JP5023514B2 - Ponシステムに使用する端末装置とその送信タイミングの制御方法 - Google Patents

Ponシステムに使用する端末装置とその送信タイミングの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、局側装置と複数の端末装置の間の通信が時分割多重されるPONシステム、より好ましくは、端末装置によって伝送レートが変更可能なマルチレートPONに好適に使用する端末装置とその送信タイミングの制御方法に関する。
PONシステム(Passive Optical Network System)は、一つの局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数のユーザ端末装置(ONU:Optical Network Unit)を光カプラ等のパッシブ素子を介して接続されたP2MP(Point To Multipoint)形態の光ファイバネットワークシステムである。このPONシステムのうち、GE−PON(Gigabit Ethernet-PON)は、イーサネット(Ethernet:登録商標)技術をベースとしたギガビットクラスの伝送システムを経済的に実現するもので、IEEE802.3ahTMとして2004年6月に標準化された高速光アクセス方式の一つである。
上記PONシステムでは、局側装置から各端末装置に送信される下り信号については、各端末装置向けの信号を整列させて伝送するTDM(Time Division Multiplexing)方式が採用され、各端末装置から局側装置に送信される上り信号については、互いの信号が衝突しないような正しいタイミングで光信号を送出するTDMA(Time Division Multiple Access)方式が採用されている。このTDMA方式での信号送出のタイミングを正確に行うには、端末装置の時計と局側装置の時計が正確に同期している必要がある。
このため、例えば上記IEEE802.3ahTMによる標準規格では、局側装置はローカルクロックをカウントして局側装置の時計(以下、PONカウンタという。)を生成すること、PON下り信号の伝送クロックをローカルクロックに同期させること、及び、端末装置に送信するPON制御フレームには送信時点のPONカウンタの値をタイムスタンプとして記すことが規定されている。また、端末装置としては、ローカルクロックをPON受信信号に内包されるクロックに同期させること、ローカルクロックをカウントして端末装置のPONカウンタを生成するとともに、PON制御フレームを受信したときはそのフレームに記されているタイムスタンプの値でPONカウンタを更新すること、送信許可はPONカウンタの値で指示され、端末装置は自身のPONカウンタが指示された範囲にあるときPONに送信すること、このときの伝送クロックをローカルクロックに同期させることが規定されている(非特許文献1参照)。
上記標準規格では、端末装置の自動登録方法に関して、局側装置が端末装置に登録要求をポーリング(具体的には、送信許可の一種であるディスカバリゲートをブロードキャストする。)し、端末装置が登録要求を送信することでこれに応答し、更に局側装置の登録許可と端末装置の確認応答で登録がなされることも規定されている。しかし、当該標準規格では、伝送レートは上り下りともに1.25Gbpsに固定されており、ネットワークをマルチレート化した場合の時刻同期の手法に関する規定はない。
IEEE Std 802.3ah(TM)-2004 (64. Multipoint MAC Control)
ところで、PONシステムでは、各端末装置の伝送速度がすべて一定の場合と、端末装置によって伝送速度が異なる場合(以下、マルチレートPONという。)があり、かかるマルチレートPONにおいても、各端末装置からの上り信号を衝突なく時分割多重するために、端末装置の時計を同期させる必要がある。同期が正確であればあるほど、無駄な時間なく稠密に時分割多重できるため、帯域効率を向上できるからである。
しかし、特にレートを経時的に切替えるTDMマルチレートPONにおいては、端末装置によって伝送速度が異なっていて下り方向の伝送レートが一定しないため、下り伝送信号に内包されるクロックをカウントすることによって作られる時計は速くなったり遅くなったりする。従って、このような時計に基づいて送信許可を決定することは困難である。
かりにそのようなことが可能であっても、端末装置が追随可能な伝送レートは予め決定されるので、将来的に高速な伝送レートの端末装置をネットワークに追加する場合には、そのレートに追随できない従来の端末装置を混在させることはできない。更に、TDMマルチレートPONにおいては、一般に上り方向の伝送レートはその時点の下り受信レートとは無関係であるから、上り送信クロックを下り信号から再生したクロックに基づかせることはできない。
