JP5019095B2 - 遮光反射粘着テープ及びそれを用いたlcdモジュール - Google Patents
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Description
更に、LCDパネル17とバックライト筐体16の間には両面粘着テープ8(通常額縁状に打ち抜かれ、その幅は通常約0.5mm〜約10mmである)が挟み込まれている。両面粘着テープ8は、LCDパネル17とバックライト筐体16のみでなく、プリズムシート18にも接し、プリズムシート18の下側に設置されている拡散シート19等を固定する役割も併せ有している。
ここでLCDモジュール17の有効画面は額縁状に打ち抜かれた両面粘着テープで囲まれた部分になる。額縁状に打ち抜かれた両面粘着テープは、光源(LED)の上側を覆うように配置されている。
このため、LCDパネル17とバックライト筐体16の間に挟み込まれる粘着テープ8には高い遮光性が求められ、LCDパネルの表示面の見栄えを向上させると同時に、LCDパネル17を駆動するためのドライバー13への光の進入を遮蔽し、誤作動を防止する役目も併せ持つことが要請されている。
近年、更に上記粘着テープ8に対しては、該粘着テープ8が光を遮光するだけでなく、バックライト筐体16の周辺部に進入する光を反射し、光源6からの光を効率良くLCDパネル17の背面に導くための高い光反射性能を有することが求められている。
輝度ムラはLED近傍において放射される光の光量が多く、且つ光に方向性があるため、LED近傍の導光板出射面で部分的に輝度が高く、他の部分で輝度が低くなる為に発生する。特に反射面に反射性が高く正反射する銀フィルムを使用する場合には、部分的に輝度が高くなる部分がより高くなるため発生しやすい。
光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有し、
該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層を設けたことを特徴とする遮光反射粘着テープを提供するものである。
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該遮光反射粘着テープが、光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有すると共に、該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層を備え、
該光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向き、更に、該光吸収層又は該光拡散層が、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内に位置するように貼着されていることを特徴とするLCDモジュールを提供するものである。
本発明の反射面側に部分的な光吸収処理または、光拡散処理を施した遮光反射粘着テープ(以下、本発明の粘着テープという)は、図9で示される「粘着テープ8」の位置に貼られる。その際、本発明の粘着テープの遮光層1はLCDパネル17の方向になるように、又光反射層2は光源6の方向になるようにバックライト筐体16及びプリズムシート18に接するように貼着する。その際、本発明の粘着テープが両面粘着テープである場合は、LCDパネル17及びバックライト筐体16に貼着する(図9はプリズムシート18を使用している例であり、この場合は、本発明の粘着テープはプリズムシート18の面にも貼着されている)。また、片面の粘着テープである場合は、LCDパネル17又はバックライト筐体16に貼着する。なお、本発明の粘着テープが片面粘着テープである場合は、LCDパネルは、押さえ具等の部品によりバックライト筐体16に固定される。本発明の粘着テープは、反射面側に部分的な光吸収処理又は光拡散処理を施しているため、光源6の光を効率的にLCDパネル17側に反射させることができ、LCDモジュールの輝度を向上させ、輝度ムラ(目玉)を解消することができる。
LCDモジュールの有効画面は額縁状に打ち抜かれた粘着テープで囲まれた部分になるが、例えば、図4(パターンA;図中の各寸法は一例である。)、図5(パターンB;図中の各寸法は一例である。)のように本発明の粘着テープの光吸収層3又は光拡散層3は、光源6と有効画面枠10との間に位置するよう貼付される。光源6と有効画面枠10との間に光吸収層3又は光拡散層3を設けることで、必要以上に反射性を低下させずに効果的に反射性をコントロールできるため、LCDモジュール17の輝度ムラ(目玉)を解消し、且つ輝度を向上することができる。図10は、遮光反射粘着テープ8の有効画面9及び有効画面枠10と、光源6及び光吸収層3又は光拡散層3の位置関係を示す図である。
本発明の遮光反射粘着テープは、一面に遮光性を有し、他面に反射性を有する遮光反射粘着テープであって、反射面側に部分的な光吸収処理または、光拡散処理を施したものである。本発明の粘着テープの実施形態について、貼付図面を例示して説明する。
光吸収層及び光拡散層の処理面積は、テープ反射面の総面積に対して0.5〜70%であることが好ましい。さらに好ましくは1〜50%であり、2〜30%が最も好ましい。0.5%未満であると、処理の効果が低く、輝度ムラが発生しやすくなる。70%を越えると輝度ムラは解消しやすいが、輝度が低下してしまう。
