JP5027808B2 - ガス流処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ減少装置を使用したガス流処理方法に関する。本発明は、多結晶シリコンのエッチング処理からの排気ガス流の処理に、特に適している。
半導体や、フラットパネル表示装置の形成においては、様々に異なる処理ガスが様々な処理チャンバに供給される。化学蒸着法(CVD)は、蒸着チャンバ内に配置された基板又はウエハの表面に、膜又は層を蒸着するために使用される。この工程は、1つ又は複数の反応ガスをチャンバに供給し、しばしばキャリアガスを用いて、表面での化学反応を促進する条件の下で、基板の表面に供給することで行われる。例えば、TEOS、及び酸素とオゾンのうちのひとつを蒸着チャンバに供給して、基板上にシリコン酸化物の層を形成し、シラン及びアンモニアを供給して、シリコン窒化物の層を形成する。多結晶シリコンないしポリシリコンは、シラン又は塩化シランを熱で分解することで、基板上に蒸着される。
また、エッチングチャンバにはガスが供給され、例えば、半導体装置における電極及びソース及びドレインの領域を形成するために、蒸着層の領域に選択的エッチングが実行される。エッチングガスには、CF4、CHF3、及びNF3などのパーフルオロ化合物、HCl、HBr、BCl3、Cl2、及びBr2などのハロゲン化合物、及びこれらの組合せが含まれる。例えば、フォトレジスト層によって露出している多結晶シリコン層を覆って形成された、窒化層又は酸化層の領域に開口部を最初に形成するには、CF4が一般的に使用され、続いて露出した多結晶シリコンをエッチングするには、HBrとCl2との混合物が一般的に使用される。
エッチングガスはフォトレジストと反応して、堆積物及びタールを形成し、これは、エッチングチャンバから定期的に除去する必要があるため、代表的にはSF6及び酸素からなるクリーニングガスを、エッチングチャンバに定期的に供給して、チャンバから不要な物質を除去する。
エッチングチャンバの内部にて実行される、これらのエッチング及びクリーニング工程中、代表的に、エッチングチャンバに供給され、エッチングチャンバからの排気ガスに含まれる残留量のガスが存在する。CF4及びSF6などのパーフルオロ化合物は、大気中に排気されると非常に危険なので、この観点から、排気ガスを大気に通気させる前に、排気ガスを処理するために、減少装置がしばしば提供される。減少装置は、排気ガスにおける危険な成分を、例えば、従来のスクラビングによって排気ガスから容易に除去できる種に変換し、及び/又は、安全に大気に排気できる種に変換する。
CF4、SF6、NF3、及びC26などのパーフルオロ化合物(PFCs)は、マイクロ波プラズマ減少装置を使用することで、ガス流から高効率にて除去することができる。マイクロ波プラズマ反応装置の例は、英国特許GB2,273,027号に開示されている。その装置においては、導波管が、マイクロ波発生器からのマイクロ波放射を、近接して対向する関係の2つの電極を収容してなるガスチャンバの中へと運ぶ。処理すべきガスは、ガス入口を通ってガスチャンバの中に流入し、電極間を通過して、電極間を流れるガスから、2つの電極の間において、マイクロ波プラズマが開始(initiate)して持続する。電極の一方は、軸線孔を有し、ガスチャンバからのガス出口を提供する。プラズマ内の強力な状態の下で、ガス流に含まれる種は強力な電子の衝突に曝され、反応種に解離し、酸素又は水素と化合して、比較的安定な副産物を生成する。
英国特許GB2,273,027号
ガス流に含有される様々な種と反応させるための酸素及び水素の便利な源は、水蒸気であって、減少装置からガス流の上流側に容易に加えられる。例えば、CF4が水蒸気と反応すると、CO2とHFを形成し、また、Cl2はチャンバ内にHClを形成する。HF、HCl、及びHBrは、続いて、減少装置の下流側に配置された、ウェットスクラバーによって、ガス流から除去される。
プラズマ減少装置における様々な部品、例えば、1つ又は複数の電極、電極ホルダー、及びチャンバの内面などは、代表的にステンレス鋼から形成されている。鉄、炭素、及びクロムに加えて、ステンレス鋼は、ニッケル、モリブデン、ニオブ、及びチタンなどのその他の成分を含有している。空気の存在下においては、不活性の表面酸化物の層が形成され、下層にあるステンレス鋼を腐食から保護している。しかしながら、HF、HCl、及びHBrなどの酸性ガスの存在下においては、不活性な層が剥がれて、下層にあるステンレス鋼が露出する。例えば、HFは、ガスチャンバの内部におけるパーフルオロ化合物の処理の副産物として、ガスチャンバ内に存在し、また、HCl又はHBrは、エッチング処理中の処理チャンバからの排気ガスに含有される。
いったんニッケル酸化物の層が除去されると、HBr及びHClは、湿気のレベルが2〜3ppmを越えたとき、ステンレス鋼に含有される金属と反応する。ステンレス鋼の表面に吸着される水のため、これらの反応の副産物は、ガスチャンバ及び電極を劣化させ、減少装置の効率を低下させる。
