JP5032084B2 - 電動バルブアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、電動バルブアクチュエータに係り、特に、停電時にバルブを緊急に開動作や閉動作させることが可能な電動バルブアクチュエータに関する。
例えば空調用の配管中を流れる冷水や温水、高温の蒸気等の流れを配管に装着されたボール弁やバタフライ弁等をモータ等の回転により開動作や閉動作させて制御する装置として、電動バルブアクチュエータが知られている(例えば特許文献1等参照)。
このような電動バルブアクチュエータでは、停電時のバルブの緊急開閉手段としてバルブの開閉軸やそれを回動させる出力軸にスプリングを備え、通常の稼動時にはバルブを回動駆動する駆動モータの回転力を利用してスプリングを巻き上げておき、停電時に駆動モータの回転力がなくなると巻き上げられたスプリングの付勢力でバルブに必要な開動作や閉動作をさせる電動バルブアクチュエータが知られている(例えば特許文献2等参照)。
しかし、緊急開閉手段としてこのようなスプリングを用いた電動バルブアクチュエータでは、バルブの緊急な開動作や閉動作が非常に迅速に行われるという利点があるが、開閉時に比較的大きな音がする、通常稼動時にスプリングを巻き上げるために大きなモータが必要となり消費電力が大きくなる、緊急開閉時にスプリングがオーバーランすなわち必要量以上に開動作や閉動作をして装置に大きなダメージを与える等の問題点を有していた。
この問題を解消するために、例えばバルブの通常の開閉操作を行う電動バルブアクチュエータとは別に停電時専用のバルブやそれを動作させるアクチュエータを設けることも考えられる。しかし、コストアップにつながると同時に、通常時には開動作や閉動作を行わないため、通常時には冷水や温水、高温の蒸気等に曝されながら緊急時に実際に的確に動作するか否かの確実性が必ずしも保証されない。
そこで、通常時に装置内に備えた二次電池を充電し、停電時にこの2次電池から電力を可変電圧/可変周波数インバータに供給して3相誘電モータを緊急駆動してバルブを自動的に開動作や閉動作をさせる電動バルブアクチュエータが提案されている(特許文献3参照)。
特開2006−112501号公報 特開2001−37153号公報 特開平9−14478号公報
しかしながら、電動バルブアクチュエータは、配管中を冷水が流れると冷水の低温が伝わって装置内に結露を生じるため内部にヒータが備えられていたり、電源部からの発熱等もあり、その内部の温度が上昇する。そのため、二次電池の温度も上昇して電池自体の寿命が著しく短縮してしまう。また、二次電池が加熱や過充電により出火する場合があることは、今日、よく知られている。
また、ニッケル・カドミウム蓄電池等の蓄電池では、完全に放電し切らない状態で充電を繰り返し行うと容量が残っているにもかかわらず放電電圧が低下してしまう、いわゆるメモリ効果を有することが知られている。そのため、停電時に緊急駆動しようとしても駆動電圧が不足してしまう場合が生じ得る。
さらに、上記のような二次電池であると、その交換を頻繁に行うことが必要となりコストアップの要因となると同時に、交換のたびに電動バルブアクチュエータやそれが用いられている空調設備等の運転を止めなければならず、運転停止による費用や頻繁な交換作業に伴う費用の増大を招いてしまう。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、二次電池の温度が上昇することを確実に防止し、装置の稼動中に二次電池を交換することが可能な電動バルブアクチュエータを提供することを目的とする。また、メモリ効果の影響の少ない二次電池を用いた電動バルブアクチュエータを提供することをも目的とする。
前記の問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
バルブを電動で開動作または閉動作させる電動バルブアクチュエータにおいて、
前記バルブを回動駆動させる駆動モータと、
外部設備から入力される制御信号に従って前記駆動モータの動作を制御して、前記バルブを開動作または閉動作させる制御部と、
交流電源を直流電源に変換して前記駆動モータおよび前記制御部に電力を供給する電源部と、
前記駆動モータ、制御部および電源部を内蔵するカバー体に着脱可能に外付けされ、前記電源部から供給された電力を充電するコンデンサと
前記電源部から供給された電圧が電源電圧監視閾値以上の場合には前記制御部にON電圧を出力し、前記電圧が前記電源電圧監視閾値未満の場合には前記制御部にOFF電圧を出力する回路と、
を備え、
前記制御部は、前記回路から前記OFF電圧が入力されて停電を検出すると、前記外部設備からの前記制御信号に関わりなく、前記コンデンサに充電された電力を用いて前記駆動モータを駆動して、前記バルブを予め設定された状態に開動作または閉動作させ、
