JP2003268791A - 浮き基礎の浮体を沈下させる方法 - Google Patents
浮き基礎の浮体を沈下させる方法Info
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Abstract
るその最終位置まで沈下させるときに必要である潜水作
業員の作業を大幅に低減する。 【解決手段】 本発明は、水面から突出する建造物2
を支持する浮き基礎の浮体1を、水面27の下方にある
その最終位置に沈下させ、この最終位置に固定する方法
に関する。ケーブル13が浮体1の貫通孔8と、その上
に取付けられた管14を通って案内される。このケーブ
ルは前もってあるいは続いて地盤11に取付けられたア
ンカー12に接続される。管14の上端の範囲には、ケ
ーブル13に作用する引張り装置25が設けられてい
る。浮体1は引張り装置25によって浮体1の浮力に抗
して水面27下のその最終位置に沈下され、浮体1の最
終位置でケーブル13が浮体1に対して固定され、浮体
1における固定部の上方にあるケーブル13の部分が除
去され、貫通孔8の上方に突出する管14が取り外され
る。
Description
取付けられ、浮体がアンカーに接続されたケーブルまた
はロッドによって保持される、水面から突出する建造物
を支持する浮き基礎の浮体を、水面下にあるその最終位
置に沈下させ、最終位置に固定するための方法に関す
る。
浮き基礎が知られている。このような浮き基礎は浮力体
を備えている。この浮力体は水面から突出する建造物の
重量を支持する。建造物は水面下にある部分と、水面か
ら突出する部分を有する。この水面から突出する部分は
海上掘削基地の場合にはボーリング塔を含んでいる。浮
き基礎の浮力体の浮力と建造物の水面下部分によって生
じる浮力の合計は、全体構造物の重量に一致している。
すなわち、構造物全体が水の中で浮いている。この場
合、浮き基礎の浮力体は水面の下方にある。海底の上方
の設定位置を維持するために、浮き基礎はケーブルまた
はロープまたは鋼索を介して地盤と相対的に水平に移動
しないように固着される。その際、このケーブルまたは
ロープは浮き基礎から垂線に対して例えば約45°の角
度をなして地盤まで延び、慣用のいわゆるアンカーによ
ってこの地盤に固定されている。
ように形成され、例えば岩盤用の岩盤アンカーや砂礫地
盤用の引張りアンカーが知られている。慣用の実施形で
は、ケーブルを形成するストランドがケーブルの端部で
開放している(ほぐれて房状になっている)。ケーブル
は地盤に穿設された穴に挿入される。この場合、注入管
がケーブルの前端まで延び、この注入管によってモルタ
ルが圧入される。このモルタルは地盤内で固着を行う。
このようなアンカーの他の実施形が知られており、この
実施形は折畳み機構等によってこのアンカーを純機械的
に固着する。
ケーブルまたは鋼索によって保持される、水面下に配置
された浮体を備えた浮き基礎は公知である(例えば特許
文献1参照)。更に、水面から突出する構造体が知られ
ている(例えば特許文献2参照)。この構造体のベース
は水面下にある。構造体は同様にケーブルまたは鋼索に
よってその位置を保持されている。ケーブルまたは鋼索
は地盤の中に固着されたアンカーに固定されている。
き基礎が提案されている(例えば特許文献3参照)。こ
の浮き基礎は地盤内に固着された締付け固定装置によっ
て、少なくとも1個の浮力体の浮力に抗して下方に、水
面下にあるその最終位置に付勢されている。この場合、
浮体の浮力は、浮体の最終位置で構造体全体の浮いた状
態を維持するために必要な浮力よりも大きい。すなわ
ち、浮力体はその浮力の大きさに基づいて締付け固定装
置に抗して付勢されている。これは浮き基礎の安定性を
向上させることになる。浮き基礎によって支持された建
造物と共に浮き基礎は浮かべた状態で使用場所まで搬送
される。その次に行われる、最終位置への浮き基礎の沈
下の際に、かなりの水中作業が必要である。これには膨
大なコストがかかる。
明細書
最初に水面に浮かぶ浮き基礎を、浮体の浮力に抗して水
面下にあるその最終位置まで沈下させることができ、そ
