JP5023764B2 - パターン形成方法及びパターン形成装置。 - Google Patents
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Description
これにより、第2のパターンを第1の隔壁が形成されていた領域に形成することができるので、第2のパターンを第1のパターンに対して近接して形成することが可能となり、微細なピッチのパターン群を形成することができる。
制御手段は、液滴吐出ヘッドと移動手段を制御して、基板上に第1の液体の液滴からなる所望のパターンを画定する隔壁を形成させるとともに、続いて、隔壁によって第2の液体の液滴を所望のパターンに型取らせた後に、除去手段を制御して第1の液体の液滴からなる隔壁を除去させる。
<第1実施形態>
図4,図5に示すように、液滴吐出ヘッド20に備えられるノズル25から液体30を基板2上に吐出して液滴31を複数配列させて隔壁40を形成する(第1の隔壁形成工程)。隔壁40は、立壁40A及び40Bによって構成されるものである。
板2上のY方向に複数配列して立壁40Aを形成したあとに、基板2をX方向に所定の間隔
だけ移動させて、前述の立壁41Aを形成する液滴31とY方向において同様の着弾位置となるように液滴31を複数配列させて立壁40Bを形成する。
また、立壁40A及び40Bを形成する液滴31は、基板2上にて液体状態のままで形状を維持しつつ、所定の位置に保持されるものである。
<第二実施形態>
第二実施形態として、導電パターン3を高密度に配置された基板1を形成するパターン形成工程について説明する。
まずノズル26と隔壁40と重なる領域の一部が重なる位置とが対向するように、基板保持台21により基板2を平面方向に移動させるとともに、前述の重なる位置に液滴31をY方向に複数並べて立壁41Aを形成する。
<第三実施形態>
第三実施形態として、隣接する隔壁41のY方向に配列される着弾位置をずらして隔壁パターンを形成するパターン形成工程について説明する。
<第四実施形態>
第四実施形態として、液滴31をY方向に複数配列させて立壁44A、44Bを形成したあとに、Y方向に隣接する液滴31の間に形成された凹部分63に液滴31よりも小さい液滴32を着弾させて立壁44C、44Dからなる隔壁44を形成し、この隔壁44により画定された導電パターンを形成するパターン形成工程について説明する。
次に、図28、29に示すように、立壁44A、44Bを形成する液滴31がY方向に複
数配列する液滴31において、隣接する液滴31の連接部分には凹部分63が形成されてしまう。この凹部分63に液滴31の径よりも小さい径の液滴32を着弾させて、立壁45A、45Bからなる隔壁45を形成する。(補間工程)この立壁45A、45Bにより、基板2上に画定パターン4Eが画定される。このとき、液滴32の径の大きさは凹部分63
を埋める大きさであることが望ましい。
端部分の凹凸形状を小さくした導電パターン3Eを基板2上に形成することができる。
ーンに比べて隣接する導電パターンの距離を小さくすることができるので、さらに導電パターンの高密度化を実現することができる。
2 基板
3,3A,3B,3C,3D,3E 導電パターン
4,4A,4B,4C,4D,4E 画定パターン
20 液滴吐出ヘッド
21 基板保持台
22 加熱手段
23 隔壁除去手段
25,26 ノズル
40,41,42,43,44,45 隔壁
40A,41A,42A,43A,44A,45A 立壁
40B,41B,42B,43B,44B,45B 立壁
Claims (12)
- 基板の一方の面に液滴吐出ヘッドから吐出した第1の液体を着弾させて、第1のパターンを画定する第1の隔壁を形成する第1の隔壁形成工程と、
前記一方の面に液滴吐出ヘッドから吐出した第2の液体を着弾させて、前記第1の隔壁により、着弾した第2の液体が前記第1のパターンをなすように型取らせる第1のパターン形成工程と、
前記第1の隔壁を液体のまま前記一方の面に残しつつ、前記第1のパターンに型取られた前記第2の液体を固化させる固化工程と、
前記一方の面上から液体のままの前記第1の隔壁を除去する第1の隔壁除去工程と、
を備え、
前記第2の液体の固化温度は、前記第1の液体の沸点よりも低いものであり、
前記固化工程は、前記第2の液体を加熱することで固化する工程であり、
さらに、
前記固化工程は、前記第2の液体が固化し、前記第1の液体が固化せず液体の状態のときに、前記第2の液体の加熱を止めることを特徴とするパターン形成方法。 - 前記第1の隔壁除去工程の後に、
