JP5025363B2 - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5025363B2
JP5025363B2 JP2007189745A JP2007189745A JP5025363B2 JP 5025363 B2 JP5025363 B2 JP 5025363B2 JP 2007189745 A JP2007189745 A JP 2007189745A JP 2007189745 A JP2007189745 A JP 2007189745A JP 5025363 B2 JP5025363 B2 JP 5025363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
load
power supply
circuit
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007189745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009022579A (ja
Inventor
良 東條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007189745A priority Critical patent/JP5025363B2/ja
Publication of JP2009022579A publication Critical patent/JP2009022579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5025363B2 publication Critical patent/JP5025363B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、電子内視鏡に関し、特に電源ラインに映像信号を重畳して伝送する電源重畳方式の電子内視鏡に関する。
近年、先端部に撮像素子が配された細長の挿入部を挿入して、体腔内臓器等を観察したりする電子内視鏡が広く利用されている。また、工業用分野においても、ボイラ、タービン、エンジン等の検査に工業用の電子内視鏡が用いられている。これらの電子内視鏡は、挿入性の改善のために挿入部の細径化が求められている。このような挿入部の細径化の方式の1つとして、特許文献1において提案されるように、電源電圧を供給するための電源ラインに撮像素子で得られる映像信号等の他の信号を重畳することで配線数を減らし、これによって挿入部の細径化を図る方式(以下、このような方式を電源重畳方式と呼ぶ)がある。
特公平3−30365号公報
上述したような電源重畳方式の場合、電源ラインに接続された負荷の変動によって電源電圧が変動すると、電源電圧に重畳された信号が歪んでエラーを起こす可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、電源電圧が変動してもエラーを起こすことなく信号を伝送できる電子内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の電子内視鏡は、被検体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、少なくとも電源ラインに接続された負荷が変動する期間では、前記映像信号の代わりにクロック再生用信号を送信するように前記映像信号の送信を制御する信号送信手段と、前記信号送信手段から送信された映像信号及びクロック再生用信号を前記電源ラインに重畳する信号重畳手段と、前記重畳された映像信号及びクロック再生用信号を前記電源ラインから分離する信号分離手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、電源電圧が変動してもエラーを起こすことなく信号を伝送できる電子内視鏡を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に用いられる電子内視鏡のブロック図である。図1に示す電子内視鏡は、体内機10と体外機20とを有し、これらがケーブル30を介して通信自在に接続されて構成されている。また、体外機20には画像表示機器40が接続されている。体内機10は、撮像素子11と、タイミング発生回路12と、駆動回路13と、同期信号発生回路14と、信号処理回路(内部画像処理回路151、LED制御回路152、信号送信回路153を有する)15と、負荷となる発光ダイオード(LED)16と、LED駆動回路17と、電源重畳回路18と、内部電源回路19とを有している。また、体外機20は、電源/信号分離回路21と、外部電源回路22と、外部画像処理回路23とを有している。