光反射層は、特に限定されるものではないが、反射率が60%以上であることが好ましく、より好ましく80%以上、最も好ましくは90%以上である。反射率が高いほど、輝度の向上効果が高い。そのような反射性を持つ材料としては、銀やアルミ等の金属を蒸着した樹脂フィルム、白色樹脂フィルム、樹脂フィルムに白色或いは銀色の着色剤をコートしたフィルム、3M社製ESR等の薄いフィルムの積層体等が挙げられる。市販されている光反射フィルムとしては、麗光社製37W01、3M社製ESR、東レ製E#38、三菱化学ポリエステルフィルム製W400#38、帝人デュポン製テフレックスFW2#13等が厚みが薄く、反射性が高いため好ましい。
遮光層は、LCDモジュールの光源からの光を遮光する機能を有していれば、黒や銀以外の、例えば、紫色や紺色等の暗色であっても良く、又、如何なる構造であっても良い。以下に本発明の粘着テープにおける、遮光層として好ましい例を記載する。
遮光層として黒色インキ層を使用する場合は、カーボンブラックを顔料とする黒色インキが使用できる。黒色インキ層の厚みは0.5〜5μmが好ましい。黒色インキ層は単層でも良いが、ピンホールの防止の点から2〜4層に積層するのが好ましい。
インキの組成としては、樹脂成分が1〜10の水酸基価を有し、イソシアネート系架橋剤を含有するものが、白色樹脂フィルムとインキ、インキと粘着剤層4の密着性の点から好ましい。より好ましくは、樹脂成分が、ビニルアルコールを共重合した塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物である。
インキの印刷方式としては、公知慣用の方式で印刷できる。例えば、凸版印刷、フレキソ印刷、ドライオフセット印刷、グラビア印刷、グラビアオフセット印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷等が採用できる。その中でも、グラビア印刷が重ねてコートするのに適している。
インキコートするフィルム面は、公知慣用の易接着処理を施すのが好ましい。その中でもコロナ処理・プラズマ処理・プライマー処理から選ばれる易接着処理が好ましい。
本発明の粘着テープに使用される粘着剤には、公知のアクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着樹脂を使用することができる。そのなかでも、反復単位として炭素数2〜14のアルキル基を有するアクリル酸エステルに由来する反復単位を含有するアクリル系共重合体が、耐光性・耐熱性の点から好ましい。例えば、n−ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、エチルアクリレート等に由来する反復単位を含むアクリル系共重合体があげられる。
接着性と耐黄変性を両立させるには、高不均化ロジンエステルと重合ロジンエステルと石油樹脂を併用するのが好ましい。
粘着付与樹脂の添加量としては、粘着剤樹脂がアクリル系共重合体である場合は、アクリル系共重合体100質量部に対して10〜60質量部を添加するのが好ましい。接着性を重視する場合は、20〜50質量部を添加するのが最も好ましい。また、粘着剤樹脂がゴム系の樹脂である場合は、ゴム系の樹脂100質量部に対して、粘着付与樹脂を80〜150質量部添加するのが好ましい。なお、一般的に粘着剤樹脂がシリコン系樹脂である場合は、粘着付与樹脂を添加しない。
上記用途に使用する場合、本発明の粘着テープの厚みは20〜100μmであることが好ましく、30〜75μmであることがより好ましい。中でも、40〜65μmであることが特に好ましい。
大日本インキ化学工業社製スミインキ「パナシアCVL−SP805墨」(塩化ビニル・酢酸ビニル系)100部に、大日本インキ化学工業社製「CVLハードナーNo.10」を4部、大日本インキ化学工業社製「ダイレジューサーV No.20」を35部添加して黒色インキAを調整した。
大日本インキ化学工業社製白色インキ「パナシアCVL−SP709白」(塩化ビニル・酢酸ビニル系)100部に、大日本インキ化学工業社製「CVLハードナーNo.10」を2部、大日本インキ化学工業社製「ダイレジューサーV No.20」を70部添加して白色インキWを調整した。
麗光(株)製銀蒸着PETフィルム37W01の白面側に濡れ張力が50dyne/cmとなるようにコロナ処理をし、白インキWを乾燥厚みが1μmになるよう1回グラビアコートし、黒色インキAを乾燥厚みが3μmになるよう3回グラビアコートした。さらに40℃で2日間養生し、反射遮光フィルム(a)を得た。
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート92.8部、酢酸ビニル5部、アクリル酸2部、β−ヒドロキシーエチルアクリレート0.2部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量80万のアクリル系共重合体を得た。
上記アクリル系共重合体1を100部、荒川化学(株)製「スーパーエステルA100」を20部、及び三井石油化学工業(株)製「FTR6100」20部をトルエンで希釈し、固形分40%の光透過性粘着剤組成物1を得た。
(粘着テープの作製)
光透過性粘着剤組成物1に日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤)を1.5部配合し、充分に撹拌した後、離型処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが18μmとなるよう塗工して、100℃で2分間乾燥して粘着剤層を得た。これを反射遮光フィルム(a)の黒面に転写し、80℃の熱ロールで4kgf/cmの圧力でラミネートし、さらに、40℃で2日間養生して、片面粘着テープ1を得た。片面粘着テープの反射面側に、光吸収層(パターンA(図4);50%の網点印刷、全面積に対して1.3%)として黒インキT&K TOKA製UV161墨Sをシール印刷機で印刷後、透明両面粘着テープ大日本インキ化学工業製ダイタック#8606TN(30μm)を全面に貼り合わせ額縁状に打ち抜き、実施例1の反射遮光両面粘着テープを得た。
