JP4539564B2 - 車両および車両の制御装置 - Google Patents

車両および車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4539564B2
JP4539564B2 JP2006006582A JP2006006582A JP4539564B2 JP 4539564 B2 JP4539564 B2 JP 4539564B2 JP 2006006582 A JP2006006582 A JP 2006006582A JP 2006006582 A JP2006006582 A JP 2006006582A JP 4539564 B2 JP4539564 B2 JP 4539564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
motors
drive wheels
braking
driving force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006006582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007186130A5 (ja
JP2007186130A (ja
Inventor
悦生 勝山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006006582A priority Critical patent/JP4539564B2/ja
Publication of JP2007186130A publication Critical patent/JP2007186130A/ja
Publication of JP2007186130A5 publication Critical patent/JP2007186130A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4539564B2 publication Critical patent/JP4539564B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

この発明は、車輪に付与するトルクを独立して制御することにより車両の挙動を制御する車両および車両の制御装置に関するものである。
近年、電気自動車の一形態として、車輪にモータを組み込み、車輪をモータで直接駆動する、いわゆるインホイールモータ、およびインホイールモータ方式の車両が開発されている。その一例として、コンパクト化を目的としたインホイールモータに関する発明が、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されているインホイールモータは、車両の内側から外側へ向けて、モータ、減速機およびブレーキが順次配置され、ブレーキが減速機の外径側に設けられるように構成されている。また、この特許文献1には、インホイールモータが、サスペンションにより車体に支持される構成も記載されている。
特開2005−81871号公報
上記の特許文献1に記載されているようなインホイールモータを搭載した車両では、モータの回転を制御し、モータが出力するトルクを車輪に伝達することによって、車両の駆動力あるいは制動力を得ることができる。しかしながら、車両の駆動力あるいは制動力を得るためにモータがトルクを出力する際に、車輪と共にモータを支持している車体は、モータの出力トルクの反力を受けることになる。インホイールモータのように、車軸とモータの回転軸とが同一軸線上もしくは平行になるようにモータが車体に支持されている場合は、その出力トルクの反力のモーメントが車体に作用し、車両のピッチング方向における車両挙動の変動を誘発する場合がある。このように、インホイールモータの出力トルクの反力が車体に伝わると、運転者の意図しない車両挙動の変動すなわち車両姿勢の乱れが発生し、運転者に違和感を与えてしまう可能性があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、動力源として車両に搭載された電動機がトルクを出力する際に、その出力トルクの反力を車体が受けることにより生じる車両姿勢の乱れを防止もしくは抑制することができる車両および車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、車体に支持された少なくとも一組の左右の電動機と、前記左右の電動機の出力トルクがそれぞれ付与される左右の駆動輪と、前記左右の電動機と左右の駆動輪との間でそれぞれトルクを伝達する左右の変速機構と、前記左右の電動機の回転をそれぞれ独立して制御することにより車両の駆動力および制動力を制御する制駆動力制御手段とを備えた車両の制御装置において、前記左右の電動機は、それぞれの回転軸の軸線方向が互いに平行となるように前記車体に支持されて、かつ該回転軸の回転方向が左右で逆になるように制御されるとともに、前記左右の変速機構により前記左右の電動機の出力トルクをそれぞれ変更するとともに、左右いずれか一方の前記変速機構により左右いずれか一方の前記電動機の出力トルクの回転方向を反転して左右いずれか一方の前記駆動輪に伝達する反転手段と、前記車両のピッチング方向もしくはローリング方向もしくはヨーイング方向における車両挙動の変動量を検出もしくは推定する車両挙動検出手段と、前記車両挙動検出手段により検出もしくは推定された前記車両挙動の変動量に基づいて前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する車両挙動安定化手段とを備えていることを特徴とする制御装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記車両挙動安定化手段が、前記車両挙動検出手段により検出された前記車両挙動の変動量が大きいほど、前記左右の電動機の出力トルクの大きさの差が大きくなるように前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する手段を含むことを特徴とする制御装置である。
さらに、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記車両挙動安定化手段が、前記左右の駆動輪の駆動力もしくは制動力が左右で互いに等しくなるように前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する手段を含むことを特徴とする制御装置である。
またさらに、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記左右の変速機構が、回転軸回りの慣性モーメントが互いに等しくなるように構成されていることを特徴とする制御装置である。
そして、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記左右の電動機が、前記左右の駆動輪と共にサスペンションを介して前記車体に支持されたインホイールモータであることを特徴とする制御装置である
一方、請求項6の発明は、車体に支持された少なくとも一組の左右の電動機と、前記左右の電動機の出力トルクがそれぞれ付与される左右の駆動輪と、前記左右の電動機と左右の駆動輪との間でそれぞれトルクを伝達する左右の伝動機構と、前記左右の電動機の回転をそれぞれ独立して制御することにより車両の駆動力および制動力を制御する制駆動力制御手段とを備えた車両において、前記左右の電動機は、それぞれの回転軸の軸線方向が互いに平行となるように前記車体に支持されるとともに該回転軸の回転方向が左右で逆になるように制御され、左右いずれか一方の前記伝動機構により左右いずれか一方の前記電動機の出力トルクの回転方向を反転して左右いずれか一方の前記駆動輪に伝達する反転手段を備えていることを特徴とする車両である。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記左右の伝動機構が、回転軸回りの慣性モーメントが互いに等しくなるように構成されていることを特徴とする車両である。
そして、請求項8の発明は、請求項6または7の発明において、前記左右の電動機が、前記左右の駆動輪と共にサスペンションを介して前記車体に支持されたインホイールモータであることを特徴とする車両である。
請求項1の発明によれば、車両挙動の変動量が検出もしくは推定され、その車両挙動の変動量に基づいて、左右の電動機の回転と左右の変速機構とが協調して制御されて、左右の電動機の出力トルクがそれぞれ左右の駆動輪に伝達される。このとき、左右の電動機の出力トルクが変更されるとともに、それらの出力トルクのうち一方の回転方向が反転されて駆動輪に伝達される。また、走行状態の変化あるいは外乱などに起因する車両挙動の変動が検出もしくは推定された場合は、その車両挙動の変動を抑制するために、その変動量に基づいて、同様に、左右の電動機の回転と左右の変速機構とが協調して制御される。したがって、左右の電動機が駆動トルクもしくは制動トルクを出力する際には、左右で互いに逆方向に回転制御される。そのため、電動機がトルクを出力する際に、左右の電動機が支持されている車体が受けるそれら左右の電動機の出力トルクに対する反力は、互いに逆方向となって、互いに打ち消し合い、もしくは相殺される。その結果、車体が電動機の出力トルクに対する反力を受けることによる運転者の意図しない車両挙動の変動、いわゆる車両姿勢の乱れを回避して、運転者に違和感を与えてしまうことを防止もしくは抑制することができる
一方、請求項6の発明によれば、左右の電動機の出力トルクのうち一方の回転方向が反転されて駆動輪に伝達される。したがって、左右の電動機が駆動トルクもしくは制動トルクを出力する際には、左右で互いに逆方向に回転制御される。そのため、電動機がトルクを出力する際に、左右の電動機が支持されている車体が受けるそれら左右の電動機の出力トルクに対する反力は、互いに逆方向となって、互いに打ち消し合い、もしくは相殺される。その結果、車体が電動機の出力トルクに対する反力を受けることによる運転者の意図しない車両挙動の変動、いわゆる車両姿勢の乱れを回避して、運転者に違和感を与えてしまうことを防止もしくは抑制することができる。
