JP5034843B2 - Ccd出力信号処理回路 - Google Patents

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本発明は、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子の出力信号を処理するCCD出力信号処理回路に関する。
CCD撮像素子には、光電変換部がマトリックス状に2次元配列されており、感光部により1ラインまたは1フィールド分の画素の信号電荷が蓄積される。蓄積された信号電荷は転送部に移される。転送部に移された信号電荷は、転送パルスにより転送部を順次転送されて、1画素分の信号電荷ごとに出力される。CCD撮像素子には、負荷回路とエミッタフォロワからなる出力回路が接続されており、この出力回路により、信号電荷に応じた撮像信号が取り出される。
この撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS回路)に送られる。相関二重サンプリング回路では、1画素期間のうち、フィードスルー期間の信号レベルは、基準電圧とリセットノイズであり、この期間に続く画素期間の信号レベルは、信号電圧とリセットノイズであり、リセットノイズが両期間において同程度に含まれていることを利用して、リセットノイズの除去を行っている。
すなわち、サンプルホールド回路と差動増幅器により、両者の期間におけるCCD撮像信号をそれぞれサンプルホールドして、2つのCCD撮像信号の差分を取る。これにより、リセットノイズが相殺される。なお、従来技術に係る相関二重サンプリング回路としては、例えば特許文献1に示されるものがある。
図5は、このようなCCD撮像素子に用いられている従来の出力回路の一例を示している。図5において、FET(Field−Effedt Transistor)111のソースは、抵抗115を介して接地される。FET111のドレインは、CCD撮像素子102の出力端子に接続されると共に、抵抗117を介して、トランジスタ121のベースに接続される。トランジスタ121のコレクタは電源に接続される。トランジスタ121のエミッタから出力端子104が導出されると共に、トランジスタ121のエミッタが抵抗125を介して接地される。
CCD撮像素子102に対する駆動クロックは、クロック発生回路103から供給される。CCD撮像素子102の出力信号は、FET111からなる負荷回路に供給され、トランジスタ121からなるエミッタフォロワ回路を介して増幅され、トランジスタ121のエミッタの出力端子104から導出される。出力端子104からは、図6に示すような波形の信号が得られる。この出力信号はCDS回路(図示せず)に送られ、CDS回路で、リセット部とデータ部とがサンプリングされる。そして、データ部でサンプリングされた電圧値とリセット部でサンプリングされた電圧値との差が、CCDにおける各画素部の明るさ(輝度)を表すデータ(電圧値)となる。
また、図7は、従来のCCD撮像素子の出力回路の他の例である。この例では、負荷回路のFET111の代わりに、バイポーラトランジスタ151を用いている。
つまり、バイポーラトランジスタ151のエミッタが抵抗115を介して接地される。電源と接地間に抵抗153と抵抗154との直列接続が挿入され、トランジスタ151のベースは、抵抗152を介して、抵抗153と抵抗154との接続点に接続される。トランジスタ151のコレクタは、CCD撮像素子102の出力端子に接続されると共に、抵抗117を介して、トランジスタ21のベースに接続される。他の構成については、図5に示す構成と同様である。
特公昭62−55349号公報
ディジタルビデオカメラには、CCD撮像素子の転送周波数がモードに応じて切り替えられるものがある。すなわち、撮影画像をモニタするときには、CCD撮像素子の転送周波数を例えば19MHzに設定し、画像を記録するときには、CCD撮像素子の転送周波数を例えば25MHzに設定して、記録時に必要な画質を確保し、モニタ時の消費電力を抑えるようにしたものがある。
図5及び図7に示すように、従来のCCD撮像素子の出力回路は、負荷回路とエミッタフォロワとから構成されており、負荷回路の抵抗115の抵抗値や、エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗125の抵抗値は、固定となっている。ところが、負荷回路の抵抗115の抵抗値やエミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗125の抵抗値を固定にすると、CCD撮像素子の転送周波数を例えば19MHzに設定したときにも、25MHzに設定したときにも、同様に、良好な撮像波形を得ることが難しくなるという問題がある。
