JP5032837B2 - 照明装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、センサやリモコンの信号を用いて、照明負荷の動作を切り替えるための照明装置、および、それを用いて点灯が制御される照明器具に関するものである。
近年、省エネルギーや防犯の目的により、人を検知して点灯させるための人体検知センサや周囲の明るさで点灯を制御するための照度センサを搭載した照明器具が、一般住宅の屋外や屋内にて普及してきている。また、高い位置に取り付けられても容易に点灯のモード設定を切り替えることができるようなリモコン機能を有する高機能型センサ付照明器具も展開されている。
図17(a)にこのような照明器具の外観構成を示す。照明器具は、器具本体30と、グローブ32と、図18に示されるような照明負荷3と、照明負荷3の点灯を制御するための照明装置1a,1bにより構成される。器具本体30は、光透過型のグローブ32と光非透過型の金属等で主に構成され、図17(b)に示すように、地上面から約1.8m以上の高さに設置されることが多い。
このような照明器具において、図18に示す各センサ15,17およびリモコン信号受信部16は、それらを包含する照明装置によるグローブ32への陰影の影響と照明負荷3の出力光がセンサ15,17へ影響することを避けるため、器具本体30内部の端側に組み込まれることが多い。そのような状態に設置される場合、金属で構成される外郭本体30が人の検知や外部の照度変化、リモコン信号の受信を阻害してしまうといった課題が発生するため、結果的に器具本体30の外郭部に穴35,36,37を開け、その部分から露出される、もしくは器具外部からセンサおよびリモコン信号受信部を外付けされる構成をとる。
このような構成をとることで、使用者は、この照明装置に向けて、リモコン送信器4を用いて照明器具の点灯モードを手元で選択することを容易にしている。例えば、外出時に、不審者への威嚇のためにフラッシュ点灯する防犯モードを選択し、帰宅時には、通常のセンサ点灯モードに切り替えるといったことが容易にできるようになる。
特開2005−50660号公報
上述のようにリモコン化などの制御方式の高機能化は、使用者の利便性の向上に繋がっている。しかし、一方、照明装置内部での信号線の増加につながり、例えば、照明装置内のプリント基板の面積拡大や、信号線コネクタ数の増加など、結果的に照明装置の大型化につながってくる。これは、さらに、照明器具外郭部形状の大型化の要因となり、照明器具の施工性やデザイン性を高めるための小型化や低コスト化を阻害してしまうことになる。また、併せて、リモコン信号が照度センサ信号のノイズ源となるといったように他信号への干渉といった課題も増加し、入力信号に対してハード面やソフト面でのフィルタ機能の必要性も増えてきている。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、センサやリモコン機能を有した照明器具において、省配線化により小型化を実現することである。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、信号レベルが時間をかけて連続的に変化するアナログ入力信号と、前記アナログ入力信号の変化に比べ短期間でパルス変化し、論理信号として入力が判別されるデジタル入力信号を用いて照明負荷3の点灯状態を制御する制御回路部11と、制御回路部11に動作電源を供給する電源部12と、制御回路部11により照明負荷3を駆動するための負荷駆動回路部13とから構成される照明装置1a,1bにおいて、アナログ入力信号にデジタル入力信号が重畳され、デジタル入力信号の入力値が正論理信号の場合はアナログ入力信号の最大値よりも大きく、負論理信号の場合はアナログ入力信号の最小値よりも小さく、アナログ入力信号は、周囲の照度を検出して電気信号に変換し、制御回路部11へ照度センサ信号を出力する照度センサ信号であり、かつ、デジタル入力信号は、リモコン送信器4の信号を受けて、制御回路部11へ信号を出力するリモコン信号受信部16のリモコン信号、および人を検知して出力する人体検知センサ信号であって、リモコン信号が正論理信号もしくは負論理信号のどちらかであり、人体検知センサ信号は、もう一方の信号であり、リモコン信号および人体検知センサ信号を重畳された照度センサ15の出力信号が、制御回路部11に供給され、制御回路部11