JP2009198861A - カメラの絞り制御装置およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影のコマ速を上げることができるカメラの絞り制御装置およびカメラを提供する。
【解決手段】リセット時に、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させて、エンコーダスリット板442を制動するように構成した。これにより、絞り制御レバー402が絞り開放位置で停止する際の、増速ギヤ441や絞り制御レバー402のバウンドを抑制できるので、撮影のコマ速を上げることができる。また、レリーズ動作の開始直後までエンコーダスリット板442が制動され続けるように構成したので、上述したバウンドを確実に抑制して連写時の撮影レンズ2の絞りの制御精度を向上できる。
【選択図】図2
【解決手段】リセット時に、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させて、エンコーダスリット板442を制動するように構成した。これにより、絞り制御レバー402が絞り開放位置で停止する際の、増速ギヤ441や絞り制御レバー402のバウンドを抑制できるので、撮影のコマ速を上げることができる。また、レリーズ動作の開始直後までエンコーダスリット板442が制動され続けるように構成したので、上述したバウンドを確実に抑制して連写時の撮影レンズ2の絞りの制御精度を向上できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、レンズ絞りを駆動するカメラの絞り制御装置に関する。
カメラ等に使用される絞り制御装置では、レンズに設けられた絞りを駆動するカメラ側の絞り駆動レバーの駆動量をギヤ列により増速・拡大し、ギヤの回転数としてフォトカプラ等により検出する。そしてこの検出値が所定の値となったとき、ギヤ列に対して制動をかけて当該ギヤ列とギヤ列に連動している絞り駆動レバーを停止させることで所望の絞り値を得る。この絞り制御装置では、増速されたギヤ列の慣性モーメントのため、撮影終了後の絞りの開放側復帰時、ギヤ列に連動している絞り駆動レバーが絞り駆動レバーを開放側で制限する部材と衝突して、当該当接部との間でバウンドが発生する。この問題を解決するために、ギヤ列の少なくとも1つのギヤに制動力を付与する制限部材を設けている(特許文献1参照)。
しかしながらこの方式では、ギヤの回転を常に制動するため、撮影のコマ速をある程度以上には上げられなかった。
(1) 請求項1の発明によるカメラの絞り制御装置は、レリーズ動作が開始されると、レンズ絞りを初期値に設定する初期位置からレンズ絞りを制御値に設定する制御位置へ変化させる絞り連動手段と、絞り連動手段を制御位置で停止させる絞り停止手段と、絞り連動手段を初期位置に復帰させる絞り復帰手段と、絞り復帰手段により絞り連動手段を初期位置に復帰させる過程において、復帰動作開始後、初期位置へ復帰する直前から絞り連動手段の復帰動作に制限を加え、レリーズ動作の開始後に制限を解除する制限手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、レリーズ動作の開始後、絞り連動手段がレンズ絞りを初期位置から制御位置へ変化させ始める前に制限を解除することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、絞り復帰手段の復帰動作開始後、絞り連動手段が初期位置へ復帰する直前までは絞り連動手段の復帰動作に制限を加えないことを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、絞り連動手段は、ギヤ列を含み、制限手段は、ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対してラジアル方向から負荷を加える線バネを備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項4または5に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列の最も回転数が高くなるギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列を構成するギヤのバックラッシに起因するギヤ列の回転方向の遊びが、絞り連動手段がレンズ絞りを制御位置に制御する際の制御精度に悪影響を与えないように、制限を解除する際に、ギヤ列の回転方向に力を加えることを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの項に記載のカメラの絞り制御装置において、絞り復帰手段を駆動する動力源により制限手段をも駆動することを特徴とする。
(9) 請求項9の発明によるカメラは、請求項1〜8のいずれか一項に記載の絞り制御装置を備えることを特徴する。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、レリーズ動作の開始後、絞り連動手段がレンズ絞りを初期位置から制御位置へ変化させ始める前に制限を解除することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、絞り復帰手段の復帰動作開始後、絞り連動手段が初期位置へ復帰する直前までは絞り連動手段の復帰動作に制限を加えないことを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、絞り連動手段は、ギヤ列を含み、制限手段は、ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項4に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対してラジアル方向から負荷を加える線バネを備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項4または5に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列の最も回転数が高くなるギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、制限手段は、ギヤ列を構成するギヤのバックラッシに起因するギヤ列の回転方向の遊びが、絞り連動手段がレンズ絞りを制御位置に制御する際の制御精度に悪影響を与えないように、制限を解除する際に、ギヤ列の回転方向に力を加えることを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの項に記載のカメラの絞り制御装置において、絞り復帰手段を駆動する動力源により制限手段をも駆動することを特徴とする。
(9) 請求項9の発明によるカメラは、請求項1〜8のいずれか一項に記載の絞り制御装置を備えることを特徴する。
本発明によれば、撮影のコマ速を上げることができる。
図1〜31を参照して、本発明による絞り制御装置およびカメラの一実施の形態を説明する。図1は、本発明による絞り制御装置を適用した電子カメラである、一眼レフタイプのカメラボディ1と、カメラボディ1に装着する撮影レンズ2を示した斜視図である。カメラボディ1にはレリーズボタン4と、撮像素子であるCCD5と、カメラボディ1の各部を制御する制御回路101と、絞り機構400とが設けられている。301は、撮影レンズ2からの被写体像をCCD5に導くための撮影光路であり、321は、メインミラーである。
