JP5026230B2 - コイル状搬送物の2段積み用治具 - Google Patents

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Description

本発明は、線材などのコイル状の製品あるいは半製品をトラック等で搬送するに際し、輸送効率を高めるため2段積みを行う場合に、品質上の問題を発生することのないコイル状搬送物の2段積み用治具に関する。
アルミ線材、鋼線材を始めとするコイル状の製品あるいは半製品をトラック等で搬送する際に、キャリアが使用されるのが一般的である。キャリアの一例を図5、6により説明する。図5はキャリアを示す斜視図、図6はこのキャリアにコイルを載置した状態を示す斜視図で、2はキャリア、21はそのコア部、22は同じく載置部、Cはコイルである。
キャリア2は、円筒に内接する形状に立ち上がり水平な頂部を有するコア部21と、その下端を半径方向に突出させて形成した水平方向の載置部22とからなり、一般的には軽量化のため鋼管等で製作される。
コア部21の高さはコイルCの高さよりも十分大きいので、コイルを載置したキャリアを移動したりトラックに積み下ろししたりするにはコア部21の頂部をクレーンのフックで吊ったり、フォークリフトのフォークで吊り上げたりして行う。
ところで、トラック輸送などの場合、図6のような状態のキャリアを荷台に並べたのでは輸送効率が悪いので、2段積みを行うことが望ましい。しかし、例えば図6の状態のコイルの上にさらに2段目のコイルを載せたのでは、たとえその中間に緩衝のための板状のものをはさんだとしても、2段目のコイルの重量が1段目のコイルにかかり、移送中にすり疵などが発生してコイル状搬送物の品質を低下させてしまう。
これに対して、2段目の重量を1段目のコイルに作用させないようにしたコイル状搬送物の輸送方法が特許文献1に記載されている。これを図7、8により簡単に説明する。
図7は特許文献1に記載のパレット3を示す斜視図である。31はパレットの本体、32は段積み基材、33はコイルの載置部、34はこのパレットをトラックの荷台に千鳥状に密着して並べる際の当接部、35は逆L字状の補強部材、36は脚体部、37はフォークリフトのフォークが挿入される下部挿入空間である。
このパレットは本体31が内側は円形の孔、外側は8角形をしており、円形の孔には縦方向の段積み基材32が内接している。この本体31の上に、さきに説明した図6のようにコイルを載置する。コイル載置後、補強部材35を取り付ける。
ついで、同じく特許文献1に示されているように、図8のごとく2段目を取り付ける。3Aは下段のパレット、3Bは上段のパレットである。段積み基材32の上端は凸部321、下端は凹部322となっており、上下に組み合わせればこれらが嵌合する。上段のパレット3Bの本体部分にコイルを載置し、下段と同様、補強部材を取り付ける。補強部材35の縦部材の上端と脚体部36の下端も嵌合する。同じ手順を繰り返せば3段以上の積み込みもできる。
段積み作業が完了したらフォークリフトで全体を持ち上げてトラックのところへ移送し、奥の方から順次、当接部34を密着させながら積み込みを行う。
このようにすれば上段のパレットの重量は段積み基材32および補強部材35が受けるので下段のコイルに疵の発生はない。
しかしこの方法ではコイルの載置はクレーンで上方から行い、トラックへの積み込みはフォークリフトを使用するので、クレーン、フォークリフトの2種類が必要である。また補強部材が取り付けられている状態ではコイルの載置ができないので、コイルの積み込みおよび解体の際、補強部材35の取り付け、取り外しという作業が必要である。
国際公開04/069672号公報
本発明は、コイルを疵つけることなく搬送し、補強部材の取り付け、取り外しという作業を必要とせず、また荷役機械としてフォークリフトのみで作業を行うことのできるコイル状搬送物の2段積み用治具を実現することを目的とする。
本発明は、円筒に内接する形状に立ち上がり、水平な頂部を有するコア部と、その下端を半径方向に突出させて形成した水平方向の載置部とからなるキャリアに載置したコイル状搬送物を2段積みするためのコイル状搬送物の2段積み用治具であって、前記コイル状搬送物の周方向に複数配置される、前記コイル状搬送物の外周面の外側に位置する外脚と、前記コイル状搬送物の内周面の内側に位置する内脚と、両端を前記外脚と内脚とに連結され、前記コイル状搬送物の上面より上に位置する水平な載荷アームとからなる脚部材からなり、前記複数の脚部材を連結して一体とする連結部材と、前記複数の脚部材の一部に取り付けられ、一体となった脚部材を吊り上げるための吊り上げ部材を有することを特徴とするコイル状搬送物の2段積み用治具であり、望ましくは前記連結手段が、前記脚部材の外脚に外接する円環状の底部材である前記のコイル状搬送物の2段積み用治具である。
本発明によれば、積み込みはフォークリフトのみで行うことができ、補強部材の取り付け、取り外しなどの作業が不要であるから、コイル状搬送物の搬送を品質を損なうことなく、効率的に行うことができる。
また、治具の回収時に複数個の治具を安定して多段に積み重ねることができるので、搬送後の治具の回収を効率的に行うことができる。
本発明の好適な実施例を図面により説明する。
図1は実施例のコイル状搬送物の2段積み用治具の平面図、図2はその中心部分を示す縦断面図(不要部分は省略している)で、1は治具、11は円環状の底部材、12は脚部材、121はその内脚、122は外脚、123は脚部材の頂部で上段キャリアが載置される載荷アーム、124は隣接する脚部材を連結する連結材、125、126はそれぞれ外脚122、載置部123にかぶせた樹脂シート等の緩衝材、13は吊り上げ部材、131はその縦部分、132は同じく水平部分である。
この2段積み用治具1は、円環状の底部材11と、この底部材の内面に接して、前記円環の中心に向けてほぼ等間隔に配置された脚部材12と、このうちの複数の脚部材に、縦部分131が脚部材の内脚121に接し、上端に水平部分132を有し、この水平部分132が同じく前記円環の中心に向けて取り付けられた吊り上げ部材13とから構成される。底部材11は鋼板、あるいはアングル材(山形鋼)などを使用する。その他の緩衝材以外の部材は丸棒(棒鋼)、鋼管、角鋼管、その他金属管等を使用する。
脚部材12は内脚121、載荷アーム126、外脚122で1段目のキャリア上のコイルを取り囲み、2段目のコイルおよびキャリアを支持する。
底部材11はすべての脚部材12を連結して一体化する機能を有する。また吊り上げ部材13はこの一体化されたものをフォークリフト等で吊り上げるための腕である。すべての脚部材に取り付ける必要はない。また縦部分131が前記内脚12と一体であってもよいし、脚部材12との接続構造は図1の実施例に限定されるものではない。
つづいて実施例の治具の使用方法を説明する。図3は実施例の治具1を使用してコイルC1、C2を2段積みした状態を示す縦断面図である。1段目のコイルC1は、図6に示したように、従来と同様、キャリア2Aに載置する。つぎに実施例の治具1を上方からかぶせる。治具1の脚部材の内脚121の位置はキャリア2Aのコア部よりも内側であり、前記脚部材の外脚122の位置はコイルC1の最大外径よりも外側となっている。治具1、キャリア2Aとも鋼管等の細い材料でできているので、角度をずらしてやることで重ね合わせは容易である。
つぎに、同様のキャリア2Bに載置したコイルC2をキャリアごと、上方から治具1の載置部123に載置する。図3はこの状態である。治具1の脚部材の水平部分(載置部123)の高さはコイルC1の軸方向長さ(高さ)以上であり、吊り上げ部材13の水平部分132の高さが1段目のキャリアC1の頂部と、2段目のキャリアを載置した際の頂部との中間である。したがって図3に想像線で示すように、フォークリフトのフォークFを挿入して上段のコイルを載置したり、取り除いたりすることは自由にできる。そして以上のすべての作業がフォークリフトのみで実施可能である。
図3から明らかなように、上段のコイルC2の重量は治具1が受けているから、下段のコイルC1には影響がない。したがって疵の発生のおそれなくトラック等で搬送することができる。
図4は使用済みの治具1A〜1Eを重ねた状態を示す斜視図である。図1に示すように脚部材12を治具1基当たり8個程度とすれば、角度を少しずらすことによって複数個の治具を積み重ねられるので、搬送後の治具の回収を効率的に行うことができる。脚部材12の数は6〜10の範囲が望ましい。6個以下では載置する上段のコイルが不安定になる。10個以上となると、図4に示すような積み重ねに障害を生じる。また脚部材12の外脚122は、上部に向けて多少内側に傾斜させると積み重ねに便利である。
また、図1に示すように、隣接する脚部材12を連結材124によって連結することは任意である。持ち運びに便利であり、長期の使用に対しても変形防止に役立つ。
なお図1、図2で吊り上げ部材132の上部先端が互いに離れているが、これを連結することも任意である。
実施例の2段積み用治具を示す平面図である。 実施例の2段積み用治具の中心部分を示す縦断面図である。 実施例の2段積み用治具の使用状態を示す縦断面図である。 実施例の2段積み用治具を使用後、回収のため積み重ねた状態を示す斜視図である。 コイルを載置するために従来から使用されているキャリアを示す斜視図である。 図5のキャリアにコイルを載置した状態を示す斜視図である。 従来の技術におけるパレットを示す斜視図である。 図7のパレットを2段積みした状態を示す斜視図である。
符号の説明
1、1A〜1E 治具
2、2A、2B キャリア
3、3A、3B パレット
11 底部材
12 脚部材
13 吊り上げ部材
21 コア部(キャリアの)
22 載置部(キャリアの)
31 本体
32 段積み基材
33 載置部(パレットの)
34 当接部
35 補強部材
36 脚体部
37 下部挿入空間
121 内脚
122 外脚
123 載荷アーム
124 連結材
125、126 緩衝材
131 縦部分
132 水平部分
321 凸部
322 凹部
C、C1、C2 コイル
F フォーク