図8(A)及び図8(B)は、負荷回路の抵抗の抵抗値Rcを10kΩ、エミッタフォロワのエミッタ抵抗の抵抗値Reを1.5kΩに固定しておき、CCD撮像素子の駆動周波数を19MHzと、25MHzに変化させたときの出力波形を示している。この場合、駆動周波数が19Hzの時の出力波形では、図8(A)に示すように、リセット部の平坦性はある程度維持されているが、駆動周波数を25MHzに変化させたときの出力波形においては、図8(B)に示すように、リセット部の平坦性が損なわれ、しかも平坦な部分も狭くなっていることがわかる。この場合、リセット部でのサンプリング電圧値は、サンプリング位置(サンプリングタイミング)によって、大きく異なってしまい、CCDにおける各画素部の明るさ(輝度)を表すデータに大きな誤差を生じてしまう。
このように、負荷回路の抵抗の抵抗値Rcを10kΩ、エミッタフォロワのエミッタ抵抗の抵抗値Reを1.5kΩに固定した場合には、CCD撮像素子の駆動周波数が19MHzのときには、出力波形は比較的良好であるが、駆動周波数を25MHzに変化させたときの出力波形は、満足できるものではない。
これに対して、図9(A)及び図9(B)は、負荷回路の抵抗の抵抗値Rcを2kΩ、エミッタフォロワのエミッタ抵抗の抵抗値Reを3.3kΩに固定しておき、CCD撮像素子の駆動周波数を19MHzと、25MHzに変化させたときの出力波形を示している。この場合、駆動周波数が25MHzの時の出力波形では、図9(B)に示すように、リセット部の平坦性はある程度維持されているが、駆動周波数が19MHzの時の出力波形では、図9(A)に示すように、リセット部の平坦性が十分でないことがわかる。
このように、負荷回路の抵抗の抵抗値Rcを2.0kΩ、エミッタフォロワのエミッタ抵抗の抵抗値Reを3.3kΩに固定した場合には、駆動周波数を25MHzに変化させたときの出力波形は、比較的良好であるが、CCD撮像素子の駆動周波数が19MHzのときの出力波形は満足できるものではない。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、CCD撮像素子の駆動周波数を変更しても、CCD撮像素子の出力波形を良好に保つことができるCCD出力信号処理回路を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、CCD撮像素子と、前記CCD撮像素子の出力信号に対する負荷回路と、前記CCD撮像素子の出力信号を増幅するエミッタフォロワ回路と、前記CCD撮像素子の駆動周波数を切り替える周波数設定手段と、前記負荷回路の抵抗の抵抗値を切り替える第1の抵抗切り替え手段と、前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替える第2の抵抗切り替え手段と、前記周波数設定手段に設定されたCCDの駆動周波数に応じて、前記負荷回路の抵抗の抵抗値及び前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替える制御手段と、を備え、前記負荷回路と前記エミッタフォロワ回路は、前記CCD撮像素子が出力する1画素期間のうち、フィールドスルー期間の信号レベルと画素期間の信号レベルとの差分を取って画素データを出力する相関二重サンプリング回路を構成し、前記制御手段は、前記周波数設定手段による駆動周波数の切り替えに応じて前記フィールドスルー期間または前記画素期間の期間長が変化する場合でも、前記フィールドスルー期間の信号レベルの平坦性を維持するように、前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを変化させることを特徴とするCCD出力信号処理回路を提案している。
(2)本発明は、(1)のCCD出力信号処理回路について、前記負荷回路は、そのドレインがCCD撮像素子の出力端子に接続され、そのゲートが接地され、そのソースが前記負荷回路の抵抗を介して接地されるFETからなることを特徴とするCCD出力信号処理回路を提案している。
(3)本発明は、(1)のCCD出力信号処理回路について、前記負荷回路は、そのコレクタがCCD撮像素子の出力端子に接続され、そのベースが電流設定用の抵抗を介して定電圧に接続され、そのエミッタが前記負荷回路の抵抗を介して接地されるバイポーラトランジスタからなることを特徴とするCCD出力信号処理回路を提案している。
