JP5019864B2 - ラグ付きタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、農作業機械の車輪として使用されるラグ付きタイヤに関する。
従来、この種のラグ付きタイヤには、タイヤ本体のトレッド部に間隔をおいて複数のラグが形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。このラグ付きタイヤは、例えば、水田、畑等の比較的水分の多い泥土の中を走行するものである。
特開平9−109617号公報
従来のラグ付きタイヤは、タイヤ本体のトレッド部にラグが形成されていることから、トレッド部に泥土が付着しやすい構造になっている。
タイヤ本体のトレッド部に泥土が付着した状態では、ラグの牽引力が低下し、またラグ付きタイヤが操舵輪の場合は操舵性も低下してしまう。
ラグ付きタイヤの排泥性を良くするには、例えば、タイヤ表面からみたラグの形状をできるだけ直線状や鈍角な折れ曲がり状等の単純にする、ラグとラグの間隔をできるだけ大きくする、回転方向に対するラグの斜面角度を大きくする、等手段が考えられる。
しかしながら、上記のようにラグの形状を単純な形状にする場合には、ラグへの泥土の付着は低減されるものの、ラグ間のトレッド部には泥土が付着してしまう。
また、上記のように、ラグとラグの間隔を大きくした場合には、圃場走行時のラグのトラクションが低下し、また、走行時の振動が増加してしまう。
また、上記のように、回転方向に対するラグの斜面角度を大きくする場合には、圃場走行時のラグのトラクションが低下するという不具合が生じてしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、タイヤ本体のトレッド部への泥土の付着を低減して排泥性を向上したラグ付きタイヤを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るラグ付きタイヤは、タイヤ本体のトレッド部に間隔をおいて複数のラグが形成され、各ラグ間に所定の間隔で形成された複数の直線状の突条が設けられ、前記複数の突条は、その幅が一定な第1突条と、第1突条よりも幅の広い幅広部を有する第2突条と、を備え、前記第1突条と前記第2突条とは交互に形成されており、前記第2突条の幅広部は前記タイヤ本体の赤道面寄りに設けられ、前記第2突条の幅広部の長さが前記タイヤ本体のトレッド幅の半分の長さの50%以上とされ、前記第1突条および前記第2突条の高さが1.5mm以上3.0mm以下とされ、前記第1突条と前記第2突条ピッチ寸法としての間隔が3mm以上6mm以下とされ、前記第1突条および前記第2突条の高さをHとし、前記間隔をWとしたとき、0.3≦H/W≦0.7とされ、前記第1突条および前記第2突条は、タイヤ本体の赤道面に対して50°以上80°以下の角度で傾斜して形成されていることを特徴とする。
これによれば、ラグ間に複数の突条を所定の大きさ、所定の角度で形成することにより、突条は地面に接したときに、変形しやすい形状となる。走行中に突条が変形し、もとの形状に復元することを繰り返すことによって、トレッド部に付着した泥土が剥離しやすくなる。これによりラグ付きタイヤは排泥性を向上できる。
前記ラグ付きタイヤは、前記複数の突条が、その幅が一定な第1突条と、第1突条よりも幅の広い幅広部を有する第2突条とを備え、第1突条と第2突条が交互に形成されており、第2突条の幅広部がタイヤ本体の赤道面寄りに設けられ、第2突条の幅広部の長さがタイヤ本体のトレッド幅の半分の長さの50%以上とされている
これによれば、第1突条と第2突条の形状を異ならせることによって、これらの突条が接地したときに、第1突条と第2突条の変形の度合いが異なる。このように、第1突条と第2突条とが異なる変形・復元を繰り返すことによって、トレッド部に付着した泥土が剥離しやすくなる。これによって、ラグ付きタイヤはさらに排泥性が向上する。
また、本発明に係るラグ付きタイヤは、第1突条の幅をGaとし、第2突条の幅広部の幅をGbとしたとき、2≦Gb/Ga≦4とされていることを特徴とする。