の際必要な潜水作業員の作業が大幅に低減される、冒頭
に述べた方法を提供することである。
い、請求項1記載の方法によって解決される。
細を、添付の図に基づいて説明する。
造物と共に使用現場に運ぶために、浮体1は図1から明
らかなように水面に浮かんでいる。浮体1は複数の浮力
室3を備えている。この浮力室は図示した実施の形態の
場合下側が開放している。しかし、閉鎖された浮力室も
使用可能である。図示した実施の形態の場合、浮体1は
円形のカバープレート4を備えている。このカバープレ
ートの外側エッジに沿って、リング状の側壁5が延びて
いる。個々の浮力室3は半径方向に延びる中間壁6と、
リング状に延びる内側の中間壁7によって互いに画成さ
れている。しかし、カバープレートの輪郭形状およびま
たは浮力室3の形状を異なるように形成してもよい。図
に示した浮体は単に象徴的なものであり、図示した壁厚
は縮尺どおりに示されていない。
えば風力エネルギー装置の風タワーである。図にはこの
風タワーの下側部分だけが示してある。
複数の貫通孔8が設けられている。浮体1上に配置され
たボーリング機械9と、各々の貫通孔8を通過する穿孔
装置10とによって、ボーリング穴が地盤、特に海底に
穿孔され、続いてこのボーリング穴内にアンカー12、
例えば岩盤アンカーまたは引張りアンカーが設けられ
る。
3(または鋼索、大綱)または多少堅牢なロッドが固定
される。このケーブルは図2〜4において一点鎖線で示
してある。ケーブルは同様に可撓性の被覆管によって取
り囲むことができる。
よるアンカー12の図示した取付けの代わりに、このア
ンカー12は浮体1に関係なく取付け可能である。例え
ば浮体1をその使用個所に運ぶ前に取付け可能である。
突出する管14が浮体に固定される。これは例えば図7
に概略的に示すように行うことができる。各々の貫通孔
8(管15によって画成可能である)の上方に、組立て
ブラケット16がカバープレート4に固定される。この
組立てブラケット16はカバープレート4に固定するた
めに、ボルト17によってカバープレート4に固定され
るフランジ板18を備えている。このフランジ板18に
は、上方に突出する支柱19が溶接されている。この支
柱の上端には、中央の切欠きを有するフランジ円板20
が固定されている。このフランジ円板20には管14
が、この管の下端に溶接された基板21と、フランジ円
板20と基板21を貫通するボルト22とによって固定
されている。支柱19の間には組立て穴23が設けられ
ている。
範囲において、各々1個の作業台24が管14に固定さ
れている(図6参照)。アンカー12に連結されたケー
ブル(鋼索またはロープ)13またはロッドが管14を
通過し、管の上端の上方まで延びている。そのために、
例えば、管14を浮体1に固定する前に、ケーブル13
またはロッドが管14に挿通される。管14の上端には
それぞれ、特に油圧装置26によって操作可能な引張り
装置25が設けられている。このような引張り装置25
は例えば“プレテンションプレス”または“昇降油圧装
置”の名称で知られており、市販されている。この引張
り機器25によって、ケーブル13またはロッドは管1
4から引き出すことができる。その結果、ケーブル13
を同時に引っ張ると、浮体1は水面27の下方に引っ張
られ、しかも浮体1の浮力に抗して、図3に示した最終
位置に達するまで引っ張られる。
に、この工程の間、浮体の浮力を低下させることができ
る。これは、浮力室3内の空気容積を縮小することによ
って行われる。しかし、沈下は必ず、構造体の重量を上
回る浮体1の浮力に抗して行われる(沈下の他の進行過
程では、少なくとも水面の下方にある建造物部分と関連
して)。浮力室内の水位は図において線28によって概
略的に示してある。浮体1がその浮力に抗して沈下させ
られるので、沈下時に浮体は或る程度安定させられる。
の上端が必ず水面27から上方に突出している。従っ
て、浮体1の沈下は水面27の上方で作業台24から行
うことができる。
概略的に示したクランプ装置29によって浮体1に対し
て固定される。このクランプ装置によって、組立てブラ
ケット16内の組立て穴23はケーブル13のクランプ