また、請求項2の発明によれば、車両挙動の変動量が検出もしくは推定されると、その車両挙動の変動量の大きさに応じて、左右の電動機の出力トルクが制御される。すなわち、車両挙動の変動量が大きいほど、左右の電動機の出力トルクの大きさの差が大きくなるように、左右の電動機の回転と左右の変速機構とが協調して制御されて、左右の電動機の出力トルクが左右の駆動輪に伝達される。例えば走行状態の急激な変化や外乱などにより、大きな車両挙動の変動が生じた場合に、その車両挙動の変動を抑制するためのトルクが駆動輪に伝えられるように、すなわち、左右の電動機の出力トルクの差が、車両挙動の変動を抑制する方向のトルクとなるように、またその出力トルクの大きさの差が、車両挙動の変動量が大きいほど大きくなるように、左右の電動機の回転と左右の変速機構とが協調して制御される。そのため、例えば電動機がトルクを出力し、その反力を車体が受ける際、あるいは走行状態の変化や外乱などの影響を受ける際に検出もしくは推定される車両挙動の変動に応じて、その車両挙動の変動を抑制する適切な大きさの駆動トルクもしくは制動トルクを駆動輪に付与することができ、車両姿勢の乱れを回避することができる。
さらに、請求項3の発明によれば、左右の電動機の回転と、それら左右の電動機に対応する左右の変速機構の動作とが協調して制御されて、左右の駆動輪における駆動力もしくは制動力が互いに等しくされる。すなわち、左右の駆動輪のトルクが、左右で互いに同じ方向・大きさになるように、左右の電動機の出力トルクがそれぞれ左右の変速機構を介して左右の駆動輪に伝達される。そのため車両の駆動力もしくは制動力を容易に制御することができる。
またさらに、請求項4および6の発明によれば、左右の変速機構の回転軸回りの慣性モーメントが左右で互いに等しいため、左右の変速機構が運転される際に互いの慣性モーメントが相違することにより生じるアンバランスを回避でき、車両の駆動力もしくは制動力を容易に制御することができる。
そして、請求項5および7の発明によれば、インホイールモータが搭載された車両において、インホイールモータがトルクを出力する際に、車両姿勢の乱れの発生を回避して、運転者に違和感を与えてしまうことを防止もしくは抑制することができる。
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、この発明を適用した車両の構成および制御系統を図2に示す。この図2に示す車両Veは、左右の前輪1,2および左右の後輪3,4を有していて、各車輪1,2,3,4は、サスペンション5を介して車両Veの車体Boに支持されている。ここでのサスペンション5は、例えば、ショックアブソーバを内蔵したストラットおよびコイルスプリングおよびサスペンションアームなどから構成されるストラット形サスペンションや、コイルスプリングおよびショックアブソーバおよび上下のサスペンションアームなどから構成されるウィッシュボーン形サスペンションなどの公知のサスペンションであって、それら各種サスペンションを適宜に選択して採用することができる。
左右の後輪3,4のホイール内部には、それぞれ左右のモータ6,7が組み込まれていている。すなわち、それらの左右の後輪3,4に対応する左右のモータ6,7は、いわゆるインホイールモータであり、左右の後輪3,4、すなわち左右の駆動輪3,4と共にサスペンション5を介して車体Boに支持されている。また、左右のモータ6,7としては、例えば交流同期モータを採用することができ、インバータ8を介してバッテリ9に接続されている。そしてインバータ8は、各モータ6,7の回転を制御する電子制御装置(ECU)10に接続されている。
左右のモータ6,7の駆動時には、バッテリ9の直流電力がインバータ8によって交流電力に変換され、その交流電力が各モータ6,7に供給されることにより各モータ6,7が力行されて、車輪に駆動トルクが付与される。また、各モータ6,7は車輪の回転エネルギを利用して回生制御することも可能である。すなわち、各モータ6,7の回生・発電時には、車輪の回転(運動)エネルギが各モータ6,7によって電気エネルギに変換され、その際に生じる電力がインバータ8を介してバッテリ9に充電される。このとき、車輪には回生・発電に基づく制動トルクが付与される。したがって、これらの左右のモータ6,7、インバータ8、バッテリ9、ECU10等が、この発明における制駆動力制御手段として機能している。
左右の駆動輪3,4とそれに対応する左右のモータ6,7との間の動力伝達経路には、左右のモータ6,7と左右の駆動輪3,4との間の変速比を変更して設定することのできる左右の変速機構11,12がそれぞれ設けられている。これら左右の変速機構11,12は、例えば、サンギヤと、リングギヤと、これらに噛み合う複数のピニオンギヤを支持するキャリアとの三要素を有する遊星歯車機構により構成することができる。その場合、それらサンギヤ、リングギヤ、キャリアの三要素のうち、いずれか一要素を入力に連結し、他の一要素を出力に連結し、残りの一要素を固定するように設定し、その設定の組み合わせを適宜に変更することによって、各変速機構11,12における変速比(すなわち遊星歯車機構におけるギヤ比)を大小に変更することが可能である。
左右の変速機構11,12は、上記のように左右のモータ6,7の出力トルクをそれぞれ変更するとともに、左右のモータ6,7の出力トルクのうち、一方の回転方向を反転して、それぞれ左右の駆動輪3,4へ伝達する構成となっている。具体的には、図3に示すように、左の変速機構11が、シングルピニオン型の遊星歯車機構(図3の(a))により構成されているのに対して、右の変速機構12が、ダブルピニオン型の遊星歯車機構(図3の(b))により構成されている。したがって、これらの左右の変速機構11,12が、この発明における反転手段として機能している。
また、左右の変速機構11,12は、回転軸回りの慣性モーメントが互いに等しくなるように構成されている。すなわち、図3において、シングルピニオン型の遊星歯車機構である変速機構11のサンギヤSsおよびリングギヤRsと、ダブルピニオン型の遊星歯車機構である変速機構12のサンギヤSdおよびリングギヤRdとが、それぞれ同一の形状・重量であるとすると、変速機構11のキャリアCsが支持する部分の回転軸回りの慣性モーメントと、変速機構12のキャリアCdが支持する部分の回転軸回りの慣性モーメントとが互いに等しくなるように構成されている。
例えば、キャリアCsによって支持される変速機構11の各ピニオンギヤPsの支持位置(変速機構11の回転軸中心からの距離)と、キャリアCdによって支持される変速機構12の各ピニオンギヤPd1,Pd2による各ピニオンギヤ対Pdの支持位置(変速機構12の回転軸中心からの距離)とが等しく、また変速機構11の各ピニオンギヤPsおよびそれに関連する支持部材(図示せず)などの総重量と、変速機構12の各ピニオンギヤ対Pdおよびそれに関連する支持部材(図示せず)などの総重量とが互いに等しくなるように、各ピニオンギヤおよび各部材の形状・寸法、重量が設定されている。
このように、左右の変速機構11,12の回転軸回りの慣性モーメントが、左右で互いに等しくなるように構成されることによって、左右の変速機構11,12が運転される際に、互いの慣性モーメントが相違することにより生じるアンバランスを回避することができる。
そして、各変速機構11,12は、ECU10に接続されていて、そのECU10から出力される制御信号に基づいて各変速機構11,12の変速比(ギヤ比)が変更制御される。したがって、各モータ6,7の回転をそれぞれ独立して制御すること、および各変速機構11,12の変速比(ギヤ比)をそれぞれ独立して制御することにより、各駆動輪3,4に付与される駆動トルクおよび制動トルクをそれぞれ独立して制御することができる。また、各変速機構11,12の変速比(ギヤ比)をそれぞれ変更することによって、それに対応する各モータ6,7の出力トルクをそれぞれ変更することができる。
したがって、シングルピニオン型の遊星歯車機構により構成される変速機構11を介して駆動輪3へ出力トルクが伝達されるモータ6の回転方向と、ダブルピニオン型の遊星歯車機構により構成される変速機構12を介して駆動輪4へ出力トルクが伝達されるモータ7の回転方向とが互いに逆方向となるように、左右のモータ6,7の回転と、それら左右のモータ6,7に対応する左右の変速機構11,12の動作とを協調して制御することによって、左右の駆動輪3,4における駆動力もしくは制動力を互いに等しくすることができる。
車体Boの各車輪1,2,3,4の各サスペンション5に対応する所定の位置に、各サスペンション5のストローク量を検出するストロークセンサ13がそれぞれ設けられている。各ストロークセンサ13は、ECU10に接続されていて、各ストロークセンサ13で検出された各サスペンション5のストローク量を基に、車両Veの車両挙動の変動、具体的には、車両Veのピッチング方向あるいはローリング方向の変動および変動量を検出することができるように構成されている。また、車体Boの所定の位置に、ヨーセンサ(図示せず)等を設けることによって、車両Veのヨーイング方向の変動を検出することも可能である。なお、上記のストロークセンサ13に代えて、上下加速度センサ(図示せず)を車体Boの各車輪1,2,3,4に対応する所定の位置に設けて、各上下加速度センサで検出された各サスペンション5位置での上下方向における加速度(上下加速度)を積分することによって、各サスペンション5位置における車体Boの上下変位を算出し、それらの検出もしくは算出結果を基に、車両Veのピッチング方向あるいはローリング方向の変動および変動量を検出することも可能である。
また、車体Boの各車輪1,2,3,4に対応する所定の位置に、各車輪1,2,3,4の回転速度を検出する車輪速センサ14がそれぞれ設けられている。それら各車輪速センサ14は、ECU10に接続されていて、各車輪1,2,3,4の回転速度を検出するとともに、それらの検出結果を基に、車体Boの前後方向における速度、および車体Boの前後方向における加速度(前後加速度)を検出することができるように構成されている。なお、上記の車輪速センサ14に代えて、例えば、各モータ6,7の回転を制御する制御信号、あるいは各モータ6,7に供給される電力の電流値などを検出することによって、車体Boの速度および車体Boの前後加速度を検出することも可能である。さらに、車体Boの前後加速度は、前後加速度センサ(図示せず)を設けることによって検出することも可能である。
そして、ブレーキペダル(図示せず)の踏み込み量(踏み込み角度)あるいは踏み込み圧力を検出するブレーキペダルセンサ15、また、アクセルペダル(図示せず)の踏み込み量(踏み込み角度)あるいは踏み込み圧力を検出するアクセルペダルセンサ16が設けられている。これらのブレーキペダルセンサ15およびアクセルペダルセンサ16は、ECU10に接続されていて、それらの検出結果、すなわち運転者の操作による加減速要求に基づいて、各モータ6,7の回転、および各変速機構11,12が適宜に制御されるように構成されている。
上記のように車両Veの搭載された各種センサ等の検出結果に基づいて、車両Veの車両挙動の変動および変動量を推定することも可能である。例えば、車輪速センサ14により検出される車速の変化、前後加速度センサにより検出される車体Boの前後加速度の変化、アクセルペダルセンサ16により検出される運転者の加速要求、ブレーキペダルセンサ15により検出される運転者の制動要求などに基づいて、車両Veの発進、停止、加速、制動等を予測し、その際の車両挙動の変動を推定することができる。したがって、上記に示した各種センサ、およびECU10等が、この発明における車両挙動検出手段として機能している。
前述したように、この発明は、車両Veに搭載された各モータ6,7がトルクを出力する際に、その出力トルクの反力を車体Boが受けることにより生じる車両姿勢の乱れ、すなわち運転者の意図しない車両挙動の変動を防止もしくは抑制することを目的としていて、そのために、この発明の制御装置は以下の制御を実行するように構成されている。
図1は、この発明の制御装置による車両挙動安定化制御の制御例を説明するためのフローチャートであって、このフローチャートで示されるルーチンは、所定の短時間毎に繰り返し実行される。図1において、先ず、車両Veの車両挙動、この実施例のようにインホイールモータ6,7が搭載された車両Veでは、車両Veのピッチング方向の車両挙動の変動およびその変動量が検出もしくは推定される(ステップS1)。
このピッチング方向の車両挙動の変動は、例えば、各車輪1,2,3,4に設けられた各ストロークセンサ13による検出結果に基づいて、車両Veのピッチングとして検出することができる。あるいは、ブレーキペダルセンサ15もしくはアクセルペダルセンサ16による検出結果に基づいて、車両Veの発進もしくは停止、あるいは加速もしくは減速を推定し、その結果に基づいて、車両Veに生じるであろうピッチングとして推定することができる。
続いて、車両挙動の変動量の検出もしくは推定結果に基づいて、車両挙動の変動が生じないか否か、すなわち、検出もしくは推定された車両挙動の変動量が“0”もしくはほぼ“0”であるか否かが判断される(ステップS2)。例えば、極めて緩やかに発進・加速もしくは制動・停止する状態、あるいは平坦路を車速一定で走行する場合のような定常走行状態のように、車両挙動の変動が生じない、もしくはほとんど生じない(運転者が認識できる程度の変動が生じない)場合は、車両挙動の変動量が“0”もしくはほぼ“0”であると判断できる。
車両挙動の変動量が“0”もしくはほぼ“0”であることによって、このステップS2で肯定的に判断された場合は、ステップS3へ進み、通常走行時の車両安定化制御が実行される。通常走行時の車両安定化制御とは、車両挙動の変動量を“0”とした場合における各モータ6,7と各変速機構11,12との協調制御のことであり、左右の駆動輪3,4での駆動力もしくは制動力を互いに等しくするため、各モータ6,7の出力トルクの回転方向が互いに逆方向で、大きさが等しくなるように、各モータ6,7と各変速機構11,12とを、それぞれ協調して制御するものである。そして、通常走行時の車両安定化制御が実行されると、その後、このルーチンを一旦終了する。
一方、車両挙動の変動量が“0”もしくはほぼ“0”でないこと、すなわち運転者が認識できる程度以上の車両挙動の変動が検出もしくは推定されたことによって、ステップS2で否定的に判断された場合には、ステップS4へ進み、検出もしくは推定された車両挙動の変動量に基づいて、車体Boへ与えるべきモータ反力ピッチモーメントMpが算出される。
ここで、モータ反力ピッチモーメントMpの算出方法について説明する。この実施例のように、左右のモータ6,7の出力トルクと、左右の変速機構11,12の変速比(ギヤ比)とを制御することにより、左右の駆動輪3,4の駆動力もしくは制動力を制御する場合、左のモータ6の出力トルクをM、右のモータ7の出力トルクをM、左の変速機構11のギヤ比をn、右の変速機構12のギヤ比をn、左の駆動輪3の駆動力もしくは制動力をF、右の駆動輪4の駆動力もしくは制動力をF、各駆動輪3,4のタイヤ半径をrとすると、左右の駆動輪3,4における駆動力もしくは制動力F,Fは、それぞれ、
=(n/r)・M ・・・・・(1)
=−(n/r)・M ・・・・・(2)
として表される。通常走行時は、左右の駆動輪3,4における駆動力もしくは制動力F,Fが等しくされるため、
=F ・・・・・(3)
となる。このとき、左右のモータ6,7の出力トルクの反力によって、車体Boが受けるモーメント、いわゆるモータ反力ピッチモーメントMpは、
Mp=−(M+M) ・・・・・(4)
となり、上記の(1),(2),(3),(4)式より、モータ反力ピッチモーメントMpは、
Mp={(n/n)−1}・M ・・・・・(5)
として表すことができる。
なお、モータ反力ピッチモーメントMpの正負の向きは、ここでは、車両Veの左側面視(図2における矢視A)において、車両Veのピッチングの回転中心に対して反時計回り方向のモーメントを正のモーメントとし、車両Veのピッチングの回転中心に対して時計回り方向のモーメントを負のモーメントとしている。したがって、(5)式より明らかなように、左の変速機構11のギヤ比をnを大きくすると、すなわち、右の駆動輪4に対して左の駆動輪3をより減速させると、車体Boには正の方向のモータ反力ピッチモーメントMp、すなわち車両Veを前のめりにするピッチモーメントが作用する。一方、左の駆動輪3に対して右の駆動輪4をより減速させると、車体Boには負の方向のモータ反力ピッチモーメントMp、すなわち車両Veを後のめりにするピッチモーメントが作用する。
図1のフローチャートの説明に戻り、モータ反力ピッチモーメントMpが求められると、そのモータ反力ピッチモーメントMpに基づいて、各モータ6,7の回転と、各変速機構11,12の動作とが協調して制御される(ステップS5)。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。このように、車両Veのピッチング方向の車両挙動の変動量に基づいてモータ反力ピッチモーメントMpの方向および大きさを設定することによって、車両Veに発生した、もしくは発生すると推定されたピッチング方向の車両挙動の変動を抑制もしくは防止することができる。
以上のように、この発明に係る制御装置によれば、車両挙動の変動量が検出もしくは推定されると、その車両挙動の変動量の大きさに応じて、左右のモータ6,7の回転と左右の変速機構11,12とが協調して制御されて、左右のモータ6,7の出力トルクがそれぞれ左右の駆動輪3,4に伝達される。すなわち、車両挙動の変動量が大きいほど、左右のモータ6,7の出力トルクの大きさの差が大きくなるように、左右のモータ6,7の回転と左右の変速機構11,12とが協調して制御されて、左右のモータ6,7の出力トルクが左右の駆動輪3,4に伝達される。このとき、左右のモータ6,7の出力トルクが変更されるとともに、それらの出力トルクのうち一方の回転方向が反転されて駆動輪3,4にそれぞれ伝達される。
例えば、車両挙動の変動量が“0”もしくはほぼ“0”の場合は、各モータ6,7の出力トルクの回転方向が互いに逆方向で、大きさが等しくなるように、各モータ6,7と各変速機構11,12とが協調して制御される。そのため、各モータ6,7がトルクを出力する際に、各モータ6,7が支持されている車体Boが受けるそれら各モータ6,7の出力トルクに対する反力が、互いに逆方向となって、互いに相殺される。その結果、車体Boがモータ6,7の出力トルクに対する反力を受けることによる運転者の意図しない車両挙動の変動、いわゆる車両姿勢の乱れを回避して、運転者に違和感を与えてしまうことを防止もしくは抑制することができる。
また、走行状態の急激な変化や外乱などにより、大きな車両挙動の変動が生じた場合には、その車両挙動の変動を抑制するためのトルクが駆動輪3,4に伝えられるように、すなわち、左右のモータ6,7の出力トルクの差が、車両挙動の変動を抑制する方向のトルクとなるように、またその出力トルクの大きさの差が、車両挙動の変動量が大きいほど大きくなるように、左右のモータ6,7の回転と左右の変速機構11,12とが協調して制御される。そのため、走行状態の変化や外乱などの影響を受ける際に検出もしくは推定される車両挙動の変動に応じて、その車両挙動の変動を抑制する適切な大きさの駆動トルクもしくは制動トルクを駆動輪3,4に付与することができ、車両姿勢の乱れを回避することができる。
ここで、上述した具体例とこの発明との関係を簡単に説明すると、上述したステップS1,S2の機能的手段が、この発明の車両挙動検出手段に相当する。また、ステップS3ないしS5の機能的手段が、この発明の車両挙動安定化手段に相当する。
なお、この発明は、上記の具体例に限定されないのであって、具体例では、車輪とモータとの動力伝達経路に設けられた変速機構が、遊星歯車機構により構成された例を示しているが、例えば、遊星歯車機構以外の歯車伝動機構、ベルトとプーリとによるベルト伝動機構、ローラーチェーンとスプロケットとによるチェーン伝動機構などの、遊星歯車機構以外の他の伝動機構を利用して構成される変速機構であってもよい。
また、各車輪の駆動トルクもしくは制動トルクを独立して制御する手段として、各車輪の内部に配置されたモータ、すなわちインホイールモータの回転を制御することにより前記駆動トルクもしくは制動トルクを出力する例を示しているが、この具体例以外に、例えば、各車輪に対応させて車体に設置されたモータなどの動力源の出力をドライブシャフト等を介して各車輪にそれぞれ伝達し、各車輪の駆動トルクもしくは制動トルクを独立して制御する機構であってもよい。
また、その場合、上記の具体例が、車両の車幅方向(左右方向)に出力軸の軸線方向が平行もしくはほぼ平行となるように動力源が車体に設置され、車両のピッチング方向の変動を抑制する制御例を示しているのに対して、車両の全長方向(前後方向)に出力軸の軸線方向が平行もしくはほぼ平行となるように動力源が車体に設置される場合には、上記の具体例に示す制御と同様の原理で、車両のローリング方向の変動を抑制する制御を行うことができる。同様に、車両の車体(平面方向)に出力軸の軸線方向が垂直もしくはほぼ垂直となるように動力源が車体に設置される場合に、車両のヨーイング方向の変動を抑制する制御を行うことができる。
この発明の制御装置による、車両挙動の変動を抑制するための制御例を説明するためのフローチャートである。 この発明の車両および制御装置を適用可能な車両の構成および制御系統を模式的に示す概念図である。 この発明の車両および制御装置を適用可能な車両の構成における遊星歯車機構を用いた場合の変速機構を模式的に示す概念図である。
符号の説明
1,2…前輪、 3,4…後輪(駆動輪)、 5…サスペンション、6,7…モータ(インホイールモータ)、 8…インバータ、 9…バッテリ、 10…電子制御装置(ECU)、 11,12…変速機構、 13…ストロークセンサ、 14…車輪速センサ、 15…ブレーキペダルセンサ、 16…アクセルペダルセンサ、 Ve…車体、 Ve…車両。

Claims (8)

  1. 車体に支持された少なくとも一組の左右の電動機と、前記左右の電動機の出力トルクがそれぞれ付与される左右の駆動輪と、前記左右の電動機と左右の駆動輪との間でそれぞれトルクを伝達する左右の変速機構と、前記左右の電動機の回転をそれぞれ独立して制御することにより車両の駆動力および制動力を制御する制駆動力制御手段とを備えた車両の制御装置において、
    記左右の電動機は、それぞれの回転軸の軸線方向が互いに平行となるように前記車体に支持されて、かつ該回転軸の回転方向が左右で逆になるように制御されるとともに、
    前記左右の変速機構により前記左右の電動機の出力トルクをそれぞれ変更するとともに、左右いずれか一方の前記変速機構により左右いずれか一方の前記電動機の出力トルクの回転方向を反転して左右いずれか一方の前記駆動輪に伝達する反転手段と、
    前記車両のピッチング方向もしくはローリング方向もしくはヨーイング方向における車両挙動の変動量を検出もしくは推定する車両挙動検出手段と、
    前記車両挙動検出手段により検出もしくは推定された前記車両挙動の変動量に基づいて前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する車両挙動安定化手段と
    を備えていることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記車両挙動安定化手段は、前記車両挙動検出手段により検出された前記変動量が大きいほど、前記左右の電動機の出力トルクの大きさの差が大きくなるように前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記車両挙動安定化手段は、前記左右の駆動輪の駆動力もしくは制動力が左右で互いに等しくなるように前記制駆動力制御手段と前記反転手段とを協調制御する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記左右の変速機構は、回転軸回りの慣性モーメントが互いに等しくなるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両の制御装置。
  5. 前記左右の電動機は、前記左右の駆動輪と共にサスペンションを介して前記車体に支持されたインホイールモータであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両の制御装置。
  6. 車体に支持された少なくとも一組の左右の電動機と、前記左右の電動機の出力トルクがそれぞれ付与される左右の駆動輪と、前記左右の電動機と左右の駆動輪との間でそれぞれトルクを伝達する左右の伝動機構と、前記左右の電動機の回転をそれぞれ独立して制御することにより車両の駆動力および制動力を制御する制駆動力制御手段とを備えた車両において、
    前記左右の電動機は、それぞれの回転軸の軸線方向が互いに平行となるように前記車体に支持されるとともに該回転軸の回転方向が左右で逆になるように制御され、
    左右いずれか一方の前記伝動機構により左右いずれか一方の前記電動機の出力トルクの回転方向を反転して左右いずれか一方の前記駆動輪に伝達する反転手段を備えている
    ことを特徴とする車両。
  7. 前記左右の伝動機構は、回転軸回りの慣性モーメントが互いに等しくなるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の車両。
  8. 前記左右の電動機は、前記左右の駆動輪と共にサスペンションを介して前記車体に支持されたインホイールモータであることを特徴とする請求項6または7に記載の車両。
JP2006006582A 2006-01-13 2006-01-13 車両および車両の制御装置 Expired - Fee Related JP4539564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006582A JP4539564B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 車両および車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006582A JP4539564B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 車両および車両の制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007186130A JP2007186130A (ja) 2007-07-26
JP2007186130A5 JP2007186130A5 (ja) 2008-04-24
JP4539564B2 true JP4539564B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=38341585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006006582A Expired - Fee Related JP4539564B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 車両および車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4539564B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5171594B2 (ja) 2008-12-15 2013-03-27 日立建機株式会社 電動車両及びそのピッチング制御装置
KR20120138095A (ko) * 2011-06-14 2012-12-24 주식회사 유디엠텍 인휠 모터 구동 전기자동차의 롤 운동 제어장치
JP5487252B2 (ja) * 2012-07-09 2014-05-07 日立建機株式会社 電動車両及びそのピッチング制御装置
JP6217672B2 (ja) 2015-03-06 2017-10-25 株式会社豊田中央研究所 駆動力配分装置
JP6296016B2 (ja) * 2015-07-30 2018-03-20 トヨタ自動車株式会社 電動車両

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212305A (ja) * 1985-07-06 1987-01-21 Toyota Motor Corp 電気自動車のピツチング抑制装置
JPH09280338A (ja) * 1996-04-08 1997-10-28 Toyota Motor Corp 差動装置
JP2005207953A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Toyota Motor Corp 路面摩擦係数検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212305A (ja) * 1985-07-06 1987-01-21 Toyota Motor Corp 電気自動車のピツチング抑制装置
JPH09280338A (ja) * 1996-04-08 1997-10-28 Toyota Motor Corp 差動装置
JP2005207953A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Toyota Motor Corp 路面摩擦係数検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007186130A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4839778B2 (ja) 車両の制御装置
JP4887771B2 (ja) 走行装置
US8783390B2 (en) Vehicle drive apparatus
JP4396660B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
CN102958717B (zh) 车辆减振控制装置
CN104512276B (zh) 车辆的制驱动力控制装置
JP2009273275A (ja) 車両の制御装置
JP4876534B2 (ja) 車両の制駆動力制御装置
JP4807030B2 (ja) 制駆動制御装置
WO2013125287A1 (ja) 電気自動車
JP5958489B2 (ja) モータ駆動制御装置
JP5533405B2 (ja) 車両の制駆動力制御装置
CN102958743B (zh) 车辆的制动驱动力控制装置
WO2013069718A1 (ja) 電気自動車
JP4534653B2 (ja) 差動装置
JP4539564B2 (ja) 車両および車両の制御装置
JP2010025272A (ja) 車両用動力伝達装置の制御装置
JP2009133426A (ja) 駆動力配分装置、駆動力配分装置の制御装置、制御方法およびその方法をコンピュータで実現されるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体
JP2009173089A (ja) 車両の制御装置
JP4936851B2 (ja) 車両および車両制御装置
WO2015002033A1 (ja) 駆動トルク制御装置
JP2005184971A (ja) 電動車両のモータ出力制御装置
JP2021066302A (ja) 制動制御装置
JP5387471B2 (ja) 左右独立駆動車両における電動機の制御装置
JP2006166572A (ja) 車両の制御装置及び電気自動車

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4539564

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees