JP5023688B2 - 電気泳動ディスプレイの表示方法、駆動制御装置、電気泳動ディスプレイ、および電子機器 - Google Patents

電気泳動ディスプレイの表示方法、駆動制御装置、電気泳動ディスプレイ、および電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、電気泳動ディスプレイの表示方法、駆動制御装置、電気泳動ディスプレイ、および電子機器に関する。
従来、電気泳動現象、すなわち、液体中に分散した帯電粒子が電界印可により泳動する現象を利用した電気泳動ディスプレイが開発されている(例えば、特許文献1)。
このような電気泳動ディスプレイは、例えば白黒二色の極性が異なる電気泳動粒子を有し、これらの粒子を挟んでディスプレイの表側と裏側とに対向配置された各電極に表示画像に応じた極性の電位を印加することにより、表示を行う。
ここで、電気泳動ディスプレイでは、特に長時間、白や黒などに表示が保持された部位などで、粒子の固着等による残像が出やすくなることから、表示品質改善のため、印加電界の極性を反転させて表示色を反転させる白黒反転処理や、白から黒へ、再び白へと、或いは、黒から白へ、再び黒へと表示色を反転させるリフレッシュ処理等が所定周期で行われることがある。
特開昭52−70791号公報
前述した表示品質改善のための白黒反転処理やリフレッシュ処理であるが、通常の表示状態からこれらの処理に移行する際、白黒反転やリフレッシュの様子がはっきりと見て取れる。すなわち、このような白黒反転やリフレッシュ処理により、信頼性が向上する反面、情報伝達や画像表現には必要のない余計な表示書換えが生じるため、表示画像に違和感を感じさせてしまう。
本発明の目的は、信頼性確保と自然な表示画像とを両立できる電気泳動ディスプレイの表示方法、駆動制御装置、電気泳動ディスプレイ、および電子機器を提供することにある。
本発明の第1の電気泳動ディスプレイの表示方法は、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される表示方法であって、一連の表示画像からなるアニメーションを定期的に表示するアニメーション表示工程を備え、前記アニメーション表示工程では、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加し、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることにより、前記アニメーションを表示することを特徴とする。
本発明の第1の電気泳動ディスプレイの駆動制御装置は、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される駆動制御装置であって、一連の表示画像からなるアニメーションを前記画像領域に定期的に表示させるアニメーション駆動制御部を備え、前記アニメーション駆動制御部は、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加させ、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることにより、前記アニメーションを実現することを特徴とする。
本発明の第1の電気泳動ディスプレイは、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイであって、前記画像領域には、一連の表示画像からなるアニメーションが定期的に表示され、前記アニメーションは、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界が印加されて当該部位における表示色が前記二色間で少なくとも一度は反転されることにより、表示されていることを特徴とする。
これらの発明によれば、画像領域の各部位で表示色が反転される際、電気泳動粒子が少なくとも電極間の距離に応じた分、移動するので、アニメーションの表示により、粒子の固着等が十分に防止され、表示品質を確保できる。
すなわち、アニメーション中の画像領域の各部位における粒子の移動が表示品質の改善効果を発揮することになり、従来、通常表示状態から白黒反転処理やリフレッシュ処理に移行する際に感じられた違和感を無くすことができる。つまり、本発明におけるアニメーション表示は、従来、表示品質改善のためだけに行われていたリフレッシュや白黒反転の処理を兼ねるため、これらの処理を不要にでき、信頼性確保と自然な表示画像とを両立できる。
これに加えて、画像領域の各部位の粒子移動に伴う表示書き換えそのものがアニメーションとなることから、この表示書き換えを画像表現力の向上に繋げることもでき、電気泳動ディスプレイの表示画像の意匠性を向上させることができる。
なお、アニメーションを表示する周期は、画像領域における表示書き換えの頻度や、電気泳動ディスプレイの表示特性などに応じて適宜決められる。
なお、「電気泳動ディスプレイ」には、表示体としての電気泳動ディスプレイ単体のみならず、電気泳動ディスプレイ本体と、ドライバIC等が実装された制御回路基板とが一体にモジュール化されているものも含まれる。
本発明の第2の電気泳動ディスプレイの表示方法は、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される表示方法であって、予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えるモード切替工程を備え、前記モード切替工程では、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加し、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることを特徴とする。
本発明の第2の電気泳動ディスプレイの駆動制御装置は、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される駆動制御装置であって、予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えさせるモード切替制御部を備え、前記モード切替制御部は、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加させ、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることを特徴とする。
本発明の第2の電気泳動ディスプレイは、画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイであって、予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えられる際に、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界が印加され、当該部位における表示色が前記二色間で少なくとも一度は反転されることを特徴とする。
これらの発明によれば、画像領域の各部位で表示色が反転される際、電気泳動粒子が十分な泳動距離で移動するため、モードの切り替えにより、粒子の固着等が十分に防止され
、表示品質を確保できる。
すなわち、前記第1発明と略同様に、モード切替え中の画像領域の各部位における粒子の移動が表示品質の改善効果を発揮することになるので、信頼性確保と自然な表示画像とを両立できる。
また、画像領域の各部位の粒子移動に伴う表示書き換えそのものをアニメーションとして構成することも可能なことから、この表示書き換えを画像表現力の向上に繋げることもでき、電気泳動ディスプレイの表示画像の意匠性を向上させることができる。
なお、モード切替を所定周期で行っても良い。さらに、前記他のモードは、設定されている時差を表示する時差設定モードであってもよい。
本発明の第1、第2の電気泳動ディスプレイの表示方法では、前記画像領域への電界印加は、当該画像領域における一の部位と、他の部位とで相対的にタイミングをずらして行うことが好ましい。
また、本発明の第1、第2の電気泳動ディスプレイの駆動制御装置では、前記画像領域への電界印加は、当該画像領域における一の部位と、他の部位とで相対的にタイミングをずらして行うことが好ましい。
これらの発明によれば、電界を印加するタイミングが画像領域における各部位で相違することにより、連続して表示される画面の動作がより自然となり、より違和感のない一層自然な表示を実現できる。
本発明の電子機器は、前述の電気泳動ディスプレイを備えることを特徴とする。
この発明によれば、前述した電気泳動ディスプレイを備えることにより、前述と同様の作用および効果を享受できる。
本発明の電子機器では、計時を行う計時部を備えて時計として構成され、前記画像領域には少なくとも、前記計時部による計時情報が表示されることが好ましい。
この発明によれば、分や秒と比べて書き換えの時間間隔が長い、時や日付などの計時情報が表示された画像領域の部位であっても、アニメーション表示やモード切替の際に当該部位の粒子を強制的に移動させるため、これによって残像が解消され、計時情報の視認性を高くできる。
また、前述のように、表示画像の意匠性が高い電気泳動ディスプレイを具備することから、時計の外観意匠性にも貢献できる。
以上の本発明によれば、信頼性確保と自然な表示画像とを両立できるうえ、表示画像の意匠性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
[1.全体構成]
図1は、本実施形態の電子機器としての電子時計1の斜視図である。この時計1は、円環状のケース2の外周部に沿って表示パネル30が設けられ、その環の中に腕などを通して装着するバングルタイプのウォッチとされている。
図2は、時計1の分解斜視図である。時計1は、図2に示すように、ケース2と、中枠25と、電気泳動ディスプレイとしての表示パネル30を有する表示モジュール3と、カバーガラス5とを備えている。
ケース2は、ケース本体21と、フランジ部材22とで構成される。
