JP5017306B2 - 対地作業具の支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリ耕耘機等の作業機の後部に取り付けられて、牽引されることにより対地作業を行う培土器、畝立器、片培土器、ゲージ輪、土寄せ板、各種のプラウ、すき等の対地作業具の支持装置に関するものである。
従来、トラクタに牽引されるロータリ耕耘機の後部に取り付けられていて、牽引されることにより対地作業を行う対地作業具として、例えば培土器がある。
この培土器は、トラクタの後部に後方突出状に設けられた支持フレームの後部に左右方向の回動支軸の軸心回りに上下回動自在に支持された取付部材(ホルダ)に取り付けられていて、該取付部材を回動支軸の軸心回りに上方側に回動させることにより、前記培土器が回動支軸の下方側に位置する作業位置から回動支軸の上方側に位置する非作業位置へと位置変更可能に構成されている。
また、この培土器はかなりの重量(例えば、培土器にあっては単体質量で15〜25Kgほど)があり、培土器を上げ下ろしする作業は重労働であるので、培土器の持上げ力を軽減するために、培土器を上方に回動させる方向に付勢する付勢手段(コイルスプリング、ガススプリング等)を設けた対地作業具の支持装置がある(特許文献1参照)。
特開2004−113036号公報
上記従来の対地作業具の支持装置において、コイルスプリングなどの付勢手段は、培土器の重量に見合った付勢力にすることにより培土器を適正に昇降できるが、培土器を外した状態で取付部材(ホルダ)を上方側に回動させると回動速度が極めて速くなるという問題を有する。
本発明は、このような点に鑑みて、ホルダを回動させる付勢方向が同一である2つの付勢具を設け、一方の付勢具の付勢によるホルダを回動させる速度を他方の付勢具より遅くすることにより、対地作業具の装着時には適正な速度及び付勢力でホルダの上方回動をアシストしながら、対地作業具を外した状態では、一方の付勢具の付勢によるホルダを回動させる速度を他方の付勢具が抑え、ホルダの上方への回動速度を遅くすることができるようにした対地作業具の支持装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
第1に、作業機Kの後部に設けられた支持フレーム2に回動支軸3を介して上下回動可能に対地作業具4を装着するホルダ5を支持し、このホルダ5を前記回動支軸3回りに上方側に回動させる方向に付勢して前記対地作業具4の持ち上げ力を軽減する回動アシスト機構6を設けて、前記対地作業具4を、対地作業を行う作業位置Aと、この作業位置Aから前記回動支軸3回りに上方に回動させた非作業位置Bとに位置変更可能としている対地作業具の支持装置であって、前記回動アシスト機構6は、前記ホルダ5を回動させる付勢方向が同一である第1付勢具7と第2付勢具8とを有し、この第2付勢具8の付勢による前記ホルダ5を回動させる速度が前記第1付勢具7より遅いことを特徴とする。
第2に、前記第1付勢具7はガススプリングG又はコイルスプリングSであり、前記第2付勢具8はガススプリングGであることを特徴とする。
第3に、前記第1付勢具7はコイルスプリングSであり、前記第2付勢具8は前記第1付勢具7と同一軸心状に配置されているガススプリングGであることを特徴とする。
第4に、前記第2付勢具8は前記支持フレーム2に対して着脱自在であり且つ前記第1付勢具7より付勢力が弱いことを特徴とする。
これにより、対地作業具4を装着するホルダ5を支持フレーム2に上下回動可能に支持し、このホルダ5を上方へ回動させる方向へ付勢して持ち上げ力を軽減する回動アシスト機構6を、ホルダ5を回動させる付勢方向が同一である第1付勢具7と第2付勢具8とで主構成し、且つ第2付勢具8の付勢によるホルダ5を回動させる速度を第1付勢具7より遅くすることにより、対地作業具4の装着時には適正な速度及び付勢力でホルダ5の上方回動をアシストしながら、対地作業具4を外した状態では、第1付勢具7の付勢によるホルダ5を回動させる速度を第2付勢具8が抑え、ホルダ5の上方への回動速度を遅くすることができる。
また、第1付勢具7をガススプリングG又はコイルスプリングSとし、第2付勢具8をガススプリングGとすることで、対地作業具4を外した状態でホルダ5の上方への回動速度を遅くしながら、対地作業具4装着時のホルダ5を上方へ回動させるには十分な力を発生させることができる。