前記コンデンサには、停電時における前記バルブの開動作または閉動作に必要なだけの電力が充電されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、電動バルブアクチュエータの制御部は、停電時に、カバー体に着脱可能に外付けされ停電時におけるバルブの開動作や閉動作に必要なだけの電力が充電されたコンデンサに充電された電力を用いて駆動モータを駆動して、バルブを予め設定された状態に開動作または閉動作させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動バルブアクチュエータにおいて、前記コンデンサは、電気二重層コンデンサで構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、電動バルブアクチュエータの制御部には、停電時に、電気二重層コンデンサに充電された電力が供給される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電動バルブアクチュエータにおいて、前記コンデンサは、カートリッジに内蔵されており、前記カバー体に複数設けられた取付口のいずれかの取付口にねじ込みにより脱着可能とされていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、停電時には、電動バルブアクチュエータのカバー体に複数設けられた取付口のいずれかに取り付けられたカートリッジに内蔵されたコンデンサから電力が供給される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電動バルブアクチュエータにおいて、前記電源部には、前記複数の取付口に対応する位置にそれぞれ可動電極が設けられており、前記複数の可動電極のうち前記コンデンサが装着される取付口に対応する可動電極のみが接続可能な状態に変形されて前記コンデンサの電極に接続されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、電動バルブアクチュエータの取付口にコンデンサを装着すると、電源部に取付口に対応する位置に設けられた可動電極が例えば起立するなど接続可能な状態に変形されて、装着されたコンデンサの電極に接続される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電動バルブアクチュエータにおいて、前記可動電極は、前記コンデンサの装着の際に、前記電源部において自動的に接続可能な状態に起立することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、電動バルブアクチュエータの取付口にコンデンサを装着すると、電源部に取付口に対応する位置に設けられた可動電極が例えば起立するなど接続可能な状態に自動的に変形されて、装着されたコンデンサの電極に接続される。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電動バルブアクチュエータにおいて、前記コンデンサは、その静電容量が、停電時における前記バルブの1回の開動作または1回の閉動作に必要な電力が充電される静電容量とされていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、停電時に、バルブの開動作や閉動作に必要なだけの電力が充電されるコンデンサにより電力が制御部に効果的に供給されるため、バルブを全閉状態等の予め設定された停電時の状態に確実に開動作または閉動作をさせることが可能となる。
また、二次電池としてコンデンサを用い、コンデンサを電源部等を内蔵するカバー体に着脱可能に外付けしたことにより、コンデンサが電源部やヒータ等の熱で加熱されることが防止され、しかもコンデンサが外気で冷やされるため、コンデンサの温度が上昇することを確実に防止することが可能となる。そのため、コンデンサの温度の上昇によるコンデンサの寿命の短縮が防止され、コンデンサの交換の頻度が低減され、保全維持費用等が軽減され、コスト面でも有利なものとなる。また、コンデンサの加熱等による出火を確実に防止することが可能となる。