撮像素子11は、被検体の体内臓器等を撮像して映像信号を取得し、取得した映像信号を内部画像処理回路151に出力する。タイミング発生回路12は、撮像素子11、LED16、信号送信回路153の動作タイミングを制御するためのタイミング信号を、駆動回路13、負荷となるLEDを制御するLED制御回路152、同期信号発生回路14にそれぞれ送信する。駆動回路13は、タイミング発生回路12からのタイミング信号に従って撮像素子11を駆動する。同期信号発生回路14は、タイミング発生回路12からのタイミング信号をカウントして同期信号(垂直同期信号)を生成し、生成した垂直同期信号を信号送信回路153に出力する。ここで、同期信号は、少なくともLED16が発光しない期間が判別できる信号であれば垂直同期信号でなくてもよい。また、同期信号発生回路14は、タイミング発生回路12からのタイミング信号から、クロック再生信号を生成して、信号送信回路153に出力する。
信号処理回路15は、体内機10の各部で発生した信号を処理する。内部画像処理回路151は、撮像素子11から入力された映像信号に対してA/D変換、ゲインアップ等の各種信号処理を行い、処理した映像信号を信号送信回路153へ送る。また、内部画像処理回路151は、例えば撮像素子11からの映像信号を積分することで画像の明るさを算出し、算出した画像の明るさを示す明度信号をLED制御回路152へ出力する。LED制御回路152は、タイミング発生回路12からのタイミング信号を受けて、発光開始のタイミングを判断し、内部画像処理回路151からの明度信号からLED16の発光量(発光時間又は電流)を判断し、LEDの発光を制御するためのLED制御信号を生成してLED駆動回路17に出力する。LED駆動回路17は、LED制御信号がHIGHとなったときにLED16を発光させ、LOWとなったときにLED16を消灯させる。
ここで、LED制御信号は、垂直同期信号がLOWとなった後にHIGHとなり、HIGHとなる前にLOWとなるようにしておく。このような制御を行うために、タイミング発生回路12からのタイミング信号は、垂直同期信号がLOWとなった後、一定の期間を経過したのちにLED制御回路152に送信する。あるいは、LED制御回路152内で発光開始のタイミングを制御するようにしても良い。即ち、垂直同期信号は、一定周期の波形であり、通常はLOWとなる期間(垂直ブランキング期間等と呼ばれる)が既知であるため、この期間をLED制御回路152内でカウントして、LED16の発光期間を垂直同期信号がLOWの期間内とするようにLEDの発光開始タイミングと最大の発光時間(LED制御信号のHIGH/LOWの切り替えタイミング)を決定すれば良い。
信号送信回路153は、同期信号発生回路14からの垂直同期信号がHIGHの期間に映像信号が入力された場合には、入力された映像信号を電源重畳回路18に出力する。即ち、垂直同期信号がHIGHの期間では、LED16を発光させないため、映像信号を重畳するケーブル30における電源電圧変動が少なく、映像信号を歪ませたりせずにケーブル30に重畳できる。一方、垂直同期信号がLOWの期間に映像信号が入力された場合は、入力された映像信号をメモリ153aに保存し、同期信号発生回路14で生成したクロック再生用信号を電源重畳回路18に出力する。そして、垂直同期信号がHIGHとなった後、メモリ153aに保存した映像信号を電源重畳回路18に出力する。
電源重畳回路18は、ケーブル30を構成する電源ラインに映像信号又はクロック再生用信号を重畳させて体外機20の電源/信号分離回路21に出力する。また、電源重畳回路18は、体外機20から供給される電源電圧を取り出し、体内機10の内部電源回路19に送る。内部電源回路19は、電源重畳回路18から送られてきた電源電圧から、撮像素子11、信号処理回路15、LED16等の体内機10の各部を駆動するための電力を生成し、生成した電力を体内機10の各部に供給する。
体外機20の電源/信号分離回路21は、ケーブル30を構成する電源ラインから映像信号又はクロック再生用信号を分離し、分離した映像信号又はクロック再生用信号を外部画像処理回路23に出力する。また、電源/信号分離回路21は、外部電源回路22から供給される電力を体内機10に送る。外部画像処理回路23は、映像信号又はクロック再生用信号からPLL23aにより信号読み取りクロックを再生して映像信号を読み取る。また、外部画像処理回路23は、必要に応じて映像信号の画像処理を行った後、画像表示機器40に出力する。画像表示機器40は、入力された映像信号に基づいて画像表示を行う。
図2は、電源重畳回路18及び電源/信号分離回路21の一例を示す回路図である。
電源重畳回路18は、体内機10において発生した映像信号又はクロック再生用信号をLVDSドライバ181により差動の信号とし、これら差動の信号をコンデンサC1、C2を介して電源ライン(電源側、GND側)に重畳している。また、コンデンサC1、C2により電源ラインに供給される電源電圧のLVDSドライバ181への入力を遮断している。また、電源ラインにはコイルL1、L2が設けられており、コイルL1、L2によって電源ラインに重畳された信号の内部電源回路19への入力を遮断し、電源電圧のみを内部電源回路19に入力している。