ケース本体21は、円筒状に形成され、その一方の開口端縁にはケース2の径方向に突出するフランジ211が設けられ、他方の開口端縁にはケース2の径方向に突出するネジ固定部212が複数箇所形成されている。
フランジ部材22は、リング状の板材で形成され、前記ネジ固定部212にねじ込まれるネジ24によってケース本体21に固定されている。これにより、フランジ部材22はフランジ211に対向して設けられ、その間に表示パネル30を収納する空間が形成されている。
中枠25は、表示パネル30を略リング状に湾曲した状態で保持する樹脂の成形品である。具体的には、中枠25は、樹脂製の2つのリング部材26,27を接着して構成されている。中枠25は、開口端縁に表示パネル30をガイドするガイド用突起28等が形成されており、このガイド用突起28等が形成された中枠25を一体成形することが難しいために、二体に分けて製造している。また、中枠25には、電池が収納される電池ホルダ29が着脱可能に取り付けられている。
中枠25は、ケース本体21の円筒面の外周に装着されている。そして、中枠25の外周面には、表示パネル30を有する表示モジュール3が巻き付けられている。表示モジュール3の具体的構造は後述する。
カバーガラス5は、透明な円筒状の樹脂材やサファイアガラス等で構成され、表示パネル30の外周面に装着されて、各フランジ211およびフランジ部材22で保持されている。
[2.表示モジュールの構成]
図3は、表示モジュール3の構成を示す平面図であり、図4は、表示パネル30の断面図である。これらの図3および図4では、分かり易くするために、表示モジュール3を平面的(湾曲していない状態)に表した。
表示モジュール3は、表示パネル30と、制御回路基板40とを備え、これらは異方性導電膜(ACF;Anisotropic Conductive Film)などによる配線部材412で互いに接続されている。
そして、制御回路基板40は、配線部材412部分で折り曲げられ、図2に示した中枠25の電池ホルダ29とリング部材26,27との間に形成された溝部分に前記配線部材412を配置することで、中枠25内周面に折り返されて配置されている。
また、表示パネル30は、接着剤によってケース2に接着されている。なお、接着剤の他に両面テープなどを用いてもよい。
[3.制御回路基板の構成]
図3に示す制御回路基板40は、基板31,32と同様に、ポリイミドやポリエステルなどの可撓性を有する樹脂から形成されたフレキシブル基板である。制御回路基板40上には、時計1全体を制御するコントローラ425と、表示パネル30を駆動するドライバIC426と、タッチセンサ427とがそれぞれ互いに重なることなく実装されている。なお、各タッチセンサ427用の操作ボタン(図示略)がそれぞれケース2に設けられている。
また、駆動回路素子425と配線部材412とは、制御回路基板40に形成された配線(図示略)によって互いに接続されている。
なお、制御回路基板40は、電池ホルダ29(図2)に装着されるボタン型電池(電源)に電気的に接続され、この電源から供給される電力で駆動される。
[4.表示パネルの構成]
表示パネル30は、ケース2の外周部に沿って帯状に設けられ、図4に示すように、表示基板31と、透明基板32と、これら基板31,32間に設けられた電気泳動層33とを有して構成されている。ここで、透明基板32および表示基板31は、ポリイミドやポリエステル等の可撓性を有する樹脂から形成されている。
このような表示パネル30は、図2に示すように、中枠25の外周面に沿って湾曲されその両端間に前記電池ホルダ29が配置されている。このため、電池ホルダ29の表面側には電池ホルダ29を覆う図示しない飾り板が取り付けられる。
図4に戻り、表示基板31の表面(透明基板32との対向面)には、セグメント電極310が設けられるとともに、表示基板31の長手方向の両端部には、透明基板32側の電極に導通される電極321,322がそれぞれ設けられている。
セグメント電極310の表面には、接着剤(接着層)ADが設けられることにより、複数のマイクロカプセル330が接着されている。これらのマイクロカプセル330は、電気泳動層33を構成する。
表示基板31の裏面には、表示基板31表面のセグメント電極310および電極321,322を配線部材412(図3)を介して制御回路基板40に導通する各配線312が形成されている。各配線312と各電極との間は、表示基板31を厚み方向に貫通するビア314によって接続されている。
一方、透明基板32の裏面(表示基板31との対向面)には、ITO(Indium Tin Oxide)などによる透明な共通電極320が設けられている。この共通電極320は、透明基板32の裏面略全体に設けられ、各セグメント電極310との間でそれぞれ電圧が印加される各セグメント電極310共通の電極とされている。この共通電極320と、各電極321,322との間にはそれぞれ、導通部材321A,322Aが介装されている。
なお、透明基板32、マイクロカプセル330、および表示基板31等は、透明基板32の表面側に設けられた耐湿シート32Aと、表示基板31の裏面側に設けられた耐湿シート31Aとの間に密封されている。
[5.電気泳動による表示]
図5は、表示パネル30における電気泳動層33を示す模式図である。電気泳動層33は、多数のマイクロカプセル330が密集して配置されることによって形成され、各マイクロカプセル330には、多数の帯電粒子が分散した電気泳動粒子分散液331がそれぞれ封入されている。電気泳動粒子分散液331では、黒色の電気泳動粒子(以下、黒粒子という)331Aと、白色の電気泳動粒子(以下、白粒子という)331Bとが分散され、二色の粉体流体方式の電気泳動層が構成されている。これら黒粒子331Aおよび白粒子331Bは、互いに異なる極性に帯電しており、本実施形態では、黒粒子331Aがプラス(正)に帯電し、白粒子331Bがマイナス(負)に帯電している。
すなわち、セグメント電極310がローレベル電位(L電位)であり、共通電極320がハイレベル電位(H電位)の場合、その電位差によって共通電極320からセグメント電極310に向かう電界が発生し、正に帯電した黒粒子331Aがセグメント電極310側に移動するとともに、負に帯電した白粒子331Bが共通電極320側に移動する。この白粒子331Bが共通電極320に最大限近接することにより、表示パネル30における表示は白色となる。
この白色表示の場合とは逆に、セグメント電極310をハイレベル電位(H電位)に、共通電極320をローレベル電位(L電位)にそれぞれ切り替えた場合、電界の向きが逆転し、黒粒子331Aが共通電極320に最大限近接することにより、表示パネル30における表示は黒色となる。
また、黒粒子331A、白粒子331Bの移動量を電圧の印加時間や印加電圧などに応じて調整することにより、黒と白との間の色階調である中間色表示も可能となっている。
なお、電界印加が停止されると、黒粒子331A,白粒子331Bの移動も止まり、そのままの表示色が保持される。
[6.表示パネルの各セグメント電極]
図6は、表示パネル30の画像領域を示す平面図である。このように表示パネル30の画像領域略全体に亘って数字や文字等が分散するようにレイアウトされている。これらの数字や文字1つ1つに対応して、それら数字や文字の形状に形成されたセグメント電極310がそれぞれ設けられている。これらのセグメント電極310は、時桁表示や、十分桁表示、一分桁表示など複数種類の表示要素に分けられるが、これらをセグメント電極310と総称する。
図6は、背景以外のすべてのセグメント電極310に対応する領域を黒色で表示した状態となっている。
なお、表示パネル30は、当該表示パネル30の画像領域からすべてのセグメント電極310を除いた領域である背景表示部の表示を行うため、図示しない駆動電極を有する。
[7.制御回路部の構成]
図7は、制御回路基板40(図3)の電気的構成を示すブロック図である。制御回路基板40は、コントローラ425に実装される駆動制御部61と、ドライバIC426(図2)に実装される表示駆動部62とを有する。
駆動制御部61は、表示駆動部62に対する入出力を行う入出力部611と、計時する計時部612と、電源420から各回路素子425〜427に電力を供給する電圧制御部613と、操作ボタン(図示省略)の操作を検出する操作検出部614と、これらの各部611〜614の動作を制御する制御部615とを有する。
計時部612は、水晶発振回路素子の発振パルスをカウントすることにより時刻を計時するものであり、この計時部612は、入出力部611を介して表示駆動部62と接続されている。
また、表示駆動部62は、表示パネル30の共通電極320と各セグメント電極310との間に電圧を印加する駆動信号を表示パネル30に印加する。
本実施形態の時計1は、後述するアニメーション表示機能および複数の表示モードを備える。このため、制御部615は、図8に示すアニメーション駆動制御部615Aと、モード切替制御部615Bとを有して構成されている。
[8.定時アニメーション表示]
次に、図8のアニメーション駆動制御部615Aにより、表示パネル30の画像領域に定期的にアニメーションを表示するアニメーション表示工程について説明する。
このアニメーション表示工程では、毎正時(0時および12時)にAMPMアニメーションを表示し、1時間毎に1時間毎アニメーションを表示する。
[8−1.AMPMアニメーションの表示態様]
図9〜図10は、毎正時に表示されるAMPMアニメーションを示す。このAMPMアニメーションは、図9〜図10に示した(A)〜(S)の一連の画像から構成されている。これら(A)〜(S)の各画像は、電気泳動粒子331A,331B(図5)の泳動により、連続的に表示される。
なお、AMPMアニメーションは、背景色を黒色から白色に反転させる第1パターンと、背景色を白色から黒色に反転させる第2パターン(図示せず)との二通りがある。図9〜図10は、第1パターンを示している。図示しない第2パターンでは、第1パターンと表示色が白黒反転しており、白色と黒色との間の中間色についても、ライトグレーはダークグレーに、ダークグレーはライトグレーにそれぞれ置き換わる。これら第1、第2パターンの表示処理は略同様に行われる。
AMPMアニメーションは、正時1分前である11時59分に開始し、図9(A)の状態では、時桁を示す「11」と十分桁を示す「5」と一分桁を示す「9」と、設定された時差を示すタイムコードの文字とがそれぞれ白色で表示されている。また、時刻を示す各数字や時差を示す各タイムコードのうちの幾つかは、グレー色で表示されている。
これらの(A)〜(S)の画像に示すように、AMPMアニメーションは、背景色を黒色とする表示画像(A)から、背景色を白色とする表示画像(S)に移行し、この間、略全てのセグメント電極310それぞれにおける表示色が変更される。
すなわち、背景表示用の駆動電極への電位印加と、略全てのセグメント電極310への電位印加とにより、表示パネル30の画像領域内の略全ての部位それぞれに電界が印加され、当該部位における表示色が変更される。
例えば、(B)〜(D)の画像にかけて、パネルのヒビを画像で表現したヒビ表示51の表示色が(A)の黒色の状態から白色へと変更され、(A)で白色で表示されていた時桁、十分桁、一分桁の数字やタイムコードは、(E)〜(G)にかけて黒色へと変更される。そして、(E)〜(S)にかけて、時刻を示す数字の殆どが黒色から白色へと変更される。
ここで、各数字の表示色は、適宜ずらしたタイミングで変更され、本実施形態では、表示パネル30に時系列で並んだ一連の数字の色が、表示パネル30の周方向に沿って順次変更される。例えば、(F)〜(I)にかけて一分桁の数字の色が変更され、(I)〜(L)にかけて時桁の数字の色が変更され、(I)〜(M)にかけて十分桁の数字の色が変更される。一分桁の数字および時桁の数字の色は、黒から白へと変更された後、白から黒へ、そして再び黒から白へと変更される。なお、各数字は、背景表示部と同じ色で表示されている際は、非表示状態となり、画像の背景を構成する。
このような各数字の表示により、表示パネル30の周方向に沿って各数字が流れるように表現されている。
そして、(M)〜(S)にかけて背景色が次第に黒色から白色へと変更され、正時には、(S)のように時桁の「12」と十分桁の「0」と一分桁の「0」と、時差を示すタイムコードとがそれぞれ黒色で表示される。また、時刻を示す各数字や時差を示す各タイムコードのうちの幾つかは、グレー色で表示される。
[8−2.1時間毎アニメーションの表示態様]
図11〜図13は、表示パネル30の画像領域に1時間毎に表示される1時間毎アニメーションを示す。この1時間毎アニメーションは、図11〜図13に示した(A)〜(Q)の一連の画像から構成されている。
なお、前述したAMPMアニメーションの表示によって、表示パネル30の表示画像が午前/午後で白黒反転するため、現在時刻が表示されている状態として、図11(A)のように黒色が背景色の場合と、これと反対に、白色が背景色の場合とがある。すなわち、1時間毎アニメーションも、図11〜図13に示した第1パターンと、図示しない第2パターンとの二通りある。これら第1、第2パターンの表示処理は略同様に行われる。
1時間毎アニメーションは、毎時59分に開始し、図11(A)の状態では、時桁を示す「5」と十分桁を示す「5」と一分桁を示す「9」と、設定された時差を示すタイムコードの文字とがそれぞれ白色で表示されている。また、時刻を示す各数字や時差を示す各タイムコードのうちの幾つかは、グレー色で表示されている。
これら(A)〜(Q)の画像に示すように、1時間毎アニメーションは、背景色が黒色の表示画像(A)から、背景色が一旦白色となり、再び黒色に移行し、この間、略全てのセグメント電極310それぞれにおける表示色が変更される。
すなわち、背景表示用の駆動電極への電位印加と、略全てのセグメント電極310への電位印加とにより、表示パネル30の画像領域内の略全ての部位それぞれに電界が印加され、当該部位における表示色が変更される。
例えば、図11(B)〜(D)の画像にかけて、パネルのヒビを画像で表現したヒビ表示51の表示色が(A)の黒色の状態から白色へと変更され、(D)〜(F)にかけて背景表示色が黒色から白へと変更される。この背景色の変更により、(A)で白色で表示され、現在時刻を示していた数字は非表示状態となって背景を構成する。なお、他の数字等の色は、(A)〜(F)にかけて背景表示の色に同調して変更される。
そして、(G)〜(P)にかけて、背景色が白色から黒色へと次第に変わる間、時桁の一連の数字が順次白色から黒色へと、さらに黒色から白色へと、また再び白色から黒色へと繰り返し変更される。
これらの時桁の数字の表示色は、適宜ずらしたタイミングで変更され、表示パネル30の周方向に沿って各数字が流れるように表現されている。
そして、1時間毎アニメーションの終了時には、図13(Q)のように時桁の「6」と十分桁の「0」と一分桁の「0」と、時差を示すタイムコードとがそれぞれ白色で表示される。また、時刻を示す各数字や時差を示す各タイムコードのうちの幾つかは、グレー色で表示される。
[9.モード切替時の表示態様]
次に、時計1の表示モードをモード切替制御部615B(図8)によって切り換えるモード切替工程について説明する。
