JP5031062B2 - 取水口 - Google Patents

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Description

本発明は、火力・原子力発電所の復水器冷却用水の取水設備等の取水口に関するものである。
火力・原子力発電所の復水器冷却用水の取水設備の一例として、図16に示すような取水塔方式の取水口を備えた取水設備が知られている。
すなわち、この取水設備40は、沖合の所定の位置に取水塔方式の取水口41を据え付け、この取水口41と陸上に設けた取水槽43との間を海底の岩盤45中に設けた海底取水トンネル44を介して互いに接続したものであって、ノズル42から取水口41内に導いた海水を海底取水トンネル44を介して取水槽43内に導くことができるものである。この場合、取水口41の上端を海面上まで延ばして、気中作業により取水口41と海底取水トンネル44とを接続している。
しかしながら、上記のような構成の取水設備40にあっては、取水口41には、取水口41として必要な部分の上部に遮水目的で使用する部分が存在するため、その部分に作用する波圧、浮力に耐え得る構造としなければならず、全体が大規模になり、大型起重機船で吊ることができなくなる。このため、鋼殻ケーソンを陸上で製作し、この鋼殻ケーソンを海上を運搬して現場海域に据え付け、現場海域において鋼殻ケーソンにコンクリートを打設して取水口41を構成しなければならず、工期が長期化してしまい、工事費が高くついてしまう。
一方、上記のような問題に対処するため、現場海域に海上作業構台を設置し、海上作業構台上に大型化削孔機械を設置し、これらの設備により水中掘削作業を行なって根入れ部及び立部を掘削し、取水口部から根入れ部及び立部までを一体でプレキャスト化した取水塔構造物を掘削箇所に嵌め込むように吊り込み、最後に孔壁と構造物との隙間を根固め用の水中コンクリートで充填するように構成した取水口の施工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このような取水口の施工方法にあっては、海上作業構台の設置、海上作業構台への大型削孔機械の設置等に非常に手間がかかり、工期が長期化し、工事費が高くついてしまう。
また、シールドトンネル上の土砂を除去して、所定の位置に型枠を設置し、トンネルに連結すべき水中構造物に浸水防止手段を施し、水中構造物を型枠内のトンネルに取り付け、型枠内に止水性を有するコンクリートを打設してトンネルと水中構造物とを結合し、トンネルの内側から貫通孔を穿設することにより、水中構造物とトンネルとを連結するように構成した取水口の施工方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、このような構成の取水口の施工方法にあっては、土砂の除去、型枠の設置、水中構造物への浸水防止手段の施工、型枠内へのコンクリートの打設等の作業に非常に手間がかかってしまい、工期が長期化し、工事費が高くついてしまう。
さらに、取水塔の下側構成部を水底に埋設し、下側構成部の上部に上側構成部を取り付け、上側構成部の接続筒から下側構成部内に所定の位置まで水中コンクリートを打設し、水底の地中にシールドトンネルを掘削し、下側構成部の外壁及び水中コンクリートをシールドトンネルで貫通し、接続筒の開口部をハッチで閉塞してその下方の空間を密閉し、シールドトンネルの内側から水中コンクリートを貫通して接続筒の内側の空間に連通する貫通孔を形成し、ハッチを取り外すことにより取水塔とシールドトンネルとを接続するように構成したものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
しかし、このような構成の取水口の施工方法にあっては、水中において、取水塔の下側構成部に上側構成部を取り付けなければならないため、その作業に非常に手間がかかり、工期が長期化し、工事費が高くついてしまう。
特開平8−158354号公報 特開平10−292406号公報 特開平10−292773号公報
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、据付工事が簡単であって、工期を大幅に短期化することができるとともに、工事費を安く抑えることができる取水口を提供することを目的とするものである。
上記のような課題を解決するため、本発明は、海底岩盤に据え付けられたケーソンを備えた取水口であって、
前記ケーソンは、その全体が海面下に存在するように、海底岩盤にコンクリート打設により固定され、
