JP3124726U - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、上記第二板体に対して複数個の突出リブと一個の強化突出体などの突出部が形成するまで加工し、上記突出リブまたは強化突出体により上記複合式板体の構造強度と振動吸収性を相対的に高めることができ、さらに上記第一板体により上記複合式板体の重量を相対的に減らし、ゴルフクラブヘッドの打球の安定性と耐用性を相対的に高める。
【解決手段】 ヘッド本体1および複合式板体により構成される。ヘッド本体1には開口10が形成される。上記複合式板体には異なる材質により製成された板体21と複数個の突出部が設けられる、板体21には正面と背面が形成される。上記突出部は板体21の上記背面に設けられ、板体21はヘッド本体1の開口10に対応するように結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドを形成するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ゴルフクラブヘッドに関するもので、特に異なる材質により製成された板体と複数個の突出部を結合して複合式の板体に形成することにより、板体の構造の強度を高めることができるゴルフクラブヘッドに係るものである。
従来のゴルフクラブヘッドの構造としては、フェース板と桿体が含まれ、上記フェース板は上記桿体の正面に結合される。上記フェース板の背面には突出塊が設けられ、上記突出塊は一体になるようにフェース板に成形される。上記突出塊は選択的に螺旋状または複数個の環状からなる構造に形成される。上記突出塊を設置することにより、ゴルフクラブヘッドの重心の位置を変えることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
また、従来のゴルフクラブヘッドの構造としては、そのゴルフクラブヘッドの接合方法として下記の段階が含まれる。a)金属材質の異なる第一板材と第二板材を爆発溶接によって合成板材を結合して形成し、再び上記合成板材を殻片状の第一部材に成形させ、上記第一部材の形状はヘッドの前側のフェース板の部位に対応し、そして上記第一板材は上記第一部材に相対して上記ヘッドの表面に近付く一方に位置する段階と、b)上記合成板材を上記フェース板に成形させる時、上記第二板材の中央部位を除去し、上記第二板材の周縁の部位だけを残留させることにより、ヘッド本体が溶接して結合するのに用いる段階と、c)上記フェース板を上記ヘッド本体に近寄らせ、上記フェース板の第二板材の周縁を上記第二部材に当接させ、再び上記第二部材と上記第一部材を溶接して結合させることにより、共同でゴルフクラブヘッドを構成するようにとしたものがある(例えば、特許文献2を参照)。
アメリカ特許第5,776,011号 中華民国第550106号公報
上記のような従来のゴルフクラブヘッドの構造においては、上記突出塊は上記フェース板とは同じ材質で一体になるように成形されるため、高弾性変形の能力の材質を採用する場合、上記突出塊は上記ゴルフクラブヘッドの振動吸収の能力を有効に吸収することができないという問題点があった。それに反して、振動吸収の高い材質を採用する場合、上記フェース板が打球の過程における弾性変形の自由度を相対的に減らしてしまうという問題点があった。簡単に言えば、上記従来のゴルフクラブヘッドの構造によれば、高い振動吸収性および高弾性変形の能力という二重の利点を有することができないという問題点があった。
また、上記のような従来のゴルフクラブヘッドの構造においては、実際に打球時において上記ゴルフクラブヘッドの第一板材の中央部位(スイートスポットsweet spot)は比較的大きい打球の応力と衝撃力を受けるが、上記第一板材の中央部位には上記第二板材を有しておらず、上記第一板材の中央部位の背面は実質的に上記第一板材そのものの肉厚とは同じであるため、上記第一板材の中央部位において充分な構造強度を提供することができないため、長期に渡って使用すると、上記第一板材に変形または破裂が生じてしまうだけではなく、打球の振動を有効に吸収することができないため、使用寿命が相対的に短くなるという問題点があった。このように、上記のような従来のゴルフクラブヘッドの構造をさらに改良しなければならない。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、そして上記第二板体に対して複数個の突出リブと一個の強化突出体などの突出部が形成するまで加工し、さらに上記突出リブまたは強化突出体により上記複合式板体の構造強度と振動吸収性を相対的に高める。上記第一板体は上記複合式板体の重量を相対的に減らし、さらにゴルフクラブヘッドの打球の安定性と耐用性を相対的に高めるのに用いられるゴルフクラブヘッドを提供しようとするものである。