反射遮光フィルム(a)の代わりに反射遮光フィルム(b)を用いた以外は、実施例1と同様にして、両面粘着テープを得た。
光吸収層としてパターンAの代わりにパターンB(図5;50%の網点印刷、加工品全面積に対して7.9%)を用いた以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
黒インキの代わりに白インキ(光拡散層)T&K TOKA製UV161白Sを用いた以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
光透過性粘着剤組成物1に日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤)を1.5部配合し、充分に撹拌した後、離型処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが18μmとなるよう塗工して、100℃で2分間乾燥して粘着剤層を得た。これを反射遮光フィルム(a)の両面に転写し、80℃の熱ロールで4kgf/cmの圧力でラミネートし、さらに、40℃で2日間養生して、両面粘着テープ1を得た。両面粘着テープの反射面側粘着剤の上に、パターンAのように黒インキを塗工し乾燥した後、透明両面粘着テープ大日本インキ化学工業製ダイタック#8606TN(30μm)を全面に貼り合わせ額縁状に打ち抜き、実施例5の反射遮光両面粘着テープを得た。
光吸収層を設けない以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
光吸収層を設けない以外は実施例2と同様にして両面粘着テープを得た。
パターンAの代わりにパターンC(図6;全面印刷、加工品全面積に対して100%)の光吸収層を設けた以外は実施例5と同様にして両面粘着テープを得た。
接着力はJIS−Z0237(2000)の180度引き剥がし接着力の試験方法に従って下記の手順により求めた。
(1)ステンレス板にポリエステルフィルム25μmで裏打ちした20mm幅の実施例及び比較例の粘着テープを、環境温度23℃、湿度50%の条件下において、2kgのローラーで1往復加圧貼付し1時間放置後、テンシロン万能引張試験機(オリエンテック製、RTA100)を用い、同一の温度湿度条件下で300mm/minの速度で引っ張って、180度引き剥がし接着力S20を測定した。
平均輝度6232cd/m2のLEDバックライト(Minebea(株)製、2.2インチ携帯電話用バックライト(LED;日亜化学製NSSW020A 4灯、プリズムシート;Downward Prism)を装着したLCDモジュールのバックライト筐体に、実施例、比較例の遮光性粘着テープを接着した。(株)アイ・システム製輝度計「アイスケール3」で、画面を9分割し、各中央位置の輝度を測定した。駆動条件はIf=15mAとした。測定環境は室温23℃、湿度50%とした。平均輝度は9点の平均値とした。平均輝度が6500cd/m2を越えるものを良好であると判断した。
輝度均一性は下記式のように、9点の最小値と最大値より計算した。
輝度均一性=(最小値/最大値)×100
85%を越えるものを良好であると判断した。
目視にて、LED近傍部を見て、目玉状に光の偏りがあるかないかを判断した。
全くないものを◎とした。
殆どないものを○とした。
光の偏りがあるものを×とした。
2:光反射層
3:光吸収層又は光拡散層
4:粘着剤層
5:両面粘着テープ
6:光源
7;光源の位置
8:遮光反射粘着テープ
9:有効画面
10:有効画面枠
11:遮光反射粘着テープ(全面光吸収処理)
12;有効画面枠と光源との所定の間隔
13:ドライバー
14:導光板
15:反射板
16:バックライト筐体
17:LCDパネル
18;プリズムシート
19:拡散シート
Claims (10)
- LCDパネルとバックライト筐体との間に光反射性と遮光性とを併有する遮光反射粘着テープが貼着されたLCDモジュールであって、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該遮光反射粘着テープが、光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有すると共に、該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層を備え、
該光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向き、更に、該光吸収層又は該光拡散層が、少なくとも、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内であり、且つ前記複数の光源の各光源間に位置するように設けられていることを特徴とするLCDモジュール。 - 前記光反射層表面に粘着剤層を備え、該粘着剤層の表面の一部に前記光吸収層又は前記光拡散層を設けた請求項1に記載のLCDモジュール。
- 前記光吸収層又は光拡散層の処理面積が、前記光反射層表面の総面積に対して0.5〜70%である請求項1又は2に記載のLCDモジュール。
