JP5028696B2 - プレス金型の芯出し装置およびそれを用いたプレス金型の芯出し方法 - Google Patents

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Description

本発明はプレス金型の芯出し装置およびそれを用いたプレス金型の芯出し方法に関する。さらに詳しくは、上下金型の位置合せを精度よく、しかも簡易になし得るプレス金型の芯出し装置およびそれを用いたプレス金型の芯出し方法に関する。
従来より、プレス加工においてはプレス成形品の精度を所望精度とするため、上下金型の中心線を一致させる、いわゆる芯出しがなされている。この芯出しは、一般的に、芯出しジグを用いてなされている。図7に、パンチプレスの芯出しに用いられている芯出しジグの一例を示す。
芯出しジグ100は、図7に示すように、上部フレーム101のジグ用孔に装着された上部ジグ102および下部フレーム103のジグ用孔に装着された下部ジグ104を備えてなるものとされる。また、上部ジグ102の中心には、芯出し用パンチ105が所定の公差で嵌合される一方、下部ジグ104には、芯出し用ダイ106が所定の公差で嵌合される。
そして、芯出しジグ100による芯出しは、下部フレーム103を適宜位置に調整して芯出し用ダイ106の軸心C2を芯出し用パンチ105の軸心C1に一致させて下部フレーム103の位置決めをなした後、上部ジグ102および下部ジグ104を、実際のプレスに使用するパンチガイドおよびダイホルダに交換することによりなされる。
しかしながら、上部ジグ102および下部ジグ104は、複数種類の金型に適用できるようにされているため、個々の金型自体の公差および当該金型と、上部ジグ102および下部ジグ104との公差の組合せによって、公差が累積され実装時においてその芯出し精度が維持できないという問題がある。
なお、芯出しジグ100によらないパンチプレス金型の芯出しについては、特許文献1に提案がなされている。
特開平10−85861号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、金型の実装時においても芯出し精度が維持されるプレス金型の芯出し装置およびそれを用いたプレス金型の芯出し方法を提供することを目的としている。
本発明のプレス金型の芯出し装置の第1形態は、上型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、下型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部とを備え、
前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記下側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に探針の角度が調整自在に保持されるダイヤルゲージとを含み、
前記被計測具は、被計測基準軸を含む
ことを特徴する。
本発明のプレス金型の芯出し装置の第2形態は、下型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、上型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部とを備え、
前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記上側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされたる第1および第2計測具とを備え、
前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に探針の角度が調整自在に保持されるダイヤルゲージとを含み、
前記被計測具は、被計測基準軸を含む
ことを特徴する。
本発明のプレス金型の芯出し装置の第3形態は、上型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、下型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部と、前記芯ずれ計測部からの計測値に基づいて芯ずれを算出する演算処理装置と、該演算処理装置の算出結果を出力する出力手段とを備え、
前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記下側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に保持される非接触式変位センサとを含み、
前記被計測具は、被計測基準軸を含む
ことを特徴する。
本発明のプレス金型の芯出し装置の第4形態は、下型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、上型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部と、前記芯ずれ計測部からの計測値に基づいて芯ずれを算出する演算処理装置と、該演算処理装置の算出結果を出力する出力手段とを備え、
前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記上側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に保持される非接触式変位センサとを含み、
前記被計測具は、被計測基準軸を含む
ことを特徴する。
本発明のプレス金型の芯出し装置においては、計測基準軸は一端部近傍に鍔を有し、該鍔を計測側基板に当接させて当該計測側基板に嵌合され、被計測基準軸は一端部近傍に鍔を有し、該鍔を被計測側基板に当接させて当該被計測側基板に嵌合されてなるのが好ましい。