さらに、コンデンサを取り外しても電源部から駆動モータ等に供給される電力に影響を及ぼさないように制御部を構成すれば、コンデンサをカバー体に着脱可能に外付けしたことで、電動バルブアクチュエータの稼動中にコンデンサを交換することが可能となる。そのため、交換のたびに電動バルブアクチュエータやそれが用いられている空調設備等の運転を止める必要がなくなり、電動バルブアクチュエータや空調設備等の運転コストや交換作業のコストの改善を図ることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、前記発明の効果に加え、コンデンサとしてメモリ効果を生じない電気二重層コンデンサを用いることで、完全に放電し切らない状態で充電を繰り返し行っても放電電圧が低下せず、確実に駆動モータ等の駆動電力を確保して停電時に確実にバルブを緊急駆動させることが可能となる。また、コンデンサに急速に充電することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、コンデンサをカートリッジ式とし、カバー体の取付口にねじ込みにより脱着可能とされていれば、非常に容易に交換作業を行うことが可能となり、前記各発明の効果がより的確に発揮される。
請求項4に記載の発明によれば、前記各発明の効果に加え、コンデンサが装着された取付口付近では可動電極が起立するなどしてコンデンサの電極と電気的に接触すると同時に、コンデンサが取り付けられていない取付口付近では可動電極は転倒した状態のままであるので、転倒した状態の可動電極の上方空間が広くなり、ケーブルや電線等を配置するスペースを十分に確保することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、前記請求項4に記載の発明において、可動電極がコンデンサの装着に伴って自動的に起立するなど接続可能な状態に変形されるので、コンデンサの交換の際に手動で可動電極を起立させるためにカバー体を開ける必要がなくなり、手間が省け、コンデンサの交換作業を容易に行うことが可能となる。
以下、本発明に係る電動バルブアクチュエータの実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る電動バルブアクチュエータ1は、図1および図2に示すように、主に電源駆動部2とバルブ本体3とで構成されている。なお、電動バルブアクチュエータ1は必ずしも電動駆動部2の下方にバルブ本体3が配置されるように配管Tに取り付けられるとは限らないが、以下では図1中における上下方向を電動バルブアクチュエータ1における上下方向として説明する。また、図2ではコンデンサ40等の部分以外は上カバー体が取り外された状態での電動駆動部の上面図が示されている。
電源駆動部2には、内部の部材を保護するための略筐型のカバー体4が配置されており、カバー体4は、上カバー体4aが下カバー体4bにガスケット4cを介して例えばネジ止め等により固定されて形成されている。
カバー体4の内部には、上部支持板5および下部支持板6がそれぞれ水平方向に配設されている。下部支持板6は、カバー体4の底面から立設されたリブ状の支持体7上に載置されるように固定されており、下部支持板6に立設された円筒状のスペーサ8にネジ9等を介して上部支持板5が固定されることにより、上部支持板5が下部支持板6に対して一定距離上方に配設されるようになっている。また、上部支持板5は、カバー体4の内面に形成されたリブ状の押圧体10からカバー体4の内部に向かう向きに押圧を受けるようになっており、キャビテーション等による振動の影響を受けることなく固定されるようになっている。
カバー体4内部の一端側には、駆動モータ11が上部支持板5の上面側に取り付けられており、駆動モータ11の出力軸12は上部支持板5を貫通して上部支持板5の下方に突出されるように配置されている。本実施形態では、駆動モータ11は、励磁電流により回転が制御されるDCステッピングモータで構成されている。
駆動モータ11の出力軸12が突出された上部支持板5と下部支持板6との間の領域には、互いに噛合しあう回転自在に軸支された複数のギヤからなるギヤ機構13が設けられており、ギヤ機構13は、駆動モータ11の出力軸12の回転を減速しながらバルブ本体3への出力軸14のギヤ15に伝達して出力軸14を回動させるようになっている。
なお、ギヤ機構13において、中間ギヤ13aは下部支持板6と中間ギヤ13aとの間に配設されたバネ13bにより上方に付勢されている。また、この中間ギヤ13aは、その上面にクラッチロッド16が摺接されている。クラッチロッド16は、上部支持板5を貫通し、その上端がカバー体4の上面から垂設されたクラッチ挿通孔17に挿通されている。また、クラッチロッド16の上方には、環状輪18やスプリング19等を介してクラッチボタン20が上下方向に移動可能に取り付けられており、クラッチボタン20を押し下げてクラッチロッド16を介して中間ギヤ13aの噛合を解除することにより、ギヤ機構13が駆動モータ11から切り離された状態となり、電源駆動部2を手動で操作することが可能となる。
また、バルブ本体3への出力軸14は、上部支持板5と下部支持板6とにそれぞれ取り付けられた上軸受21と下軸受22とにより上部支持板5と下部支持板6とに回動自在に支持されている。また、カバー体4の出力軸14の上方には、出力軸14の挿通孔23が設けられており、挿通孔23には出力軸14が挿通されていて、その上側24が出力軸14の手動操作部とされている。