本発明による少なくとも好ましい実施形態の目的は、可変量のHBr、HCl、Br2、及びCl2などのハロゲン化合物と、プラズマ減少装置で使用する水蒸気とを含有するガス流を処理するための改良された方法を提供することである。
第1の観点において、本発明が提供する方法は、可変量の含ハロゲン化合物及び水蒸気を含有するガスの処理方法であって、ガスを受けるガス入口とガス出口とを有するガスチャンバを備えてなるプラズマ減少装置を提供する段階と、チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度にチャンバを加熱する段階と、チャンバの内部で処理するためにガスをガスチャンバへ運ぶ段階と、ガスの処理中に、前記温度に又は前記温度よりも高温にチャンバを維持する段階と、を備えていることを特徴とする。
ガスチャンバをこのように加熱して、チャンバの内部のあらゆるステンレス鋼表面に水が吸着されることを阻止することで、HBr及びHClなどの腐食性のハロゲン化水素、及びBr2又はCl2が、ステンレス鋼に含有される金属と反応することは阻止されるが、というのは、反応が生じるのに充分な湿気が存在しないためである。我々は、チャンバを120℃を越える温度に維持することで、ガスチャンバを通り抜けるガスに露出される、あらゆるステンレス鋼の部品の寿命が著しく高まることを見い出した。これは、単にチャンバを露点よりも高く加熱することとは異なり、というのは、仮に、ステンレス鋼表面に水が吸着するのを阻止するために、チャンバの温度が露点よりも充分に高く加熱されないと、ステンレス鋼表面への水の吸着は依然として生じるためである。
チャンバの過熱を防ぐために、チャンバは、好ましくは、120〜350℃の温度範囲に維持され、より好ましくは、120〜180℃に維持される。チャンバの温度を制御するためのチャンバ温度制御回路に熱伝達流体を流し、且つ、流体の温度を制御することによって、チャンバを、この温度範囲に維持するならば、都合が良い。チャンバ温度制御回路は、その一部分が、チャンバ壁の中に配置され、例えば、ガスチャンバの上下のいずれか、又はガスチャンバを取り囲んで配置される。好ましい実施形態においては、チャンバ温度制御回路は、ガス出口のまわりに延びている。
流体を熱交換手段に流し、流体の温度を制御するために熱交換手段を制御することによって、流体の温度は制御される。熱伝達流体は、第1の熱交換器によって、好ましくは120℃よりも低温である第1の流体温度にまで選択的に冷却され、第2の熱交換器によって、第1の流体温度よりも高い、好ましくは少なくとも120℃以上である、第2の温度にまで選択的に加熱される。第1の熱交換器は、温度制御回路における非断熱の管などの受動的装置であって、熱流体から熱を発散させるか、または、制御装置によって制御される能動的装置である。第2の熱交換器は、好ましくは、制御装置によって制御される能動的装置である。回路は、ガスチャンバの温度に応じて、熱伝達流体が両方の熱交換器を通り抜けるように、または、選択されたひとつだけの熱交換器を通り抜けるように、構成されている。この温度は、ガスチャンバの壁に配置された温度センサを使用して監視される。熱伝達流体は、高温の油、透熱性の流体(diathermic fluid)、又はその他の熱流体である。
チャンバは、チャンバにガスを供給する前に、初めに、熱伝達流体によって前記温度に加熱される。代わりに、チャンバは、ガス流を処理するプラズマを発生させ、ガスチャンバに熱を伝達させる、減少装置の動作によって加熱しても良く、また、外部加熱装置又は任意のその他の都合の良いやり方で加熱しても良い。
好ましい実施形態においては、プラズマ減少装置は、マイクロ波プラズマ減少装置から構成されるけれども、本発明は、その他のタイプのプラズマ減少装置にも適用可能であって、例えば、ステンレス鋼の電極及び/又はステンレス鋼のガスチャンバを有してなる、プラズマトーチ減少装置でも良い。ガスは、好ましくは、減少装置によって、大気圧にて又は大気圧付近にて処理される。
第2の観点において、本発明が提供する方法は、可変量の含ハロゲン化合物及び水蒸気を含有するガスの処理方法であって、この方法が、ガスを受けるガス入口とガス出口とを有するガスチャンバを備えてなるプラズマ減少装置を提供する段階と、少なくとも120℃の温度にチャンバを加熱する段階と、チャンバの内部で処理するためにガスをガスチャンバへ運ぶ段階と、ガスの処理中に、チャンバの温度を120℃〜350℃の温度の範囲に維持する段階と、を備えていることを特徴とする。