カメラボディ1に撮影レンズ2を装着すると、レンズ側絞りレバー3とカメラ側の絞り制御レバー402の当接部402bとが当接する。レンズ側絞りレバー3は、カメラ側の絞りレバー(以下、単に絞り制御レバーと呼ぶ)402により駆動されて所定の絞り値に制御される。なお、本実施の形態では、撮影レンズ2が取り付けられるカメラボディ1の正面側を前方とし、CCD5が設けられるカメラボディ1の背面側を後方とする。また、カメラボディ1の上下左右方向を図1に記載したように規定する。
−−−絞り機構400−−−
絞り機構400は、撮影レンズ2の絞りを制御する絞り制御装置である。図2は、カメラボディ1に組み込まれる絞り機構400の主要な構成要素のみを示す分解図であり、レリーズ動作開始前の状態(絞り開放状態)を示している。図3は、絞り開放状態における、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、レンズ側絞りレバー3を駆動するための機構(絞り駆動機構)と、絞り値を検出して所定の絞り値に設定するための機構(絞り値検出・設定機構)を分離した図である。図4は、絞り開放状態における、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図4(a)は絞り駆動機構を示し、図4(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
絞り機構400は、撮影レンズ2の絞りを制御する絞り制御装置である。図2は、カメラボディ1に組み込まれる絞り機構400の主要な構成要素のみを示す分解図であり、レリーズ動作開始前の状態(絞り開放状態)を示している。図3は、絞り開放状態における、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、レンズ側絞りレバー3を駆動するための機構(絞り駆動機構)と、絞り値を検出して所定の絞り値に設定するための機構(絞り値検出・設定機構)を分離した図である。図4は、絞り開放状態における、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図4(a)は絞り駆動機構を示し、図4(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
図5〜8は、説明のために絞り機構400を構成する部材の一部を太線で強調して表示した図であり、図5〜7は、絞り駆動機構についての図であり、図8は、絞り値検出・設定機構についての図である。なお、図2以降の各図における前後方向および上下左右方向は、絞り機構400がカメラボディ1に組み込まれているものとして、カメラボディ1の前後方向および上下左右方向と一致するように規定している。
絞り機構400は、基板401と、絞り制御レバー402と、絞り開放保持レバー403と、絞り開放保持レバー係止レバー404と、絞りマグネットレバー405と、絞りマグネットレバー駆動レバー406と、絞りマグネット434と、絞りブレーキチャージレバー411と、絞りブレーキレバー421とを備えている。また、絞り機構400は、増速ギヤ441と、エンコーダスリット板442と、ラチェットギヤ443と、フォトインタラプタ444と、絞り係止レバー445と、絞り制御マグネット446とを備えている。基板401は、絞り機構400の各構成要素が取り付けられる板状の部材である。絞り制御レバー402は、基板401に設けられたボス401aを中心に回動可能に軸支されたレバーであり、撮影レンズ2の絞りを駆動する絞り駆動部材である。
たとえば図6に示すように、絞り制御レバー402は、前方に延在する腕402aと、腕402aの先端の当接部402bと、下方に延在する腕402cと、腕402cの先端に設けられた扇形ギヤ部402dと、絞り戻しバネ係止部402eとを備えている。当接部402bは、カメラボディ1に装着した撮影レンズ2のレンズ側絞りレバー3と当接する。扇形ギヤ部402dは、ボス401aを中心とした円弧に沿って設けられた扇状のギヤ部分であり、後述する増速ギヤ441の入力側(低速側)のギヤと噛合している。
絞り制御レバー402は、回動中心の下部近傍に設けられた絞り戻しバネ係止部402eに絞り戻しバネ472の一端が係止されている。絞り制御レバー402は、絞り戻しバネ472を介して、後述する絞り開放保持レバー403と連結され、絞り戻しバネ472によってカメラボディ1の左側から見たときに反時計方向(以下、単に反時計方向と呼ぶ)に付勢されている。絞り制御レバー402は、後述するように、レリーズ動作が開始されると、撮影レンズ2の絞りを初期位置(絞り開放状態)から制御位置へ変化させる絞り連動手段として機能する。
絞り開放保持レバー403は、絞り制御レバー402を駆動するレバーであり、基板401に設けられたボス401aを中心に回動可能に軸支されている。絞り開放保持レバー403は、腕403aと、係止部403bと、当接部403cと、絞り戻しバネ係止部403dと、当接部403eと、絞り込みバネ係止部403fとを備えている(図5,6)。腕403aは、前方に向かって延在しており、後述するように、絞り込み時に、絞り制御レバー402をカメラボディ1の左側から見たときに時計方向(以下、単に時計方向と呼ぶ)に回動させる。
係止部403bは、腕403aの先端に設けられて、後述する絞り開放保持レバー係止レバー404に係止される部位である(図5)。当接部403cは、絞り込み時に、絞り制御レバー402の腕402aの上端部に当接して腕402aを下方に押圧する部位である。絞り戻しバネ係止部403dは、腕403aの下方に設けられて、絞り戻しバネ472の他端が係止される部位である。
当接部403eは、後述する絞りブレーキチャージレバー411に当接する部位である。絞り込みバネ係止部403fは、絞り込みバネ471の一端が係止される部位である。なお、絞り込みバネ471の他端は、基板401に係止されている。したがって、絞り開放保持レバー403は、絞り込みバネ471によって時計方向に付勢されている。しかし、図5に示すように、レリーズ動作開始前には、係止部403bが絞り開放保持レバー係止レバー404に係止されているため、絞り開放保持レバー403は、絞り込みバネ471の付勢力に抗して、図3〜7に示すような姿勢(回動位相)で停止している。
絞り開放保持レバー係止レバー404は、絞り開放保持レバー403を係止するレバーであり、基板401に植設された軸401bを中心に回動可能に軸支されている(図5)。絞り開放保持レバー係止レバー404は、腕404a,404cと、係止部404bと、当接部404dと、バネ係止部404eとを備えている。腕404aは、略上方に向かって延在しており、上端近傍に係止部404bが設けられている。係止部404bは、絞り開放保持レバー403の係止部403bの下方から当接してこれを係止する部位であり、絞り開放保持レバー403の時計方向への回動を規制している。
腕404cは、後方斜め下方に向かって延在しており、先端近傍に当接部404dが設けられている。当接部404dは、後述する絞りマグネットレバー405と当接する部位である。バネ係止部404eは、絞り開放保持レバー係止レバー404の回動中心の前方斜め上側に設けられる部位であり、バネ473の一端を係止する。絞り開放保持レバー係止レバー404は、バネ473を介して、後述する係止リセットレバー412と連結され、バネ473によって時計方向に付勢されている。
絞りマグネットレバー405は、基板401に植設された軸401cを中心に回動可能に軸支されたレバーであり、腕405a,405cと、当接部405bと、可動鉄心係合部405dと、当接部405eとを備えている(図5)。腕405aは、絞りマグネットレバー405の回動中心から前方斜め上側に向かって延在しており、先端に当接部405bが設けられている。当接部405bは、絞り開放保持レバー係止レバー404の当接部404dと当接する部位である。