出力軸14のギヤ15の上面の一端部には、ストッパピン25が上向きに立設されており、ストッパピン25の上端部が上部支持板5に円弧状に形成された円弧孔26に遊嵌されるようになっている。出力軸14は、このように円弧孔26に遊嵌されたストッパピン25によりその回動角度が規制されるようになっている。バルブ本体3内に設けられた図示しないボール弁やバラフライ弁等の回転弁を開動作させ閉動作させるには、出力軸14がそれを中心として90°回動可能とすることが必要であるが、本実施形態では、回転弁の開閉方向にそれぞれ5°ずつ余裕を持たせて出力軸14が100°回動できるように円弧孔26が形成されている。
また、出力軸14の下端は、カバー体4の前記下軸受22に対応する位置に設けられた挿通孔27に挿通されており、バルブ本体3の支軸28に挿通された回転弁を開動作させ閉動作させるための開閉軸29に連結されている。なお、図示を省略するが、カバー体4の下面および下部支持板6の所定の位置には、バルブ本体3の支軸28と一体成形された取付片を固定するためにバルブ接続ナットが挿通されており、それとボルトとを螺合させてカバー体4の下面と取付片とを共締めすることでバルブ本体3が電動駆動部2に取り付けられるようになっている。
出力軸14上端側の上部支持板5とカバー体4の上面との間の領域には、電源部30の配線基板30aが、上部支持板5の上面に立設されたスペーサ31に支持されて上部指示板5に略平行に配設されている。電源部30の配線基板30aには、出力軸14が挿通される孔32が形成されている。
配線基板30a上方の出力軸14の周囲には、180°の範囲でS極とN極に磁極分けされた環状のマグネット33が装着されており、その内側の配線基板30a上には、マグネット33と対向する位置にマグネット33の磁性を検出する磁気素子34が設けられている。磁気素子34は、出力軸14の回動による回転弁の開動作や閉動作に伴って変化するマグネット33の磁性を検出して電動バルブアクチュエータ1の動作を制御する図示しない制御部にその情報を送信するようになっている。
なお、電動バルブアクチュエータ1の電源投入時に駆動モータ11を駆動させて出力軸14を回動させ、それに伴って回動するマグネット33の磁性を磁気素子34で検出することでバルブの開閉制御の基準となる原点を検出するようになっている。また、その情報は図示しないEPROM(Erasable Programmable ROM)等のメモリに書き込まれるようになっている。本実施形態では、バルブが開状態から全閉状態すなわち出力軸14の回動角度が0°となるときにマグネット33のS極とN極とが切り替わるようになっており、前記原点はバルブが全閉状態となる出力軸14の回動角度として記憶される。
本実施形態では、電源部30は、スイッチングトランス35等を有するスイッチング電源で構成されている。図示を省略するが、電源部30は、スイッチングトランス35により回路の入力側と出力側とが絶縁されると同時にエネルギを蓄積し電圧を変換し、50/60Hz、90〜240V程度の商用交流電源を直流電源に変換して駆動モータ11や制御部等に電力を供給するようになっている。なお、本実施形態では、電源部30は、スイッチングトランス35の一次側と二次側との間にコモンモードノイズを低減するための図示しないYコンデンサが装着されている。
電源部30の配線基板30aには、LED(Light Emitting Diode)等で構成される発光部材36が実装されている。本実施形態では、それぞれ発光色が異なる2機の発光部材36が取り付けられており、バルブ本体3の回転弁の開閉等にあわせてそのいずれかが発光するようになっている。発光部材36の発光は、その上方のカバー体4に設けられた導光リブ37を伝って視認カバー38全体に伝達されるようになっており、視認カバー38の発光色により外部からバルブ本体3の回転弁の開閉等の状況を把握できるようになっている。
また、カバー体4の一側面には、複数の取付口39が設けられている。本実施形態では、取付口39は上カバー体4aに2箇所設けられており、外部から電動駆動部2に接続する電源線や信号線等の電線を挿通させるための電線管口を兼ねている。
複数の取付口39の1つには、二次電池としてのコンデンサ40を内蔵したカートリッジ41が外付けされている。本実施形態では、カートリッジ41の取付端に雄ネジ部が形成されており、それを取付口39に形成された雌ネジ部にねじ込むことでカートリッジ41が着脱可能に取り付けられるようになっている。
コンデンサ40は、メモリ効果を生じない電気二重層コンデンサで構成されている。本実施形態では、コンデンサ40は、この電気二重層コンデンサを8個直列に接続して構成されており、合計の静電容量が約10Fとされている。なお、電動バルブアクチュエータ1の配設場所等の関係で電源線や信号線等の電線を挿通させるべき取付口39が決まるため、カートリッジ41を取り付ける取付口39は、その取付口39以外の取付口39が選ばれる。