第3の観点において、本発明が提供する装置は、プラズマ減少装置であって、装置によって処理されるべきガスを受けるガス入口とガス出口とを有してなるガスチャンバと、含ハロゲン化合物及び水蒸気を含有するガスの処理中に、チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度にチャンバを維持する熱制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の第1の観点に関連して上述した特徴は、第2、及び第3の観点にも等しく適用可能であり、逆もまた同様である。
本発明の好ましい特徴について、以下、単に例示的に、添付図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図4を参照すると、マイクロ波プラズマ減少装置10は、導電ハウジング12を備えている。ハウジング12は、好ましくは、ステンレス鋼から形成されている。これは、オーステナイトのステンレス鋼、例えば、304、304L、316、316Lであるか、または、その他の非磁性グレードである。図示の如く、ハウジング12は、矩形の横断面を有している。ハウジング12には、例えば、機械加工によって、スロット14が形成され、減少装置10の共鳴キャビティを提供するために、ハウジング12の幅を横切って延びている。共鳴キャビティ14の一端は、導波管16に結合され、マイクロ波放射を、マイクロ波発生器(図示せず)から共鳴キャビティ14に運ぶ。共鳴キャビティ14の他端は、短絡回路18に結合されている。
導波管16は、第1の、実質的に矩形である本体部分20を備え、その高さh1は、導波管16を通して共鳴キャビティ14に運ばれるマイクロ波放射のTE01電場に対して実質的に平行であり、幅wは、マイクロ波放射の電場に対して直交している。また、導波管16は、第2の、実質的に矩形である本体部分22を共鳴キャビティ14に面して備え、第2の本体部分22は、高さh2と幅wとを有し、ここで、h2<h1になっている。図示の例においては、第2の本体部分22の高さは、第1の本体部分20の高さに比べて、略1/3になっている。
導波管16はさらに、第1の本体部分20と第2の本体部分22との間に配置されてなる、テーパの付いた幅wの収束部分24を備えている。テーパ部分24は、高さh1及び幅wの第1の本体部分に隣接した、第1の端面25aと、高さh2及び幅wの第2の本体部分に隣接した、第2の端面25bとを備えている。テーパ部分24はさらに、端面25a,25bの間に延びた、第1及び第2の側面25c,25dを備え、第2の側面25bに対して鋭角に傾斜して、第1及び第2の本体部分20,22は同軸的になっている。テーパ部分24は、導波管16を通るマイクロ波放射の伝播方向に長さlを有し、ここで、lは、マイクロ波放射の波長の略半分の長さに等しくなっている。
短絡回路18は、共鳴キャビティ14の反対側に、導波管16の延長部を提供する。短絡回路18は、導波管16の第2の部分22の端部から間隔を隔てた端部プレート26によって、一部分が形成されてなるチャンバ27を備え、入射したマイクロ波放射は、端部プレート26で反射して、共鳴キャビティ14の内部に電磁定在波を形成する。導波管16における第2の部分22の端部に対して、端部プレート26の位置は調整可能になっている。
短絡回路18は、短絡回路18を同調させるために、端部プレート26から間隔を隔てられた同調器29を備えている。図示の例においては、同調器は、短絡回路18の上面に螺入されたネジ29を備え、ネジの本体は、チャンバ27を通るマイクロ波放射の伝播方向に対して実質的に垂直に、チャンバ27の中に延入している。ネジ29の頭部29aを回すことで、ネジ29の端部は、チャンバの内部にて上下して、短絡回路18を同調する。
共鳴キャビティ14は、2枚の誘電性プレート部材28,30を収容していて、これらは好ましくは、PTFE又はその他の適切な耐食性を有する適当な材料から形成され、共鳴キャビティ14を通して運ばれるマイクロ波放射に対して実質的に透明になっている。それぞれのプレート部材28,30は、共鳴キャビティ14を通るマイクロ波放射の伝播方向に対して直交して延びてなる平坦な側壁部分32を有し、共鳴キャビティ14の内部に、実質的に円筒形のガスチャンバ36の一部分を形成してなる、湾曲した側壁部分34を有している。ガスチャンバ36は、円形又は楕円形の横断面を有している。
それぞれのプレート部材30,32は、第1のボア孔38を形成されて有し、共鳴キャビティ14のガスチャンバ36へ入るガス入口を提供している。図示の減少装置10においては、一方のボア孔38は、ハウジング12の側壁に形成されたガス入口ポート40に整列され、ハウジング12に取り付けられた第1のガス導管42からガスを受け入れる。第2のガスポートは、第2のガス導管からガスを受けるために、ハウジング12の反対側の側壁に任意的に形成され、このガスは、第1のガス導管42からガスチャンバ36に入るガスと、同一であるか、又は異なるガスである。それぞれのガス入口は、好ましくは、第1のガス導管40から実質的に接線方向にガスチャンバ36にガスが入るように構成され、ガスチャンバ36の中心に向けて、ガスはガスチャンバ36の内部で内方へ渦巻く。ガス出口ポート44は、ガスチャンバ36から第2のガス導管46へとガスを運ぶために、ハウジング12のベースに形成されている。ガス出口ポート44は、ガスチャンバ36を横切って、好ましくは同軸的に延びる。