腕405cは、絞りマグネットレバー405の回動中心から略後方に向かって延在しており、先端近傍に可動鉄心係合部405dが設けられている。可動鉄心係合部405dは、後述する絞りマグネット434の可動鉄心434aと係合する部位である。当接部405eは、絞りマグネットレバー405の回動中心から略下方に向かって突出する部位であり、後述する絞りマグネットレバー駆動レバー406の当接部406cと前方端部で当接する。なお、当接部405eの後方端部には、バネ474の一端が当接している。
絞りマグネットレバー駆動レバー406は、基板401に植設された軸401cを中心に回動可能に軸支されたレバーであり、腕406aと、バネ係止部406bと、当接部406cとを備えている(図5)。腕406aは、絞りマグネットレバー駆動レバー406の回動中心から略後方に向かって延在している。バネ係止部406bは、絞りマグネットレバー駆動レバー406の回動中心から後方斜め下側に設けられた部位であり、バネ475の一端が係止されている。なお、バネ475の他端は基板401に係止されている。絞りマグネットレバー駆動レバー406は、バネ475によって時計方向に付勢されている。
当接部406cは、絞りマグネットレバー駆動レバー406の回動中心から略下方に向かって突出する部位であり、絞りマグネットレバー405の当接部405eと後方端部で当接する。なお、当接部406cの前方端部には、バネ474の他端が当接している。
絞りマグネット434は、挿入された可動鉄心434aを永久磁石で吸着して保持するとともに、励磁コイルに通電されることによって可動鉄心434aを離脱可能に釈放する公知のコンビネーションマグネットである。絞りマグネット434から露出している可動鉄心434aの端部は、絞りマグネットレバー405の可動鉄心係合部405dと係合する。
図7に示すように、絞りブレーキチャージレバー411は、基板401に設けられたボス401aを中心に回動可能に軸支されたレバーであり、後述する絞りブレーキレバー421を回動させる。絞りブレーキチャージレバー411は、当接部411a,411bを備えている。当接部411aは、絞りブレーキチャージレバー411の回動中心から略下方に向かって突出する部位であり、後方端部で絞り開放保持レバー403の当接部403eと当接する。当接部411bは、絞りブレーキチャージレバー411の回動中心から略前方斜め下側に向かって突出する部位であり、絞りブレーキチャージレバー411の回動位相に応じて、後述する絞りブレーキレバー421に植設されたピン422と当接または離間する。
図2,3に示すように、基板401の前端には、絞りブレーキレバー取付板491が取り付けられている。絞りブレーキレバー取付板491は、後述する絞りブレーキレバー421を取り付けるための板状部材である。絞りブレーキレバー取付板491は、基板401に取り付けられた際に、基板401の前端で左方向に延在する左方向延在部491aと、左方向延在部の左端から後方へ延在する絞りブレーキレバー取付部491cとを備えている。左方向延在部491aには、前方に延在する絞り制御レバー402の腕402aが挿通される開口491bが設けられている。
図2,3,8に示すように、絞りブレーキレバー421は、絞りブレーキレバー取付板491の絞りブレーキレバー取付部491cに対して軸492を中心として回動可能に軸支されたレバーである。絞りブレーキレバー421は、バネ係止部421a,421b,421cが設けられている。バネ係止部421aには、絞りブレーキレバー付勢バネ476の一端が係止されている。絞りブレーキレバー付勢バネ476の他端は絞りブレーキレバー取付板491の絞りブレーキレバー取付部491cに係止されている。絞りブレーキレバー421は、絞りブレーキレバー付勢バネ476によって反時計方向に付勢されている。
バネ係止部421bは、後述する絞りブレーキバネ423の他端を下方から係止している。バネ係止部421cは、絞りブレーキバネ423の一端を後方から係止している。絞りブレーキレバー421の右側面には、ピン422が植設されている(図2,8)。ピン422は、上述したように、絞りブレーキチャージレバー411の回動位相に応じて、絞りブレーキチャージレバー411の当接部411bと当接または離間する。
絞りブレーキバネ423は、上述のように絞りブレーキレバー421に取り付けられたバネであり、一端423aが、絞りブレーキレバー421のバネ係止部421cから略下方に向かって延在している。一端423aは、絞りブレーキレバー421の回動位相に応じて、後述するエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aと当接または離間する。
増速ギヤ441は、絞り制御レバー402の回転量を拡大するギヤ列である(図2,3,8)。増速ギヤ441の入力側(低速側)のギヤは、上述したように絞り制御レバー402の扇形ギヤ部402dと噛合する。増速ギヤ441の出力側(高速側)のギヤには、エンコーダスリット板442およびラチェットギヤ443が取り付けられている。増速ギヤ441は、絞り制御レバー402の回転量をフォトインタラプタ444に伝達する。増速ギヤ441の入力側(低速側)のギヤは、基板401に植設された軸401dによって回動可能に軸支される。増速ギヤ441の出力側(高速側)のギヤは、基板401の左側面に絞りマグネットレバー405を避けるように配設される部材(軸基板)493の軸493aによって回動可能に軸支される。
エンコーダスリット板442にはスリット(小穴)が円周方向に沿って等間隔で複数設けられている。また、エンコーダスリット板442には左側面にエンコーダスリット板442の回動軸と同軸となるように形成されたブレーキ軸部442aが設けられている(図2,3,8)。フォトインタラプタ444は、エンコーダスリット板442を挟み込むように設けられている。フォトインタラプタ444は、エンコーダスリット板442の回転によって検出部の近傍をエンコーダスリット板442の小穴が移動すると、この小穴の位置に応じてオンオフ信号(パルス信号)を出力する光学式のセンサである。ラチェットギヤ443は、絞り係止レバー445の爪(係合部445a)と係合可能なラチェット部を外周部に有する。
絞り係止レバー445は、軸基板493の軸493bに回動可能に支持されたレバーであり、係合部445aと、可動鉄心係合部445bと、バネ係止部445c,445d,445eとを備えている(図2,8)。係合部445aは、ラチェットギヤ443のラチェット部に係合する部位であり、絞り係止レバー445の回動中心の後方に設けられている。絞り係止レバー445が時計方向に回動することで、係合部445aはラチェットギヤ443のラチェット部に係合して、ラチェットギヤ443の回動を停止させる。
可動鉄心係合部445bは、後述する絞り制御マグネット446の可動鉄心446aと係合する部位であり、絞り係止レバー445の回動中心の後方に設けられている。バネ係止部445cは、バネ477の一端が係止される部位であり、絞り係止レバー445の回動中心の前方に設けられている。バネ477の他端は、基板401に係止されている。このバネ477によって絞り係止レバー445は、時計方向に付勢されている。なお、絞り開放時には、絞り係止レバー445の時計方向への回動は、可動鉄心係合部445bに係合された可動鉄心446aが絞り制御マグネット446に吸着保持されることによって規制されている。
バネ係止部445d,445eは、バネ478の一端および他端を係止する部位である。バネ係止部445dは、バネ478の付勢力に抗してバネ478の一端を前方から係止している。なお、バネ478の一端は、バネ係止部445dから上方に向かって突出している。バネ係止445eは、バネ478の付勢力に抗してバネ478の他端を前方から係止している。
