JP5027202B2 - 鉄道用器具箱 - Google Patents

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本発明は、鉄道用器具箱に関する。
鉄道用の電気機器等を線路脇に収納する鉄道用器具箱として、左右いずれかの方向に開閉する扉を前後両面に備えたものが知られている。このような鉄道用器具箱では、設置場所や使用条件に応じて好ましい扉の開閉方向が異なるため、前後の扉の開閉方向の組合せが異なる4種類の鉄道用器具箱を予め準備しなければならなかった。そこで、様々な設置場所や使用条件に対応できるよう、左右両方向に開閉可能な扉を備える鉄道用器具箱が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載の鉄道用器具箱では、線路側への誤った扉の開閉など、好ましくない方向への扉の開閉を防止できないことに加え、扉の開閉機構が複雑になるために高コスト化してしまう。この問題に対し、扉の開閉動作を規制する係合部とヒンジ部とを扉の左右両端に配置し、扉及び箱本体に対するこれらの取付位置を交換可能に構成することにより、扉を左右いずれかの方向のみに開閉させつつ、設置時に扉の開閉方向を変更することのできる鉄道用器具箱が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−115145号公報 特許第3946174号公報
しかしながら、特許文献2に記載の鉄道用器具箱では、設置時に係合部とヒンジ部とが箱本体から取り外しできないよう固定されてしまうために、設置後には扉の開閉方向を変更することが困難であった。そのため、一旦設置されてしまうと設置場所や使用条件を変えにくい場合があった。
加えて、係合部とヒンジ部との取付位置を扉及び箱本体の両方に対して入れ換えなければならないため、開閉方向の変更作業が煩雑であった。
本発明の課題は、設置後であっても扉の開閉方向を容易に変更することのできる鉄道用器具箱の提供である。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉄道用器具箱において、
鉄道用機器を収納し、前面が開口している箱本体と、
前記箱本体の開口を閉塞するように当該箱本体に取り付けられる扉と、
前記扉が前記箱本体に対して開閉自在となるように、前記扉及び前記箱本体の左右方向の一端部に取り付けられて、前記扉及び前記箱本体を連結するヒンジ部と、
前記扉の左右方向の他端部に取り付けられる第1係合部と、
前記箱本体の他端部に取り付けられて、前記扉が閉状態である場合に前記第1係合部と係合して前記扉の動作を規制する第2係合部とを備え、
前記ヒンジ部のうち前記箱本体に取り付けられる箱側ヒンジ片と、前記第2係合部とは、前記箱本体に対してそれぞれ取り外し可能に取り付けられ、
前記箱側ヒンジ片と前記箱本体との取付条件が、前記第2係合部と前記箱本体との取付条件と同一に構成され
前記ヒンジ部は、前記扉に取り付けられた扉側ヒンジ片と前記箱側ヒンジ片とが上下方向に連結された旗蝶番であるとともに、前記扉及び前記箱本体の一端部に上下2箇所に設けられ、
前記第2係合部は、上下方向に長尺に形成されるとともに、上下2箇所で前記箱本体の他端部に取り付けられ、
前記扉の上端から上側の前記扉側ヒンジ片までの距離が、前記扉の下端から下側の前記箱側ヒンジ片までの距離と略同一であり、
前記箱側ヒンジ片を取り付けるために前記箱本体の一端部に形成された孔部が、前記第2係合部を取り付けるために前記箱本体の他端部に形成された孔部よりも、上側のものと下側のものそれぞれにおいて、前記箱側ヒンジ片の高さの分だけ高い位置に配設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鉄道用器具箱において、
前記箱側ヒンジ片と前記第2係合部とを、互いの取付位置を入れ換えて前記箱本体に取り付けたときに、
前記扉は、上下左右を反転させて、前記扉側ヒンジ片と前記箱側ヒンジ片とを連結させるとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合可能な状態にして、前記箱本体に取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鉄道用器具箱において、