また、電源/信号分離回路21は、電源ラインに重畳された映像信号又はクロック再生用信号をコンデンサC3、C4を介してLVDSレシーバ211に入力している。LVDSレシーバ211の入力には終端抵抗R1が接続されている。また、LVDSレシーバ211に接続された抵抗R2〜R5によってLVDS規格の電圧にバイアスをかけており、LVDSレシーバ211に入力された差動の信号をもとの映像信号又はクロック再生用信号に復元している。また、電源ラインにはコイルL3、L4が設けられておりコイルL3、L4によって電源ラインに重畳された信号の外部電源回路22への入力を遮断している。
図3は、本実施形態における電源重畳に係る各種信号の波形を示す図である。ここで、図3に示す信号は、上から、LED制御信号、電源ラインの電源電圧波形、垂直同期信号、送信信号(ハッチング部が映像信号、白部がクロック再生用信号)、電源電圧波形と送信信号の重畳信号を示している。
上述したように、LED16は、LED制御信号がHIGHになっている期間だけ発光する。なお、LED16は、撮像素子11の撮像対象の明るさによって発光量が異なるように制御する。図3は、撮像対象の明るさによってLED制御信号をHIGHとする期間(即ちLED16の発光期間)を異ならせることでLED16の発光量を制御する例である。具体的には、撮像対象が暗い場合には明るい場合に比べてHIGHとする期間を長くする。このようなLED制御信号の制御を、図3では両端矢印部分で示している。ただし、LED制御信号をHIGHとする期間は、最大でも垂直同期信号がLOWとなっている期間(垂直ブランキング期間)を超えないようにする。
ここで、図3のようなパルスのLED制御信号を受けて駆動するLEDの場合、LED16が発光すると消費電流が多くなるため、体外機20から供給される電源電圧が、電源/信号分離回路21のコイルに発生する起電力やコイルの巻き線抵抗の影響を受けて変動(降下)する。このような電圧変動が起きる期間に映像信号を重畳すると、映像信号に歪みが発生してエラーの原因となる。そこで、本実施形態では、少なくともLED16の最大の発光期間内では映像信号を送信せず、但し、この期間も体外機20のPLL23aによって正しく同期が取れるようにクロック再生用信号を送信する。具体的には、図3に示すように、垂直同期信号がHIGHになると映像信号の送信を開始し、LOWになると映像信号は送信せず、クロック再生用信号を送信する。上述したように、LED16は発光期間が最大であっても垂直ブランキング期間を超えないため、この期間内では映像信号を送信しないことによって画像表示機器40において表示される画像に影響を与えることはない。
ここで、図3に示したLED制御信号及び垂直同期信号のHIGH、LOWの関係は逆でもかまわない。
以上のような構成をとることにより、簡単な構成で負荷変動(電圧変動)によるエラーが起きない伝送を行うことが出来る。即ち、負過変動が起こる期間では映像信号を送信せずに体外機20における画像処理の同期を外さないようにするためのクロック再生用信号を送信することで、エラーのない映像信号の伝送を行うことが可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は本発明の第2の実施形態に用いられる電子内視鏡のブロック図である。図4に示す電子内視鏡は、体内機10と体外機20とを有し、これらがケーブル30を介して通信自在に接続されて構成されている。また、体外機20には画像表示機器40が接続されている。
撮像素子11は、被検体の体内臓器等を撮像して映像信号を取得し、取得した映像信号を内部画像処理回路151に出力する。タイミング発生回路12は、撮像素子11、負荷となるLED16、信号送信回路153の動作タイミングを制御するためのタイミング信号を、駆動回路13、負荷となるLEDを制御するLED制御回路152、同期信号発生回路14にそれぞれ送信する。駆動回路13は、タイミング発生回路12からのタイミング信号に従って撮像素子11を駆動する。同期信号発生回路14は、タイミング発生回路12からのタイミング信号をカウントして同期信号(垂直同期信号)を生成し、生成した垂直同期信号を信号送信回路153に出力する。ここで、同期信号は、少なくともLED16が発光しない期間が判別できる信号であれば垂直同期信号でなくてもよい。また、同期信号発生回路14は、タイミング発生回路12からのタイミング信号から、クロック再生信号を生成して、信号送信回路153に出力する。
信号処理回路15は、体内機10の各部で発生した信号を処理する。内部画像処理回路151は、撮像素子11から入力された映像信号に対してA/D変換、ゲインアップ等の各種信号処理を行い、処理した映像信号を信号送信回路153へ送る。また、内部画像処理回路151は、撮像素子11からの映像信号を積分することで画像の明るさを算出し、算出した画像の明るさを示す明度信号をLED制御回路152へ出力する。LED制御回路152は、タイミング発生回路12からのタイミング信号を受けて、発光開始のタイミングを判断し、内部画像処理回路151からの明度信号からLED16の発光量(発光時間又は電流)を判断し、LEDの発光を制御するためのLED制御信号を生成してLED駆動回路17と信号送信回路153に出力する。LED駆動回路17は、LED制御信号に基づいてLED16を駆動する。