また、それぞれのプレート部材30,32は、より小さな第2のボア孔48を形成されて有している。片方のボア孔48は、ハウジングの側壁に形成された開口部50に整列され、透明なカバープレート52によって閉じられ、ユーザが、減少装置10の使用中に、共鳴キャビティ14のガスチャンバ36の内部に発生したプラズマを観察できるように、点検窓を提供している。
また、ハウジング12には、円筒形のボア孔54が形成され、ボア孔54は、共鳴キャビティ14を横切って延在し、共鳴キャビティと共に、減少装置10のガスチャンバを形成している。ボア孔54は、好ましくは、ガスチャンバ36及びガス出口ポート44に対して、実質的に同軸的になっている。ボア孔54は、導電組立体56を受け入れる。組立体56は、導電部材58と、導電部材58を保持するためのホルダー60とを備えている。
導電部材58は、細長い管62を備え、これは、銅又はその他の導電材料から形成され、図5に詳しく示すように、管状のチップ64と係合する。チップ64は、好ましくは、耐食性で耐熱性の材料、例えば、タングステン又はタングステン合金、例えば、タングステンとランタンとの合金から形成されている。チップ64には、そのまわりに延在する複数の開口部65が設けられ、ガス入口38とガス出口44との間のガス流れが、チップ64を通って半径方向に通過し、それにより、チップ64の冷却を高めている。開口部65は、好ましくは、マイクロ波放射が開口部65を通り抜けるような寸法になっている。
ホルダー60は、好ましくは、導電材料、例えば、ステンレス鋼から形成される。これは、ハウジング12と同じグレードであるか、または、異なるグレードのものである。導電部材58とホルダー60とは、好ましくは、減少装置10の使用中には、電気的に接地される。ホルダー60は、中空の内部を有し、その中には、導電部材58における管62及びチップ64が、好ましくは摺動嵌合している。ホルダー60は、外方へ延びたスカート68を有してなる第1の本体部分66を備え、ハウジング12におけるボア孔54のフランジ状開口部70に配置されている。スカート68とフランジ状開口部70との間には、Oリング72が設けられて、気密シールを形成しており、スカート68は、そのまわりに延びるクランプチェーン74によってフランジ状の開口部70にクランプされている。図3に示すように、Oリング72は、好ましくは、ガスチャンバの外側に、従って、反応チャンバの内部に発生する電磁場の外側に配置され、スカート68から下向きに吊下された環状リング76のまわりに延在し、環状リングは、ボア孔54の直径と実質的に等しい内径を有し、ハウジング12と電気的に接触している。代わりに、スカート68のベースをハウジング12に電気的に接触させても良い。
ホルダー60はさらに、ボア孔54の中に延在してなる、第2の細長い本体部分78を備えている。ホルダー60における第2の本体部分78は、円錐形の突起部80にて終端し、好ましくは、ガスチャンバ36の中に突出していない。第2の本体部分78の内径は、円錐形の突起部80にて減少していて、チップ64をホルダー60の内部に保持するために、チップ64のリム84に係合する肩部82を提供している。ホルダー60における第2の本体部分78は、好ましくは、第1の本体部分66及びスカート68の両方と一体的になっている。
図5に示すように、チップ64は、好ましくは、ガスチャンバ36の中に突出している。チップ64の長さ、及び/又は、ホルダー60における第2の本体部分78の長さは、好ましくは、共鳴キャビティ14に供給されるマイクロ波放射の周波数に応じて、共鳴キャビティ14の内部に発生した定在波の中に、チップ64が所定の距離だけ延入するように選択される。
管62は、好ましくは、ホルダー60と電気的に接触して保持される。図示の通り、金属バネ86又はその他の導電要素がホルダー60の内部に配置され、バネ86の一端は、管62に形成された第1の環状の突起部88に係合し、バネ86の他端は、ホルダー60に螺入した金属ロックナット90に係合している。
管62は、第1の環状の突起部88から間隔を隔ててなる、第2の環状の突起部92を有し、ホルダー60と管62との間に環状の通路94を形成している。冷却水の流れは、環状の通路94に供給され、水は、ホルダー60を通り抜ける冷媒入口ポート96を通って環状の通路94に供給され、冷媒入口ポート96の実質的に反対側に配置された、ホルダー60を通り抜ける冷媒出口ポート98を通って、環状の通路94から排出される。