絞り制御マグネット446は、挿入された可動鉄心446aを永久磁石で吸着して保持するとともに、励磁コイルに通電されることによって可動鉄心446aを離脱可能に釈放する公知のコンビネーションマグネットである。絞り制御マグネット446から露出している可動鉄心446aの端部は、絞り係止レバー445の可動鉄心係合部445bと係合する。
上述した各構成要素の他にも、絞り機構400は、メインミラー321をミラーアップさせるための不図示のミラーアップレバーや、ミラーアップマグネット、レリーズ後のリセット(チャージ動作)を行うためのチャージレバー407、チャージリンク板408、チャージリンクレバー409、係止リセットレバー412を備えている(図2,3,18)。なお、図18〜22は、後述するリセット動作の途中段階における絞り駆動機構を示す図であり、説明のために一部の部材を太線で強調して表示している。
チャージレバー407は、リセット時に回動されるレバーであり、基板401のボス401aを中心に回動可能に軸支されている(図2)。チャージレバー407は、腕407a,407bと、ボス407cを有する(図18)。腕407aは、後述するように、リセット時に絞り開放保持レバー403の腕403aの下端と先端部分で当接して絞り開放保持レバー403を反時計方向に回動させる。腕407aの左側側面には、ボス407cが設けられている。ボス407cは、リセット時に係止リセットレバー412の腕412aと当接して、係止リセットレバー412を時計方向に回動させる(図18)。腕407bは、次に述べるチャージリンク板408の上端に対して回動可能に軸支されている。
チャージリンク板408は、不図示のシーケンスモータによるチャージ力をチャージレバー407などに伝達するための板状の部材である。チャージリンク板408は、上述したように上端がチャージレバー407の腕407bに対して回動可能に軸支され、下端が次に述べるチャージリンクレバー409の一端に対して回動可能に軸支されている。チャージリンク板408の下端には、チャージローラ482が取り付けられている。チャージローラ482は、不図示のシーケンスモータによるチャージ力が入力されるローラであり、リセット時にシーケンスモータのチャージ力によって下方に押圧される。チャージリンク板408の左側側面には、ボス408aが設けられている。ボス408aは、後述するように、リセット時に絞りマグネットレバー駆動レバー406の腕406aと当接して、絞りマグネットレバー駆動レバー406を反時計方向に回動させる。
チャージリンクレバー409は、チャージリンク板408の下端の動きを規制するレバーであり、一端がチャージリンク板408の下端に回動可能に軸支され、他端が基板401に設けられた軸401eを中心に回動可能に軸支されている(図2,3,18)。なお、基板401と、チャージレバー407と、チャージリンク板408と、チャージリンクレバー409とによって、4節リンク機構が構成されている。チャージリンクレバー409は、バネ449によって時計方向に付勢されている(図2,26)。なお、図26〜30は、後述するリセット完了後の絞り駆動機構を示す図であり、説明のために一部の部材を太線で強調して表示している。
係止リセットレバー412は、基板401に植設された軸401bを中心に回動可能に軸支されている(図18)。係止リセットレバー412は、リセット時に回動されるチャージレバー407のボス407cと当接する腕412aと、バネ473の他端を係止するバネ係止部412bとを備えている。なお、バネ係止部412bは、リセット時にバネ478(図8,14)の一端に当接してこれを後方に押圧する。
−−−撮影時の動作説明−−−
本実施の形態の絞り制御装置を備えたカメラで撮影する際の各部の動作について説明する。撮影開始前(レリーズ開始前)、撮影レンズ2の絞りは開放状態であり、メインミラー321は、ミラーダウン位置となっている。絞り機構400の各部は、図3〜8に示す状態となっている。
本実施の形態の絞り制御装置を備えたカメラで撮影する際の各部の動作について説明する。撮影開始前(レリーズ開始前)、撮影レンズ2の絞りは開放状態であり、メインミラー321は、ミラーダウン位置となっている。絞り機構400の各部は、図3〜8に示す状態となっている。
撮影開始前、すなわち絞り開放状態では、図4,6に示すように、絞り制御レバー402が反時計方向に回動されて停止している。絞り制御レバー402には、絞り戻しバネ472によって反時計方向への付勢力が与えられている。カメラボディ1に撮影レンズ2が装着されている場合には、絞り制御レバー402の当接部402bがレンズ側絞りレバー3と当接するので、絞り制御レバー402は、カメラボディ1に撮影レンズ2が装着されていない場合と比べて僅かに時計方向に回動された状態で停止する。
絞り開放保持レバー403は、係止部403bが絞り開放保持レバー係止レバー404の係止部404bで係止されており、絞り込みバネ471の付勢力に抗して、図3〜7に示すような姿勢(回動位相)で停止している。絞り開放保持レバー403の当接部403cは、絞り制御レバー402の腕402aの上端部と離間している。絞りマグネットレバー405は、絞りマグネット434が可動鉄心434aを吸着保持することによって反時計方向に回動された状態で保持され、当接部405bが絞り開放保持レバー係止レバー404の当接部404dと僅かに離間した状態となっている(図5)。
絞りマグネットレバー駆動レバー406は、当接部406cが絞りマグネットレバー405の当接部405eと当接することで時計方向への回動が規制されて、バネ475の付勢力に抗して停止している。
絞りブレーキチャージレバー411は、当接部411aが絞り開放保持レバー403の当接部403eによって前方に向かって押圧されているため、反時計方向に回動した状態で停止している(図7)。絞り開放状態では、絞りブレーキチャージレバー411の当接部411bは、絞りブレーキレバー421に植設されたピン422と当接してこれを前方斜め上方向に押圧する。これにより、絞りブレーキレバー421は、時計方向に回動し、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させる(図8)。
なお、絞り開放状態では、絞りブレーキバネ423の一端423aは、絞りブレーキレバー421のバネ係止部421cから離間している。したがって、エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aには、ブレーキ軸部442aのラジアル方向から絞りブレーキバネ423の一端423aが絞りブレーキバネ423の付勢力によって押しつけられている。すなわち、絞りブレーキレバー421は、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させた後、さらに時計方向に回動された回動位置で停止している。
絞り制御マグネット446は可動鉄心446aを吸着して保持している。これにより、絞り係止レバー445は、上述したように、バネ477の付勢力に抗して、反時計方向に回動された状態で停止している。そのため、絞り係止レバー445の係合部445aは、ラチェットギヤ443のラチェット部から離間している。
−−−レリーズ時−−−
レリーズ時の動作について図9〜15を参照して説明する。なお、図9〜14は、撮影レンズ2の絞りを絞り込んだ状態(絞り込み状態)の図である。図9は、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、絞り駆動機構と絞り値検出・設定機構を分離した図である。図10は、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図10(a)は絞り駆動機構を示し、図10(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
レリーズ時の動作について図9〜15を参照して説明する。なお、図9〜14は、撮影レンズ2の絞りを絞り込んだ状態(絞り込み状態)の図である。図9は、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、絞り駆動機構と絞り値検出・設定機構を分離した図である。図10は、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図10(a)は絞り駆動機構を示し、図10(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
図11〜14は、説明のために絞り機構400を構成する部材の一部を太線で強調して表示した図である。なお、図11〜13は、絞り駆動機構についての図であり、図14は、絞り値検出・設定機構についての図である。図15は、絞り込み開始時の絞りブレーキレバー421および絞りブレーキバネ423の動きを説明する図である。
レリーズボタン4が押圧されると、不図示のレリーズスイッチからレリーズ信号が制御回路101へ出力される。制御回路101は、レリーズ信号が入力されると、所定時間だけ不図示のミラーアップマグネットを励磁する。これにより、ミラーアップマグネットの可動鉄心が釈放される。詳細な説明は省略するが、ミラーアップマグネットの可動鉄心が釈放されると、不図示のミラーアップレバーが不図示のミラーアップバネの付勢力によって回動することで、メインミラー321をミラーアップさせる。
また、制御回路101は、レリーズ信号が入力されると、可動鉄心434aの釈放に必要な所定時間だけ絞りマグネット434を励磁する。これにより、可動鉄心434aが釈放され、バネ475の付勢力により絞りマグネットレバー駆動レバー406および絞りマグネットレバー405が時計方向に一体的に回動する(図5,11)。絞りマグネットレバー405が時計方向に回動されると、当接部405bが絞り開放保持レバー係止レバー404の当接部404dを前方斜め下方に押圧して、絞り開放保持レバー係止レバー404を反時計方向に回動させる。
絞り開放保持レバー係止レバー404が反時計方向に回動されると、係止部404bと絞り開放保持レバー403の係止部403bとの係合が解除される。これにより、絞り開放保持レバー403は、絞り込みバネ471の付勢力によって時計方向への回動を開始する。
絞り開放保持レバー403が時計方向へ回動すると、当接部403eも時計方向に回動して絞りブレーキチャージレバー411の当接部411aから離間する(図13)。これにより、絞りブレーキチャージレバー411が時計方向へ回動可能となるため、絞りブレーキレバー421は、絞りブレーキレバー付勢バネ476の付勢力によって反時計方向に回動する(図14,15)。その際、絞りブレーキレバー付勢バネ476が図15の矢印Aのようにバネ係止部421cを後方に押圧するので、絞りブレーキレバー421は、矢印B,Cのように軸492を中心として反時計方向に回動する。
絞りブレーキレバー421が反時計方向に回動を開始すると、離間していた絞りブレーキバネ423の一端423aとバネ係止部421cとが当接するまで、絞りブレーキバネ423の一端423aは、エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aと当接したままとなる。この間、絞りブレーキレバー421の反時計方向への回動に伴い、絞りブレーキバネ423の一端423aは、ブレーキ軸部442aに当接したまま、矢印Dに示すように下方に向かって移動する。そのため、エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aは、矢印Fのように時計方向へ回動するように力が加えられる。なお、絞り込み時のエンコーダスリット板442の回動方向は図15に示すように反時計方向である。
したがって、絞り込み時のエンコーダスリット板442は、矢印Dで示すように移動する絞りブレーキバネ423の一端423aによって、絞り込み時の回動方向とは反対の方向(矢印F)に力が加えられる。噛合する絞り制御レバー402の扇形ギヤ部402dと増速ギヤ441とのバックラッシ、および、増速ギヤ411間のバックラッシに起因して、エンコーダスリット板442には回転方向の遊び(がた)が生じる。しかし、上述のように絞りブレーキバネ423の一端423aから力が加えられることで、エンコーダスリット板442は、絞り制御レバー402が絞り込み方向に回動された際に、上述した遊びの影響を受けずに、すなわち、絞り制御レバー402の絞り込み方向への回動に遅れることなく回動する。これにより、噛合する各ギヤのバックラッシに起因する絞り制御レバー402の絞り込み量検出誤差を低減できる。
絞りブレーキレバー421が反時計方向へさらに回動すると、絞りブレーキバネ423の一端423aがバネ係止部421cと当接する。その後、絞りブレーキレバー421の反時計方向への回動に伴い、絞りブレーキバネ423の一端423aは、矢印Eに示すようにブレーキ軸部442aから離間する。これにより、エンコーダスリット板442は、絞りブレーキバネ423の一端423aの影響を受けずに回動可能となる。なお、絞り開放保持レバー403の時計方向への回動が、後述する絞り制御レバー402の時計方向への回動に先だって開始され、絞りブレーキレバー付勢バネ476の付勢力により絞りブレーキレバー421を反時計方向に迅速に回動させるため、絞り制御レバー402の時計方向への回動開始直前に上述したエンコーダスリット板442の制動が解除される。
また、絞り開放保持レバー403が時計方向へ回動すると、絞り制御レバー402の腕402aと離間していた当接部403cが腕402aの上端部に当接して腕402aを下方に押圧する(図6,12)。これより、絞り制御レバー402が時計方向すなわち絞り込み方向へ回動して当接部402bが下方に移動するので、撮影レンズ2の絞りが絞り込まれる。
このように、絞り制御レバー402が撮影レンズ2の絞りが絞り込まれるように回動すると、上述したように、絞り制御レバー402の回動量がフォトインタラプタ444から出力されるパルス信号の数(パルス数)として検出される。なお、上述したように、各ギヤのバックラッシに起因する絞り制御レバー402の絞り込み量検出誤差が低減されるので、絞り制御レバー402の絞り込み量が正確に検出できる。また、上述したように、エンコーダスリット板442の回動開始前にエンコーダスリット板442の制動が解除されるので、エンコーダスリット板442の回動が阻害されない。
制御回路101は、不図示の測光ユニットで検出された被写体の明るさに基づいて公知の測光演算を行い、制御絞り値(制御値)を演算する。制御回路101は、フォトインタラプタ444から出力されるパルス信号のパルス数が、所定のパルス数に達したと判断すると、可動鉄心446aの釈放に必要な所定時間だけ絞り制御マグネット446を励磁する。これにより、可動鉄心446aが釈放され、バネ477の付勢力により絞り係止レバー445が時計方向に回動して係合部445aをラチェットギヤ443のラチェット部に係合させて、ラチェットギヤ443の回動を停止させる(図14)。その結果、絞り制御レバー402、およびレンズ側絞りレバー3が停止されて、撮影レンズ2の絞りが所望の値とされる。すなわち、撮影レンズ2の絞りは、撮影レンズ2の絞りを制御値に設定する制御位置で停止される。
上述したように、撮影レンズ2の絞りが所望の値とされた後、周知の装置により不図示のシャッタが作動して撮影動作が行われ、被写体像がCCD5で撮像されると、引き続き各部のリセット動作が行われる。
−−−リセット動作時−−−
リセット時の動作について図16〜23を参照して説明する。なお、図16〜23は、リセット動作の途中であって、後述するチャージリンク板408の下方への引き下げ量が最も引き下げられたときの半分程度状態(チャージ中間状態)の図である。図16は、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、絞り駆動機構と絞り値検出・設定機構を分離した図である。図17は、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図17(a)は絞り駆動機構を示し、図17(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
リセット時の動作について図16〜23を参照して説明する。なお、図16〜23は、リセット動作の途中であって、後述するチャージリンク板408の下方への引き下げ量が最も引き下げられたときの半分程度状態(チャージ中間状態)の図である。図16は、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、絞り駆動機構と絞り値検出・設定機構を分離した図である。図17は、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図17(a)は絞り駆動機構を示し、図17(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
図18〜23は、説明のために絞り機構400を構成する部材の一部を太線で強調して表示した図である。なお、図18〜22は、上述したように絞り駆動機構についての図であり、図23は、絞り値検出・設定機構についての図である。リセット動作では、制御回路101は、不図示のシーケンスモータの駆動を開始させる。シーケンスモータが駆動されると、シーケンスモータのチャージ力によってチャージローラ482が下方に押圧される。これにより、チャージリンク板408が下方に引き下げられ、チャージレバー407が反時計方向に回動される(図18参照)。
チャージレバー407が反時計方向に回動されると、ボス407cが係止リセットレバー412の腕412aと当接して係止リセットレバー412を時計方向に回動させる。これにより、係止リセットレバー412のバネ係止部412bがバネ478の一端に当接してこれを後方に押圧することで、絞り係止レバー445を反時計方向に回動させる(図23)。これにより、絞り係止レバー445の係合部445aとラチェットギヤ443のラチェット部との係合が解除される。また、絞り係止レバー445の反時計方向への回動によって、可動鉄心446aが絞り制御マグネット446に再び吸着されて保持される。
また、チャージレバー407が反時計方向に回動されると、腕407aの先端が絞り開放保持レバー403の腕403aの下端と当接して、絞り込みバネ471の付勢力に抗して絞り開放保持レバー403を反時計方向に回動させる(図20)。
開放保持レバー403が反時計方向に回動されると、絞り戻しバネ472を介して連結された絞り制御レバー402も反時計方向に回動される(図21)。なお、絞り制御レバー402は、扇形ギヤ部402dで噛合している増速ギヤ441の慣性モーメント(イナーシャ)の影響を受けるため、開放保持レバー403の回動に遅れて回動する。絞り制御レバー402の反時計方向への回動により、当接部402bが上方に移動するので、撮影レンズ2の絞りが開放方向に駆動される。また、絞り制御レバー402の反時計方向への回動によって、増速ギヤ441、エンコーダスリット板442、およびラチェットギヤ443も回動される。なお、上述したように、絞りブレーキバネ423の一端423aがブレーキ軸部442aから離間しているので、増速ギヤ441、エンコーダスリット板442、およびラチェットギヤ443は、絞りブレーキバネ423の一端423aの影響を受けずに回動を開始する(図14,15,23)。
また、開放保持レバー403が反時計方向に回動されると、当接部403eが絞りブレーキチャージレバー411の当接部411aと当接して、絞りブレーキチャージレバー411を反時計方向に回動させる。なお、チャージ中間状態では、当接部411bが絞りブレーキレバー421に植設されたピン422と離間しているので、絞りブレーキレバー421は反時計方向に回動されたままで停止している。
上述したチャージ中間状態よりもさらにリセット動作が進行して、チャージリンク板408が最も下方に引き下げられたときの絞り機構400の状態を図24〜31を参照して説明する。なお、図24は、チャージリンク板408が最も下方に引き下げられたとき(チャージ完了状態)の、絞り機構400の主要な構成要素の斜視図であり、絞り駆動機構と絞り値検出・設定機構を分離した図である。図25は、チャージ完了状態における、絞り機構400の主要な構成要素をカメラボディ1の左側から見た図であり、図25(a)は絞り駆動機構を示し、図25(b)は絞り値検出・設定機構を示す。
図26〜31は、説明のために絞り機構400を構成する部材の一部を太線で強調して表示した図である。なお、図26〜30は、絞り駆動機構についての図であり、図31は、絞り値検出・設定機構についての図である。上述したチャージ中間状態よりもさらにチャージリンク板408が下方に引き下げられると、図27に示すように、チャージリンク板408のボス408aが絞りマグネットレバー駆動レバー406の腕406aと当接して、絞りマグネットレバー駆動レバー406を反時計方向に回動させる。
絞りマグネットレバー駆動レバー406が反時計方向に回動されると、バネ474を介して連結された絞りマグネットレバー405も反時計方向に回動されて、可動鉄心434aが絞りマグネット434に再び吸着されて保持される。これにより、絞りマグネット434および絞りマグネットレバー405が撮影開始前の状態に復帰する。なお、絞りマグネットレバー405が撮影開始前の状態に復帰後も絞りマグネットレバー駆動レバー406の反時計方向への回動が継続されるため、絞りマグネットレバー405と絞りマグネットレバー駆動レバー406の回動量に差が生じるが、この回動量の差(オーバーチャージ分の回動量に相当)は、バネ474の撓みによって吸収される。なお、この後に、チャージリンク板408が撮影開始前の状態に復帰すると、バネ474の付勢力で絞りマグネットレバー駆動レバー406が時計方向に回動され、当接部406cが絞りマグネットレバー405の当接部405eと後方端部で当接して停止する。
上述したチャージ中間状態よりもさらにチャージリンク板408が下方に引き下げられると、チャージレバー407がさらに反時計方向に回動されて、絞り開放保持レバー403が反時計方向にさらに回動される(図26,27)。絞り開放保持レバー403の係止部403bが絞り開放保持レバー係止レバー404の係止部404bよりも上方に移動すると、絞り開放保持レバー係止レバー404がさらに時計方向に回動して、係止部404bが絞り開放保持レバー403の係止部403bの下方に移動する(図28)。これにより、絞り開放保持レバー係止レバー404が撮影開始前の状態に復帰する。
なお、この後に、チャージリンク板408が撮影開始前の状態に復帰すると、チャージレバー407および絞り開放保持レバー403が時計方向に回動して撮影開始前の状態に戻る(図5)。このとき、係止部403bが絞り開放保持レバー係止レバー404の係止部404bに係止されて、絞り開放保持レバー403が撮影開始前の状態に復帰する。
絞り開放保持レバー403の反時計方向の回動の進行により、絞り制御レバー402および絞りブレーキチャージレバー411も反時計方向へさらに回動する(図29,30)。上述したチャージ中間状態よりもさらに絞りブレーキチャージレバー411が反時計方向へ回動すると、当接部411bが絞りブレーキレバー421のピン422と当接して絞りブレーキレバー421を時計方向に回動させる。これにより、絞りブレーキバネ423の一端423aがエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aと当接して、エンコーダスリット板442を制動する(図31)。
絞りブレーキバネ423の一端423aがエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aと当接して制動を開始するのは、上述したチャージ中間状態よりもさらにリセット動作が進行して、リセット動作の終了時期に近づいてからである。なお、上述したように、絞り制御レバー402は、扇形ギヤ部402dで噛合している増速ギヤ441のイナーシャの影響を受けて、開放保持レバー403の回動に遅れて回動するため、エンコーダスリット板442の制動が開始されるのは絞り制御レバー402が絞り開放位置に復帰する直前となる。
このように、絞り制御レバー402が絞り開放位置に復帰する直前からエンコーダスリット板442の制動(すなわち増速ギヤ441の制動)が開始されるので、絞り制御レバー402が絞り開放位置で停止する際に、増速ギヤ441のイナーシャによって増速ギヤ441や絞り制御レバー402がすぐには停止せずに振動してしまうような現象(バウンド)を抑制できる。なお、上述したように、レリーズ動作の開始直後(絞り制御レバー402の絞り込み方向への回動開始直前)までエンコーダスリット板442が制動され続けるため、連写時にも上述したバウンドを確実に抑制できる。
上記のように各部のリセットが行われた後、チャージローラ482が下方に押圧されなくなると、バネ449の付勢力によってチャージリンク板408が上方に移動され、チャージレバー407が時計方向に回動されて、絞り機構400のリセット動作が終了し、レリーズ開始前の状態に復帰する。
なお、リセット動作時にメインミラー321がミラーダウンされるが、その動作については説明を省略する。
本実施の形態の絞り制御装置およびカメラでは次の作用効果を奏する。
(1) リセット時に、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させて、エンコーダスリット板442を制動するように構成した。これにより、絞り制御レバー402が絞り開放位置で停止する際の、増速ギヤ441や絞り制御レバー402のバウンドを抑制できるので、撮影のコマ速を上げることができる。また、レリーズ動作の開始直後までエンコーダスリット板442が制動され続けるように構成したので、上述したバウンドを確実に抑制して連写時の撮影レンズ2の絞りの制御精度を向上できる。
(1) リセット時に、絞りブレーキバネ423の一端423aをエンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに当接させて、エンコーダスリット板442を制動するように構成した。これにより、絞り制御レバー402が絞り開放位置で停止する際の、増速ギヤ441や絞り制御レバー402のバウンドを抑制できるので、撮影のコマ速を上げることができる。また、レリーズ動作の開始直後までエンコーダスリット板442が制動され続けるように構成したので、上述したバウンドを確実に抑制して連写時の撮影レンズ2の絞りの制御精度を向上できる。
(2) 絞り制御レバー402の時計方向への回動開始直前に上述したエンコーダスリット板442の制動が解除されるように構成した。これにより、絞り込み動作時の絞り制御レバー402の回動が阻害されないので、絞り込み動作に悪影響を与えず、絞り込み動作の効率を下げることがない。
(3) 絞り制御レバー402が絞り開放位置に復帰する直前で、エンコーダスリット板442の制動が開始されるように構成した。これにより、絞り込み動作およびリセット動作の効率を下げることなく、上述したバウンドを防止して、撮影のコマ速を上げることができる。
(4) エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに対して絞りブレーキバネ423の一端423aで負荷を加えることでエンコーダスリット板442、すなわち増速ギヤ441を制動するように構成した。これにより、簡単な機器構成で制動力を得ることができる。また、増速ギヤ441の出力側(高速側)のギヤに取り付けられたエンコーダスリット板442を制動するように構成したので、効果的に増速ギヤ441を制動できる。
(5) エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aに対して、ブレーキ軸部442aのラジアル方向から絞りブレーキバネ423の一端423aで負荷を加えるように構成した。これにより、簡単な機器構成で効果的に増速ギヤ441を制動できる。
(6) エンコーダスリット板442のブレーキ軸部442aの制動を解除する際に、絞り込み時のエンコーダスリット板442の回動方向とは反対の方向に絞りブレーキバネ423の一端423aがエンコーダスリット板442を回転させるように構成した。これにより、噛合する各ギヤのバックラッシに起因する絞り制御レバー402の絞り込み量検出誤差を低減できるので、撮影レンズ2の絞りの制御精度を向上できる。
(7) 不図示のシーケンスモータの駆動力を利用して絞りブレーキレバー421を時計方向に回動させて、絞りブレーキレバー付勢バネ476をチャージするように構成した。これにより、大幅に部品点数を増やすことなく絞りブレーキレバー421をリセットできる。また、絞りブレーキレバー付勢バネ476を利用して絞りブレーキレバー421を反時計方向に回動させることで、エンコーダスリット板442の制動を解除するように構成した。これにより、迅速にエンコーダスリット板442の制動を解除できるので、絞り込み動作時のエンコーダスリット板442の回動開始時にエンコーダスリット板442の回動を阻害せず、絞り込み動作に悪影響を与えない。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、増速ギヤ441の出力側(高速側)のギヤに取り付けられたエンコーダスリット板442を制動するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、増速ギヤ441の出力側のギヤではない、他のギヤを制動するように構成してもよい。なお、増速ギヤ441の制動効果は、出力側のギヤを制動した場合が最も高い。
(1) 上述の説明では、増速ギヤ441の出力側(高速側)のギヤに取り付けられたエンコーダスリット板442を制動するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、増速ギヤ441の出力側のギヤではない、他のギヤを制動するように構成してもよい。なお、増速ギヤ441の制動効果は、出力側のギヤを制動した場合が最も高い。
(2) 上述の説明では、ブレーキ軸部442aのラジアル方向から絞りブレーキバネ423の一端423aで負荷を加えるように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、エンコーダスリット板442やラチェットギヤ443の外周にラジアル方向から荷を加えることで制動力を与えるように構成してもよく、エンコーダスリット板442やラチェットギヤ443に対してスラスト方向から負荷を加えることで制動力を与えるように構成してもよい。
(3) 上述の説明では、エンコーダスリット板442の制動が開始されるのが、絞り制御レバー402が絞り開放位置に復帰する直前となるように構成したが、本発明はこれに限定されない。エンコーダスリット板442の制動が開始されるタイミングが多少早まってもよい。
(4) 上述の説明では、撮像素子としてCCDイメージセンサ(CCD5)を用いているが、CMOSイメージセンサなど他の種類の撮像素子であってもよい。また、上述の説明では、撮像素子によって被写体像の撮像を行う電子カメラであるが、フィルムを用いる銀塩カメラに本発明を適用してもよい。