(4)本発明は、(1)のCCD出力信号処理回路について、予め、複数の駆動周波数の各々に対応させて、前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを決定する組み合わせ決定手段を更に備え、前記制御手段は、前記決定手段により、前記周波数設定手段に設定されたCCDの駆動周波数に対応する前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを決定し、この決定された組み合わせとなるように、前記負荷回路の抵抗の抵抗値及び前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替えることを特徴とするCCD出力信号処理回路を提案している。
本発明によれば、CCD撮像素子の駆動周波数が切り替わると、これに応じて、負荷回路に設けられた抵抗の抵抗値と、エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値とが切り替えられるため、CCD撮像素子の出力波形を常に良好に保つことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態を示すものである。図1において、FET11のソースと接地間に、スイッチングトランジスタ12及び抵抗15の直列接続と、スイッチングトランジスタ13及び抵抗16の直列接続とが挿入される。FET11のゲートは接地される。抵抗15の抵抗値Rc1は、例えば、10kΩであり、抵抗16の抵抗値Rc2は、例えば、2kΩである。スイッチングトランジスタ12のゲートには、制御回路1からスイッチング信号Sc1が供給される。スイッチングトランジスタ13のゲートには、制御回路1からスイッチング信号Sc2が供給される。
FET11のドレインは、CCD撮像素子2の出力端子に接続されると共に、抵抗17を介して、トランジスタ21のベースに接続される。このトランジスタ21は、FETであってもよいが、バイポーラトランジスタであることがより望ましい。トランジスタ21のコレクタは電源に接続される。トランジスタ21のエミッタと接地間に、スイッチングトランジスタ22及び抵抗25の直列接続と、スイッチングトランジスタ23及び抵抗26の直列接続とが挿入される。抵抗25の抵抗値Re1は、例えば、1.5kΩであり、抵抗26の抵抗値Re2は、例えば、3.3kΩである。スイッチングトランジスタ22のゲートには、制御回路1からスイッチング信号Se1が供給される。スイッチングトランジスタ23のゲートには、制御回路1からスイッチング信号Se2が供給される。
CCD撮像素子2に対する駆動クロックは、クロック発生回路3から供給される。このクロック発生回路3からのクロックの周波数は、制御回路1により、例えば、19MHzと25MHzとの2つの周波数に設定できる。
CCD撮像素子2の出力信号は、FET11からなる負荷回路に供給され、トランジスタ21からなるエミッタフォロワ回路を介して増幅され、トランジスタ21のエミッタの出力端子4から導出され、CDS回路(図示せず)に送られる。
本発明の第1の実施形態では、FET11のソースと接地間に、スイッチングトランジスタ12及び抵抗15の直列接続と、スイッチングトランジスタ13及び抵抗16の直列接続とが挿入されている。このような構成では、スイッチングトランジスタ12及び13を制御することにより、負荷回路の抵抗値を切り替えることができる。
すなわち、スイッチング信号Sc1をHレベル、スイッチング信号Sc2をLレベルにして、スイッチングトランジスタ12をオン、スイッチングトランジスタ13をオフさせると、FET11のソースに接続される抵抗として抵抗15が選択されたことになり、負荷回路の抵抗値はRc1(例えば10kΩ)になる。
これに対して、スイッチング信号Sc2をHレベル、スイッチング信号Sc1をLレベルにして、スイッチングトランジスタ13をオン、スイッチングトランジスタ12をオフさせると、FET11のソースに接続される抵抗として抵抗16が選択されたことになり、負荷回路の抵抗値はRc2(例えば2kΩ)になる。
また、トランジスタ21のエミッタと接地間に、スイッチングトランジスタ22及び抵抗25の直列接続と、スイッチングトランジスタ23及び抵抗26の直列接続とが挿入されている。このような構成では、スイッチングトランジスタ22及び23を制御することにより、エミッタフォロワの抵抗値を切り替えることができる。
すなわち、スイッチング信号Se1をHレベル、スイッチング信号Se2をLレベルにして、スイッチングトランジスタ22をオン、スイッチングトランジスタ23をオフさせると、トランジスタ21のエミッタに接続される抵抗として抵抗25が選択されたことになり、エミッタフォロワの抵抗値はRe1(例えば1.5kΩ)になる。