前記ケーソンの内部は上部空間と下部空間とに区画され、これら上下の空間を互いに連通させる連通孔が形成され、
前記ケーソンの上端には、当該ケーソンを水底地盤へ据え付ける際に前記連通孔を通して前記下部空間の圧気作業を行う作業用筒を挿通させるための貫通孔が形成され、この貫通孔は蓋により閉塞され、
前記下部空間に海底取水トンネルが連通し、前記上部空間の側部に、前記ケーソンの内外を連通する流入孔が形成され
前記ケーソンは、上デッキと、該上デッキの下方に設けられる下デッキと、該下デッキの下面側に一体に設けられる脚と、前記上デッキと前記下デッキとの間に周方向に向かって所定の間隔ごとに設けられるとともに、隣接するもの同士間にケーソンの内側に通じる隙間を形成する支持板と、前記上デッキと前記下デッキとの間の前記支持板の外側に周方向に向かって所定の間隔ごとに設けられるとともに、隣接するもの同士間に前記隙間に通じる隙間を形成するスクリーンとを備え、前記支持板間の隙間と前記スクリーン間の隙間とによって前記流入孔が形成されていることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明の取水口によれば、ケーソンの下部空間内を作業用筒内に組み込んだ圧気装置により圧気状態とし、気中で下側の空間内の岩盤の清掃、空間の内周部へのコンクリートの打設を行なうことができるので、空間内を確実に止水することができる。さらに、ケーソンと海底取水トンネルとを接続する工事は、ケーソンの連通孔に設けた圧気蓋の下側の空間内の圧気状態を圧気蓋により確保し、この状態で海底取水トンネル側からの掘削工事によって海底取水トンネルとケーソンとを接続することになるので、接続工事が海域の条件によって制約を受けるようなことはなく、これによっても工期を大幅に短縮することができ、工事費を安く抑えることができる。
本発明による取水口の施工方法を適用した取水設備の全体を示した概略図である。 本発明による取水口の施工方法に使用する取水口ユニットの全体を示した概略断面図である。 取水口の縦断面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線矢視図である。 図3のC−C線断面図である。 取水口を据え付ける海底の岩盤上にレベルコンクリートを打設する工程を示した概略断面図である。 海底の岩盤のレベルコンクリート上に取水口ユニットを据え付ける工程を示した概略断面図である。 ケーソンの外周部及び作業室の内周部にコンクリートを打設する工程を示した概略断面図である。 取水口ユニットから作業用筒を撤去する工程を示した断面図である。 海底取水トンネルから導を掘削する工程を示した概略断面図である。 を切り広げることにより立を形成する工程を示した概略断面図である。 の内面にコンクリートを打設する工程を示した概略断面図である。 圧気蓋を取り外した状態を示した概略断面図である。 上デッキの貫通孔に上蓋を装着し、上デッキと下デッキとの間にスリットを設ける工程を示した概略断面図である。 従来の取水設備の一例を示した概略断面図である。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図15には、本発明による取水口の施工方法の一実施の形態が示されていて、この取水口の施工方法は、火力・原子力発電所の復水器冷却用水の取水設備の取水口の施工に適用したものである。
すなわち、この取水設備1は、図1に示すように、沖合の所定の位置に据え付けられる取水口2、陸上に設けられる取水槽35、取水口2と取水槽35との間を接続する海底の岩盤30中に設けられる海底取水トンネル25等から構成されている。
上記のように構成される取水設備1の取水口2を施工するには、まず、図2に示すように、ケーソン4と、ケーソン4の内側に装着される圧気蓋15と、ケーソン4の内側に装着される作業用筒18とからなる取水口ユニット3を陸上で製作する。
ケーソン4は、鉄筋コンクリート製であって、図3〜図6に示すように、上デッキ5と、上デッキ5の下方に所定の間隔をおいて設けられる下デッキ8と、上デッキ5の下面と下デッキ8上面との間に周方向に向かって所定の間隔ごとに一体に設けられる支持板11、11……と、下デッキ8の下面側に一体に設けられる脚12とから構成されている。