信号送信回路153はLED制御信号に基づいて、LED16の発光開始時と発光終了時による電圧変動が起きる期間を避けて電源重畳回路18に映像信号を出力する。一方、LED16の発光開始時と発光終了時における電圧変動が起きる期間に映像信号が入力された場合は、入力された映像信号をメモリ153aに保存し、同期信号発生回路14で生成したクロック再生用信号を電源重畳回路18に出力する。その後、電圧が安定した後、メモリ153aに保存した映像信号を電源重畳回路18に出力する。ここで、LED16の発光開始時と発光終了時における電圧変動が起きる期間は、LED制御信号の入力時点からカウンター153bによりカウントを行うことによって検出する。
電源重畳回路18は、ケーブル30を構成する電源ラインに映像信号又はクロック再生用信号を重畳させて体外機20の電源/信号分離回路21に出力する。また、電源重畳回路18は、体外機20から供給される電源電圧を取り出し、体内機10の内部電源回路19に送る。内部電源回路19は、電源重畳回路18から送られてきた電源電圧から、撮像素子11、信号処理回路15、LED16等の体内機10の各部を駆動するための電力を生成し、生成した電力を体内機10の各部に供給する。
体外機20の電源/信号分離回路21は、ケーブル30を構成する電源ラインから映像信号又はクロック再生用信号を分離し、分離した映像信号又はクロック再生用信号を外部画像処理回路23に出力する。また、電源/信号分離回路21は、外部電源回路22から供給される電力を体内機10に送る。外部画像処理回路23は、映像信号又はクロック再生用信号からPLL23aにより信号読み取りクロックを再生して映像信号を読み取る。また、外部画像処理回路23は、必要に応じて映像信号の画像処理を行った後、画像表示機器40に出力する。画像表示機器40は、入力された映像信号に基づいて画像表示を行う。
なお、電源重畳回路18及び電源/信号分離回路21の回路は第1の実施形態で示した図2と同等であるので説明を省略する。
図5は、本実施形態における電源重畳に係る各種信号の波形を示す図である。ここで、図5に示す信号は、上から、LED制御信号、電源ラインの電源電圧波形、送信信号(ハッチング部が映像信号、白部がクロック再生用信号)、電源電圧波形と送信信号の重畳信号を示している。
上述したように、LED16は、LED制御信号がHIGHになっている期間だけ発光する。なお、LED16は、撮像素子11の撮像対象の明るさによって発光量が異なるように制御する。このようなLED制御信号の制御を、図5では両端矢印部分で示している。
ここで、図5のようなパルスのLED制御信号を受けて駆動するLEDの場合、LED16が発光すると消費電流が多くなるため、体外機20から供給される電源電圧が、電源/信号分離回路21のコイルに発生する起電力やコイルの巻き線抵抗の影響を受けて変動(降下)する。このような電圧変動が起きる期間に映像信号を重畳すると、映像信号に歪みが発生してエラーの原因となる。そこで、本実施形態では、少なくともLED制御信号がHIGHからLOWに変わった直後の期間とLOWからHIGHに変わった直後の期間である電源電圧が安定しない期間内では映像信号を送信せず、但し、この期間も体外機20のPLL23aによって正しく同期が取れるようにクロック再生用信号を送信する。
ここで、電圧変動が開始してから電圧が安定するまでの時間(図5の電圧波形における立ち上がり時間、立ち下がり時間)は一定である。そこで、信号送信回路153は、LED制御信号がHIGHとなった時点でカウンター153bによるカウントを開始させ、カウンター153bが一定の立ち上がり時間を計時した後で、再び映像信号の送信を開始する。このように、LED16が発光している期間でも、電圧が安定している期間内では映像信号の送信を行う。次にLED制御信号がLOWとなった時にLED16の発光が終了して電源電圧が上昇するため、その時点で映像信号の送信を停止し、クロック再生用信号の送信を行う。また、この時点でカウンター153bによるカウントを開始させ、カウンター153bが一定の立ち下がり時間を計時した後で、再び映像信号の送信を開始する。
ここで、図5に示したLED制御信号及び垂直同期信号のHIGH、LOWの関係は逆でもかまわない。
以上のような構成をとることにより、LEDが発光している期間内でも映像信号を送信しつつ、且つ負荷変動によるエラーが起きない送信を行える。
