JP5027013B2 - コネクタ用めっき角線材料 - Google Patents

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本発明は電気・電子部品のコネクタに使用される、スズまたはスズ合金めっきされたコネクタ用めっき角線材料に関する。
電気、電子機器部品等のコネクタ材料として、従来、例えば特許文献1にはオス電気接栓や電子部品のリード線として使用されるめっき線が開示されている。この技術によれば、導電性のよい銅または銅合金を線材料とし、この線材料上に下地めっきとしてニッケルめっきまたは銅めっきを施し、この下地めっき上にスズまたはスズ合金を施しためっきを施し、加熱リフローした後に直ちに急冷し、ついで、長手方向と直行する方向に切断して所望する長さ寸法に加工することにより、スズまたはスズ合金がめっきされた線材が製造されている。
しかし、この方法で製造されためっき線材は、リフロー時の熱で偏肉を生じて、腹の部分が厚くなり、摩擦係数が大きくなってしまう。また、角の部分ではんだ濡れ性が悪いものであった。
一方、特許文献2は銅または銅合金からなる線材料上にニッケルめっき層および銅めっき層が順に積層された2層からなる下地めっき層が形成され、この下層めっき上にスズまたはスズ合金からなる上層リフローめっき層が形成されているコネクタ用ワイヤーを示す。このコネクタ用ワイヤーは黄銅からなる断面形状が略正方形の角線の表面にニッケルメッキ層および銅めっき層を順次形成し、その後スズめっきを施したあと、加熱リフロー処理を行い、急冷することによって製造されている。
しかしこの方法では、材料を加熱することにより、スズが偏肉して角の部分が濡れなくなる場合があった。
特許第2742702号公報 国際公開WO2002/103086号パンフレット
従来の、コネクタ用めっき線材では、ニッケル(Ni)下地、銅(Cu)下地、Ni/Cu下地に関らず、リフロー後のスズ(Sn)の凝集のために、角の部分ではんだ付け性が悪く、中央部で摩擦係数が高いといった問題点があった。
本発明は、スズまたはスズ合金めっきされた線材のリフロー時に、めっきされたスズまたはスズ合金が線材の各面の中央に偏肉することを防止し、良好な半田付け性と低い挿入力すなわち低い摩擦係数を両立した、コネクタ用めっき角線材料を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)角線材料に少なくともスズまたはスズ合金めっきが施され後、リフロー処理された、電気・電子部品のコネクタに使用される導電性を持つコネクタ用めっき角線材料であって、前記角線材料の各面に長手方向に設けられた少なくとも1本の溝を有し、該溝の幅および深さがともに前記角線材料に施す全めっきの厚さに対して10〜100倍の大きさであることを特徴とするコネクタ用めっき角線材料、
(2)前記溝の断面形状がU字型、V字型、または四角形であることを特徴とする(1)項記載のコネクタ用めっき角線材料、
(3)前記溝の本数が各面で4本以上であることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ用めっき角線材料、
(4)前記溝は、ダイスにより溝加工されて設けられたものであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載のコネクタ用めっき角線材料、および
(5)前記角線材料が銅または銅合金からなるものであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載のコネクタ用めっき角線材料
を提供するものである。
本発明のコネクタ用めっき角線材料は、溝をつけることにより、リフロー時にSnが腹の部分に偏肉して摩擦係数が増加することがなく、角の部分でもSn厚が薄くならないので、半田濡れ性は低下しない。また、溝の本数が多いほどめっき皮膜が均一化するので、表面状態も均一化し、良好な外観を得られる。
本発明のコネクタ用めっき角線材料は、角線材料に少なくともスズまたはスズ合金めっきが施された後、リフロー処理された、電気・電子部品のコネクタに使用される導電性を持つコネクタ用めっき角線材料であって、前記角線材料の各面に長手方向に設けられた少なくとも1本の溝を有し、該溝の幅および深さがともに前記角線材料に施す全めっきの厚さに対して10〜100倍の大きさであるものである。
本発明に用いられる角線材料(母材)はダイス加工が可能な導体であればよく、特に限定は無いが、コネクタに要求される導電性、機械的強度および耐熱性を有する銅、リン青銅、黄銅、洋白、ベリリウム銅、コルソン合金などの銅合金が好ましい。
また、溝を設ける前の状態の角線材料の断面は、正方形、長方形、正六角形などが挙げられる。また、角をR状、直線状等に面取りしたものであってもよい。
