JP5032179B2 - ストリーム再生装置及びメディアデータ復号方法 - Google Patents
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Description
「改訂版 デジタル放送教科書(上)」、亀山渉、花村剛監修、2004年10月11日、株式会社インプレスコミュニケーションズ、p80−90。
上記受信手段から出力されたマルチメディアデータストリームのパケットに対し当該パケットが上記受信手段から出力された時点での受信時刻値を発生する受信時刻発生手段と、プログラム時刻基準参照値の置換手段とを新たに備える。そして、この置換手段により、上記受信手段から出力されたマルチメディアデータストリーム中から上記プログラム時刻基準参照値が挿入されたパケットを検出し、このパケットに挿入されたプログラム時刻基準参照値を、当該パケットに対し上記受信時刻発生手段により発生された受信時刻値に置換する。そして、この置換手段により置換された受信時刻値をもとにシステム時計のシステム時刻値を補正するように構成したものである。
この発明に係わるストリーム再生装置の一実施形態は、地上デジタル放送のワンセグ放送を受信してその受信データストリームを記憶し、この記憶された受信データストリームを読み出して再生する機能を備えた携帯端末である。
この携帯端末は、無線ユニット1と、ベースバンドユニット2と、ユーザインタフェースユニット3と、記憶ユニット4と、デジタル放送受信ユニット5と、電源ユニット6とから構成される。
すなわち、制御ユニット21はCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる内部メモリとを備えたもので、上記受信されたTSデータをリアルタイムに再生するための機能として、トランスポートストリーム・インタフェース(TSIF)211と、FIFO(First-in First-out)メモリからなるTSバッファ212と、TS分離部213と、STC制御部214と、システムタイムクロック(STC;System Time Clock)カウンタ215を備えている。なお、これらの各機能部の処理はいずれも上記ROMに格納されたアプリケーション・プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
デジタル放送視聴モードが設定されている状態において、図示しない放送局から送信された放送信号はアンテナ51を介してデジタル放送受信ユニット5で受信復調される。デジタル放送受信ユニット5では、低消費電力化のために例えば本来の8MHzの1/2となる4MHzに設定された伝送クロックを使用する。また、TSデータにおいてNULLパケットが検出されると、このNULLパケットを破棄して後続のTSパケットを詰めて転送する。
TSIF211は、以上の処理をステップS36において視聴終了が検出されるまで繰り返し実行する。
第1の手法は次のようなものである。すなわち、上記TSデータ中において最初のPCR0が検出されたときには、この最初のPCR0をそのままSTC制御部214に与えて、このPCR0をもとにSTCカウンタ215のシステム時刻値を補正させる。またそれと共に、上記最初のPCR0と、当該PCR0が挿入されたTSパケットの受信時刻値t0をTS分離部213内のメモリに保存しておく。次に、上記TSデータ中において2個目以降のPCRi(i=1以上の整数)が検出されたとき、当該PCRiが挿入されたパケットの受信時刻値ti(i=1以上の整数)と、上記保存された最初に検出されたPCR0及びTSパケットの受信時刻値t0とをもとに、
PCR′i=PCR0+(ti−t0) …(1)
なる演算を行って時刻値PCR′iを算出し、上記PCRiをこの算出されたPCR′iに置換する。
PCR′1=PCR0+(t1−t0) …(2)
なる演算を行って時刻値PCR′1を算出し、上記今回検出されたPCR1を上記算出された時刻値PCR′1に置換する。そして、この置換後の時刻値PCR′1と、受信時刻値t1を次回の時刻値の計算のために内部メモリに保存する。
PCR′i=PCR′(i−1)+(ti−t(i−1)) …(3)
なる演算が行われて置換用の時刻値PCR′iが算出され、上記今回検出されたPCRiがこの算出された置換用の時刻値PCR′iに置換される。そして、この置換されたPCR′iと受信時刻値tiが、次回検出されるPCR(i+1)の置換用の時刻値PCR′(i+1)を算出するための情報として内部メモリに保存される。
Claims (6)