本実施形態の時計1が有する複数の表示モードのうち、表示パネル30に現在時刻を表示する通常モードから、時差設定モード(都市変更モード)への切替えを例にとり、説明する。
図14は、通常モードから時差設定モードへの切替時の表示を示す。本実施形態ではモード切替時の表示が(A)〜(F)の一連の画像からなり、表示パネル30の画像領域の略全ての部位における表示色が変更される。
すなわち、通常モードの時刻表示画面を示す(A)から、各タイムコードが表示された時差設定モードの表示画面を示す(F)に移行する間、背景表示部とこれに同調するセグメントとによって構成される背景画像が次第に白黒反転するとともに、時桁の数字の色が順次変更され、時差設定画面(F)では、時桁の数字およびタイムコードを示す文字等がそれぞれ表示される。
なお、図14(A)とは違って表示パネル30の背景色が白色の場合にも、各セグメント電極310および背景表示用の電極が適宜選択され、これら電極に対応する表示パネル30の画像領域の各部位それぞれに電界が印加され、表示色が変更される。
図14(F)において、現在設定されている時差は協定世界時から+9時間であり、+9時間のタイムゾーンIに対応するタイムコード(文字)と、「9」の時桁とがそれぞれ黒色で強調した状態で選択表示され、その他のタイムゾーンおよび時桁は、ライトグレーで表示されている。時差修正は、操作ボタン(図示省略)を操作し、タイムコードの選択を順次切り替えることで行う。
以上、図9〜図14を参照して説明したAMPMアニメーション、1時間毎アニメーション、およびモード切替表示のそれぞれにおいて、表示パネル30の画像領域における略全ての部位に電界が印加され、当該部位における表示色が黒色および白色の間で少なくとも一度は反転される。
つまり、これらのアニメーションおよびモード切替表示はそれぞれ、従来、表示品質改善のためだけに行われていたリフレッシュや白黒反転の処理を兼ねている。
[10.表示パネルの駆動制御]
図9〜図14にそれぞれ示した画像表示を実現する表示パネル30の駆動方法について説明する。表示パネル30は、表示駆動部62(図7)によって駆動される。
図15は、表示駆動部62により、共通電極320に印加される駆動信号COM、および3つの異なるセグメント電極310に印加される駆動信号SEG1,SEG2,SEG3の電圧波形の一例を示す。
本例では、駆動信号SEG1は、黒色から白色に変更される部位のセグメント電極310に印加され、駆動信号SEG2は、白色から黒色に、そしてまた白色に変更される部位のセグメント電極310に印加される。また、駆動信号SEG3は、図15に示した範囲では表示色が黒色に保持される部位のセグメント電極310に印加される。
駆動信号COMは、L電位およびH電位の間で変化するパルスとなっている。図15の例では、駆動信号COMの半波長は125msとされているが、これに限られない。
駆動信号SEG1は、最初の1秒間はL電位に維持され、この間、駆動信号COMに対して、COMがH電位となる度(W1〜W4)に電位差を与えられる。すなわち、これらW1〜W4の度に電圧が印加され、黒粒子331A(図5)が共通電極320側に移動するため、表示色は黒から白へと変更される。この後の1秒間、駆動信号SEG1は、駆動信号COMと同位相かつ同電位のパルスとされる。
一方、駆動信号SEG2は、最初の1秒間は、H電位に維持され、この間、駆動信号COMに対して、COMがL電位となる度(B1〜B4)に電位差を与えられる。すなわち、これらB1〜B4の度に電圧が印加され、白粒子331B(図5)が共通電極320側に移動するため、表示色は白から黒へと変更される。ここで、SEG1が印加される部位における黒から白への変更と、SEG2が印加される部位における白から黒への変更とは並行して行われる。これに続く1秒間は、反対に、黒から白へ変更するため、駆動信号SEG2はL電位に維持される。
そして、駆動信号SEG3は、駆動信号COMと同位相かつ同電位のパルスとされており、表示色は黒色のままとなる。
ここで、前述のように、各セグメント電極310における表示色の変更はタイミングを適宜ずらして行われ、表示色を変更する際にはSEG1,SEG2のような駆動信号を印加し、表示色を黒色に保持、或いは白色に保持する場合は、SEG3のような駆動信号を印加すればよい。
なお、背景表示部の表示色を変更する際には、その背景表示用の駆動電極にSEG1、SEG2に例示されたような駆動信号を印加すればよい。
また、各駆動信号の電位や印加パルス数等に応じて、表示色を変更する速度などが任意に設定される。
[11.本実施形態による効果]
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)電気泳動ディスプレイとしての表示パネル30を備える時計1は、定時アニメーション表示機能および複数のモードを有し、表示パネル30に表示されるアニメーション(図9〜図10)や、モード切替の際の表示(図11〜図13)において、表示パネル30の画像領域における略全ての部位の表示色が少なくとも一度は反転する。