において、照度センサ信号を用いて照度の明暗を判定するための閾値Xと、リモコン信号の入力を判定するための閾値Yおよび人体検知センサ信号の入力を判定するための閾値Zを各々に有し、リモコン入力信号の閾値Yおよび人体検知センサ信号の閾値Zが、照度センサ15の信号の明暗判定のための閾値Xに対して、負論理信号のものは負側に、正論理信号のものは正側に設定され、かつ、各々の閾値が照度センサ信号の出力範囲外に設定される(図15参照)ことを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項記載の照明装置を用いたことを特徴とするセンサおよびリモコン機能付きの照明器具である(図3参照)。
請求項1の発明によれば、照明装置の制御回路部に入力されるアナログ入力信号にデジタル入力信号が重畳され、デジタル入力信号の入力値が正論理信号の場合はアナログ入力信号の最大値よりも大きく、負論理信号の場合はアナログ入力信号の最小値よりも小さいことで、互いの機能を損なうことなく、デジタル入力信号をアナログ入力信号に重畳し、複数の信号を1つの信号に合成して処理することができる。さらに、これによって省配線化が可能となり、プリント基板の小型化やコネクタ数の削減など照明装置の小型化が実現できる。
また、請求項の発明によれば、リモコン信号および人体検知センサ信号の2つのデジタル入力信号を同時に、アナログ入力信号である照度センサに重畳することができ、3つの信号を1つの信号に省配線化できる。
請求項に係る発明は、センサおよびリモコン機能付き照明器具において、請求項の照明装置を用いることで、照明器具全体の小型化を実現できる。また、照度センサの機能を有した照明装置とそれにリード線で接続される制御用の照明装置を有する照明器具においては、たとえば、照度センサの機能を有した照明装置を、照度センサとリモコン機能を有し、リモコン信号が照度センサ信号に重畳される照明装置と交換する場合でも、信号線の増加に伴う変更が不要となり、容易にリモコン機能を追加できる。すなわち、照明器具の多機能化が容易となる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。電源2と照明負荷3に接続された照明装置1bと、センサまたはリモコン受信機能を有する照明装置1aとがリード線1cで接続されており、リード線1c上にアナログ信号とデジタル信号とが重畳されている。照明装置1aは、アナログ信号を出力する照度センサ15と、デジタル信号を出力するリモコン信号受信部16や人体検知センサ17などを搭載している。照明装置1a,1bは、図3に示すように、同一の器具本体30内に収納されていても良いし、分離して設置されていても良い。
図3に示す壁付照明器具は、金属の外郭である器具本体30と、蛍光灯のような照明負荷3と、そのソケット部31と、光を透過するグローブ32と、制御回路部を内蔵した照明装置1bと、リモコン信号受信部および照度センサ部を内蔵した照明装置1aで構成されており、照明装置1aと照明装置1bはリード線1cで接続されている。器具本体30の下端部には、グローブ保持部33、照度センサ用穴部35、リモコン信号用穴部36が設けられている。なお、照明装置1aに人体センサ17も併せて搭載している場合には、図3(b)に示すように、さらに人体検知センサ用穴部37が設けられる。
器具本体30は、鉄等の金属製で、略中空直方体型に形成されるもので、壁面の地上面から約1.8mの高さに設置されている。グローブ32は、光透過材料により形成されるもので、器具本体30の保持部33により、器具本体30に固定されている。照明負荷3は、たとえば蛍光灯であり、器具本体30に取り付けられたソケット31に装着されている。
照明装置1aは、周囲の照度を検出して電気信号に変換し、制御回路部11へ照度センサ信号を出力する照度センサ15と、リモコン送信器4の信号を受けて、制御回路部11へリモコン信号を出力するリモコン信号受信部16とから構成される。この照明装置1aは、照明器具の外郭下面に設けられた穴部35,36より表面が露出して器具本体30内に固定されている。そして、照明装置1aにおいてリモコン信号(デジタル信号)が照度センサ信号(アナログ信号)に重畳された信号が出力され、リード線1cによって照明装置1bに伝送されている。照明装置1bは、リード線1cから入力された信号を用いて照明負荷3の点灯状態を制御する制御回路部11と、照明負荷3を駆動するための負荷駆動回路部13と、制御回路部11の設定をするための設定部14と、これらに動作電源を供給する電源部12を備える。