これによれば、第1突条の幅と第2突条の幅広部の幅の比率を所定の範囲に設定することによって、走行中に、第1突条と第2突条とが異なる変形・復元を繰り返すようになり、これによって、トレッド部に付着した泥土が剥離しやすくなる。このようにすることで、ラグ付きタイヤはさらに排泥性が向上する。
また、本発明に係るラグ付きタイヤは、第1突条と第2突条には、タイヤ本体の幅方向にほぼ平行な延長部が設けられ、この延長部は、タイヤ本体の赤道面寄りの位置に設けられていることを特徴とする。
これによれば、タイヤ本体の赤道面近傍位置においても、トレッド部に付着した泥土を剥離しやくなる。これによってラグ付きタイヤは排泥性を向上できる。
また、本発明に係るラグ付きタイヤは、前記各突条が、その中途部で分割されていることを特徴とする。
これによれば、各突条は、地面に接したときに、より大きく変形しやすくなる。突条は、この変形と復元を繰り返すことによってトレッド部に付着した泥土が剥離しやすくなる。これによって、ラグ付きタイヤは排泥性を向上できる。
本発明によれば、タイヤ本体のトレッド部への泥土の付着を低減して排泥性を向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図4の形態において、ラグ付きタイヤ1は、例えば農作業車両の車輪として使用されるものである。ラグ付きタイヤ1は、リムにカーカスを固着するとともにこのカーカスにゴムを加硫成形によって溶着したタイヤ本体2を有する。タイヤ本体2は、側面視円形とされ、その外周部にゴムで構成されたトレッド部3を有する。トレッド部3には、複数のラグ4を突出して形成されている。複数のラグ4は、タイヤ本体2の周方向(図中に符号Yで示す)に間隔をおいて形成されている。
ここで、「周方向」とは、タイヤ本体2の円周方向をいう。また、この「周方向」は、図1のように平面図で表した場合には、紙面に沿って赤道面EP(タイヤ本体2の幅方向(図中に符号Xで示す)の中心を通るタイヤ本体2の回転軸に直角な面をいう)と平行な直線方向をいう。また、タイヤ本体2の幅方向Xの端部(以下、サイドウォール部5という)から赤道面EPに向かう方向を幅方向内方といい、タイヤ本体2の赤道面EPからタイヤ本体2のサイドウォール部5に向かう方向を幅方向外方という。
図1に示すように、ラグ付きタイヤ1は、矢印Aの方向に回転したときに、前進するようになっている。以下、ラグ付きタイヤ1の前進する回転方向を前方といい、これと反対の方向を後方という。
タイヤ本体2に形成されたラグ4は、赤道面EPに対して所定の角度で傾斜して形成されている。タイヤ本体2に形成されたラグ4には、このタイヤ本体2の幅方向Xの一方のサイドウォール部5a側に片寄って形成された第1ラグ4aと、他方のサイドウォール部5b側に片寄って形成された第2ラグ4bとがある。
第1ラグ4aは、タイヤ本体2の一方のサイドウォール部5aから赤道面EPにわたって形成されている。また、第2ラグ4bは、タイヤ本体2の他方のサイドウォール部5bから赤道面EPにわたって形成されている。各ラグ4(4a、4b)の幅方向内方側の端部は赤道面EPまで達している。
第1ラグ4aと第2ラグ4bは、タイヤ本体2の周方向Yに交互に形成されている。このように、タイヤ本体2の外周面には第1ラグ4aと第2ラグ4bが千鳥状に配列されている。図2に示すように、第1ラグ4aと第2ラグ4bは、その一部同士が周方向Yでオーバラップしている。
各ラグ4は、その頂部に平坦状の頂面7を有する。この頂面7の前方に形成された側面は、トレッド部3の表面3aに対して所定の角度で傾斜している(以下、この面を前面8という)。また、この頂面7の後方に形成された側面は、トレッド部3の表面3aに対して所定の角度で傾斜している(以下、この面を後面9という)。前面8の傾斜角度は、後面9の傾斜角度よりも小さくなっている。
第1ラグ4aおよび第2ラグ4bは、その中途部で折れ曲がり状に構成されている。第1ラグ4aおよび第2ラグ4bは、この中途部を境として、赤道面EP寄りに形成された第1傾斜部11と、この第1傾斜部11よりもサイドウォール部5寄りに形成された第2傾斜部12を有する。