前記箱側ヒンジ片及び前記第2係合部は、それぞれ前記箱本体にネジで取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の鉄道用器具箱において、
前記扉は、前記箱本体の前後両面に2枚取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、箱側ヒンジ片と箱本体との取付条件が、第2係合部と箱本体との取付条件と同一に構成されているので、箱側ヒンジ片と第2係合部とを入れ換えて箱本体に取り付けることができる。これにより、箱本体に対して扉を左右反転させて取り付けることができ、ひいては扉の開閉方向を左右反転させることができる。したがって、箱側ヒンジ片と第2係合部とを入れ換えて箱本体に取り付け直すだけで、容易に扉の開閉方向を変更することができる。
また、箱側ヒンジ片と第2係合部とは、箱本体に対してそれぞれ取り外し可能に取り付けられているので、鉄道用器具箱を一旦設置した後であっても、箱側ヒンジ片と第2係合部とを入れ換えて箱本体に取り付けることができる。したがって、設置後であっても扉の開閉方向を変更することができる。
以上より、設置後であっても扉の開閉方向を容易に変更することができる。
本発明に係る鉄道用器具箱の斜視図である。 前側の扉が開いた状態の鉄道用器具箱の斜視図である。 鉄道用器具箱の分解斜視図である。 第1係合部と第2係合部との係合状態を説明するための図である。 前側の扉を左開きにした場合の鉄道用器具箱の分解斜視図である。 (a)扉の開閉パターンの一例を示す鉄道用器具箱の上面図であり、(b)扉の開閉パターンの他の一例を示す鉄道用器具箱の上面図である。 (a)扉の開閉パターンの別例を示す鉄道用器具箱の上面図であり、(b)扉の開閉パターンの他の別例を示す鉄道用器具箱の上面図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明に係る鉄道用器具箱1の斜視図であり、図2は、前側の扉が開いた状態の鉄道用器具箱1の斜視図であり、図3は、鉄道用器具箱1の分解斜視図である。
これらの図に示すように、鉄道用器具箱1は、鉄道用機器を収納する箱本体2を備えている。
箱本体2は、略四角柱状に形成されており、前後両面が開口している。この箱本体2の右側壁21には、前後両端の上下2箇所に2つのネジ孔21aが水平方向に沿ってそれぞれ形成されている。同様に、箱本体2の左側壁22には、前後両端の上下2箇所に2つのネジ孔22aが水平方向に沿ってそれぞれ形成されている。ここで、右側壁21のネジ孔21aと左側壁22のネジ孔22aとは、後に詳述するように、位置や径などが互いに対応するように形成されている。但し、上下の各箇所において、ネジ孔21aの方が、後述する箱側ヒンジ片41の高さの分だけネジ孔22aよりも高い位置に配置されている。そして、これらのネジ孔21a及びネジ孔22aを利用して、2枚の扉3が箱本体2の前後両面に取り付けられている。
なお、2枚の扉3のうち後側の扉3は、前側の扉3と前後対称になるよう箱本体2に取り付けられており、この点以外は前側の扉3と同様に構成されているため、図1〜3では前側の扉3を主に図示している。また、同様の理由から、以下の説明では、特に断らない限り、2枚の扉3のうち前側の扉3のみについて説明する。
扉3と箱本体2とは、上下2箇所に配設された2つのヒンジ部4によって開閉自在に連結されている。このヒンジ部4は、箱本体2に取り付けられる箱側ヒンジ片41と、扉3に取り付けられる扉側ヒンジ片42と、これらを回動自在に連結するヒンジ軸43とから構成されている。このうち、箱側ヒンジ片41は、2つの貫通孔41aを有しており、ヒンジ取付ネジ71をこの貫通孔41aに挿通させて右側壁21のネジ孔21aに締結させることにより、箱本体2の一端部(右側端部)の前端の上下2箇所それぞれに取り外し可能に取り付けられている。また、扉側ヒンジ片42は、扉3の一端部(右側端部)の上下2箇所それぞれに固定されている。このとき、箱側ヒンジ片41及び扉側ヒンジ片42は、扉3の上端から上側の扉側ヒンジ片42の上端までの上下方向の距離が、扉3の下端から下側の箱側ヒンジ片41の下端までの上下方向の距離と略同一となるように、箱本体2及び扉3に取り付けられている。そして、扉側ヒンジ片42を箱側ヒンジ片41の上に載置させるようにして、これら箱側ヒンジ片41と扉側ヒンジ片42とがヒンジ軸43で連結されることにより、扉3がヒンジ軸43を中心に回動して、箱本体2に対して開閉自在となるように構成されている。
また、扉3と箱本体2とは、それぞれに取り付けられた第1係合部5と第2係合部6とによって、互いに係合可能に構成されている。
このうち、第1係合部5は、2つの固定部材51と、レバー部材52と、係止部材53とから構成されている。2つの固定部材51は扉3の他端部(左側端部)の上下2箇所に固定されており、略コ字状に形成されたレバー部材52の2箇所の基端部が、この2つの固定部材51に前後方向へ回動自在に取り付けられている。レバー部材52は各基端部の近傍が右方へ曲折しており、この曲折部には、略コ字状に形成された係止部材53がレバー部材52の左側に位置するように、当該係止部材53の2箇所の基端部が前後方向へ回動自在に取り付けられている。係止部材53は、水平方向に延在する上下の棒状部が左方へ湾曲しており、上下方向に延在する円柱部53aが、扉3の左端面をまわって箱本体2の左側壁22の前端部まで移動可能となっている。そして、この円柱部53aが、後述する第2係合部6の2つの爪部6aと係合するようになっている。
一方、第2係合部6は、扉3が閉状態である場合に第1係合部5と係合して扉3の動作を規制するものであり、箱本体2の他端部(左側端部)の前端に取り付けられている。より詳細には、第2係合部6は、両端それぞれに2つの貫通孔6bを有する長尺な略平板状に形成されており、係合部取付ネジ72を両端の貫通孔6bに挿通させて左側壁22の上下2箇所のネジ孔22aに締結させることにより、上下方向へ延在した状態で箱本体2に取り外し可能に取り付けられている。また、第2係合部6の中程の高さには、左方へ向けて突設された爪部6aが上下2箇所に形成されている。この爪部6aは、第1係合部5の円柱部53aの半径と同程度の曲率で、前方へ反るように湾曲している。また、上側の爪部6aは、第1係合部5の円柱部53aの上端よりも、少なくとも箱側ヒンジ片41の高さの分だけ低い位置に設けられている。
これら第1係合部5と第2係合部6とは、図4に示すように、第1係合部5の円柱部53aが第2係合部6の爪部6aに係合した状態で、レバー部材52が扉3に最接近して係止部材53が拘束されるように構成されている。そして、この係合状態で、レバー部材52を箱本体2から離間する方向(矢印Aの方向)へ回動させると、円柱部53aを爪部6aから離間させる方向(矢印Bの方向)へ係止部材53が移動して、円柱部53aと爪部6aとの係合が解除される。反対に、この係合解除状態で、係止部材53を後方へ回動させつつ、レバー部材52を箱本体2へ接近する方向に回動させると、円柱部53aと爪部6aとの係合が固定されて、扉3の開閉動作が規制される。
また、扉3とレバー部材52とには、係合状態のときに左右方向に重なるよう配置された突設部3aと突設部52aとが形成されており、これら突設部3aと突設部52aとには、係合状態のときに連通する施錠孔Hがそれぞれに形成されている(図4では突設部3aの施錠孔Hのみを図示)。そして、係合状態のときに2つの施錠孔Hの両方に挿通させた南京錠などを掛けておくことで、誤って係合状態が解除されることを防止できる。
上記の構成を具備する鉄道用器具箱1においては、上述したように、箱本体2に形成された右側壁21のネジ孔21aと左側壁22のネジ孔22aとは、位置や径などが互いに対応している。また、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とは、これらネジ孔21a及びネジ孔22aを利用して箱本体2に取り付けられている。つまり、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とは、同一の取付条件で箱本体2に取り付けられている。これにより、箱本体2のいずれの側壁に対しても箱側ヒンジ片41,第2係合部6を取り付けることができる。