照明器具は、リモコン送信器4を用いることで、点灯のモードを切り替えることができる。屋外に設置される器具の場合、例えば、点灯のモードは、暗くなると自動点灯し、明るくなると自動消灯する「センサモード」と屋内の壁スイッチでのみ点灯・消灯が切り替えられる「通常点灯モード」の2つのモードが選択できるようになっている。
次に、照明装置1aからの信号が照明装置1bに入力されたときの動作について、アナログ入力信号として照度センサ信号が、デジタル入力信号としてリモコン信号が入力される場合を例に説明する。
照明装置1aの照度センサ15は、照明装置1aの周囲の光を電流として出力する。その光電流の特性として、明るいときには大きく、暗くなるに従い、電流が減少していくが、零にはならず、暗電流として一定の電流値となる。図2に示す回路では、この電流値は電圧値に変換される。
照度センサ15の出力として表される電圧Vxは、光電流Iaとバイアス電流I1を加えた値に抵抗R2を乗じた値で定義され、光電流Iaが増加する、すなわち照明装置1aの周囲照度が上がるにつれて、電圧Vxも増加する。ただし、抵抗R1による分圧および光電流Iaの暗電流により、図4(イ)に示すように、照度センサ信号出力の上限値bおよび下限値aは、各々制御電源電圧Vcc、グランドGNDの範囲内で変化する。なお、この出力電圧Vxの変化は、1日24時間周期の明るさの変化に追従し、緩やかに変化する。
一方、リモコン信号は、変調されたリモコン送信器信号がリモコン受信部16内で復調されたものであるが、その復調されたリモコン信号は、全長が0.2秒程度という短時間の波形であり、リモコン信号のコード規則に従った正論理もしくは負論理信号の矩形波である。
そして、このリモコン信号は、ダイオードD1を介して、リモコン受信部16の出力を前述の照度センサ15の信号線に接続することで、照度センサ15の信号に重畳される。各々の波形を図4に示す。図4において、(イ)は照度センサ信号出力、(ロ)はリモコン信号出力、(ハ)は照度センサ信号とリモコン信号出力を重畳した電圧である。
制御回路部11では、入力信号レベルがリモコン信号の閾値Yを超えていなければ、常時、入力信号を照度センサ信号の入力としてみなしており、また、任意に設定された閾値Xを越えているか、超えていないかにより周囲照度の明暗判別を行っている。例えば、図5の制御例では、入力信号の電圧レベルが、ある一定期間以上、閾値Xより小さいと周囲が暗いと判断し、照明点灯信号を出力し、負荷駆動回路部13を介して照明負荷3を点灯させる。
逆に、入力電圧レベルがある一定期間以上、閾値Xより大きいと周囲が明るいと判断して、照明点灯信号の出力を止め、照明を消灯させる。
一方、リモコン信号は、制御回路部11において、任意のコードの羅列になっているかが判別される。まず、制御回路部11では、図6に示すように、入力信号がリモコン信号の閾値Yを越えたならば、入力信号は、リモコン信号としてコードの判別処理に移る。最後にリモコン信号の閾値Yを越えてから、一定期間にリモコン信号の閾値Yを越える信号が入力されず、リモコン信号の入力が無いと判断した場合、照度センサ15の入力としての判別処理に戻る。
制御回路部11では、リモコン信号のコード判別処理をしている間、照度センサ15の明暗判定は行われない。すなわち、リモコン信号か照度センサ信号かを判別するために、リモコン信号の閾値Yを超えた時点で、入力信号をリモコン信号とみなすようなアルゴリズムになっている(図7)。
なお、リモコン信号と照度センサ信号を各々で制御しようとした場合、リモコン送信器信号が入力される際、照度センサのフィルタ特性によっては、リモコン送信器信号がノイズ源となり、図8(イ)に示すように、照度センサの出力が乱れる場合がある。この場合、リモコン信号入力時には照度センサ信号を無視するマスク処理が必要となる。
これに対して、本実施の形態のように、リモコン信号を照度センサ信号に重畳させるのであれば、リモコン信号の入力時は、図8(ロ)に示すように、リモコン信号としてのみ扱うこととなり、そのマスク処理が必要でなくなる。
ただし、図9(イ)に示すように、リモコン信号が正論理信号である場合において、リモコン信号の閾値Yが照度センサの閾値Xより小さい場合、周囲照度が閾値Yを超える状況では、「消灯状態から点灯状態への推移はできるが、点灯状態から消灯状態への推移はできなくなる」といった問題が生じる。
