JP5030876B2 - ゴルフ支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフ支援装置に関するものである。
移動する被測定物の最大速度を測定する速度測定装置として、ドップラーセンサを用いたものが知られている。このドップラーセンサを用いた従来の速度測定装置では、被測定物は等速運動(車両など)あるいは減速運動(投げられたボールなど)をするものを対象としている。そのため、測定を開始してから最初に測定された速度データを最大速度として表示すれば実用上の問題は発生しなかった。これに対し、例えばゴルフクラブ等のスイング運動のように、速度0の状態から急激に加速し、ボールを打撃するポイントで最高速に達するといった被測定物が加速運動をする場合、ドップラーセンサの検知範囲に測定対象物が進入してきた瞬間がスイングの最大速度であるとは限らず、測定開始してから最初に測定された速度を表示する従来の方法ではスイングの最大速度を捕らえられないという問題があった。
係る問題を解決するため、従来、特許文献1,2に開示された発明がある。特許文献1に開示されたクラブヘッド速度及びテンポを測定するための小型レーダでは、RFドップラーレーダを用い、速度を測定し続け、先に記憶された速度よりも速い任意の測定速度によって最大速度の記憶値を置き換えることで、速度の最大値を求めている。
また、特許文献2に記載のゴルフクラブの運動測定装置は、超音波センサでとらえたドップラー効果で変移した周波数の信号をウェーブレット変換により解析することで速度の最大値を求めている。
これら特許文献1,2に開示された技術は、スイングの速度、つまり、ヘッドスピードを求めるものであったが、ゴルフの練習のための装置としては、特許文献3に示された発明のように、使用者が実際にゴルフクラブをスイングしたときのスイング状態(ヘッドスピード等)を検出するスイング検出装置と、そのスイング検出装置で検出したスイング状態を取得し複数のゴルフコースの各ホールレイアウトなどに関するデータに基づいた打球の軌跡をシミュレーション表示する制御手段とを備えたナビゲーション装置も提案されている。
特開2006−326318号公報 特開2003−210638号公報 特開平7−57189号公報
特許文献1,2に開示された発明では、ヘッドスピード等を求めるものに過ぎず、ゴルファーにとって十分な情報提供ができない。すなわち、同じようにボールに当たるとすると、ヘッドスピードが速いほど飛距離も長くなる。しかし、言うまでもないが、ゴルフは飛ばせばよいというものではない。従って、上記の装置では、フルショットする場合の練習には良いが、落としどころを狙ってショットするような練習のためには、十分な情報を提供することができない。
一方、特許文献3に開示された発明は、もともと自動車に搭載されるナビゲーションシステムのオプションとして、開発され、上記のスイング検出装置をナビゲーションシステムの本体に接続することで、当該ナビゲーションシステムの制御部や表示装置を利用してシミュレーションを行うものである。そのため、装置構成が大型化して携帯に不向きであり、例えば、ゴルフ練習場に持って行きそこで練習する際に適切な支援情報を提供したりすることができない。
そこで、本発明は、簡易な構成で携帯に便利となり、適切な情報提供をすることができるゴルフ支援装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るゴルフ支援装置は、(1)ゴルフコースのホールレイアウトを提示する情報提示手段と、前記情報提示手段で提示されるホールレイアウトに対応するホール情報として少なくともティーグランドからカップまでの距離情報を記憶するホール情報記憶手段と、その情報提示手段で提示された前記ホールレイアウトを見て決定する使用するクラブ種を指定するクラブ種入力手段と、ゴルフクラブのスイングに伴い移動するゴルフボールやクラブヘッドのスピードを計測するスピード計測手段と、クラブ種入力手段で指定されたクラブ種に対応づけられた係数と、前記スピード計測手段で計測したスピードに基づいて、推定飛距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段で求めた推定飛距離に基づいて前記カップまでの残り距離を算出する残り距離算出手段と、その算出した残り距離を表示する残距離表示手段と、を備え、前記残り距離算出手段は、1打目の前記スイングに伴い算出した前記推定飛距離をプレイ中のホールについての前記距離情報から減算して残り距離を算出し、2打目以降の前記スイングに伴い算出した前記推定飛距離を当該スイング時の残り距離から減算してスイング後の残り距離を算出するように構成した。
ユーザは、情報提示手段で提示されるホールレイアウトと、表示部に表示される残り距離から、使用するクラブを決定し、クラブ種入力手段(実施形態のクラブセレクトボタンB3に対応)を操作して設定したクラブを指定する。その後、ユーザは、スイング(パター以外のとき、ボールは打っても、打たなくても可)し、そのときのスピードとクラブ種に対応づけられた係数から推定飛距離を求める。残り距離から推定飛距離を減算すると、ショット後の残り距離が求められる。ユーザは、カップイン(残り距離が一定の距離以下になった場合には、OKとしても良い)するまで繰り返し行う。残り距離を考えながら、クラブを選択し、スイングを調整することで、より実戦的な練習が行なえ、練習場においても、単純にボールを打つだけでないので、飽きることなく効率よく練習が行なえる。ホール情報が、ティーグランドからカップまでの距離情報とすることで、残り距離の算出・ホールアウトの管理が簡易に行なえると共に、複数のホールデータを持つようにしたとしても、メモリ容量は小さくて済む。
(2)前記情報提示手段は、前記ゴルフコースのホールレイアウトを印刷した紙とするとよい。このようにすると、本体に対するメモリの記憶容量を削減することができる。さらに、携帯での利便性を考えて全体的に小型にした結果、表示エリアが小さかったり、単色で安価なパネルで表示部を構成したりした場合、係る表示部にホールレイアウトの地図を表示すると、見にくくなるが、別途用意した紙媒体にホールレイアウトの地図を印刷したものを用いることで、見やすくなる。もちろん、情報提示手段は、電子機器等で構成しても良い。この場合、ゴルフ支援装置の本体(各種の算出手段や表示手段等を実装するもの)に一体化しても良いし、本体と別体に構成しても良い。
(3)1つのホールをプレイしている場合、スイングによる計測を行う都度、打数を1打加算してそのホールの打数を求めると共に、求めた打数を表示する打数表示手段と、前記ホール情報は、前記ティーグランドから前記カップまでの間を距離に応じた複数の領域に区分けし、その複数の領域の少なくとも1つをペナルティーエリアに設定し、前記求めた推定飛距離により推定されるボールの落下位置が、前記ペナルティーエリアに入った場合には、そのペナルティーエリアに設定されたペナルティーの数値を前記打数に加算すると共に、前記残り距離を修正する手段と、を備えるよい。ティーグランドからカップまでの間を距離に応じた複数の領域に区分けするレイアウトをとることで、複数の領域を持っても、ショットしたときの残り距離から、推定飛距離を減算するだけでボールの落下地点(どの領域に入るか)を求めることができる。また、ペナルティーエリアを設けることで、単純に残り距離のみでクラブ種の選択をすることができず、おもしろさが増す。「ペナルティーエリアに設定されたペナルティーの数値」としては、例えばペナルティーエリア毎に記憶しておいた数値を用いてもよいし、ペナルティーエリアの種類ごとに記憶しておいた数値を用いてもよい。また、例えば、プログラム内で一律に予め規定した数値としてもよい。