(5) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
(5) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、レリーズ動作が開始されると、レンズ絞りを初期値に設定する初期位置からレンズ絞りを制御値に設定する制御位置へ変化させる絞り連動手段と、絞り連動手段を制御位置で停止させる絞り停止手段と、絞り連動手段を初期位置に復帰させる絞り復帰手段と、絞り復帰手段により絞り連動手段を初期位置に復帰させる過程において、復帰動作開始後、初期位置へ復帰する直前から絞り連動手段の復帰動作に制限を加え、レリーズ動作の開始後に制限を解除する制限手段とを備える各種構造のカメラの絞り制御装置および、この絞り制御装置を備えた各種構造のカメラを含むものである。
1 カメラボディ 2 撮影レンズ
3 レンズ側絞りレバー 5 CCD
101 制御回路 321 メインミラー
400 絞り機構 401 基板
402 絞り制御レバー 403 絞り開放保持レバー
404 絞り開放保持レバー係止レバー 407 チャージレバー
408 チャージリンク板 411 絞りブレーキチャージレバー
421 絞りブレーキレバー 423 絞りブレーキバネ
441 増速ギヤ 442 エンコーダスリット板
3 レンズ側絞りレバー 5 CCD
101 制御回路 321 メインミラー
400 絞り機構 401 基板
402 絞り制御レバー 403 絞り開放保持レバー
404 絞り開放保持レバー係止レバー 407 チャージレバー
408 チャージリンク板 411 絞りブレーキチャージレバー
421 絞りブレーキレバー 423 絞りブレーキバネ
441 増速ギヤ 442 エンコーダスリット板
Claims (9)
- レリーズ動作が開始されると、レンズ絞りを初期値に設定する初期位置から前記レンズ絞りを制御値に設定する制御位置へ変化させる絞り連動手段と、
前記絞り連動手段を前記制御位置で停止させる絞り停止手段と、
前記絞り連動手段を前記初期位置に復帰させる絞り復帰手段と、
前記絞り復帰手段により前記絞り連動手段を前記初期位置に復帰させる過程において、復帰動作開始後、前記初期位置へ復帰する直前から前記絞り連動手段の復帰動作に制限を加え、前記レリーズ動作の開始後に前記制限を解除する制限手段とを備えることを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項1に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記制限手段は、前記レリーズ動作の開始後、前記絞り連動手段が前記レンズ絞りを前記初期位置から前記制御位置へ変化させ始める前に前記制限を解除することを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記制限手段は、前記絞り復帰手段の復帰動作開始後、前記絞り連動手段が初期位置へ復帰する直前までは前記絞り連動手段の復帰動作に制限を加えないことを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記絞り連動手段は、ギヤ列を含み、
前記制限手段は、前記ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項4に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記制限手段は、前記ギヤ列の少なくとも1つのギヤの回転軸に対してラジアル方向から負荷を加える線バネを備えることを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項4または5に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記制限手段は、前記ギヤ列の最も回転数が高くなるギヤの回転軸に対して負荷を加えることを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記制限手段は、前記ギヤ列を構成するギヤのバックラッシに起因する前記ギヤ列の回転方向の遊びが、前記絞り連動手段が前記レンズ絞りを前記制御位置に制御する際の制御精度に悪影響を与えないように、前記制限を解除する際に、前記ギヤ列の回転方向に力を加えることを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項1〜7のいずれかの項に記載のカメラの絞り制御装置において、
前記絞り復帰手段を駆動する動力源により前記制限手段をも駆動することを特徴とするカメラの絞り制御装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の絞り制御装置を備えることを特徴するカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008041087A JP2009198861A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | カメラの絞り制御装置およびカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008041087A JP2009198861A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | カメラの絞り制御装置およびカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009198861A true JP2009198861A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41142396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008041087A Pending JP2009198861A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | カメラの絞り制御装置およびカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009198861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047791A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nikon Corp | カメラの絞り制御装置およびカメラ |
CN113163077A (zh) * | 2020-01-22 | 2021-07-23 | 宁波舜宇光电信息有限公司 | 摄像模组 |
-
2008
- 2008-02-22 JP JP2008041087A patent/JP2009198861A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012047791A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nikon Corp | カメラの絞り制御装置およびカメラ |
CN113163077A (zh) * | 2020-01-22 | 2021-07-23 | 宁波舜宇光电信息有限公司 | 摄像模组 |
CN113163077B (zh) * | 2020-01-22 | 2022-12-09 | 宁波舜宇光电信息有限公司 | 摄像模组 |
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