JP5029917B2 - 車両駆動用アクチュエータ及び車両 - Google Patents
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Description
車体と前記車輪駆動ユニットとの間に設けられる四節リンク機構を備え、
前記動力分配機構を介して分配された動力によって前記四節リンク機構を駆動することにより前記車体の車高を調整するように構成され、
前記動力分配機構は、遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構による動力の分配状態を切換える切換え機構とからなり、通常の走行時において前記切換え機構を締結状態とし、前記車体の車高を調整する際に前記切換え機構を開放することを特徴とする車両駆動用アクチュエータ。
更に、遊星歯車機構は、電動モータの回転を減速して車軸へ伝達する。また、切換え機構によって遊星歯車機構による動力の分配状態が切換えられた場合、遊星歯車機構によって分配された動力によって四節リンク機構が駆動されることにより車高調整を行うことができる。
前記四節リンク機構は、前記車体に一端がそれぞれ接続された一対の第1及び第2アームと、前記車輪駆動ユニットに設けられて前記一対の第1及び第2アームの各他端に一端と他端とがそれぞれ接続された第3アームとからなり、
前記第3アームの前記一端が前記遊星歯車機構の前記リングギアに接続され、他端が車体に直接接続されたことを特徴とする請求項1に記載の車両駆動用アクチュエータ。
更に、車体に一端がそれぞれ接続された一対の第1及び第2アームと、車輪駆動ユニットに設けられて一対の第1及び第2アームの各他端に一端と他端とがそれぞれ接続された第3アームとからなる四節リンク機構の姿勢が、遊星歯車機構のリングギアから出力される動力によって第3アームの一端が駆動されることによって可変することにより車高調整を行うことができる。
前記電動モータが回生モード、力行モードのいずれの場合においても、車高上昇および下降時に必要方向のトルクおよび回転数が得られるよう、前記リングギアのトルクおよび回転方向の反転と非反転とを前記回転力反転機構によって切り替え可能に構成されたことを特徴とする手段3に記載の車両駆動用アクチュエータ。
前記車体の外部に設けられた操作者が非乗車状態で操作可能な操作入力部とを備え、
前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて前記車両駆動用アクチュエータに対する制御トルクを生成する制御トルク生成手段を有し、
前記制御トルク生成手段によって生成された車輪毎のトルク制御指令に基づき、前記車輪毎に独立して回転駆動させる、ことを特徴とする車両。
以下、本発明の車両駆動用アクチュエータを具体化した一実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は、本発明の第一実施形態の車両駆動用アクチュエータA1を模式的に示す概略構成図であり、車両の左後輪周辺を前方から視た図である。尚、図1では、遊星歯車減速機構32の車軸3より上半分のみを図示し、下半分を省略している。図2(a)は、車両駆動用アクチュエータA1を搭載した車両の側面図であり、(b)は左後輪周辺を示す側面図である。図3は、車高可変動作を模式的に示す図であり、(a)は車高降下位置における左後輪の四節リンク機構50の状態を、(b)は車高上昇位置における左後輪の四節リンク機構50の状態を、(c)は車高が変化する車両及び乗員の様子をそれぞれ示している。尚、図3(c)では、車高が低い位置から高い位置へ変化する様子を左から右へ4段階で示している。
である。
次に、本発明の第二実施形態の車両駆動用アクチュエータA2について説明する。上述した第一実施形態では、モータジェネレータ10の回生モード時にのみに車高可変動作を実行可能な構成とした。これに対し、本実施形態は、モータジェネレータ10の力行モード及び回生モードの両方において車高可変を実行可能な構成としたものであって、図6に示すように、遊星歯車減速機構32に加えて、第2遊星歯車減速機構42と、高減速比減速機50とを備えている。図6は、第二実施形態の車両駆動用アクチュエータA2を模式的に示す概略構成図であり、車両の左後輪周辺を前方から視た図である。尚、本実施形態では、遊星歯車減速機構32を第1遊星歯車減速機構32と称する。
上述した第二実施形態については、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
次に、第三実施形態として、上述した第一及び第二実施形態の車両駆動用アクチュエータ(A1、A2)を搭載した車両200について、図9及び図10を参照しつつ以下に説明する。
Hr=OFF(Low)and H1,2>Hh ・・・(2)
Hl :判定閾値(低)mm
Hh :判定閾値(高)mm
Tx :トルク指令(x=1,2(左右))
Thx:車高調整トルク(x=1,2(左右))
Tθx:旋回トルク指令(x=1,2(左右))
TXx:後進トルク指令(x=1,2(左右))
上述した第三実施形態については、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
A2 車両駆動用アクチュエータ(第二実施形態)
1 車体
2 車輪
3 車軸
10 モータジェネレータ(電動モータ)
30 車輪駆動ユニット
32 遊星歯車減速機構、第1遊星歯車減速機構(遊星歯車機構、動力分配機構)
34 サンギア
35 プラネタリギア
36 リングギア
37 プラネタリキャリア
42 第2遊星歯車減速機構(回転力反転機構)
50 四節リンク機構
61 クラッチ、第1クラッチ(切換え機構、動力分配機構)
62 第2クラッチ(方向反転機構)
63 第3クラッチ(方向反転機構)
100 車両
200 車両(第三実施形態)
110 操作入力部
111 操作レバー
112 握部
113 車高切替えスイッチ
120 電動ステアリング装置
130 車高調整補助車輪
Claims (11)
- 電動モータと、前記電動モータからの動力を複数に分配可能な動力分配機構を有し且つ前記動力分配機構を介して前記電動モータの回転を車軸に伝達して車輪を回転駆動する車輪駆動ユニットとを備えた車両駆動用アクチュエータであって、
車体と前記車輪駆動ユニットとの間に設けられる四節リンク機構を備え、
前記動力分配機構を介して分配された動力によって前記四節リンク機構を駆動することにより前記車体の車高を調整するように構成され、
前記動力分配機構は、遊星歯車機構と、前記遊星歯車機構による動力の分配状態を切換える切換え機構とからなり、通常の走行時において前記切換え機構を締結状態とし、前記車体の車高を調整する際に前記切換え機構を開放することを特徴とする車両駆動用アクチュエータ。 - 前記遊星歯車機構は、サンギアに前記電動モータの回転を入力し、プラネタリキャリアから前記車軸へ回転を出力すると共に、リングギアから出力される動力によって前記四節リンク機構を駆動するように構成され、
前記四節リンク機構は、前記車体に一端がそれぞれ接続された一対の第1及び第2アームと、前記車輪駆動ユニットに設けられて前記一対の第1及び第2アームの各他端に一端と他端とがそれぞれ接続された第3アームとからなり、
前記第3アームの前記一端が前記遊星歯車機構の前記リングギアに接続され、他端が車体に直接接続されたことを特徴とする請求項1に記載の車両駆動用アクチュエータ。 - 運転者による駆動・制動要求と前記車輪の回転数とに応じて、前記サンギアに入力されるモータトルクと回転数とを制御することによって前記リングギアのトルクと回転数とを制御し、前記四節リンク機構の姿勢を可変するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両駆動用アクチュエータ。
- 前記電動モータの回生モードにおいて、車高上昇時は、モータ回転方向と同方向に前記リングギアを回転させ、車高下降時は、前記モータ回転方向と逆方向に前記リングギアを回転させるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の車両駆動用アクチュエータ。
- 前記リングギアの回転力を正方向と逆方向とに切換え可能な回転力反転機構を備え、
前記電動モータが回生モード、力行モードのいずれの場合においても、車高上昇および下降時に必要方向のトルクおよび回転数が得られるよう、前記リングギアのトルクおよび回転方向の反転と非反転とを前記回転力反転機構によって切り替え可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の車両駆動用アクチュエータ。 - 請求項1〜5の何れか一項に記載の車両駆動用アクチュエータと、
前記車体の外部に設けられた操作者が非乗車状態で操作可能な操作入力部とを備え、
前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて前記車両駆動用アクチュエータに対する制御トルクを生成する制御トルク生成手段を有し、
前記制御トルク生成手段によって生成された車輪毎のトルク制御指令に基づき、前記車輪毎に独立して回転駆動させる、
ことを特徴とする車両。 - 前記制御トルク生成手段は、前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて前記車輪毎に駆動力を生成する駆動トルク指令演算手段を備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の車両。 - 前記制御トルク生成手段は、前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づき、前記車体の車高及び、前記四節リンク機構の姿勢を可変するための前記車輪毎の駆動力を生成する車高位置指令演算手段を備える、
ことを特徴とする請求項6又は7の何れか一項に記載の車両。 - 前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて、予め前記車体側に収納された車高調整補助車輪を接地させる、
ことを特徴とする請求項8に記載の車両。 - 前記制御トルク生成手段は、前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて、前記車体の右側輪と左側輪との回転速度差を指令する左右輪回転速度差演算手段と、前記右側輪と前記左側輪とに対する個々の駆動力を生成する旋回トルク指令演算手段とを備える、
ことを特徴とする請求項9に記載の車両。 - 前記制御トルク生成手段は、前記操作入力部を介して入力された操作者指令情報に基づいて、前輪軸に設けられた電動ステアリングの転舵制御を行う前輪舵角制御演算手段を備える、
ことを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の車両。
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