本考案の第一の目的は、第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、そして上記第二板体に対して複数個の突出リブなどの突出部が形成するまで加工することにより、板体の構造強度、使用寿命と打球の安定性を高めることができるゴルフクラブヘッドを提供しようとするものである。
本考案の第二の目的は、上記第二板体に対して他に一個の強化突出体が形成するまで加工することにより、板体の構造強度、使用寿命と打球の安定性を高めることができるゴルフクラブヘッドを提供しようとするものである。
本考案の第三の目的は、第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、そして第一板体には比較的よい弾性変形の能力を有し、さらに第二板体には比較的よい振動吸収の能力を有するように形成されることにより、弾性変形の能力と振動吸収の能力を高めることができるゴルフクラブヘッドを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案によるゴルフクラブヘッドは、下記のようになるものである。すなわち、
ヘッド本体および複数個の突出部により構成されるゴルフクラブヘッドであって、ヘッド本体にはフェース板、クラウン板、ソール板、背板と側板が含まれ、そしてそれぞれには外表面と内表面が形成される。ヘッド本体は第一材質により製成され、さらにヘッド本体の一方にはホーゼルが設けられる。複数個の突出部は第二材質により製成されると共に、選択的にクラウン板、ソール板、背板と側板の少なくとも一個の内表面に設けられ、第二材質は上記第一材質とは異なる。さらに上記第一材質と第二材質との間には選択的に爆発溶接層、ロール層と粘着層の少なくとも一種が形成される。
本考案によるゴルフクラブヘッドはまた、突出部を選択的にヘッド本体のフェース板の内表面に設け、そして突出部の肉厚をヘッド本体のクラウン板側からソール板側へ段々と厚くなるように形成することもできる。また、突出部は選択的に螺旋状突出部、環状突出部と網状突出部の少なくとも一種からなることもでき、或いはまた、突出部は選択的にヘッド本体のクラウン板、ソール板と側板の少なくとも一個の内表面に設けられ、そして上記突出部の数量はヘッド本体の正面側から背面側へ段々と増えるように形成することもできる。
さらに本考案によるゴルフクラブヘッドは、各二個の突出部に隣接する間にそれぞれ溝を形成することもでき、また、突出部を選択的にヘッド本体のクラウン板、ソール板と側板の少なくとも一個の内表面に設け、そして突出部が形成した溝の面積をヘッド本体の正面側から背面側へ段々と減るように形成することもできる。さらに、ヘッド本体の第一材質の比重が突出部の第二材質の比重より相対的に低くなるように形成することもできる。
本考案のゴルフクラブヘッドによれば、第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、そして上記第二板体に対して複数個の突出リブなどの突出部が形成するまで加工することにより、板体の構造強度、使用寿命と打球の安定性を高めるという利点がある。
本考案のゴルフクラブヘッドによれば、上記第二板体に対して他に一個の強化突出体が形成するまで加工することにより、板体の構造強度、使用寿命と打球の安定性を高めることができるという利点がある。
本考案のゴルフクラブヘッドによれば、第一板体と第二板体を結合して複合式板体を形成し、そして第一板体には比較的よい弾性変形の能力を有し、さらに第二板体には比較的よい振動吸収の能力を有するように形成されることにより、弾性変形の能力と振動吸収の能力を高めることができるという利点がある。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本考案の実施例1においてゴルフクラブヘッドはウッド型、アイアン型またはパター型などの従来のヘッドの構造から選択することができる。本考案の実施例1においてはアイアン型のヘッドを例に挙げ、上記アイアン型のヘッドにはヘッド本体1とフェース板2(複合式板体)が含まれる。フェース板2は第一板体21と第二板体22を結合してなるものである。第一板体21はフェース板2の主体で、ヘッド本体1に対応するように結合される。第二板体22が加工によって各種の突出部に形成された後、第一板体21の強化構造として形成される。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1のヘッド本体1の材質は炭素鋼、ステンレス鋼(例えば17‐4PHステンレス鋼)、合金鋼、フェロ−マンガン−アルミ合金、ニッケル合金、鋳鉄、超合金鋼、チタン合金、銅合金、アルミ合金、マグネシウム合金、炭素繊維などの金属、非金属または上記材質の組合せから選択することができる。ヘッド本体1にはクラウン部、ソール部、背部と側部が含まれると共に、それらは共同で中空部を形成する。ヘッド本体1には開口10、結合壁11とホーゼル12が形成される。開口10はヘッド本体1の正面に開設される。結合壁11はヘッド本体1の開口10の内周面に形成されることにより、フェース板2と対応するように結合することができる。ホーゼル12は一体成形または組立の方式によってヘッド本体1の一方に伸出するように設けられることにより、シャフト(図示せず)と結合することができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の第一板体21は相対的に高弾性変形の能力を有する材質から選択することができ、例えばステンレス鋼、炭素鋼、フェロ−マンガン−アルミ合金、アルミ合金、マグネシウム合金またはチタン合金などの金属材質から選択することができる。第一板体21には正面211、結合周面212と背面213が含まれる。正面211は打球するのに用いられる。結合周面212はヘッド本体1の結合壁11に対応するように結合するのに用いられる。背面213は正面211に相対して第一板体21の他面に位置され、そして第二板体22と結合するのに用いられる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1の第二板体22は第一板体21と異なる材質(異種材質)から選択することができ、例えば相対的に高振動吸収の能力を有する材質から選択することができ、例えば炭素鋼、ステンレス鋼(例えば17‐4PHステンレス鋼)、合金鋼、ニッケル合金、鋳鉄、超合金鋼、チタン合金、銅合金、アルミ合金、マグネシウム合金または上記金属材質の組合せから選択することができる。第二板体22には結合面(図示せず)が含まれ、上記結合面は第一板体21の背面213に相対して対応するように結合される。第一板体21と第二板体22は好ましくは選択的に爆発溶接、ロール押圧、粘着または上記の組合せなどの方式を利用して相互に結合することにより、第一板体21と第二板体22は共同でフェース板2(複合式板体)を形成する。爆発溶接またはロール押圧による結合の方式を選択する場合、第一板体21と第二板体22の間には一体成形になるように爆発溶接層またはロール押圧層が形成される。そして粘着による結合の方式を選択する場合、第一板体21と第二板体22の間には粘着剤を塗布することによって粘着層が形成される。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1のフェース板2を予備成形する時、先ず選択的にフライス削り、エッチング、研磨またはその組合せなどの方式を利用して第二板体22の部分的な除去を行い、第二板体22の残留部分が第一板体21の背面213において一個の強化突出体221と複数個の突出リブ222などの突出部が形成されるまで加工する。上記突出部は、すなわち高振動吸収の能力を有する突出部または異種材質の突出部であり、フェース板2の振動吸収の能力と構造強度を増やすのに用いることができる。また、強化突出体221と突出リブ222との間、および各二個の突出リブ222に隣接する間には複数個の凹欠溝223が形成され、凹欠溝223により第一板体21に後方への弾性変形の空間を提供することができるため、フェース板2の弾性変形の自由度を提供することができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1のゴルフクラブヘッドを組み立てようとする時、フェース板2の結合周面212をヘッド本体1の結合壁11に対応するように結合させ、さらにフェース板2の正面211を結合壁11の端縁と平らになるように位置合わせる。ヘッド本体1とフェース板2の第一板体21は好ましくはタングステンイナートガスアーク溶接、レーザービーム溶接、電子ビーム溶接またはプラズマアーク溶接などの結合方式を選択することができ、さらに硬ろう付け、粘着、嵌設または螺合などのその他の結合の方式を選択することもできる。これにより、ヘッド本体1とフェース板2は共同でゴルフクラブヘッド(図示せず)を形成する。さらに、製品の使用上の需要性に応じて背面213のリップ縁はヘッド本体1の正面の対応位置に対応するように結合するのに用いることができる。
再び図1、2を参照すると、本考案の実施例1のフェース板2は複合式のフェース板に形成され、第二板体22の強化突出体221はフェース板2の打球のスイートスポット(sweet spot)に対応するように形成され、そして突出リブ222は環状または螺旋状として強化突出体221の四周に分布される。強化突出体221と突出リブ222などの異種材質の突出部によって打球の応力を均一に分散させることにより、フェース板2の構造強度と使用寿命を相対的に高めることができる。また、凹欠溝223によって弾性変形の空間を提供することにより、フェース板2の弾性変形の自由度を相対的に高めることができる。他に、第一板体21は高弾性変形の能力を有する材質から選択し、さらに第二板体22は高振動吸収の能力を有する振動吸収の材質から選択することにより、フェース板2の弾性変形の能力と振動吸収の能力を同時に高めることができ、さらにゴルフクラブヘッドの打球の安定性と構造強度を高めることができる。
図3を参照すると、本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドが掲示される。実施例1と比較してみると、実施例2はウッド型のヘッドを例に挙げ、そして強化突出体221と突出リブ222を適当にフライス削りを行うことにより、両者の肉厚は上から下へ段々と厚くなるように肉厚の変化を有する構造に形成される。フェース板2の底部に近付く強化突出体221と突出リブ222の肉厚を増やすことにより、ゴルフクラブヘッドの底部の重量も相対的に増えるため、ゴルフクラブヘッドの全体の重心の位置を低く下げることができる。これにより、本考案においてはゴルフクラブヘッドの打球の安定性と重心位置の調整をさらに有効に高めることができる。
図4、5を参照すると、本考案の実施例3のゴルフクラブヘッドが掲示される。実施例2と比較してみると、実施例3もウッド型のヘッドを例に挙げ、そして第一板体21’と第二板体22’は共同で結合して蓋板2’(複合式板体)を形成する。第一板体22’と第二板体22’が相互に結合された後、第二板体22’に対して複数個の突出リブ221’などの突出部が形成するまで加工し、突出リブ221’は環状の構造に形成される。また、各突出リブ221’の間にも複数個の凹欠溝222’が形成され、凹欠溝222’により弾性変形の空間を提供することができるため、蓋板2’の弾性変形の自由度を高めることができる。蓋板2’は選択的にタングステンイナートガスアーク溶接、レーザービーム溶接、電子ビーム溶接またはプラズマアーク溶接などの結合方式を利用し、さらに選択的に硬ろう付け、粘着、嵌設または螺合などのその他の結合の方式を利用してヘッド本体1の開口11の部位を結合することができる。蓋板2’は好ましくはクラウン板から選択することができるが、使用上の需要性に応じてヘッド本体1のソール板、側板または背板から選択することができる。これにより、ヘッド本体1と蓋板2’は共同でゴルフクラブヘッド(図示せず)を形成する。他に、第一板体21’と第二板体22’も異なる材質により製成され、第一板体21’の材質は第二板体22’の材質に相対して比較的に低い比重を有するため、さらに突出リブ221’は第一板体21’の背面に位置するように形成されるため、第一板体21’と突出リブ221’を設置することによって蓋板2’の比重を調整することもでき、さらにゴルフクラブヘッドの構造強度を高め、重心位置を調整することができる。
図6を参照すると、本考案の実施例4のゴルフクラブヘッドが掲示される。実施例3と比較してみると、実施例4において蓋板2’は好ましくは側板から選択し、上記蓋板2’において第二板体22’に対して複数個の突出リブ221’と複数個の凹欠溝222’などの突出部が形成するまで適当に加工し、凹欠溝222’も円形、三角形、矩形、正多辺形などの幾何図形から選択することができる。各凹欠溝222’の間には予定の隙間が形成され、そして第二板体22’の突出リブ221’はさらに網状または蜂の巣の形状に排列され、さらに突出リブ221’は蓋板2’の背面に形成され、突出リブ221’により蓋板2’の構造強度を増やすことができる。特に、ヘッド本体1の正面からその背面まで凹欠溝222’が占めた面積は大から小まで段々と減らしていくように形成される。大面積の凹欠溝222’は比較的ヘッド本体1の正面に近付くため、蓋板2’がヘッド本体1の正面側(前側)に近付く突出リブ221’の数が相対的に少なく、そして蓋板2’がヘッド本体1の背面側(後側)に近付く突出リブ221’の数が相対的に多い。このように、蓋板2’がヘッド本体1に近付く正面側の重量は、蓋板2’がヘッド本体1に近付く背面側の重量より小さくなることにより、ゴルフクラブヘッドの重心位置が後方へ移動するのを調整することができるため、本考案においてはゴルフクラブヘッドの打球の安定性と使用寿命を確実に高めることができる。また、蓋板2’は使用上の需要性に応じてヘッド本体1のソール板、クラウン板または背板として形成することができる。
図7を参照すると、本考案の実施例5のゴルフクラブヘッドが掲示される。実施例4と比較してみると、実施例5において蓋板2’は好ましくはソール板から選択し、上記蓋板2’において第二板体22’に対して複数個の突出リブ221’と複数個の凹欠溝222’などの突出部が形成するまで適当に加工し、凹欠溝222’は方形の構造から選択すると共に、凹欠溝222’も円形、三角形、矩形、正多辺形などの幾何図形から選択することができる。突出リブ221’は網状で各凹欠溝222’の間に分布され、そして凹欠溝222’の面積はヘッド本体1の正面から背面まで相対して大から小まで段々と減らしていくように形成され、突出リブ221’により蓋板2’の構造強度を増やすと共に、ゴルフクラブヘッドの全体の重心位置が後方へ移動するのを調整することができるため、本考案においてはゴルフクラブヘッドの打球の安定性と使用寿命を確実に高めることができる。また、蓋板2’は使用上の需要性に応じてヘッド本体1のクラウン板、側板または背板として形成することができる。
