JP5029111B2 - 車両ルーフ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ルーフパネルの開口部から採光可能な車両ルーフ構造に関する。
車両ルーフにおいては、ルーフパネルに採光用の開口部が形成されている場合がある。このような車両ルーフでは、採光量を調整するために、例えば、開口部に配設された複数のルーフシェードを連結させて又はそれぞれ単独で開閉移動可能としている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来構造では、前席側への入射光を遮りながら後席乗員に車両上方側の広い視界によって開放感を与えるような設定ができない。
特開2007−22219公報
本発明は、上記事実を考慮して、採光量を調整可能であると共に前席側への入射光を遮りながら後席乗員に車両上方側の広い視界によって開放感を与える設定が可能な車両ルーフ構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の車両ルーフ構造は、採光用の開口部が形成されたルーフパネルと、前記ルーフパネルより車室内側に複数枚配置され、車両前後方向に並設された状態で前記開口部から車室内側への入射光を遮る遮光位置に配設可能とされると共に、前記遮光位置と、複数枚がルーフ上下方向に重ねられて前記遮光位置から車両前方側又は車両後方側に退避された退避位置と、の間で進退移動可能とされ、車両前後方向に対する傾倒角度が変更可能な遮光片と、前記遮光片の進退移動方向に直交する幅方向の両側において前記進退移動方向を長手方向として配置された一対のガイドレールと、前記遮光片の前記幅方向の両端部に設けられ、前記ガイドレールにそれぞれ一点支持されると共に、前記ガイドレールの長手方向に沿って移動可能とされた移動部と、前記遮光片の前記幅方向の両側に配置された一対の支持レールと、前記遮光片の前記幅方向の両端部において前記移動部から離れて設けられて前記支持レールに前記進退移動方向へ移動可能に支持される被支持部と、作動することによって前記支持レールをルーフ上下方向側へ移動させる支持レール移動手段と、を備え、前記ガイドレールによる前記移動部の支持点回りに前記遮光片を移動させて前記遮光片の車両前後方向に対する傾倒角度を変更させる角度変更手段と、を有する。
請求項1に記載する本発明の車両ルーフ構造によれば、ルーフパネルより車室内側に配置された複数枚の遮光片が、車両前後方向に並設された状態でルーフパネルの開口部から車室内側への入射光を遮る遮光位置に配設可能とされると共に、車両前後方向に対する傾倒角度が変更可能となっているので、遮光位置に配置された遮光片の車両前後方向に対する傾倒角度が変えられ、車両後方へ向かってやや車両下方側へ傾斜するように各遮光片が配設されれば、前席側への入射光が複数枚の遮光片によって遮られた状態で、後席乗員は傾斜した複数枚の遮光片の間から車両上方側の外界を視認することができる。
また、遮光片は、遮光位置と退避位置との間で進退移動可能となっているので、遮光片が進退移動方向に変位すると、遮光片の位置に応じてルーフパネルの開口部からの採光量も変わる。また、遮光片が遮光位置から車両前方側又は車両後方側に退避された退避位置に配置された場合、複数枚の遮光片がルーフ上下方向に重ねられてコンパクトに格納される。
また、ガイドレールが遮光片の進退移動方向を長手方向としており、遮光片の幅方向両端部に設けられた移動部がガイドレールの長手方向に沿って移動可能となっているので、移動部がガイドレールの長手方向に沿って移動することで、遮光片が遮光位置と退避位置との間を進退移動方向に移動する。また、遮光片の幅方向両端部に設けられた移動部が、ガイドレールにそれぞれ一点支持され、角度変更手段が、ガイドレールによる移動部の支持点回りに遮光片を移動させて遮光片の車両前後方向に対する傾倒角度を変更させるので、遮光位置に移動させた各遮光片の前記傾倒角度を、車両後方へ向かってやや車両下方側へ傾斜するような角度に角度変更手段が変更させれば、前席側への光が複数枚の遮光片によって遮られた状態で、後席乗員は傾斜した複数枚の遮光片の間から車両上方側の外界を視認することができる。
ここで、角度変更手段は、遮光片の幅方向両端部において移動部から離れて設けられた被支持部が、支持レールに進退移動方向へ移動可能に支持され、支持レール移動手段が作動することによって支持レールをルーフ上下方向側へ移動させるので、支持レール移動手段の作動時には、支持レールを介して被支持部がルーフ上下方向側(ルーフ上方向側又はルーフ下方向側)へ移動して移動部のルーフ上下方向側(ルーフ上方向側又はルーフ下方向側)に配置される。これによって、ガイドレールによる移動部の支持点回りに遮光片が移動して遮光片の車両前後方向に対する傾倒角度が変更される。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両ルーフ構造によれば、採光量を調整可能であると共に前席側への入射光を遮りながら後席乗員に車両上方側の広い視界によって開放感を与える設定が可能であるという優れた効果を有する。
また、請求項に記載の車両ルーフ構造によれば、調整可能な採光量の範囲を広げることができると共に遮光片をコンパクトに格納することができるという優れた効果を有する。
また、請求項に記載の車両ルーフ構造によれば、遮光片をガイドレールに沿って進退移動させることができると共に、ガイドレールに支持させながら遮光片の傾倒角度を変更することができるという優れた効果を有する。
さらに、請求項に記載の車両ルーフ構造によれば、比較的簡単な構成で各遮光片の傾倒角度を同時に変更することができるという優れた効果を有する。
[実施形態の構成]
本発明に係る車両ルーフ構造の実施形態について図1〜図9を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印UPは車両上方側、矢印FRは車両前方側、矢印Wは車両幅方向をそれぞれ示している。また、本実施形態では、車両上方側とルーフ上方側とは同じ方向である。
図1〜図3には、車室内上部の外観が示されている。これらの図に示されるように、車体上部10には、乗員の操作によって採光量の調整が可能な車両ルーフ(採光ルーフ)12が設けられており、車両ルーフ12は、開閉可能な遮光片としてのルーバー(羽板ともいう)32(図2及び図3参照、詳細後述)を備えている。図4〜図6には、本発明に係る車両ルーフ構造が適用された車両ルーフ12を車両前後方向に沿って切断した状態の拡大断面図が示されており、これらの図において、符号90は前席、符号92は後席をそれぞれ示している。なお、図1及び図4はルーバー32の全開状態、図2及び図5はルーバー32の全閉状態、図3及び図6はルーバー32のチルト状態をそれぞれ示している。
図4に示されるように、車室20の上端部を構成する車両ルーフ12の最外側部分には、ルーフ本体の車体パネルであるルーフパネル14が配設されていると共に、このルーフパネル14に採光用の開口部としてのルーフ開口部16が形成され、ルーフ開口部16を塞ぐようにガラス製の透光部材であるガラスルーフ18が嵌合及び接着等により固定配置されている。
ルーフパネル14より車室20内側となる天井内装側には、天井基材(ルーフヘッドライニング又は成形天井ということもある)24がルーフパネル14に対して略平行に配置されている。天井基材24は、一例として、繊維成形体や硬質ウレタンで形成された発泡成形体等から成る基材層と該基材層に被覆される不織布の表皮層とを含んで構成されている。天井基材24には、ルーフ開口部16の車室内側の対向部の少なくとも一部を含んで天井開口部26が形成されている。図1に示されるように、天井開口部26は、略矩形状に形成されている。
図4に示されるように、ルーフパネル14より車室内側で天井基材24よりルーフ上方側には、複数枚(本実施形態では3枚)のルーバー32を備えたルーバー式のサンシェード装置30が配置されている。図7〜図9には、サンシェード装置30の斜視図が示されている。図7はルーバー32の全開状態、図8はルーバー32の全閉状態、図9はルーバー32のチルト状態をそれぞれ示している。サンシェード装置30の車両幅方向の両側は、図4に示される車両ルーフ12内にて図示しない車両幅方向の両側でルーフサイドレール等に固定されており、作動することによって所定の設定位置へルーバー32を配置させる機能を備えている。ルーバー32は、一例として、遮光性を備えた樹脂ボード等から成る基材層と該基材層に被覆される不織布の表皮層とを含んで構成されており、略矩形薄板状(例えば、ボードタイプの遮光部材に比べて薄型)とされて車両幅方向を長手方向として配設され(図7参照)、図5に示されるように、ルーフ開口部16から車室20内側への入射光S(一点鎖線矢印)を遮る遮光用とされている。
ルーバー32は、ルーフ開口部16から車室20内側への入射光Sを遮る遮光位置32Xと、この遮光位置32Xから車両後方側に退避された図4に示される退避位置32Yと、の間で進退移動可能とされている。ここで、ルーバー32は、図2及び図5に示されるように、車両前後方向に並設された状態で遮光位置32Xに配設可能とされ、図1及び図4に示されるように、複数枚がルーフ上下方向に重ねられて退避位置32Yに配設可能とされるようになっている。なお、図5に示されるように、ルーバー32にて前後に隣接する対向端部32Bは側面視で段差状とされ、遮光位置32Xでは、ルーバー32同士が前記対向端部にて互いに係止するようになっている。また、図3及び図6に示されるように、複数枚(3枚)のルーバー32は、車両前後方向に対する傾倒角度が変更可能となっている(詳細後述)。
図7に示されるように、ルーバー32の進退移動方向(矢印32S方向)に直交する幅方向(矢印32W方向、本実施形態では、車両幅方向及びサンシェード装置幅方向と同じ方向)の両側においては、進退移動方向(矢印32S方向)を長手方向として左右一対のガイドレール34が配置されている。
一対のガイドレール34には、ガイドレール34の長手方向に沿って延びると共に車両幅方向に貫通した長孔状のガイド孔34Aが形成されている。このガイド孔34A内には、ルーバー32の幅方向(矢印32W方向)の両端部32Aに固定された移動部としての金属製のスライドピン36(図4参照)が摺動可能に配置されている。図4に示されるスライドピン36は、ルーバー32の後端部側(車両後方側に配置される端部側)にてルーバー32の幅方向(図4の紙面に垂直な方向)を軸方向としており、ルーバー32の幅方向両側にてそれぞれがガイドレール34に一点支持されると共に、ガイドレール34(ガイド孔34A)の長手方向に沿って移動可能とされている。すなわち、サンシェード装置30は、スライドピン36をガイドレール34(ガイド孔34A)の長手方向に沿って移動させる構造にすることで、ルーバー32を遮光位置32X(図5参照)と退避位置32Yとの間で進退移動可能に案内するようになっている。
また、図7に示されるように、ルーバー32は、駆動機構部40が作動することによって略車両前後方向へ進退移動するようになっている。駆動機構部40は、乗員の所定操作によって作動するようになっており、ルーバー32の進退移動用(前後移動用)の駆動モータ42、駆動モータ42の駆動力伝達用とされる第1、第2ギヤ44、46、進退移動用回転バー48、及び駆動ベルト50を含んで構成されている。
駆動モータ42は、一対のガイドレール34のうち車両正面視で左側となるガイドレール34の前端部(車両前方側に配置される端部)の車両幅方向外側に配設されて車両ルーフ12(図4参照)内の所定位置に固定されている。ガイドレール34を挟んで駆動モータ42の車両幅方向内側に配設された第1ギヤ44は、駆動モータ42の出力軸42A(図4参照)に同軸的に固着されており、第2ギヤ46と噛み合って回転可能とされている。第2ギヤ46は、進退移動用回転バー48の一端部側(車両正面視で左側)に同軸的に固着されている。進退移動用回転バー48は、車両幅方向を長手方向として配設され、一対のガイドレール34の前端部に回転可能に支持されている。進退移動用回転バー48において、車両正面視で右側となるガイドレール34を貫通した他端部48Aには、ルーバー32の進退移動用(前後移動用)とされる無端帯状の駆動ベルト50が巻き掛けられている。
駆動ベルト50は、車両正面視で右側となるガイドレール34の車両幅方向外側にて該ガイドレール34に沿って配置されている。駆動ベルト50には、図示しない側面プレートが取り付けられており、該側面プレートには、ガイド孔34Aを貫通したスライドピン36(図4参照)が固定されている。このような構成により駆動ベルト50が循環移動することによって、前記側面プレートを介してスライドピン36(ひいてはルーバー32)をルーバー32の進退移動方向(矢印32S方向)へ移動させるようになっている。また、ガイドレール34の車両幅方向外側には、装置フレームの一部を構成するサイドアウタプレート52が配設されて車両ルーフ12(図4参照)の所定位置に固定されている。
サンシェード装置30は、角度変更手段としての角度変更機構部60を備えている。角度変更機構部60は、ルーバー32の幅方向(矢印32W方向)の両側に配置された一対の支持レール62と、ルーバー32の幅方向(矢印32W方向)の両端部32Aにおいて図6に示されるスライドピン36から離れて設けられると共に支持レール62に進退移動方向(矢印32S方向)へ移動可能に支持される被支持部としてのスライダー64と、乗員の操作に基づいて作動することによって支持レール62をルーフ上下方向側(ルーフ上方向側及びルーフ下方向側)へ移動させる支持レール移動手段としての支持レール移動機構部70と、を含んで構成されている。
支持レール62は、ルーバー32のチルト用のレールであり、ガイドレール34の車両幅方向内側において、ガイドレール34の長手方向と略等しい方向を長手方向として配置されており、車両後方側寄り部分がルーフ上下方向に波状に湾曲している。支持レール62の車両後方側に配置される端部には、車両幅方向に貫通する金属製の軸部材66が固定されており、この軸部材66は、車両ルーフ12の所定位置に回転可能に支持されてルーバー32のチルト用支点となっている。支持レール62には、支持レール62の長手方向に沿って延びると共に車両幅方向に貫通した長孔62Aが形成されている。長孔62Aには、スライダー64の金属製スライドピン64B(図4参照)が摺動可能に配置されている。
図6に示されるように、スライダー64は、車両側面視で逆T字形状を成す金属製平板状のプレート部64Aを備えている。プレート部64Aの下部は、ルーバー32の両端部32A(図9参照)の側端面における延在方向に沿う方向を長手方向として、スライドピン36よりも車両前方側に配置されると共に、車両側面視で下辺部の前後端部がビス68によってルーバー32の両端部32A(図9参照)における側端面に固定されている。プレート部64Aの上部は、車両側面視でルーバー32よりもルーフ上方側に配置されており、その車両幅方向外側にはスライドピン64Bが固定されている。スライドピン64Bは、ルーバー32の幅方向(図6の紙面に垂直な方向)を軸方向としており、支持レール62に一点支持されると共に、支持レール62(長孔62A)の長手方向に沿って移動可能とされている。すなわち、ルーバー32は、その幅方向両側がスライドピン36を介してガイドレール34に一点支持されると共にスライダー64を介して支持レール62に一点支持されている。
図9に示されるように、支持レール62の移動用とされる支持レール移動機構部70は、ルーバー32のチルト用とされて車両正面視で右側寄りに配置される駆動モータ72、該駆動モータ72の駆動力伝達用とされる第1、第2ギヤ74、76、チルト用回転バー78、及び、連結片80を含んで構成されている。
駆動モータ72は、一対のガイドレール34のうち車両正面視で右側となるガイドレール34の前端部(車両前方側に配置される端部)の車両幅方向内側に配設されて車両ルーフ12(図6参照)内の所定位置に固定されている。駆動モータ72の車両幅方向外側に配設された第1ギヤ74は、駆動モータ72の出力軸72Aに同軸的に固着されており、第2ギヤ76と噛み合って回転可能とされている。第2ギヤ76は、チルト用回転バー78の一端部側(車両正面視で右側)に同軸的に固着されている。チルト用回転バー78は、車両幅方向を長手方向として進退移動用回転バー48に対して平行に配設され、一対のガイドレール34の前端部に回転可能に支持されている。
チルト用回転バー78の車両正面視で左側の端部には、連結片80の一端部が固着されており、チルト用回転バー78の軸線回りの回転によって連結片80も一体回転するようになっている。連結片80は、短アーム状に形成されており、その他端部は、支持レール62の前端部に車両幅方向の軸線回りに相対回転可能に連結されている。このため、支持レール移動機構部70は、駆動モータ72が回転駆動した状態では、第1、第2ギヤ74、76及びチルト用回転バー78を経て連結片80に駆動力が伝達されることによって連結片80を回転移動させるようになっており、連結片80の回転移動によって支持レール62を僅かに撓ませながら支持レール62の後端部側の軸部材66の軸線回りに回転移動させてルーフ上下方向側へ移動させるようになっている。
以上により、角度変更機構部60は、支持レール移動機構部70により支持レール62をルーフ上下方向側へ移動させることで、ルーバー32に固定されたスライダー64をルーフ上下方向側へ移動させるようになっており、これによって、図6に示されるガイドレール34によるスライドピン36の支持点34B回りに、ルーバー32を移動させてルーバー32の車両前後方向に対する傾倒角度を変更させるようになっている。
[実施形態の作用・効果]
次に、上記実施形態の作用及び効果を説明する。
図5に示されるように、ルーフパネル14より車室20内側に配置された3枚のルーバー32は、車両前後方向に並設された状態で遮光位置32Xに配設されると、ルーフパネル14のルーフ開口部16から車室20内側への入射光Sを遮る。また、ルーバー32が遮光位置32Xから図4に示される車両後方側に退避された退避位置32Yに配置された場合、3枚のルーバー32がルーフ上下方向に重ねられてコンパクトに格納され、前席90の乗員(ドライバーを含む)及び後席92の乗員は、車両上方側の視界によって開放感を味わうことができる。なお、ルーバー32は厚さ寸法が小さいため、天井基材24とルーフパネル14との間隔を小さく設定することが可能であり(格納スペース減少)、車室20内の居住空間の制約を小さくすることができる。
