JP5026322B2 - 業務プロセスモデル比較方法、その装置およびプログラム - Google Patents
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Description
業務における処理の進め方を表す業務プロセスモデルは、業務における「処理」、「条件分岐とその合流」、「並列処理の分岐とその合流」、「開始」および「終了」をそれぞれ表すノードと、それらを結ぶ有向リンクとからなるグラフ構造で表現できる。なお、本明細書ではこれらのノードをそれぞれ「アクティビティノード」、「ORジャンクション」、「ANDジャンクション」、「開始ノード」および「終了ノード」と呼び、図1に示す図形を用いて図示する。但し、このことは、分岐と合流を別のノードとして扱うか否かや図形の形状、色などの図示の規則を限定するものではない。また、ノードおよび有向リンクをまとめてグラフ構造の構成要素と呼ぶ。
・開始ノードと終了ノードが1個ずつ存在する。
・各処理を表すアクティビティノードが1個だけ含まれる。つまり、同じ処理を表すアクティビティノードが複数存在しない。
・開始ノードから有向リンクを順向きに辿り、他のアクティビティノードを経由せずに到達できるアクティビティノードまでの全ての経路の途中にANDジャンクションが存在しない。同様に終了ノードから有向リンクを逆向きに辿り、他のアクティビティノードを経由せずに到達できるアクティビティノードまでの全ての経路の途中にANDジャンクションが存在しない。
・アクティビティノードを含まず、ORジャンクションやANDジャンクションと有向リンクだけで構成される図3のようなループが存在しない。
本発明では、業務プロセスモデルを表すグラフ構造の任意性の影響を避けるため、比較対象の業務プロセスモデル(m,nとする)それぞれについてグラフ構造に基づき、どのような処理が存在し、また処理間の遷移としてどのようなものが実現可能であるかを列挙した遷移情報を作成する(遷移情報の作成)。遷移情報は人が直感的に業務プロセスモデル全体を把握するには適していないが、グラフ構造によって表される処理の進め方の「意味」を表していると考えられ、グラフ構造で表現する際のORジャンクションやANDジャンクションの位置の任意性に左右されないものである。
≪遷移情報の作成≫
比較対象の業務プロセスモデルm,nに対して、それぞれのグラフ構造をもとに、以下からなる遷移情報を作成する。なお、例として図5に示す業務プロセスモデルのグラフ構造に対する遷移情報を図6〜10に示す。
・各処理について、その遷移元となる処理の組合せ(遷移元パターン)を対応付けたテーブル(遷移元パターン一覧:図7)
・各処理について、その遷移先となる処理の組合せ(遷移先パターン)を対応付けたテーブル(遷移先パターン一覧:図8)。
・各遷移先パターンについて、その遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を対応付けたテーブル(遷移先パターンの組合せ対象一覧:図10)。
業務プロセスモデルm,nの遷移情報同士を以下のように比較する。
・業務プロセスモデルmの処理一覧と、業務プロセスモデルnの処理一覧の相違を特定する。
・業務プロセスモデルmの遷移元パターン一覧と、業務プロセスモデルnの遷移元パターン一覧の相違を特定する。
・業務プロセスモデルmの遷移先パターン一覧と、業務プロセスモデルnの遷移先パターン一覧の相違を特定する。
・業務プロセスモデルmの遷移元パターンの組合せ対象一覧と、業務プロセスモデルnの遷移元パターンの組合せ対象一覧の相違を特定する。
・業務プロセスモデルmの遷移先パターンの組合せ対象一覧と、業務プロセスモデルnの遷移先パターンの組合せ対象一覧の相違を特定する。
業務プロセスモデルの比較結果を分析者に提示する際、分析者によって作成された元の業務プロセスモデルのグラフ構造に対して比較結果、つまりどの構成要素が一致しているのか、あるいは異なっているのか、を示すことが望まれる。
−遷移元パターンの組合せ対象一覧の比較結果において、業務プロセスモデルmの遷移元パターンと遷移先パターンの実現可能な組合せが、業務プロセスモデルnでも実現可能であるとき、その組合せに含まれる遷移元パターンおよび遷移先パターンを構成している構成要素をTRUEとし、実現不可能であるとき、FALSEとする。
−遷移元パターンの組合せ対象一覧の比較結果において、業務プロセスモデルnの遷移元パターンと遷移先パターンの実現可能な組合せが、業務プロセスモデルmでも実現可能であるとき、その組合せに含まれる遷移元パターンおよび遷移先パターンを構成している構成要素をTRUEとし、実現不可能であるとき、FALSEとする。
・a1→a4というa4の遷移元パターンと、a1→a4というa1の遷移先パターンの組合せに関する判定結果がFALSE
・a2→a3というa3の遷移元パターンと、a2→a3というa2の遷移先パターンの組合せに関する判定結果がFALSE
・a2→a4というa4の遷移元パターンと、a2→a4というa2の遷移先パターンの組合せに関する判定結果がTRUE
このとき構成要素e1,e2,e3,e4,e5は遷移元パターンと遷移先パターンの組合せごとに異なる判定結果を持つことになる。ここで、複数の個別判定結果の論理積をとった場合、少しでも比較相手の業務プロセスモデルと異なる場合があると、相違箇所として分析者に表示することになるが、この例では全ての構成要素が相違箇所となってしまい、一致する場合もあることがわからなくなってしまう。また論理和をとった場合、少しでも比較相手の業務プロセスモデルと一致する場合があると、一致箇所として分析者に表示することになるが、この例では全ての構成要素が一致箇所となってしまい、異なる場合もあることがわからなくなってしまう。従って、一致箇所が存在することと、相違箇所が存在することの両方を分析者が必ず把握できるようにするためには、一致/不一致の二値ではなく、どのくらい一致し、どのくらい不一致となるのかを表す必要がある。