また、複数のレートの信号を波長多重し、端末装置は所望の波長およびレートの信号を選択的に受信するWDM(Wavelength Division Multiplexing)マルチレートPONにおいては、局側装置がすべてのレートの伝送クロックをローカルクロックに同期させて生成することは、経済的でない。局側装置のローカルクロックに同期しない伝送信号から再生したクロックに基づく端末装置のPONカウンタは、局側装置のPONカウンタに同期しない。
本発明は、このような実情に鑑み、端末装置から局側装置へ向かう上り信号が時分割多重されるPONシステムにおいて、端末装置のPONカウンタを正確に同期させることができるようにして、各端末装置からの上り信号を衝突することなく効率的に伝送することを目的とする。
本発明は、局側装置と、この局側装置に接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、その分岐した光ファイバの終端にそれぞれ接続された端末装置とを含み、前記各端末装置から前記局側装置へ向かう上り通信が時分割多重されるPONシステムに使用する前記端末装置において、下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように自身のPONカウンタの調整を行うドリフト調整部と、調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定する送信制御部とを備えていることを特徴とする。
上記した端末装置によれば、下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点で当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように自身のPONカウンタの調整を行い、その調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定するようにしたので、局側装置と端末装置との通信が時分割多重されるPONシステムにおいて、端末装置のPONカウンタを正確に同期させることができる。
本発明の端末装置において、前記上り信号の伝送クロックが、前記送信タイミングを決定する元となる基本クロックに基づいて生成されるものである場合には、前記ドリフト調整部は、下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように前記基本クロックの調整を行うものとすることが好ましい。
この場合、ドリフト調整部によってタイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように基本クロックが調整され、この調整された基本クロックに基づいてPONカウンタが生成され、さらには上り信号の送信タイミングが決定されるので、各端末装置からの上り信号を効率的にTDMAすることができる。また、上り信号の伝送クロックもこの基本クロックに基づく場合は、送信持続時間が長くなった場合でも、送信すべきデータの過不足が生じない。
もっとも、PONシステムの制御フレームに記載されているタイムスタンプは、局側装置の実装に際して若干のぶれが生じ易く、規約上においても所定範囲のぶれ(例えばGE−PONのONUにおいては、分解能16nsに対して12単位のぶれ)が認められている。従って、そのようなぶれが想定されているタイムスタンプに依拠して基本クロックを調整しても、タイムスタンプの精度以上に基本クロックを高精度化することができない。
そこで、本発明の端末装置において、前記上り信号の伝送クロックについては、前記送信タイミングを決定する元となる基本クロックの発生器とは個別に設けた伝送クロック発生器によって生成することにしてもよい。
この場合、送信開始タイミングが正確になることは同様である上、伝送クロックがタイムスタンプを参照しない上記した個別の伝送クロック発生器によって生成されることから、タイムスタンプのジッタに影響されない綺麗な伝送クロックが得られ、より受信エラーが生じにくい上り信号を送信することができる。
また、同様の理由で、前記ドリフト調整部は、タイムスタンプとPONカウンタのずれの履歴に基づいて前記の調整を行い、基準とすべきタイムスタンプを決定するものであることが好ましい。
この場合、タイムスタンプとPONカウンタのずれの履歴を考慮するため、大きなぶれが生じていている直近のタイムスタンプを無視する等のロジックを採用することで、基準とすべきタイムスタンプをより正確に決定することができる。このため、タイムスタンプに基づいて決定されるPONカウンタや基本クロックもより正確になり、上り信号をより稠密に時分割多重することができる。
なお、後述の実施形態で述べる通り、本発明の端末装置及び送信タイミングの制御方法では、下り信号が想定する伝送レートに切り替わった場合(例えば、下り信号の「1G期間」)に、ドリフト調整部が上述したPONカウンタの調整を行う。