共鳴キャビティに運ばれる電磁放射の出力によっては、共鳴キャビティ14の内部に生成される電場の強度は、ガスチャンバ36の内部にプラズマを点火するのに不十分である。従って、導電部材58の内部には、グロー放電電極組立体100が収容される。電極組立体100は、プラズマ点火用のグロー放電電極102を備え、これは、導電部材58の管62に対して同軸的で、間隔を隔てた、細長い高電圧電極の形態になっている。コネクタ104は、電極102を電源に接続する。電極102は、ロックナット90と同軸的に配置された、相補的なネジ孔に螺入されている。ガス入口106は、管62の内部に形成され、窒素、希ガス、又は任意のその他の実質的に不活性でイオン化可能なガスなどのグロー放電ガスの流れを、ホルダー60の第1の本体部分66を半径方向に通って延在するガス入口ポート108から受ける。ガス入口ポート108は、ガス入口ポート108をグロー放電ガスの源に結合するために、ホルダーに取り付けられたコネクタ110から、グロー放電ガスを受ける。ガス入口106は、好ましくは、導電部材58における管62のボア孔に対して接線方向に配置され、導電部材58のチップ64に向かう略下向きの、電極102のまわりにおける螺旋流れの経路の形成を促進する。
図2に示すように、ホルダー60がハウジング12に取り付けられたとき、導電部材58は、ガスチャンバ36を通るマイクロ波の伝播方向に対して実質的に垂直に、ボア孔54の中に延入し、ガスチャンバ36及びガス出口ポート44の両方に対して、実質的に同軸的になっている。導電部材58におけるチップ64は、好ましくは、減少装置10の使用中に、共鳴キャビティ14の内部に形成される電磁場が最大強度になる位置に配置される。
減少装置10の通常の使用中には、環状の通路94に、冷却水の流れが供給される。ガス入口ポート40を通して、ガスチャンバ36の中にはガスが送入され、ガスチャンバ36の内部を螺旋状に流れ、導電部材58のチップ64の下方を通ってから、ガス出口ポート44を通ってガスチャンバ36を去り、第2のガス導管46に入る。
マイクロ波放射は、導波管16によるマグネトロンのために、共鳴キャビティ14に送られ、従って、ガスチャンバ36に入る。短絡回路18における端部プレート26は、マイクロ波を反射して、共鳴キャビティ14の内部に定在波を形成し、導電部材58のチップ64は、ガスチャンバ36の内部の電磁場を強化する。導波管16におけるテーパ部分24は、導波管16における第1及び第2の本体部分20,22の間の境界からのマイクロ波放射の伝達及び反射を阻止するように働き、プラズマのエネルギー吸収を最大化する。導電部材58のチップ64に対するホルダー60のスカート68の下面112の幾何学形状及び位置決めを選択して、スカート68の下面112が、ハウジング12のボア孔54の内面及びホルダー60の第2の本体部分の外面と共に、同軸的な同調器を提供し、マイクロ波放射の周波数において、導電部材58の平面のインピーダンスを、導波管16のインピーダンスに整合させる。
ガスチャンバ36の内部にプラズマを点火するために、グロー放電電極組立体100が使用される場合には、グロー放電ガスは、管62のガス入口ポート106を通って、管62のボア孔の中へ流れる。電極102には、低電圧高電流源が接続され、電極102には、一時的に高電圧が適用される。高電圧は、グロー放電ガスを通って、電極102のチップから、管62の近位部分へ向かうような、コロナ放電をもたらす。そのコロナ放電は、低電圧源からの大電流がグラウンドに流れられる経路を提供する。大電流の流れは、グロー放電ガスに、グロー放電の形成をもたらす。従って、形成されたグロー放電は、管62の内部のグロー放電ガスの流れによって、導電部材58のチップ64からガスチャンバ36へと移動する。ガスチャンバ36の内部のマイクロ波放射は、効率的にグロー放電に結合でき、代表的には1秒未満の間に、プラズマは点火し、安定したマイクロ波プラズマをもたらし、電極102への電力の供給がスイッチオフされた後(代表的には2〜3秒以内)には、ガスチャンバ36に供給されるマイクロ波放射のみによって維持される。
ガスチャンバ36の内部にて開始(initiate)したプラズマは、ガスチャンバ36を通って流れるガスと共に、ガスチャンバ36からガス出口ポート44を通って運び出され、第2のガス導管46の内部に収容される。かくして、プラズマは、チップ64の下方に発生した炎に類似しており、ガス出口ポート44を通って出て、第2のガス導管46に入る。減少装置10の使用中には、第2のガス導管46の内部に発生する高温のために、水などの冷媒を、第2のガス導管46の外面に噴霧して、第2のガス導管46を冷却する。
ガスチャンバ36の内部に発生したマイクロ波プラズマは、多数の目的に使用される。そうした目的のひとつは、半導体処理チャンバからの排気ガスの処理である。処理チャンバ内で行われる処理の性質に応じて、排気ガスの内部には、可変量の有害なパーフルオロ化合物のガス、例えば、CF4、C26、CHF3、NF3、又は、SF6、シラン、及びアンモニアが存在している。これらのガスは、減少装置10を使用することで、高い効率にて、ガスから除去される。これらのガスと反応するための水蒸気は、例えば、湿式のプリスクラバを通して排気ガスを通り抜けることで、または、水蒸気の流れを排気ガスに加えることで、減少装置10から上流側に排気ガスに加えられる。ガスチャンバ36の内部において、これらのガスは水蒸気と反応して、CO2及びHFなどのガスを形成し、これらのガスは、減少装置10から下流側に配置された湿式のスクラバによって、排気ガスから除去される。