止めのために閉鎖可能である。ケーブル13またはロッ
ドはクランプ装置29の上方で切断され、管14は組立
てブラケットから取り外される。次に、ケーブル13の
上端を水密に封止するために、組立て穴23と、組立て
ブラケット16のフランジ円板20内の貫通孔を閉鎖
し、組立てブラケット16に発泡材が充填される。これ
らの作業は潜水作業員によって行われる。
ぼ垂直に延びるロッドまたはケーシング13(垂線に対
して10°以下の角度をなす)のほかに、垂線に対して
傾斜したロッドまたはケーブルが設けられる。この場
合、傾斜角度は例えば25〜45°の範囲である。斜め
に延びるこのロッドまたはケーブル31(または大綱)
のためのアンカー30を取付けるために、建造物2の下
側範囲においてケーソンのような水のない範囲が形成さ
れる。そのために、建造物2の外周壁32は少なくとも
この下側範囲において外周を閉鎖され、水密に形成さ
れ、そして更に水密または気密の中間天井33が設けら
れている。この空間34には、浮体1を貫通し、垂線に
対して傾斜した貫通孔が開口している。この貫通孔は例
えば浮体を通過する管35の開口によって形成される。
この管が浮体1の中間壁6に挿入されていると有利であ
る。浮体1を水面下に沈下させる際、空間34が完全に
シールされていないときあるいは作業機器が中間天井3
3の穴を通って降下されるときに、水の侵入を防止する
ために、管をシールすることができる。沈下した位置で
は管35が開放され、気密の空間34はその中の空気圧
によって水が侵入することがない。
または複数のボーリング機械を使用することができる。
このボーリング機械はアンカー30を取付けるために、
この管35を通って適当な穿孔装置によって地盤11に
穿孔する。アンカー30にケーブル31またはロッドが
連結される。このケーブルまたはロッドは管35を通っ
て延び、浮体1に固定される。従って、アンカー30と
ロッドまたはケーブル31を取付けるための作業は、潜
水作業員によって行う必要がない。潜水作業員によって
行う作業が最小限に抑えられる。
有利な形成が詳細に示してある。ケーブル13を大切に
扱うと共に浮体1の或る程度の運動を可能にするため
に、貫通孔の下端部分が外側に円錐状に広がるように形
成されている。この場合、円錐状に広がる範囲36は湾
曲部(曲率半径部)37を経て貫通孔8の上側の部分に
接続し、円錐状に広がる範囲36の開口範囲には、開口
を広げる他の湾曲部38が設けられている。
ッドまたはケーブル13,31に対する付勢力を更に高
めるために、空気を浮力室3に供給することができる。
浮体1の浮力は最終位置で、浮体によって支持され水面
から突出する建造物2を備えた浮体の浮いた状態を維持
するために必要な浮力よりも、少なくとも10%、好ま
しくは少なくとも20%だけ大きいことが望ましい。こ
れにより、きわめて安定した浮き基礎が形成される。
の位置に設けることができ、異なる数だけ設けることが
できる。いかなる場合でも、仮想三角形の角に配置され
た少なくとも3つの貫通孔8が設けられる。この仮想三
角形は浮体1の中央の範囲を覆っていると有利である。
更に、ケーブル13またはロッドのための貫通孔を4
つ、6つまたはそれ以上設けることができ、この貫通孔
の上方にそれぞれ1本の管14が固定される。この場
合、貫通孔8の数は浮体の大きさに依存する。アンカー
30に固定され貫通孔35を通過する、垂線に対して傾
斜したケーブル31の数は任意である。このようなケー
ブル31またはロッドを少なくとも3本設けることが望
ましい。その際、ケーブルまたはロッドは仮想ピラミッ
ドの側方エッジに沿って延びている。垂線に対して傾斜
して延びるこのようなロッドを6本、8本またはそれ以
上設けることができる。
を、図9〜11に基づいて説明する。図9,10は浮体
1を通過する貫通孔8を形成するために浮体に挿入され
る管の一部を示している。管39にはそれぞれ側方の接
続管(接続シャフト)40が取付けられている。この接
続管は貫通孔8と浮力室3の間に接続口41を形成す
る。接続管40の自由端には固定フランジ42が取付け