上デッキ5は、円板状をなすものであって、中心部に上下方向に貫通する貫通孔6が設けられ、この貫通孔6内に作業用筒18が着脱自在に挿着されている。貫通孔6は、ケーソン4を海底の岩盤30上に据え付けた後に、円板状の上蓋16で閉塞される。上デッキ5の外周縁部には、周方向に向かって所定の間隔ごとに差込孔7が貫通した状態で設けられ、この差込孔7内に後述するスクリーン20が上方から差し込まれる。
下デッキ8は、円板状をなすものであって、中心部に上下方向に貫通する貫通孔9が設けられ、この貫通孔9の上部に円板状の圧気蓋15が着脱自在に装着されている。下デッキ8の貫通孔9は上デッキ5の貫通孔6よりも小径に形成されている。下デッキ8の外周縁部の上デッキ5の差込孔7に対応する部分には、それぞれ差込溝10が設けられ、この差込溝10内に上デッキ5の差込孔7を挿通したスクリーン20の下端部が差し込まれるようになっている。
下デッキ8の下面側には脚12が一体に設けられている。脚12は、八角環状をなすものであって、下端が尖った断面三角形状に形成されている。脚12の内側には、下デッキ8の中心部の貫通孔9に連通する切頭八角錐状の空間14が設けられている。
各支持板11は、板状をなすものであって、上端が上デッキ5の貫通孔6の周縁部に一体に連結され、下端が下デッキ8の貫通孔9の周縁部に一体に連結されている。各支持板11の内周端と下デッキ8の貫通孔9との間には所定の幅の台座部13が環状に設けられ、この台座部13の上部に圧気蓋15が着脱自在に装着され、この圧気蓋15によってケーソン4の内側が上下方向に2つに区画されている。隣接する支持板11、11間には、外周側が幅広の略扇形状の隙間17がそれぞれ設けられ、この隙間17を介してケーソン4の内外周間が相互に連通している。
圧気蓋15の上部には、2つの作業用筒18、18が着脱自在に垂直に立設され、各作業用筒18は支持ロープ19によって上デッキ5に支持されている。作業用筒18は、鋼製であって、少なくとも一方の作業用筒18の内部には、コンプレッサー、配管、バルブ等からなる圧気装置(図示せず)が組み込まれている。作業用筒18は、圧気蓋15の下側の空間14内にコンクリートを打設する際の作業用筒18としても機能する。作業用筒18は、ケーソン4を海底の岩盤30上に据え付けたときに、上端部が海面から突出するように長さが設定されている。
そして、上記のような構成の取水口ユニット3を陸上で製作した後に、取水口ユニット3を大型起重機船により吊り下げ、この状態で海上を現場海域まで輸送し、現場海域の海底の岩盤30上に据え付ける。
この場合、図7に示すように、予め、現場海域の海底の岩盤30を浚渫してコンクリートを打設し、岩盤上にレベルコンクリート31を設けておく。この場合、レベルコンクリート31の表面にケーソン4を据え付けるための凹部33を設け、凹部33の一部にケーソン4の脚12を位置させる溝33を設けておく。
そして、図8に示すように、レベルコンクリート31の凹部32内に取水口ユニット3を吊り下ろし、溝33内にゴムガスケット34を介してケーソン4の脚12を位置させ、レベルコンクリート31上に取水口ユニット3を据え付け、各作業用筒18の上端部を海面から突出させる。
そして、図9に示すように、ケーソン4の脚12の外周部に、レベルコンクリート31の表面と面一となるように全周に渡って水中分離性コンクリートを打設し、ケーソン4をレベルコンクリート31上に固定する。
そして、作業用筒18内に組み込まれている圧気装置(図示せず)を作動させ、圧気蓋15の下側の空間14(以下、「作業室14」という。)内の排水を行い、排水が完了した後に作業室14内の圧気を行い、作業室14内を圧気状態とする。そして、圧気状態にある作業室14内において岩盤30の清掃を行い、その後に作業室14の内周部にコンクリートを打設し、作業室14を下デッキ8の中心部の貫通孔9と同一径の円柱状の空間に形成し、所定の通水断面を確保する。この場合、圧気状態で作業室14内にコンクリートを打設することにより、作業室14内を完全に止水することができる。
そして、圧気蓋15の作業室14との連通部を閉塞して、作業室14の上端開口部を圧気蓋15により完全に閉塞して止水し、この後に、図10に示すように、圧気蓋15の上部から2つの作業用筒18、18を撤去する。そして、岩盤30中に予め形成しておいた海底取水トンネル25をシールド機(図示せず)を用いて更に掘進させ、先端をケーソン4の外周端に対応する部分まで延出させ、ケーソン4の垂直方向下方に対応する海底取水トンネル25の部分にリング支保工29を設置する。この場合、掘削した部分の内面にスチールセグメント27を順次設け、掘削した部分を順次補強していく。
