JP5020586B2 - 自動車用シート - Google Patents

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Description

本発明は自動車用シートに関し、特に乗員保護機構を備えた自動車用シートに関する。
車両側面の衝突による衝撃から乗員を保護するために、サイドエアバッグやカーテンエアバッグを搭載することが従来行われている。従来のサイドエアバッグ及びカーテンエアバッグでは、側突検知センサが衝突を検知し、乗員が車両のサイドドアに衝突(2次衝突)するまでの間に、インフレータからエアバッグ内にガスを送り込むことによって乗員とサイドドアとの間にエアバッグを展開して乗員を保護する。また、特許文献1には、サイドエアバッグとカーテンエアバッグとを一体化した車両胸部頭部一体式エアバッグが開示されている。
特開2000−289558号公報
エアバッグの衝撃吸収機能は、エアバッグが乗員とサイドドア等の剛体との間に挟まれることによって発揮される。しかしながら、例えば乗用車の前部座席における、サイドドアとは反対側、即ち隣接するシート側には支えとなる対向物がない。従って、エアバッグは押圧される方向に逃げてしまうため、衝撃吸収性能を十分に発揮することができない可能性がある。また、乗用車に対する側面衝突が発生し、乗員がサイドドア側に2次衝突して、更に反対側に3次衝突する場合を考えると、衝突が発生してエアバッグが膨らんでから3次衝突が発生するまでの間に、エアバッグ内の空気が抜けてしまい、衝撃吸収性能が低下し得る。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであって、車両側面に対する衝突に際して乗員を保護する機能を備え、簡易な構成で必要な保護機能を備える自動車用シートを提供することを目的とする。
本発明の一例に係る自動車用シートは、自動車の側面に対する衝撃に対して乗員を保護する機構を備えた自動車用シートであって、乗員が着席する着席部と、前記着席部の側部側であって前記自動車の中央側において展開可能な剛体部と、その剛体部に固定され剛体部と乗員との間において乗員への衝撃を吸収する緩衝部とを有し、前記着席部に固定される乗員保護機構とを備える。これにより、車両側面に対する衝突に際して乗員を保護する機能を備え、簡易な構成で必要な保護機能を備える自動車用シートを提供することができる。
ここで、前記剛体部は、自動車の側面衝突に応じて展開することが好ましい。また、前記保護機構は、収容状態において前記着席部の背もたれと略平行若しくはその背もたれよりも後方に位置し、前記自動車に対する衝突に応じてその収容状態から前方に迫り出して展開することが好ましい。これにより、側突時には乗員を保護し、通常時には乗員の側方の視界を確保することができる。
更に、前記着席部は、背もたれとその背もたれの上に固定されたヘッド・レストとを備え、前記収容状態における前記保護機構の高さは、前記ヘッド・レストよりも低いことが好ましい。これにより、乗員保護機構が乗員の視界を遮ることを回避することができる。
本発明の他の例に係る自動車用シートは、自動車の側面に対する衝撃に対して乗員を保護する機構を備えた自動車用シートであって、乗員が着席する着席部と、前記着席部に固定され、その着席部の側部側であって前記自動車の中央側において展開可能な第1の剛体部と、その剛体部に固定され乗員との間において乗員への衝撃を吸収する第1の緩衝部とを有する、内側乗員保護機構と、前記着席部に固定され、その着席部の側部側であって前記自動車のサイドドア側において展開可能な第2の剛体部と、その剛体部に固定され乗員との間において乗員への衝撃を吸収する第2の緩衝部とを有する、外側乗員保護機構とを備える。これにより、車両側面に対する衝突に際して乗員を保護する機能を備え、簡易な構成で必要な保護機能を備える自動車用シートを提供することができる。
ここで、前記第1の剛体部及び/又は前記第2の剛体部は、自動車の側面衝突に応じて展開することが好ましい。また、前記外側乗員保護機構及び/又は前記内側乗員保護機構は、収容状態において前記着席部の背もたれと略平行若しくはその背もたれよりも後方に位置することが好ましい。これにより、側突時には乗員を保護し、通常時には乗員の側方の視界を確保することができる。
更に、前記着席部は、背もたれとその背もたれの上に固定されたヘッド・レストとを備え、前記外側乗員保護機構は、前記収容状態において前記ヘッド・レストと略同一の高さであり、前記内側乗員保護機構は、前記収容状態において前記ヘッド・レストよりも低いことが好ましい。これにより、内側乗員保護機構が乗員の視界を遮ることを回避することができる。
更にまた、前記第2の剛体部は、自動車の側面に対する衝突前に予め予備展開し、衝突時に実展開し、前記第1の剛体部は、予備展開することなく衝突時に展開することが好ましい。これにより、更に構成を簡略化し、部品点数の削減を図ることができると共に、側突時に素早く乗員の頭部を保護する状態に入ることができる。
本発明により、車両側面に対する衝突に際して乗員を保護する機能を備え、簡易な構成で必要な保護機能を備える自動車用シートを提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。説明の明確化のため以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
実施の形態1.
