JP5018897B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
また、植付部を下げる植付作業時は機体後部の持ち上げが不可能な為、機体が前上がり姿勢になったり、苗の植付姿勢が悪化したりする問題がある。
すなわち、請求項1に係る発明は、車体(2)に左右の前輪(3)及び左右の後輪(4)を設け、該車体(2)の後方に苗植付部(7)を昇降可能に設け、該苗植付部(7)の前側で且つ車体(2)の後側に植付前の圃場を整地する整地ロータ(38)を設け、前記走行車体(2)の後部に圃場に肥料を供給する施肥装置(8)を設け、前記左右の後輪(4)を取り付ける後輪車軸(56)を備える左右の後輪伝動ケース(34)を設け、該左右の後輪伝動ケース(34)の入力軸(34b)に機体前側から駆動力を伝達する左右の後輪伝動軸(33)を設け、前記車体(2)の後部に後部フレーム(49)を設け、該後部フレーム(49)の左右方向内側に第一支持部材(50)を固定して設け、左右方向外側に第二支持部材(51)を着脱自在に設け、該第一支持部材(50)及び第二支持部材(51)で支持する左右方向の回動支点軸(54)を前記左右の後輪伝動ケース(34)に形成した孔(51a)に挿入して該左右の後輪伝動ケース(34)を該回動支点軸(54)回りに上下方向に回動可能に構成し、前記後部フレーム(49)から後方に向けて第三支持部材(55)を設け、該第三支持部材(55)の下面に後輪伝動ケース(34)に接触するクッションゴム(60)を設け、前記第三支持部材(55)に支持軸(59)を設け、該支持軸(59)回りに長孔(58a)を形成した規制用アーム(58)を回動自在に設け、該長孔(58a)に挿入して規制用アーム(58)の回動を規制する規制用ピン(57)を前記後輪伝動ケース(34)の機体内側に設け、該規制用アーム(58)の外周に後輪伝動ケース(34)の上下方向への回動を付勢する圧縮スプリングを巻回して設け、前記左側の後輪伝動ケース(34)の機体内側部にロータ用出力軸(35)を設け、該ロータ用出力軸(35)にロータ駆動用ケース(36)を上下回動自在に設け、該ロータ駆動用ケース(36)から前記整地ロータ(38)に駆動力を供給するロータ伝動軸(37)を設け、前記右側の後輪伝動ケース(34)の機体内側部に施肥用出力軸(39)を設け、該施肥用出力軸(39)に施肥装置(8)の施肥駆動軸(43)を往復回動させる駆動クランクアーム(40)を設け、該施肥駆動軸(43)に施肥装置(8)から肥料を繰り出す繰出部(10)内の繰出ロータを一方向へ所定角度ずつ回転させる施肥伝動機構(48)を設けたことを特徴とする苗移植機とした。
また、後部フレーム(49)の左右方向外側に第二支持部材(51)を着脱可能に設けたことにより、第二支持部材(51)を取り外すだけで後輪伝動ケース(34)を着脱することができる。
そして、第三支持部材(55)の下面に後輪伝動ケース(34)に接触するクッションゴム(60)を設けたことにより、このクッションゴム(60)を後輪伝動ケース(34)に接触させて後輪(4)の振動を吸収することができる。
さらに、圧縮スプリングを規制用アーム(58)の外周に巻回したことにより、後輪(4)に所定以上の駆動負荷が生じると圧縮スプリングが伸張して後輪伝動ケース(34)を下方に付勢して回動させることができる。
また、左側の後輪伝動ケース(34)から整地ロータ(38)に駆動力を伝動し、右側の後輪伝動ケース(34)から施肥装置(8)の繰出部(10)に駆動力を伝動する構成としたことにより、左右の後輪伝動ケース(34)の伝動負荷の均一化を測ることができる。
さらに、整地ロータ(38)と施肥装置(8)の繰出部(10)への伝動機構が交わらない構成とすることができる。
請求項2に係る発明は、前記回動支点軸(54)を後輪(4)の外径内に配置したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機とした。
上記の発明により、回動支点軸(54)を後輪(4)の外径内に配置したことにより、回動支点軸(54)と後輪車軸(56)との間隔を小さく設定することができる。
また、後部フレーム(49)の左右方向外側に第二支持部材(51)を着脱自在に設けたことにより、第二支持部材(51)を取り外すと機体の左右方向外側から後輪伝動ケース(34)を取り外すことができる構成となるので、メンテナンス性が向上する。
そして、後部フレーム(49)から後方に延びる第三支持部材(55)の下面に後輪伝動ケース(34)に接触するクッションゴム(60)を設けたことにより、クッションゴム(60)を後輪伝動ケース(34)に接触させて後輪(4)の振動を吸収することができる。
さらに、第三支持部材(55)に設ける支持軸(59)回りに回動する規制用アーム(58)の外周部に圧縮スプリングを巻回して設けたことにより、後輪(4)に所定以上の駆動負荷が生じると、圧縮スプリングが伸張して後輪伝動ケース(34)を下方に付勢して回動させることができるので、機体が前上がり姿勢になって前輪(3)が浮き上がることや、植付部(7)の沈下による苗の植付姿勢が乱れることが防止される。
