JP5020406B2 - テーピング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンボス加工されたキャリアテープをカバーテープでシール(封止)するテーピング装置に関する。
半導体装置や回路素子等の電子部品の搬送や保管のために、エンボス加工されたキャリアテープが利用される。エンボス加工されたキャリアテープには、電子部品を収容するための凹状の収納部がテープに沿って一定間隔で連続的に一体に形成されている。個々の電子部品は、それぞれ凹状の収納部内に配置され、その後、キャリアテープの表面にカバーテープが熱圧着または熱融着され、収納部が封止される。
テーピング装置は、このようなキャリアテープとカバーテープとの封止を行うための装置である。典型的なテーピング装置は、キャリアテープおよびカバーテープを支持する受け台と、受け台に対して昇降可能に取り付けられた溶着コテ部とを備えている。溶着コテ部は、コイル等のヒーターにより一定の温度に加熱されており、溶着コテ部を受け台に対して一定の圧力で押し付けることで、キャリアテープとカバーテープの所定の部位が熱圧着または熱溶着される。
電子部品を安定的に搬送または保管する上で、カバーテープがキャリアテープに一定の接着力で接着されている必要がある。他方、電子部品を使用するとき、カバーテープをキャリアテープから剥離しなければならず、カバーテープの剥離強度が一定であることが要求される。カバーテープとキャリアテープとの接着力を一定にし、あるいは剥離強度を一定にするためには、カバーテープとキャリアテープとが均一に熱圧着または熱融着される必要がある。
特許文献1は、複雑な機構や操作の手間を要することなく均一なシール強度の熱融着シール部を形成することができるテーピング装置を開示している。特許文献1では、ヒーターパンチがシール突縁を備え、これに対向する受けブロックが傾動自在に支持されている。
特許文献2のテーピング装置は、ヒーター38から熱供給されたアイロン33と、アイロン33に対向するアイロン台36とを含み、アイロン台36のキャリアテープ38と接する部位はシリコン樹脂などの弾性体で形成され、アイロン台36は複数のバネ37を介してベース34に支持されている。これにより、アイロン33の先端部がキャリアテープ39の幅方向両端にほぼ均等に接触し、熱圧着強度および剥離強度の均一化を図っている。また、特許文献3のテーピング装置は、エンボスキャリアテープとこれに重なるカバーテープを2つのローラで回転圧着(点接触)させることで、ばらつきの少ないエンボス梱包を可能にしている。
実開平6−57630号公報 特開2000−281013号公報 特開2002−145206号公報
しかしながら、従来のテーピング装置には次のような課題がある。特許文献2に開示されるように、エンボスキャリアテープを支持する受けブロックに弾力性を与えても、依然として、キャリアテープとカバーテープとの熱圧着強度にはバラツキがあり、そのために、カバーテープの剥離強度が不均一になってしまう。特に、使用する梱包材(キャリアテープやカバーテープ)の材質、作業条件により剥離強度が変動する。例えば、熱圧着時の熱量、溶着コテ部の押圧力による影響が大きい。剥離強度の変動が大きいと、客先からの要求を満たすことができない場合がある。
本発明は、上記のような従来の課題を解決するものであり、キャリアテープとカバーテープとの接合強度もしくは剥離強度の均一化を図るテーピング装置を提供することを目的とする。
本発明に係るテーピング装置は、電子部品を収容するための凹状の収容部が連続的に形成された帯状のキャリアテープの表面に帯状のカバーテープを熱圧着する機能を備えたものであって、キャリアテープとそれに重ねられたカバーテープとを支持する受けブロックと、前記受けブロックに対し昇降可能であり、キャリアテープおよびカバーテープに対し加熱された状態で一定の圧力を与える押圧部材とを有し、前記受けブロックは、ベース部材と、前記ベース部材の主面に対し傾斜可能に取り付けられた支持台と、前記支持台に取り付けられた複数の弾性体とを有し、前記支持台の表面には、前記キャリアテープを位置決めするための位置決め溝が第1の方向に形成され、前記複数の弾性体は、前記位置決め溝の両側において前記支持台の表面から突出しており、前記押圧部材が前記支持台に向けて移動されたとき、前記複数の弾性体は、前記押圧部材の対向する面と弾性的に接触する。