前記一方の面上に前記第1の液体を着弾させて、前記第1の隔壁が形成されていた領域と一部が重なる第2のパターンを画定する第2の隔壁を形成する第2の隔壁形成工程と、
前記一方の面に液滴吐出ヘッドから吐出した前記第2の液体を着弾させて、前記第2の隔壁により、着弾した前記第2の液体が前記第2のパターンをなすように型取らせる第2のパターン形成工程と、
前記第2の隔壁を液体のまま前記一方の面に残しつつ、前記第2のパターンに型取られた前記第2の液体を固化させる固化工程と、
前記一方の面上から液体のままの前記第2の隔壁を除去する第2の隔壁除去工程と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。 - 前記第1の液体は、前記第2の液体と接触したときに相溶しないものであり、
前記第1の隔壁形成工程において、前記第1の液体は液体状態であることを特徴とする請求項1または2に記載のパターン形成工程。 - 前記第1の液体は、前記第2の液体に比べて比重が大きいものであることを特徴とする請求項3に記載のパターン形成工程。
- 前記第1の液体は、前記一方の面上に着弾されたときにその面に対する接触角が20[度]以上90[度]以下となるものあることを特徴とする
請求項3又は4に記載のパターン形成工程。 - 前記第1の隔壁除去工程において、
前記第1の隔壁は、エアブロー又はワイピングで前記一方の面上から除去される
ことを特徴とする
請求項3〜5の何れかに記載のパターン形成工程。 - 前記第2の液体は、導電性微粒子を含有するものであることを特徴とする
請求項1〜6の何れかに記載のパターン形成工程。 - 前記第2の液体は、光透過性を有する樹脂であることを特徴とする
請求項1〜7の何れかに記載のパターン形成工程。 - 前記第1の隔壁は、間隔をおいて同一の所定方向に延在する一対の立壁を含むとともに、前記第1のパターンは、これら一対の立壁の間に画定されるものであり、
前記第1の隔壁形成工程は、
前記第1の液体の液滴を一定ピッチで前記所定方向に配列するように着弾させることで、前記一対の立壁を形成するものであり、
前記一対の立壁は、一方の立壁を形成する前記第1の液体の液滴の着弾位置が他方の立壁を形成する前記第1の液体の液滴に比べて、前記所定方向において前記一定ピッチの半分ずれるように形成させることを特徴とする
請求項1〜8に記載のパターン形成方法。 - 前記隔壁は、間隔をおいて同一の所定方向に延在する一対の立壁を含むとともに、前記所望のパターンは、これら一対の立壁の間に画定されるものであり、
前記隔壁形成工程は、
所定の径を有する前記第1液体の液滴を一定ピッチで前記所定方向に配列するよう着弾させることで、前記一対の立壁を形成する主要部形成工程と、
前記所定方向において隣接して着弾した2つの液滴の連接部分に形成された凹部分に、前記所定の径よりも小さい径を有する前記第1の液体の液滴を着弾させる補間工程と、を有することを特徴とする
請求項1〜9に記載のパターン形成方法。 - 前記隔壁形成工程において前記第1の液体を吐出する液滴吐出ヘッドが、前記パターン形成工程において前記第2の液体を吐出するものであることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のパターン形成工程。
- 第1の液体を吐出する第1のノズルと、前記第1の液体の沸点よりも固化温度が低い第2の液体を吐出する第2のノズルとを有する液滴吐出ヘッドと、
基板を保持する基板保持手段と、前記液滴吐出ヘッドと前記基板保持手段とを相対移動させる移動手段と、
前記基板の一方の面上に着弾した前記第2の液体を加熱して固化させるものであって、前記一方の面上に着弾した前記第2の液体が固化し、前記一方の面上に着弾した前記第1の液体が固化せず液体の状態のときに、前記第2の液体の加熱を止める固化手段と、
前記基板上に液体のまま残る前記第1の液体を前記基板上から除去する除去手段と、
前記液滴吐出ヘッド、前記移動手段、及び前記除去手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記基板上に、前記第1のノズルから吐出された前記第1の液体からなる所望のパターンを画定する隔壁を形成し、続いて、液体のままの前記隔壁によって前記第2のノズルから吐出された前記第2の液体を前記所望のパターンに型取らせるよう、前記液滴吐出ヘッド及び前記移動手段を制御し、
さらに、液体のまま前記一方の面上に残る前記隔壁を除去するよう、前記除去手段を制御することを特徴とするパターン形成装置。
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