上述の如く、従来のゴルフクラブヘッドの構造によれば、ただ一体成形の方式を利用して螺旋状、環状の突出塊を設置するだけであるため、振動吸収の能力を低下させてしまうという問題点があり、または複合式のフェース板はただ第一板体の背面の周縁部位において第二板材と結合するだけであるため、上記フェース板の中央部位の構造強度を低下させてしまうという問題点があったが、図1に示す本考案のゴルフクラブヘッドによれば、第一板体21と第二板体22を結合して複合式板体を形成し、そして選択的にフェース板2または蓋板2’とし、第二板体22に対して強化突出体221と突出リブ222などの突出部が形成するまで加工し、さらに突出リブ222の間に複数個の凹欠溝223を形成させることにより、相対的に上記複合式板体の構造強度、振動吸収性と弾性変形の自由度をさらに高めることができる。また、第一板体21によりフェース板2の弾性変形の自由度を相対的に増やすと共に、ゴルフクラブヘッドの打球の安定性と耐用性をさらに高めることができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本考案の実施例1のゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 本考案の実施例1のゴルフクラブヘッドによる組み立てられた状態を示す断面図である。 本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 本考案の実施例3のゴルフクラブヘッドによる組み立てられた状態を示す平面図である。 本考案の実施例3のゴルフクラブヘッドによる複合式板体の局部の断面図である。 本考案の実施例4のゴルフクラブヘッドによる組み立てられた状態を示す平面図である。 本考案の実施例5のゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。
符号の説明
1 ヘッド本体 10 開口
11 結合周壁 12 ホーゼル
2 フェース板 2’ 蓋板
21 第一板体 21’ 第一板体
211 正面 211’ 正面
212 結合周面 212’ 結合周面
213 背面 213’ 背面
22 第二板体 22’ 第二板体
221 強化突出体 221’ 突出リブ
222 突出リブ 222’ 溝
223 溝

Claims (7)

  1. ヘッド本体(1)および複数個の突出部により構成されるゴルフクラブヘッドであって、ヘッド本体(1)にはフェース板、クラウン板、ソール板、背板と側板が含まれ、そしてそれぞれには外表面と内表面が形成され、ヘッド本体(1)は第一材質により製成され、さらにヘッド本体(1)の一方にはホーゼル(12)が設けられ、上記複数個の突出部は第二材質により製成されると共に、選択的にクラウン板、ソール板、背板と側板の少なくとも一個の内表面に設けられ、上記第二材質は上記第一材質とは異なり、さらに上記第一材質と第二材質との間には選択的に爆発溶接層、ロール層と粘着層の少なくとも一種が形成されることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 上記突出部は選択的にヘッド本体(1)のフェース板の内表面に設けられ、そして上記突出部の肉厚はヘッド本体(1)のクラウン板側からソール板側へ段々と厚くなるように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 上記突出部は選択的に螺旋状突出部、環状突出部と網状突出部の少なくとも一種からなることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 上記突出部は選択的にヘッド本体(1)のクラウン板、ソール板と側板の少なくとも一個の内表面に設けられ、そして上記突出部の数量はヘッド本体(1)の正面側から背面側へ段々と増えるように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 各二個の上記突出部に隣接する間にはそれぞれ溝(223)が形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記突出部は選択的にヘッド本体(1)のクラウン板、ソール板と側板の少なくとも一個の内表面に設けられ、そして上記突出部が形成した溝(223)の面積はヘッド本体(1)の正面側から背面側へ段々と減るように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  7. ヘッド本体(1)の第一材質の比重は上記突出部の第二材質の比重より相対的に低くなるように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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