JP5032822B2 - べら針 - Google Patents

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Description

本発明は、横編機に使用するべら針に関する。
従来から、横編機では、針床の長手方向に多数の針溝を形成し、各針溝内に収容する編針を摺動変位させて、針床の一方側が臨む歯口で編地を編成している。編針の歯口側先端にはフックが形成される。フックが開いた状態で歯口に進出すると、フック内に編糸が供給される。歯口で編糸の供給を受けたフックが針床側に退入すると、編糸が引込まれて編目ループが形成される。フックの歯口への進出時に、フック内には既に編目ループが形成されていれば、形成されている編目ループは、フック内から針幹側に移動する。針幹側に移動した編目ループは、フックが針床側に退入する際に、閉じるフックをノックオーバして歯口内に離脱し、旧ループとなる。歯口内に離脱した旧ループの連続によって編地が形成される。横編機の編針としては、フックをべらで開閉するべら針が広く用いられている。
図4は、べら針1の先端付近の概略的な構成の一例を示す。図4(a)に正面から見て示すように、べら針1では先端のフック2をべら3で開閉する。べら3は、支点4を中心として、実線で示すようなフック2を閉じる状態と、二点鎖線で示すようなフック2を最大限に開く状態との間で揺動変位する。べら針1が収容される針溝や、針溝が形成される針床については図示を省略しているけれども、針幹5の底面が針溝の底部に沿って摺動して、べら針1は図の左右方向に変位する。針幹5のうち、最大限に開くべら3の先端付近では、底面側に下抉り6が設けられている(たとえば、特許文献1参照。)。
図4(b)は、べら針1を図4(a)の底面側から見て示す。図4(b)に示すように、べら針1には、針幹5の側面の一方に側面抉り7が設けられ、底面と側面抉り7が設けられる側面との間に片傾斜抉り8も設けられる。図4(a)に示すように、針幹5の表面には段9も設けられる。段9の側方には、目移し用の羽根10も設けられる。羽根10は先端が自由端となる板ばねであり、先端は側面抉り7内に収容されて閉じている。
目移しは、歯口を挟んで対向する針床の編針間で行われる。編目ループを保持する目渡し側のべら針1が段9付近まで歯口に進出すると、フック2に保持されている編目ループは、相対的にフック2から段9の方向に移動する。フック2がべら3で閉じられていても、移動する編目ループがべら3を内側から開き、べら3は支点4を中心とする揺動変位で二点鎖線で示す状態まで開く。編目ループは、開いているべら3を乗越え、段9まで移動する。羽根10は、先端が閉じているので、編目ループの内側に入る。対向する針床から歯口に進出する目受け側のべら針1のフック2の先端は、片傾斜抉り8で案内されて羽根10と針幹5との間に侵入する。目渡し側のべら針1が歯口から後退すると、編目ループは目受け側のべら針1のフック2に捕捉され、編目ループを捕捉した目受け側のべら針1のフック2は羽根10を開いて脱出する。目受け側のフック2に捕捉された編目ループは、目渡し側のべら針1を、べら3の下側に侵入してべら3でフック2を閉じながら離脱する。(たとえば、特許文献2参照)。
図4(c)には、図4(a)の切断面線C−Cから見た下抉り6の部分の断面形状を示す。べら針1は、金属板の打抜き加工を元に製造するので、針幹5の基本的な断面形状は矩形となる。下抉り6は、針幹5の底面側を一様に削減して形成されるので、断面形状は矩形であるけれども、周長は減少する。
図5は、下抉り6を設ける理由を示す。下抉り6は、べら針1が歯口11に進出して基本的なニットの編目を形成する際に、フック2に保持されていた編目ループ12がべら3を開いて針幹5側に離脱することを容易にするために設けられる。なお、横編機では、歯口11を挟んで対向する針床は、歯口11側が上昇するようにそれぞれ傾斜しているので、べら針1を傾斜させた姿勢で示す。歯口11の斜め上方にべら針1が進出すると、フック2内に保持されていた編目ループ12は、べら3を開きながら、べら3を乗越えて針幹5側に移行してクリアされる。歯口11でフック2に編糸が供給されると、べら針1は歯口11から後退する。針幹5側に移行していた編目ループ12は、べら3と針幹5との間に侵入し、べら3を閉じながらフック2を乗越えて離脱するノックオーバで、新たにフック2内に形成される新ループに対して旧ループ13となる。このようにして順次形成される旧ループ13は、歯口11の下方に垂下がるように集積し、編地14が形成される。