これにより、電気泳動粒子331A,331Bが少なくとも共通電極320およびセグメント電極310(および背景表示用の電極)の間の距離に応じた分、移動するので、粒子331A,331Bの固着等を十分に防止できる。従って、表示パネル30の表示品質を確保できる。
すなわち、アニメーション表示やモード切替の際の表示により、従来のリフレッシュや白黒反転の処理を不要にできるので、信頼性確保と自然な表示画像とを両立できる。
これに加えて、表示パネル30の画像領域の各部における粒子331A,331Bの移動に伴う表示書き換えそのものが、アニメーション表示(図9〜図10)やモード切替の際の表示(図11〜図13)となることから、この表示書き換えを画像表現力の向上に繋げることもできる。これにより、表示パネル30を備える時計1の外観意匠性を向上させることができる。
(2)また、アニメーション表示やモード切替の際の表示において、電界を印加するタイミングが表示パネル30の画像領域における各部位で相違することにより、連続して表示される画面の動作がより自然となり、より違和感のない一層自然な表示を実現できる。
(3)表示パネル30の画像領域内に各セグメント電極310が分散するように配置されているため、これらのセグメント電極310に順次電位を印加することで、表示の書換が画像領域の略全体に亘って起こるアニメーションを容易に生成できる。
(4)また、略筒状とされた表示パネル30の周方向に並ぶ一連の数字の表示色が順次変更されることにより、リング状の時計1に好適な画面デザインを実現できる。
(5)前述のように、表示に不自然さを与えてしまう従来の処理(リフレッシュ、白黒反転等)を不要にできるので、時計1が持つデザイン性が損なわれず、時計1の持つ意匠性を顕著なものにすることができる。
〔本発明の変形例〕
以上、本発明の実施態様について具体的に示したが、前記各実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改良、変形が可能である。
前記実施形態では、セグメント駆動方式の電気泳動ディスプレイを示したが、これに限らず、本発明は、アクティブ表示方式(例えばTFT;Thin Film Transistor)の電気泳動ディスプレイにも適用可能である。
また、前記実施形態では、白黒二粒子系の電気泳動表示が行われていたが、これに限らず、白黒以外の組み合わせ、また一粒子系でも構わない。
さらに、前記実施形態では、本発明の電子機器として時計を示したが、本発明は、時計以外にも、電気泳動ディスプレイを備える各種の電子機器に適用できる。そのような機器としては、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)や、携帯電話、メモリカード、ディジタルカメラ、ビデオカメラ、プリンタ、パーソナルコンピュータなどを例示できる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態における時計の外観斜視図。 前記実施形態における時計の分解斜視図。 前記実施形態における電気泳動表示パネルおよび制御回路基板の平面図。 前記実施形態における表示パネルの断面図。 前記実施形態における表示パネルの電気泳動層を示す模式図。 前記実施形態における表示パネルの平面図。 前記実施形態における制御回路基板の電気的構成を示すブロック図。 前記実施形態における制御部の構成を示すブロック図。 前記実施形態におけるAMPMアニメーションを示す図。 前記実施形態におけるAMPMアニメーションを示す図。 前記実施形態における1時間毎アニメーションを示す図。 前記実施形態における1時間毎アニメーションを示す図。 前記実施形態における1時間毎アニメーションを示す図。 前記実施形態におけるモード切替時の表示を示す図。 前記実施形態における表示パネルの駆動信号の波形の一例を示す図。
符号の説明
1・・・時計(電子機器)、30・・・表示パネル(電気泳動ディスプレイ)、40・・・制御回路基板、61・・・駆動制御部、310・・・セグメント電極、320・・・共通電極、331A,331B・・・電気泳動粒子、425・・・コントローラ、612・・・計時部、615・・・制御部、615A・・・アニメーション駆動制御部、615B・・・モード切替制御部。

Claims (11)

  1. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される表示方法であって、
    一連の表示画像からなるアニメーションを定期的に表示するアニメーション表示工程を備え、
    前記アニメーション表示工程では、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加し、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることにより、前記アニメーションを表示する