ここで、本発明における取付条件とは、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とを、互いの取付位置を入れ換えて箱本体2に取り付け可能にするために必要な構成条件である。本実施形態においては、箱側ヒンジ片41と箱本体2との取付条件、及び第2係合部6と箱本体2との取付条件をいずれもネジ取付方式とし、この取付方式に関係する構成(箱側ヒンジ片41、第2係合部6、ネジ孔21a、ネジ孔22a、ヒンジ取付ネジ71及び係合部取付ネジ72)を同一にしている。より詳細には、本実施形態においては、箱側ヒンジ片41における貫通孔41aと第2係合部6における貫通孔6bとで互いの径、個数、位置座標が同一であり、ヒンジ取付ネジ71と係合部取付ネジ72とが同一である。また、右側壁21におけるネジ孔21aと左側壁22におけるネジ孔22aとで互いの径、個数、位置座標が同一である。但し、これらネジ孔21aとネジ孔22aとは、上述したように、上下2箇所それぞれで箱側ヒンジ片41の分だけ高さが異なっており、この高さのズレを除く位置座標が互いに同一となっている。
続いて、扉3の開閉方向を変更する際の作業内容について説明する。ここでは、図5に示すように、前側の扉3を右開きから左開きへ変更する場合の作業内容について説明する。
まず、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とを、互いの取付位置を入れ換えて箱本体2に取り付ける。つまり、箱側ヒンジ片41をヒンジ取付ネジ71で左側壁22に取り付け、第2係合部6を係合部取付ネジ72で右側壁21に取り付ける。このとき、右側壁21のネジ孔21aの方が、左側壁22のネジ孔22aよりも箱側ヒンジ片41の高さの分だけ高い位置に配置されているので、上述した右開きのときに比べ、箱側ヒンジ片41はその高さの分だけ低い位置に、第2係合部6は箱側ヒンジ片41の高さの分だけ高い位置にそれぞれ取り付けられる。
次に、扉3の上下左右を反転させて、扉側ヒンジ片42と箱側ヒンジ片41とをヒンジ軸43で連結させる。ここで、上述した右開きのときには、扉3の上端から上側の扉側ヒンジ片42までの距離が、扉3の下端から下側の箱側ヒンジ片41までの距離と略同一になるように、扉3と扉側ヒンジ片42とが固定されているため、扉3を上下反転させたときに取付高さを保持しようとすると、扉側ヒンジ片42の高さが箱側ヒンジ片41の高さの分だけ低くなる。しかしながら、箱側ヒンジ片41は右開きのときよりもその高さの分だけ低い位置に取り付けられているので、右開きのときと同様に扉側ヒンジ片42を箱側ヒンジ片41の上に載置させつつ、これら扉側ヒンジ片42と箱側ヒンジ片41とを連結させることができる。
以上の作業により、扉3は箱本体2に対して左開きで開閉自在となるように取り付けられる。ここで、第2係合部6は右開きのときよりも箱側ヒンジ片41の高さの分だけ高い位置に取り付けられるため、爪部6aも同じだけ高い位置に移動してしまう。しかしながら、上述した右開きのときには、上側の爪部6aは、第1係合部5の円柱部53aの上端よりも、少なくとも箱側ヒンジ片41の高さの分だけ低い位置に設けられているため、爪部6aがこの分だけ高い位置に移動しても、当該爪部6aと第1係合部5の円柱部53aとは係合可能である。したがって、扉3の開閉方向を左開きに変更しても、第1係合部5と第2係合部6とは係合可能であり、扉3の開閉動作を規制することができる。
以上のように、本実施形態の鉄道用器具箱1によれば、箱側ヒンジ片41と箱本体2との取付条件が、第2係合部6と箱本体2との取付条件と同一に構成されているので、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とを入れ換えて箱本体に取り付けることができる。これにより、箱本体2に対して上下左右を反転させて扉3を取り付けることができ、ひいては扉3の開閉方向を左右反転させることができる。したがって、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とを入れ換えて箱本体2に取り付け直すだけで、扉側ヒンジ片42と第1係合部5とを扉3から取り外す必要なく、容易に扉3の開閉方向を変更することができる。
このように、2枚の扉3の開閉方向を適宜変更することができるので、図6(a),(b)及び図7(a),(b)に示すように、各扉3の開閉方向の組合せが異なる4種類の開閉パターンを、1体の鉄道用器具箱1で実現することができる。
また、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とは、箱本体2に対してそれぞれ取り外し可能に取り付けられているので、鉄道用器具箱1を一旦設置した後であっても、箱側ヒンジ片41と第2係合部6とを入れ換えて箱本体2に取り付けることができる。したがって、設置後であっても扉3の開閉方向を変更することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、箱側ヒンジ片41及び第2係合部6は、ネジによって箱本体2に取り付けられることとしたが、取り外し可能であれば、他の取付方式で取り付けられることとしてもよい。但し、線路脇での振動環境に耐え得る強度で締結できるものが好ましい。
また、ヒンジ部4は、いわゆる旗蝶番としたが、箱側ヒンジ片41と扉側ヒンジ片42との高さが同一となる平蝶番等としてもよい。この場合には、扉3の開閉方向を変更するときに、扉3の上下を反転させても扉側ヒンジ片42の高さが変わらないように構成できるので、ネジ孔21aとネジ孔22aとの高さを合わせてもよい。
また、扉3の開閉方向を変更する際には、扉3は、箱本体2に対して上下反転させて取り付けられることとしたが、これに限定されず、扉側ヒンジ片42や第1係合部5を取り外す必要なく左右を反転可能であればよい。
1 鉄道用器具箱
2 箱本体
3 扉
4 ヒンジ部
5 第1係合部
6 第2係合部
41 箱側ヒンジ片
42 扉側ヒンジ片
71 ヒンジ取付ネジ
72 係合部取付ネジ

Claims (4)

  1. 鉄道用機器を収納し、前面が開口している箱本体と、
    前記箱本体の開口を閉塞するように当該箱本体に取り付けられる扉と、
    前記扉が前記箱本体に対して開閉自在となるように、前記扉及び前記箱本体の左右方向の一端部に取り付けられて、前記扉及び前記箱本体を連結するヒンジ部と、
    前記扉の左右方向の他端部に取り付けられる第1係合部と、
    前記箱本体の他端部に取り付けられて、前記扉が閉状態である場合に前記第1係合部と係合して前記扉の動作を規制する第2係合部とを備え、
    前記ヒンジ部のうち前記箱本体に取り付けられる箱側ヒンジ片と、前記第2係合部とは、前記箱本体に対してそれぞれ取り外し可能に取り付けられ、
    前記箱側ヒンジ片と前記箱本体との取付条件が、前記第2係合部と前記箱本体との取付条件と同一に構成され
    前記ヒンジ部は、前記扉に取り付けられた扉側ヒンジ片と前記箱側ヒンジ片とが上下方向に連結された旗蝶番であるとともに、前記扉及び前記箱本体の一端部に上下2箇所に設けられ、
    前記第2係合部は、上下方向に長尺に形成されるとともに、上下2箇所で前記箱本体の他端部に取り付けられ、
    前記扉の上端から上側の前記扉側ヒンジ片までの距離が、前記扉の下端から下側の前記箱側ヒンジ片までの距離と略同一であり、
    前記箱側ヒンジ片を取り付けるために前記箱本体の一端部に形成された孔部が、前記第2係合部を取り付けるために前記箱本体の他端部に形成された孔部よりも、上側のものと下側のものそれぞれにおいて、前記箱側ヒンジ片の高さの分だけ高い位置に配設されていることを特徴とする鉄道用器具箱。
  2. 前記箱側ヒンジ片と前記第2係合部とを、互いの取付位置を入れ換えて前記箱本体に取り付けたときに、
    前記扉は、上下左右を反転させて、前記扉側ヒンジ片と前記箱側ヒンジ片とを連結させるとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合可能な状態にして、前記箱本体に取り付け可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道用器具箱。
  3. 前記箱側ヒンジ片及び前記第2係合部は、それぞれ前記箱本体にネジで取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道用器具箱。
  4. 前記扉は、前記箱本体の前後両面に2枚取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鉄道用器具箱。
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