なお、本発明において、角線材料の各面と言う場合には、長手方向に形成された面のみを指し、線の端面は除くものである。
上記の角線材料を、例えば、材料と接触する部分に微小の突起を有するダイスを用いて線引きを行うことにより、微小な溝を有した角線材料を得ることができる。ただし、溝加工はダイスによるものに限定されるものではなく、レーザーなどで行ってもよい。
図8は、本発明において溝2を設けられた角線材料1の1例を拡大して示す断面図である。設けられる溝の深さd、開口幅wは、当該材料に施したリフロー処理前の全めっき厚の10倍ないし100倍であり、好ましくは10倍〜30倍である。リフローによってSnが凝集する最大厚さより大きいとすることが好ましい。
全めっき厚に対してdおよびwが小さすぎると、めっきの凝集を防ぐ効果が小さい上、ダイス加工が難しい。逆に、dおよびwが大きすぎると、めっきのつかない面積が増え、はんだ濡れ性が低下する。
溝の深さdと開口幅wの比w/d(アスペクト比)はw/d≦2であることが好ましい。溝の深さが浅すぎる(w/dが大きすぎる)と、Snが溝を乗り越えてSn凝集を防ぐ効果が薄れることがある。
開口部の傾斜は表面から内側に向けた角度で30°以上が好ましい。開口部の傾斜角度が小さいと、溝中にもめっきがついて凝集を防ぐ効果が薄れることがある。
溝の断面形状は、特に限定されるものではないが、好ましくはV字型、U字型、四角形(好ましくは、長方形)である。
溝の位置は、特に限定されるものではないが、メス端子の接点部と接触する箇所に位置しないほうが好ましい。
溝の本数は各面に対して1本以上とするが、好ましくは4本以上である。
本発明のコネクタ用めっき角線材料は、例えば、母材表面に全めっきの厚さに対して幅・深さとも10倍ないし100倍の溝を各面で少なくとも1本設け、その後、常法により、脱脂、酸洗などのめっき前処理を行ったあと、SnまたはSn合金めっきを施し、リフロー処理をして急冷することで、製造することができる。
本発明において、Snめっきは、無電解めっきで行って形成しても良いが、電気めっきで形成するのが望ましい。Snめっきにより形成されるSn層の厚さは0.01〜5.0μmが好ましい。また、Snめっきだけでなく、Sn−Cu、Sn−Ag、Sn−Bi、Sn−Zn、Sn−In、Sn−PbなどのSn主体の合金めっきも用いることができる。
最上層の電気Snめっきは、例えば硫酸スズ浴を用い、めっき温度30℃以下、電流密度5A/dmで行えばよい。ただし、条件はこの限りではなく適宜設定可能である。
本発明においては、最上層にSnめっきされた材料を熱処理する。この熱処理の条件はCu濃度が基体側から表面に向けて徐々に減少しているCu−Sn合金層を形成する条件とすることが好ましい。熱処理をリフロー処理(連続処理)により施す場合は、炉内温度500〜900℃で0.1〜300秒(より好ましくは0.5〜10秒、さらに好ましくは0.5〜5秒)の加熱が好ましい。バッチ処理により熱処理する場合は前記材料を50〜250℃の炉内に0.5〜数時間保持するのが好ましい。
上記のリフロー処理後、水中に浸漬することにより急冷することが好ましい。
本発明においては、リフロー処理によって、Cu−Sn合金層を形成することが好ましい。このCu−Sn合金層は、Cu−Sn金属間化合物層を包含するものである。本発明におけるCu−Sn金属間化合物としてはCuSn、CuSnなどが挙げられる。また、これらの金属間化合物が混在したものも包含するものである。
また、本発明においては、角線材料上に、Cu、Ni、Znなどの下地めっきをしても良い。
例えば、Ni下地めっきを行い、Ni下地層を設けることで母材の成分が最外層に拡散するのが防止される。母材成分が最外層に熱拡散するのを防止するバリア機能を有する下地めっきとしては、Ni、Co、Feなどの金属、これらを主成分とするNi−P系、Ni−Sn系、Co−P系、Ni−Co系、Ni−Co−P系、Ni−Cu系、Ni−Cr系、Ni−Zn系、Ni−Fe系などの合金が好適に用いられる。これら金属および合金は、めっき処理性が良好で、価格的にも問題がない。中でも、NiおよびNi合金はバリア機能が高温環境下にあっても衰えないため推奨される。
前記下地層に用いるNiなどの金属(合金)は、融点が1000℃以上と高く、接続コネクタの使用環境温度は200℃以下と低いため、下地層はそれ自身熱拡散を起こし難いうえ、そのバリア機能が有効に発現される。
下地層の厚みは、0.02μm未満ではそのバリア機能が十分に発揮されなくなり、3.0μmを超えるとめっき歪みが大きくなって母材から剥離し易くなる。従って0.02〜3.0μmが好ましい。下地層の厚みの上限は端子加工性を考慮すると1.5μm、さらには1.0μmが好ましい。