なお、図5では、電源電圧が低下してから元の状態に戻るまでのLED制御信号の立ち上がり、立ち下がりのタイミング以外は映像信号を送信するようにしているが、図6のようにLEDが発光している期間はクロック再生用信号の送信のみを行ってもよい。これは、LED制御信号がHIGHになってLED16の発光が開始され、その後LOWになり一定時間経過後の期間であって、電源ラインの電圧波形の変動開始から終了までの期間内には、映像信号を送信しないということを意味する。これによって、映像信号の送信とクロック再生用信号の送信の切り替え回数を削減して処理を単純化できる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、上述した実施形態では電源ラインに接続される負荷としてパルス発光するLED16を挙げているが、LED以外の照明用素子や、温度センサ等の各種センサ、撮像素子11等も負荷として考えられ、これらの負荷に対しても本実施形態の手法を適用できる。即ち、負荷による電源電圧の変動が大きい期間内にはクロック再生用信号のみを送信し、負荷による電源電圧の変動が小さい期間内に映像信号を送信することで、上述した各実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に用いられる電子内視鏡のブロック図である。 電源重畳回路及び電源/信号分離回路の一例を示す回路図である。 第1の実施形態における電源重畳に係る各種信号の波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態に用いられる電子内視鏡のブロック図である。 第2の実施形態における電源重畳に係る各種信号の波形を示す図である。 第2の実施形態の変形例について示す図である。
符号の説明
10…体内機、11…撮像素子、12…タイミング発生回路、13…駆動回路、14…同期信号発生回路、15…信号処理回路、16…発光ダイオード(LED)、17…LED駆動回路、18…電源重畳回路、19…内部電源回路、20…体外機、21…電源/信号分離回路、22…外部電源回路、23…外部画像処理回路、30…ケーブル、40…画像表示機器、151…内部画像処理回路、152…LED制御回路、153…信号送信回路

Claims (6)

  1. 被検体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、
    少なくとも電源ラインに接続された負荷が変動する期間では、前記映像信号の代わりにクロック再生用信号を送信するように前記映像信号の送信を制御する信号送信手段と、
    前記信号送信手段から送信された映像信号及びクロック再生用信号を前記電源ラインに重畳する信号重畳手段と、
    前記重畳された映像信号及びクロック再生用信号を前記電源ラインから分離する信号分離手段と、
    を具備することを特徴とする電子内視鏡。
  2. タイミング信号に基づいて前記負荷を変動させる期間を設定し、且つ設定した期間内で前記負荷を変動させるように制御する負荷制御手段をさらに具備し、
    前記信号送信手段は、前記タイミング信号に基づいて負荷が変動する期間を判定し、前記負荷が変動する期間内では前記クロック再生用信号を前記信号重畳手段に送信し、前記負荷が変動する期間外では前記映像信号を前記信号重畳手段に送信することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
  3. 前記電源ラインに接続された負荷を制御するための負荷制御信号を前記負荷に送信する負荷制御手段をさらに具備し、
    前記信号送信手段は、前記負荷制御信号に基づいて、前記映像信号又は前記クロック再生用信号を前記信号重畳手段に送信することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
  4. 前記信号送信手段は、前記負荷制御手段から前記負荷を変動させる旨の負荷制御信号が送信された場合に、前記クロック再生用信号を送信し、一定時間経過後に前記負荷が一定になったとみなして映像信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  5. 前記信号送信手段は、前記負荷制御手段からの負荷制御信号により、負荷が変動を開始してから元の状態に戻るまでの期間は、前記クロック再生用信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  6. 前記負荷は、パルス発光により前記被検体を照明する発光ダイオードを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子内視鏡。
JP2007189745A 2007-07-20 2007-07-20 電子内視鏡 Expired - Fee Related JP5025363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007189745A JP5025363B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 電子内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007189745A JP5025363B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 電子内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009022579A JP2009022579A (ja) 2009-02-05