本実施形態では、コンデンサ40の電極42と電源部30の配線基板30aから延びる給電電極43とが接続されることでコンデンサ40と電源部30とが電気的に接続されるようになっている。
また、本実施形態では省略したが、冷房・冷凍用の低温流体を供給するような場合に電動駆動部2やバルブ本体3に結露が発生することを防止するために、電動駆動部2やバルブ本体3に保温材やヒータ等を備えるように構成することも可能である。
次に、本実施形態に係る電動バルブアクチュエータ1の前記制御部の構成について説明する。
制御部50は、電動駆動部2のカバー体の内部に内蔵されており、図3のブロック図に示すように、主に、CPU(Central Processing Unit)51やモータ駆動部52等で構成されている。また、制御部50には、前述した電源部30やコンデンサ40、駆動モータ11等に電気的に接続されている。さらに、CPU51には、前記磁気素子34からの検出結果が入力されるようになっており、さらに、前述したEPROM等のメモリ53が接続されていてメモリ53からの情報の読み出し、メモリ53への情報の書き込みができるようになっている。
より具体的には、制御部50には、前記スイッチングトランス35等を有する電源部30で交流電源VACから変換された直流電源VDCが供給されるようになっており、その電力が整流素子54を経由し、シリーズレギュレータ55を介してCPU51に、モータ駆動部52に、またカレントダウン用抵抗56を介して駆動モータ11にそれぞれ供給されるようになっている。
また、電源部30から供給された電力は、コンデンサ保護抵抗57を介して前述したコンデンサ40に供給されてコンデンサ40に蓄積され充電されるようになっており、コンデンサ40からは、電源部30から供給される場合と同様に、整流素子58を介してCPU51やモータ駆動部52、駆動モータ11に電力を供給できるようになっている。
さらに、電源部30から供給された電力は、ATT回路59やフィルタ60を介して電源電圧監視信号としてCPU51に入力されるようになっている。本実施形態では、ATT回路59およびフィルタ60からは、電源電圧監視信号Vとして、電源部30から供給された電圧が電源電圧監視閾値以上の場合には正の一定値であるON電圧が、電源部30から供給された電圧が電源電圧監視閾値未満の場合には0VであるOFF電圧がそれぞれ出力されるようになっている。
また、制御部50には、電動バルブアクチュエータ1が適用された例えば空調設備の図示しない制御手段からバルブ44の開動作や閉動作を指示する制御信号ACSが入力されるようになっており、制御信号ACSはATT回路61やフィルタ62を介してCPU51に入力されるようになっている。
CPU51は、制御信号ACSが入力されると、モータ駆動部52を介して駆動モータ11を制御してギヤ機構13を介してバルブ本体3への出力軸14を回動させ、磁気素子34により環状のマグネット33の磁性を検出しながら所定の回動角度だけバルブ44を開動作や閉動作させるようになっている。
本実施形態では、CPU51は、バルブ44の開閉動作に関する制御信号ACSが4mAのとき駆動モータ11を制御して出力軸14の回動角度が0°すなわちバルブ44が全閉となるようになっており、制御信号ACSの増加分に比例して出力軸14の回動角度を大きくしてバルブ44を開いていき、制御信号ACSが20mAの時点で回動角度が90°すなわちバルブ44が全開となるように駆動モータ11を制御するようになっている。
また、CPU51は、ATT回路59やフィルタ60から電源電圧監視信号VとしてOFF電圧が入力された場合に停電を検出するようになっている。CPU51は、停電を検出すると、コンデンサ40に充電された電力を用いてモータ駆動部52を介して駆動モータ11を駆動し、バルブ44を予め設定された状態に開動作または閉動作するようになっている。本実施形態では、停電時にはバルブが全閉状態となるように設定されており、CPU51は出力軸14の回動角度が0°となるように駆動モータ11を駆動するようになっている。
また、CPU51は、停電が復帰し、電源部30から電力が供給されてくると、メモリ53からバルブ44の開閉制御の基準となる原点の情報を読み出し、その情報に基づいてモータ駆動部52を介して駆動モータ11を駆動させ、出力軸14の回動位置が原点の位置になるように出力軸14を回動させるようになっている。なお、本実施形態では、停電時にはすでにバルブ44が全閉状態となっているから、停電復帰時には原則的に出力軸14は回動されない。
なお、コンデンサ40には、このような停電時におけるバルブ44の開動作または閉動作に必要なだけの電力が充電されるようになっている。
