JP5034354B2 - カメラ - Google Patents
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Description
請求項9に記載のカメラは、撮影光路中に挿入されるダウン姿勢と、撮影光路から退避したアップ姿勢との2姿勢の間で駆動されるミラーと、駆動力を出力する駆動源と、前記駆動源により出力される駆動力で駆動される被駆動部材を有し、前記被駆動部材の駆動力を前記ミラーに伝達する駆動機構と、前記被駆動部材の位置を検出する検出手段と、前記被駆動部材が所定の位置に駆動されたことを前記検出手段で検出してから所定時間が経過するまでの間は前記駆動源を停止させるための信号を出力せず、前記所定時間が経過した後に前記信号を出力する信号出力手段とを備えることを特徴とする。
図3,4はミラーボックスおよびシャッタ機構を側面から見た図である。なお、図3は、撮影開始前の状態(ミラーダウン状態)を示す図であり、図4は、レリーズ後の状態(ミラーアップ状態)を示す図である。ミラーボックス300の内部にはメインミラー321が設けられている。ミラーボックス300の側面には軸326,332が設けられ、絞り連動レバー323と、シャッタチャージレバー324と、絞り駆動レバー325とが軸326に回動可能に取り付けられ、ミラーアップレバー342が軸332に回動可能に取り付けられている。さらにミラーボックス300には、後述する絞り制御機構200とシャッタ機構400とが取り付けられる(図2)。
図5は、絞り機構200を示す斜視図である。絞り機構200は、各部品が配設された制御基板230と駆動基板290とから構成される。制御基板230には、自己保持型ソレノイド10と、係止レバー50と、ラチェット207と、エンコーダギヤ210と、フォトインタラプタ117と、第2増速ギヤ212と、第1増速ギヤ213と、スラック取りギヤ235と、スラック取りバネ236とが配設されている。駆動基板290には、上述の制御基板230と、リセットレバー208と、リセットレバー戻しバネ214と、伝達レバー216と、伝達レバーバネ211と、シーケンス駆動レバー218と、カム220と、位相接片(ブラシ)225と、蓋基板250とが配設されている(図2,5)。
シャッタ機構400は、シャッタ先幕およびシャッタ後幕の走行によって所定時間だけ被写体像をCCD5に導く公知の装置である。レリーズボタン4が押圧されると、シャッタ機構400は、制御回路101からの信号に基づいて、先幕および後幕が所定の時間差で走行して、被写体像をCCD5に導く。また、シャッタ機構400は、図3に示すように、シャッタチャージレバー324が図示反時計方向に駆動されると、シャッタ駆動端324aによってチャージされる。
本実施の形態のカメラによる撮像動作について説明する。図9(a)は、撮影開始前のシーケンス駆動レバー218とカム220の状態を示す。カム面222がローラ219aを押圧することにより、シーケンス駆動レバー218が図示左回転方向に駆動されて停止している。メインミラー321はミラーダウン位置となっている。また、シャッタチャージは完了した状態となっている。
図11に示すタイミングチャートを参照して、本実施の形態のカメラによる撮像時の各部の動作タイミングを説明する。レリーズボタン4が押圧されることで、制御回路101は、以下に説明するように図11のタイミングチャートに示すタイミングで各部を制御する。レリーズボタン4が押圧されると、不図示のレリーズスイッチからLow状態の信号が制御回路101に出力される。これにより、制御回路101は、チャージされたシャッタ機構400を保持するように公知のシャッタ先幕マグネットおよびシャッタ後幕マグネットを励磁する(図11(h),(i))。これと略同時に、駆動モータ122に電圧を印加して駆動モータ122を駆動させる(図11(d))。
上述したように、遅延時間Tdは、位相検出スイッチの信号出力状態が変化した時点から逆通電ブレーキによる制動開始時点までの時間差であり、カメラの設計段階、もしくはカメラの工場出荷段階で設定されている遅延時間であり、制御回路101のメモリ101aに記憶されている。このように、本実施の形態のカメラでは、制御回路101は、位相検出スイッチからの信号出力状態の変化を検出後、さらに遅延時間Tdが経過した後、逆通電ブレーキによる制動を開始する。これに対して、従来のカメラでは、制御回路は、位相検出スイッチからの信号出力状態の変化を検出するとすぐに逆通電ブレーキによる制動を開始している。すなわち従来のカメラでは、制御回路は、位相検出スイッチからの信号出力状態の変化をトリガとして逆通電ブレーキによる制動を開始している。しかし、従来のカメラでは、次のような問題があった。
(1) デューティ比を低下させるとカム220の回転速度が低下するため、ミラーアップの所要時間が長くなり、レリーズタイムラグおよび1コマの撮像に要するサイクルタイムが長くなり不都合である。また、デューティ比をある程度以下とすると、負荷の影響で駆動モータ122が停止する恐れがある。したがって、デューティ比をあまり低下させることができず、デューティ比の低下代は少ない。
(2) 上述したようにデューティ比の低下代が少ないため、デューティ比を増加させるとしても増加代が少ない。
(1) 制御回路101が位相検出スイッチからの信号出力状態の変化を検出後、さらに遅延時間Tdが経過した後、逆通電ブレーキによる駆動モータ122の制動を開始するように構成した。これにより、従来のカメラと異なり、位相検出スイッチを構成する電極252,253の形状を変更しなくても逆通電ブレーキによる制動を開始するタイミングを変更できるので、検知回路基板251の設計(境界部分254,255の角度位置の決定)が容易となるとともに、逆通電ブレーキによる制動開始タイミングについての設計上の自由度を増すことができる。すなわち、絞り制御機構200を様々な機種のカメラにも適用できるようになるので、駆動モータ122の駆動力を利用する駆動機構を汎用化してカメラの製造コストを低減できる。
