潤滑油路を備えることを特徴とするディファレンシャル装置。
  2. 前記リング・ギアが肉抜き部を有する請求項1に記載のディファレンシャル装置。
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