JP5021058B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
実施例1のヘッドは、前述した第一実施形態のヘッド2と同一構造とされた。ヘット本体は、ボディ部とフェース部とを溶接して作製した。ボディ部は、Ti−6Al−4V(6−4チタン)を鋳造して作製した。フェース部は、大同特殊鋼製のチタン合金であるDAT55Gを鍛造して作製した。ヘッド体積は450ccとされ、クラブ長さは45インチとされ、クラブバランスはD1とされた。重量部材の固定には、ネジ構造による固定と接着剤による接着とが併用された。ヘッド本体と重量部材との間に接着剤を塗布した後、ヘット本体の貫通孔と、重量部材の突出部とをネジ構造により係合させた。この接着剤として、住友スリーエム社製のエポキシ系接着剤であるEW2010が用いられた。重量部材は、35重量%のタングステンと、52重量%のニッケルと、13重量%の鉄とからなる金属により作製された。第一付加部材26を構成する接着剤として、住友スリーエム社製のエポキシ系接着剤であるDP−420が用いられた。第一付加部材の厚さT1は、0.1mmとされた。第二付加部材としては、板状に加工されたアルミニウム合金が用いられた。第二付加部材の厚さT2は、1.5mmとされた。重量部材の重量W3は、12gとされた。第一付加部材の重量W1は、3gとされた。第二付加部材の重量W2は、1.5gとされた。ヘッド重量Whは、195gとされた。第一付加部材の比重C1は、1.8とされた。凹状部の深さ方向fと、ヘッド基準状態における水平面hとのなす角度αは60度とされた。このヘッドに、カーボンシャフト及びグリップを装着して、実施例1のゴルフクラブを得た。実施例1のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図3により示される。
ヘッドの構造を、前述した第二実施形態のヘッド34と同一構造とした以外は実施例1と同様にして、実施例2のゴルフクラブを得た。実施例2において、下記の表1に示されない仕様は、実施例1と同一である。実施例2は、第二付加部材を有さない。第一付加部材の二層目(最外層)を構成するウレタン樹脂部材は、BASFジャパン社製のエラストランXNY97Aにより作製した。実施例2のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図4により示される。
ヘッドの構造を、前述した第三実施形態のヘッド44と同一構造とした以外は実施例1と同様にして、実施例3のゴルフクラブを得た。実施例3において、下記の表1に示されない仕様は、実施例1と同一である。第一付加部材の厚さT1は、3.5mmとされた。第一付加部材の二層目を構成するウレタン樹脂部材は、BASFジャパン社製のエラストランXNY97Aにより作製した。第一付加部材の一層目(第一接着剤層)と三層目(第二接着剤層)とを構成する接着剤として、住友スリーエム社製のエポキシ系接着剤であるDP−420が用いられた。実施例3のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図5により示される。
ヘッドの構造を、前述した第四実施形態のヘッド58と同一構造とした以外は実施例1と同様にして、実施例4のゴルフクラブを得た。実施例4において、下記の表1に示されない仕様は、実施例1と同一である。第一付加部材の厚さT1は、3.5mmとされた。第一付加部材の二層目を構成するウレタン樹脂部材は、BASFジャパン社製のエラストランXNY97Aにより作製した。第一付加部材の一層目(第一接着剤層)と三層目(第二接着剤層)とを構成する接着剤として、住友スリーエム社製のエポキシ系接着剤であるDP−420が用いられた。実施例4のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図6により示される。
ヘッドの構造を、前述した第五実施形態のヘッド84と同一構造とした以外は実施例1と同様にして、実施例5のゴルフクラブを得た。実施例5において、下記の表1に示されない仕様は、実施例1と同一である。第一付加部材の厚さT1は、3.5mmとされた。第一付加部材の二層目を構成するウレタン樹脂部材は、BASFジャパン社製のエラストランXNY97Aにより作製した。第一付加部材の一層目(第一接着剤層)と三層目(第二接着剤層)とを構成する接着剤として、住友スリーエム社製のエポキシ系接着剤であるDP−420が用いられた。実施例5のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図7により示される。
実施例1のヘッドから第一付加部材及び第二付加部材が取り除かれた構造のヘッドとした以外は実施例1と同様にして、比較例1のゴルフクラブを得た。比較例1において、下記の表1に示されない仕様は、実施例1と同一である。比較例1のヘッドの凹状部近傍の断面図は、図8により示される。図8において、図1に示すヘッド2と同一構造の部分は、図1と同一の符合が付されている。
耐久性は、重量部材に緩み(ガタつき)が生じるまでの打撃回数により評価した。打撃は、ミヤマエ社製のスイングロボットにより行った。打撃時のヘッドスピードは、55m/sとされた。500回の打撃ごとに重量部材の緩みの有無を確認した。この評価の結果が、下記の表1に示されている。
4・・・フェース部
6・・・ソール部
8・・・クラウン部
10・・・サイド部
14・・・ヘット本体
16・・・凹状部
18・・・貫通孔
20、60・・・重量部材
29・・・ヘット本体の側面
26、36、46、70、86・・・第一付加部材
30、54、80、96・・・第二付加部材
S1、S2、S3、S4、S5・・・隙間
Claims (5)
- 外面に凹状部が設けられたヘッド本体と、
この凹状部内に配置され、上記ヘッド本体よりも比重の大きな素材よりなる重量部材と、
この重量部材の外面と当接しつつ重量部材の外側に配置された第一付加部材とを備え、
この第一付加部材は、樹脂又はゴムを基材としており、
この第一付加部材は、上記重量部材の外側に配置されており、
この第一付加部材は層状であり、
この第一付加部材において、接着剤と樹脂部材とが交互配置されており、
上記第一付加部材の外面と当接しつつ第一付加部材の外側に配置された第二付加部材を更に備え、
この第二付加部材の比重は、上記第一付加部材よりも大きく、上記重量部材よりも小さく、
上記第二付加部材の側面が、上記ヘッド本体と接していないゴルフクラブヘッド。 - 外面に凹状部が設けられたヘッド本体と、
この凹状部内に配置され、上記ヘッド本体よりも比重の大きな素材よりなる重量部材と、
この重量部材の外面と当接しつつ重量部材の外側に配置された第一付加部材とを備え、
この第一付加部材は、樹脂又はゴムを基材としており、
この第一付加部材は、上記重量部材の外側に配置されており、
この第一付加部材は層状であり、
上記第一付加部材の外面と当接しつつ第一付加部材の外側に配置された第二付加部材を更に備え、
この第二付加部材の比重は、上記第一付加部材よりも大きく、上記重量部材よりも小さく、
上記第一付加部材が接着剤であり、
上記第二付加部材の側面が、上記ヘッド本体と接していないゴルフクラブヘッド。 - 上記第二付加部材は、接着剤である上記第一付加部材により上記重量部材に接着されている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
- シャフトと、このシャフトの他端部に取り付けられたグリップ部と、このシャフトの一端部に取り付けられたゴルフクラブヘッドとを有し、
このゴルフクラブヘッドは、
外面に凹状部が設けられたヘッド本体と、
この凹状部内に配置され、上記ヘッド本体よりも比重の大きな素材よりなる重量部材と、
この重量部材の外面と当接しつつ重量部材の外側に配置された第一付加部材とを備え、
この第一付加部材は、樹脂又はゴムを基材としており、
この第一付加部材は、上記重量部材の外側に配置されており、
この第一付加部材は層状であり、
この第一付加部材において、接着剤と樹脂部材とが交互配置されており、
上記第一付加部材の外面と当接しつつ第一付加部材の外側に配置された第二付加部材を更に備え、
この第二付加部材の比重は、上記第一付加部材よりも大きく、上記重量部材よりも小さく、
上記第二付加部材の側面が、上記ヘッド本体と接していないゴルフクラブ。 - シャフトと、このシャフトの他端部に取り付けられたグリップ部と、このシャフトの一端部に取り付けられたゴルフクラブヘッドとを有し、
このゴルフクラブヘッドは、
外面に凹状部が設けられたヘッド本体と、
この凹状部内に配置され、上記ヘッド本体よりも比重の大きな素材よりなる重量部材と、
この重量部材の外面と当接しつつ重量部材の外側に配置された第一付加部材とを備え、
この第一付加部材は、樹脂又はゴムを基材としており、
この第一付加部材は、上記重量部材の外側に配置されており、
この第一付加部材は層状であり、
上記第一付加部材の外面と当接しつつ第一付加部材の外側に配置された第二付加部材を更に備え、
この第二付加部材の比重は、上記第一付加部材よりも大きく、上記重量部材よりも小さく、
上記第一付加部材が接着剤であり、
上記第二付加部材の側面が、上記ヘッド本体と接していないゴルフクラブ。
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