以上の通り、本発明によれば、端末装置から局側装置へ向かう上り信号が時分割多重されるPONシステムにおいて、端末装置のPONカウンタを正確に同期させることができるので、各端末装置からの上り信号を衝突することなく効率的に伝送することできる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明が想定するマルチレートPONシステムの概略構成図である。
図1において、局側装置(OLT)1は、複数の端末装置(ONU)2,3,4に対する集約局として電話局等に設置されており、各端末装置2,3,4は、それぞれPONシステムの加入者宅に設置されている。局側装置1には1本の光ファイバ(幹線)5が接続されている。この光ファイバ5は光カプラ6を介して複数の光ファイバ(支線)7,8,9に分岐した構成になっており、これによって光ファイバ網10が構成されている。分岐した各光ファイバ7,8,9の終端にはそれぞれ前記端末装置2,3,4が接続されている。また、局側装置1は上位ネットワーク11と接続され、各端末装置2,3,4はそれぞれのユーザネットワーク12,13,14と接続されている。
図1では、簡単のために3個の端末装置2,3,4が接続された形態を例示しているが、実際には、一つの光カプラ6から32分岐して32個の端末装置を接続することが可能である。また、図1では光カプラ6が一つだけのトポロジーを例示しているが、分岐数の少ない光カプラ6を縦列に複数段配置することにより、広い地域に分散している端末装置を短い光ファイバで局側装置1と接続することもできる。
このPONシステムでは、下りの光波長と上りの光波長を分けて波長分割多重(WDM)している。すなわち、局側装置1と端末装置2,3,4間の上り方向通信には単一の波長λ1のレーザ光が使用され、下り方向通信にはその波長λ1とは異なる単一の波長λ2のレーザ光が使用されている。
従って、PONメディア(光ファイバ5,7,8,9)と局側装置1及び各端末装置2,3,4の送受信器の間にはWDMフィルタが備えられており、受信すべき波長成分のみ受信器に送られ、かつ、送信器が出力する光信号はWDMフィルタを介して受信光と多重されて光ファイバ5,7,8,9に送られる。なお、上記各波長λ1,λ2は、IEEE Std 802.3ah-2004TMのClause60に従う場合には、1260nm≦λ1≦1360、及び、1480nm≦λ2≦1500の範囲で選択することができる。
このPONシステムは下り方向の所定の単一波長を使って、マルチレートで送信が行われるTDMマルチレートPONシステムであって、各端末装置2,3,4への下り方向の伝送レートが互いに異なっている。図1の例では、各端末装置2,3,4の情報通信レートはそれぞれ1G、2G及び10Gbpsであり、1GbpsのGE−PONをベースとして、2Gbpsの信号及び10Gbpsの信号が時分割多重化されたマルチレート信号を、局側装置1が各端末装置に送信するようになっている。
図2は、上記マルチレートPONの下り信号フレームの一例を示したものである。
図2に示すように、このマルチレートPONでは、情報通信レート1Gbps/伝送レート1.25GbpsのGE-PONをベース(基準レート)とし、これに情報通信レート2Gbpsの信号および情報通信レート10Gbpsの信号がTDMされている。情報通信レート1Gbpsの期間(以下、これを「1G期間」と表記する。2G、10Gについても同様。)においては、基本的にGE-PONの伝送方式に則る。すなわち、通信情報1オクテットが8B10B変換によって10ビットの伝送情報に変換され、さらにシリアル化された10ビット列が1.25GbpsのNRZ信号およびそれに対応した光のオンオフ信号として伝送される。
かかるマルチレートPONにおいて、PON上り方向のアクセス制御を行うための制御用通信はGE-PON方式に則って行われる。すなわち、端末装置2,3,4に対する送信許可はPONカウンタの値で指示される。このとき、PONカウンタの同期は、1G期間内に間欠的に送られる制御フレーム(ゲートフレーム)に記されているタイムスタンプTSで端末装置2,3,4自身のPONカウンタを更新することによって行われる。
PONにおいては、下り信号はすべての端末装置2,3,4が受信するが、受信回路の構成によっては想定外のレート(この場合は2Gや10G)から想定内のレート(この場合は1G)に切り替わった場合、改めて行われる同期に時間がかかる。そこで、図2に示す下り信号フレームでは、予め規定できないような超高速信号をマルチレートPONに将来共存させることを担保するために、局側装置1が端末装置2,3,4にレートの変更を予告するようになっている。