したがって、リモコン信号が正論理信号である場合、図9(ロ)に示すように、リモコン信号の閾値Yは、必ず照度センサの閾値Xより大きくなるよう設定される。
また、たとえリモコン信号の閾値Yが照度センサの閾値Xより大きくても、やはり、照度センサの出力上限範囲内であれば、周囲照度がリモコン信号の閾値Yの値を超える状況においては、リモコン信号の判定が機能しなくなる。したがって、リモコン信号は、その出力cが照度センサの最大出力値bより大きくなるように回路を構成されており、そのときのリモコン信号の閾値Yは、図9(ハ)に示すように、照度センサ信号の出力範囲外に設定されるようなっている。
なお、図10に示すように、リモコン信号が負論理信号で照度センサ信号に重畳される場合も同様であり、リモコン信号は、その出力cが照度センサの最小出力値aより小さくなるように回路を構成されている(図11)。具体的には、図11のダイオードD1の極性が図2とは逆極性となっており、リモコン受信部16の出力がグランドレベルGNDにプルダウンされることにより、リモコン信号は、その出力cが照度センサの最小出力値aより小さくなる。
このとき、仮に、図12(イ)に示すように、リモコン信号の閾値Yが、照度センサの閾値Xより大きい場合、周囲照度がリモコン信号の閾値Yより小さくなるような状況では、「点灯状態から消灯状態への推移はできるが、消灯状態から点灯状態への推移はできなくなる」といった問題が生じる。
したがって、リモコン信号の閾値Yは、図12(ロ)に示すように、必ず照度センサの閾値Xより小さくなるよう設定される。また、たとえリモコン信号の閾値Yが、照度センサの閾値Xより小さくても、やはり、照度センサの出力下限範囲内であれば、周囲照度がリモコン信号の閾値Yの値より小さくなる状況においては、リモコン信号の判定が機能しなくなる。
したがって、リモコン信号は、図12(ハ)に示すように、その出力cが照度センサの最小出力値aより小さくなるように回路を構成されており、そのときのリモコン信号の閾値Yは、照度センサ信号の出力範囲外に設定されるようなっている。
(実施の形態2)
図13、図14を用いて実施の形態2を説明する。ここでは、照明装置1aからの信号が照明装置1bに入力されたときの動作について、アナログ入力信号として照度センサ信号が、デジタル入力信号として人体検知センサ信号が入力された場合を例に説明する。
一般的に、照度センサ15と人体検知センサ17の両方を搭載した照明器具は、明るければ、人の検知の有無に関わらず消灯させ、暗いときに人を検知したら、点灯させるという動作を持たせており、この実施の形態もその動作を前提に記載している。
照度センサ15の動作は、実施の形態1と同様である。一方、人体検知センサ信号は赤外線センサを使ったものであり、任意のエリアで熱変化があった場合に人体の動きとして出力され、ここでは正論理の矩形波が出力されるようになっている。
この矩形波は、人体検知時のエネルギー量の変化に比例してそのパルス幅が決められ、一般的に熱変化が大きいほど、出力パルス幅が長くなる。したがって、任意のパルス幅より長い場合にのみ人の移動による熱変化とみなし、短いパルス幅の出力波形はノイズ的な熱変化とみなして、信号を無視している。
制御回路部11では、実施の形態1と同様、入力信号レベルが人体検知センサ信号の閾値Zを超えていなければ、常時、入力信号を照度センサ信号の入力として、任意に設定された閾値Xを越えているか、超えていないかにより周囲照度の明暗判別を行っている。
一方、人体検知センサ信号は、制御回路部11において、任意の時間以上出力されたかが判別される。まず、制御回路部11では、入力信号が人体検知センサ17の信号閾値Zを越えたならば、入力信号は、人体検知センサ信号として時間判別処理に移る。一定時間の入力を確認した時点で、明るさが暗ければ照明負荷が点灯される。入力信号が閾値Z以下になった時点で、一定時間以下と判断して、照明負荷3を消灯し、次回から、照度センサ15の入力としての判別処理に戻る。