編目ループ12のクリアとノックオーバとを確実に行わせるためには、開いた状態のべら3の先端と針幹5との間に、ある程度の段差を設ける必要がある。図5(a)に示すように、編目ループ12がべら3の先端に載っている状態で、クリアする直前で必要なループ長が最大となる。このループ長は、編成可能な最小限の編目の大きさを決定する。フック2が編糸を引込んで編目ループ12を形成する際の引込量を少なくしてループ長が小さくなるようにしても、べら3をクリアすることができなければ、編地14を形成することはできない。下抉り6を設ければ、図5(b)に示すように、針幹5の周長を減少させ、クリア時にべら3と針幹5とを外囲するループ長を小さくすることができる。
なお、編目ループ12のクリアを容易にするために、歯口11にステッチプレッサ15などの編地押えを挿入する技術も知られている(たとえば、特許文献3参照)。また、べら3と針幹5とを含むクリアに必要な周長を減少させるために、べら3側に二点鎖線で仮想的に示すような上抉り16を設けて、べら3の先端を二点鎖線で示すように下げる技術も知られている。たとえば、特許文献2の図4〜図10に示されるべら針には、上抉り16に相当するくぼみが認められる。
実開平3−70286号公報 特開2006−57234号公報 特公昭62−15662号公報
図4(a)に示すような下抉り6を設けると、図5(a)に示すようにステッチプレッサ15を用いる際に、ステッチプレッサ15と下抉り6との間に隙間が生じてしまう。編目ループ12や旧ループ13を形成している編糸が細いような場合、ステッチプレッサ15で旧ループ13を押える作用が充分ではなくなる可能性がある。ステッチプレッサ15の作用が不充分になると、編目ループ12がべら3の先端に載った状態でべら針1とともに歯口11側に進出し、編目ループ12をクリアさせることができなくなってしまう。
図5(a)に二点鎖線で仮想的に示すように、ステッチプレッサ15が作用する底面側は平坦にして、上抉り16を設け、べら3を下げるようにすれば、ステッチプレッサ15を充分に作用させることはできる。上抉り16によって、クリア時のべら3の位置は針幹5側に接近し、クリア時に必要なループ長を減少させることができる。しかしながら、上抉り16を設けてべら3を下げると、前述のような目移し時に、段9で目受け側のべら針1のフック2に捕捉された編目ループ12がべら3の下側に侵入しにくくなり、べら3の上側を通過したり、べら3の先端に当りやすくなってしまう。目渡しする編目ループ12がべら3の上側を通過すると、開いた状態のフック2内に戻ってしまい、目渡し側のべら針1のフック2から離脱することができなくなって、編目ループ12を目受け側に移行させることができない。編目ループ12がべら3の先端に当ると、糸が割れてしまう。
クリア時に必要なループ長を減少させないと、充分に小さな編目を編成することができなくなってしまう。
本発明の目的は、クリア時の針幹の周長を短くすることができ、しかもステッチプレッサの作用や目移しも確実に行わせることができるべら針を提供することである。
本発明は、略的に矩形の断面形状を有する針幹の表面側の先端にフックとその開口を開閉するべらとが設けられるとともにべらがフックの開口を最大限に開く状態でべらの先端が針幹の表面に接近する位置付近の針幹には、クリア時に必要なループ長を増大させずに、編目ループをクリアさせるための抉りが設けられるべら針において、
抉りは、針幹の針溝摺動面である底面の中間部から少なくとも一方の側面にかけて、該矩形断面よりも周長が短くなるように設けられていることを特徴とするべら針である。
また本発明で、前記抉りは、前記底面の中間部から両方の側面にかけて設けられていることを特徴とする。
また本発明で、前記底面の中間部から両方の側面にかけて設けられている抉りは、底面側に向って55°±10°の角度をなして間隔が狭まる傾斜面を含むことを特徴とする。
本発明によれば、べらがフックを最大限に開く状態で、べらの先端が接近する位置付近の針幹は、底面の中間部から少なくとも一方の側面にかけて、断面形状の矩形よりも周長が短くなる抉りが設けられているので、編目ループがべらをクリアする位置で針幹の周長を減少させることができる。針幹の底面側は、少なくとも一方の側面にかけて抉られていても、中間部には抉られないか、抉りの程度が小さい部分が残存する。底面の一部に抉りが設けられても針幹の表面と底面との間の間隔には、断面形状の矩形と同等の部分が残存しているので、ステッチプレッサを備える場合に、隙間が開くことがなく、ステッチプレッサの作用を充分に行わせることができる。針幹の表面側では、周長を減少させるための抉り等を廃止したり低減したりすることができる。べら針が目渡し側となって目移しを行う際には、目受け側のフックに捕捉された編目ループを、べらと針幹の表面側との間に侵入させて、べらでフックを閉じながら目渡し側のべら針から離脱させ、確実に目移しを行うことができる。
また本発明によれば、針幹の底面の中間部から両方の側面にかけて抉りが設けられるので、一方側の側面のみに抉りが設けられる場合よりも、容易に周長の減少を図ることができる。