図18は本発明の、業務における処理の進め方を表す業務プロセスモデルを比較する装置の実施の形態の一例、ここでは周知のコンピュータ(計算機)上に実現された例を示すもので、図中、1は業務プロセスモデルグラフ構造データベース、2は業務プロセスモデル遷移情報データベース、3は遷移情報比較結果記憶手段、4はグラフ構造構成要素比較結果記憶手段、5は比較対象業務プロセスモデル指定部、6は遷移情報作成部、7は遷移情報比較部、8はグラフ構造構成要素比較部、9は業務プロセスモデル比較結果表示部である。なお、図中、実線はデータの流れ、破線は処理の流れを表している。
業務プロセスモデルグラフ構造データベース1は、データベースまたはファイルに、業務プロセスモデルを表現するグラフ構造を保持する。図20は業務プロセスモデルグラフ構造データベース1が保持する内容の一例である。
業務プロセスモデル遷移情報データベース2は、データベースまたはファイルに、業務プロセスモデルグラフ構造データベース1に存在する各業務プロセスモデルのグラフ構造ごとに、その業務プロセスモデルIDと関連付けて、最大1セットの遷移情報を保持している。各遷移情報には、業務プロセスモデル(を表すグラフ構造)に含まれる各処理について、その遷移元となる処理の組合せ(遷移元パターン)、それを表現するのに用いられているグラフ構造の構成要素、および遷移先となる処理の組合せ(遷移先パターン)、それを表現するのに用いられているグラフ構造の構成要素を保持している。また、各遷移元パターンごとにその遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合、および各遷移先パターンごとにその遷移先パターンと組み合わせて実現可能な遷移元パターンの集合を保持している。
このテーブルには、業務プロセスモデルに含まれる全ての処理の識別子が1個ずつ含まれる。
業務プロセスモデルに含まれる各処理の識別子である。識別子は、各業務プロセスモデルごとの独自のものではなく、処理の名称のように、比較対象となる2個の業務プロセスモデル中に同じ処理が存在する場合に、それらの処理が同一であることを判別可能なようにつけられているものとする。
各処理について、遷移元となる処理の組合せと、それを表現するのに用いられているグラフ構造の構成要素とを保持する。図7の例では1個の遷移元パターンが1個のレコードとなっており、「処理ID」項目の値が同じレコードが複数存在し得る。
遷移先となる1個の処理と、その遷移元となる1個以上の処理の組合せの識別子である。この識別子は、業務プロセスモデルを表す各グラフ構造に対する遷移情報において独自に割り当てたもので良い。
処理一覧の「処理ID」項目の値のどれかである。
「処理ID」項目の値で表される処理の遷移元となる処理の組合せを、それらの処理IDの組合せとして保持する。
この遷移元パターンを表現するのに用いられている、グラフ構造の構成要素の組合せを、それらの構成要素IDの組合せとして保持する。
各処理について、遷移先となる処理の組合せと、それを表現するのに用いられているグラフ構造の構成要素とを保持する。図8の例では1個の遷移先パターンが1個のレコードとなっており、「処理ID」項目の値が同じレコードが複数存在し得る。
遷移元となる1個の処理と、その遷移先となる1個以上の処理の組合せの識別子である。この識別子は、業務プロセスモデルを表す各グラフ構造に対する遷移情報において独自に割り当てたもので良い。
処理一覧の「処理ID」項目の値のどれかである。
「処理ID」項目の値で表される処理の遷移先となる処理の組合せを、それらの処理IDの組合せとして保持する。
この遷移先パターンを表現するのに用いられている、グラフ構造の構成要素の組合せを、それらの構成要素IDの組合せとして保持する。
各遷移元パターンについて、その遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合を保持する。
遷移元パターン一覧の「遷移元パターンID」項目の値のどれかである。
「遷移元パターンID」項目の値で表される遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合を、それらの遷移先パターンIDの組合せとして保持する。
各遷移先パターンについて、その遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を保持する。
遷移先パターン一覧の「遷移先パターンID」項目の値のどれかである。
「遷移先パターンID」項目の値で表される遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を、それらの遷移元パターンIDの組合せとして保持する。
遷移情報比較結果記憶手段3は、遷移情報比較部6によって作成された、比較対象となる2個の業務プロセスモデルの遷移情報の比較結果を保持する。図21〜図23は、遷移情報比較結果記憶手段3が1個の業務プロセスモデルに対して保持する内容の例であり、図20の業務プロセスモデルmと業務プロセスモデルnを比較したときの、業務プロセスモデルm側の遷移情報比較結果である。図21〜図23では、遷移情報の比較結果を複数のテーブルに分割して保持しており、以下、各テーブルについて説明する。但し、遷移情報の比較結果をどのようなテーブルに分割し、関連付けて保持するかについては限定しない。