第1傾斜部11および第2傾斜部12は、平面視において、赤道面EPに対して所定の角度で傾斜している。赤道面EPに対する第1傾斜部11の傾斜角度は、赤道面EPに対する第2傾斜部12の傾斜角度よりも小さくされている。
図1、図2に示すように、タイヤ本体2のトレッド部3には、所定の間隔で形成された複数の平面視直線状の突条15が設けられている。これらの突条15は、トレッド部3と同じゴムで構成され、加硫成形によってトレッド部4と一体に形成されている。
これらの突条15は、タイヤ本体2の周方向Yで隣合うラグ間に設けられている。具体的には、これらの突条15は、タイヤ本体2の周方向Yで隣り合う第1ラグ4a間、および第2ラグ4b間に形成されている。突条15のピッチ寸法(以下、突条15の間隔Wという)は、3mm以上6mm以下とされているのが望ましい。また、各突条15は、その全長にわたって一定の幅Gaで形成されている。
図3、図4に示すように、各突条15は、トレッド部3表面3aから所定の高さで突出して形成されている。各突条15の高さHは、1.5mm以上3mm以下とされているのが望ましい。また、ラグ付きタイヤ1は、この突条15の高さHと突条15同士の間隔Wとの関係において、0.3≦H/W≦0.7とされるのが望ましい。
図3に示すように、タイヤ本体2のトレッド部3の表面3aは、タイヤ本体2の半径方向断面視において、赤道面EPの位置が頂点となるような円弧状と曲面となっている。突条15は、このトレッド部3の表面3aの円弧形状に合うように、円弧状に湾曲して形成されている。
図4に示すように、突条15はその基部からその先端に向かって先細り状に形成されている。
前記突条15は、幅方向外方に向かうにつれて、後方に徐徐に移行するように傾斜して形成されている。また、各突条15は、タイヤ本体2の赤道面EPに対して所定の角度θで傾斜して形成されている。この突条15と赤道面EPとがなす角度θは、50°以上80°以下とされているのが望ましい。
このような構成のラグ付きタイヤ1によれば、トレッド部3に複数の突条15を所定の大きさで形成することによって、ラグ付きタイヤ1の走行中に突条15が地面に接すると、この突条15が弾性変形し、突条15が地面から離れると変形した突条15がもとの形状復元する。
この変形と復元を繰り返すことによって、トレッド部3に付着した泥土を剥離できるようになる。これによって、本発明に係るラグ付きタイヤ1は、走行中の排泥性が向上し、走行中に所望のトラクションを発揮できる。このように、トレッド部3に複数の突条15を形成することによって、タイヤ本体2の周方向Yで隣り合うラグ4同士の間隔を大きくすることなく、また、ラグ4の形状を変更することも必要とせずに、ラグ付きタイヤ1の排泥性を高めることが可能になる。
また、突条15は、赤道面EPに対して所定の角度θ(50°〜80°)で傾斜して形成されることによって、ラグ付きタイヤ1の回転中に付着した泥土をタイヤ本体2の幅方向外方に向かって排出できるようになる。
図5、図6に示される形態では、トレッド部3に形成された突条15の形状が図4に示される形態と異なる。図5、図6に示される形態では、タイヤ本体2のトレッド部3に、その幅が一定の第1突条15aと、第1突条15aよりも幅の広い幅広部17を有する第2突条15bとが形成されている。第1突条15aと第2突条15bは、タイヤ本体2の周方向Yに沿って交互に形成されている。第1突条15aと第2突条15bは、その高さHが等しくされている。
第2突条15bは、この幅広部17よりも幅の狭い幅狭部18を有している。幅広部17は、幅狭部18よりも赤道面EP寄りの位置に形成されている。
図5に示すように、第2突条15bの幅広部17の長さLmは、幅狭部18の長さLsよりも長くなっている。また、第2突条15bの幅広部17の長さLmは、タイヤ本体2のトレッド幅Tの半分の長さF(F=T/2)の50%以上(Lm≧0.5FまたはLm≧0.25T)とされているのが望ましい。ここで、トレッド幅Tとは、タイヤ本体2の一方のサイドウォール部5aから他方のサイドウォール部5bまでの幅方向Xの間隔をいう。
