JP5019641B2 - 記録ヘッドの素子基体、記録ヘッド、記録ヘッドカートリッジ、及び記録装置 - Google Patents
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Description
所定方向に配列された複数の記録素子と、
前記複数の記録素子各々に対応して設けられ、記録素子を駆動する複数のトランジスタと、
隣り合う所定数の前記記録素子をグループの単位とし、前記複数の記録素子を複数のグループのいずれかに割当て、各グループに属する記録素子を時分割に駆動するための制御信号を出力する選択回路と、
前記複数のグループ各々に対応して設けられ、各グループ毎に1ビットのデータ信号を保持する複数の保持回路と、
前記複数のトランジスタ各々に対応して設けられ、前記選択回路から出力される制御信号と前記保持回路が保持するデータ信号とに基づいて、前記複数のトランジスタ各々へ駆動信号を出力する複数の論理回路とを有し、
前記複数の保持回路それぞれは、対応する前記グループの複数の前記記録素子の配列方向に沿って設けられており、
前記複数の保持回路それぞれの前記所定方向に関する幅は、前記対応する前記グループの複数の前記記録素子の配列方向に関する幅と実質的に等しいことを特徴とする。
本発明の記録ヘッドに係る第1の実施形態について説明する。図1は、M×N個のヒータをM個づつN回に時分割駆動するように、M個のデータを格納するレジスタの出力とN個のデコーダ信号出力であるブロック選択信号の論理積により任意のヒータを選択するマトリックス駆動を行う記録ヘッドの回路図であり、素子基体に作り込まれている。
以下、本発明に係る記録ヘッドの第2の実施形態について説明する。以下の説明では上記第1の実施形態と同様な部分については説明を省略し、第2の実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
以下、本発明に係る記録ヘッドの第3の実施形態について説明する。以下の説明では上記第1及び第2の実施形態と同様な部分については説明を省略し、第3の実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
図16は、本発明に係る第4の実施形態の配置を示す図である。図示されたように、本実施形態では2ビット分のシフトレジスタおよび2ビット分のラッチをグループとグループの間に配置している。
上記第1の実施形態(図3)で示したような、1つのシフトレジスタおよびラッチ回路を対応するグループ近傍に配置した回路構成によれば、N個のヒータ配置に要した幅と同じだけの幅をシフトレジスタおよびラッチ回路のレイアウトに使うことが可能となる。
図18に示した実態レイアウト例では、従来例および上記の実施形態と同様に、各ドライバトランジスタ及びロジック回路はヒータの配置間隔にあわせて配置されている。このとき、ドライバトランジスタ及びロジック回路がヒータ間隔よりも小さく配置可能であれば、各グループごとに間隔を詰めて新たに回路を配置するスペースを作ることが可能となる。
従来のレイアウトでは、シフトレジスタおよびラッチ回路とデコーダとは共にチップ端部に配置されていたが、本実施形態では、シフトレジスタ及びラッチ回路のみを従来と同様に端部に配置し、デコーダをヒータ各グループ毎にヒータ列と直交する方向に配置する。
第6の実施形態では各グループ用の回路の間にデコーダ105’を配置しているが、このような配置は各グループの回路が長辺方向に詰めて配置可能な場合にのみ可能である。
第5の実施形態では、デコーダがシフトレジスタ間に挿入され、領域1805内に同一列に配置されているが、ヒータが一層高密度で配置される場合には、時分割数Nの数が同じでもグループの配置される幅が狭くなるため、デコーダをシフトレジスタ間に挿入することが困難となる。
以上の実施形態は、いずれも記録素子として発熱体(ヒータ)を用いてインクを急激に加熱、気化させ、発生した気泡の圧力によりインク液滴をオリフィスから吐出させる、いわゆるバブルジェット(登録商標)方式のインクジェット記録ヘッドを例に挙げて説明したが、複数の記録素子からなる記録素子列を有する構成であれば、これ以外の方式によって記録を行う記録ヘッドに対しても本発明が適用できることは明らかであろう。
図10は本発明に係る記録ヘッドによって記録を行うインクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。
図11は図10に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図12は、上述した記録装置に用いられる記録ヘッド3の機械的構成を示す分解斜視図である。
本発明は、上記で説明した記録ヘッドと、この記録ヘッドに供給するインクを保持するためのインクタンクとを有する記録ヘッドカートリッジにも適用することができる。このような記録ヘッドカートリッジの形態としては、インクタンクと一体的な構成や、インクタンクと分離可能な構成のいずれでもよい。
Claims (8)
- 所定方向に配列された複数の記録素子と、
前記複数の記録素子各々に対応して設けられ、記録素子を駆動する複数のトランジスタと、
隣り合う所定数の前記記録素子をグループの単位とし、前記複数の記録素子を複数のグループのいずれかに割当て、各グループに属する記録素子を時分割に駆動するための制御信号を出力する選択回路と、
前記複数のグループ各々に対応して設けられ、各グループ毎に1ビットのデータ信号を保持する複数の保持回路と、
前記複数のトランジスタ各々に対応して設けられ、前記選択回路から出力される制御信号と前記保持回路が保持するデータ信号とに基づいて、前記複数のトランジスタ各々へ駆動信号を出力する複数の論理回路とを有し、
前記複数の保持回路それぞれは、対応する前記グループの複数の前記記録素子の配列方向に沿って設けられており、
前記複数の保持回路それぞれの前記所定方向に関する幅は、前記対応する前記グループの複数の前記記録素子の配列方向に関する幅と実質的に等しいことを特徴とする記録ヘッドの素子基体。 - 前記複数の保持回路が配置される第1の領域と、前記複数の論理回路のうち同時にトランジスタを駆動する論理回路と並列接続する複数の信号線が前記所定方向に沿って配置される第2の領域と、前記複数の論理回路が配置される第3の領域とは、前記所定方向と交差する方向に並んで順番に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッドの素子基体。
- 前記選択回路は、前記第1の領域と前記第2の領域と前記第3の領域との外側の領域に設けられており、前記複数の信号線に前記制御信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の記録ヘッドの素子基体。
- 前記複数の保持回路は、シリアルに接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録ヘッドの素子基体。
- 前記複数の保持回路は、シフトレジスタとラッチとを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録ヘッドの素子基体。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の素子基体を備え、
インクを吐出するための吐出口が前記記録素子にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とする記録ヘッド。 - 請求項6に記載の記録ヘッドと、
前記記録ヘッドにインクを供給するための、インクを保持するインク容器と、を有することを特徴とする記録ヘッドカートリッジ。 - 請求項6に記載の記録ヘッドと、
画像データを前記記録ヘッドに送信するための制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
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