このテーブルには、業務プロセスモデルに含まれる全ての処理の識別子が1個ずつ含まれ、その各々について、比較相手の業務プロセスモデルに存在するか否かを保持する。
業務プロセスモデルに含まれる各処理の識別子である。
比較相手の業務プロセスモデルの遷移情報の処理一覧に、該当する処理IDが存在するかどうかを表す項目である。存在する場合には「一致」、存在しない場合には「不一致」となる。
遷移元パターンと、それと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合の組合せ各々について、比較相手の業務プロセスモデルで実現可能か否かを保持する。
遷移元パターン一覧の「遷移元パターンID」項目の値のどれかである。
「遷移元パターンID」項目の値で表される遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合を、それらの遷移先パターンIDの組合せとして保持する。
比較相手の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象一覧に、該当する遷移元パターンと遷移先パターンの集合の組合せが存在するか否かを表す項目である。存在する場合には「一致」、存在しない場合には「不一致」となる。
遷移先パターンと、それと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合の組合せ各々について、比較相手の業務プロセスモデルで実現可能か否かを保持する。
遷移先パターン一覧の「遷移先パターンID」項目の値のどれかである。
「遷移先パターンID」項目の値で表される遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を、それらの遷移元パターンIDの組合せとして保持する。
比較相手の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象一覧に、該当する遷移先パターンと遷移元パターンの集合の組合せが存在するか否かを表す項目である。存在する場合には「一致」、存在しない場合には「不一致」となる。
グラフ構造構成要素比較結果記憶手段4は、グラフ構造構成要素比較部8によって作成された、比較対象となる2個の業務プロセスモデルの構成要素の比較結果を保持する。図24は、グラフ構造構成要素比較結果記憶手段4が1個の業務プロセスモデルに対して保持する内容の例であり、図20の業務プロセスモデルmと業務プロセスモデルnを比較したときの、業務プロセスモデルm側のグラフ構造構成要素比較結果である。
グラフ構造に含まれる構成要素の識別子のどれかである。
この構成要素を用いて表される処理間の遷移、つまり遷移元パターンと遷移先パターンの集合の組合せ、および遷移先パターンと遷移元パターンの集合の組合せが、比較相手の業務プロセスモデルで実現可能であるかを個別に判定した結果のリストを保持する。実現可能な場合には「TRUE」、実現不可能な場合には「FALSE」となる。
この構成要素を用いて表される処理間の遷移、つまり遷移元パターンと遷移先パターンの集合の組合せ、および遷移先パターンと遷移元パターンの集合の組合せのうち、比較相手の業務プロセスモデルで実現可能なものの割合を保持する。0以上1以下の値となる。
比較対象業務プロセスモデル指定部5では、本発明装置を実現する計算機の入出力装置を介して、業務プロセスモデルグラフ構造データベース1に蓄積されているグラフ構造によって表される業務プロセスモデルを表示し、分析者によって選択された2個の業務プロセスモデルの識別子(業務プロセスモデルID)を遷移情報作成部6に通知する(図19−S1)。
遷移情報作成部6は、比較対象業務プロセスモデル指定部5から渡された2個の業務プロセスモデルIDそれぞれに対して、その業務プロセスモデルIDに関連付けられた遷移情報のセットが業務プロセスモデル遷移情報データベース2に存在しているかを調べ、存在していなければ、業務プロセスモデルグラフ構造データベース1から業務プロセスモデルIDに関連付けられたグラフ構造を読み込み、それに基づき遷移情報を作成し、業務プロセスモデルIDと関連付けて業務プロセスモデル遷移情報データベース2に保存する。その後、2個の業務プロセスモデルIDを遷移情報比較部7に通知する(図19−S2)。
グラフ構造に含まれるアクティビティノードを全て抽出し、処理一覧を作成する。
処理一覧に含まれる処理それぞれについて、処理(処理IDをaiとする)を表すアクティビティノードから出ている有向リンクを順向きに辿っていきながら、遷移先となる処理の組合せを全て列挙し、遷移先パターン一覧を作成する。そのため、図26に示すようなaiに対する作業用遷移先パターン一覧を一時的に用意し、それに対して以下の処理を行う。但し、初期状態の作業用遷移先パターン一覧では、図26に含まれている行は全て存在しないものとする。
ekによって表されるORジャンクションから出ている有向リンク(rk本とする)に対応して、s行目のコピーをrk−1行作成し(図27−S36)、s行目とそのコピーのそれぞれを対象として、対応する有向リンクの構成要素IDを1個ずつ「構成要素ID」項目に追加し、その有向リンクを順向きに辿って到達したノードの種類に応じて後述の作業用遷移先パターン一覧更新処理を行う(図27−S37,S38:図31〜33,35,37,41,43,49)。
s行目を対象として、ekによって表されるANDジャンクションから出ている有向リンクそれぞれに対して、有向リンクの構成要素IDを「構成要素ID」項目に追加し、その有向リンクを順向きに辿って到達したノードの種類に応じて後述の作業用遷移先パターン一覧更新処理を行う(図27−S39,S40:図39,45,47)。