また、本発明のプレス金型の芯出し装置においては、被計測基準軸の長さがパスラインを超えるようにされてなるのが好ましい。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第1形態は、前記第1形態のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
芯ずれ計測部を上型基板に装着する手順と、
芯ずれ被計測部を下型基板に装着する手順と、
ダイヤルゲージの探針を被計測基準軸に当接させる手順と、
保持部材を一定方向に回転させながら前記ダイヤルゲージにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および下側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
前記算出された位置修正量に基づいて下型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
ことを特徴とする。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第2形態は、前記第2形態のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
芯ずれ計測部を下型基板に装着する手順と、
芯ずれ被計測部を上型基板に装着する手順と、
ダイヤルゲージの探針を被計測基準軸に当接させる手順と、
保持部材を一定方向に回転させながら前記ダイヤルゲージにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および上側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
前記計測結果から上型基板の位置修正量を算出する手順と、
前記算出された位置修正量に基づいて上型基板の位置を修正し、上型と下型との芯出しをなす
ことを特徴とする。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第3形態は、前記第3形態のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
芯ずれ計測部を上型基板に装着する手順と、
芯ずれ被計測部を下型基板に装着する手順と、
保持部材を一定方向に回転させながら非接触式変位センサにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および下側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
前記算出された位置修正量に基づいて下型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
ことを特徴とする。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第4形態は、前記第4形態のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
芯ずれ計測部を下型基板に装着する手順と、
芯ずれ被計測部を上型基板に装着する手順と、
保持部材を一定方向に回転させながら非接触式変位センサにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および上側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
前記算出された位置修正量に基づいて上型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
ことを特徴とする。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第1および第2形態においては、探針をパスラインに位置させて計測をなすのが好ましい。
本発明のプレス金型の芯出し方法の第3および第4形態においては、非接触式変位センサをパスラインに位置させて計測をなすのが好ましい。
本発明によれば、上型基板と下型基板との芯出しを精度よくしかも簡易になし得るという優れた効果が得られる。また、上型基板と下型基板との芯出しがなされているので、上金型および下金型が交換されても、そのつど芯出しをなす必要がなくなりリードタイムを著しく短縮できるという優れた効果も得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
実施形態1
本発明の実施形態1に係るプレス金型の芯出し装置を、図1および図2に示す。図1は正面概略図を示し、図2はその拡大側面図を示す。
プレス金型の芯出し装置(以下、単に芯出し装置という)Aは、図1および図2に示すように、上型ホルダP1上の上型基板P2に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部(以下、単に計測部という)10と、下型ホルダD1上の下型基板D2に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部(以下、単に被計測部という)20とを備えてなるものとされる。
計測部10は、計測側基板11と、計測側基板11の計測基準線(例えば中心線)上に所定間隔を設けて配設される同一構造とされた第1計測具12(30)および第2計測具13(30)とを備えてなるものとされる。
計測具30は、計測側基板11に装着される側の端部つまり上端部近傍に鍔32が形成された計測基準軸31と、計測基準軸31の他端部つまり下端部近傍に回転自在に装着された保持部材33と、保持部材33の外周部に探針34aを内側下方に向け、適宜手段を介して傾斜角調整自在に保持されたダイヤルゲージ34とを備えてなるものとされる。
ここで、計測基準軸31の上端部の鍔32上面からの突出長さは、計測側基板11の厚みより短くされている。そのため、計測基準軸31を計測側基板11に垂設した際に、計測基準軸31の上端が計測側基板11から突出することはない。また、計測基準軸31の長さは、ダイヤルゲージ34の探針34a先端がパスラインLに位置できるに足り、かつその下端が後述する被計測軸の先端、つまり上端と干渉しないように調整されている。
また、保持部材33によるダイヤルゲージ34の保持は、例えば、ダイヤルゲージ34の後部に角度調整自在に設けられた被保持部材34bを、保持部材33の外周部に設けられた保持孔33aに嵌合させることによりなされる。
なお、図中の符号35は、保持部材33を計測基準軸31の周りで回転自在とするための軸受を示す。
しかして、計測基準軸31は、鍔32から突出している上端部が計測側基板11に設けられている装着孔11aに嵌合され、かつ鍔32が計測側基板11にボルト留めされて計測側基板11に垂設され、それにより計測具30が計測側基板11の基準線上に配設される。
被計測部20は、被計測側基板21と、被計測側基板21の被計測基準線(例えば中心線)上に前記所定間隔を設けて配設される同一構造とされた第1被計測具22(40)および第2被計測具23(40)とを備えてなるものとされる。
被計測具40は、具体的には下端部近傍に鍔42が形成された被計測軸41とされる。
ここで、被計測軸41の被計測側基板21に装着される側の端部つまり下端部の鍔42下面からの突出長さは、被計測側基板21の厚みより短くされている。そのため、被計測軸41を被計測側基板21に垂設した際に、被計測軸41の下端が被計測側基板21から突出することはない。また、被計測軸41の長さは、その上端がパスラインLを超えるよう調整されている。
しかして、被計測軸41が、鍔42から突出している下端部が被計測側基板21に設けられている装着孔21aに嵌合され、かつ鍔42が被計測側基板21にボルト留めされて被計測側基板21に垂設され、それにより被計測具40が被計測側基板21の基準軸上に配設される。
次に、かかる構成とされた芯出し装置Aによる芯出しについて説明する。
手順1:計測部10を、第1被計測具12および第2被計測具13を下方に向けて上型基板P2に装着する一方、被計測部20を第1被計測具22および第2被計測具23をそれぞれ第1計測具12および第2計測具13に対応させた状態で下型基板D2に装着する。
手順2:第1計測具12および第2計測具13のそれぞれのダイヤルゲージ34の探針34aをパスラインLに位置させた状態で、第1被計測具22および第2被計測具23に当接させる。
手順3:第1計測具12および第2計測具13のそれぞれのダイヤルゲージ34の探針34aを第1被計測具22および第2被計測具23に当接させた状態で、保持部材33,33を一定方向、例えば時計回り方向に回転させて第1被計測具22および第2被計測具23のそれぞれの芯ずれを数点計測する。例えば、90度あるいは120度間隔で計測する。
手順4:計測結果から、例えば第1被計測軸41の第1計測基準軸31からの位置ずれ、および被計測基準線の計測基準線からのずれを算出する。これらの算出は、公知の演算処理方法により簡単になされる。
手順5:第1被計測軸41の第1計測基準軸31からの位置ずれ、および被計測基準線の計測基準線からのずれに基づいて、下型基板D2の位置修正量を算出する。この算出も公知の演算処理方法により簡単になされる。
手順6:前記位置修正量に基づいて、下型基板D2の位置を修正する。つまり、上型基板P2と下型基板D2との芯出しをなす。
このように、この実施形態1においては、上金型つまりパンチが実装される上型基板P2と、下金型つまりダイが実装される下型基板D2との芯出しがなされているので、上金型および下金型が交換されても、そのつど芯出しをなす必要がなくなりリードタイムを著しく短縮できる。
実施形態2
本発明の実施形態2に係るプレス金型の芯出し装置を、図3〜図5に示す。図3は概略図を示し、図4は計測部の拡大側面図を示し、図5にブロック図で示す。なお、図3〜図5において、図1および図2と同一の符号は、同一または類似の構成要素を示す。
プレス金型の芯出し装置(以下、単に芯出し装置という)A1は、図3〜図5に示すように、上型ホルダP1上の上型基板P2に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部(以下、単に計測部という)10Aと、下型ホルダD1上の下型基板D2に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部(以下、単に被計測部という)20と、計測部10Aからの計測値を演算処理して芯ずれを算出する演算処理装置50と、演算処理装置50からの算出値を出力する出力装置60とを備えてなるものとされる。
計測部10Aは、計測側基板11と、計測側基板11の計測基準線(例えば中心線)上に所定間隔を設けて配設される同一構造とされた第1計測具16(70)および第2計測具17(70)とを備えてなるものとされる。
計測具70は、計測側基板11に装着される側の端部つまり上端部近傍に鍔72が形成された計測基準軸71と、計測基準軸71の他端部つまり下端部近傍に回転自在に装着された保持部材73と、保持部材73の外周部に適宜手段を介して傾斜角調整自在に保持された非接触式変位センサ74とを備えてなるものとされる。
ここで、計測基準軸71の上端部の鍔72上面からの突出長さは、計測側基板11の厚みより短くされている。そのため、計測基準軸71を計測側基板11に垂設した際に、計測基準軸71の上端が計測側基板11から突出することはない。また、計測基準軸71の長さは、非接触式変位センサ74がパスラインLに位置できるに足り、かつその下端が後述する被計測軸の先端、つまり上端と干渉しないように調整されている。
保持部材73による非接触式変位センサ74の保持は、例えば、非接触式変位センサ74の後部に角度調整自在に設けられた被保持部材74bを、保持部材73の外周部に設けられた保持孔73aに嵌合させることによりなされる。
非接触式変位センサ74は、検出値をレーザ信号として出力する機能を有するものとされる。
ここで、図中の符号76は、保持部材73を計測基準軸71の周りで回転自在とするための軸受を示す。
しかして、計測基準軸71は、鍔72から突出している上端部が計測側基板11に設けられている装着孔11aに嵌合され、かつ鍔72が計測側基板11にボルト留めされて計測側基板11に垂設され、それにより計測具70が計測側基板11の基準線上に配設される。
演算処理装置50は、図6に示すように、非接触式変位センサ74からのレーザ信号をデジタル信号に変換するデータデジタル変換器51と、データデジタル変換器51からの信号を増幅して収集するデータ収集器52と、データ収集器52により収集されたデータを演算処理する演算処理器53とを備え、芯ずれ量およびその方向などを算出するものとされる。なお、かかる機能を有する演算処理装置50は、具体的には、パソコンを中心に構成される。
出力装置60は、例えば液晶表示装置やプリンタなどとされ、演算処理装置50により算出された芯ずれ量およびその方向を画像表示したり、プリントアウトしたりするものとされる。
しかして、この実施形態2の芯出し装置A1による芯出しは、実施形態1の芯出し装置Aと同様にしてなされるが、計測部10Aの計測と同時に芯ずれ量およびそのずれ方向が算出されるので、実施形態1に比して芯出しが迅速になされる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態では、計測部が上型基板に装着され、被計測部が下型基板に装着されているが、その逆に、計測部が下型基板に装着され、被計測部が上型基板に装着されてもよい。
本発明は、プレス金型の芯出しに適用できる。
本発明の実施形態1に係る芯出し装置の正面概略図である。 同装置の拡大側面図である。 本発明の実施形態2に係る芯出し装置の概略図である。 同芯出し装置の拡大側面図である。 同芯出し装置のブロック図である。 同芯出し装置の演算処理装置のブロック図である。 従来の芯出しジグの一例の断面図である。
符号の説明
10 芯ずれ計測部
11 計測側基板
12,16 第1計測具
13,17 第2計測具
20 芯ずれ被計測部
21 被計測側基板
22 第1被計測具
23 第2被計測具
30,70 計測具
31,71 計測基準軸
33,73 保持部材
34 ダイヤルゲージ
40 被計測具
41 被計測軸
50 演算処理装置
51 データデジタル変換器
52 データ収集器
53 演算処理器
60 出力装置
74 非接触式変位センサ
A 芯出し装置
L パスライン

Claims (12)

  1. 上型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、下型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部とを備え、
    前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記下側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
    前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
    前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に探針の角度が調整自在に保持されるダイヤルゲージとを含み、
    前記被計測具は、被計測基準軸を含む
    ことを特徴するプレス金型の芯出し装置。
  2. 下型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、上型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部とを備え、
    前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記上側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされたる第1および第2計測具とを備え、
    前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
    前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に探針の角度が調整自在に保持されるダイヤルゲージとを含み、
    前記被計測具は、被計測基準軸を含む
    ことを特徴するプレス金型の芯出し装置。
  3. 上型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、下型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部と、前記芯ずれ計測部からの計測値に基づいて芯ずれを算出する演算処理装置と、該演算処理装置の算出結果を出力する出力手段とを備え、
    前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記下側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
    前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
    前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に保持される非接触式変位センサとを含み、
    前記被計測具は、被計測基準軸を含む
    ことを特徴するプレス金型の芯出し装置。
  4. 下型基板に装着されて芯ずれを計測する芯ずれ計測部と、上型基板に装着されて芯ずれが計測される芯ずれ被計測部と、前記芯ずれ計測部からの計測値に基づいて芯ずれを算出する演算処理装置と、該演算処理装置の算出結果を出力する出力手段とを備え、
    前記計測部は、計測側基板と、該計測側基板の計測基準線上に所定間隔を設けて配設され、前記上側基板の同計測基準線からのずれをも計測する同一構造とされた第1および第2計測具とを備え、
    前記被計測部は、被計測側基板と、該被計測側基板の被計測基準線上に前記第1および第2計測具に対応させて配設される同一構造とされた第1および第2被計測具とを備え、
    前記計測具は、計測基準軸と、該計測基準軸に回転自在に装着される保持部材と、該保持部材に保持される非接触式変位センサとを含み、
    前記被計測具は、被計測基準軸を含む
    ことを特徴するプレス金型の芯出し装置。
  5. 計測基準軸は一端部近傍に鍔を有し、該鍔を計測側基板に当接させて当該計測側基板に嵌合され、
    被計測基準軸は一端部近傍に鍔を有し、該鍔を被計測側基板に当接させて当該被計測側基板に嵌合されてなる
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のプレス金型の芯出し装置。
  6. 被計測基準軸の長さがパスラインを超えるようにされてなることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のプレス金型の芯出し装置。
  7. 請求項1、5または6に記載のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
    芯ずれ計測部を上型基板に装着する手順と、
    芯ずれ被計測部を下型基板に装着する手順と、
    ダイヤルゲージの探針を被計測基準軸に当接させる手順と、
    保持部材を一定方向に回転させながら前記ダイヤルゲージにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および下側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
    前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
    前記算出された位置修正量に基づいて下型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
    ことを特徴とするプレス金型の芯出し方法。
  8. 請求項2、5または6に記載のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
    芯ずれ計測部を下型基板に装着する手順と、
    芯ずれ被計測部を上型基板に装着する手順と、
    ダイヤルゲージの探針を被計測基準軸に当接させる手順と、
    保持部材を一定方向に回転させながら前記ダイヤルゲージにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および上側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
    前記計測結果から上型基板の位置修正量を算出する手順と、
    前記算出された位置修正量に基づいて上型基板の位置を修正し、上型と下型との芯出しをなす
    ことを特徴とするプレス金型の芯出し方法。
  9. 請求項3、5または6に記載のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
    芯ずれ計測部を上型基板に装着する手順と、
    芯ずれ被計測部を下型基板に装着する手順と、
    保持部材を一定方向に回転させながら非接触式変位センサにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および下側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
    前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
    前記算出された位置修正量に基づいて下型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
    ことを特徴とするプレス金型の芯出し方法。
  10. 請求項4、5または6に記載のプレス金型の芯出し装置を用いたプレス金型の芯出し方法であって、
    芯ずれ計測部を下型基板に装着する手順と、
    芯ずれ被計測部を上型基板に装着する手順と、
    保持部材を一定方向に回転させながら非接触式変位センサにより、被計測基準軸の計測基準軸からのずれ、および上側基板の計測基準線からのずれを計測する手順と、
    前記計測結果から下型基板の位置修正量を算出する手順と、
    前記算出された位置修正量に基づいて上型基板の位置を修正し、上型基板と下型基板との芯出しをなす
    ことを特徴とするプレス金型の芯出し方法。
  11. 探針をパスラインに位置させて計測をなすことを特徴する請求項7または8記載のプレス金型の芯出し方法。
  12. 非接触式変位センサをパスラインに位置させて計測をなすことを特徴する請求項9または10記載のプレス金型の芯出し方法。
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