(1) 上述の説明では、駆動モータ122の駆動力を利用してカム220を駆動し、このカム200の駆動によってメインミラー321のアップダウンや、シャッタ機構400のチャージ、絞り制御機構200のリセットなどを行うように構成していたが、本発明はこれに限定されない。カム200の駆動によって、少なくとも、メインミラー321のアップダウンや、シャッタ機構400のチャージ、絞り制御機構200のリセットのうちのいずれか一つが行われるように構成されていればよく、カメラ内のすべての駆動部分の駆動力が必ずしも駆動モータ122の駆動力に由来するものでなくてもよい。
(3)上述した実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
122 駆動モータ 200 絞り制御機構
208 リセットレバー 220 カム
218 シーケンス駆動レバー 225 位相接片(ブラシ)
250 蓋基板 251 パターン基板(検知回路基板)
252,253 電極 300 ミラーボックス
321 メインミラー 323 絞り連動レバー
324 シャッタチャージレバー 325 絞り駆動レバー
342 ミラーアップレバー 400 シャッタ機構
Claims (15)
- 少なくともレリーズボタンが操作された後から被写体光が撮像されるまでの間に駆動される駆動機構と、
前記駆動機構を駆動するための駆動力を提供する駆動源と、
前記駆動源によって駆動され前記駆動機構を構成する被駆動部材の位置を検出する検出手段と、
前記被駆動部材が所定の位置に駆動されたことを前記検出手段で検出してから所定時間が経過するまでの間は前記駆動源を停止させるための信号を出力せず、前記所定時間が経過した後に前記信号を出力する信号出力手段とを備えること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
あらかじめ任意に設定された時間を記憶する記憶手段を更に備え、
前記所定時間は、前記記憶手段に記憶されている時間であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項2に記載のカメラにおいて、
前記記憶手段に記憶されている時間は変更可能であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記所定時間は、前記駆動機構の特性に合わせて設定された時間であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項4に記載のカメラにおいて、
前記特性は、前記信号が出力されてから前記被駆動部材の駆動が停止されるまでの特性であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記所定時間は、前記駆動源が停止した際に前記被駆動部材を所定の停止位置で停止させるために設定された時間であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記信号出力手段は、前記レリーズボタンが操作されたことに応じて前記被駆動部材が前記駆動源による駆動を開始してから前記被駆動部材が前記所定の位置に駆動されたことを前記検出手段で検出するまでの間は前記信号を出力しないこと
を特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記被駆動部材は、カムであること
を特徴とするカメラ。 - 撮影光路中に挿入されるダウン姿勢と、撮影光路から退避したアップ姿勢との2姿勢の間で駆動されるミラーと、
駆動力を出力する駆動源と、
前記駆動源により出力される駆動力で駆動される被駆動部材を有し、前記被駆動部材の駆動力を前記ミラーに伝達する駆動機構と、
前記被駆動部材の位置を検出する検出手段と、
前記被駆動部材が所定の位置に駆動されたことを前記検出手段で検出してから所定時間が経過するまでの間は前記駆動源を停止させるための信号を出力せず、前記所定時間が経過した後に前記信号を出力する信号出力手段とを備えること
を特徴とするカメラ。 - 請求項9に記載のカメラにおいて、
前記信号出力手段は、レリーズボタンが操作されたことに応じて前記被駆動部材が前記駆動源による駆動を開始してから前記被駆動部材が前記所定の位置に駆動されたことを前記検出手段で検出するまでの間は前記信号を出力しないこと
を特徴とするカメラ。 - 請求項9又は請求項10に記載のカメラにおいて、
あらかじめ任意に設定された時間を記憶する記憶手段を更に備え、
前記所定時間は、前記記憶手段に記憶されている時間であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項11に記載のカメラにおいて、
前記記憶手段に記憶されている時間は変更可能であること
を特徴とするカメラ。 - 請求項9から請求項12のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記駆動機構は、前記被駆動部材の駆動力を絞りに伝達する機構を含むこと
を特徴とするカメラ。 - 請求項9から請求項13のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記駆動機構は、前記被駆動部材の駆動力をシャッタに伝達する機構を含むこと
を特徴とするカメラ。 - 請求項9から請求項14のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
前記被駆動部材は、カムであること
を特徴とするカメラ。
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- 2006-07-27 JP JP2006204752A patent/JP5034354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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