到達したアクティビティノードによって表される処理の処理IDを、「遷移先処理ID」項目に追加する(図50−S51:図35,39,45,49)。
終了を表す特別なIDを「遷移先処理ID」項目に追加する(図50−S52)。
到達したORジャンクションまたはANDジャンクションの構成要素IDが「構成要素ID」項目に含まれていなければ「未調査ジャンクションID」項目に追加する(図50−S53:図29,33,35,37,41,43,47)。
ステップS12と同様にして、処理一覧に含まれる処理それぞれについて、処理を表すアクティビティノードから出ている有向リンクを逆向きに辿っていきながら、遷移元となる処理の組合せを全て列挙し、遷移元パターン一覧を作成する。
遷移先パターン一覧に含まれる遷移先パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造をもとに、その遷移先パターン(qとする)と組合せて実現可能な遷移元パターンを全て列挙し、遷移先パターンの組合せ対象一覧を作成する。そのため、遷移先パターン一覧において「遷移先パターンID」項目がqである行の「遷移先処理ID」項目に含まれる各処理(aiとする)について、遷移元パターン一覧において「処理ID」項目がaiである遷移元パターンpを順番に調べ、qと組合せて実現可能なものを全て見つける。なお、pとqが組合せて実現可能であるか否かは、pとqに共通する構成要素のみを使用して、有向リンクを順に辿っていったときにaiからajに到達できるか否かによって判定する。結果は、遷移先パターンの組合せ対象一覧に登録する。
ステップS14と同様にして、遷移元パターン一覧に含まれる遷移元パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造をもとに、その遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンを全て列挙し、遷移元パターンの組合せ対象一覧を作成する。
遷移情報比較部7は、遷移情報作成部から渡された2個の業務プロセスモデルIDそれぞれに対して、その業務プロセスモデルIDに関連付けられた遷移情報のセットを業務プロセスモデル遷移情報データベースから読み込み、それらの比較を行い、結果を遷移情報比較結果記憶手段3に保存する(図19−S3)。その後、グラフ構造構成要素比較部8による処理を開始する。
業務プロセスモデルmの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧、遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧について、「比較結果」項目を「不一致」として作成する。
業務プロセスモデルnの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧、遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧について、「比較結果」項目を「不一致」として作成する。
業務プロセスモデルmの処理比較結果一覧の各行について、業務プロセスモデルnの処理比較結果一覧から、「処理ID」項目が一致する行を検索し、見つかれば業務プロセスモデルmの処理比較結果一覧と業務プロセスモデルnの処理比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定する。
業務プロセスモデルmの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、業務プロセスモデルnの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移元パターンと遷移先パターンの集合の組合せが意味的に同じものを全て検索し、見つかれば業務プロセスモデルmの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧と業務プロセスモデルnの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定する。
業務プロセスモデルmの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、業務プロセスモデルnの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移元パターンと遷移先パターンの集合の組合せが意味的に同じものを全て検索し、見つかれば業務プロセスモデルmの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧と業務プロセスモデルnの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定する。
グラフ構造構成要素比較部8は、遷移情報比較結果記憶手段3に保持されている2個の業務プロセスモデルの遷移情報の比較結果をもとに、各業務プロセスモデルのグラフ構造のアクティビティノード以外の各構成要素に対して一致度合いを算出し、その結果をグラフ構造構成要素比較結果記憶手段に保存する(図19−S4)。その後、業務プロセスモデル比較結果表示部9による処理を開始する。
遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移元パターンと全ての遷移先パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加する。
遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移先パターンと全ての遷移元パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加する。