図1は本実施形態に係る自動車用シート1、2を備える自動車の前部座席を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る自動車用シート1が運転席として用いられ、自動車用シート2が助手席として用いられて前部座席が構成されている。本実施形態に係る自動車用シート1、2は、乗員が着席する着席部10及び乗員保護機構100を有する。乗員保護機構100は、着席部10の背もたれ10aの隣接するシート側、即ち、サイドドアとは反対側に連結されている。従って、本例で運転席として用いられている自動車用シート1は、その着席部10に着席した乗員の左手に乗員保護機構100が設けられ、助手席として用いられている自動車用シート2は、乗員の右手に乗員保護機構100が設けられている。これにより、運転席の乗員と助手席の乗員との衝突を防ぐことができる。尚、運転席と助手席とが逆の場合(左ハンドルの車等の場合)には、夫々逆の位置に乗員保護機構100が設けられる。
車両に搭載された図示しない側突検知センサが衝突を検知すると、乗員保護機構100が前方に迫り出して乗員の側部に配置される。これにより、乗員保護機構100が乗員を受け止める。乗員保護機構100は内部に剛体であるフレームを有し、該フレームと背もたれ10aの側部とが連結されている。乗員保護機構100は、内部のフレームがウレタン、発泡ビーズ等の緩衝材で覆われており、その周囲が外皮で覆われて構成されている。
図2に本実施形態に係る自動車用シート1に乗員が座った状態の側面図を示す。図2においては、側突検知センサが衝突を検知する前の状態、即ち乗員保護機構が動作する前の状態(以下、収容状態とする)の自動車用シート1を示す。以下の説明においては、自動車用シート1の場合について説明するが、自動車用シート2も同様である。図2においては、図示の容易のために各部材を透過させて示す。また、乗員保護機構100に含まれる緩衝材及び乗員保護機構100の外皮は省略して示す。
図2に示すように、乗員保護機構100内部のフレーム110はパイロユニット111、第1リンク112、第2リンク113を有する。フレーム110は、パイロユニット111及び第2リンク113の端部において背もたれ10aのサイドフレーム11に連結されている。図に示すように、乗員保護機構100の収容状態において第2リンク113は背もたれ10aと略平行な状態にある。これにより、収容状態における乗員保護機構100は背もたれ10aと略平行に位置する。尚、乗員保護機構100が収容状態において背もたれ10aの後方に位置するような構成とすることもできる。
次に図2、図3を用いて本実施形態に係る自動車用シート1及び乗員保護機構100の動作について説明する。図3は乗員保護機構100が動作した状態の側面図である。図3においては、図2と同様に各部材を透過させて示す。また、乗員保護機構100に含まれる緩衝材及び外皮を省略して示す。更に、図3においては、図2の状態から動いた部位を破線で示している。
車両に備えられた図示しない側突検知センサが衝撃を検知すると、側突を検知した旨の信号に従ってパイロユニット111が動作する。これによりフレーム110が展開し、乗員保護機構100が動作する。乗員保護機構100が動作すると、図3に破線で示すようにフレーム110が乗員の真横に位置する。即ち、フレーム110を覆う干渉部材及び外皮が乗員の真横に位置する。具体的には、乗員保護機構100が展開して前方に傾くように迫り出す。そして、図3に示すように自動車用シート1を横から見た時に、乗員保護機構100内部のフレーム110の一部が乗員と重なるように位置する。これにより、乗員保護機構100が乗員を受け止め、乗員の安全を確保することができる。
本実施形態においては、自動車用シート1の背もたれ10aの側方に、剛性が強く衝撃吸収性を有する乗員保護機構100を配置することによって、シート以外の部位の剛性に頼ることなく、車体側面の衝突時に乗員を受け止めることを可能にしている。従って、自動車の前部座席における隣接するシート側のように、対向する剛性部材が無い場合においても、衝撃吸収性を発揮することができる。また、例えば、乗員がサイドドア側に衝突した後、反対側に跳ね返る場合(3次衝突)等のように、最初の衝突の検知から衝突の発生までの時間が長い場合においても、エアバッグのように空気が抜けることなく、衝撃吸収性能を維持することができる。