Claims (4)

  1. 円筒に内接する形状に立ち上がり、水平な頂部を有するコア部と、その下端を半径方向に突出させて形成した水平方向の載置部とからなるキャリアに載置したコイル状搬送物を2段積みするためのコイル状搬送物の2段積み用治具であって、
    前記コイル状搬送物の周方向に複数配置される、前記コイル状搬送物の外周面の外側に位置する外脚と、前記コイル状搬送物の内周面の内側に位置する内脚と、両端を前記外脚と内脚とに連結され、前記コイル状搬送物の上面より上に位置する水平な載荷アームとからなる脚部材からなり、
    前記複数の脚部材を連結して一体とする連結部材と、
    前記複数の脚部材の一部に取り付けられ、一体となった脚部材を吊り上げるための吊り上げ部材
    を有することを特徴とするコイル状搬送物の2段積み用治具。
  2. 前記連結手段が、前記脚部材の外脚に外接する円環状の底部材である請求項1に記載のコイル状搬送物の2段積み用治具。
  3. 前記吊り上げ部材が、前記脚部材の内脚を上方に延長し、水平部を設けたものである請求項1または2に記載のコイル状搬送物の2段積み用治具。
  4. 前記脚部材の数が6個から10個の範囲である請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル状搬送物の2段積み用治具。
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