グラフ構造構成要素比較結果一覧の各行について、「個別判定結果」項目に保持されている個別判定結果のうち、TRUEの割合を算出し、「比較結果」項目に設定する。
業務プロセスモデル比較結果表示部9は、業務プロセスモデルグラフ構造データベース1に保持されている業務プロセスモデルのグラフ構造、遷移情報比較結果記憶手段3に保持されている遷移情報の比較結果一覧、グラフ構造構成要素比較結果記憶手段4に保持されているグラフ構造構成要素の比較結果一覧をもとに、比較対象の業務プロセスモデルのグラフ構造を、相違箇所と相違の程度がわかるように、本発明装置を実現する計算機の入出力装置を介して図的に分析者に表示する(図19−S5)。
Claims (9)
- 業務における処理の進め方を表す業務プロセスモデルを比較する方法であって、
遷移情報作成部が、処理を表すアクティビティノード、条件分岐とその合流を表すORジャンクション、並列処理の分岐とその合流を表すANDジャンクション、開始を表す開始ノード、終了を表す終了ノードおよびそれらを結ぶ有向リンクからなる構成要素によって業務プロセスモデルを図的に表現するグラフ構造を記憶した業務プロセスモデルグラフ構造データベースから比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応するグラフ構造を読み出し、それぞれのグラフ構造を基に当該2つの業務プロセスモデルにおける処理を列挙した処理一覧、各処理についてその遷移元となる処理の組合せを対応付けた遷移元パターン一覧、各処理についてその遷移先となる処理の組合せを対応付けた遷移先パターン一覧、各遷移元パターンについてその遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合を対応付けた遷移元パターンの組み合わせ対象一覧および各遷移先パターンについてその遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を対応付けた遷移先パターンの組み合わせ対象一覧からなる遷移情報を作成し、業務プロセスモデル遷移情報データベースに記憶する工程と、
遷移情報比較部が、業務プロセスモデル遷移情報データベースから前記比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応する遷移情報を読み出し、遷移情報中の処理一覧同士を比較することにより当該2つの業務プロセスモデルにおける処理の相違を特定し、遷移情報中の遷移元パターンの組み合わせ対象一覧同士および遷移先パターンの組み合わせ対象一覧同士を比較することにより当該2つの業務プロセスモデルにおける処理間の遷移の相違を特定し、遷移情報の比較結果とする工程と、
グラフ構造構成要素比較部が、前記遷移情報の比較結果のうちの処理間の遷移の相違を基に、前記比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応するグラフ構造中のORジャンクション、ANDジャンクションおよび有向リンクに対する一致度合いを算出し、グラフ構造の構成要素の比較結果とする工程と、
業務プロセスモデル比較結果表示部が、前記遷移情報の比較結果およびグラフ構造の構成要素の比較結果を基に、前記比較対象の2つの業務プロセスモデルのグラフ構造をそれらの相違箇所および相違の程度が分かる状態で表示する工程とを含む
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較方法。 - 請求項1に記載の業務プロセスモデル比較方法において、
遷移情報の作成は、
グラフ構造に含まれるアクティビティノードを全て抽出して処理一覧を作成し、
処理一覧に含まれる処理それぞれについて、アクティビティノードに入ってきている有向リンクを逆向きに辿っていきながら、遷移元となる処理の組合せを全て列挙することで遷移元パターン一覧を作成し、
処理一覧に含まれる処理それぞれについて、アクティビティノードから出ている有向リンクを順向きに辿っていきながら、遷移先となる処理の組合せを全て列挙することで遷移先パターン一覧を作成し、
遷移元パターン一覧に含まれる遷移元パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造を基に、その遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンを全て列挙することで遷移元パターンの組合せ対象一覧を作成し、
遷移先パターン一覧に含まれる遷移先パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造を基に、その遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンを全て列挙することで遷移先パターンの組合せ対象一覧を作成することによって行う
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較方法。 - 請求項1に記載の業務プロセスモデル比較方法において、