ここでも、人体検知センサ信号と照度センサ信号を各々で制御しようとした場合、図14(イ)に示すように、人体検知センサ信号が出力されると一定時間後に照明負荷3が点灯されるため、照度センサ15に自光の影響がある場合、点灯している間、照度センサ15の出力が嵩上げされる波形になるので、各々を別処理しようとした場合、点灯時に照度センサ信号を無視するマスク処理が必要となる。これに対して、本実施の形態のように、人体検知センサ信号を照度センサ15に重畳させるのであれば、図14(ロ)に示すように、点灯時は、人体検知センサ信号とみなすこととなり、そのマスク処理が必要でなくなる。
ただし、人体検知センサ信号が正論理信号である場合において、仮に、人体検知センサの閾値Zが照度センサの閾値Xより小さい場合、周囲照度が人体検知センサの閾値Zを超える状況では、「人の検知がなくとも点灯する」といった問題が生じる。したがって、人体検知センサ信号の閾値Zは、必ず照度センサの閾値Xより大きくなるよう設定される。
また、たとえ人体検知センサの閾値Zが照度センサの閾値Xより大きくても、やはり、照度センサ15の出力上限範囲内であれば、周囲照度が人体検知センサの閾値Zの値を超える状況においては、信号を常に人体検知センサ信号とみなしてしまい、照度センサ信号としての処理ができなくなるといった課題がある。したがって、正論理信号の人体検知センサ信号は、図13に示すように、その出力dが照度センサの最大出力値bより大きくなるように回路を構成されており、そのときの人体検知センサの閾値Zは、照度センサ信号の出力範囲外に設定されるようなっている。
なお、人体検知センサ信号が負論理信号で照度センサ信号に重畳される場合も同様で、人体検知センサの閾値Zが照度センサの閾値Xより大きい場合、周囲照度が人体検知センサの閾値Zより小さくなるような状況では、信号を常に人体検知センサ信号とみなしてしまい、照度センサ信号としての処理ができなくなるといった問題が生じる。したがって、負論理信号の人体検知センサの閾値Zは、必ず照度センサの閾値Xより小さくなるよう設定される。
また、たとえ人体検知センサの閾値Zが、照度センサの閾値Xより小さくても、やはり、照度センサ15の出力下限範囲内であれば、周囲照度が人体検知センサの閾値Zの値より小さくなる状況においては、「人の検知がなくとも点灯する」という問題が生じる。したがって、負論理信号の人体検知センサ信号は、その出力dが照度センサの最小出力値aより小さくなるように回路を構成されており、そのときの人体検知センサの閾値Zは、照度センサ信号の出力範囲外に設定されるようなっている。
(実施の形態3)
図15、図16を用いて実施の形態3を説明する。ここでは、照明装置1aからの信号が照明装置1bに入力されたときの動作について、アナログ入力信号として照度センサ信号が、デジタル入力信号として人体検知センサ信号およびリモコン信号が入力された場合を例に説明する。
照度センサ15およびリモコン信号の各々の動作は実施の形態1と同じであり、人体検知センサ信号の動作は実施の形態2と同じである。ただし、リモコン信号と人体検知センサ信号は、その入力が区別されるよう、どちらか片方が正論理信号であり、もう片方が負論理信号となるよう構成されている。
制御回路部11では、入力信号レベルが人体検知センサ信号の閾値Zを超えておらず、また、リモコン信号の閾値Yを超えてなければ、照度センサ信号の入力として、閾値Xを境に明暗判別を行っている。
人体検知センサ信号またはリモコン信号のどちらかのデジタル信号が入力され、その閾値Z,Yのいずれかを超えた時点で、その信号の処理に移り、処理が終了した時点で、再度、閾値判定を行い、どちらの閾値も越えていなければ、照度センサ信号の入力として処理される(図16)。
なお、リモコン信号および人体検知センサ信号の入力レベルは、実施の形態1および実施の形態2と同様、正論理信号の場合は照度センサ信号の最大出力値bより大きくなるよう、また負論理信号の場合は照度センサ信号の最小出力値aより小さくなるよう設定され、各閾値の設定についても、実施の形態1および実施の形態2と同様、照度センサ信号の出力範囲外に設定されている。
本発明の実施の形態1の照明装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の正論理信号のリモコン信号を重畳する場合の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1の壁付照明器具の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の正論理信号のリモコン信号を重畳する場合の動作説明図である。 本発明の実施の形態1の制御回路部における照度センサ信号の処理を示す説明図である。 本発明の実施の形態1の制御回路部におけるリモコン信号の処理を示す説明図である。 本発明の実施の形態1の制御回路部における信号処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1のリモコン信号と照度センサ信号の波形との関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の正論理信号のリモコン信号を重畳する場合の制御回路部の閾値設定の説明図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の負論理信号のリモコン信号を重畳する場合の動作説明図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の負論理信号のリモコン信号を重畳する場合の要部構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1の照明装置の負論理信号のリモコン信号を重畳する場合の制御回路部の閾値設定の説明図である。 本発明の実施の形態2の照明装置の人体検知センサ信号を照度センサ信号に重畳させたときの動作説明図である。 本発明の実施の形態2の照明装置の人体検知センサ信号と照度センサ信号の波形との関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態3の照明装置のリモコン信号と人体検知センサ信号を照度センサ信号に重畳させたときの動作説明図である。 本発明の実施の形態3の制御回路部における信号処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 センサおよびリモコン機能付照明器具の従来例を示す図であり、(a)は器具の外観を示す斜視図、(b)は器具の設置状況を示す斜視図である。 センサおよびリモコン機能付照明器具に使用される照明装置の従来構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a 照明装置(センサ部)
1b 照明装置(制御部)
1c リード線
3 照明負荷
11 制御回路部
12 電源部
13 負荷駆動回路部
15 照度センサ(アナログ出力)
16 リモコン信号受信部(デジタル出力)
17 人体検知センサ(デジタル出力)

Claims (2)

  1. 信号レベルが時間をかけて連続的に変化するアナログ入力信号と、前記アナログ入力信号の変化に比べ短期間でパルス変化し、論理信号として入力が判別されるデジタル入力信号を用いて照明負荷の点灯状態を制御する制御回路部と、制御回路部に動作電源を供給する電源部と、制御回路部により照明負荷を駆動するための負荷駆動回路部とから構成される照明装置において、アナログ入力信号にデジタル入力信号が重畳され、デジタル入力信号の入力値が正論理信号の場合はアナログ入力信号の最大値よりも大きく、負論理信号の場合はアナログ入力信号の最小値よりも小さく、アナログ入力信号は、周囲の照度を検出して電気信号に変換し、制御回路部へ照度センサ信号を出力する照度センサ信号であり、かつ、デジタル入力信号は、リモコン送信器の信号を受けて、制御回路部へ信号を出力するリモコン信号受信部のリモコン信号、および人を検知して出力する人体検知センサ信号であって、リモコン信号が正論理信号もしくは負論理信号のどちらかであり、人体検知センサ信号は、もう一方の信号であり、リモコン信号および人体検知センサ信号を重畳された照度センサの出力信号が、制御回路部に供給され、制御回路部において、照度センサ信号を用いて照度の明暗を判定するための閾値と、リモコン信号の入力を判定するための閾値および人体検知センサ信号の入力を判定するための閾値を各々に有し、リモコン入力信号の閾値および人体検知センサ信号の閾値が、照度センサの信号の明暗判定のための閾値に対して、負論理信号のものは負側に、正論理信号のものは正側に設定され、かつ、各々の閾値が照度センサ信号の出力範囲外に設定されることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項記載の照明装置を用いたことを特徴とするセンサおよびリモコン機能付きの照明器具。
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