また本発明によれば、底面の中間部から両方の側面にかけて設けられている抉りは、底面側に向って55°±10°の角度をなして間隔が狭まる傾斜面を含むので、円滑な編目形成を図ることができる。
図1は、本発明の実施の一形態としてのべら針21の先端付近の構成を示す。以下図1〜図3では、べら針21以外の構成部分で、図4や図5に示す構成部分と同等の構成部分には、同一の参照符を付して重複する説明を省略することがある。
図1に示すように、べら針21のフック22、べら23、支点24および針幹25などの基本的な構成は、図4および図5に示すべら針1のフック2、べら3、支点4および針幹5とそれぞれ同等である。ただし、べら針21では、べら針1の下抉りではなく、両傾斜抉り26を設けるようにしている。両傾斜抉り26を設ける程度は、最大限に開いた状態のべら23の先端付近で最大となり、べら針21の長さ方向の両側に向って滑らかに減少させている。
べら針1では、針幹25の表面25a側にフック22が開口し、べら23がフック22の開口を臨む位置に設けられる。両傾斜抉り26は、針幹25の底面25bから両側の側面25c,25dにかけて形成される。両傾斜抉り26の頂部26aとして、針幹25で抉りが設けられていない部分の底面25bの中間部に相当する部分が残存する。べら針1のような横編機の編針は、針床に設ける針溝内に収容されて摺動変位し、底面25bが摺動面となる。
両傾斜抉り26は、たとえば図1(b)に図1(a)の切断面線B−Bから見て示すように、針幹25の断面形状で矩形の下辺となる底面25bの中間部を除く両側と両方の側面25c,5dとの間を短絡する傾斜面として形成される。直線状の両傾斜抉り26は、面取り前の矩形断面の角隅部に対して直角三角形の斜辺に相当するので、対向する直角を挟む二辺の長さの和よりは短くなり、周長が減少する。針幹25の表面25aと両傾斜抉り26の頂部26aとの間の距離は、矩形断面部分での表面25aと底面25bとの間の距離と同程度となって、図4の下抉り6を設ける場合のようには減少しないので、図1(b)の紙面と垂直な、針幹25の長さ方向の曲げ剛性が低下しないようにすることができる。
図1(a)に示すように、ステッチプレッサ15を用いる場合は、ステッチプレッサ15とべら針21の底面25bの中間部となる両傾斜抉り26の頂部26aとの間の隙間が小さくなるので、ステッチプレッサ15の作用を充分に発揮させることができる。ステッチプレッサ15の作用で、旧ループ13はべら針21とともに歯口11に上昇することがなく、編目ループ12をべら23の先端から確実にクリアさせることができる。なお、両傾斜抉り26の頂部26aとして、針幹25の底面25bの中間部に相当する部分が完全には残存しないで、頂部26aが底面25bよりも表面25a側に抉られていても、その程度が小さければ平坦とみなすことができる。頂部26aとステッチプレッサ15との間の隙間が小さく、曲げ剛性の低下も小さいからである。
図2は、図1のべら針21で、図4のべら針1に対応して、目移し部分を含む構成を示す。針幹25には、両傾斜抉り26とともに、側面抉り27、片傾斜抉り28、段29および羽根30が設けられる。これらの構成要素は、図4のべら針1の側面抉り7、片傾斜抉り8、段9および羽根10とそれぞれ同等である。図2(a)は正面から見た構成を示し、図2(b)は図2(a)の底面側から見た構成を示し、図2(c)は図2(a)の切断面線C−Cから見た断面形状を示す。
図2(a)に示すように、開いた状態のべら23の先端付近の針幹25の表面25aには、わずかの上抉り31が設けられる。しかしながら、この上抉り31は、目移し時に支障が生じない程度に小さくする。図2(b)に示すように、両傾斜抉り26の両傾斜面は、べら針21の底面25bで交わり、稜線となる頂部26aは、針幹25のほぼ中央を通る。
図2(c)に示すように、両傾斜抉り26の部分の断面形状は抉りが設けられていない部分の矩形断面の底面25bの中間部が残るV形であり、針幹25の両側で対称な形状となる。両傾斜抉り26の両斜面間でなす角度θは、種々の試験の結果、55°±10°程度が好ましいと判明している。
図3は、図2(a)に示す上抉り31と目移し時の編目ループ12の移動軌跡との関係を示す。図3(a)に示すように、目移し時には、段29まで相対的に後退した編目ループ12がべら23の方へ相対的に前進する。上抉り31が深くなければ、べら針21での移動軌跡21aは、針幹25の表面25aに沿ってべら23と上抉り31との間に突入し、さらに編目ループ12が前進する際に、べら23でフック22を閉じて目渡し側のべら針21から離脱することができる。