排気ガスが、HBr、HCl、Br2、及びCl2などのガスを含有しているとき、問題点が生じる。チャンバ36内に存在するHBr及びHClは、ガスチャンバ36の内部にて生じる反応の副産物として発生したHFと一緒になって、ハウジング12及びノズルホルダー60のステンレス鋼の表面から、不活性の表面酸化層を剥離させて、ステンレス鋼を露出させる。排気ガス内に存在する水蒸気がガスチャンバ36に入ると、露出したステンレス鋼表面に吸着し、HBr、HCl、Br2、又はCl2がステンレス鋼の金属成分と反応することで、これらの表面の腐食を促進する。これらのステンレス鋼の部品の表面を劣化させると共に、腐食による副産物は、共鳴キャビティ14に入るマイクロ波と干渉し、これは、ガスチャンバ36の内部で行われるガス処理の破壊及び除去の効率を低下させることにつながる。
この観点から、ガスチャンバ36に入るガスが、HBr、HCl、Br2、又はCl2などの含ハロゲン化合物を含有する見込みがある場合には、水蒸気と同時に、又は水蒸気とは別に、ガス入口ポート40を通してガスチャンバ36の中にガスをポンプ送出する前に、ガスチャンバ36を加熱して、ガスチャンバ36の内部のステンレス鋼表面に水が吸着するのを阻止する温度にする。この温度は、好ましくは、100℃を越える温度であり、この例においては、ガスチャンバ36の内部のステンレス鋼表面にあらゆる水が吸着するリスクを最小化するために、略120℃である。
ガスチャンバ36は、グロー放電ガスから、ガスチャンバ36の内部に点火したプラズマによって加熱され、そのプラズマを維持するために、マイクロ波放射を供給し、ガスチャンバの温度を略120℃に昇温させるのに充分な時間をかけた後、ガス入口40を通してガスチャンバ36にガスを入れる。変形例としては、ハウジング12を外部から加熱して、ガスチャンバ36の温度を120℃を越えるように昇温させても良い。
減少装置10の使用中に、ガス入口40を通ってガスチャンバ36に入るガスを処理するためには、ガスチャンバ36の温度を、水の吸着が阻止される温度に又はそれよりも高温に維持することが必要である。この観点から、好ましい実施形態による減少装置10は、ガスチャンバ36の温度を制御するために、チャンバ温度制御回路を具備している。
図3及び図5を参照すると、ハウジング12は、ガスチャンバ36に隣接して配置された流体キャビティ120を具備している。この実施形態においては、流体キャビティ120は、ガスチャンバ36からのガス出口44のまわりに延在している。熱流体、例えば、加圧蒸気、高温シリコン油、又はその他の透熱性の流体が、ハウジング12を通過する流体入口ポート122を通して流体キャビティ120に供給され、第1の外部コネクタ124から熱流体を受ける。熱流体は、同じくハウジング12を通過し、第1の流体入口ポート122に隣接して配置された、流体出口ポート(図示せず)を通して、流体キャビティ120から排出される。第2の外部コネクタ126は、第1の外部コネクタ124に隣接して配置され、流体出口ポートから熱流体を受ける。
図6を参照すると、流体キャビティ120は、ガスチャンバ36の温度を制御するための、チャンバ温度制御回路130の一部分を形成している。熱流体の流れは、ポンプ132によって、回路130の内部を循環する。流体の流れは、コネクタ124から流体キャビティに入り、キャビティ120を循環した後に、コネクタ126を通してキャビティ120から排出され、それにより、隣接するガスチャンバ36の温度を制御する。
熱流体の温度は、制御装置130によって制御され、制御装置はセンサ134からガスチャンバ36の温度を示す信号を受信し、センサは、図6に示す如く、ガスチャンバ36の近くのハウジング12の外面に取り付けられ、または、ガスチャンバ36の温度を検出するために適当な任意のその他の位置に取り付けられる。それらの信号に応答して、制御装置130は、1つ又は複数の熱交換器136,138を制御して、熱流体の温度を制御する。
過熱を防ぐために、ガスチャンバは、好ましくは、120〜350℃の範囲の温度にて動作するのが好ましい。この例においては、ガスチャンバ36は、120〜180℃の範囲の温度で動作する。
