JP5025313B2 - スチームコンバータ及びスチームコンバータに薬剤を注入する薬剤注入方法 - Google Patents

スチームコンバータ及びスチームコンバータに薬剤を注入する薬剤注入方法 Download PDF

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Description

本発明は、スチームコンバータ及びスチームコンバータに薬剤を注入する薬剤注入方法に関する。
従来より、蒸気発生器と、この蒸気発生器に給水する水を貯蔵する給水タンクと、を備えるスチームコンバータが知られている。このようなスチームコンバータでは、給水タンクと蒸気発生器との間に配管が接続されているが、給水する水に含まれるカルシウム、マグネシウムなどがこの配管の内面で硬質スケールとして析出する可能性がある。硬質スケールが析出すると、蒸気発生器での熱効率の低下や給水タンクと蒸気発生器との間に接続された配管の閉塞など、スチームコンバータの運転に障害を引き起こすおそれがある。
この障害を防止するために、給水タンクの入口管に設けられたバルブを開くことで、給水タンクに薬剤を直接注入することが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、薬剤としてヒドラジンを使用しているが、これに限られるものではなく、リン酸を有効成分とする薬剤を使用する場合でも同様の方法がとられる。これにより、カルシウムなどの塩類を軟質形状のスラッジとして給水タンク内に沈降させることができ、結果として蒸気発生器での熱効率の低下や給水タンクと蒸気発生器との間に接続された配管の閉塞などを防止できる。
しかしながら、スチームコンバータの給水タンクには、水道水や工業用水などによる液体としての水と、ボイラなどから供給されるドレンによる気体としての水との両方が流入される。そのため、給水タンク内部で圧力変動が起こる可能性があり、結果として給水タンクに貯蔵された水が入口管を通って給水タンクの外へ噴出する可能性がある。したがって、作業者には、給水タンク内部での圧力変動が小さくなるようにバルブを操作し、薬剤を注入する間に給水タンク内部の水が給水タンクの外へ噴出する事態を防ぐことが求められる。
この事態を防ぐために、蒸気発生器と、この蒸気発生器に水を供給する給水タンクと、蒸気発生器で薬剤を供給する薬剤タンクとを備え、給水タンクと薬剤タンクと蒸気発生器との間を、給水タンクから延びる第1の配管と、薬剤タンクから延びる第2の配管と、これら第1の配管と第2の配管とを結ぶ連結部とを含んで接続し、この連結部で給水タンクから供給される水と薬剤タンクから供給される薬剤とを混合することが考えられる(例えば、特許文献2参照)。特許文献2でも同様に、薬剤としてヒドラジンを使用しているが、リン酸を有効成分とする薬剤を使用する場合でも同様の方法がとられる。これにより、薬剤が給水タンクに入る場合がなくなるので、給水タンクでの薬剤の注入に起因する水の噴出を防ぐことができる。
特開2002−372205号公報 特開平3−251602号公報
しかしながら、このようなスチームコンバータでは、給水タンクからの水は、薬剤を注入しない場合であっても第1の配管と第2の配管との連結部を通過する。そのため、給水タンクから供給される水と薬剤タンクから供給される薬剤とを連結部で混合する場合、給水タンクに薬剤を直接注入する場合に比べ、給水タンクと薬剤タンクと蒸気発生器との間を結ぶ配管の清掃やメンテナンスにかかる負担が大きくなる。したがって、バルブを開き、薬剤を注入する間に給水タンク内部の水が噴出する事態を回避でき、かつ給水タンクと薬剤タンクと蒸気発生器との間を結ぶ配管の清掃やメンテナンスにかかる負担が給水タンクに薬剤を直接注入する場合と同程度にすることのできるスチームコンバータの提供が求められている。
本発明の目的は、スケールの析出を防止する薬剤の注入を安全に行うことができ、かつ清掃やメンテナンスにかかる負担が小さいスチームコンバータを提供することである。
より具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
(1) 蒸気発生器と、この蒸気発生器に水を供給する水供給装置と、前記蒸気発生器でスケールが析出することを防止する薬剤を供給する薬剤供給装置と、を備えるスチームコンバータであって、前記水供給装置と前記薬剤供給装置と前記蒸気発生器との間は、前記水供給装置から延びる第1の配管と、前記薬剤供給装置から延びる第2の配管と、前記第1の配管と前記第2の配管とを結ぶ連結部と、前記連結部から前記蒸気発生器に向けて延びる第3の配管と、前記第1の配管、前記第2の配管及び前記第3の配管とは別の配管であるバイパス配管であって、前記水供給装置と前記蒸気発生器との間を直接接続するバイパス配管と、を含んで接続されることを特徴とするスチームコンバータ。
(1)記載のスチームコンバータによれば、スケールの析出を防止する薬剤は、水供給装置から延びる第1の配管と薬剤供給装置から延びる第2の配管とを結ぶ連結部で水と混合し、混合して得られた混合液は、連結部から延びる第3の配管を介して蒸気発生器に供給される。このようにすることで、スケールの析出を防止する薬剤が水供給装置に入る場合がなくなるので、薬剤の注入に起因する水供給装置での水の噴出を防ぐことができる。
また、水供給装置と蒸気発生器との間を直接接続するバイパス配管が、第1の配管、第2の配管及び第3の配管とは別に設けられている。このようにすることで、薬剤を注入するときには、第1の配管、第2の配管及び第3の配管を介して水供給装置からの水を供給し、注入しないときには、バイパス配管のみを介して水を供給することができる。そのため、水供給装置からの水を供給するときの水供給装置と蒸気発生器との間を結ぶ部材の数を最小限に抑えることができる。
以上より、(1)記載のスチームコンバータによれば、スケールの析出を防止する薬剤を注入するときの安全性を確保しつつ、かつ清掃やメンテナンスにかかる負担が小さいスチームコンバータを提供することができる。また、水供給装置と蒸気発生器との間を結ぶ経路が複数あるため、何らかの理由により一の経路が使用できない場合であっても他の経路を使用できるため、スチームコンバータの稼働率を上げることができる。また、スチームコンバータを含む複数の装置を使用するプラントで、スチームコンバータの動作が律速段階になっているプラントでは、スチームコンバータの稼働率が上がることにより、プラント全体のべき動率を上げることができる。
(2) (1)記載のスチームコンバータにおいて、前記薬剤は、リン酸塩と水酸化ナトリウムとを混合した水溶液であることを特徴とするスチームコンバータ。
(2)記載のスチームコンバータによれば、スケールの析出を防止するためには、リン酸塩が有効であるが、リン酸の量が過剰になると、配管の損傷や腐食という、水供給装置での水の噴出とは別の事態を引き起こす可能性がある。そこで、リン酸塩に水酸化ナトリウムを加え、水と薬剤との混合液のpHを調整することで、配管の損傷や腐食を防ぐことができる。したがって、清掃やメンテナンスにかかる負担を変えずに、薬剤の注入をより安全に行うことが可能なスチームコンバータを提供できる。また、リン酸塩及び水酸化ナトリウムは、ともに常温では固体であるが、これらを水溶液にすることで、作業の利便性を高めることができる。
(3) (1)又は(2)記載のスチームコンバータにおいて、前記第1の配管、前記第2の配管、前記第3の配管及び前記バイパス配管には、それぞれ第1の弁、第2の弁、第3の弁及びバイパス弁が設けられ、これら第1の弁、第2の弁、第3の弁及びバイパス弁には、それぞれ異なる識別情報が設けられていることを特徴とするスチームコンバータ。
(3)記載のスチームコンバータによれば、薬剤を注入するか否かを切り換えるときには、複数の弁の開閉を要するが、第1の弁、第2の弁、第3の弁及びバイパス弁には、それぞれ異なる識別情報が設けられているため、操作を誤る事態を回避することができる。具体的には、開かなくてはいけない弁であるにも関らず誤って閉じる操作をする事態や、閉じなくてはいけない弁であるにも関らず誤って開く操作をする事態を回避することができる。したがって、スケールの析出を防止する薬剤の注入を安全に行うことが可能なスチームコンバータを提供できる。
(4) (1)から(3)のいずれか記載のスチームコンバータにおいて、前記連結部には、前記水と前記薬剤とを混合する混合容器が設けられ、この混合容器は、前記薬剤供給装置の略下方に位置することを特徴とするスチームコンバータ。
(4)記載のスチームコンバータによれば、第2の配管には薬剤供給装置から連結部に向けて安定して薬剤を輸送するための薬剤供給ポンプを設ける必要がない。すなわち、薬剤に作用する重力だけで薬剤を連結部に供給できる。また、第2の配管は、略直線の配管だけを組合せて全体を直線上に構成することができるので、第2の配管の内部を流れる薬剤が第2の配管の内壁に殆ど残留しない。このため、第2の配管の内部の清掃やメンテナンスにかかる負担を軽減でき、また第2の配管を維持管理する費用面においても利点が得られる。
また、水と薬剤とを混合する際には、一時的に第3の弁を閉じておく必要があるが、この場合であっても、バイパス弁を開くことで水供給装置から蒸気発生器に向けて水を供給することが可能である。したがって、水と薬剤とを混合し、混合液を生成する間であってもスチームコンバータを稼働することが可能であり、結果としてスチームコンバータの稼働率を上げることができる。また、スチームコンバータを含む複数の装置を使用するプラントで、スチームコンバータの動作が律速段階になっているプラントでは、スチームコンバータの稼働率が上がることにより、プラント全体のべき動率を上げることができる。
(5) (4)記載のスチームコンバータにおいて、前記混合容器には、この混合容器から下方に向けて延びる第4の配管が設けられ、この第4の配管には、第4の弁と、この第4の弁であることを識別する識別情報とが設けられていることを特徴とするスチームコンバータ。
(5)記載のスチームコンバータによれば、薬剤供給装置から混合容器に薬剤を供給する前に第2の弁と第4の弁とを開くことで、薬剤供給装置と混合装置との内部に残存する液体を全て排出することができる。したがって、スチームコンバータ内のそれぞれの配管や装置には、常に汚染されていない薬液が供給されることになり、清掃やメンテナンスにかかる負担をよりいっそう軽減させることができる。
また、薬剤供給装置と混合装置との内部に残存する液体を全て排出する場合でも、第1の弁を閉じ、バイパス弁を開くことで水供給装置から蒸気発生器に向けて水を供給することが可能である。したがって、薬剤を供給する準備段階であってもスチームコンバータを稼働することが可能であり、結果としてスチームコンバータの稼働率を上げることができる。また、スチームコンバータを含む複数の装置を使用するプラントで、スチームコンバータの動作が律速段階になっているプラントでは、スチームコンバータの稼働率が上がることにより、プラント全体のべき動率を上げることができる。
(6)及び(7)記載の薬剤注入方法では、上述したスチームコンバータを、このスチームコンバータに薬剤を注入する薬剤注入方法として展開したものである。これらの薬剤注入方法によれば、上述したスチームコンバータで述べた効果と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、スケールの析出を防止する薬剤を注入するときの安全性を確保しつつ、かつ清掃やメンテナンスにかかる負担が小さいスチームコンバータを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付した図面を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一実施形態であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は、本実施形態に係るスチームコンバータ1の概略図である。スチームコンバータ1は、蒸気発生器2と、この蒸気発生器2に水を供給する水供給装置3と、蒸気発生器2でスケールが析出することを防止する薬剤を供給する薬剤供給装置4と、を備える。
スチームコンバータ1は、プラントの補助設備として用いられる。蒸気発生器2は、水供給装置3から供給された水から蒸発を発生させるために設けられ、この蒸気発生器2で発生した蒸気は、冷暖房装置の運転、燃料設備の加温、タンクに貯蔵された水の加温装置の運転、プラントを起動するときのタービンの起動、海水を淡水にする海水淡水化装置の運転などに用いられる。
水供給装置3は、水を貯蔵する水貯蔵タンク31を含んで構成され、この水貯蔵タンク31には、液体としての水と、ボイラなどから供給される気体としての水との両方が貯蔵される。水貯蔵タンク31に貯蔵する水は、水道水や工業用水などであってもよいが、純水であることが好ましい。純水を貯蔵することで、蒸気発生器2で発生した蒸気が通過する配管などでスケールが析出することを防止できる。
薬剤供給装置4は、薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵容器41を含んで構成されている。本実施形態では、薬剤は、リン酸塩と水酸化ナトリウムとの混合水溶液である。リン酸塩水溶液は、配管などでのスケールの析出を防止するために用いられる。しかしながら、リン酸の量が過剰になると、配管の損傷や腐食が起こり得る。そこで、リン酸塩の濃度は、20ppm〜40ppmで保たれている。また、水と薬剤との混合液のpHを調整するため、混合液のpHが10.8〜11.3になるように水酸化ナトリウムが加えられる。リン酸塩及び水酸化ナトリウムは、ともに常温では固体であるが、作業の利便性を高めるために、本実施形態では、これらリン酸塩及び水酸化ナトリウムを水溶液にして用いている。
スチームコンバータ1を使用する作業者は、薬剤をほぼ1ヶ月に1回の頻度で、薬剤貯蔵容器41に供給する。そのため、薬剤貯蔵容器41の中は、通常空である。また、薬剤供給装置4から供給すべき薬剤の量は、水供給装置3から供給される水の量に比べて非常に少ないため、薬剤貯蔵容器41の容積は、水貯蔵タンク31の容積に比べて非常に小さくなるように設定されている。
水供給装置3と薬剤供給装置4と蒸気発生器2との間は、水供給装置3から延び、水貯蔵タンク31が貯蔵する水を輸送する第1の配管11と、薬剤供給装置4から延び、薬剤貯蔵容器41が貯蔵する薬剤を輸送する第2の配管12と、第1の配管11と第2の配管12とを結び、第1の配管11からの水と第2の配管12からの薬剤とを混合する連結部5と、この連結部5から蒸気発生器2に向けて延び、連結部5で混合された水と薬剤との混合液を輸送する第3の配管13と、を含んで接続される。
第1の配管11には、水供給装置3から連結部5に向けて安定して水を輸送するための水供給ポンプ32が設けられている。
連結部5には、水供給装置3から第1の配管11を介して供給される水と、薬剤供給装置4から第2の配管12を介して供給される薬剤とを混合する混合容器51が設けられている。混合容器51は、薬剤供給装置4の略下方に位置するように設けられている。このようにすることで、第2の配管12には薬剤貯蔵容器41から混合容器51に向けて安定して薬剤を輸送するための薬剤供給ポンプを設ける必要がない。すなわち、薬剤に作用する重力だけで薬剤を混合容器51に供給できる。また、第2の配管12は、略直線の配管だけを組合せて全体を直線上に構成することができるので、第2の配管の内部を流れる薬剤が第2の配管12の内壁に殆ど残留しない。このため、第2の配管12の内部の清掃やメンテナンスにかかる負担を軽減でき、また第2の配管12を維持管理する費用面においても利点が得られる。
混合容器51には、この混合容器51から下方に向けて延び、混合容器51に残存する液体を排出する第4の配管14と、混合容器51から上方に向けて延び、混合容器51の内部にある空気を排出する第5の配管15と、が設けられている。
また、本実施形態では、第3の配管13の任意の位置から略下方に向けて延び、第3の配管13の内部にある混合液をサンプリングする第6の配管16が設けられている。そして、本実施形態では、第1の配管11、第2の配管12、第3の配管13、第4の配管14、第5の配管15及び第6の配管16とは別の配管であるバイパス配管17が設けられている。このバイパス配管17は、水供給装置3と蒸気発生器2との間を、連結部5を介することなく直接接続するように設けられている。すなわち、スチームコンバータ1は、水供給装置3にある水を、連結部5を介さずに、蒸気発生器2に直接供給することができる。
第1の配管11、第2の配管12、第3の配管13、第4の配管14、第5の配管15、第6の配管16及びバイパス配管17には、それぞれ第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27が設けられている。これら第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27には、それぞれ異なる識別情報が設けられている。本実施形態では、識別情報は、第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27がそれぞれ異なる色で着色されることである。
図2は、スチームコンバータ1の薬剤供給装置4を構成する薬剤貯蔵容器41の概略斜視図である。薬剤貯蔵容器41は、上方が開口した略直方体の外側容器42と、この外側容器42の内側に設けられ、下方と上方との両方が開口した略直方体の内側容器43と、を含む二重容器で構成される。二重容器で構成されるのは、外側容器42の上方に設けられた開口から注入された薬剤が漏れたとき、漏れた薬剤が薬剤貯蔵容器41の外部に流出するのを防ぐためである。
外側容器42の上方に設けられた開口部42aと、この開口部42aに対向して設けられた底面42bとは、第1の長さを1辺の長さとした略正方形の形状である。
内側容器43の上方に設けられた上側開口部43aと、内側容器43の下方に設けられた下側開口部43bとは、第1の長さよりも20%〜30%程度短い第2の長さを1辺の長さとする略正方形の形状である。また、内側容器43の側壁の下部と、外側容器42の底面42bの上面とは、溶接により繋がっている。この溶接は、外側容器42の底面42bの対角線の交点と内側容器43の下側開口部43bの対角線の交点とが同じ位置になるように行われている。また、内側容器43の高さは、外側容器42の高さよりも低い。
外側容器42の底面42bには、この底面42bの対角線の交点を中心とし、第2の配管12の直径と同じ長さを直径とする穴42cが設けられている。また、この底面42bには、(第1の長さ−第2の長さ)/2以下の任意の長さを直径とする穴42dが設けられている。
穴42cの下方には、第2の配管12が接続されている。これにより、内側容器43の上側開口部43aから注入した薬剤を第2の配管12に通すことができる。また、穴42dの下方には、内側容器43から外側容器42に漏れて、内側容器43の側壁と外側容器42の側壁との間に溜まった薬剤を排出する薬剤排出管18が設けられている。この薬剤排出管18には、薬剤排出弁(図示せず)が設けられている。この薬剤排出弁は、第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27とは異なる識別情報を有する。
また、薬剤貯蔵容器41には、作業者により注入された薬剤や水供給装置3から供給された水などが第2の配管12から噴出した場合に作業者の安全を確保するための噴出防止部44が設けられている。この噴出防止部44は、1辺の長さが第2の長さよりも数cm長い略正方形の天板と、この天板の4隅にそれぞれ形成された4つの脚とを有するテーブル型部材であり、それぞれの脚の下端と外側容器42の底面42bの上面とが溶接により繋がっている。
また、噴出防止部44の脚とこれに隣接する脚との間には、網目状の格子が設けられている。このような網目状の格子を設けることで、第2の配管12から勢いよく噴射した水などは、天板にあたる。天板にあたった水は、その勢いを失うとともに、天板に沿って水平方向に進む。さらに、進行方向に対して直角の方向に広がる網目状の格子にあたる。そして、網目状の格子にあたった水は、さらに勢いを失うとともに、その先にある内側容器の側壁に直角に衝突する。そして、内側容器の側壁に衝突した水は、さらに勢いを失う。したがって、噴出防止部44を、噴出防止部44の天板が外側容器42の穴42cを覆うように設け、この噴出防止部44を脚と脚との間に網目状の格子を設けたテーブル型部材にすることで、万が一薬剤や水などが第2の配管12から噴出した場合であっても、作業者の安全を確保することができる。
次に、スチームコンバータ1を用いた薬剤注入方法について、図3から図7を参照しながら説明する。上述したように、本実施形態で使用する薬剤は、リン酸塩と水酸化ナトリウムとを混合した水溶液である。リン酸塩は、スケールの析出を防止するために用いられるが、リン酸の量が過剰になると、配管の損傷や腐食を引き起こす可能性がある。水酸化ナトリウムは、pHを調整し、配管の損傷や腐食を防止するために用いられる。また、リン酸塩及び水酸化ナトリウムは、ともに常温では固体であるが、本実施形態では、これらを水溶液にして使用している。これにより、作業の利便性を高めることができる。
はじめに、図3及び図4を参照して、薬剤供給装置4から汚染されていない薬剤を注入するために、薬剤供給装置4と混合容器51との内部に残存する液体を排出する工程について説明する。
まず、図3に示すように、第1の弁21と第3の弁23とを全開にし、第6の弁26を閉じることで、水供給装置3からの水を第1の配管11と第3の配管13とを通じて蒸気発生器2に供給させる。また、第2の弁22と第4の弁24と第5の弁25とバイパス弁27とを完全に閉じ、薬剤供給装置4からの薬剤を第2の弁22の下方に供給させないようにする。
ここで、上述したように、本実施形態では、第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27のそれぞれに識別情報が設けられている。これにより、作業者が複数の弁の開閉操作を誤る事態を回避することができる。具体的には、開かなくてはいけない弁であるにも関らず誤って閉じる操作をする事態や、閉じなくてはいけない弁であるにも関らず誤って開く操作をする事態を回避することができる。
次に、図4に示すように、バイパス弁27を全開にし、第1の弁21と第3の弁23とを完全に閉じることにより、水供給装置3から蒸気発生器2に向けての水の供給経路を、第1の配管11と第3の配管13とを介して混合容器51経由した経路からバイパス配管17を介したバイパス経路に移行させる。このように、第1の弁21と第3の弁23とを完全に閉じることにより、薬剤貯蔵容器41及び混合容器51は、水供給装置3から蒸気発生器2への水の供給経路から独立する。
そして、この図4に示すように、第2の弁22と第4の弁24とを開き、薬剤貯蔵容器41と混合容器51との内部に残存する水、薬剤、又は、水と薬剤との混合液を全て排出させる。このとき、第2の弁を一度に全開にすると、混合容器51内部に残存する液体が第2の配管12を介して薬剤供給装置4に向けて逆流するおそれがある。そのため、第2の弁22を開くときには、一度で全開にするのではなく、少しずつ開く必要がある。
このように第2の弁22と第4の弁24とを開くことで、薬剤供給装置4と混合容器51との内部に残存する全ての液体を第4の配管14を通じて排出することができる。したがって、後に説明する操作を行うことで、スチームコンバータ1の内部に設けられた配管や装置には、常に汚染されていない薬液が供給されることになり、清掃やメンテナンスにかかる負担を軽減させることができる。
また、本実施形態のスチームコンバータ1では、薬剤貯蔵容器41と混合容器51との内部に残存する液体を全て排出する場合でも、第1の弁21と第3の弁とを閉じ、バイパス弁27を開くことで、水供給装置3から蒸気発生器2に向けてバイパス経路を介して水を供給することが可能である。したがって、薬剤を供給する準備段階として、最初に薬剤貯蔵容器41の内部を空にする必要があるが、この準備段階であってもスチームコンバータ1を稼働させることが可能であり、結果としてスチームコンバータ1の稼働率を上げることができる。また、スチームコンバータ1を含む複数の装置を使用するプラントで、スチームコンバータ1の動作が律速段階になっているプラントでは、スチームコンバータ1の稼働率が上がることにより、プラント全体のべき動率を上げることができる。
次に、図5及び図6を参照して、薬剤貯蔵容器41から混合容器51に向けて薬液を注入する工程について説明する。
まず、第2の弁22及び第4の弁24が閉じていることを確認する。このとき、バイパス弁27は、開いており、第1の弁21、第3の弁23、第5の弁25、及び第6の弁26は、閉じている。そして、作業者が内側容器43の上側開口部43aから薬剤を注入する。
次に、図5に示すように、第5の弁25を開く。これにより、混合容器51の内部にある空気を第5の配管15を介して排出することができる。そして、第2の弁22を開く。これにより、薬剤貯蔵容器41に貯蔵された薬剤を混合容器51に供給することができる。
そして、薬剤貯蔵容器41に貯蔵された薬剤が全て混合容器51に移されたことを確認する。そして、薬剤貯蔵容器41や第2の配管12の温度が低い冬季には、作業者は、さらも内側容器43の上側開口部43aから温水を入れることで、第2の配管12の内部に残留している薬剤が温められ、その粘性が低くなり、その薬剤の自重によって第2の配管から混合容器51にスムーズに流れる。このため、第2の配管12が薬剤で詰まることを防ぐことができる。
次に、第1の弁21を少し開く。このとき、第2の弁22、第5の弁25、及びバイパス弁27は、開いており、第3の弁23、第4の弁24、及び第6の弁26は、閉じている。このようにすることで、図6に示すように、すでに混合容器51の内部に供給された薬剤と、水供給装置3から供給される水とを混合容器51の内部で混合させることができる。
ここで、上述したように、混合容器51は、薬剤供給装置4の略下方に位置する。したがって、第2の配管12には薬剤貯蔵容器41から混合容器51に向けて安定して薬剤を輸送するための薬剤供給ポンプを設ける必要がない。すなわち、薬剤に作用する重力だけで薬剤を混合容器51に供給できる。また、第2の配管12は、略直線の配管だけを組合せて全体を直線上に構成することができるので、第2の配管の内部を流れる薬剤が第2の配管12の内壁に殆ど残留しない。このため、第2の配管12の内部の清掃やメンテナンスにかかる負担を軽減でき、また第2の配管12を維持管理する費用面においても利点が得られる。
また、混合容器51の内部に供給された薬剤と、水供給装置3から供給される水とを混合する際には、第3の弁23を閉じなければならないが、この場合であっても、バイパス弁27を開くことでバイパス経路を介して水供給装置3から蒸気発生器2に向けて水を供給することが可能である。したがって、水と薬剤とを混合し、混合液を生成する間であってもスチームコンバータ1を稼働することが可能であり、結果としてスチームコンバータ1の稼働率を上げることができる。また、スチームコンバータ1を含む複数の装置を使用するプラントで、スチームコンバータ1の動作が律速段階になっているプラントでは、スチームコンバータ1の稼働率が上がることにより、プラント全体のべき動率を上げることができる。
次に、図7を参照して、混合容器51から蒸気発生器2に向けて薬剤と水との混合液を注入する工程について説明する。
まず、混合容器51で薬剤と水とが混合されたことを確認する。そして、混合されたことを確認した場合には、第1の弁21を全て開き、第3の弁23を開き、バイパス弁を閉じる。第2の弁22及び第5の弁25は、開いており、第4の弁24及び第6の弁26は、閉じている。このようにすることで、図7に示すように、水供給装置3から蒸気発生器2への水の供給経路を、バイパス経路から混合容器51を経由した経路に変えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
例えば、識別情報は、第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27がそれぞれ異なる色で着色されることであるが、これに限られるものではない。例えば、第1の弁21、第2の弁22、第3の弁23、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26及びバイパス弁27がそれぞれ異なる文字又は記号で刻印されることを識別情報としてもよい。また、色と刻印とを組合せたものを識別情報にしてもよい。
本実施形態では、内側容器43を形成する4つの側壁の下部と、外側容器42の底面42bの上部とを溶接により繋げているが、これに限られるものではない。例えば、外側容器42の底面42bの上部に内側容器43との着脱部を設け、この着脱部で着脱可能にするようにしてもよい。また、噴出防止部44についても同様に、外側容器42の底面42bの上部に噴出防止部44との着脱部を設け、この着脱部で着脱可能にするようにしてもよい。このようにすることで、外側容器42と内側容器43と噴出防止部44とをそれぞれ分離することができ、外側容器42の内部、内側容器43の内部、そして噴出防止部44の内部の清掃、メンテナンスが容易になる。
本発明の一実施形態に係るスチームコンバータ1の概略図である。 前記実施形態に係る薬剤貯蔵容器41の概略斜視図である。 前記実施形態に係るスチームコンバータ1において、第1の弁21と第3の弁23とを全開にし、第2の弁22、第4の弁24、第5の弁25、第6の弁26、及びバイパス弁27を完全に閉じた状態を示す概略図である。 前記実施形態に係るスチームコンバータ1において、第1の弁21、第3の弁23、第5の弁25及び第6の弁26を完全に閉じ、第2の弁22、第4の弁24及びバイパス弁27を全開にした状態を示す概略図である。 前記実施形態に係るスチームコンバータ1において、第1の弁21、第3の弁23、第4の弁24及び第6の弁26を完全に閉じ、第2の弁22、第5の弁25及びバイパス弁27を全開にした状態を示す概略図である。 前記実施形態に係るスチームコンバータ1において、第2の弁22から第6の弁26を完全に閉じ、第1の弁21を徐々に開き、バイパス弁27を全開にした状態を示す概略図である。 前記実施形態に係るスチームコンバータ1において、第2の弁22、第4の弁24から第6の弁26及びバイパス弁27を完全に閉じ、第1の弁21及び第3の弁を全開にした状態を示す概略図である。
符号の説明
1 スチームコンバータ
2 蒸気発生器
3 水供給装置
4 薬剤供給装置
5 連結部
11 第1の配管
12 第2の配管
13 第3の配管
17 バイパス配管

Claims (6)

  1. 蒸気発生器と、
    この蒸気発生器に水を供給する水供給装置と、
    前記蒸気発生器でスケールが析出することを防止する薬剤を供給する薬剤供給装置と
    記水供給装置から延びる第1の配管と、
    前記薬剤供給装置から延びる第2の配管と、
    前記第1の配管と前記第2の配管とを結ぶ連結部と、
    前記連結部から前記蒸気発生器に向けて延びる第3の配管と、
    前記第1の配管、前記第2の配管及び前記第3の配管とは別の配管であるバイパス配管であって、前記水供給装置と前記蒸気発生器との間を直接接続するバイパス配管と、
    前記連結部に設けられた、前記水と前記薬剤とを混合する混合容器と、を備え、
    前記第1の配管、前記第2の配管、前記第3の配管及び前記バイパス配管には、それぞれ第1の弁、第2の弁、第3の弁及びバイパス弁が設けられ、
    前記薬剤供給装置には、前記薬剤が外部に噴出することを防止する噴出防止部が設けられているスチームコンバータに薬剤を注入する薬剤注入方法であって
    前記薬剤の注入は、
    前記薬剤供給装置に薬剤を貯蔵する工程と、
    前記第2の弁を開く工程と
    前記第1の弁を少し開く工程と、
    前記混合容器に前記水と前記薬剤とが混合されたことを条件に、前記第1の弁を全て開き、前記第3の弁を開き、前記バイパス弁を閉じる工程と、
    含んで行われる、薬剤注入方法。
  2. 請求項1記載の薬剤注入方法において、
    前記薬剤は、リン酸塩と水酸化ナトリウムとを混合した水溶液であることを特徴とする薬剤注入方法
  3. 請求項1又は2記載の薬剤注入方法において、
    前記第1の弁、前記第2の弁、前記第3の弁及び前記バイパス弁には、それぞれ異なる識別情報が設けられていることを特徴とする薬剤注入方法
  4. 請求項1から3のいずれか記載の薬剤注入方法において、
    前記混合容器には、この混合容器から下方に向けて延びる第4の配管が設けられ、この第4の配管には、第4の弁と、この第4の弁であることを識別する識別情報とが設けられていることを特徴とする薬剤注入方法
  5. 請求項1から4のいずれか記載の薬剤注入方法において、
    前記噴出防止部は、前記第2の配管に繋がれた開口よりも広い天板を有するテーブル型部材であり、前記テーブル型部材の脚と脚との間に、網目状の格子が形成されている、薬剤注入方法。
  6. 請求項1から5のいずれか記載の薬剤注入方法において、
    前記薬剤供給装置に薬剤を貯蔵する工程の前に、
    前記第1の弁と前記第3の弁とを開き、前記第2の弁と前記第4の弁と、前記バイパス弁とを閉じる工程と、
    前記バイパス弁を開き、前記第1の弁と前記第3の弁とを閉じる工程と、
    前記第2の弁と前記第4の弁とを開く工程と、
    前記薬剤供給装置に前記薬剤がないことを条件に、前記第2の弁と前記第4の弁とを閉じる工程と、
    が行われることを特徴とする薬剤注入方法。
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