(4)少なくとも前記情報提示手段を除く他の手段は、1または複数の防水構造の筐体に収納され、前記情報提示手段も防水構造とされている(防水加工されている)ようにするとよい。
(5)現在位置を検出する位置検出手段を備え、前記スピード計測手段で求めた前記スイングに伴うスピードと、前記位置検出手段で検出した前記スピードを計測した位置と、を関連付けて記憶するようにするとよい。(6)前記位置検出手段で求めたボールをショットした位置と、そのボールが飛んだ位置とに基づき、そのボールの飛距離を演算し、その算出した飛距離と、前記ショットしたときの前記ゴルフクラブのスイングに伴ない前記スピード検出手段で求めたスピードとを関連付けて記憶する手段を備えるとよい。
このようにすると、例えば、実際のゴルフ場でプレイした場合に、各ショットを行う都度、本ゴルフ支援装置を用いてそのショットに基づく各種のスピード等の諸特性を求めると共に、位置検出手段により実際にショットした場所の位置を求め、スピード等の諸特性と関連付けて記憶することで、各ショットをした位置から、実際の飛距離を求めることができるし、そのプレイしたゴルフ場のコースレイアウトの電子地図データ(位置情報付)を用意すれば、その電子地図上にショット位置をマッピングすることができる。よって、プレイ後等において、そのコースにおけるプレイの解析・反省をするのに適する。
(7)前記記憶された複数回分の前記ヘッドのスピードの統計処理から、自己の標準のヘッドスピードを算出し、その標準のヘッドスピードと、素振りのスイングから求めたヘッドスピードとを比較し、その日のコンディションを求める手段を備えるとよい。(8)前記求めたその日のコンディションから、その日の予想飛距離を算出するとともに予想飛距離表示手段に出力する機能を備えるとよい。コンディションの良否が客観的にわかると、クラブ種を選択する場合や攻め方を決める際にそのコンディションの情報からその日の調子に合わせた適切な決定を行うことができるので好ましい。
(9)前記ホール情報記憶手段は、前記ホールレイアウトの地図情報を記憶しており、
前記情報提示手段として、前記ホール情報記憶手段に記憶されたホールレイアウトの地図情報に基づきホールレイアウトの地図を表示させる地図表示手段を備え、前記距離算出手段で算出した推定飛距離に基づきボールの飛んだ予想位置をその地図上に描画する機能を備えるとよい。このようにすると、例えばゴルフ練習場において、希望するゴルフ場でのプレイを疑似体験できることができる。
(10)前記スピード計測手段の一部または全部が、本体に対して分離されると共に着脱可能に構成されるようにするとよい。もちろん、1つの本体内に収納することも可能である。(11)(10)の発明を前提とし、前記分離された前記スピード計測手段の一部または全部が収納されるスピード計測部と、前記本体との両方に同じ通信プロトコルを使用する通信機能を設けるとよい。(12)(11)の発明を前提とし、前記通信機能の通信インターフェースは、パーソナルコンピュータへの通信インターフェースと一部を共用するようにするとよい。(13)スピード計測部を分離する発明を前提とし、前記スピード計測部には、前記スピード計測手段の一部を実装し、スピードを求める演算処理は、前記本体に実装する演算処理部で行うようにすると良い。(14)スピード計測部を分離する発明を前提とし、前記本体の下部に前記スピード計測部を配置するとよい。
(15)前記本体に2次電池を配置するとともに、前記スピード計測部にその2次電池用の充電部を設け、前記スピード計測部に外部から電源を供給した場合には前記充電部から前記2次電池に対する充電を行い、外部から電源を供給しない場合は、前記スピード計測部は前記2次電池を電源の作動するようにするとよい。
(16)前記スピード計測手段は、マイクロ波ドップラーセンサを利用するようにするとよい。(17)実際にゴルフ場でコースを廻った時のデータ(スイングスピードやボールスピードその他の諸特性等)と、練習でのデータ(スイングスピードやボールスピードその他の諸特性等)の両方をパソコンに取り込み、比較、分析するようにするとよい。これにより、実際のゴルフ場でのプレイが、練習通りにできているか否か、できていない場合にはどれくらいできていないかなどを認識することができる。クラブ種ごとに比較することで、クラブ種の得手/不得手等を認識できる。(18)そして、ゴルフ場でコースを廻った時のデータを呼び出して表示し、練習時のボールやヘッドスピードと比較表示する機能を持つとよい。係る機能を備えると、上記の比較・分析がより容易に行なえる。
本発明では、簡易な構成で携帯に便利となり、単にヘッドスピードのみでなく、推定飛距離や残り距離などの適切な情報提供をすることができる。
図1,図2は、本発明のゴルフ支援装置の利用状態の一例を示す図である。図1,図2(a)に示すように、ゴルフ支援装置10は、ゴルフクラブ2をスイングするゴルファー1の後方所定位置に設置する。具体的な設置位置は、ゴルフ支援装置10の検知範囲が、スイング中のゴルフクラブ2のヘッド2aが最大速度で移動する地点を含むような位置である。一例としては、図1に示すように、ゴルフクラブ2のヘッド2aの移動軌跡Kの最下点付近がボールBに対するインパクト位置となり、通常、当該位置付近でヘッド2aの移動速度は最大速度になるため、係る移動軌跡Kの最下点の接線L上であり、かつ、ゴルファー1の後方を設置位置とする。この場合のボールBとゴルフ支援装置10との距離は、約1mとしている。後述するように、このゴルフ支援装置10には、ドップラーセンサが内蔵されているため、ドップラーセンサのアンテナの開口面11aが、ボールBに正対する(接線L上を向く)ように設置される。
この設置位置は、使用クラブがパター以外のクラブの場合に対応するものであり、ボールBは無くても良い。つまり、ゴルフ支援装置10は、ボールBをおいて実際に打った場合には、そのスイングする毎にヘッドスピードとボールスピードの両者を同時に測定し、ボールBを置かない(置いていても実際に打たない)で素振りをした場合にはヘッドスピードのみ測定する。
一方、使用クラブがパターの場合には、図2(b)に示すような設置位置をとる。つまり、ゴルファー1の斜め前、より具体的には、ゴルファー1から見てボールBを基準として前側に約20cm離れ、さらにボールBの打ち出し方向に約20cm先に進んだ位置にゴルフ支援装置10をおく。そして、ゴルフ支援装置10のアンテナの開口面11aを、ボールBの転がり先の約1mの辺りに向くようにする。この利用態様では、ボールスピードを計測するため、ボールBをおいて、ゴルファー1が実際に打つことが必須である。そして、ゴルフ支援装置10のスピードの測定エリアが、ボールBの転がり先の一定領域に設定され、その測定エリア内にパター2′のヘッド2′aの移動軌跡がないので、ヘッドスピードの測定はできない。したがって、ボールの速度のみを測定する。