センサ134からの出力信号が、ガスチャンバ36の内部のプラズマによって発生した熱によって、ガスチャンバ36の温度が、この温度範囲における上限に向かっていることを指示したときには、制御装置130は、第1の熱交換器136を動作させて、熱流体を、この温度範囲よりも低温である第1の温度に冷却し、例えば100℃付近又は未満とし、熱流体が流体キャビティ120を通り抜けるとき、熱流体によってガスチャンバ36の温度を低下させる。センサ134からの出力信号が、例えば、比較的低温の熱流体の所定期間の冷却によって、チャンバ36の温度が、この温度範囲における下限に向かっていると指示したときには、制御装置130は、第2の熱交換器138を動作させて、熱流体を、この温度範囲内又はそれ以上である第2の温度に加熱し、例えば120℃付近又は以上とし、熱流体が流体キャビティ120を通り抜けるとき、熱流体によってガスチャンバ36の温度を昇温させる。任意的には、第1の熱交換器136は、第2の熱交換器の動作中には、動作する必要はなく、逆もまた同様であり、従って、回路120は、ガスチャンバ36の温度に応じて、一方又は両方の熱交換器を選択的にバイパスできるように構成しても良い。
この例においては、直接的で能動的な方法を使用して、ガスチャンバの温度を制御している。しかしながら、以下に述べるように、間接的な方法を採用しても良い。
第1に、ガスチャンバ36の公称の最大連続動作温度を、例えば、120〜130℃と定める。次に、マイクロ波出力源からの最大熱発散(出力損失及びプラズマ損失)を、計算、見積もり、又は測定によって決定する。熱流体の比熱容量は分かるので、最大温度を既に定めたように制限する流量は導かれる。第1の熱交換器136は、ガスチャンバ36が吸収するよりも若干多くのエネルギーを発散するようにデザインされ、第2の熱交換器138は、循環する熱流体の温度を必要な温度(この例では、120℃)に制御するように使用され、ガスチャンバ36の温度制御を間接的に、すなわち、流体入口からガスチャンバ36に循環する熱流体の温度制御を介して行っても良い。
ガスチャンバ36の温度を選択された温度範囲に維持するための使用に加えて、回路120は、処理すべきガスをガスチャンバ36に入れる前の初期に、ガスチャンバ36を加熱するためにも使用できる。
マイクロ波プラズマ減少装置の外形を示した斜視図である。 図1の装置の側面図である。 図2の線A−Aに沿った装置の断面図である。 図2の線B−Bに沿った装置の断面図である。 図3において指示した領域Cについての拡大図である。 装置におけるガスチャンバの温度を制御するためのチャンバ温度制御回路を示す図である。
符号の説明
10 マイクロ波プラズマ減少装置 12 導電ハウジング
14 共鳴キャビティ 16 導波管
18 短絡回路 20 第1の本体部分
22 第2の本体部分 24 テーパ部分
25a 第1の端面 25b 第2の端面
25c 第1の側面 25d 第2の側面
26 端部プレート 27 チャンバ
28,30 プレート部材 29 同調器
32 平坦な側壁部分 34 湾曲した側壁部分
36 ガスチャンバ 38 第1のボア孔(ガス入口)
40 ガス入口ポート 42 第1のガス導管
44 ガス出口ポート 46 第2のガス導管
48 第2のボア孔 50 開口部
52 カバープレート 54 ボア孔
56 導電組立体 58 導電部材
60 ホルダー 62 管
64 チップ 65 開口部
66 第1の本体部分 68 スカート
70 フランジ状開口部 72 Oリング
74 クランプチェーン 76 環状リング
78 第2の本体部分 80 突起部
82 肩部 84 リム
86 バネ 88 第1の環状の突起部
90 ロックナット 92 第2の環状の突起部
94 通路 96 冷媒入口ポート
98 冷媒出口ポート 100 グロー放電電極組立体
102 グロー放電電極 104 コネクタ
106 ガス入口 108 ガス入口ポート
110 コネクタ 112 下面
120 流体キャビティ 122 流体入口ポート
124 第1の外部コネクタ 126 第2の外部コネクタ
130 チャンバ温度制御回路 132 ポンプ
134 センサ 136 第1の熱交換器
138 第2の熱交換器

Claims (18)

  1. 可変量の含ハロゲン化合物及び水蒸気を含有するガスの処理方法であって、
    ガスを受けるガス入口とガス出口とを有するガスチャンバを備えてなるプラズマ減少装置を提供する段階と、
    チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度にチャンバを加熱する段階と、
    チャンバの内部で処理するためにガスをガスチャンバへ運ぶ段階と、を備え、
    前記チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度は、120℃であり、
    ガスの処理中に、チャンバを120〜180℃の温度範囲に維持し、
    チャンバの温度を制御するためのチャンバ温度制御回路に熱伝達流体を流し、且つ、熱伝達流体の温度を制御することによって、チャンバを前記温度範囲に維持し、
    チャンバ温度制御回路は、ガス出口のまわりに延びていることを特徴とする方法。
  2. ガスがチャンバに運ばれる前に、チャンバを少なくとも120℃に加熱することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. チャンバ温度制御回路は、その一部分が、チャンバ壁の中に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 熱伝達流体を熱交換手段に流し、熱伝達流体の温度を制御するように熱交換手段を制御することによって、熱伝達流体の温度を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 熱伝達流体は、熱伝達流体を第1の熱伝達流体温度に選択的に冷却する第1の熱交換器と、熱伝達流体を第1の熱伝達流体温度に比べて高い第2の熱伝達流体温度に選択的に加熱する第2の熱交換器とのうち、少なくとも一方を通って運ばれることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 第1の熱伝達流体温度は120℃よりも低温であり、第2の熱伝達流体温度は少なくとも120℃以上であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. チャンバにガスを供給する前に、チャンバは、熱伝達流体によって、前記チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する前記温度に加熱されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. プラズマ減少装置は、マイクロ波プラズマ減少装置から構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  9. 大気圧にて又は大気圧付近にて、ガスが処理されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  10. 含ハロゲン化合物は、臭化水素、塩化水素、Br2、又はCl2であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  11. プラズマ減少装置であって、
    装置によって処理されるべきガスを受けるガス入口とガス出口とを有してなるガスチャンバと、
    含ハロゲン化合物及び水蒸気を含有するガスの処理中に、チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度以上の所定の温度範囲にチャンバを維持する熱制御手段と、を備え、
    前記チャンバの内部のステンレス鋼表面に水が吸着されるのを阻止する温度は、120℃であり、
    熱制御手段は、ガスの処理中に、チャンバを、前記温度範囲である120℃〜180℃の温度範囲に維持し、
    熱制御手段は、チャンバの温度を制御するためのチャンバ温度制御回路と、温度制御回路に熱伝達流体を流す手段と、熱伝達流体の温度を制御する制御手段と、を備えており、
    チャンバ温度制御回路は、ガス出口のまわりに延びていることを特徴とする装置。
  12. チャンバ温度制御回路は、その一部分が、チャンバ壁の中に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 熱制御手段は、熱伝達流体が流れて通る熱交換手段を備え、制御手段は、熱伝達流体の温度を制御すべく熱交換手段を制御するように構成されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の装置。
  14. 熱交換手段は、熱伝達流体を第1の熱伝達流体温度に選択的に冷却する第1の熱交換器と、熱伝達流体を第1の熱伝達流体温度に比べて高い第2の熱伝達流体温度に選択的に加熱する第2の熱交換器とを備えていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 第1の熱伝達流体温度は、前記温度範囲に比べて低温であり、第2の熱伝達流体温度は少なくとも前記温度範囲内の温度であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. ガスチャンバは、ステンレス鋼から形成されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の装置。
  17. マイクロ波プラズマ減少装置の形態であることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の装置。
  18. ガスチャンバの中に突出している導電部材を備え、導電部材はステンレス鋼から形成されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。
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