られている。この固定フランジには穴が設けられ、それ
によって閉鎖板43をボルト止めすることができる。
13または鋼索またはロッドを固定するために、先ず最
初に貫通孔8が接続口41の上方でシールされる(例え
ば発泡合成樹脂によって)。次に、後続の作業を行うそ
れぞれの浮力室3内の水面が、必要に応じて接続口41
の下方に位置するように下降させられる。隣接する両浮
力室3内の水面は、釣り合わせのために適当に上昇させ
ることができる。そして、閉鎖板43を取り外すことに
よって接続口が開放されるので、貫通孔8を通って延び
るケーブル13に、浮力室3からアクセス可能である。
いる、図9〜11に示していないクランプ装置により、
ケーブル(鋼索)13またはロッドを挟持し、クランプ
装置の上方で切断することができる。この範囲は例えば
発泡合成樹脂によって水密にシール可能である。
うことができる。この場合、塩水が切断された付勢ケー
ブルに入ることができない。それによって、作業が容易
であり、腐食の危険が低下する。
ることができる。接続口41からの作業を終了した後
で、その隙間を閉鎖板43によって再び閉鎖することが
できる。
ロッドのためのクランプ作業を、管35内の接続口を経
て浮力室から行うことができる。
た実施の形態のいろいろな変形が考えられかつ可能であ
る。例えば、浮体1は互いに連結された(例えば棒によ
って)複数の部分によって形成することもできる。
略的な断面図である。
す概略的な断面図である。
す概略的な断面図である。
す概略的な断面図である。
孔を形成するための管の側面図である。
通孔を形成するための管の斜視図である。
的な横断面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 水面から突出する建造物(2)を支持す
る浮き基礎の浮体(1)を、水面(27)の下方にある
その最終位置に沈下させ、この最終位置に固定するため
の方法であって、地盤(11)にアンカー(12)が取
付けられ、浮体(1)がアンカー(12)に接続された
ケーブル(13)またはロッドによって保持される、上
記方法において、先ず最初に、水面(27)に浮く浮体
(1)が、仮想の三角形の角に配置された少なくとも3
つの貫通孔(8)を有し、この各貫通孔(8)の上方
で、上向きに突出する管(14)が浮体に固定され、ケ
ーブル(13)またはロッドが各貫通孔(8)とこの貫
通孔(8)の上方に配置された管(14)を通って案内
され、このケーブルまたはロッドが前もってあるいは次
に地盤(11)に取付けられたアンカー(12)に接続
され、ケーブル(13)またはロッドに作用する引張り
装置(25)が各々の管(14)の上端の範囲に設けら
れ、浮体(1)がケーブル(13)またはロッドに作用
する引張り装置(25)によって、浮体(1)の浮力に
抗して水面(27)の下方のその最終位置まで沈下さ
れ、浮体(1)の最終位置でケーブル(13)またはロ
ッドが浮体(1)に対して固定され、浮体(1)におけ
る固定部の上方にあるケーブル(13)またはロッドの
部分が除去され、貫通孔(8)の上方に突出する管(1
4)が取り外されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 管(14)の長さが、最終位置における
浮体(1)と水面(27)の間隔よりも大きいことを特
徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 管(14)が浮体に固定された組立てブ
ラケット(16)に固定され、この組立てブラケットが
組立て開口(23)を有し、浮体(1)がその最終位置
に沈下した状態で、ケーブル(13)またはロッドを浮
体(1)に固定するためのクランプ装置(29)が前記
組立て開口から操作可能であることを特徴とする請求項
1または2記載の方法。 - 【請求項4】 浮体(1)のエッジ範囲に配置された少
なくとも4つ、好ましくは少なくとも6つの貫通孔
(8)が、浮体(1)の外周に沿って設けられ、この貫
通孔の上方に、上向きに突出する管(14)が固定され
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載