好ましくは前記位置決め溝は、前記支持台の中央を前記第1の方向に延在し、前記複数の弾性体は、前記支持台の4つのコーナー部に配置される。好ましくは前記複数の弾性体は、前記位置決め溝に対して線対称に配置され、または、前記複数の弾性体は、前記位置決め溝の中心に対して回転対称に配置される。好ましくは前記弾性体は、スプリング部材と、当該スプリング部材に接続された先端部とを含み、前記先端部は、前記支持台の表面から一定の高さで突出している。例えば前記弾性体は、アブソーバーである。好ましくは前記支持台は、前記ベース部材に対して弾性部材を介して傾斜可能に支持される。好ましくは前記押圧部材の対向する面には一対の突起部が形成され、前記一対の突起部は、前記位置決め溝と平行に前記第1の方向に一定の高さで延在し、前記一対の突起部の高さは、前記複数の弾性体の高さよりも小さく、前記押圧部材が前記支持台に向けて加工されたとき、前記一対の突起部は、前記支持台の表面においてカバーテープおよびキャリアテープを押圧する。
本発明によれば、受けブロックには、押圧部材と弾性的に接触可能な複数の弾性体を取り付けるようにしたので、受けブロックと押圧部材との間の平行度を精度良く保つことができ、これにより、キャリアテープとカバーテープ間の接合強度および剥離強度のバラツキを抑制することができる。その結果、要求を満足したキャリアテープの梱包品を提供することができる。
従来のテーピング装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例に係るテーピング装置の概略側面図である。 図3は、本発明の実施例に係るテーピング装置により梱包される梱包品の平面図、A−A線断面図、B−B線断面図である。 本発明の実施例に係るテーピング装置の熱圧着機構を構成する受けブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例に係るテーピング装置の熱圧着機構を構成する溶着コテ部を示す斜視図である。 図6(A)は、図4に示す受けブロックの概略断面図、図6(B)は、受けブロックに搭載されるアブソーバーの概略断面図である。 本発明の実施例に係るテーピング装置の動作を説明する概略断面図であり、図7(A)は、溶着コテが上昇している状態を示し、図7(B)は、溶着コテが受けブロックに接触した状態を示し、図7(C)は、溶着テコが下降しカバーテープを押圧している状態を示す。 剥離強度の測定方法を説明する図である。 アブソーバーを用いないときの梱包品の剥離強度を示すグラフである。 本発明の実施例によるアブソーバーを用いたときの梱包品の剥離強度を示すグラフである。
次に、本発明の好ましい実施の形態について図面図を参照して説明する。
図2は、本発明の実施例に係るテーピング装置の概略側面図を表している。テーピング装置100は、エンボス加工された帯状のキャリアテープ140を供給するリール110と、キャリアテープ140に重ねられるカバーテープ150を供給する図示しないリールとを備えている。リール110から供給されるキャリアテープ140の収容部内には電子部品が収容され、その上を覆うようにカバーテープ150が重ね合わされた状態で、キャリアテープ140およびカバーテープ150が熱圧着機構120に供給される。熱圧着機構120は、キャリアテープ140をカバーテープ150により熱的に封止(シール)した梱包品を生成し、梱包品は、図示しないリールで巻き取ることができる。熱圧着機構120は、キャリアテープを支持する受けブロック200と、受けブロック200に対して接近もしくは離間するように昇降される溶着コテ300とを備えている。
図3は、本実施例のテーピング装置100によりカバーテープがキャリアテープに封止された梱包品130を例示している。キャリアテープ140は、公知にように、熱可塑性樹脂等から帯状フィルムに加工され、電子部品160を収容するための凹状の収容部142が一定間隔で連続的に形成されている。キャリアテープ140は、その一側面には複数のスプロケットホール144が形成されており、リールによるキャリアテープ140の巻取りおよび供給が可能になっている。
カバーテープ150は、熱可塑性樹脂等から帯状フィルムに加工され、その幅は、キャリアテープ140よりも幾分狭くなっている。カバーテープ150は、キャリアテープ140の収容部142の開口を塞ぐようにキャリアテープ140上に重ね合わされ、その状態で熱圧着機構120へ供給され、そこでカバーテープ150とキャリアテープ140の所定部位が熱圧着され、収容部142がカバーテープ150により封止される。こうして、個々の収容部142内には、半導体チップや回路チップ等の電子部品160が保管され、搬送される。
次に、本実施例の熱圧着機構120について説明する。熱圧着機構120は、キャリアテープ140およびカバーテープ150を搭載する受けブロック200と、受けブロック200に対して昇降可能でありかつ受けブロック200を押圧可能な溶着コテ300とを有する。溶着コテ300は、受けブロック200においてキャリアテープ140の一定数の収容部142の熱圧着を完了すると、受けブロック200から遠ざかるように上昇し、次のキャリアテープ140の一定数の収容部142が受けブロック200上に準備されると、溶着コテ300は、受けブロック200を押圧するように下降する。溶着コテ300は、上記のように上昇および下降を間欠的に行うが、キャリアテープ140の熱圧着は、溶着コテ300による1回の押圧または複数回の押圧により実施されるようにしてもよい。
図4は、本実施例の受けブロック200の構成を示す斜視図、図6(A)は、受けブロック200の概略断面図である。受けブロック200は、ベース210、支持台220、およびアブソーバー250とを含んで構成される。好ましくは、ベース210および支持台220は、ステンレス等の金属から構成される。ベース210の側面には、ベース210をテーピング装置に固定するためのネジ取り付け穴212が形成される。また、ベース210の表面の各コーナーには、4つのポスト214が形成される。各ポスト214は、支持台220が一定の角度を超えて傾斜するのを防止するストッパーとして機能する。各ポスト214は、例えばネジを用いて構成され、ネジを回転させることでその高さを調整する。ベース210のほぼ中央には、連結部材230を回転自在に支持するための軸受け部216が形成される。
ベース210と支持台220の間には、両者を連結するための連結部材230が取り付けられる。連結部材230の一端は、支持台220の底面に固定され、その他端は、ベース210に対してボールジョイントのような形態で軸受け部216に回転可能に支持されている。これにより、支持台220は、連結部材230を介してベース210の表面に対しX、Y方向に傾斜可能な構成になっている。
さらに、ベース210と支持台220との間には、複数のコイルバネ240が介在される。好ましくは、コイルバネ240は、ベース210の4つのコーナー部に配置される。コイルバネ240は、支持台220がX、Y方向に傾斜されるときそれに対する反発力を与え、支持台220が容易に傾斜されないように、言い換えれば、支持台220をベース210の表面に対し平行となるような弾性的な力を提供する。
支持台220は、好ましくは、下部ブロック220Aと上部ブロック220Bとを結合して構成される。下部ブロック220Aは、連結部材230の一端を固定し、かつコイルバネ240と当接される。上部ブロック220Bは、図示しないネジ等により下部ブロック220Aと取り外し可能に連結される。上部ブロック220Bは、梱包するキャリアテープ140のサイズが変更になったとき、他の上部ブロック220に交換される。
上部ブロック220Bは、平坦な表面222を有し、その中央には、一方の端部かた他方の端部までX方向に延びる位置決め溝224が形成される。位置決め溝224のY方向の幅は、キャリアテープ140のエンボス加工された収容部142の幅よりも若干大きく、リール110から供給されたキャリアテープ140の収容部142が位置決め溝224内に位置決めされる。
さらに上部ブロック220Bには、弾性体として機能する4つのアブソーバー250が取り付けられる。アブソーバー250は、先端部が上部ブロック220Bの表面222から一定の高さで突出し、溶着コテ300が上部ブロック220Bに対して降下されたとき、
Z方向に弾性的に移動する。アブソーバー250は、溶着コテ300と接触することで、上部ブロック220Bと溶着コテ300の平行度を保持する役割を担う。
図6(B)は、アブソーバー250の断面図である。アブソーバー250は、円柱状の有底のスリーブ252と、その内部に保持されたコイルバネ254と、コイルバネ254の一端に接続された円柱状の先端部256とを有する。コイルバネ254の他端は、スリーブ252の底に当接され、先端部256は軸方向に弾性的に移動することができる。上部ブロック220Bには、アブソーバー250を取り付けるための孔226が形成され、当該孔226は、下部ブロック220Aに至る深さを有している。
図5は、溶着コテ300の構成を示す斜視図である。溶着コテ300は、ヒーターを内蔵したヒーターブロック310と、ヒーターブロック310の裏面に結合された押圧ブロック320とを有する。好ましい態様では、ヒーターブロック310および押圧ブロック320は、ステンレス等の金属から構成される。ヒーターブロック310は、キャリアテープ140とカバーテープ150との熱圧着に必要な熱を生成し、これを押圧ブロック320に供給する。押圧ブロック320は、その表面に一対の突起部322を有する。一対の突起部322は、支持台220の上部ブロック220Bの位置決め溝224と同じ方向(X方向)に延在し、そのY方向の幅は、位置決め溝224の幅よりも大きい。一対の突起部322は、一定の温度および一定の圧力で、キャリアテープ上のカバーテープ150の両側部を押圧し、カバーテープ150をキャリアテープ140上に熱圧着させる。
好ましくは、押圧ブロック320は、ヒーターブロック310に着脱可能に嵌合される。これは、梱包するキャリアテープ140およびカバーテープのサイズが変更したときに、押圧ブロック320の交換を容易にするためである。
次に、本実施例のテーピング装置の熱圧着動作を図7を参照して説明する。図7(A)は、溶着コテ300が支持台220から上昇された位置にある。このとき、リール110からキャリアテープ140およびカバーテープ150が支持台220上に供給され、支持台220の位置決め溝224を利用して位置決めされる。キャリアテープ140の両側の縁部140Aおよびカバーテープ150の両側の縁部150Aは、それぞれ支持台220の表面222に載置される。縁部150Aは、溶着コテ300の一対の突起部322によって押圧される部位である。支持台220の表面222からは、アブソーバー250が高さH1で突出している。一方、溶着コテ300の対向する面324に設けられた一対の突起部322は、高さH2(H2<H1)を有する。
次に、図7(B)に示すように、溶着コテ300は、支持台220に向けて降下され、溶着コテ300の対向面324が各アブソーバー250に接触する。4つのアブソーバー250は、独立して弾性的に移動可能であり、かつ支持台220は、連結部材230により傾動自在に支持されているため、支持台220の表面222が溶着コテ300の対向面324と平行になるように、支持台220の平行度が調整される。
次に、溶着コテ300と支持台220の平行度が保たれた状態で、さらに溶着コテ300が降下すると、それに伴いアブソーバー250の先端部がZ方向に弾性的に移動する。最終的に、溶着コテ300は、一対の突起部322による圧力が一定となる時点で停止する。こうして、一対の突起部322によりカバーテープ150およびキャリアテープ140が押圧される。溶着テコ300と支持台220間の平行度が保たれているため、一対の突起部322による長手方向(図4のX方向)の圧力は、均一にカバーテープ150およびキャリアテープ140に与えられる。さらに、各突起部322によるY方向のそれぞれの圧力も均一にカバーテープ150およびキャリアテープ140に与えられる。これにより、カバーテープ150の縁部150Aにおいて、カバーテープ150とキャリアテープ14とが均一化された接合強度で熱圧着され、その結果、カバーテープ150の剥離強度も均一化される。
図8は、剥離強度の測定方法を説明する図である。剥離強度は、カバーテープ150をキャリアテープから長手方向に引き剥がすときの力であり、幾つかの方法によって測定される。図8(A)、(B)は、キャリアテープを長手方向に半分に切断したときの剥離強度の測定を示し、図8(C)は、キャリアテープの全体からのカバーテープの剥離強度の測定を示す。図8(D)に示すように、カバーテープ150は、キャリアテープ140に対し一定の角度θの剥離方向に剥がされる。角度θは、例えば、20度である。
図9Aは、支持台にアブソーバーを用いないときの梱包品の剥離強度を示すグラフであり、図9Bは、本実施例に係るアブソーバーを用いたときの梱包品の剥離強度を示すグラフである。スプロケット側の剥離強度は、図8(A)の測定により得られたもの、反スプロケット側の剥離強度は、図8(B)の測定により得られたもの、両側の剥離強度は、図8(C)の測定により得られたものである。図9Aに示す剥離強度の波形では、剥離強度の最小値と最大値の差が大きく、剥離強度のバラツキが大きいことを示している一方、図9Bに示す剥離強度の波形は、図9Aのものと比較して、最小値と最大値の差が小さいことがわかる。このように、本実施例では、支持台220にアブソーバー250を取り付けることで、支持台220と溶着コテ300間の平行度が精度良く調整できるようにしたので、一対の突起部322によるX方向Y方向の押圧力を均一にすることができ、カバーテープ150の接着強度および剥離強度のバラツキを抑制することができる。