いま、緊急遮断時のバルブ44における全開から全閉への閉動作時間をt[s]、コンデンサ40の静電容量をC[F]、コンデンサ40の充電電圧をV[F]、駆動モータ11の動作限界電圧をV1[V]、緊急遮断時の消費電流をI[A]、コンデンサ40の漏れ電流をIL[A]とすると、
t=C×(V−V1)/(I+IL) …(1)
が成り立つ。いま、緊急遮断時にバルブ44の動作時間tが45秒かかるとした場合、仮にV0=12V、V1=10V、I=0.45A、IL=10×10−6Aであるとすると、前記(1)式にそれらを代入して解いてC≒10Fが得られる。そのため、本実施形態では、前述したようにコンデンサ40は電気二重層コンデンサを8個接続して合計の静電容量が約10Fとなるように構成されている。
次に、本実施形態に係る電動バルブアクチュエータ1の作用について、図4の動作タイミングチャートに基づいて説明する。
電動バルブアクチュエータ1の電源部30が商用交流電源VACにつながれると(タイミングT1)、電源部30から供給される直流電源の電圧値VDCが徐々に上昇し、制御部50のコンデンサ保護抵抗57を介してコンデンサ40が充電され充電電圧Vが上昇する。そして、電源部30からの電圧値VDCが電源電圧監視閾値VTHに達すると(タイミングT2)、制御部50では、それまで電源電圧監視信号VとしてOFF電圧すなわち0Vを出力していたATT回路59やフィルタ60からCPU51に対してON電圧が出力される。
制御部50のCPU51は、ATT回路59やフィルタ60からON電圧が入力されて電源の投入を検出すると、磁気素子34の検出結果を監視しながらモータ駆動部52を介して駆動モータ11を駆動して出力軸14を原点の位置である回動角度0°まで回動させてバルブ44を全閉状態とする(タイミングT3)。
そして、タイミングT3では、CPU51には電動バルブアクチュエータ1が適用された空調設備等の制御手段からATT回路61やフィルタ62を介してバルブ44を閉じることを指示する4mAの制御信号ACSが入力されているから、CPU51は、バルブ44を動作させずそのままの状態で待機させる。なお、出力軸14を原点の位置まで回動させたタイミングT3でバルブ44を開ける制御信号ACSが入力されていれば、CPU51は即座にその制御信号ACSに応じた回動角度θまで出力軸14を回動させる動作を開始させる。
CPU51は、空調設備等でON操作が行われその制御手段からの制御信号ACSが上昇し始めると(タイミングT4)、その増加分に比例して出力軸14の回動角度θを増加させてバルブ44を開動作させ(タイミングT5)、制御信号ACSがバルブ44の全開を指示する20mAになった時点で出力軸14の回動角度θを90°としてバルブ44を全開にさせる(タイミングT6)。ここまでは電動バルブアクチュエータ1の通常の稼動動作である。
電動バルブアクチュエータ1に給電される商用交流電源VACが停電状態になると(タイミングT7)、今度は、電源部30から供給される直流電源の電圧値VDCが徐々に下降するが、その電圧値VDCが電源電圧監視閾値VTH以上であれば、制御部50は電動バルブアクチュエータ1のその時点での状態を維持する。
しかし、電源部30から供給される直流電源の電圧値VDCが電源電圧監視閾値VTHを下回ると(タイミングT8)、それまで電源電圧監視信号VとしてON電圧を出力していたATT回路59やフィルタ60からCPU51に対してOFF電圧すなわち0Vが出力される。
電源部30から供給される直流電源の電圧値VDCはその後下降し続けるが、コンデンサ40からは充電されていた充電電圧Vが整流素子58を介して制御部50に供給される。そこで、CPU51は、ATT回路59やフィルタ60からOFF電圧の電源電圧監視信号Vが入力されて停電を検出するとモードを切り替えて、空調設備等の制御手段からの制御信号ACSに関わりなく、電源部30からの直流電源の電圧値VDCやコンデンサ40の充電電圧Vが0Vになる(タイミングT10、T11)前に、コンデンサ40に充電された電力を用いてモータ駆動部52を介して駆動モータ11を駆動して、バルブ44を予め設定された状態すなわち本実施形態では全閉状態にする(タイミングT9)。
停電が復帰して電源部30から制御部30に電力が供給されてくると(タイミングT12)、電源部30から供給される直流電源の電圧値VDCが再び徐々に上昇し、制御部50のコンデンサ保護抵抗57を介してコンデンサ40が充電され充電電圧Vが上昇する。そして、電源部30からの電圧値VDCが電源電圧監視閾値VTHに達すると(タイミングT13)、CPU51には、ATT回路59やフィルタ60から電源電圧監視信号VとしてON電圧が入力される。