の方法。 - 【請求項5】 アンカー(12)を地盤(11)に取付
けるために、浮体(1)のカバープレート(4)に立設
されたボーリング機械(8)が使用され、このボーリン
グ機械が浮体(1)の貫通孔(8)を通って案内される
穿孔装置(10)によって、アンカー(12)用のボー
リング穴を地盤(11)に形成することを特徴とする請
求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項6】 ほぼ垂直に延び、アンカー(12)に連
結されたケーブル(13)またはロッドのほかに、垂線
に対して傾斜したケーブル(31)またはロッドが設け
られ、この傾斜角度が好ましくは25〜40°であるこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の方
法。 - 【請求項7】 垂線に対して傾斜したケーブル(31)
またはロッドのアンカー(30)のためのボーリング穴
を地盤(11)に形成するために、建造物(2)の下側
範囲に、ケーソンが形成され、このケーソンからボーリ
ング穴がボーリング機械によって形成され、ボーリング
機械の穿孔装置が浮体(1)の貫通孔を通って案内され
ることを特徴とする請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 アンカー(30)に連結された、垂線に
対して斜めに延びるケーブル(31)またはロッドの固
定が、同様に前記ケーソンで行われることを特徴とする
請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 浮体(1)を沈めるために、浮体の浮力
が最終位置の浮力よりも低下させられることを特徴とす
る請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項10】 浮体(1)の各々の貫通孔(8)と浮
体(1)の浮力室(3)との間に、ケーブル(13,3
1)またはロッドを浮体(1)に固定する作業を行うた
めの閉鎖可能な接続口(41)が設けられていることを
特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項11】 貫通孔(8)が接続口(41)の上方
およびまたは下方でシールされ、各々のケーブル(1
3,31)または各々のロッドを固定する際に貫通孔
(8)内の水位がクランプ装置の下方に下げられること
を特徴とする請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 ケーブル(13,31)またはロッド
を固定するための作業を行うために、度作業を行うその
都度の浮力室(3)内の水位が下げられ、好ましくは隣
接する少なくとも1つの浮力室(3)内の水位が釣り合
わせのために上昇させられることを特徴とする請求項1
0または11記載の方法。 - 【請求項13】 浮体(1)の貫通孔(8)が浮体
(1)内に入れられた管(39)によって形成されるこ
とを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の
方法。 - 【請求項14】 地盤(11)にアンカー(12)が設
けられ、浮体(1)がアンカー(12)に連結されたケ
ーブル(13)またはロッドによって保持される、水面
から突出する建造物を支持する浮き基礎の浮体を、水面
下にあるその最終位置に沈下させるための装置におい
て、浮体を通過する貫通孔(8)の上方に管(14)が
配置され、この管の上端に引張り装置(25)が配置さ
れ、この引張り装置によって、アンカー(12)に固定
され貫通孔(8)と管(14)を通って延びるケーブル
(13)またはロッドが管(14)から引出し可能であ
ることを特徴とする装置。 - 【請求項15】 管(14)の上端の範囲にそれぞれ、
この管によって支持された作業台(24)が設けられて
いることを特徴とする請求項14記載の装置。
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