また、左側の後輪伝動ケース(34)から整地ロータ(38)に駆動力を伝動し、右側の後輪伝動ケース(34)から施肥装置(8)の繰出部(10)に駆動力を伝動する構成としたことにより、左右の後輪伝動ケース(34)の伝動負荷の均一化を測ることができるので、左右の後輪(4)の駆動力が均一になり、走行性能や直進性能が向上する。
そして、整地ロータ(38)と施肥装置(8)の繰出部(10)への伝動機構が交わらないことにより、伝動機構を簡潔に構成することができる。
請求項2に係る発明によると、請求項1に係る発明の効果に加えて、回動支点軸(54)と後輪車軸(56)との間隔を小さく設定することができるので、後輪(4)に所定以上の駆動負荷が掛かると駆動反力によって後輪伝動ケース(34)が下側に回動するため、機体が前上がり姿勢になって前輪(3)が浮き上がることや、植付部(7)の沈下による苗の植付姿勢が乱れることが防止される。
図1及び図2は、走行車輌を備える乗用型の4条植田植機(苗移植機)1を示すものであり、車体2の前後には走行車輪としての左右一対の前輪3及び後輪4が架設されている。車体上前部には操作ボックス5及びステアリングハンドル6等を有する操縦装置が設置され、また、車体2の後方には昇降可能な苗植付部7が装備されている。また、車体2の後部には施肥装置8が設けられ、肥料タンク9に貯留する肥料を各条の繰出部10で所定量づつ繰り出し、その繰り出した肥料をブロア11からの圧力風により各条の移送ホース12で苗植付部7に設けた吐出口13から吐出して施肥する構成となっている。操縦装置の後側に運転席14が設置され、運転席14の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジン15が搭載されている。
2 車体
3 前輪
4 後輪
7 苗植付部
8 施肥装置
33 後輪伝動軸
34 後輪伝動ケース
34b 後輪伝動ケースの入力軸
35 ロータ用出力軸
36 ロータ駆動用ケース
37 ロータ伝動軸
38 整地ロータ
39 施肥用出力軸
40 駆動クランクアーム
48 施肥伝動機構
49 後部フレーム
50 第一支持部材
51 第二支持部材
51a 孔
54 回動支点軸
55 第三支持部材
56 後輪車軸
57 規制用ピン
58 規制用アーム
58a 長孔
59 支持軸
60 クッションゴム
Claims (2)
- 車体(2)に左右の前輪(3)及び左右の後輪(4)を設け、該車体(2)の後方に苗植付部(7)を昇降可能に設け、該苗植付部(7)の前側で且つ車体(2)の後側に植付前の圃場を整地する整地ロータ(38)を設け、前記走行車体(2)の後部に圃場に肥料を供給する施肥装置(8)を設け、前記左右の後輪(4)を取り付ける後輪車軸(56)を備える左右の後輪伝動ケース(34)を設け、該左右の後輪伝動ケース(34)の入力軸(34b)に機体前側から駆動力を伝達する左右の後輪伝動軸(33)を設け、
前記車体(2)の後部に後部フレーム(49)を設け、該後部フレーム(49)の左右方向内側に第一支持部材(50)を固定して設け、左右方向外側に第二支持部材(51)を着脱自在に設け、該第一支持部材(50)及び第二支持部材(51)で支持する左右方向の回動支点軸(54)を前記左右の後輪伝動ケース(34)に形成した孔(51a)に挿入して該左右の後輪伝動ケース(34)を該回動支点軸(54)回りに上下方向に回動可能に構成し、
前記後部フレーム(49)から後方に向けて第三支持部材(55)を設け、該第三支持部材(55)の下面に後輪伝動ケース(34)に接触するクッションゴム(60)を設け、前記第三支持部材(55)に支持軸(59)を設け、該支持軸(59)回りに長孔(58a)を形成した規制用アーム(58)を回動自在に設け、該長孔(58a)に挿入して規制用アーム(58)の回動を規制する規制用ピン(57)を前記後輪伝動ケース(34)の機体内側に設け、該規制用アーム(58)の外周に後輪伝動ケース(34)の上下方向への回動を付勢する圧縮スプリングを巻回して設け、
前記左側の後輪伝動ケース(34)の機体内側部にロータ用出力軸(35)を設け、該ロータ用出力軸(35)にロータ駆動用ケース(36)を上下回動自在に設け、該ロータ駆動用ケース(36)から前記整地ロータ(38)に駆動力を供給するロータ伝動軸(37)を設け、前記右側の後輪伝動ケース(34)の機体内側部に施肥用出力軸(39)を設け、該施肥用出力軸(39)に施肥装置(8)の施肥駆動軸(43)を往復回動させる駆動クランクアーム(40)を設け、該施肥駆動軸(43)に施肥装置(8)から肥料を繰り出す繰出部(10)内の繰出ロータを一方向へ所定角度ずつ回転させる施肥伝動機構(48)を設けたことを特徴とする苗移植機。 - 前記回動支点軸(54)を後輪(4)の外径内に配置したことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。
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