JP5025363B2 true JP5025363B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=40394979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007189745A Expired - Fee Related JP5025363B2 (ja) 2007-07-20 2007-07-20 電子内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5025363B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6463568B2 (ja) * 2017-01-24 2019-02-06 オリンパス株式会社 撮像装置、内視鏡および内視鏡システム
EP3381352A1 (en) * 2017-03-29 2018-10-03 Koninklijke Philips N.V. Invasive instrument with sensor functionality
JP7116580B2 (ja) * 2017-04-14 2022-08-10 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置を制御するための方法及びプログラム
WO2019193670A1 (ja) 2018-04-04 2019-10-10 オリンパス株式会社 撮像システムおよび内視鏡システム
JP7035226B2 (ja) 2019-01-09 2022-03-14 オリンパス株式会社 撮像システム
JP7287057B2 (ja) * 2019-03-29 2023-06-06 Smk株式会社 動画撮像装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4282281B2 (ja) * 2002-07-16 2009-06-17 フジノン株式会社 電子内視鏡装置
JP4141757B2 (ja) * 2002-07-24 2008-08-27 フジノン株式会社 電子内視鏡装置
JP4187486B2 (ja) * 2002-08-29 2008-11-26 フジノン株式会社 電子内視鏡装置
JP2006014926A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Pentax Corp 電子内視鏡及び電子内視鏡システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009022579A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5025363B2 (ja) 電子内視鏡
WO2013042647A1 (ja) 内視鏡
JP6388211B2 (ja) 内視鏡装置
JP2010158415A (ja) 内視鏡用光源装置
JP5629036B2 (ja) 光源システム
US8411138B2 (en) Camera head separated type camera device
US9749564B2 (en) Endoscope system
JP2008229222A (ja) 内視鏡用光源装置
CN104950966A (zh) 负载电压控制器件、电子内窥镜以及电子内窥镜系统
US20130050455A1 (en) Endoscope apparatus
US9936864B2 (en) Image pickup apparatus and electronic endoscope system
JP2010081975A (ja) 撮像システム
JP6265815B2 (ja) 電子内視鏡システム
WO2016167033A1 (ja) 内視鏡および内視鏡システム
JP2009011676A (ja) 内視鏡システム
JP2016214571A (ja) 内視鏡システム
JP5137385B2 (ja) カプセル型医療装置
JP7087096B2 (ja) 光源装置、内視鏡システム、及び、光源装置の制御方法
JP2015142696A (ja) 内視鏡装置
JP4699079B2 (ja) 内視鏡装置
JP2013254034A (ja) 内視鏡装置
JP6966962B2 (ja) 内視鏡
JP2013248135A (ja) 電子内視鏡の撮像素子制御装置
JP2006346357A (ja) 内視鏡装置
JP4652681B2 (ja) 内視鏡撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5025363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees