JP5023790B2 - 出没式筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、軸筒の中間部にノック部材が設けられた出没式筆記具に関する。
1例として、特開2006−76274号公報があり、その特許請求の範囲には、「軸をグリップ位置後部で前後に分断し、軸と中心線を共有する中軸を軸の中に設け、前軸と中軸の間に滑動可能なすきまばめ的に配置した伝達ピン穴を有し、軸と中心線を共有する円筒形の部品を伝達子としその後部に調整用の座金を介して伝達子に接する状態で同様に配置した円筒形部であって非ノック時はしんチャックの行程より少し長く軸の外部に出ている後部に軸外径と同じ外径の円筒形部を有し、軸外径と同じ外径の底面と中軸外径と同じ外径の上底を持つ円錐台を前記の円筒形部に底面が接合する向きにして一体化し軸と中心線を共有し滑動可能なすきまばめ的に配置した部品を従動子とし、非ノック時は軸と中心線を共有し、軸と内外径とも同じでノックに適した長さの円筒形の部品の前端部を従動子の円錐台部側面に接触させ配置してノックボタンとし、従動子と同形状で前後を反転させた円錐台部側面にノックボタンの後端部を接触させ、円錐台部と軸外径と同じ外径の円筒形部は中軸にしまりばめ的に固定し、軸内径と同じ外径の円筒形部は後軸と中軸の間にしまりばめ的に固定し固定子とし、中軸に、伝達ピン穴に伝達ピンを装入時に伝達ピンが滑動可能なスリットをしんチャックの行程に支障のない長さにあけ、中軸内に伝達ピン穴を有し軸と中心線を共有する円筒形部と円錐台形の空間を持つ部分が一体となり中心部にしんの通り穴を設け滑動可能なすきまばめ的に配置した部品を中軸内伝達子とし伝達ピンで伝達子と結合しノック機構を構成しているノック機構を有するサイドノック式シャ−プペンシル。」と記載されている。
特開2006−76274号公報。
しかし、上記従来技術にあっては、「軸と中心線を共有し、軸と内外径とも同じでノックに適した長さの円筒形の部品の前端部を従動子の円錐台部側面に接触させ配置してノックボタンとし」と、記載されており、軸の長手方向に対するノックボタンの位置は具体的には特定されておらず、それ故に、ノックボタンの位置如何によっては、筆記の際、誤ってノックボタンを押圧してしまい、芯が引っ込んでしまうと言った問題がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、軸筒の中間部にノック部材が設けられた出没式筆記具において、前記軸筒の中間部に細径部を形成し、その細径部に前記ノック部材を円周上に亘って囲繞するよう設けると共に、そのノック部材を軸筒の把持部と、把持した状態における親指と人差し指とで形成される前記軸筒との指間当接部との間に設け、また、前記ノック部材の前方の内周径を後方に比べ小径に形成し、その小径部の内径と前記軸筒の細径部の外径をほぼ同一となしたことを要旨とする。
本発明は、軸筒の中間部にノック部材が設けられた出没式筆記具において、前記軸筒の中間部に細径部を形成し、その細径部に前記ノック部材を円周上に亘って囲繞するよう設けると共に、そのノック部材を軸筒の把持部と、把持した状態における親指と人差し指とで形成される前記軸筒との指間当接部との間に設け、また、前記ノック部材の前方の内周径を後方に比べ小径に形成し、その小径部の内径と前記軸筒の細径部の外径をほぼ同一となしているので、軸筒の全周方向からノック部材を押圧することができ、これにより軸筒の全周方向から芯の繰り出し操作を行うことができるにもかかわらず、筆記の際には、誤ってノック部材を押圧してしまうことがない。
図1〜図9で示し説明する。軸本体の長手方向の略中央部には、ノック部材1が配置されているが、そのノック部材1は前記軸本体の円周上に亘って囲繞するよう設けられていると共に、そのノック部材1は、軸本体の把持部2と、その把持部2を把持した状態における親指と人差し指とで形成される前記軸本体との指間当接部3との間に設けられている。
ノック操作や筆記のし易さから先金4の長さと親指の把持部2との接触面や大人や子供の手の大きさを考慮し、ペン先4aから約25ミリの位置に前記把持部2の中間部が位置するよう形成するのが好ましい。また、前記指間当接部3は、ペン先4aから65ミリ程度の位置となるよう形成するのが好ましい。即ち、前記ペン先4aから65ミリの間にノック部材1が配置されている(図2参照)。尚、比較的、把時部2の後方を把持する使用差にあっては、指間当接部3の位置がペン先4aから85ミリ程度になるが、この場合においても、ノック部材1は、把持部2と指間当接部3との間に位置される。
軸本体は、後軸9と前軸10とから構成されており、その前軸10の外周部、即ち、筆記の際に握る部分となる把持部2にはゴム状弾性体からなるグリップ11が円周上の全域に渡って設けられ嵌着しているが、液状ゴムやウレタン樹脂などを部分的に塗布し固化したり、半球状の樹脂球を前軸10の表面に接着固定したりしても良く、或いは、前軸10の外周に微細なローレット状の凹凸を形成しその前軸10自体を握る部分、つまり、グリップ11としても良い。そのグリップ11を嵌着、或いは、前軸10自体をグリップ部とすることにより、筆記時の疲れや痛みを緩和させる効果がある。
前記前軸10の内部には、チャック体12などを進退させる摺動台13が設けられており外周に段13aを設けている。その摺動台13の後方には1本以上(本例においては、対向した位置に設置された2本)から成る棒状のピン部14が一体形成されているが、各々を別部材で構成し互いを固定しても良い。そのピン部14は、前記前軸10の中間仕切り壁10aに形成されている貫通孔15を摺動自在に貫通し、その前軸10に対して上下動が可能なものとなっている。
また、前記後軸9と前軸10との連結部分間には、軸線を中心に円周上に亘る前記ノック部材1が介在しているが、そのノック部材1は前記仕切り壁10aの後方に延設された軸連結筒部16を囲繞した状態で配置されている。そのノック部材1の内周径は後端に向かって拡がっている。その内周径の最小径に値する小径部17の下側には弾性体からなる弾性リング18が前記軸連結筒部16とノック部材1の間にリング状となって嵌入しており、ノック部材1を操作する際の支点となる。
そのノック部材1を操作する際の支点となる弾性リング18は、ノック部材1と一体成形しても良いが、操作時の前軸10とノック部材1との擦れ合い強度を考慮すると、各々を別部材で構成し弾性体である弾性リング18を設けた方が好ましい。
一方、ノック部材1の内径部は、前記小径部17から後方に向けて円錐状に拡径しており、ノック部材1の後端部で最大内径となる大径部19となっている。
前記ノック部材1の下側には、そのノック部材1の大径部19に係合する傾斜した円錐面20aが全周に亘って形成された円錐部20が後軸9に形成されており、ノック部材1の後方を軸中心方向に押し込むことでノック部材1の大径部19に係合する傾斜した円錐面20aをノック部材1が下方に向けて移動する。このノック部材1の下方への移動によって、その動作が前軸10の軸連結筒部16に対して上下摺動可能な貫通穴21を形成している摺動駒22とそれに接する摺動台13の前記ピン部14に伝達され、これによって摺動台13も下方に向けて移動するのである。このとき、ノック部材1の大径部19と円錐部20の円錐面20aは擦れ合いによる摺動抵抗が発生するが、その摺動抵抗を減らすため前記大径部19は曲面形状となっている。勿論、何れの方向からもノック部材1の操作が可能であるため、前記曲面形状は大径部19の全周に亘って形成されている。
後軸9と前軸10からなる軸本体の内部には、その軸本体に対して上下動可能な芯筒23が配置されており、その芯筒23の前方には受け板24が固定されている。また、前記芯筒23は、摺動台13を貫通していると共に、その摺動台13の前端部には前記受け板24の後端部が接触している。その受け板24の前方にはチャックリング25を被嵌した2つ割りや3つ割りの前記チャック体12が固定されている。そのチャック体12は芯の把持・解放を行うものであり、チャックリング25はチャック体12の開閉を行うものである。チャック体12としての作動は従来技術と同様であり、チャック体12を摺動台13により後部から押圧すると、芯を把持したチャック体12が前進し芯が繰り出され、次いで、チャック体12が拡開し芯を開放する。ここで押圧操作を解除すると、チャック体12は芯を開放した状態で後退・復帰するが、やがて再び芯を把持する。尚、前記芯筒23には、少なくとも2本以上の芯が蓄えられるものである。また、芯筒23は設けなくとも芯の蓄えは可能である。
また、前記前軸10の前方には、締筒26が連結部27で凹凸嵌合により着脱不能に連結・固定されている。その締筒26の前方には先金4が螺着などの手段によって着脱自在に固定されており、その先金4の内部には、ゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材28が圧入・固定されている。尚、符号29は前記チャック体12や芯筒23などを後方に向けて付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
前記後軸9と前軸10の連結は、前軸10の中間仕切り壁10aから後部に向けて延設形成された軸連結筒部16が後軸9の内側に形成された貫通孔部30に嵌まり込むことによってなされているが、前記後軸9と前軸10の軸連結部31で凹凸嵌合されることによって着脱不能に連結・固定される。
勿論、ノック部材1と、後軸9並びに前軸10との間には隙間1a、が設けられており、ノック部材1の非操作時における、そのノック部材1と円錐部20との接触による押圧動作を防止している。つまり、筆記時における押圧動作を防止することによって芯の引っ込み動作を防止するようになっている。ただし、この隙間1aは芯の引っ込み動作を防止するものであるためノック部材1より前方のチャック体12までのノック作動を伝達する部品間に設けることで解消できる。
また、そのノック部材1の外周には、円筒状にゴム状弾性体などからなるクッション32が嵌着しているが、前記グリップ11と同様に、液状ゴムやウレタン樹脂などを部分的に塗布し固化したり、半球状の樹脂球をノック部材1の表面に接着固定したりしても良く、あるいは、ノック部材1の外周に凹凸を形成しそのノック部材1自体で滑り止め効果を得ても良い。
尚、前記ゴム状弾性体からなるクッション32を嵌着、或いは、外周に微細なローレット状の凹凸を形成したノック部材1により、指先や指の腹部で操作する際にグリップ力が向上すると共に、円周上の何れの箇所においてもノック部材1の操作が容易なものとなる。また、ゴム状弾性体で形成した場合には、指先や指の腹部での押圧による軸本体に掛かる負担が軽くなる。
また、後軸9の後部には、消しゴム33とその消しゴム33を覆うようにキャップ34が着脱自在に取り付けられている。そのキャップ34の側面にはクリップ35が一体形成されているが、後軸9の後方に一体形成しても良い。
次に作用について説明する。ノック部材1を円周上のいずれから軸本体の軸線に対して押し込むことでチャック体12などの筆記体を前進させ、芯の繰り出しを行うものである。以下、その操作方法について具体的に説明する(図9参照)。前記ノック部材1を図4に示す状態から軸本体の軸線に対して中心方向に押し込むと、ノック部材1は弾撥部材29の弾発作用により、ノック部材1と軸連結筒部16との間に配置している弾性リング18を支点とし、ノック部材1が揺動する。このとき、ノック部材1の大径部19の当接周縁部は、円錐部20の円錐面20Aを擦り上がり軸連結筒部16に近接する。そのノック部材1は円錐部を擦り上がる移動と相まって前進(下降)する。このとき、摺動駒22は前軸10の軸連結筒部16を上下摺動可能に貫通、案内されているため、前軸10の軸連結筒部16に対して前進(下降)する。このとき摺動台13のピン部14も前軸10に対して上下摺動可能に貫通し案内されているため、前軸10に対して前進(下降)する。その摺動台13の前進に伴い、その摺動台13に固定されている芯筒23や受け板24、その受け板24に固定されたチャック体12も前進する。そして、チャック体12の前進に伴い、芯が前進し繰り出されるが、やがて、チャック体12が拡開し芯が開放させる。このとき、弾撥部材29は受け板24が前進した分圧縮されることになる(図9参照)。
ここで、ノック部材1の押圧操作を解除すると弾撥部材29の復元作用により、摺動駒22が後方に向けて移動すると共にノック部材1も後退し、そのノック部材1は大径部19の当接周縁部が円錐部20の斜面により案内され基の状態へと復帰する。これらの移動、並びに、復帰動作と相まって、前記弾撥部材29、受け板24、チャック体12、チャックリング25、並びに、摺動台13が元の位置へと復帰し、この際、芯は再びチャック体12に把持される。
次に、前記ノック部材の変形例を種々挙げ説明する。図10は、ノック部材1の第1変形例であり、筆記具を筆記状態で握っている際、親指や人差し指でノック部材1の後方を押圧しやすい形状である。そのノック部材1は後方押圧部5で指先に掛かるようにノック部材1の後方が前方よりも大きく、側面視で曲線の流線型状の大径部(後方押圧部5)が形成されている。指先でノック部材1の後方を押圧する場合に有効であるため、押圧時に指間当接部3が背もたれ的に支える形となり、押圧部を親指の腹の位置などに合わせることで、軽くノックすることができる。
図11は、ノック部材1の第2変形例であり、筆記具を筆記状態で握っている際、親指や人差し指でノック部材1の前方を押圧しやすい形状である。そのノック部材1は前方押圧部6で指先に掛かるようにノック部材1の前方が後方よりも大きく、側面視で曲線の流線型の大径部(前方押圧部6)が形成されている。指先で前方を押圧する場合に有効であるため、押圧時にグリップ11を把持している人差し指と中指が背もたれ的に支える形となり、押圧部を親指の指先の位置に合わせることで、軽くノックすることができる。
図12は、ノック部材1の第3変形例であり、筆記具を筆記状態で握っている際、ノック部材1を親指や人差し指でノック部材1の前方、或いは、後方へ押圧しやすい形状である。そのノック部材1は筆記具前方、或いは、後方で指先に掛かるようにノック部材1の中心が大きな、側面視で曲線の流線型の大径部(中心押圧部7)によって形成されている。指先で前方、または、後方へ押圧する場合に有効であり、グリップ11を指で把持する位置により、ノック部材1の中心7の大きな流線型の部分を利用した押圧する面の使い分けを可能としている。つまり、把持部2の前方を把持している場合には、中心押圧部7より前方の斜面に指先を当てて押圧し、把持部2の後方を把持している場合には、中心押圧部7より後方の斜面に指先や指の腹を当てて押圧することができるので、グリップ11の把持する位置に幅を持たせることができる。
また、前記図10〜図12のノック部材1の種々の形状は、把持部2とは異なる外形で構成されているため、ノック部材1を指先で触れる感触により、その位置を認識し、筆記中に筆記面から目を離すことなく、容易にノック部材1を押圧することができる。また、図13で示す第4変形例のような二つの面の繋ぎ部8が指先に触れるような形状は、面の繋ぎ部8が角形状となるため、指先でどの位置に指先が添えられているか容易に判別することができ、特に、効果的である。具体的に説明すると、ノック部材1の中央には側面視でストレート状の筒状部1bが形成されており、その筒状部1bの前端、並びに、後端には前方、後方の各々の方向に向かって縮径する前方円錐部1c、並びに、後方円錐部1dが形成されている。そして、それら筒状部と円錐部との連結部分が前記繋ぎ部8となっている。そして、前記把持部2とノック部材1の外形が互いに筒状の形状であっても、その把持部2とノック部材1の外径に大小差を設けることで、それら把持部2とノック部材1との間に段差が生じ上記で説明した認識効果を得ることができる。
尚、前記実施例で説明した芯筒23の後部に従来技術同様にノックボタン36を設け、前記全周からのノック部材1との両方を兼ね備えたものとしても良い(図14参照)。言うまでもないが、前記ノックボタン36を押圧することで受け板24に固定された芯筒23が前進し、その芯筒23の前進に伴ってチャック体12も前進し、芯が繰り出される。
次に、本発明の出没式筆記具を油性や水性のボールペンに適用させた例を図15に示し、具体的に説明する。ノック部材1を円周上のいずれから軸本体の軸線に対して押し込むことでペン先のカム37などの筆記体を前進させ、ペン先の繰り出しを行うものである。前記ノック部材1を図11に示す状態から軸本体の軸線に対して中心方向に押し込むと、ノック部材1は弾撥部38とノック弾撥部39の弾発作用により、ノック部材1と軸連結筒部16との間に配置している弾性リング18を支点とし、ノック部材1が揺動する。このとき、ノック部材1の大径部19の当接周縁部は、円錐部20の円錐面20aを擦り上がり軸連結筒部16に近接する。そのノック部材1の移動と相まって、摺動駒22は前軸10の軸連結筒部16を上下摺動可能に貫通、案内されているため、前記摺動駒22は前軸10の軸連結筒部16に対して前進(下降)する。このとき摺動台13のピン部14も前軸10に対して上下摺動可能に貫通し案内されているため、前軸10に対して前進(下降)する。その摺動台13の前進に伴い、筆記体が出没する。
このように、ボールペンのノック部材1を軸筒の把持部2と、把持した状態における親指と人差し指とで形成される指間当接部3との間に設けることで、筆記の際に、誤ってノック部材1を押圧することなく、ペン先の引っ込みを防止することができる。
本発明の1例を握った状態を示す外観図。 図1を前方の握りで示した外観図。 図1を後方の握りで示した外観図。 本発明の縦断面図。 図4の横断面図。 図4の要部拡大図。 (a)軸連結筒部とグリップの組み立て外観図。 (b)軸連結筒部とグリップの組み立て縦断面図。 摺動台の外観図。 動作を示す縦断面図。 ノック部材の第1変形例を示す外観図。 ノック部材の第2変形例を示す外観図。 ノック部材の第3変形例を示す外観図。 ノック部材の第4変形例を示す外観図。 本発明の変形例を示す縦断面図。 本発明をボールペンに適用した場合の縦断側面図。
1 ノック部材
1a 隙間
2 把持部
3 指間当接部
4 先金
5 後方押圧部
6 前方押圧部
7 中心押圧部
8 繋ぎ部
9 後軸
10 前軸
11 グリップ
12 チャック体
13 摺動台
13a 段
14 ピン部
15 貫通孔
16 軸連結筒部
17 小径部
18 弾性リング
19 大径部
20 円錐部
20a 円錐面
21 貫通穴
22 摺動駒
23 芯筒
24 受け板
25 チャックリング
26 締筒
27 連結部
28 芯戻り止め部材
29 弾撥部材
30 貫通孔部
31 軸連結部
32 クッション
33 消しゴム
34 キャップ
35 クリップ
36 ノックボタン
37 カム
38 弾撥部
39 ノック弾撥部

Claims (3)

  1. 軸筒の中間部にノック部材が設けられた出没式筆記具において、前記軸筒の中間部に細径部を形成し、その細径部に前記ノック部材を円周上に亘って囲繞するよう設けると共に、そのノック部材を軸筒の把持部と、把持した状態における親指と人差し指とで形成される前記軸筒との指間当接部との間に設け、また、前記ノック部材の前方の内周径を後方に比べ小径に形成し、その小径部の内径と前記軸筒の細径部の外径をほぼ同一となしたことを特徴とする出没式筆記具。
  2. ノック部材の形状を筒状となすと共に、その筒状を側面視でストレート状、或いは、両端部に傾斜面を有する太鼓状、或いは、曲線の大径部を有する流線形状となしたことを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
  3. 前記軸筒の外径とノック部材の外径を異ならしめたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の出没式筆記具。
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