また、サンシェード装置30は、ガイドレール34がルーバー32の進退移動方向(矢印32S方向)を長手方向としており、ルーバー32の幅方向両端部32A(図7参照)に設けられたスライドピン36がガイドレール34のガイド孔34Aの長手方向に沿って移動可能となっている。このため、乗員の所定操作により、図7に示される駆動機構部40が作動すると、駆動モータ42の駆動力が第1、第2ギヤ44、46、進退移動用回転バー48、及び駆動ベルト50に伝達されて図4に示されるスライドピン36がガイドレール34のガイド孔34Aの長手方向に沿って移動する。これにより、ルーバー32が図5に示される遮光位置32Xと図4に示される退避位置32Yとの間を進退移動方向(矢印32S方向)に移動する。ルーバー32が進退移動方向(矢印32S方向)に変位すると、ルーバー32の位置に応じてルーフパネル14のルーフ開口部16からの採光量も変わる。このため、例えば、遮光片が進退移動しないような対比構造に比べれば、調整可能な採光量の範囲が広がる。
また、図6に示されるように、ルーバー32の幅方向両端部32A(図9参照)に設けられたスライドピン36は、ガイドレール34にそれぞれ一点支持されており、乗員がルーバー32の傾倒角度を変えるための所定の操作をすると、角度変更機構部60が、ガイドレール34によるスライドピン36の支持点34B回りにルーバー32を移動させてルーバー32の車両前後方向に対する傾倒角度を変更させる。すなわち、角度変更機構部60は、ルーバー32の幅方向両端部32A(図9参照)においてスライドピン36から離れて車両前方側に設けられたスライダー64が、支持レール62に進退移動方向(矢印32S方向)へ移動可能に支持され、支持レール移動機構部70が作動することによって図9に示される駆動モータ72の駆動力が第1、第2ギヤ74、76、チルト用回転バー78、及び、連結片80に伝達されて支持レール62をルーフ上方向側へ移動させるので、支持レール移動機構部70の作動時には、支持レール62を介してスライダー64がルーフ上方向側へ移動して、よりルーフ上方向側に配置される。これによって、ガイドレール34によるスライドピン36の支持点34B回りにルーバー32が移動してルーバー32の車両前後方向に対する傾倒角度が同時に変更される。
ここで、角度変更機構部60が、遮光位置32X(図5参照)に配置された各ルーバー32の前記傾倒角度を、車両後方へ向かってやや車両下方側へ傾斜するような角度に変更させれば、図6に示されるように、前席90側への入射光Sが3枚のルーバー32によって遮られた状態で、後席92の乗員Pは傾斜した3枚のルーバー32の間から車両上方側の外界22を視認することができる。補足すると、後席92の乗員Pが車両前上方側を見上げた場合、乗員Pの視線Lは、ルーバー32によって大きくは妨げられないので、乗員Pには、ルーバー32間から車両上方側の外界22が広範囲で見えることになる。
以上説明したように、本実施形態の車両ルーフ構造によれば、採光量を調整可能であると共に、前席90側への入射光Sを遮りながら、(すなわち、ドライバーに眩しさを与えるのを防ぎつつ)後席92の乗員Pに車両上方側の広い視界によって開放感を与える設定が可能になる。なお、ルーバー32の車両前後方向に対する傾倒角度の変更は、微妙な採光量の調整にも資する。
また、上記実施形態では、図4に示されるように、ルーバー32の退避位置32Yが遮光位置32X(図5参照)から車両後方側に退避された位置となっているが、遮光片の退避位置は、遮光位置から車両前方側に退避された位置としてもよい。また、上記実施形態では、退避位置32Yに配置された3枚のルーバー32が、車両前後方向に少しずつずれながらルーフ上下方向に重ねられているが、退避位置に配置された複数枚の遮光片がルーフ上下方向に完全に重ね合わされるような構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、移動部としてのスライドピン36がルーバー32の幅方向(図7の矢印32W方向)の両端部に固定されているが、移動部は、例えば、遮光片の幅方向の両端部に一体的に設けられてガイドレールにそれぞれ一点支持されると共に、前記ガイドレールの長手方向に沿って摺動(移動)可能とされたスライド部等のような他の移動部であってもよい。
さらに、上記実施形態では、移動部としてのスライドピン36がガイドレール34のガイド孔34A内に摺動可能に配置されているが、移動部は、例えば、遮光片の幅方向の両端部に取り付けられると共にガイドレールの案内方向に沿って転動(移動)可能なガイドローラ等のような他の移動部としてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、ガイドレール34によるスライドピン36の支持点34Bが、各ルーバー32における車両後方側端部を支持した点になっているが、ガイドレールによる移動部の支持点は、例えば、各遮光片における車両前方側端部等のような他の部位を支持した点にしてもよい。なお、ガイドレールによる移動部の支持点を、各遮光片における車両前方側端部を支持した点とする構成にした場合には、例えば、支持レール移動手段が作動することによって支持レールをガイドレールに対してルーフ下方向側へ移動させることができる構成にすれば、遮光片を車両後方へ向かってやや車両下方側へ傾斜させる設定が可能となる。
なお、図9に示されるように、上記実施形態では、駆動モータ72、第1、第2ギヤ74、76、チルト用回転バー78、及び、連結片80を含んで構成された支持レール移動機構部70が、作動することによって支持レール62をルーフ上方向側へ移動させているが、支持レール移動手段は、例えば、作動時に通電されることにより発生した磁力によって支持レールをルーフ上下方向側(ルーフ上方向側及びルーフ下方向側)へ移動させるソレノイド等のような他の支持レール移動手段であってもよい。
本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造が適用された車両の車室内上部の外観をルーバーの全開状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造が適用された車両の車室内上部の外観をルーバーの全閉状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造が適用された車両の車室内上部の外観をルーバーのチルト状態で示す斜視図である。 図1の4−4線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図2の5−5線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図3の6−6線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造のサンシェード装置をルーバーの全開状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造のサンシェード装置をルーバーの全閉状態で示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両ルーフ構造のサンシェード装置をルーバーのチルト状態で示す斜視図である。
符号の説明
12 車両ルーフ
14 ルーフパネル
16 ルーフ開口部(開口部)
20 車室
32 ルーバー(遮光片)
32A 幅方向の両端部
32S 進退移動方向
32W ルーバーの幅方向(遮光片の幅方向)
32X 遮光位置
32Y 退避位置
34 ガイドレール
34B 支持点
36 スライドピン(移動部)
60 角度変更機構部(角度変更手段)
62 支持レール
64 スライダー(被支持部)
70 支持レール移動機構部(支持レール移動手段)
S 入射光

Claims (1)

  1. 採光用の開口部が形成されたルーフパネルと、
    前記ルーフパネルより車室内側に複数枚配置され、車両前後方向に並設された状態で前記開口部から車室内側への入射光を遮る遮光位置に配設可能とされると共に、前記遮光位置と、複数枚がルーフ上下方向に重ねられて前記遮光位置から車両前方側又は車両後方側に退避された退避位置と、の間で進退移動可能とされ、車両前後方向に対する傾倒角度が変更可能な遮光片と、
    前記遮光片の進退移動方向に直交する幅方向の両側において前記進退移動方向を長手方向として配置された一対のガイドレールと、
    前記遮光片の前記幅方向の両端部に設けられ、前記ガイドレールにそれぞれ一点支持されると共に、前記ガイドレールの長手方向に沿って移動可能とされた移動部と、
    前記遮光片の前記幅方向の両側に配置された一対の支持レールと、前記遮光片の前記幅方向の両端部において前記移動部から離れて設けられて前記支持レールに前記進退移動方向へ移動可能に支持される被支持部と、作動することによって前記支持レールをルーフ上下方向側へ移動させる支持レール移動手段と、を備え、前記ガイドレールによる前記移動部の支持点回りに前記遮光片を移動させて前記遮光片の車両前後方向に対する傾倒角度を変更させる角度変更手段と、
    を有することを特徴とする車両ルーフ構造。
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