すると、CPU51は、今度はメモリ53からバルブ44の開閉制御の基準となる原点の情報を読み出して、その情報に基づいてモータ駆動部52を介して駆動モータ11を駆動させ、出力軸14の回動位置が原点の位置になるように出力軸14を回動させる。なお、図4のようにそのタイミングT13ですでにバルブ44が全閉状態となっていれば、CPU51は改めて出力軸14を回動させない。
以上のように、本実施形態に係る電動バルブアクチュエータ1によれば、停電時に、バルブ44の開動作または閉動作に必要なだけの電力が充電されるコンデンサ40により電力が制御部50に効果的に供給されるため、バルブ44を全閉状態等の予め設定された停電時の状態に確実に開動作や閉動作することが可能となる。
また、二次電池としてコンデンサ40を用い、コンデンサ40を電源部30等を内蔵するカバー体4に着脱可能に外付けしたことにより、コンデンサ40が電源部30やヒータ等の熱で加熱されることが防止され、しかもコンデンサ40が外気で冷やされるため、コンデンサ40の温度が上昇することを確実に防止することが可能となる。そのため、コンデンサ40の温度の上昇によるコンデンサ40の寿命の短縮が防止され、コンデンサ40の交換の頻度が低減され、保全維持費用等が軽減され、コスト面でも有利なものとなる。また、コンデンサ40の加熱等による出火を確実に防止することが可能となる。
さらに、コンデンサ40をカバー体4に着脱可能に外付けし、しかも図3に示した制御部50の構成から分かるように電動バルブアクチュエータ1の稼動中にコンデンサ40を取り外しても電源部30からCPU51やモータ駆動部52等に供給される電力には影響を及ぼさないから、電動バルブアクチュエータ1の稼動中にコンデンサ40を交換することが可能となる。そのため、交換のたびに電動バルブアクチュエータ1やそれが用いられている空調設備等の運転を止める必要がなくなり、電動バルブアクチュエータ1や空調設備等の運転コストや交換作業のコストの改善を図ることが可能となる。
また、コンデンサ40を、例えば本実施形態のように電動バルブアクチュエータ1のカバー体4に対して配管Tに平行に外付けすることで、外付けされたコンデンサ40と配管T等とが干渉しない状態で電動駆動部2付近の空いたスペースを有効に活用することが可能となる。そのため、コンデンサ40をカバー体4に内蔵させることで電動駆動部2が拡大して電動バルブアクチュエータ1が所定の設置場所に収容できなくなることを防止することが可能となる。
また、本実施形態のように、コンデンサ40をカートリッジ式とし、カバー体4の取付口39にねじ込みにより脱着可能とされていれば、非常に容易に交換作業を行うことが可能となり、前記効果がより的確に発揮される。
また、コンデンサ40としてメモリ効果を生じない電気二重層コンデンサを用いることで、完全に放電し切らない状態で充電を繰り返し行っても放電電圧が低下せず、確実に駆動モータ11等の駆動電力を確保して停電時に確実にバルブ44を緊急駆動させることが可能となる。また、コンデンサ40に急速に充電することが可能となる。
また、駆動モータ11にDCステッピングモータを用いることで、出力軸14の回動角度θを精度よく制御してバルブ44の開動作や閉動作を的確に行うことが可能となるとともに、負荷の大きさに関わらず開閉時間すなわちモータの回転速度やモータ電流値が一定となり、緊急遮断時のモータ消費電力量を予測してコンデンサ40の静電容量を必要最小限に抑え、コンデンサ40の小型化や低価格化を図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、カバー体4に外付けされたコンデンサ40と制御部50とをコンデンサ40の電極42と電源部30の配線基板30aから延びる給電電極43とを接続することで電気的に接続する場合について述べた。しかし、コンデンサ40の接続法はこれに限らず、種々の機構で取り付けるように構成することが可能である。
例えば、図5に示すように、複数の取付口39に対応するように各取付口39付近の電源部30の配線基板30aに給電電極70、71をそれぞれ立設させておき、雄ネジ部にコンデンサ40の電極72、73が設けられたカートリッジ41をねじ込むことで、給電電極70、71と電極72、73とがそれぞれ接触されるように構成することも可能である。
このように構成すれば、本実施形態のようにコンデンサ40の交換の際にいちいちカバー体4の上カバー体4aを取り外して電極42と給電電極43とを外したりつなぎ合わせたりする手間を省くことが可能となり、コンデンサ40の交換作業を容易に行うことができる。
また、図6に示すように、複数の取付口39に対応するように各取付口39付近の電源部30の配線基板30aに設ける各給電電極をそれぞれ可動電極74、75とし、複数の可動電極74、75のうちコンデンサ40が装着される取付口39に対応する可動電極74、75のみが接続可能な状態に変形されてすなわち図6では起立して、コンデンサ40の電極76、77に接続されるように構成することも可能である。
その際、図7に示すように、電源部30の配線基板30aと可動電極74、75との蝶番部78にバネ79を設ければ、可動電極74、75がコンデンサ40のねじ込みにより起立する際にバネ79に蓄えられた付勢力で可動電極74、75とコンデンサ40の電極76、77とが確実に接触するようになるとともに、コンデンサ40を取り外した際には可動電極74、75が配線基板30aの基板面まで転倒する。
このように構成すれば、コンデンサ40が取り付けられた取付口39付近では可動電極74、75が起立してコンデンサ40の電極76、77と電気的に接触すると同時に、コンデンサ40が取り付けられていない取付口39付近では可動電極74、75は転倒した状態であるので、転倒した状態の可動電極74、75の上方空間が広くなり、ケーブルや電線等を配置するスペースを十分に確保することが可能となる。
なお、図6や図7に示した変形例では、コンデンサ40やカートリッジ41のねじ込みにより自動的に可動電極74、75が起立する場合について述べたが、カバー体4の上カバー体4aを取り外して手動で可動電極74、75を起立させるように構成することも可能である。
本実施形態に係る電動バルブアクチュエータの構成を示す正面一部断面図である。 図1の電動バルブアクチュエータの上カバー体を取り外した状態での電動駆動部の上面図である。 本実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る電動バルブアクチュエータの動作を示す動作タイミングチャートである。 給電電極の変形例を示す図である。 給電電極を可動電極とした変形例を示す図である。 図6の変形例で可動電極の起立、転倒を説明する図である。
符号の説明
1 電動バルブアクチュエータ
4 カバー体
11 駆動モータ
30 電源部
39 取付口
40 コンデンサ
41 カートリッジ
42、76、77 コンデンサの電極
44 バルブ
50 制御部
59 ATT回路(回路)
74、75 可動電極
ACS 制御信号
C 静電容量
VAC 交流電源
VDC 直流電源、電圧値(電圧)
VTH 電源電圧監視閾値

Claims (6)

  1. バルブを電動で開動作または閉動作させる電動バルブアクチュエータにおいて、
    前記バルブを回動駆動させる駆動モータと、
    外部設備から入力される制御信号に従って前記駆動モータの動作を制御して、前記バルブを開動作または閉動作させる制御部と、
    交流電源を直流電源に変換して前記駆動モータおよび前記制御部に電力を供給する電源部と、
    前記駆動モータ、制御部および電源部を内蔵するカバー体に着脱可能に外付けされ、前記電源部から供給された電力を充電するコンデンサと
    前記電源部から供給された電圧が電源電圧監視閾値以上の場合には前記制御部にON電圧を出力し、前記電圧が前記電源電圧監視閾値未満の場合には前記制御部にOFF電圧を出力する回路と、
    を備え、
    前記制御部は、前記回路から前記OFF電圧が入力されて停電を検出すると、前記外部設備からの前記制御信号に関わりなく、前記コンデンサに充電された電力を用いて前記駆動モータを駆動して、前記バルブを予め設定された状態に開動作または閉動作させ、
    前記コンデンサには、停電時における前記バルブの開動作または閉動作に必要なだけの電力が充電されることを特徴とする電動バルブアクチュエータ。
  2. 前記コンデンサは、電気二重層コンデンサで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動バルブアクチュエータ。
  3. 前記コンデンサは、カートリッジに内蔵されており、前記カバー体に複数設けられた取付口のいずれかの取付口にねじ込みにより脱着可能とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動バルブアクチュエータ。
  4. 前記電源部には、前記複数の取付口に対応する位置にそれぞれ可動電極が設けられており、前記複数の可動電極のうち前記コンデンサが装着される取付口に対応する可動電極のみが接続可能な状態に変形されて前記コンデンサの電極に接続されることを特徴とする請求項3に記載の電動バルブアクチュエータ。
  5. 前記可動電極は、前記コンデンサの装着の際に、前記電源部において自動的に接続可能な状態に起立することを特徴とする請求項4に記載の電動バルブアクチュエータ。
  6. 前記コンデンサは、その静電容量が、停電時における前記バルブの1回の開動作または1回の閉動作に必要な電力が充電される静電容量とされていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電動バルブアクチュエータ。
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