遷移情報の比較は、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧および遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の「比較結果」項目を一旦「不一致」とし、比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧および遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の「比較結果」項目を一旦「不一致」とし、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧から「処理ID」項目が一致する行を検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定し、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移先となる1個の処理およびその遷移元となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移元パターンIDと遷移元となる1個の処理およびその遷移先となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移先パターンIDによって表される遷移元パターンと遷移先パターンの組合せが同じものを全て検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定し、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移先となる1個の処理およびその遷移元となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移元パターンIDと遷移元となる1個の処理およびその遷移先となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移先パターンIDによって表される遷移元パターンと遷移先パターンの組合せが同じものを全て検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定することによって行う
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較方法。 - 請求項1に記載の業務プロセスモデル比較方法において、
グラフ構造構成要素比較は、
遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移元パターンと全ての遷移先パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加し、
遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移先パターンと全ての遷移元パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加し、
グラフ構造構成要素比較結果一覧の各行について、「個別判定結果」項目に保持されている個別判定結果のうち、TRUEの割合を算出し、「比較結果」項目に設定することによって行う
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較方法。 - 業務における処理の進め方を表す業務プロセスモデルを比較する装置であって、
処理を表すアクティビティノード、条件分岐とその合流を表すORジャンクション、並列処理の分岐とその合流を表すANDジャンクション、開始を表す開始ノード、終了を表す終了ノードおよびそれらを結ぶ有向リンクからなる構成要素によって業務プロセスモデルを図的に表現するグラフ構造を記憶する業務プロセスモデルグラフ構造データベースと、
業務プロセスモデル毎にその遷移情報を記憶する業務プロセスモデル遷移情報データベースと、
業務プロセスモデルグラフ構造データベースから比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応するグラフ構造を読み出し、それぞれのグラフ構造を基に当該2つの業務プロセスモデルにおける処理を列挙した処理一覧、各処理についてその遷移元となる処理の組合せを対応付けた遷移元パターン一覧、各処理についてその遷移先となる処理の組合せを対応付けた遷移先パターン一覧、各遷移元パターンについてその遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンの集合を対応付けた遷移元パターンの組み合わせ対象一覧および各遷移先パターンについてその遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンの集合を対応付けた遷移先パターンの組み合わせ対象一覧からなる遷移情報を作成し、業務プロセスモデル遷移情報データベースに記憶する遷移情報作成手段と、
業務プロセスモデル遷移情報データベースから前記比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応する遷移情報を読み出し、遷移情報中の処理一覧同士を比較することにより当該2つの業務プロセスモデルにおける処理の相違を特定し、遷移情報中の遷移元パターンの組み合わせ対象一覧同士および遷移先パターンの組み合わせ対象一覧同士を比較することにより当該2つの業務プロセスモデルにおける処理間の遷移の相違を特定し、遷移情報の比較結果とする遷移情報比較手段と、
前記遷移情報の比較結果のうちの処理間の遷移の相違を基に、前記比較対象の2つの業務プロセスモデルに対応するグラフ構造中のORジャンクション、ANDジャンクションおよび有向リンクに対する一致度合いを算出し、グラフ構造の構成要素の比較結果とするグラフ構造構成要素比較手段と、
前記遷移情報の比較結果およびグラフ構造の構成要素の比較結果を基に、前記比較対象の2つの業務プロセスモデルのグラフ構造をそれらの相違箇所および相違の程度が分かる状態で表示する業務プロセスモデル比較結果表示手段とを少なくとも備えた
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較装置。 - 請求項5に記載の業務プロセスモデル比較装置において、