図3(b)は、本発明の実施の他の形態として、上抉りを設けないべら針32の構成を示す。上抉りを設けなければ、針幹35の表面35aに沿う編目ループ12の移動軌跡32aは、確実にべら23と針幹35の表面35aとの間に突入させることができる。上抉りを設けない代りに、針幹35の底面35bから両側面に設ける両傾斜抉り36を大きくして、針幹35の周長を低減し、クリア時に必要なループ長が増大しないようにすることができる。図2(c)に示すようなV形の断面形状で、両傾斜抉り26の傾斜面を大きくすると、傾斜面間でなす角度θは小さくなる。
図3(c)は、比較例となるべら針40として、上抉り41のみを針幹45に設け、底面45aには抉りを設けない構成を示す。底面45b側に抉りを設けないでも、表面45a側の上抉り41と、べら23を下げることとで、クリア時の周長を短くすることはできる。また、針幹45の底面45bが平坦となるので、ステッチプレッサ15を用いる場合の作用も充分に行わせることができる。しかしながら、目移し時の編目ループ12の移動軌跡40aは、べら23に突き当ったり、べら23の上側を通りやすくなってしまい、べら23と上抉り41との間に突入させることが困難となる。移動軌跡40aがべら23に突き当ると編目ループ12の糸が割れてしまう。移動軌跡40aがべら23の上側を通ると、編目ループ12がフック22内に戻ってしまい、目移しを行うことができなくなってしまう。
図3(a)に示すべら針21では、上抉り31を設けても浅い状態とするので、移動軌跡21aがべら23と針幹25の間に突入し、べら23でフック22を閉じながら編目ループ12を目受け側に移行させることができる。また、べら針21やべら針32では、べら23がフック22を最大限に開く状態で、べら23の先端が接近する針幹25,35の表面25a,35aに対向する底面25b,35bは、頂部26a,36aとなる中間部を除く両側が両傾斜抉り26,36として抉られているので、編目ループ12がべら23をクリアする針幹25,35の部分の周長を減少させることができる。底面25b,35bの中間部は抉られていないので、ステッチプレッサ15を備える場合に、隙間が大きく開くことがなく、ステッチプレッサ15の作用を充分に行わせることができる。針幹25,35の断面形状でべら22が設けられる側に対応する表面25a,35aでは、周長を減少させるための抉り等を廃止したり低減したりすることができるので、目受け側のフック22に捕捉された編目ループ12をべら23で閉じたフック22から離脱させ、確実に目移しを行うことができる。
なお、両傾斜抉り26,36は、両傾斜抉り26について図1(b)に示すように断面形状で直線状となる傾斜面を有しているけれども、断面形状で曲線となる曲面であってもよい。また、底面25bから側面25c,25dの一方側のみに抉りを設けても、周長の短縮を図り、ステッチプレッサ15の作用を充分に行わせることができる。
本発明の実施の一形態としてのべら針21の先端付近で編目ループ12がクリアされる部分付近の構成を示す部分的な正面図および断面図である。 図1のべら針21で、目移し部分を含む構成を示す正面図、底面図および編目ループをクリアする部分の断面図である。 図1のべら針21および本発明の実施の他の形態としてのべら針32について、上抉りと目移し時の編目ループ12の移動軌跡との関係を、比較例とともに示す部分的な正面図である。 従来からのべら針1の先端付近の概略的な構成の一例を示す正面図、底面図および編目ループがクリアされる部分の断面図である。 図4のべら針1の先端付近で編目ループ12がクリアされる部分付近の構成を示す部分的な正面図および断面図である。
符号の説明
11 歯口
12 編目ループ
13 旧ループ
15 ステッチプレッサ
21,32 べら針
22 フック
23 べら
25,35 針幹
25a,35a 表面
25b、35b 底面
26,36 両傾斜抉り
26a,36a 頂部

Claims (3)

  1. 略的に矩形の断面形状を有する針幹の表面側の先端にフックとその開口を開閉するべらとが設けられるとともにべらがフックの開口を最大限に開く状態でべらの先端が針幹の表面に接近する位置付近の針幹には、クリア時に必要なループ長を増大させずに、編目ループをクリアさせるための抉りが設けられるべら針において、
    抉りは、針幹の針溝摺動面である底面の中間部から少なくとも一方の側面にかけて、該矩形断面よりも周長が短くなるように設けられていることを特徴とするべら針。
  2. 前記抉りは、前記底面の中間部から両方の側面にかけて設けられていることを特徴とする請求項1記載のべら針。
  3. 前記底面の中間部から両方の側面にかけて設けられている抉りは、底面側に向って55°±10°の角度をなして間隔が狭まる傾斜面を含むことを特徴とする請求項2記載のべら針。
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