上記実施例では、支持台220上に4つのアブソーバー250を取り付けたが、その数は例示であってこれに限定されるものではない。さらに、アブソーバー250は、好ましくは、位置決め溝224と線対称となる位置に設けることで、受けブロック200と溶着コテ300間の平行度を保ち易い。さらに、アブソーバー250は、好ましくは、位置決め溝224のXおよびY方向の中心に関し点対称または回転対称となる位置に設けるようにしてもよい。
さらに上記実施例では、弾性体としてコイルスプリングを利用したショックアブソーバーを例示したが、これ以外にも、受けブロック200の表面から、一対の突起部322の高さよりも大きな高さで突出し、溶着コテ300の対向面324と弾性的に接触することで、溶着コテ300との平行度を保持することができるような弾性変形可能なボールプランジャーや板バネなどを用いることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100:テーピング装置
110:リール
120:熱圧着機構
130:梱包品
140:キャリアテープ
142:収容部
150:カバーテープ
160:熱圧着部
170:スプロケットホール
180:電子部品
200:受けブロック
210:ベース
220:支持台
222:表面
224:位置決め溝
226:アブソーバー取り付け孔
230:連結部材
240:コイルバネ
250:アブソーバー
300:溶着コテ
310:ヒーターブロック
320:押圧ブロック
322:突起部
324:対向面

Claims (8)

  1. 電子部品を収容するための凹状の収容部が連続的に形成された帯状のキャリアテープの表面に帯状のカバーテープを熱圧着する機能を備えたテーピング装置であって、
    キャリアテープとそれに重ねられたカバーテープとを支持する受けブロックと、
    前記受けブロックに対し昇降可能であり、キャリアテープおよびカバーテープに対し加熱された状態で一定の圧力を与える押圧部材とを有し、
    前記受けブロックは、ベース部材と、前記ベース部材の主面に対し傾斜可能に取り付けられた支持台と、前記支持台に取り付けられた複数の弾性体とを有し、前記支持台の表面には、前記キャリアテープを位置決めするための位置決め溝が第1の方向に形成され、前記複数の弾性体は、前記位置決め溝の両側において前記支持台の表面から高さH1で突出しており、
    前記押圧部材の対向する面には一対の突起部が形成され、前記一対の突起部は、前記位置決め溝と平行に前記第1の方向に高さH2で延在し、前記一対の突起部の高さH2は、前記複数の弾性体の高さH1よりも小さく、
    前記押圧部材が前記支持台に向けて下降されたとき、前記一対の突起部が前記支持台上のカバーテープおよびキャリアテープに接触する前に、前記押圧部材の対向する面が前記複数の弾性体によって弾性的に接触される、テーピング装置。
  2. 前記押圧部材が前記複数の弾性体により接触された状態でさらに前記支持台に向けて下降されたとき、前記押圧部材の前記一対の突起部が前記支持台上においてカバーテープおよびキャリアテープを押圧する、請求項1に記載のテーピング装置。
  3. 前記ベース部材には、前記支持台が一定の角度を超えて傾斜するのを防止するストッパーが形成される、請求項1または2に記載のテーピング装置。
  4. 前記位置決め溝は、前記支持台の中央を前記第1の方向に延在し、前記複数の弾性体は、前記支持台の4つのコーナー部に配置される、請求項1または2に記載のテーピング装置。
  5. 前記複数の弾性体は、前記位置決め溝に対して線対称に配置される、請求項1または2に記載のテーピング装置。
  6. 前記複数の弾性体は、前記位置決め溝の中心に対して回転対称に配置される、請求項1または2に記載のテーピング装置。
  7. 前記弾性体は、スプリング部材と、当該スプリング部材に接続された先端部とを含むアブソーバーであり、前記先端部は、前記支持台の表面から高さH1で突出している、請求項1ないしいずれか1つに記載のテーピング装置。
  8. 前記支持台は、前記ベース部材に対して弾性部材を介して傾斜可能に支持される、請求項1ないしいずれか1つに記載のテーピング装置。
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