次に、本実施形態に係る乗員保護機構100内部の詳細について説明する。図4(a)、図4(b)は本実施形態に係るフレーム110及びフレーム110が連結されるサイドフレーム11を示す側面図である。図2、3と同様に各部材を透過させて示す。図4(a)は、乗員保護機構100の動作前の状態、即ち収容状態であり、図4(b)は乗員保護機構100の動作後の状態である。図4(a)に示すように、パイロユニット111と第1リンク112とが回動軸114において互いに回動可能に連結されている。また、第1リンク112と第2リンク113とが回動軸115において互いに回動可能に連結されている。第2リンク113が回動軸116においてサイドフレーム11に対して移動可能に連結されている。
パイロユニット111は、パイロストローク111aとパイロベース111bとを有する。パイロユニット111は図示しない側突検知センサと接続されており、側突検知センサから車両の側面に対する衝突を検知した旨の信号を受信することにより動作する。パイロユニット111はパイロベース111bに込められた火薬の爆発力によってパイロストローク111aを突出させる。パイロベース111bはサイドフレーム11に固定されており、その内部にパイロストローク111aが収納される。図4(b)に示すように、パイロストローク111aは、パイロユニット111の動作時にパイロベース111bから突出して押圧力を発生させる。パイロストローク111aはパイロベース111bから突出する側の先端に回動軸114が設けられ、第1リンク112と連結される。
サイドフレーム11には、パイロストロークガイド12として凹部が形成されている。図4(a)の切断線AAにおける断面図を図5に示す。回動軸114は、第1リンク112とパイロストローク111aとを貫通し、パイロストロークガイド12に入り込んでいる。パイロストロークガイド12は、サイドフレーム11を貫通する貫通穴であり、回動軸114はパイロストロークガイド12も貫通している。回動軸114の先端には、係止部114aが形成されている。係止部114aの直径はパイロストロークガイド12の幅よりも広く、係止部114aによって回動軸114がパイロストロークガイド12から抜けないように構成される。
パイロユニット111が動作すると、パイロストローク111aの移動に伴って第1リンク112及び第2リンク113が動く。この時、第1リンク112は回動軸114においてパイロストローク111aに対して回動する。また、第1リンク112と第2リンク113とは、回動軸115において互いに回動する。更に、第2リンク113は、回動軸116においてサイドフレーム11に対して回動する。この様な動作により、フレーム110は、図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態に遷移する。
パイロストロークガイド12は、パイロストローク111aの伸縮方向に長手状に形成されている。図6(a)、(b)は、パイロストロークガイド12及び回動軸114のみを示す側面図である。図6(a)、(b)の状態は、夫々図4(a)、(b)の状態に対応している。図6(a)に示すように、パイロストローク111aがパイロベース111bに収納された状態においては、回動軸114はパイロストロークガイド12の端部Pに位置しており、回動軸114の直径と端部Pにおけるパイロストロークガイド12の幅とは略同一である。
パイロストロークガイド12の幅は、端部Pから反対側の端部Qの間において、略中間地点までは端部Pにおける幅と同一であり、そこから端部Qに近付くに従って徐々に狭くなる。従って、端部Q近傍においては、パイロストロークガイド12の幅は回動軸114の直径よりも狭くなっている。ここで、パイロストロークガイド12の幅は、端部Pから端部Qに近付くに従って徐々に狭くなるような構成でもよい。
パイロユニット111が作動すると、回動軸114はパイロストロークガイド12の端部Pから端部Qへ向かって移動する。回動軸114の移動を担う駆動力はパイロユニット111の火薬による爆発力であり、強い推進力を有する。従って、回動軸114はパイロストロークガイド12の幅を押し広げながら端部Qに近付く。回動軸114がパイロストロークガイド12を押し広げることによってパイロユニット111の推進力が吸収されていき、パイロユニット111の推進力がなくなった時点若しくは回動軸114が端部Qに到達した時点でパイロストローク111aの飛び出しが止まる。
パイロストロークガイド12の幅が一端から他端にかけて狭くなる構成ではなく、一定の幅であって回動軸114の直径と同等若しくはそれよりも広い幅である場合、パイロユニット111の作動によるパイロストローク111aの飛び出しに対して、各部の摩擦以外にブレーキとなる構成がない。従って、回動軸114は勢いを保ったまま端部Qに到達し、端部Qで回動軸114が跳ね返ってしまうことが考えられる。その場合、パイロストローク111aがパイロベース111bに再度収納される方向に移動することになり、フレーム110が乗員を保護するための位置から外れてしまうことが考えられる。
これに対し、パイロストロークガイド12の幅が一端から他端にかけて狭くなる構成とすれば、上記の効果によってパイロユニット111の推進力が吸収される。また、回動軸114が止まった時点では、回動軸114はパイロストロークガイド12に挟まれた状態となる。仮にパイロユニット111が推進力を失わずに端部Qに到達した場合においても、回動軸114がパイロストロークガイド12に挟まれているため、この部分がブレーキとなり、パイロストローク111aのはね返りを防ぐことができる。
この様な動作により、図3の破線に示すようにフレーム110が展開し、乗員保護機構100が乗員を受け止める。乗員が乗員保護機構100に衝突した際の衝撃は、フレーム110とサイドフレーム11との連結部分、即ちパイロベース111b及び回動軸116において支えられる。更に、回動軸114が係止部114aによってパイロストロークガイド12に係止されているため、回動軸114においても支えられる。これにより、乗員保護機構100が乗員を受け止める際の強度を向上することができる。
パイロユニット111は火薬の爆発によって動作するため、火薬の爆発により非常に大きな音がする。それに対し、本実施形態においては、フレーム110をパイロユニット111、第1リンク112及び第2リンク113を用いた三角形の構成とし、第1リンク112及び第2リンク113によって乗員を受け止めることにより、パイロユニット111を乗員からなるべく遠い位置に配置するようにしている。従って、パイロユニット111動作時の爆発音が乗員の聴覚に与える影響を低減することができる。
また、図1、図2に示すように、収容状態における乗員保護機構100の高さは、背もたれ10aの上に設けられたヘッド・レストよりも低い。そして、図3に示すように、フレーム110は乗員の肩口近傍の高さに展開する。即ち、乗員保護機構100は乗員の肩口近傍の高さに展開する。乗員とサイドドアとの衝突を防ぐ場合は、乗員の体を受け止めても頭部がサイドドアに衝突する可能性があるが、隣接するシート側の場合は対向する剛性部材が無いので、乗員の体を受け止めることにより目的を達することができる。また、頭部を保護する部材を設ける場合、その部材が乗員の視界を遮ることとなる。本実施形態に係る乗員保護機構100を用いることにより、乗員の視界を遮ることを回避することができる。尚、乗員保護機構100の展開位置を乗員の肩口よりも低い位置とすることもできる。
フレーム110を乗員の頭部近傍まで展開させることも可能であり、収容状態における乗員保護機構100の高さを、背もたれ10aの上に設けられるヘッド・レストと略同一の高さにすることも可能である。これにより、乗員の頭部を保護することができる。しかしながら、この場合フレーム110の寸法が大きくなる。これに伴い、乗員保護機構100における乗員との衝突部から、フレーム110とサイドフレーム11との連結部分までの間隔が長くなり、強度が低下する。更に、乗員保護機構が展開するストロークも長くなり、完全に展開するまでに時間がかかる。従って、乗員保護機構100は乗員の体を受け止める構成とすることが好ましい。
通常の自動車用シートにおいて、シートベルトはサイドドア側における乗員の肩口から反対側における乗員の腰の辺りに袈裟懸けに配置される。図1に示すように、本実施形態における乗員保護機構100は、通常のシートベルトの配置に干渉せず、容易に適用することができる。また、図1において、自動車用シート1に着座している乗員が隣接する自動車用シート2側に移動するような衝撃を受けた場合、シートベルトがサイドドア側の肩口から袈裟懸けにかけられていると、シートベルトは助手席に着座している乗員の体を支えることが出来ない。乗員保護機構100を隣接するシート側に設けることにより、乗員が着座しているシートから隣接するシート側(車の中央側)に移動するような衝撃を受けた場合に、乗員を受け止めることができる。
本実施形態に係る乗員保護機構100は、図4(a)、(b)に示すように、パイロユニット111の一動作のみで展開が完了する。即ち、乗員保護機構100は、側突を検知することにより収容状態から展開する。これにより、フレーム110を簡易な構成とすることができ、部品点数を削減することができる。上記の説明においては、図4(a)、(b)に示すフレーム110を例として説明したが、フレームの構成については特に限定されず、上記説明した機能を実現可能であれば良い。即ち、剛体であり側突の検出と同時に乗員の側部に展開して乗員を受け止めることが出来ればよい。
乗員保護機構100の外皮の上面は収容状態において蛇腹状に折りたたまれており、図3に示すように乗員保護機構100が動作すると蛇腹状に折りたたまれた部分が広がることによって展開する。尚、第2リンク113のみが緩衝材及び外皮で覆われており、この部分が回動軸116を支点として回動して前方に倒れることにより乗員保護機構100が展開する構成とすることもできる。
上記の説明においては、回動軸114の先端には係止部114aが形成されており、回動軸114がパイロストロークガイド12から抜けないように構成されている例を説明したが、係止部114a及びパイロストロークガイド12が無くとも、フレーム110の展開機構を実現することは可能である。しかしながら、係止部114a及びパイロストロークガイド12を設けることにより、上述のように乗員が乗員保護機構100に衝突した際の強度を向上することができ、好ましい
また、パイロユニット111の押圧力によって飛び出したパイロストローク111aのはね返りを防止するため、回動軸114とパイロストロークガイド12から成るブレーキ機構を設けているが、とくにこれに限定されない。回動軸115や回動軸116等、他の部位にブレーキ機構を設けても良いし、パイロユニット111のパイロストローク111aをワンウェイロック式とし、本体から突出する方向にしか動かない機構としても良い。
実施の形態2.
実施の形態1においては、隣接するシート側にのみ乗員保護機構100が設けられた例を説明した。本実施の形態においては、自動車用シートの両側に乗員保護機構が設けられている例を説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については実施の形態1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。
図7は本実施形態に係る自動車用シート3、4を備える自動車の前部座席を模式的に示す斜視図である。実施形態1と同様に、自動車用シート3が運転席として用いられ、自動車用シート4が助手席として用いられて前部座席が構成されている。本実施形態に係る自動車用シート3、4は、乗員が着席する着席部10、自動車の中央側において乗員を保護する乗員保護機構100及び自動車の外側において乗員を保護する乗員保護機構200を有する。乗員保護機構100は実施形態1において説明したものと同等の物である。乗員保護機構200は乗員保護機構200とは反対側に設けられる。従って、運転席として用いられている自動車用シート3は、その着席部10に着席した乗員から見て右側に乗員保護機構200が設けられ、助手席として用いられている自動車用シート4は、乗員から見て左側に乗員保護機構200が設けられている。
乗員保護機構200は、乗員保護機構100と同様に、車両に搭載された図示しない側突検知センサが衝突を検知すると、乗員保護機構200の一部である頭部保護ブラケット210が前方に迫り出して乗員の頭部とサイドドアとの間に配置される。これにより、頭部保護ブラケット210が乗員の頭部を受け止め、乗員のサイドドアへの衝突(2次衝突)を防ぐことができる。
図7に示すように、乗員保護機構200は基部220と頭部保護ブラケット210とを有する。頭部保護ブラケット210は上述の通り、車体の側面衝突時に乗員の頭部を受け止める部位である。基部220は頭部保護ブラケット210を保持する部位である。基部220は内部に剛体であるフレームを有し、該フレームの端部で背もたれ10aの側部に対して回動可能に連結されている。また、基部220の内部のフレームの周囲は緩衝部の一例であるウレタン、発泡ビーズ等の緩衝材で覆われている。頭部保護ブラケット210は、基部220内部のフレームの背もたれ10aとの連結部とは反対側の端部に備えられている。頭部保護ブラケット210は、基部220内部のフレームの端部に備えられた鉄板を発泡ビーズ、ウレタン等の緩衝材で覆うことにより形成される。
本実施形態に係る乗員保護機構200は、乗員がシートに座ると基部220が前方に回動して倒れる予備動作を行ない、車体側面に対する衝撃が検知されると、更に頭部保護ブラケット210が基部220に対して前方に回動して乗員の頭部を受け止める。即ち、基部220がシートの背もたれに対して回動する予備動作(予備展開)と、頭部保護ブラケット210が基部220に対して回動して乗員の頭部側方に配置される実動作(完全展開)とを行うことによって、1次衝突から2次衝突までの時間間隔が短いという車両側面に対する衝突の課題を解決している。
図8に本実施形態に係る自動車用シート3に乗員が座った状態の側面図を示す。図8においては、側突検知センサが衝突を検知する前であり予備動作を行う前の状態、即ち乗員保護機構200が何ら動作をしていない状態(以下、収容状態とする)の自動車用シート3を示す。以下の説明においては、自動車用シート3の場合について説明するが、自動車用シート4も同様である。図8においては、図示の容易のために各部材を透過させて示す。また、乗員保護機構100を省略し、乗員保護機構200を詳細に示す。また、乗員保護機構200に含まれる緩衝材及び乗員保護機構200の外皮は省略して示す。
図8に示すように、本実施形態に係る自動車用シート3はシートベルトホルダ13が背もたれ10aに備え付けられたインテグラルシートである。図8に示すように、フレーム211は背もたれ10aのサイドフレーム11に回動軸212において回動可能に連結されている。また、サイドフレーム11にはモータ22が取り付けられており、フレーム211に設けられた図示しないセクタギアとモータ22とが嵌合する。即ち、フレーム211はモータ22の駆動力により回動する。
モータ22は図示しない着席検知センサと接続されている。着席検知センサは、乗員の自動車用シート3への着席若しくは離席を検出可能であり、その結果をモータ22に送信する。モータ22は、着席検知センサから乗員がシートに着席した旨の信号を受信することにより、フレーム211を前方に回動させる。フレーム211は図示しないベースプレートを有し、フレーム211が回動する際は当該プレートも一緒に回動する。モータ22の駆動力によるフレーム211の回動によって、乗員保護機構200の予備動作が行なわれる。
次に図8、図9、図10及び図11のフローチャートを用いて本実施形態に係る自動車用シート3及び乗員保護機構200の動作について説明する。図9は乗員保護機構200が予備動作を行なった状態の側面図であり、図10は乗員保護機構200が実動作を行なった状態の側面図である。図11は本実施形態に係る乗員保護機構200の動作を示すフローチャートである。図9、10においては、図8と同様に乗員保護機構200を透過させて内部のフレーム211を示している。また、図9、図10においては、図8の状態から動いた部位を二点鎖線で示しており、図10においては、図9の状態から更に動いた部位を破線で示している。
自動車用シート3に設けられた着席検知センサが乗員のシートへの着席を検知すると(S101)、着席検知センサは着席検知信号をモータ22に送信する。モータ22は、着席検知信号を受信するとフレーム211を回動させる。これにより、乗員保護機構200が予備動作を行なう(S102)。予備動作を行なうと、図9に示すように頭部保護ブラケット210が乗員の頭部に近付き、自動車用シート3のヘッドレストの真横と、乗員の頭部の真横との間に位置する。即ち、乗員保護機構200が展開し、予め定められた移動方向に移動すると共に、更に移動可能な状態で停止する。具体的には、乗員保護機構200が前方に移動し、図9に示すように自動車用シート3を横から見た時に、頭部保護ブラケット210が乗員の頭部の一部と重なるように位置する。
これにより、実動作時に頭部保護ブラケット210が乗員の頭部の真横に到達するまでの距離を短くすると共に、通常の運転時は乗員の真横の視界を確保することができる。乗員のシートへの着席は、シートに接触センサや圧力センサを設けて検知しても良いし、車両のキーが差し込まれたことやエンジンの起動によって検知しても良い。また、車のギアの切換、セレクタレバーの切換及びパーキングブレーキの解除によって検知しても良い。更に、乗員が所定の操作をすることにより乗員保護機構200を回動させても良い。
乗員保護機構200が予備動作を行なった状態で、車両に備えられた図示しない側突検知センサが衝撃を検知すると(S103)、側突を検知した旨の信号に従ってパイロユニットが動作し、乗員保護機構100及び乗員保護機構200が実動作を行なう(S104)。乗員保護機構200が実動作を行なうと、図10に示すように頭部保護ブラケット210が乗員の頭部の真横に位置する。即ち、乗員保護機構200が更に展開し、予め定められた移動可能な範囲を完全に移動する。具体的には、乗員保護機構200が前方に移動し、図4に示すように自動車用シート3を横から見た時に、頭部保護ブラケット210が乗員の頭部の全体と重なるように位置する。これにより、頭部保護ブラケット210が乗員の頭部を受け止め、乗員のサイドドアへの2次衝突を防ぐことができる。また、乗員がサイドドアとは反対側に移動するような衝撃を受けた場合には、乗員保護機構100が乗員を受け止めることができる。
尚、乗員保護機構200が予備動作を行なった状態で側突が検知されずに、乗員が離席する場合、モータ22がフレーム211を回動させて乗員保護機構200を背もたれ10aと略平行に位置させる。これにより、乗員保護機構200は収容状態となり、乗員のシートへの乗降に邪魔になることを回避できる。乗員の離席は、例えば車両のキーが抜かれたことや、エンジンの停止、パーキングブレーキ及びセレクタレバーによって検知することができる。また、乗員が所定の操作をすることにより、モータ22を動作させ、乗員保護機構200を背もたれ10aと略平行な位置に回動させても良い。また、乗員保護機構200の収容状態における頭部保護ブラケット210の高さは、背もたれ10aの上に設けられたヘッド・レストと略同一の高さである。
乗員が自動車用シート3、4に着座した状態において、乗員がサイドドア側に移動するような衝撃を受けた場合、乗員の体を受け止めても乗員の頭部がサイドドアに衝突する可能性がある。しかしながら、乗員がサイドドアとは反対側に移動するような衝撃を受けた場合、反対側にはサイドドアのように対向する構成がないため、乗員の頭部が衝突する危険性が少ない。従って、本実施形態のように、自動車用シート3、4のサイドドア側に乗員の頭部を保護できる乗員保護機構200を設け、反対側には乗員保護機構200よりも簡易な構成で乗員の体を保護する乗員保護機構100を設けることにより、各部材の構成を最適化することができる。
具体的には、自動車用シート3、4に対して車体の外側、即ちサイドドア側に設けられる乗員保護機構200は、乗員の頭部がサイドドアに衝突するのを防ぐため、頭部まで保護できるように頭部保護ブラケット210を備える。側突時に、頭部保護ブラケット210が乗員の頭側部に到達するまでの時間を短縮すると共に、通常時に乗員保護機構200が乗降の邪魔になるのを防ぐため、予備動作と実動作とを行うようにしている。
これに対し、自動車用シート3、4に対して車体の内側、即ち隣接するシート側に設けられる乗員保護機構100は、上述したように隣接するシート側にはサイドドアのような乗員の頭部が衝突する部材がないこと等の理由から、頭部を保護する構成を有さない。これにより、側突検出時の動作ストロークが乗員保護機構200よりも短くなるため、予備動作、実動作の区別がなく一の動作で乗員の体側部に展開する。従って、構成を簡略化し、部品点数の削減や生産性の向上を図ることができる。また、乗員の頭部を保護する構成がないため、乗員保護機構100の高さを乗員の肩の高さまでにすることができる。従って、自動車用シート3、4に着座した乗員が後部座席の乗員と会話する際に、乗員保護機構100が視界を遮ることを回避することができる。
尚、本実施形態において乗員保護機構100の収容状態の位置を、図9に示す乗員保護機構200が予備動作した状態の位置とすることもできる。これにより、乗員が着席部に着座した状態における自動車用シート3の左右のバランスを保つことができる。また、乗員保護機構100が展開する際のストロークを短くすることができ、乗員保護機構100の展開が完了するまでの時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態1に係る自動車用シートを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る自動車用シートを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態1に係る自動車用シートを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態1に係る自動車用シート内部に含まれるフレームを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態1に係る自動車用シート内部に含まれるフレームの一部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る自動車用シート内部に含まれるフレームの一部を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る自動車用シートを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る自動車用シートを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態2に係る自動車用シートを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態2に係る自動車用シートを示す透過側面図である。 