次に、図11に示すように、海底取水トンネル25内から上方にシールド機を押し上げながら岩盤30を掘削し、掘削した部分をスチールセグメント27により補強しながら掘進し、海底取水トンネル25と作業室14とを接続する導26を形成する。この場合、作業室14内は圧気状態にあるので、海域条件によって作業が制約されるようなことはなく、容易に導26を形成することができる。
次に、図12に示すように、作業室14側からシールド機を押し下げながら導26を順次下方に向かって切り拡げ、スチールセグメント27により切り拡げた部分を補強しながら掘進し、作業室14と海底取水トンネル25との間を接続する立28を形成する。
次に、図13に示すように、立28のスチールセグメント27の内面にコンクリートを打設し、海底取水トンネル25の先端部にコンクリートを打設する。そして、図14に示すように、ケーソン4から圧気蓋15を取り外し、海中とケーソン4の内側の空間との間を接続し、内側の空間と海底取水トンネル25との間を立28を介して接続する。
そして、図15に示すように、ケーソン4の上端開口部に上蓋16を装着して閉塞し、上デッキ5の各差込孔7内にそれぞれスクリーン20を差し込み、各スクリーン20の下端部を下デッキ8の各差込溝10内に差し込み、隣接するスクリーン20、20間にそれぞれ隙間21を形成し、この隙間21と隣接する支持板11、11間の隙間17とにより、海中とケーソン4の内周側との間を連通する流入孔22を形成し、この流入孔22を介して海中と海底取水トンネル25との間を相互に連通する。このようにして、取水口2を海底の岩盤30上に据え付けることにより、取水口2の流入孔22を介して海水を海底取水トンネル25内に導き、海底取水トンネル25を介して陸上の取水槽35に導くことができるものである。
上記のように構成したこの実施の形態による取水システムの施工方法にあっては、ケーソン4と圧気蓋15と作業用筒18とからなる取水口ユニット3を陸上で製作し、この取水口ユニット3を大型起重機船で吊り下げた状態で海上を運搬して、現場海域の所定の位置に据え付けるように構成したので、現場での作業工数を削減することができる。従って、全体の工期を大幅に短縮することができるので、工事費を安く抑えることができる。
また、圧気装置を作業用筒18内に組み込み、この圧気装置の作動により作業室14内を圧気状態にするように構成したので、作業室14内の排水、コンクリート打設工事が容易となり、これによっても工期を大幅に短縮することができ、工事費を安く抑えることができる。
さらに、作業室14と海底取水トンネル25との間を接続する工事は、作業室14を圧気状態に保った状態で行なうことができるので、海域の条件によって制約を受けるようなことはなく、接続工事が容易となり、これによっても工期を短縮することができ、工事費を安く抑えることができる。
1 取水設備
2 取水口
3 取水口ユニット
4 ケーソン
5 上デッキ
8 下デッキ
11 支持板
12 脚
14 空間
15 圧気蓋
17、21 隙間
18 作業用筒
20 スクリーン
22 流入孔
25 海底取水トンネル
30 岩盤

Claims (1)

  1. 海底岩盤に据え付けられたケーソンを備えた取水口であって、
    前記ケーソンは、その全体が海面下に存在するように、海底岩盤にコンクリート打設により固定され、
    前記ケーソンの内部は上部空間と下部空間とに区画され、これら上下の空間を互いに連通させる連通孔が形成され、
    前記ケーソンの上端には、当該ケーソンを水底地盤へ据え付ける際に前記連通孔を通して前記下部空間の圧気作業を行う作業用筒を挿通させるための貫通孔が形成され、この貫通孔は蓋により閉塞され、
    前記下部空間に海底取水トンネルが連通し、前記上部空間の側部に、前記ケーソンの内外を連通する流入孔が形成され
    前記ケーソンは、上デッキと、該上デッキの下方に設けられる下デッキと、該下デッキの下面側に一体に設けられる脚と、前記上デッキと前記下デッキとの間に周方向に向かって所定の間隔ごとに設けられるとともに、隣接するもの同士間にケーソンの内側に通じる隙間を形成する支持板と、前記上デッキと前記下デッキとの間の前記支持板の外側に周方向に向かって所定の間隔ごとに設けられるとともに、隣接するもの同士間に前記隙間に通じる隙間を形成するスクリーンとを備え、前記支持板間の隙間と前記スクリーン間の隙間とによって前記流入孔が形成されていることを特徴とする取水口。
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