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの表示方法。
  2. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される表示方法であって、
    予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えるモード切替工程を備え、
    前記モード切替工程では、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加し、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させる
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの表示方法。
  3. 請求項2に記載の電気泳動ディスプレイの表示方法において、
    前記他のモードは、設定されている時差を表示する時差設定モードである
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの表示方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の電気泳動ディスプレイの表示方法において、
    前記画像領域への電界印加は、当該画像領域における一の部位と、他の部位とで相対的にタイミングをずらして行う
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの表示方法。
  5. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される駆動制御装置であって、
    一連の表示画像からなるアニメーションを前記画像領域に定期的に表示させるアニメーション駆動制御部を備え、
    前記アニメーション駆動制御部は、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加させ、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させることにより、前記アニメーションを実現する
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの駆動制御装置。
  6. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイに適用される駆動制御装置であって、
    予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えさせるモード切替制御部を備え、
    前記モード切替制御部は、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界を印加させ、当該部位における表示色を前記二色間で少なくとも一度は反転させる
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの駆動制御装置。
  7. 請求項またはに記載の電気泳動ディスプレイの駆動制御装置において、
    前記画像領域への電界印加は、当該画像領域における一の部位と、他の部位とで相対的にタイミングをずらして行わせる
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイの駆動制御装置。
  8. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイであって、
    前記画像領域には、一連の表示画像からなるアニメーションが定期的に表示され、
    前記アニメーションは、前記画像領域の全ての部位それぞれに電界が印加されて当該部位における表示色が前記二色間で少なくとも一度は反転されることにより、表示されている
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイ。
  9. 画像領域内の各部位それぞれにおいて電気泳動粒子の移動により二色の表示が可能な電気泳動ディスプレイであって、
    予め設定された複数の表示モードのうち、現在時刻を表示する一のモードから現在時刻以外の情報を表示する他のモードに切り替えられる際に、
    前記画像領域の全ての部位それぞれに電界が印加され、当該部位における表示色が前記二色間で少なくとも一度は反転される
    ことを特徴とする電気泳動ディスプレイ。
  10. 請求項またはに記載の電気泳動ディスプレイを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  11. 請求項10に記載の電子機器において、
    計時を行う計時部を備えて時計として構成され、
    前記画像領域には少なくとも、前記計時部による計時情報が表示される
    ことを特徴とする電子機器。
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