JP5022937B2 - 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
スリーブは、二成分現像剤を表面に担持する円筒状の現像剤担持面体と、スリーブ軸心と、現像剤担持面体の軸芯方向一方端側の開放端に固定され、送風羽根が一体的に形成された略円板状の一方端側支持部材と、現像剤担持面体の軸芯方向他方端側の開放端に固定され、送風羽根が一体的に形成された略円板状の他方端側支持部材とを含み、
多極磁性体は、現像剤担持面体の軸芯方向一方端側でスリーブに回転自在に支持され、スリーブ軸心の軸線に沿って現像剤担持面体の軸芯方向他方端側の外方に突出して延びる多極磁性体軸を含み、
前記一方端側支持部材はスリーブ軸心に固定され、前記他方端側支持部材は多極磁性体軸に回転自在に支持され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根は、
スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように、
または、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根は、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根は、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成されることを特徴とする現像ローラである。
二成分現像剤を攪拌する攪拌ローラと、
二成分現像剤を感光体ドラムに搬送する前記現像ローラと、
現像ローラ表面の二成分現像剤の担持量を規制する規制部材とを備えることを特徴とする現像装置である。
感光体表面を帯電させる帯電装置と、
感光体表面に静電潜像を形成する露光装置と、
感光体表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する、前記現像装置と、
感光体表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、
感光体表面を清浄化するクリーニング装置と、
トナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを含むことを特徴とする画像形成装置である。
多極磁性体は、現像剤担持面体の軸芯方向一方端側でスリーブに回転自在に支持され、スリーブ軸心の軸線に沿って現像剤担持面体の軸芯方向他方端側の外方に突出して延びる多極磁性体軸を含む。該軸芯方向一方端側では、支持部材はスリーブ軸心に固定され、該軸芯方向他方端側では、支持部材は多極磁性体軸に回転自在に支持される。
これにより、スリーブを軸心に支持する支持部材自体が送風羽根として機能するため、小径の現像ローラであっても開口率を大きくすることができ、効率的な送風冷却が可能となる。
両側の送風羽根のうち、一方端側支持部材に形成された送風羽根は、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように、または、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成される。他方端側支持部材に形成された送風羽根は、一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成され、一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成される。
これにより、現像ローラ内部に空気を流すことができることから、現像ローラ内部に熱がこもることがなく、現像剤の温度上昇に起因するトナー凝集体の発生や、現像剤の流動性低下を防ぎ、画像ムラなどの画質劣化を十分に防止することができる。
これにより、現像剤の温度上昇を抑えることができ、現像剤の温度上昇に起因するトナー凝集体の発生や、現像剤の流動性低下を防ぎ、画像ムラなどの画質劣化を十分に防止することができる。
図2は、本発明の一実施形態である現像ローラ3の構成を模式的に示す斜視図であり、図3は、図1の現像ローラ3を構成する多極磁性体13を模式的に示す斜視図である。また、図4は、図1の現像ローラ3を構成するスリーブ14を模式的に示す分解斜視図である。また、図5は、スリーブ14を図4とは反対側から見た斜視図である。図6は、図1の現像ローラ3の軸芯を含む面で切断した断面図であり、図7は、図1の現像ローラ3の軸心に垂直な面で切断した断面図である。
スリーブ14が回転方向Rに回転することにより、通風孔52を有する支持部材51の送風羽根51aの送風作用により、図7においては、スリーブ14の左側方からスリーブ14内部に風が入り込み、右側方から風が出て行くようになっている。このような構成により、スリーブ14と多極磁性体13の隙間が狭くても、多極磁性体13の磁石の隙間に効率的に空気を流すことができるため、現像ローラ3内部に熱がこもることがなく、小径の現像ローラであっても冷却効率が高く、現像剤の温度上昇を抑えることができる。スリーブ14を軸心に支持するための支持部材51が送風機能を有するため、スリーブ14の回転に伴って気流が発生し、小径の現像ローラ3であっても開口率を大きくすることができ、効率的な送風が可能となる。
転写装置23は、図示しない支持部材によって回転自在に支持されかつ図示しない駆動手段によって回転可能に設けられ、かつ感光体ドラム20に圧接するように設けられるローラ状部材である。転写装置23には、たとえば、直径8〜10mmの金属製芯金と、金属製芯金の表面に形成される導電性弾性層とを含むローラ状部材が用いられる。金属製芯金を形成する金属としては、ステンレス鋼、アルミニウムなどを使用できる。導電性弾性層としては、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)、発泡EPDM、発泡ウレタンなどのゴム材料にカーボンブラックなどの導電材を配合したゴム材料を使用できる。感光体ドラム20と転写装置23との圧接部(転写ニップ部)に、感光体ドラム20の回転によってトナー像が搬送されるのに同期して、給紙トレイ28から図示しないピックアップローラおよびレジストローラを介して記録媒体が1枚ずつ供給される。
Reversing Automatic Document Feeder)などが設けられるとともに、図示しない原稿読み取り装置が設けられる。自動原稿搬送装置は、原稿セットトレイに載置される原稿を、原稿読み取り装置の原稿載置台に搬送する。原稿読み取り装置は、原稿載置台と、原稿走査装置と、反射部材と、光電変換素子(Charge Coupled Device、以下「CCD」という)ライセンサなどを含み、原稿載置台に載置される原稿の画像情報を複数ライン毎、たとえば10ライン毎に読み取る。原稿載置台は、画像情報を読み取る原稿を載置するためのガラス製板状部材である。原稿走査装置は図示しない光源と第1の反射ミラーとを含み、原稿載置台の鉛直方向下面に沿って平行に一定速度Vで往復移動し、原稿載置台に載置される原稿の画像形成面に光を照射する。光の照射によって反射光像が得られる。光源は原稿載置台に載置される原稿に照射する光の光源である。第1の反射ミラーは反射光像を反射部材に向けて反射する。反射部材は、図示しない第2の反射ミラーと第3の反射ミラーと光学レンズとを含み、原稿走査装置で得られる反射光像を光電変換素子ライセンサ上で結像させる。反射部材は原稿走査装置の往復移動に追随してV/2の速度で往復移動する。第2,第3の反射ミラーは反射光像が光学レンズに向うように反射光像を反射させる。光学レンズは反射光像を光電変換素子ライセンサ上に結像させる。CCDライセンサは、光学レンズによって結像される反射光像を電気信号に光電変換する図示しないCCD回路を含み、画像情報である電気信号を制御手段の中の画像処理部に出力する。画像処理部は、原稿読み取り装置またはパーソナルコンピュータなどの外部装置から入力される画像情報を電気信号に変換し、露光装置22に出力する。
2 現像槽
3 現像ローラ
4 第1撹拌部材
5 第2撹拌部材
6 搬送部材
7 規制部材
8 カバー部材
9 流し板
10 シール部材
11 上部シール部材
12 トナー濃度検知センサ
13 多極磁性体
13a 多極磁性体軸心
14 スリーブ
14a スリーブ軸心
14b 現像剤担持面
14c 凹部
19 トナー補給ローラ
20 感光体ドラム
21 帯電装置
22 露光装置
23 転写装置
24 クリーニング装置
25 定着装置
28 給紙トレイ
29 スキャナ部
30 排紙トレイ
31 画像形成装置
51 支持部材
51a 送風羽根
52 通風孔
56 送風管
57 開口部
60 軸心固定部材
Claims (7)
- 円筒状のスリーブと、該スリーブの内側に複数の磁石からなる多極磁性体とを備え、スリーブを回転させることにより、スリーブ表面上の現像剤で、感光体に形成された静電潜像を現像する現像ローラにおいて、
スリーブは、二成分現像剤を表面に担持する円筒状の現像剤担持面体と、スリーブ軸心と、現像剤担持面体の軸芯方向一方端側の開放端に固定され、送風羽根が一体的に形成された略円板状の一方端側支持部材と、現像剤担持面体の軸芯方向他方端側の開放端に固定され、送風羽根が一体的に形成された略円板状の他方端側支持部材とを含み、
多極磁性体は、現像剤担持面体の軸芯方向一方端側でスリーブに回転自在に支持され、スリーブ軸心の軸線に沿って現像剤担持面体の軸芯方向他方端側の外方に突出して延びる多極磁性体軸を含み、
前記一方端側支持部材はスリーブ軸心に固定され、前記他方端側支持部材は多極磁性体軸に回転自在に支持され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根は、
スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように、
または、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根は、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成され、
前記一方端側支持部材に形成された送風羽根が、スリーブが回転することによって、スリーブの内側から外側に向かう空気の流れを形成させるように構成される場合、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根は、スリーブが回転することによって、スリーブの外側から内側に向かう空気の流れを形成させるように構成されることを特徴とする現像ローラ。 - 二成分現像剤を収容する現像槽と、
二成分現像剤を攪拌する攪拌ローラと、
二成分現像剤を感光体ドラムに搬送する請求項1記載の現像ローラと、
現像ローラ表面の二成分現像剤の担持量を規制する規制部材とを備えることを特徴とする現像装置。 - 現像槽は、前記一方端側支持部材に形成された送風羽根に対向する槽壁部分、および、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根に対向する槽壁部分に開口部を有していることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
- 現像槽は、前記一方端側支持部材に形成された送風羽根と、開口部が設けられた槽壁部分との間隙をスリーブ軸心周りに覆う送風管と、前記他方端側支持部材に形成された送風羽根と、開口部が設けられた槽壁部分との間隙を多極磁性体軸周りに覆う送風管とを備えることを特徴とする請求項3記載の現像装置。
- スリーブは、ベアリングを介して現像槽の通風孔に内接していることを特徴とする請求項2記載の現像装置。
- スリーブは、現像槽の外側に露出したスリーブ外周面に駆動ギアを備えることを特徴とする請求項5記載の現像装置。
- 表面に静電潜像が形成される感光体と、
感光体表面を帯電させる帯電装置と、
感光体表面に静電潜像を形成する露光装置と、
感光体表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する、請求項2〜6のいずれか1つに記載の現像装置と、
感光体表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、
感光体表面を清浄化するクリーニング装置と、
トナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを含むことを特徴とする画像形成装置。
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JP2008032422A JP5022937B2 (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
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2008
- 2008-02-13 JP JP2008032422A patent/JP5022937B2/ja active Active
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