また、第1突条15aの幅をGaとし、第2突条15bの幅広部17の幅をGbとしたとき、2≦Gb/Ga≦4とされているのが望ましい。なお、この第1突条15aの幅Gaは、この第1突条15aの高さHの半分(H/2)の高さ位置における第1突条15aの幅である。また、幅広部17の幅Gbは、第2突条15bの高さHの半分(H/2)の高さ位置における幅広部17の幅である。
この図5、図6に示される形態では、トレッド部3に、形状の異なる第1突条15aと第2突条15bとが交互に形成されている。このようにすると、走行中に、トレッド部3が接地したとき、第1突条15aと第2突条15bは、その変形の度合いが異なる。第1突条15aと第2突条15bが異なる変形をすることによって、トレッド部3において各突条15が形成された領域の変形が複雑になる。これによって、ラグ付きタイヤ1は、トレッド部3に付着した泥土を剥離し易くなる。
図5、図6に示される形態のその他の構成は、図1〜図4に示される形態とほぼ同じである。図5、図6に示される形態において図1〜図4に示される形態と共通する部分には、図1〜図4に示される形態と同じ符号を図に付している。
図7に示される形態では、第1突条15aと第2突条15bの形状が図5、図6に示される形態と異なる。この図7に示される形態では、第1突条15aと第2突条15bに、タイヤ本体の幅方向にほぼ平行となるとともに、タイヤ本体の赤道面に達するように延長された延長部20が設けられている。各延長部20は、平面視において直線状に構成されており、タイヤ本体2の赤道面EPに対して約90°の角度をなす。
第1突条15aは、平面視直線状の本体部の幅と延長部20の幅が等しくなっている。第2突条15bの延長部20は、幅広部17と連続状に形成されている。第2突条15bの延長部20の幅は、幅広部17の幅Gbと同じになっている。
の形態では、各突条15に延長部20を形成し、この延長部20を赤道面EP寄りの位置に形成することによって、赤道面EPの近傍位置においても泥土の剥離を促進でき、ラグ付きタイヤ1はさらに排泥性が向上する。
図7の形態のその他の構成は、図5、図6に示される形態とほぼ同じである。図7の形態において図5、図6に示される形態と共通する部分には、図5、図6に示される形態と同じ符号を図に付している。なお、延長部20は、参考形態で示した突条15の一部または全てに一体に設けるようにすることもできる。
図8に示される形態では、突条15の形状が図1〜図4に示される形態と異なる。この形態では、各突条15は、その中途部で2つに分割されている。このように、突条15を途中で区切って分割して構成することによって、各突条15は、地面に接したときに、より大きく変形し易くなり、泥土を剥離し易くなる。これによって、ラグ付きタイヤ1はさらに排泥性を向上できる。なお、各突条15は、2つに限らず、3つ以上の複数にも分割可能である。
図8に示される形態のその他の構成は図1〜図4に示される形態と同じである。図8の形態において図5、図6に示される形態と共通する部分には、図1〜図4の形態と同じ符号を図に付している。なお、この形態は、図5、図6に示される形態、図7に示される形態のラグ付きタイヤにも適用可能である。
本発明の効果を確認するため、ラグ付きタイヤ(タイヤサイズ 9.5−22−4PR、リム 22×W11、内圧140kPa)の各形態、および従来例(突条15がトレッド部3に設けられていないもの)を用意し、トラクタに装着して走行試験を行った。
この走行試験は、ラグ付きタイヤを装着したトラクタを圃場で走行させて排泥性について評価した。
排泥性については、従来例に係るラグ付きタイヤを圃場で走行させたときに、このラグ付きタイヤに付着した泥土の質量を100として指数化し、この値を比較した。排泥性は、その値が小さければ小さい程、トレッド部3に付着する泥土が少ないことを意味する。
試験結果を表1、表2に示す。
各表の「H」は、突条15(15a、15b)の高さを示している。また、各表の「W」は突条15同士の間隔を示している。各表の「θ」は、突条15(15a、15b)が赤道面EPに対してなす角度を示している。
表1の「G」は、図1〜図4に示される形態のラグ付きタイヤ1における突条15の幅を示している。
表2の「Ls」は第2突条15bの幅狭部18の長さをトレッド幅Tの半分の長さFとの比で示している。また、表2の「Lm」は、第2突条15bの幅広部17の長さをトレッド幅の半分の長さFとの比で示している。また、表2の「Ga」は、第1突条15aの幅を示し、「Gb」は、第2突条15bの幅広部18の幅を示している。
表1の比較1,2および参考1〜6は、上記した図1〜図4の形態のラグ付きタイヤによるものである。表2の実施例7〜9は、上記した図5、図6の形態のラグ付きタイヤによるものである。表2の実施例10は、上記した図7の形態によるものである。
Figure 0005019864
Figure 0005019864
表1、表2の参考1〜6および実施例〜10のように、突条15の高さHが1.5mm以上3.0mm以下、突条15の間隔Wが3mm以上6mm以下、0.3≦H/W≦0.7とされ、突条15が赤道面となす角度が50°以上80°以下とされることによって、ラグ付きタイヤ1の排泥性が向上することがわかった。
また、本発明の実施例7〜10のように、トレッド部3に第1突条15aと第2突条15bを交互に形成した場合には、第2突条15bの幅広部17の長さLmを、トレッド幅Tの半分の長さFに対して50%以上にすることによって、排泥性がさらに良くなることがわかった。
また本発明の実施例7〜10のように、第1突条15aの幅Gaと第2突条15bの幅Gbとの関係を、2≦Gb/Ga≦4とすることによって、排泥性が良くなることがわかった。
また、本発明の実施例10のように、第1突条15a、および第2突条15bに延長部20を形成した場合に、排泥性が最も良くなることがわかった。
本発明は、農作業機械の車輪に利用できる。
参考形態に係るラグ付きタイヤの側面図である。 同じくラグ付きタイヤの平面図である。 図2のB−B矢示線断面図である。 図2のC−C矢示線断面図である。 本発明の実施形態に係るラグ付きタイヤの平面図である。 図5のD−D矢示線断面図である。 本発明の実施形態に係るラグ付きタイヤの平面図である。 参考形態に係るラグ付きタイヤの断面図である。
1 ラグ付きタイヤ
2 タイヤ本体
3 トレッド部
4 ラグ
15 突条
15a 第1突条
15b 第2突条
17 幅広部
20 延長部
EP 赤道面
X 幅方向
θ 突条が赤道面に対してなす角度

Claims (4)

  1. タイヤ本体のトレッド部に間隔をおいて複数のラグが形成され、
    各ラグ間に所定の間隔で形成された複数の直線状の突条が設けられ、
    前記複数の突条は、その幅が一定な第1突条と、第1突条よりも幅の広い幅広部を有する第2突条と、を備え、
    前記第1突条と前記第2突条とは交互に形成されており、
    前記第2突条の幅広部は前記タイヤ本体の赤道面寄りに設けられ、
    前記第2突条の幅広部の長さが前記タイヤ本体のトレッド幅の半分の長さの50%以上とされ、
    前記第1突条および前記第2突条の高さが1.5mm以上3.0mm以下とされ、
    前記第1突条と前記第2突条ピッチ寸法としての間隔が3mm以上6mm以下とされ、
    前記第1突条および前記第2突条の高さをHとし、前記間隔をWとしたとき、0.3≦H/W≦0.7とされ、
    前記第1突条および前記第2突条は、タイヤ本体の赤道面に対して50°以上80°以下の角度で傾斜して形成されている
    ことを特徴とするラグ付きタイヤ。
  2. 前記第1突条の幅をGaとし、前記第2突条の幅広部の幅をGbとしたとき、
    2≦Gb/Ga≦4とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のラグ付きタイヤ。
  3. 前記第1突条および前記第2突条には、前記タイヤ本体の幅方向にほぼ平行な延長部が設けられ、
    前記延長部は、前記タイヤ本体の赤道面寄りの位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のラグ付きタイヤ。
  4. 前記第1突条および前記第2突条はその中途部で分割されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のラグ付きタイヤ。
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