本発明では、角線材料上にCu下地めっきを行い、Cu下地層を設けることも好ましい。Cu下地層を設けることにより、Cu濃度を減少させたCu−Sn合金層の形成を容易にすることができる。Cu下地層の厚みは0.01〜3.0μmが好ましい。さらには0.05〜1.0μmが好ましい。
本発明の一つの好ましい態様では、角線材料上に、Ni層、Cu層、Sn層の順でめっきが施され、リフロー処理されたものである。
以下に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、以下の実施例および比較例において、銅めっきは硫酸浴、ニッケルめっきはスルファミン酸浴、スズめっきは硫酸浴を用いて行った。
また、リフロー処理は、誘導加熱を用いて、スズの融点以上に加熱して処理を行った。
実施例1
幅0.64mmの7/3黄銅角線に、開口幅0.015mm、深さ0.015mmの断面がV字型の溝を各面4本、材料と接触する部分に微小の突起を有するダイスを用いて線引きを行うダイス引き法によってつけ、図1の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例2
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.045mm、深さ0.045mmの断面がV字型の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図2の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例3
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.05mm、深さ0.05mmの断面がV字型の溝を1本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図3の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に厚さ0.5μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例4
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.03mm、深さ0.015mmの断面が長方形の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図4の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例5
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.015mm、深さ0.03mmの断面が長方形の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図5の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例6
幅0.64mmのコルソン合金(古河電気工業(株)製、EFTEC−97:以下同様)の角線に、開口幅0.015mm、深さ0.015mmのV字型の溝を各面4本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、当該材料に厚さ0.5μmの下地ニッケルめっきを施した後、続いて銅を厚さ0.3μmにめっきし、仕上げに厚さ0.7μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例7
幅0.64mmのコルソン合金角線の角線に、幅0.045mm、深さ0.045mmの断面がV字型の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、当該材料に厚さ0.5μmの下地ニッケルめっきを施した後、続いて銅を厚さ0.3μmにめっきし、仕上げに厚さ0.7μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき線材を得た。
実施例8
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.03mm、深さ0.015mmの断面が長方形の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、当該材料に厚さ0.5μmの下地ニッケルめっきを施した後、続いて銅を厚さ0.3μmめっきし、仕上げに厚さ0.7μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
実施例9