遷移情報の作成は、
グラフ構造に含まれるアクティビティノードを全て抽出して処理一覧を作成し、
処理一覧に含まれる処理それぞれについて、アクティビティノードに入ってきている有向リンクを逆向きに辿っていきながら、遷移元となる処理の組合せを全て列挙することで遷移元パターン一覧を作成し、
処理一覧に含まれる処理それぞれについて、アクティビティノードから出ている有向リンクを順向きに辿っていきながら、遷移先となる処理の組合せを全て列挙することで遷移先パターン一覧を作成し、
遷移元パターン一覧に含まれる遷移元パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造を基に、その遷移元パターンと組合せて実現可能な遷移先パターンを全て列挙することで遷移元パターンの組合せ対象一覧を作成し、
遷移先パターン一覧に含まれる遷移先パターンそれぞれについて、遷移元パターン一覧、遷移先パターン一覧およびグラフ構造を基に、その遷移先パターンと組合せて実現可能な遷移元パターンを全て列挙することで遷移先パターンの組合せ対象一覧を作成することによって行う遷移情報作成手段を備えた
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較装置。 - 請求項5に記載の業務プロセスモデル比較装置において、
遷移情報の比較は、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧および遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の「比較結果」項目を一旦「不一致」とし、比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧、遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧および遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の「比較結果」項目を一旦「不一致」とし、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧から「処理ID」項目が一致する行を検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの処理比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定し、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移先となる1個の処理およびその遷移元となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移元パターンIDと遷移元となる1個の処理およびその遷移先となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移先パターンIDによって表される遷移元パターンと遷移先パターンの組合せが同じものを全て検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定し、
比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧から、遷移先となる1個の処理およびその遷移元となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移元パターンIDと遷移元となる1個の処理およびその遷移先となる1個以上の処理の組合せの識別子である遷移先パターンIDによって表される遷移元パターンと遷移先パターンの組合せが同じものを全て検索し、見つかれば比較対象の一方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧と比較対象の他方の業務プロセスモデルの遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の該当行の「比較結果」項目を「一致」に設定することによって行う遷移情報比較手段を備えた
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較装置。 - 請求項5に記載の業務プロセスモデル比較装置において、
グラフ構造構成要素比較は、
遷移元パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移元パターンと全ての遷移先パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加し、
遷移先パターンの組合せ対象比較結果一覧の各行について、「比較結果」項目が「一致」であれば「TRUE」を、「不一致」であれば「FALSE」を個別判定の結果とし、遷移先パターンと全ての遷移元パターンの全ての構成要素に対して、グラフ構造構成要素比較結果一覧の該当行の「個別判定結果」項目に追加し、
グラフ構造構成要素比較結果一覧の各行について、「個別判定結果」項目に保持されている個別判定結果のうち、TRUEの割合を算出し、「比較結果」項目に設定することによって行うグラフ構造構成要素比較手段を備えた
ことを特徴とする業務プロセスモデル比較装置。 - コンピュータを、請求項5乃至8のいずれかに記載の業務プロセスモデル比較装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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