- LCDパネルとバックライト筐体との間に光反射性と遮光性とを併有する遮光反射粘着テープが貼着されたLCDモジュールであって、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該遮光反射粘着テープが、光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有すると共に、該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層を備え、
該光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向くように該遮光反射粘着テープが貼り付けられ、
更に、該光吸収層又は該光拡散層が、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内であり、且つ前記複数の光源の各光源間のみに島状に位置するように設けられていることを特徴とするLCDモジュール。 - LCDパネルとバックライト筐体との間に光反射性と遮光性とを併有する遮光反射粘着テープが貼着されたLCDモジュールであって、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該遮光反射粘着テープが、光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有すると共に、該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層を備え、
該光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向くように該遮光反射粘着テープが貼り付けられ、
更に、前記複数の光源の各光源間に光吸収層又は該光拡散層が位置するように、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内に、該光吸収層又は該光拡散層がライン状に設けられていることを特徴とするLCDモジュール。 - 光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有し、
該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層が設けられた光反射性と遮光性とを併有する粘着テープであり、
LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体の間に貼付して使用され、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該粘着テープの光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向き、更に、該光吸収層又は該光拡散層が、少なくとも、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内であり、且つ前記複数の光源の各光源間に位置するように貼り付けられることを特徴とする遮光反射粘着テープ。 - 前記光反射層表面に粘着剤層を備え、該粘着剤層の表面の一部に前記光吸収層又は前記光拡散層を設けた請求項6に記載の遮光反射粘着テープ。
- 前記光吸収層又は光拡散層の処理面積が、前記光反射層表面の総面積に対して0.5〜70%である請求項6又は7に記載の遮光反射粘着テープ。
- 光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有し、
該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層が設けられた光反射性と遮光性とを併有する粘着テープであり、
LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体の間に貼付して使用され、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該粘着テープの光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向き、
更に、該光吸収層又は該光拡散層が、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内であり、且つ前記複数の光源の各光源間のみに島状に位置するように貼り付けられることを特徴とする遮光反射粘着テープ。 - 光反射層と遮光層を積層して成る支持体と、該支持体の少なくとも片方の面に設けた粘着剤層とを有し、
該光反射層表面の一部に光吸収層又は光拡散層が設けられた光反射性と遮光性とを併有する粘着テープであり、
LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体の間に貼付して使用され、
該バックライト筐体が、導光板と、該導光板の側方であり、且つ該LCDパネルの有効画面枠外に複数の光源を備え、
該複数の光源は、該有効画面枠と所定の間隔を空けて配置され、
該粘着テープの光反射層が該バックライト筐体側に向き、該遮光層が該LCDパネル側に向き、
更に、該光吸収層又は該光拡散層が、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内であり、且つ前記複数の光源の各光源間に光吸収層又は該光拡散層が位置するように、該光源と該有効画面枠との間の所定の間隔内に、該光吸収層又は該光拡散層がライン状に設けられるように貼り付けられることを特徴とする遮光反射粘着テープ。
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