幅0.64mmのコルソン合金角線に幅0.015mm深さ0.03mmの長方形の溝を2本上記ダイス引き法によってつけ、当該材料に0.5μmの下地ニッケルめっきを施した後、続いて銅を0.3μmめっきし、仕上げに0.7μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
比較例1
幅0.64mm7/3黄銅の角線に、幅0.0075mm、深さ0.075mmの断面がV字型の溝を各面2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図6の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理して、スズめっき角線材料を得た。
比較例2
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に、幅0.075mm、深さ0.075mmの断面がV字型の溝を2本、実施例1と同様のダイス引き法によってつけ、図7の概略断面図に示す角線材料を得た。図中、1は角線材料、2は溝を示す。当該材料に厚さ0.5μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
比較例3
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に銅の下地めっきを厚さ0.5μm施した後、厚さ1.0μmのスズめっきを行い、リフロー処理し、急冷して、スズめっき角線材料を得た。
比較例4
幅0.64mmの7/3黄銅の角線に厚さ0.5μmの下地ニッケルめっきを施した後、続いて銅を厚さ0.5μmめっきし、仕上げに厚さ0.7μmのスズめっきを行いリフロー処理して、スズめっき角線材料を得た。
試験例
上記実施例1〜9、比較例1〜4のめっき角線材料のめっきの外観、はんだ濡れ性、および動摩擦係数について、評価試験を行った。
(はんだ濡れ性)
メニスコグラフ法によって測定を行った。装置はレスカ(株)製ソルダーチェッカーSAT−5100を用いた。
はんだはSn−3.0Ag−0.5Cuの鉛フリーはんだを用いて、25%ロジンフラックスを使用した。
判定基準は、浸漬面積の95%以上が濡れている場合に良好◎、浸漬面積の90%以上濡れている場合に合格○、それ以下を不合格×とした。
(動摩擦係数:挿入性)
動摩擦係数(挿入性)の測定には、バウデン試験器を用いた。摺動子にはメス端子を模擬したディンプルを取り付けて測定した。
判定基準は、μk<0.3を合格○とし、それ以上を不合格×とした。
(めっきの外観)
JIS Z 8741に準拠する光沢度計により測定し、60度鏡面光沢の光沢度60%以上を○、60度鏡面光沢の光沢度60%未満を×とした。
Figure 0005027013
表1に示されるように、比較例でははんだ濡れ性、動摩擦係数の少なくとも1つが不合格であったのに対し、実施例ではいずれも濡れ性、動摩擦係数のいずれも合格基準を満たし、さらに、外観も優れるものであった。
実施例1で用いた角線材料の概略断面図である。 実施例2で用いた角線材料の概略断面図である。 実施例3で用いた角線材料の概略断面図である。 実施例4で用いた角線材料の概略断面図である。 実施例5で用いた角線材料の概略断面図である。 比較例1で用いた角線材料の概略断面図である。 比較例2で用いた角線材料の概略断面図である。 溝を設けられた角線材料の1例を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 角線材料
2 溝

Claims (5)

  1. 角線材料に少なくともスズまたはスズ合金めっきが施された後、リフロー処理された、電気・電子部品のコネクタに使用される導電性を持つコネクタ用めっき角線材料であって、前記角線材料の各面に長手方向に設けられた少なくとも1本の溝を有し、該溝の幅および深さがともに前記角線材料に施す全めっきの厚さに対して10〜100倍の大きさであることを特徴とするコネクタ用めっき角線材料。
  2. 前記溝の断面形状がU字型、V字型、または四角形であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ用めっき角線材料。
  3. 前記溝の本数が各面で4本以上であることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ用めっき角線材料。
  4. 前記溝は、ダイスにより溝加工されて設けられたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ用めっき角線材料。
  5. 前記角線材料が銅または銅合金からなるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ用めっき角線材料。
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