この場合、端末装置2,3,4は、想定外のレート期間の受信信号をマスクしたり(図3のマスク回路17参照)、受信対象レートのデータを素早く再生できるよう準備することができる。図2に示すように、レート変更の予告は1G期間の特殊シーケンス(Ca/Cb/Lh/Ll)で各端末装置2,3,4に通知することによって行うことができる。
Ca/Cbはレート予告の特殊シーケンスが始まることと、レートの種別を表す特殊符合である。Lh/Llはレートが変更される期間を表す。この通信手順においては、1G期間を基本として、1G以外のレート期間の後は一旦1G期間に戻すものとしている。すなわち、すべての端末装置2,3,4が少なくとも1G信号の受信能力を有することを前提としている。
端末装置2,3,4の加入手順においては、まず1G期間の信号を復元し、レート変更予告をトレースしつつ1G期間はもれなく受信できる状態にしてPONカウンタを同期する。その後、GE-PONの登録手順と同様に、ディスカバリゲートに応じて、登録要求を送ることを契機として、端末装置2,3,4の登録とリンク確立がなされる。さらにOAM情報の交換によって、局側装置1は端末装置2,3,4が受信可能なレートを認識する。ここまでに必要な通信はすべて1G期間に行われる。その後、局側装置1が端末装置2,3,4に下りユーザフレームを送信するときは、最適な送信レートを選択する。
図3は、本発明の第一施形態の端末装置のPONインターフェース部を示している。
本実施形態の端末装置ONU1は、所定の基準レート(情報通信レートで1G)の伝送能力を有する図1の端末装置2として使用されるものであるが、基準レート以外の伝送も行われる図1に示すマルチレートPONに加入することができる端末装置である。
PONから受信した光信号は受信器16によって電気信号に変換され、マスク回路17に入力される。マスク回路17は、当該端末装置2が受信対象としないレートの信号(この場合は、2G及び10Gの信号)をマスクする。マスク回路2の出力は、その後段のCDR(Clock Data Recovery)18に入力され、クロックとデータが復元される。
上記CDR18の後段には符号同期回路19が接続されている。この回路19は、復元されたクロックとデータから8B10B符号の境界を検出するとともに、その8B10B符号を切り出して10B8B変換し、フレームを復元する。このとき、8B10B符号の特殊記号で表現されているレート変更予告を解釈し、受信対象としないレートの信号をマスクする指示を前記マスク回路17に送る。
このマスクはCDR18が想定外の信号を受けて誤動作することを防ぐためのものである。すなわち、マスク回路17は想定外の超高速信号によりCDR18の内部状態が異常になり、想定内の信号に切り替わった後の再同期時間が長くなることを防ぐためのものである。
切り出されたフレームは、符号同期回路19の後段のフレーム種別分別回路20に入力され、PON制御フレームとそれ以外のフレームが分別される。このうち、PON制御フレームはタイムスタンプ抽出回路21を経て制御フレーム処理回路22に送られる。タイムスタンプ抽出回路21は、タイムスタンプTSを読み取ってそのスタンプTSをPON時刻制御回路23とドリフト判定回路26に送る。
この第一実施形態に係るPONインターフェースの送信部の基本となるクロックは、例えばVCXOよりなる電圧制御型水晶発振器25によって生成される。GE-PONにおいては、PONカウンタは16ビット時間(=16ns)の分解能をもつ32ビットの情報であることから、本実施形態においては、VCXO25は125MHzを中心周波数としている。
前記PON時刻制御回路23は、VCXO25で生成された基本クロックに基づいてPONカウンタをインクリメントするとともに、前記抽出回路21からタイムスタンプTSが送られてきたときにPONカウンタの値を更新する。すなわち、PON時刻制御回路23は、基本クロックでインクリメントされる33ビットのカウンタを有し、上位32ビットをPONカウンタとして出力する。
更新されたPONカウンタの情報は、それぞれドリフト判定回路26と送信制御回路27に送られる。ドリフト判定回路26は、タイプスタンプTSが送られてきた時点で、タイプスタンプTSと更新前のPONカウンタのずれを判定し、想定外のずれはPONシステムの異常としてアラームを出力する。また、ドリフト判定回路26は、想定内のずれに対しては、そのずれが小さくなる方向に前記VCXO25の可変周波数を補正し、VCXO25によって生成される基本クロックを調整する。なお、一般的なVCXO25の周波数制御は、制御入力のアナログ電圧レベルを変更することによって行う。
一方、上りフレームは、上りバッファ28に一旦バッファリングされたあと、前記送信制御回路27の指示に基づいて順次取り出され、符号化回路29に送られる。この符号化回路29は、送信フレームを8B10B符号化したあとシリアル化し、1ビットのNZR信号として送信器30に送る。本実施形態では、基準となる伝送レートが1.25GHzになっているから、上記シリアル化は1.25GHzの伝送クロックに同期して行われる。また、本実施形態では、伝送クロックはクロック逓倍回路31で基本クロックを元に生成される。
送信器30は送信制御回路27からの発光指示信号に基づき、入力されるNZR信号を光のオンオフ信号に変換する。本実施形態における上り伝送信号はGE−PONに基づく1.25Gbpsの信号のみである。
制御フレーム処理回路22は受信したPON制御フレームを解釈して、所定の処理を行う。特に通常のゲートフレームに対しては、そのフレームに含まれている送信開始時刻と送信持続時間(図2参照)を取り出し、送信制御回路27に送る。送信制御回路27はPONカウンタが送信開始時刻に到達した時点で送信器30に発光を指示し、送信持続時間が経過するまでは発光指示を持続する。このとき、発光指示に先立って上りバッファ28に送信フレームの取り出しが指示される。
上記したPONインターフェース部を有する端末装置ONU1によれば、下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプTSが送られてきた時点での当該タイムスタンプTSとの時間的ずれが小さくなるように、基本クロックに基づく自身のPONカウンタの調整を行い、その調整が行われた基本クロックに基づくPONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定しているので、局側装置1と端末装置2,3,4との通信が時分割多重される図1のPONシステムに使用すれば、当該端末装置ONU1のPONカウンタを正確に同期させることができる。このため、各端末装置2,3,4からの上り信号を衝突することなく効率的に伝送することできる。
一方、PON制御フレームに記されているタイムスタンプTSは、局側装置1の実装に依存して若干のぶれが生じ易く、また、規約上においても所定範囲のぶれ(例えばGE−PONのONUにおいては、分解能16nsに対して12単位のぶれ)が認められている。従って、そのようなぶれが想定されているタイムスタンプTSに依拠して基本クロックを調整しても、タイムスタンプTSの精度以上に基本クロックを高精度化することができない。
そこで、基本クロックを逓倍させて伝送クロックを生成するのではなく、図3に破線で示すように、基本クロックの発生器であるVCXO25とは個別に設けた伝送クロック発生器32により、基本クロックとは無関係に生成した端末装置2固有の伝送クロックを採用することにしてもよい。
この場合、送信開始タイミングが正確になることは同様である上、伝送クロックがタイムスタンプTSを参照しない個別の伝送クロック発生器32によって生成されることから、タイムスタンプTSのジッタに影響されない綺麗な伝送クロックが得られ、より受信エラーが生じにくい上り信号を送信することができる。
また、同様の理由から、ドリフト判定回路26に、過去のタイムスタンプTSのずれの履歴に基づいて基準とすべきタイムスタンプTSを決定する機能を付加することが好ましい。
例えば、VCXO25の周波数制御を、タイムスタンプTSのずれに即応させる他に、タイムスタンプTSとPONカウンタのずれの履歴に基づかせるのでもよい。具体的には、過去のずれを平均化するフィルタによって個々のタイムスタンプTSに含まれるぶれの影響を軽減し、VCXO25の周波数制御を行う。
同様にPONカウンタの更新においても、そのときのタイムスタンプTSをそのまま用いるのではなく、タイムスタンプTSとPONカウンタのずれの履歴に基づかせるのでもよい。或いは、PONカウンタの更新やVCXO25の周波数制御において、一定範囲のずれや特異なずれを無視してもよい。
本実施形態において、前記ドリフト判定回路26はデジタル的なものでもアナログ的なものでもよいが、タイムスタンプPSとPONカウンタのずれはデジタル量なので、ずれ量にもとづいて適切な電圧レベルを求める回路はデジタル回路(プロセッサ及びプログラムに基づくものを含む。)とすることが好ましい。この場合、デジタルな電圧レベルをDAコンバータによってアナログ信号に変換し、VCXO25に与えればよい。
また、本実施形態において、伝送レートの切り替えシーケンスにおいて必要な同期時間を設ける場合や、CDR18の構成によってはマスク回路17はなくてもよい(例えばオーバーサンプリング方式によるもの。この場合、CDR18はクロックを出力せず、データリカバリだけを行うことになる。)。
また、1G以外のレートの情報を回復するために、マスク回路17、CDR18及び符号同期回路19のうち、必要なものを別個専用に設けてもよい。本実施形態では発振器としてVCXO25を用いているが、これを電圧制御型発振器(VCO)に代替させることもできる。
図4は、本発明の第二実施形態の端末装置のPONインターフェース部を示している。
本実施形態の端末装置ONU2は、下り方向について、1G、2Gおよび10Gのレートを受信可能な端末装置である。従って、第一実施形態の端末装置ONU1で採用していたマスク回路17は設けられていない。なお、基本的な構成は図3に示す第一実施形態の端末装置ONU1とほぼ同様であるから、同じ部分については説明を繰り返さない。
受信器16の出力はデータリカバリ35と10G−CDR36に入力される。データリカバリ35は入力信号から1.25Gbpsあるいは2.5Gbpsのデータを復元するものであり、このデータリカバリ35の具体例を図5に示す。
図5において、入力信号は合計八個のフリップフロップ(以下、FFと略記する。)37でパラレルにサンプリングされた後、そのなかの一つを位相選択回路38で選択し、出力される。八個のFF37のサンプリングクロックは2.5GHzの4相クロックをもとに、位相が90度ずつ順にずれる配置で与えられる。なお、一つの位相で二つのFF37が駆動される。
サンプリングされた八本の信号は、レート判定及び最適位相判定部39に入力され、同値が連続する頻度から入力信号のレートを「1G」、「2G」または「10G」の選択肢から判定し、その種別を出力する。
本実施形態でのレートの判定は、サンプリングされた1.6ns区間に現れる値の変化点の数を調べることによって行われる。このとき、直前のサンプリング区間最終位相のサンプリング結果と、現在のサンプリング区間の最初の位相のサンプリング結果で構成される変化点もカウントされる。
すなわち、変化点がほとんど1以下である区間が続く場合は1G、殆ど2以下であってかなりの頻度で2の場合が発生する区間が続く場合は2G、かなりの頻度で連続した変化(例えば、隣接する3位相のサンプリング結果が101または010となることを意味する。)が発生する区間が続く場合は10Gと判断する。もっとも、いずれにも判定できない区間があってもよい。
これと並行して、変化点の中間に位置する位相(最適位相)が判定され、位相選択回路38に通知される。レートが1Gである場合は八個の位相のうち最適なものは一つしかないが、レートが2Gである場合は、二つありうる。このようにして、いずれかの位相を選択するとともに、以後の区間においてもその位相を選択する(位相ずれに応じて近い位相に移動することは望ましいが、他方の最適位相には移動しない。)。あるいは、特定の隣接する四つの位相を選択範囲とし、そのなかから最適位相を判断してもよい。
位相選択回路38は多相クロック生成器40からクロックの供給を得て、選択したサンプリング結果を次段の回路と同期がとれるよう、予め決められた位相のクロックでサンプリングし直して出力する。
図4に戻り、符号同期回路41はレート種別が2Gである場合、データリカバリ結果のビットシーケンスから8B10B符号の境界を検出するとともに8B10B符号を切り出して10B8B変換し、フレームを切り出す。レート種別が1Gである場合は、2Gの場合に比べて2分周したクロックで符号同期処理を行う。
10G−CDR36は10G期間の入力信号から、10Gbpsのデータとクロックを復元する。この10G−CDR36の具体例を図6に示す。
図6に示すように、本実施形態の10G−CDR36は公知のPLL方式に基づいたCDRであって、第一位相比較器42と第二位相比較器43を備えている。これらの比較器42,43のうちのいずれの出力が選択され、その選択された位相比較器とループフィルタ44およびVCO45がPLLを構成する。
第一位相比較器42はVCO出力と入力信号を比較するのに対して、第二位相比較器43は参照クロック発生器46からの参照クロックと、このクロックの周波数に一致するようにVCO出力を分周器47によって分周した信号とを比較する。この分周した信号は周波数比較回路48にも入力され、周波数差が定められた範囲内にあるか否か判定される(範囲内でない場合は不一致)。
周波数が不一致の場合か、あるいは前述のレート判定結果が10G期間以外の場合は、PLLのループに第二位相比較器43が選択される。これは、不正な信号や10G以外のレートの信号によって、VCO45の周波数が大きくずれないようにするためである。入力信号はVCO出力でサンプリングされてデータ出力となる。
図4に戻り、10G符号同期回路49は10G−CDR36で復元されたクロックとデータから64b/66b符号の境界を検出するとともに64b/66b符号を切り出してデスクランブルし、フレームを復元する。
本実施形態では、二つのフレーム種別分別回路50,51が設けられ、その一方には符号同期回路(1G及び2G用)41からの信号が入力され、他方には10G符号同期回路49からの信号が入力される。
このうち、符号同期回路41からの信号を受ける第一フレーム種別分別回路50は1Gあるいは2Gレートで送られるPON制御フレームを分別し、10G−符号同期回路49からの信号を受ける第二フレーム種別分別回路51は10Gレートで送られるPON制御フレームを分別する。これらのPON制御フレームはタイムスタンプ抽出回路21で第一実施形態(図1)の場合と同様に処理される。もっとも、本実施形態のタイムスタンプ抽出回路21では、タイムスタンプTSを取り出す対象として、特定のレートで送られたPON制御フレームのみに限定してもよいし、すべてのレートで送られたPON制御フレームとしてもよい。
本実施形態の端末装置ONU2は、各自の能力に応じたレートでPON上り信号を伝送することができる。そこで、上り伝送レートが10Gbpsとする場合について説明すると、符号化回路29は、送信フレームを64b/66b符号化したあとでシリアル化し、10GbpsのNZR信号列として送信器30に送る。このシリアル化は、基準レートを生成するVCXO25とは別に設けた伝送クロック生成器32が出力する10GHzのクロックに同期して行われる。従って、本実施形態では、上り伝送レートはVCXO25が出力する基本クロックとは無関係である。
本実施形態の端末装置ONU2において、上り伝送レートは10Gbpsのみに固定してもよいが、1.25Gbpsまたは2.5Gbps若しくはこれらの双方の能力を備えてもよい。その理由は、接続される局側装置1の能力が限定されている場合に対応範囲が広くなるからである。
また、通信内容に応じて伝送レートを変えてもよい。例えば、端末装置ONU2の登録に際しての通信については1Gレートで行うようにすれば、登録手順が単純になる。この場合、1G用又は2G用の符号化回路若しくはこれらの双方の符号化回路、及び、1.25GHz/2.5GHzの伝送クロック生成器を10Gbpsのものと並列に設け、送信器30に与える入力を両符号化回路の出力のうち一方を選択するようにすればよい。
1Gと2Gの能力を備える場合、共通の符号化回路は8B10B変換とシリアル化をそれぞれのレートで行う。伝送クロック生成器32は2.5GHzとし、1.25GHzの信号を送信する場合は、同じ値が2ビット続く2.5Gbpsの信号として送信するようにすればよい。
なお、上りマルチレートに対応した局側装置1のPON受信部は、図4のPON受信部と同様の構成が可能である。ただし、バースト単位でレートが切り替わる場合でかつレートが予め決まっている場合は、データリカバリ35におけるレート判定は不要であり、局側装置1がレート種別を指示する。
また、図4の例では、下り方向のレートは1Gbps、2Gbps及び10Gbpsが受信可能であるが、限定したものであってもよい。1Gbpsまたは/及び2Gbpsのみに対応する場合には、10G−CDR36、10G符号同期回路47及び第二フレーム種別分別回路49は不要となり、10Gbpsのみに対応する場合には、符号同期回路41及び第一フレーム種別分別回路49は不要となる。
更に、データリカバリ35は、レートを判定する部分のみに限定してよい。レート判定には多相クロックの相数は限定的なものでよく、10GHzの2相クロックでサンプリングし、いずれかの位相において、3回連続して値が変化する場合が頻繁にあるか否かを調べるようなものでよい。
本実施形態において、1.25Gbpsの伝送方式はGE−PONの伝送方式に基づき、2Gbpsの伝送レートはGE−PONを倍速にしたものである。10Gbpsの伝送レートは10Gビットイーサネットの伝送方式に基づく。
本実施形態の端末装置ONU2は、伝送レートが自動認識できるので、図2に例示したようなレートの予告や切り替え順の制約は必要なく、フレーム間のギャップ時間にレートを切り替えることができる。
本実施形態において、下り信号は、1G、2Gおよび10Gのレートが時分割多重されているが、所定のレートを波長分割多重するようにしてもよい。例えば、1Gおよび2Gを時分割多重して一つの波長で伝送し、10G信号は別の波長で伝送してもよい。この場合、図4の受信光信号と受信機16は波長毎に独立し、それぞれデータリカバリ35と、10G−CDR36に接続されるようにすればよい。
登録やPONアクセス制御のためのPON制御通信やマルチキャスト通信に際して、どのレートを使うかは、端末装置2,3,4の能力に関する前提に関連して、多くのバリエーションが考えられる。
すべての端末装置2,3,4が基準レート(例えば1Gbps)の送受信能力を備えることを前提にすれば、PON制御通信やマルチキャスト通信には基準レートで行うのが簡便である。登録後、局側装置1と端末装置2,3,4の能力をネゴーシエーションすることによって、以後の1対1通信はより高速なレートを使うように移行できる。
一方、端末装置2,3,4の送受信能力を特定のレートに限定してもよいことを前提にすれば、登録手続きをレート毎に独立して行うこともできる。この場合、登録要求のポーリングはレート毎に行われる。マルチキャストフレームであって、受け手が複数のレートに渡る場合、そのマルチキャストフレームは受け手のレート毎に繰り返し送信されるようにすればよい。