これに対して、スイッチング信号Se2をHレベル、スイッチング信号Se1をLレベルにして、トランジスタ23をオン、トランジスタ22をオフさせると、トランジスタ21のエミッタに接続される抵抗として抵抗26が選択されたことになり、エミッタフォロワの抵抗値はRe2(例えば3.3kΩ)になる。
本発明の第1の実施形態では、制御回路1からのスイッチング信号Sc1及びSc2、Se1及びSe2により、CCD撮像素子2の駆動周波数に応じて、スイッチングトランジスタ12及び13、スイッチングトランジスタ22及び23がオンオフされる。
すなわち、駆動周波数が、例えば、19MHzのときには、スイッチング信号Sc1がHレベル、スイッチング信号Sc2がLレベルとなり、スイッチングトランジスタ12がオンとなり、スイッチングトランジスタ13がオフとなる。このため、負荷回路の抵抗値はRc1(例えば10kΩ)になる。また、スイッチング信号Se1がHレベル、スイッチング信号Se2がLレベルとなり、スイッチングトランジスタ22がオンとなり、スイッチングトランジスタ23がオフとなる。このため、エミッタフォロワの抵抗値はRe1(例えば1.5kΩ)になる。
これに対して、駆動周波数が例えば25MHzのときには、スイッチング信号Sc2がHレベル、スイッチング信号Sc1がLレベルとなり、スイッチングトランジスタ22がオンとなり、スイッチングトランジスタ23がオフとなる。このため、負荷回路の抵抗値はRc2(例えば2kΩ)になる。また、スイッチング信号Se2がHレベル、スイッチング信号Se1がLレベルとなり、スイッチングトランジスタ23がオンとなり、スイッチングトランジスタ22がオフとなる。このため、エミッタフォロワの抵抗値はRe2(例えば3.3kΩ)になる。
図2は、本発明の第1の実施形態の出力端子4からの出力波形を示すものである。
図2(A)は、CCD撮像素子2の駆動周波数を19MHzにしたときの出力波形を示し、図2(B)は、CCD撮像素子2の駆動周波数を25MHzにしたときの出力波形を示している。図2(A)及び図2(B)に示すように、本発明の第1の実施形態では、CCD撮像素子2の駆動周波数が切り替わっても、これに応じて、負荷回路に設けられた抵抗(FET11のソースの抵抗)の抵抗値と、エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗(トランジスタ21のエミッタの抵抗)の抵抗値とが切り替えられるため、CCD撮像素子2の出力波形を良好に保つことができることが分かる。すなわち、CCD撮像素子2の駆動周波数を10MHz及び25MHzの何れにした場合においても、CCD撮像素子2の出力波形におけるリセット部の平坦性を維持させることができる。
図3は、本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、駆動周波数の設定値が19MHzか25MHzかが判断される(ステップS1)。駆動周波数の設定値が19MHzである場合は、クロック発生回路3のクロックの周波数が19MHzに設定される(ステップS2)。そして、スイッチング信号Sc1、Se1がHレベル、スイッチング信号Sc2、Se2がLレベルに設定される。このため、スイッチングトランジスタ12がオンとなり、スイッチングトランジスタ13がオフとなり、スイッチングトランジスタ22がオンとなり、スイッチングトランジスタ23がオフとなる(ステップS3)。
一方、ステップS1で、駆動周波数の設定値が25MHzである場合は、クロック発生回路3のクロックの周波数が25MHzに設定される(ステップS4)。そして、スイッチング信号Sc2、Se2がHレベル、スイッチング信号Sc1、Se1がLレベルに設定される。このため、スイッチングトランジスタ13がオンとなり、スイッチングトランジスタ12がオフとなり、スイッチングトランジスタ23がオンとなり、スイッチングトランジスタ22がオフとなる(ステップS5)。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態を示すものである。前述の第1の実施形態では、FET11により負荷回路を構成していたのに対して、この実施形態では、バイポーラトランジスタ51を用いるようにしている。
つまり、バイポーラトランジスタ51のエミッタと接地間に、スイッチングトランジスタ12及び抵抗15の直列接続と、スイッチングトランジスタ13及び抵抗16の直列接続とが挿入される。電源と接地間に抵抗53と抵抗54との直列接続が挿入される。抵抗53と抵抗54との接続点からは所定の定電圧が出力される。トランジスタ51のベースは、電流設定用の抵抗52を介して、抵抗53と抵抗54との接続点に接続される。トランジスタ51のコレクタは、CCD撮像素子2の出力端子に接続されると共に、抵抗17を介して、トランジスタ21のベースに接続される。他の構成については、前述の第1の実施形態と同様であり、同一部分には同様の符号を付して、その説明を省略する。
以上説明したように、本発明の実施形態では、CCD撮像素子2の駆動周波数が切り替わると、これに応じて、負荷回路に設けられた抵抗の抵抗値と、エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値とが切り替えられるため、CCD撮像素子2の出力波形を良好に保つことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明の第1の実施形態の接続図である。 本発明の第1の実施形態の出力波形の説明図である。 本発明の第1の実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の接続図である。 従来のCCD撮像素子の出力回路の一例の接続図である。 従来のCCD撮像素子の出力回路の出力波形の説明図である。 従来のCCD撮像素子の出力回路の他の例の接続図である。 従来のCCD撮像素子の出力回路の出力波形の説明図である。 従来のCCD撮像素子の出力回路の出力波形の説明図である。
符号の説明
1・・・制御回路、2・・・CCD撮像素子、3・・・クロック発生回路、4・・・出力端子、11・・・FET、12、13・・・スイッチングトランジスタ、15、16,17・・・抵抗、21・・・バイポーラトランジスタ、22,23・・・スイッチングトランジスタ、25・・・抵抗

Claims (4)

  1. CCD撮像素子と、
    前記CCD撮像素子の出力信号に対する負荷回路と、
    前記CCD撮像素子の出力信号を増幅するエミッタフォロワ回路と、
    前記CCD撮像素子の駆動周波数を切り替える周波数設定手段と、
    前記負荷回路の抵抗の抵抗値を切り替える第1の抵抗切り替え手段と、
    前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替える第2の抵抗切り替え手段と、
    前記周波数設定手段に設定されたCCDの駆動周波数に応じて、前記負荷回路の抵抗の抵抗値及び前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替える制御手段と、
    を備え
    前記負荷回路と前記エミッタフォロワ回路は、前記CCD撮像素子が出力する1画素期間のうち、フィールドスルー期間の信号レベルと画素期間の信号レベルとの差分を取って画素データを出力する相関二重サンプリング回路を構成し、
    前記制御手段は、前記周波数設定手段による駆動周波数の切り替えに応じて前記フィールドスルー期間または前記画素期間の期間長が変化する場合でも、前記フィールドスルー期間の信号レベルの平坦性を維持するように、前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを変化させることを特徴とするCCD出力信号処理回路。
  2. 前記負荷回路は、そのドレインがCCD撮像素子の出力端子に接続され、そのゲートが接地され、そのソースが前記負荷回路の抵抗を介して接地されるFETからなることを特徴とする請求項1に記載のCCD出力信号処理回路。
  3. 前記負荷回路は、そのコレクタがCCD撮像素子の出力端子に接続され、そのベースが電流設定用の抵抗を介して定電圧に接続され、そのエミッタが前記負荷回路の抵抗を介して接地されるバイポーラトランジスタからなることを特徴とする請求項1に記載のCCD出力信号処理回路。
  4. 予め、複数の駆動周波数の各々に対応させて、前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを決定する組み合わせ決定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記決定手段により、前記周波数設定手段に設定されたCCDの駆動周波数に対応する前記負荷回路の抵抗の抵抗値と前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値との組み合わせを決定し、この決定された組み合わせとなるように、前記負荷回路の抵抗の抵抗値及び前記エミッタフォロワ回路のエミッタ抵抗の抵抗値を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のCCD出力信号処理回路。
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