なお、図2は、ゴルファー1が右打ちの場合の例を示しており、左打ちのゴルファーの場合には、左右を反転した状態に設置することで対応できる。つまり、本実施形態のゴルフ支援装置は、右打ち/左打ちのいずれにも対応できる。
図3は、ゴルフ支援装置10の外観を示す平面図であり、図4は、その内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、ゴルフ支援装置10は、防水加工(防水構造)が施された扁平な矩形の筐体20の内部に、図4に示す各構成要素を収納して構成される。構成要素の一部は、筐体20の外部に露出する。
図4に示すように、このゴルフ支援装置10は、出力周波数が24.15GHzのマイクロ波ドップラーセンサ11と、当該ドップラーセンサ11の出力信号(1波がゴルフクラブのヘッドの6mmの移動に相当する信号)を増幅するアンプ12と、アンプ12によって増幅された信号を基準値と比較し、ドップラーパルス(基準値以上の場合にハイレベルを基準値より小さい場合にはローレベルの信号)を出力するコンパレータ13と、コンパレータ13から出力されたパルス信号を入力し、アンプ12によって増幅されたアナログ信号を内蔵するA/Dコンバータに入力して、スイングスピードを求めるマイクロコントローラ(制御部)14と、マイクロコントローラ14からの制御によってスイングスピード等の表示を行う表示部15と、マイクロコントローラ14に接続されたスイッチ群16と、GPS衛星から発せられるGPS信号を受信し、現在位置を検出するGPS受信機17と、通信インターフェース18と、を備える。らさに、ゴルフ支援装置10は、内部メモリや、着脱可能な外部記録媒体(マイクロSDメモリカード等)等の記録メディアを備える。この記録メディアには、計測結果や機器の設定情報、仮想のゴルフコース並びに実際のゴルフコースのホールレイアウトを示すコースデータ等が記録される。実際のゴルフコースについてのデータは、例えばゴルフ場のグリーンやバンカー等コース上の対象物の位置、ゴルフ場の地図(位置情報を含む)がある。これらの情報は、例えば、特開平7−57189号公報や、特開2003−339929号公報に開示されたものと同様なものとすることができる。これにより、実際のゴルフコースでのプレイの軌跡を記録することができる。また、仮想のゴルフコースのホール情報を記憶しておくことで、仮想のゴルフコースを用いたゲームをすることかできる。
表示部15は、LCDや有機ELディスプレイ等から形成される。通信インターフェース18は、パーソナルコンピュータ接続用の各種のインターフェースを用いることができる。例えば、USB等の有線のものや、Zigbee(登録商標),Bluetooth(登録商標),無線LAN等の無線のものを含む。この通信インターフェース18を介して、パーソナルコンピュータとデータの送受が行える。データの送受の一例としては、例えば、ゴルフ支援装置10が、ゴルフコースについてのデータをパーソナルコンピュータからダウンロードしたり、自己が記憶している計測データその他の履歴情報等をパーソナルコンピュータにアップロードしたりすることができる。また、着脱自在なPCで読み取り可能な記録媒体(マイクロSDメモリカード等)を装着可能とし、上記のデータのやり取りを、その記録媒体を介して行うようにしても良い。
筐体20の前面20bがアンテナの開口面11aとなり、筐体20の後面20cにはマイクロSDカードスロットが設けられている。また、筐体20の裏面(下面)側には、電池収納部が設けられる。また、表示部15並びにスイッチ群16は、筐体20の上面に露出する。スイッチ群16は、本実施形態では、パワーボタンB1と、モードセレクトボタンB2と、クラブセレクトボタンB3と、ファンクションボタンB4の4つの操作ボタンを備えている。各操作ボタンB1〜B4が押下されると、その押下されたことがマイクロコントローラ14に伝えられ、マイクロコントローラ14が所定の処理を行う。
パワーボタンB1は、ゴルフ支援装置10の電源のオン/オフを制御するためのもので、長押しにより、装置電源のオン/オフの切り替えを行うためのボタンである。マイクロコントローラ14は、装置の電源が切れている状態で、パワーボタンB1が長押しされたことを認識すると、電源をオンにし、装置の電源が入っている状態で、パワーボタンB1が長押しされたことを認識すると、電源をオフにする制御を行う。
モードセレクトボタンB2は、モード切り替え指示をするためのボタンである。後述するように、本実施形態のゴルフ支援装置10は、1スイングごとに、スイングに伴う諸特性を測定して表示する“測定モード”と、仮想ゴルフコースを想定して、ゲーム感覚で仮想ゴルフコースを回ることができる“トレーニングモード”とを有している。そこで、マイクロコントローラ14は、このモードセレクトボタンB2が“長押し”されたことを認識すると、“測定モード”と“トレーニングモード”を交互に切り替える。そして、マイクロコントローラ14は、現在のモードが“トレーニングモード”の場合、表示部15の左上隅に”GAME”のロゴを表示し、“測定モード”の時は、”GAME”のロゴを表示しない。よって、ユーザは、”GAME”のロゴの表示の有無により、現在トレーニングモード中か測定モード中かを認識することができる。また、測定モードの状態で実際のゴルフ場でプレイをしながら、そのプレイ中の各ショット(スイング)を測定して記録することで、実際のプレイの記録を行うことができる。
また、測定モードで求めることができる諸特性は、“ヘッドスピード”,“ボールスピード”,“推定飛距離”,“ミート率”である。ヘッドスピード並びにボールスピードは、ドップラーセンサの出力に基づいて求める。つまり、電源オンに伴い、ドップラーセンサ11の出力をアンプ12で増幅したアナログ波形をコンパレータ13にてしきい値処理して符号化したドップラーパルスが、コンパレータ13からマイクロコントローラ14に入力される。マイクロコントローラ14は、内蔵するカウンタを利用してドップラーパルスの周期を求め、移動体の速度を求める。移動体がヘッド2aの場合、ヘッドスピードが求められ、移動体がボールの場合、ボールスピード(初速度)が求められる。この具体的な算出アルゴリズムは、例えば、特開平6−86845号公報等に開示された技術の他、各種の算出アルゴリズムを用いることができる。
さらに、本装置ではゴルフクラブのスイング時におけるヘッドスピードの速度測定に特化するため、スイング開始から終了までの速度データをいったん蓄積し、その後蓄積されたデータからスイングの最大速度を算出するようにするとよい。
また、ボールを置かずに素振りのみをする場合には、マイクロコントローラ14は、上記の公知のアルゴリズムにより、ヘッドスピードを簡単に求めることができる。さらに本実施形態では、ボールを実際に打った場合、マイクロコントローラ14は、ボールスピードとヘッドスピードを同時に求める。これは、ゴルフクラブ2のスイングに伴うヘッド2aの移動速度は、スイング開始から徐々に速度が早くなり、ボールに当たる前後付近で最大速度になり、その後、徐々に遅くなる。一方、ボールBは、ゴルフクラブ2のスイング開始当初は、停止したままであるため移動速度は0となり、ヘッド2aが当たって打ち出されることで、移動するため速度が増速する。そして、ヘッドスピードの速度変化のピークと、ボールスピードの速度変化のピークとは、ずれがある(ボールスピードのピークが遅れて発生する)。そこで、速度のピークが2つ生じることから、それぞれのスピードを求めることができる。具体的には、例えば、特開平6−86845号公報等の技術を用いて両方のスピードを求めることができる。
また、図2(b)に示すように、パターを用いた場合には、ドップラーセンサ11の検知領域内に存在する移動体はボールのみであるので、マイクロコントローラ14は、ドップラーセンサ11の出力に基づいて、ボールスピードを求めることができる。
また、ミート率は、ヘッドスピードと、打ち出したボールのスピード(初速)に基づいて求めることができる。つまり、ボールをキレイに打ち抜くことができた(ミート率が高い)場合、ゴルフクラブ2のヘッド2aがボールBを潰しながら押し出し、ボールBは自己の弾性復元力による反発力と、ヘッド2aから受け取った慣性モーメントにより、ボールスピード(初速)は速くなる。一方、キレイに打ち抜くことができない(当たりが悪い:ミート率が小さい)場合、上記の反発力も小さいとともに、ヘッド2aから受け取る慣性モーメントも小さく、ボールスピードも遅くなる。そこで、マイクロコントローラ14は、
ミート率=ボールスピード/ヘッドスピード
によりミート率を算出する。
また、推定飛距離は、実際にボールを打った場合には、ボールスピードと使用したクラブ種から飛距離を求め、素振りの場合にはヘッドスピードと使用したクラブ種から飛距離を求める。具体的には、予めクラブ種ごとにボールスピードに対する係数とベッドスピードに対する係数を設定しておき(クラブ種−係数のテーブル等を設ける)、ボールスピード或いはヘッドスピードに、クラブ種に対応する係数を乗じた値を推定飛距離とする。なお、ボールの有無は、マニュアル操作による手動によって指定しても良いし、各種のセンサを設け装置により自動的に認識するようにしてもよい。
また、モードセレクトボタンB2を“短押し”した場合、各モードにおけるパラメータやプレイスタイルを選択することもできる。測定モードの場合、モードセレクトボタンB2の“短押し”により、表示パラメータの選択を行う。すなわち、図3に示すように、表示部15の下方領域に、7セグメントを利用した3桁の数値表示部位を2列用意し、上段をスピード(ヘッドスピード/ボールスピード)、下段を“推定飛距離”か“ミート率”のいずれかを表示する。よって、表示パターンとしては、“ヘッドスピード&推定飛距離”,“ボールスピード&ミート率”,“ボールスピード&推定飛距離”の3種類が用意され、クラブ種でパター以外が選択されている場合、モードセレクトボタンB2の“短押し”により、”ヘッドスピード&推定飛距離”もしくは”ボールスピード&ミート率”のどちらかが交互に選択される。また、パターを選択した場合は強制的に”ボールスピード&推定飛距離”のみとなる。
マイクロコントローラ14は、現在表示している種類を表示部15に報知する。つまり、上段では、“HEADSPEED”と“BALLSPEED”のいずれか一方を表示し、下段では、“MEET”(ミート率の場合)と“DIST”(推定飛距離の場合)のいずれか一方を表示する。
また、クラブセレクトボタンB3とモードセレクトボタンB2を同時押しした場合、マイクロコントローラ14は、速度単位を切り替える。本実施形態で用意された速度表示単位は、“m/s”(メートル/秒)と“mph”(マイル/時)の2種類用意している。マイクロコントローラ14は、選択された速度表示単位を表示部15に表示する。
クラブセレクトボタンB3は、使用するクラブに合わせて、そのクラブ種を選択・指定するためのボタンである。これにより、コントローラ14は、選択されたクラブ種とヘッドスピードやボールスピード等の情報から、推定飛距離を算出することができる。具体的には、コントローラ14は、クラブセレクトボタンB3の“短押し”を認識すると、下記の順でクラブ種を巡回させる。
「1W→3W→5W→3I→4I→5I→6I→7I→8I→9I→W(ウエッジ)→Pt(パター)」
また、コントローラ14は、このクラブ種の巡回に合わせて、表示部15の右上のクラブ種表示エリアに、“W,I,tと7セグメント”を適宜用いて現在選択されているクラブ種を表示する。つまり、ウッド(1W,3W,5W)が選択されている場合には、“W”と選択された数字を表示し、アイアン(3I,4I,5I,6I,7I,8I,9I)が選択されている場合には、“I”と選択された数字を表示し、ウエッジ(W)が選択されている場合には、“W”のみを表示し、パター(Pt)が選択されている場合には、“t”のみを表示する(7セグメントを使ってPを併設表示しても可)。
このクラブ種は、推定飛距離算出の際、係数の参照条件となるため、スイング前に予め選択しておく。なお、Pt(パター)選択時は、推定飛距離の単位は自動的に”m”(メートル)となる。
測定結果は、図示省略するメモリ(内部メモリ/マイクロSDメモリカード)に格納される。そこで、ファンクションボタンB4が“短押し”されると、マイクロコントローラ14は、メモリに格納された過去の履歴を読み出して表示する“履歴表示“と、その過去の測定結果の平均値を求めそれを表示する”平均値表示“の2つの態様を切り替え表示する。また、モードセレクトボタンB2とファンクションボタンB4が同時に“長押し”された場合、それまでの測定結果の履歴/スコアが全てクリアされる。
ここで、“平均値表示”は、下記の通り行う。測定スタンバイの状態にて、ファンクションボタンB4が短押しされた場合、装置内のメモリに記録された履歴(最大500件分)の中から、選択したクラブ種の平均値を表示する。この場合、表示部15に”AVE.”のロゴが表示される。
すなわち、メモリには、例えば図5に示すように、測定モードで求めた諸特性についてクラブ種と関連付けたテーブル構造として記憶されている。素振りのようにボールスピードが求められないもの場合、“0”が格納される。そこで、“平均値表示”モードの時にクラブセレクトボタンB3が押下されて選択された表示対象のクラブ種の各諸特性を読み出し、各諸特性の項目ごとに、平均値を求める。このとき、“0”については、平均値の算出対象から除く。そして、モードセレクトボタンB2の操作により選択された表示パラメータで表示される項目について、マイクロコントローラ14は、上記の求めた平均値を出力する。なお、一定期間(例えば、10秒間)ボタン操作が無い場合は、測定スタンバイ表示に戻る。また、平均値表示中であっても、スイングした場合にはすぐさま測定を行う。
“履歴表示”モードは、以下のような処理をする。すなわち、平均値表示の状態にて、ファンクションボタンB4が“短押し”されたことをマイクロコントローラ14が認識すると、マイクロコントローラ14は、装置内のメモリに記録された履歴(最大500件分)の中から、新しいものを10件分まで読み出し、表示する。このとき、マイクロコントローラ14は、表示部15に”MEM.”のロゴを表示する。そして、モードセレクトボタンB2の操作により選択された表示パラメータで表示される項目について、マイクロコントローラ14は、上記の読み出した履歴を順次出力する。なお、一定期間(例えば、10秒間)ボタン操作が無い場合は、測定スタンバイ表示に戻る。また、履歴表示中であっても、スイングした場合にはすぐさま測定を行う。
一方、マイクロコントローラ14は、平均値表示もしくは履歴表示中において、モードセレクトボタンB2とファンクションボタンB4が同時に“長押し”されるのを認識すると、履歴をクリアする。平均値は、この履歴データから算出されるため、この操作により平均値もクリアされることになる。
GPS受信器17は、GPS信号から現在位置を求め、その求めた現在位置の位置情報(経度,緯度)をマイクロコントローラ14に送る。本実施形態では、このGPS受信器17にて、実際のゴルフ場でのゴルフ支援装置10の存在位置を計測する。ユーザ(ゴルファー1)は、実際のゴルフコースをプレイ中において、すべてのショットを測定モードのゴルフ支援装置10を用いて計測する。マイクロコントローラ14は、GPS受信器17から得た現在位置に基づき、各ショットをした位置を取得し、そのショットした位置と各ショットの諸特性等の計測データと関連付けてメモリに格納する。さらに、ゴルフ場名やホールナンバー、使用したクラブ等のデータと計測データを共に記憶させるようにするとよい。
また、前回ボールをショットした位置と、現在のボールの位置から、ボールの実際の飛距離がわかる。そこで、マイクロコントローラ14は、GPS受信器17から取得した上記の各位置の位置データから、両者間の距離を算出し、ボールの飛距離を求める。現在のボールの位置は、通常ホールアウトするまでは今回のショット位置と同じになるので、特にショット前に現在のボールの位置を計測することなく、通常のボールを置いたショットの計測にともない取得できる今回のショット位置を利用する。つまり、マイクロコントローラ14は、前回のショット位置と今回のショット位置に基づき、両者間の距離を算出する。これにより、正確な実際の飛距離がわかる。更にマイクロコントローラ14は、このようにして求めた実際の飛距離と、ショット時のスピードデータ(前回のショット時のボールスピード/ヘッドスピード)との相関を統計して、表示部15に表示したり、メモリに記憶したりする。
メモリに格納された位置データと、実際のゴルフコース(ホール)のデータ(位置データ付レイアウト)とに基づき、ショットした位置をゴルフコース(ホール)上にマッピングすることで、実際のゴルフコースをプレイした軌跡(各ショットをした地点)を、プレイ後等において正確に知ることができる。このようにショットした位置をマッピングしたゴルフコースのレイアウト図は、例えば、上記のデータを通信インターフェースやマイクロSDメモリカード等を用いてパーソナルコンピュータに送り、そのパーソナルコンピュータのモニタに表示するようにすると良い。また、そのようにパーソナルコンピュータのモニタに表示するようにする場合、ショット位置をゴルフコース上に関連付ける処理は、パーソナルコンピュータが行うようにしても良い。また、ゴルフ支援装置10が、ゴルフコース(ホール)のレイアウトを表示部15に表示する機能があれば、マイクロコントローラ14は、上記のショット位置をマッピングしたゴルフコース(ホール)を表示部15に表示するようにしても良い。
また、上記のように表示部にゴルフコース(ホール)を表示するとともに、ボールの位置をコース上に描画する機能を備えた場合、例えば、表示部15に希望するゴルフコースの所望のホールの地図を表示させ、測定モードを用いてスイングに伴い算出した推定飛距離からボールの飛んだ予想位置を地図上に表示させるようにするとよい。このようにすると、例えばゴルフ練習場等において、希望するゴルフ場でのプレイを疑似体験できるので好ましい。
また、上述したように、本実施形態のゴルフ支援装置10は、“平均値表示”モードにすることで、選択した条件(クラブ種,表示項目)についての平均値を知ることができる。そこで、例えば、コントローラ14は、ヘッドスピードの平均値と、実際に測定モードで素振りをして求めたヘッドスピードとを比較(選択したクラブ種は同じが良い)し、その日のコンディションがわかる様に表示する機能を備える。このコンディションは、ヘッドスピードが、平均値と比べて“ほぼ同じ”/“遅い”/“速い”、のいずれであるかを求め、“通常通りのコンディション”/“通常よりも振りが遅いコンディション(調子が悪い)”/“通常よりも振りが速いコンディション(調子がよい)”のいずれかをマイクロコントローラ14が判断して、その結果を表示する。この“同じ”/“遅い”/“速い”、のいずれに該当するかは、平均値に対して上下限のしきい値を設定し、そのしきい値の範囲内か否かにより弁別することができる。しきい値は、平均値に対して予め定めたマージン(±10%等)により決定できる。また、単純に平均値を用いるのではなく、過去の履歴データから分布状況を求め統計的に範囲を定めても良い。さらに、この例では、コンディションを3つの区分に分けたが、4段階以上に分けてももちろん良い。
さらに、マイクロコントローラ14は、上記のコンディションデータから、その日の予想飛距離を算出し、数値または地図上に表示する機能を備える。予想飛距離は、測定モードにおける素振り時のヘッドスピードにクラブ種の係数を掛けて求める推定飛距離ではなく、例えば、ヘッドスピードに基づいて求めたコンディションが、そのまま他の項目についても同じように影響が出るとすると、そのクラブ種における実際の飛距離の履歴データから求めた平均飛距離を基準にし、コンディションが悪い場合には、平均飛距離から所定長さだけ短くしたものを予想飛距離とし、コンディションがよい場合には、平均飛距離から所定長さだけ長くしたものを予想飛距離として求める。調整する所定長さは、一律同じにしても良いし、コンディションの程度、つまり、ヘッドスピードが平均値からX%ずれている場合には、所定長さも平均飛距離のX%或いはそれに適宜の係数を掛けたものとしてもよい。また、コンディションがよい場合には、ミート率も高くなり、コンディションが低くなるとミート率も低くなるとすると、素振りにともない求めたヘッドスピードにコンディションに合わせて調整したミート率を掛けることで、コンディションを加味したボールスピードを算出し、その算出したボールスピードに使用するクラブ種の係数を掛けることで予想飛距離を求めても良い。
次に、“トレーニングモード”について説明する。トレーニングモードは、仮想ゴルフコースを想定し、ゲーム感覚で仮想コースを回るもので、1〜18ホールを1セットで回る”フルラウンド”と、任意に指定したホールで完結する”ホール指定”がある。このトレーニングモード時において、モードセレクトボタンB2が“短押し”された場合、マイクロコントローラ14は、”フルラウンド”或いは”ホール指定”のプレイスタイルを選択する。なお、本実施形態では、ホールは、18ホール用意しているので、ホール指定において実際にプレイするホール番号の指定も、このモードセレクトボタンB2を用いて行う。つまり、モードセレクトボタンB2を短押しする都度、“フルラウンド”→“ホール指定(1番)”→“ホール指定(2番)”→……“ホール指定(18番)”→“フルラウンド”→……というように選択が切り替わる。もちろん、モードセレクトボタンB2の短押しでは”フルラウンド”と”ホール指定”とを交互に切り替えるようにし、”ホール指定”におけるプレイするホール番号の指定は、別の操作(例えば、ファンクションボタンB4の短押し)で行うようにしても良い。また、モードセレクトボタンB2が長押しされた場合、マイクロコントローラ14は、測定モードに切り替える。
クラブセレクトボタンB3が短押しされた場合、マイクロコントローラ14は、測定モードの時と同様に、クラブ種の選択を行う。また、クラブセレクトボタンB3が長押しされた場合には、打ち直しとする。
”フルラウンド”が選択されているときに、ファンクションボタンB4が短押しされた場合、マイクロコントローラ14は、それまでのスコアを表示し、長押しされた場合には、スコアをクリアし、途中終了とする。“ホール指定”のときにファンクションボタンB4が押下された場合には、その処理は無効である。
また、トレーニングモードで使用する仮想コースのコースレイアウト(全18ホール分)は、ゴルフ支援装置10のメモリ(内部メモリ/着脱可能な外部メモリ(記録媒体))に格納しておき、表示部15に表示するようにしても良いが、メモリ容量の削減並びに表示部15の表示機能等を考慮し、取り扱い説明書中にコースレイアウト表を載せておき、ユーザはそれを見て確認するようにしても良い。本実施形態では、ゴルフ場の地図(コースレイアウト)は、ペーパー(紙)ベースとしている。つまり、コースレイアウトをユーザに示すための情報提示手段は、ゴルフ支援装置10と分離した紙媒体としている。ある1つのホールのレイアウトの一例としては、図6に示すホールレイアウトとなる。そして、ユーザは、プレイするホールのレイアウト図を基にゲームを進めてゆく。また、ゴルフ支援装置10が記憶するソフト上でのホールは、図6に示すように、単純に距離に応じて各ゾーンを区分けしている。
次に、トレーニングモードにおける実際のゲームの進め方を説明しつつ、各機能を説明する。まず、本装置を用いたゲームは、まず、測定モードの場合、ユーザは、モードセレクトボタンB2を長押ししてトレーニングモードに切り替える。この切り替えに伴い、マイクロコントローラ14は、表示部15に”GAME”のロゴを表示する。
[プレイスタイル選択]
次に、プレイスタイルの選択が行われる。このトレーニングモードにおいてモードセレクトボタンB2が短押しされたことをマイクロコントローラ14が認識すると、その短押しにともない”フルラウンド”/”ホール指定(ホール番号)”を選択する。”フルラウンド”と”ホール指定”のどちらが選択されているかは、たとえば、切り替え後、一定時間(例えば5秒間)表示されるオープニング画面を各プレイスタイルで変えることで、ユーザは確認できる。なお、フルラウンドの場合、1番ホールから順番にプレイし、そのホールが終了(カップイン/OK)した場合には、自動的に次のホールに切り替わる。
[ホール確認]
ユーザは、取り扱い説明書に印刷されたホールレイアウト図と、表示部15に表示された表示距離よりクラブ種を選択し、スイングすることで、プレイ対象の仮想のホールを回る。具体的には、マイクロコントローラ14は、表示部15の左上に、現在のホール番号を表示するので、ユーザは、その番号を確認し、取り扱い説明書に記されたホールレイアウト図を参照する。
[クラブ選択]
図6に示すように、仮想コースにはウォーターハザード,バンカーゾーン等のペナルティーエリアが存在するため、ユーザは、そのペナルティーエリアに入らないように自分の狙った飛距離にふさわしいクラブ種を決定し、クラブセレクトボタンB3を操作して使用するクラブ種を選択する。マイクロコントローラ14は、選択されたクラブ種を、表示部15の右上に表示する。さらに、マイクロコントローラ14は、表示部15の所定位置(下方に設定される下段の数値)に打数,残り距離等を表示する。
[スイング]
選択したクラブ種がPT(パター)以外の場合には、図2(a)に示すような位置にゴルフ支援装置10を置き、スイングをする。このとき、ボールの設置の有無は問わない。マイクロコントローラ14は、ボールを打った場合にはボールスピードに基づいて推定飛距離を算出し、ボールを置かずに素振りをした場合にはヘッドスピードに基づいて推定飛距離を算出する。この推定飛距離の算出アルゴリズムは、測定モードにおけるそれと同じである。ボールを実際に打つ場合、例えば、打ちっ放しのゴルフ練習場や、自宅等に設置した練習用のゴルフネット等を利用する。ゴルフスピードに基づいて算出した推定飛距離の方が精度がよいので、より正確な飛距離に基づくゲームを行うことができる。また、クラブ種としてパターを選択した場合、図2(b)に示すような位置にゴルフ支援装置10を置き、スイングをする。このとき、ボールBを置き、実際にボールを打つ。そして、マイクロコントローラ14は、ボールスピードにクラブ種(パター)の係数を掛けて推定飛距離を算出する。
[結果の表示]
マイクロコントローラ14は、ヘッドスピード或いはボールスピードに基づいて推定飛距離を算出すると、残り距離から算出した推定飛距離を減算して残り距離を求めるとともに、打数を“1打”加算する。マイクロコントローラ14は、求めた残り距離並びに打数を表示部15に表示する。また、現在位置に推定飛距離を加算したボールの停止地点(次のボールのショット位置)が、ウォーターハザードやOBといったペナルティーエリアの場合、マイクロコントローラ14は、残り距離を数秒間点滅させた後で、打数にペナルティーを加算するとともに残り距離の修正を行い、修正後の打数・残り距離を表示する。残り距離は、ウォーターハザードに入った場合には、ウォーターハザードのティーグランド側の境界位置を次のボールのショット位置に設定し、そこからカップまでの距離を算出して求める。また、ボールがOBゾーンに入った場合、前のショット位置を次のショット位置に設定し、そこからカップまでの距離を修正後の残り距離とする。つまり、前回のショット時の残り距離(現在の残り距離に、前回のショットに伴う推定飛距離を加算した距離)が、修正後の残り距離となる。
[2打目以降]
上記の[クラブ選択],[スイング],[結果の表示]の処理を繰り返し行いながら、残り距離を縮めて行く。ボールの落下地点が、グリーンのエリアとなった(グリーンオンした)場合、マイクロコントローラ14は、”NICE ON”のロゴを表示部15に点灯する。また、グリーン上では距離の単位は”yard”から”m”(メートル)に変わる。
[カップイン,OK]
残り距離が1m以下になった場合、カップインとみなし、マイクロコントローラ14は、表示部15にカップインを表現する表示を数秒間行う。また、残り距離が1〜3mの範囲では”OK”(1打プラスでホールアウト)とし、マイクロコントローラ14は、表示部15にOKを表現する表示を数秒間行う。
[ホールアウト後]
”フルラウンド”を選択している場合には、ホールアウト後は、次の仮想ホールに移行する。つまり、マイクロコントローラ14は、次のホールについてプレイするために必要なデータ(ホールを構成する各領域の位置等)を読み出し、ホール番号を表示部に表示する。以下、上記の[ホール確認]〜[カップイン,OK]までの各処理を適宜繰り返しながら実行し、これを18ホール分行う。
なお、”カップイン”もしくは”OK”を表現する表示が行われている最中に、クラブセレクトボタンB3が長押しされた場合、そのホールのみ、結果がクリアされる。これにより、ユーザは、当該ホールについて第1打からプレイする(そのホールの打ち直しをする)ことができる。
一方、”ホール指定”を選択している場合、ホールアウトで完結する。そこで、別のホールをプレイする場合、ユーザは、ファンクションボタンB4の短押しによりプレイするホール番号を選択する。つまり、この状態(“ホール指定”でホールアウト)でファンクションボタンB4が短押しされたことをマイクロコントローラ14が認識すると、そのマイクロコントローラ14は、表示部15に表示するホール番号を“1”インクリメントする。従って、ユーザは、ファンクションボタンB4を所定回数だけ短押しすることで、希望するホールを選び、クラブセレクトボタンB3の短押しにより、クラブ種を変更すると共にそのホールのプレイが始まる。また、再度同じホールをプレイしたい場合は、ファンクションボタンを押さずにクラブセレクトボタンB3を短押しすることによりそのホールのプレイが始まる。
その他の機能
[スコア表示]
フルラウンドプレイが選択されているときに、ファンクションボタンB4の短押しがあると、それを認識したマイクロコントローラ14は、スコアを表示する。表示するスコアは、フルラウンドをプレイ中はそのラウンドのスコアであり、ラウンド中でない場合(コースを回っていない場合)はその時点での最新のラウンドスコアである。
1度目のファンクションボタンB4の短押しによりトータルスコアが表示され、もう一度押すと1ホール目のスコアが表示され、以降、順次ホールごとのスコアが表示され、全てのホールが表示されたら元の状態(ファンクションボタンB4が押下される前の状態)に戻る。
[スコアクリア,途中終了]
フルランドプレイが選択されているときに、ファンクションボタンB4の長押しがあると、それを認識したマイクロコントローラ14は、記録されているスコアをクリアする。つまり、フルラウンドをプレイ中は、そこまでのスコアがクリアされるとともに1ホール目の1打目の状態に戻る。また、ラウンド中でない場合(コースを回っていない場合)は、最新のラウンドスコアがクリアされる。いずれの場合にも、マイクロコントローラ14は、クリア処理が完了後、1秒間は7セグメントにより、”Scr CLr”の文字を表示する。
上述した実施形態では、1つの筐体20内にスピード計測部となるドップラーセンサ11を内蔵した構成を採っている。本発明は、これに限ることはなく、図7に示すように、スピード計測部25を本体21から分離でき、着脱可能な構造としてもよい。このとき、スピード計測部25には、少なくとも図4に示すドップラーセンサ11が内蔵されるが、アンプ12さらにはコンパレータ13を一緒に内蔵しても良い。特にコンパレータ13までスピード計測部25に実装した場合、本体21とスピード計測部25との間のデータ通信は、デジタル信号となるので好ましい。
このようにスピード計測部25を分離した構成における本体21の内部構造の一例としては、図7(c)に示すようになり、スピード計測部25の内部構成の一例としては、図7(d)に示すようになる。図示するように、両者には通信インターフェース18をそれぞれ内蔵し、通信インターフェース18を介して両者間で必要なデータの送受を行う。また、図7(d)に示す例では、マイクロコントローラ14′を備え、スピード計測部25内でボールスピードやヘッドスピードを求めるようにしたが、上述したように、このスピードの算出処理は、本体21側のマイクロコントローラ14で行っても良い。また、スピード計測部25は、小型表示器15′を備え、スイッチ16′で設定した内容を表示したり、動作中か否かや測定結果(測定できたか否か,上記のようにスピード計測部25内でスピードを算出するようにした場合には、算出したスピード等)を表示したりするようにした。なお、このような小型表示部15′やスイッチ16′を設け無くても良い。その場合に、本体21に設けたスイッチ16から与えられた指示を、通信インターフェース18を介してスピード計測部25に送るようにしても良い。
この形態では、スピード計測部25内のドップラーセンサ11から出力されるドップラー信号に基づく、スピード算出の演算処理やデータの記憶は、本体21内の演算処理部(マイクロコントローラ14)やメモリで行う。もちろん、スピード計測部25側に移動体(ボール/クラブヘッド)の移動速度(スピード)を算出するための演算処理を実装しても良い。
スピード計測部25と本体21の位置関係であるが、本体21の下側にスピード計測部25を装着するようにすると良い。このようにすると、本体21の上面全体を表示部15やスイッチ群16の設置に有効に利用できる。もちろん、スピード計測部25を本体21の下部以外の位置に取り付けるようにしても良い。
また、本体21とスピード計測部25の両方に通信機能を有し、両方同じ通信プロトコルを使用する。通信は、有線/無線のいずれにしてもよい。また、この場合の通信機能の通信インターフェースは、パーソナルコンピュータへの通信インターフェースと一部を共用するとよい。
トレーニングモードとしては、上述したような仮想ゴルフコースを回る仮想ラウンドモードのほかに、例えば、チャレンジモードを備えるようにするとよい。チャレンジモードとは、ゴルファー1が狙うべき飛距離をランダムに表示部15に表示し、ゴルファー1がこの飛距離を狙ってクラブを選択してスイングするものである。そして、スイングの測定結果から飛距離を算出して表示部15に表示する。このようにすることで、プレーヤーは、表示された2つの飛距離の差を知ることができ、狙った飛距離を得るためのスイングの練習を行うことができる。
上記の実施形態並びに変形例(スピード計測部の分離タイプ)における電源は、携帯に便利な乾電池(2次電池を含む)とした。そして、変形例において、本体21に2次電池を使用し、スピード計測部25に充電部を設けるとともに、スピード計測部25が充電器または充電支持台を兼ねた構造とする。そして、スピード計測部25に外部から電源を供給した場合に本体21内の2次電池に対する充電器として作動し、外部から電源を供給しない場合は、本体21の2次電池を電源にスピード計測部25が作動するようにしてもよい。
図8は、更に別の実施形態を示している。すなわち、上述した実施形態並びに変形例では、GPS受信器17を設け、ゴルフ支援装置10の設置位置を検出できるようにしたが、本発明は、必ずしも係る機能はなくて良い。つまり、図8と図4とを比較すると明らかなように、この実施形態では、上述した実施形態から位置検出機能を省略した。このように位置検出機能が無くても、トレーニングモードについては上述した実施形態と同様のものが実現でき、また、測定モードにおいても実際の飛距離を計測することはできない(実際のゴルフコースのプレイ中に収集したデータに基づき、ゴルフのプレイの状態(実際のショット位置の記録)を再現すること等はできない)ものの、それ以外の機能(諸特性の計測)は行うことができる。
利用態様の一例を示す図である。 利用態様の一例を示す図である。 本発明に係るゴルフ支援装置の好適な一実施形態の外観を示す平面図である。 本実施形態のゴルフ支援装置の内部構成を示すブロック図である。 メモリに記憶される計測データの一例を示す図である。 仮想ゴルフコースにおけるホールレイアウトと装置に記憶されるソフトウェア上のホールの一例を示す図である。 本発明に係るゴルフ支援装置の変形例を示す図である。 本発明に係るゴルフ支援装置の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 ゴルフ支援装置
11 ドップラーセンサ
12 アンプ
13 コンパレータ
14 マイクロコントローラ
15 表示部
16 スイッチ郡
20 筐体
21 本体
25 スピード計測部

Claims (9)

  1. ゴルフコースのホールレイアウトを提示する情報提示手段と、
    前記情報提示手段で提示されるホールレイアウトに対応する仮想のホール情報として少なくともティーグランドからカップまでの距離情報を記憶するホール情報記憶手段と、
    その情報提示手段で提示された前記ホールレイアウトを見て決定する使用するクラブ種を指定するクラブ種入力手段と、
    ゴルフクラブのスイングに伴い移動するゴルフボールやクラブヘッドのスピードを計測するスピード計測手段と、
    クラブ種入力手段で指定されたクラブ種に対応づけられた係数と、前記スピード計測手段で計測したスピードに基づいて、推定飛距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段で求めた推定飛距離に基づいて前記カップまでの残り距離を算出する残り距離算出手段と、
    その算出した残り距離を表示する残距離表示手段と、
    を備え
    記スピード計測手段は、マイクロ波ドップラーセンサを利用するものであり、
    前記残り距離算出手段は、1打目の前記スイングに伴い算出した前記推定飛距離をプレイ中の仮想のホールについての前記距離情報から減算して残り距離を算出し、2打目以降の前記スイングに伴い算出した前記推定飛距離を当該スイング時の残り距離から減算してスイング後の残り距離を算出し
    1つの仮想のホールをプレイしている場合、スイングによる計測を行う都度、打数を1打加算してそのホールの打数を求めると共に、求めた打数を表示する打数表示手段と、
    前記仮想のホール情報は、前記ティーグランドから前記カップまでの間を距離に応じた複数の領域に区分けし、その複数の領域の少なくとも1つをペナルティーエリアに設定し、前記求めた推定飛距離により推定されるボールの落下位置が、前記ペナルティーエリアに入った場合には、そのペナルティーエリアに設定されたペナルティーの数値を前記打数に加算すると共に、前記残り距離を修正する手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯可能なゴルフ支援装置。
  2. 前記ペナルティーエリアとして、ウォーターハザードのペナルティーエリアを備え、
    前記残り距離を修正する手段は、前記求めた推定飛距離により推定されるボールの落下位置が前記ウォーターハザードのペナルティーエリアに入った場合、ウォーターハザードのペナルティーエリアのティーグランド側の境界位置からカップまでの距離を算出して修正後の残り距離とすること
    を特徴とする請求項1に記載のゴルフ支援装置。
  3. 前記ペナルティーエリアとして、OBのペナルティーエリアを備え、前記残り距離を修正する手段は、前記求めた推定飛距離により推定されるボールの落下位置が前記OBのペナルティーエリアに入った場合、前のショット位置からカップまでの距離を算出して修正後の残り距離とすること
    を特徴とする請求項1または2に記載のゴルフ支援装置。
  4. 前記情報提示手段は、前記ゴルフコースのホールレイアウトを印刷した紙であることを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフ支援装置。
  5. 現在位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記スピード計測手段で求めた前記スイングに伴うスピードと、前記位置検出手段で検出した前記スピードを計測した位置と、を関連付けて記憶することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のゴルフ支援装置。
  6. 前記位置検出手段で求めたボールをショットした位置と、そのボールが飛んだ位置とに基づき、そのボールの飛距離を演算し、その算出した飛距離と、前記ショットしたときの前記ゴルフクラブのスイングに伴ない前記スピード検出手段で求めたスピードとを関連付けて記憶する手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のゴルフ支援装置。
  7. 前記記憶された複数回分の前記ヘッドのスピードの統計処理から、自己の標準のヘッドスピードを算出し、その標準のヘッドスピードと、素振りのスイングから求めたヘッドスピードとを比較し、その日のコンディションを求める手段を備え
    記求めたその日のコンディションから、その日の予想飛距離を算出するとともに予想飛距離表示手段に出力する機能を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のゴルフ支援装置。
  8. 前記ホール情報記憶手段は、前記ホールレイアウトの地図情報を記憶しており、
    前記情報提示手段として、前記ホール情報記憶手段に記憶されたホールレイアウトの地図情報に基づきホールレイアウトの地図を表示させる地図表示手段を備え、
    前記距離算出手段で算出した推定飛距離に基づきボールの飛んだ予想位置をその地図上に描画する機能を備えたことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のゴルフ支援装置。
  9. 前記スピード計測手段の一部または全部が、本体に対して分離されると共に着脱可能に構成され、
    前記本体の下部に前記スピード計測部を配置することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のゴルフ支援装置。
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