本発明が想定するマルチレートPONシステムの概略構成図である。 マルチレートPONの下り信号フレームの一例を示す図である。 第一施形態の端末装置のPONインターフェース部を示す回路図である。 第二施形態の端末装置のPONインターフェース部を示す回路図である。 データリカバリの具体例を示す回路図である。 10G−CDRの具体例を示す回路図である。
符号の説明
1 局側装置
2 端末装置(1G用)
3 端末装置(2G用)
4 端末装置(10G用)
5 光ファイバ
6 光カプラ
7 光ファイバ
8 光ファイバ
9 光ファイバ
10 光ファイバ網
25 VCXO(基本クロックの発生器)
26 ドリフト判定回路(ドリフト調整部)
27 送信制御回路(送信制御部)
32 伝送クロック発生器
ONU1 端末装置
ONU2 端末装置
TS タイムスタンプ

Claims (5)

  1. 局側装置と、この局側装置に接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、その分岐した各光ファイバの終端にそれぞれ接続された複数の端末装置とを含み、前記各端末装置から前記局側装置へ向かう上り通信が時分割多重されるPONシステムに使用する前記端末装置において、
    下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように自身のPONカウンタの調整を行うドリフト調整部と、調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定する送信制御部とを備えており、
    前記上り信号の伝送クロックが、前記送信タイミングを決定する元となる基本クロックの発生器とは個別に設けた伝送クロック発生器によって生成されていることを特徴とするPONシステムに使用する端末装置。
  2. 前記ドリフト調整部は、タイムスタンプとPONカウンタのずれの履歴に基づいて前記の調整を定めるものである請求項1に記載のPONシステムに使用する端末装置。
  3. 局側装置と、この局側装置に接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、その分岐した各光ファイバの終端にそれぞれ接続された複数の端末装置とを含み、前記各端末装置から前記局側装置へ向かう上り通信が時分割多重されるPONシステムに使用する前記端末装置において、
    下り信号が想定する伝送レートに切り替わった場合に、その下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように自身のPONカウンタの調整を行うドリフト調整部と、調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定する送信制御部とを備えていることを特徴とするPONシステムに使用する端末装置。
  4. 局側装置と、この局側装置に接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、その分岐した光ファイバの終端にそれぞれ接続された端末装置とを含み、前記各端末装置から前記局側装置へ向かう上り通信が時分割多重されるPONシステムにおいて、
    下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように前記端末装置のPONカウンタのドリフト調整を行い、調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定する送信タイミングの制御方法であって、
    前記上り信号の伝送クロックを、前記送信タイミングを決定する元となる基本クロックの発生器とは個別に設けた伝送クロック発生器によって生成することを特徴とする送信タイミングの制御方法。
  5. 局側装置と、この局側装置に接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、その分岐した光ファイバの終端にそれぞれ接続された端末装置とを含み、前記各端末装置から前記局側装置へ向かう上り通信が時分割多重されるPONシステムにおいて、
    下り信号が想定する伝送レートに切り替わった場合に、その下り信号の制御フレームに含まれるタイムスタンプが送られてきた時点での当該タイムスタンプとの時間的ずれが小さくなるように前記端末装置のPONカウンタのドリフト調整を行い、調整が行われた前記PONカウンタに基づいて上り信号の送信タイミングを決定することを特徴とする送信タイミングの制御方法。
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