本発明の実施の形態2に係る自動車用シートの乗員保護機構の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、2、3、4 自動車用シート、10 着席部、10a 背もたれ
11 サイドフレーム、12 パイロストロークガイド、13 シートベルトホルダ
22 モータ、100 乗員保護機構、110 フレーム、111 パイロユニット
111a パイロストローク、111b パイロベース、112 第1リンク
113 第2リンク、114 回動軸、114a 係止部、115 回動軸
116 回動軸、200 乗員保護機構、210 頭部保護ブラケット
211 フレーム、212 回動軸、220 基部

Claims (9)

  1. 自動車の側面に対する衝撃に対して乗員を保護する機構を備えた自動車用シートであって、
    乗員が着席する着席部と、
    前記着席部の側部側であって前記自動車の中央側において展開可能な剛体部と、その剛体部に固定され剛体部と乗員との間において乗員への衝撃を吸収する緩衝部とを有し、前記着席部に固定される乗員保護機構と、
    を備え
    前記乗員保護機構は、前記着席部のサイドフレームに固定されたパイロユニットを有し、
    前記パイロユニットは、パイロストロークと、前記サイドフレームに固定され前記パイロストロークを収容するパイロベースと、を有し、
    前記剛体部は、前記パイロストロークと第1回動軸において連結する第1リンクと、前記第1リンクと第2回動軸において連結し、前記サイドフレームと第3回動軸において連結する、第2リンクと、を有し、
    前記剛体部の前記展開において、
    前記パイロストロークは前記パイロベースから突出し、
    前記パイロストロークの前記突出に伴い、前記第1リンクは、前記第1回動軸において、前記第2回動軸が前記自動車の前方に移動するように回動し、
    前記第1リンクの前記回動に伴い、前記第2リンクは、前記第3回動軸において、前記自動車の前方に回動する、自動車用シート。
  2. 前記剛体部は、自動車の側面衝突に応じて展開する、
    請求項1に記載の自動車用シート。
  3. 前記乗員保護機構は、収容状態において前記着席部の背もたれと略平行若しくはその背もたれよりも後方に位置し、前記自動車に対する衝突に応じてその収容状態から前方に迫り出して展開する、
    請求項1又は2に記載の自動車用シート。
  4. 前記着席部は、背もたれとその背もたれの上に固定されたヘッド・レストとを備え、
    前記収容状態における前記乗員保護機構の高さは、前記ヘッド・レストよりも低い、
    請求項3に記載の自動車用シート。
  5. 記着席部に固定され、その着席部の側部側であって前記自動車のサイドドア側において展開可能な第2の剛体部と、その第2の剛体部に固定され乗員との間において乗員への衝撃を吸収する第2の緩衝部とを有する、外側乗員保護機構
    をさらに備える、請求項1に記載の自動車用シート。
  6. 記剛体部及び/又は前記第2の剛体部は自動車の側面衝突に応じて展開する、
    請求項5に記載の自動車用シート。
  7. 前記外側乗員保護機構及び/又は前記乗員保護機構は、収容状態において前記着席部の背もたれと略平行若しくはその背もたれよりも後方に位置する、
    請求項5又は6に記載の自動車用シート。
  8. 前記着席部は、背もたれとその背もたれの上に固定されたヘッド・レストとを備え、
    前記外側乗員保護機構は、前記収容状態において前記ヘッド・レストと略同一の高さであり、
    記乗員保護機構は、前記収容状態において前記ヘッド・レストよりも低い、
    請求項7に記載の自動車用シート。
  9. 前記第2の剛体部は、自動車の側面に対する衝突前に予め展開し、衝突時にさらに大きく展開し、
    記剛体部は、前記衝突前に予め展開することなく前記衝突時に展開する、
    請求項5乃至8いずれかに記載の自動車用シート。
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