- 複数種のメディアデータがパケット多重されこの多重化された複数のパケットに周期的に送受間の同期をとるためのプログラム時刻基準参照値が挿入されたマルチメディアデータストリームを受信してこの受信されたマルチメディアデータストリームを出力する受信手段と、この受信手段から出力されたマルチメディアデータストリームからパケットごとにメディアデータを分離する分離手段と、この分離手段により分離されたメディアデータを復号する復号手段とを備えるストリーム再生装置であって、
前記受信手段から出力されたマルチメディアデータストリームのパケットに対し、当該パケットが前記受信手段から出力された時点での受信時刻値を発生する受信時刻発生手段と、
前記受信手段から出力されたマルチメディアデータストリーム中から前記プログラム時刻基準参照値が挿入されたパケットを検出し、このパケットに挿入されたプログラム時刻基準参照値を、当該パケットに対し前記受信時刻発生手段により発生された受信時刻値に基づいて置換する置換手段と、
前記置換手段により置換された時刻値をもとにシステム時計のシステム時刻値を補正する手段と
を具備することを特徴とするストリーム再生装置。 - 前記受信時刻発生手段は、前記マルチメディアデータストリーム中のパケットごとに、当該パケットが前記受信手段により受信された時点での前記システム時計のシステム時刻値を受信時刻値として使用することを特徴とする請求項1記載のストリーム再生装置。
- 前記置換手段は、
前記マルチメディアデータストリーム中において最初に検出されたプログラム時刻基準参照値PCR0と、当該プログラム時刻基準参照値PCR0が挿入されたパケットの受信時刻値t0を保存する手段と、
前記マルチメディアデータストリーム中において次回以降に検出されたプログラム時刻基準参照値PCRi(i=1以上の整数)を、当該プログラム時刻基準参照値PCRiが挿入されたパケットの受信時刻値ti(i=1以上の整数)と、前記保存されたプログラム時刻基準参照値PCR0及びパケットの受信時刻値t0とをもとに、
PCR′i=PCR0+(ti−t0)
により表される時刻値PCR′iに置換する演算手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のストリーム再生装置。 - 前記置換手段は、
前記マルチメディアデータストリーム中においてプログラム時刻基準参照値PCRi(i=1以上の整数)が検出されるごとに、この今回検出されたプログラム時刻基準参照値PCRiが挿入されたパケットの受信時刻値tiと、前回検出されたプログラム時刻基準参照値PCR(i−1)の置換後の時刻値PCR′(i−1)と、当該プログラム時刻基準参照値PCR(i−1)が挿入されたパケットの受信時刻値t(i−1)とをもとに、
PCR′i=PCR′(i−1)+(ti−t(i−1))
により表される時刻値PCR′iを算出し、前記今回検出されたプログラム時刻基準参照値PCRiを前記算出された時刻値PCR′iに置換する演算手段と、
前記演算手段により置換されたプログラム時刻基準参照値PCRiの時刻値PCR′iと、当該プログラム時刻基準参照値PCRiが挿入されたパケットの受信時刻値tiを、次回受信されるプログラム時刻基準参照値PCR(i+1)の置換用時刻値PCR′(i+1)を算出するための情報として保存する手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のストリーム再生装置。 - 前記復号手段は、
前記分離されたメディアデータを一時保存するバッファメモリと、
前記システム時計のシステム時刻値に同期して前記バッファメモリからメディアデータを読み出し復号する手段と、
前記バッファメモリに保存されるメディアデータのデータ量を第1及び第2のしきい値とそれぞれ比較し、前記バッファメモリに保存されるメディアデータのデータ量が第1のしきい値を超えた場合に前記復号前又は復号後のメディアデータを間引く処理を行い、前記バッファメモリに保存されるメディアデータのデータ量が第2のしきい値を下回った場合に前記復号前又は復号後のメディアデータにデータを挿入する処理を行う制御手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のストリーム再生装置。 - 複数種のメディアデータがパケット多重されこの多重化された複数のパケットに周期的に送受間の同期をとるためのプログラム時刻基準参照値が挿入されたマルチメディアデータストリームを受信し、このマルチメディアデータストリームに含まれるメディアデータを復号するメディアデータ復号方法であって、
前記受信したマルチメディアデータストリームのパケットから得た前記プログラム時刻基準参照値を、このパケットの受信タイミングを示す受信時刻値に基づいて修正し、
この修正されたプログラム時刻基準参照値をもとにシステム時計のシステム時刻値を補正することを特徴とするメディアデータ復号方法。
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