さらに、第1付勢具7をコイルスプリングSとし、第2付勢具8を第1付勢具7と同一軸心状に配置されているガススプリングGとすることで、回動アシスト機構6をコンパクトにすることができる。
そして、第2付勢具8を支持フレーム2に対して着脱自在とし且つ第2付勢具8の付勢力を第1付勢具7より弱くすることで、第2付勢具8を第1付勢具7よりも安価にでき、不必要時に取り外すことで、第2付勢具8の使用頻度を下げて寿命を延ばすことができる。
本発明によると、対地作業具の装着時には適正な速度及び付勢力でホルダの上方回動をアシストしながら、対地作業具を外した状態では、第1付勢具の付勢によるホルダを回動させる速度を第2付勢具が抑え、ホルダの上方への回動速度を遅くすることができる。
第1実施形態に係る対地作業具の支持装置の側面図。 対地作業具が非作業位置での回動アシスト機構の側面図。 対地作業具が作業位置での回動アシスト機構の側面図。 対地作業具が中間位置での回動アシスト機構の側面図。 作業機の全体側面図。 対地作業具の支持装置の平面図。 第2実施形態に係る回動アシスト機構の側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜6には、本発明の第1実施形態に係る対地作業具の支持装置1を備えた作業機Kが示されている。
この作業機Kは、図5に示すように、ロータリ耕耘機であり、トラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着されており、機枠32と、耕耘部33と、耕耘カバー34と、左右一対のゲージ輪を取付支持する支持フレーム2とを備えている。
機枠32は、左右方向中央部のギヤケース35から左右にサポートアーム36を突設すると共に、左側サポートアーム36の外端に伝動ケース37を取り付け、右側サポートアーム36の外端にサイドフレームを取り付けて門型状に主構成されている。
耕耘部33は、伝動ケース37とサイドフレームとの下部間に回転自在に支持された爪軸38上に多数の耕耘爪39を取付固定して構成されている。
耕耘カバー34は、耕耘部33の上方を覆う上部カバー40と、耕耘部33の後方を覆う後部カバー41と、耕耘部33の左右側方を覆う側部カバー42等とから構成され、後部カバー41の左右方向中央下部には蓋体で塞がれたV字状切欠が形成されている。
なお、耕耘部33は、トラクタのPTO軸から、ギヤケース35内の伝動機構、左側サポートアーム36内の伝動軸、伝動ケース37内の伝動機構を経て爪軸38に動力が伝達されて矢示R方向に回転駆動されるようになっている。
支持フレーム2は、図1、5、6に示すように、前端側が左右のサポートアーム36に左右軸廻りに回動自在に枢着された左右一対の支持アーム43と、これら左右の支持アーム43の中途部を連結する連結部材44と、左右支持アーム43の後端側に設けられた左右方向のツールバー45を備えて主構成されている。
左右の支持アーム43は、左右のサポートアーム36から後方へ延設されており、内筒と、この内筒に軸心方向移動自在に外嵌された外筒とから前後方向に長さ調整自在に構成されている。また、支持アーム43は、連結部材44と、ギヤケース35に固定のトップマスト46とにわたって設けられた昇降操作機構50によって前端側の枢着部廻りに上下揺動可能とされている。
ツールバー45は、左右両側にゲージ輪が着脱自在に、また左右軸廻りに上方に反転可能に取り付けられることがある。
図6に示すように、ツールバー45は、左右方向の軸心を有する左右の円筒体47を、左右方向の軸心を有する円筒状部材からなる左右方向中央部の連結軸材48によって連結してなり、左右の円筒体47に左右の支持アーム43の後端部が連結されている。また、ツールバー45には、後述する位置固定手段53が設けられている。
連結軸材48には筒体からなる回動支軸3が左右方向の軸心廻りに回動自在に外嵌されており、この回動支軸3の前方側には縦方向に配置された筒体からなるホルダ5が配置されている。
ホルダ5は、円筒状であって、ブラケット49によって回動支軸3に固定されていて回動支軸3と共に一体回動する。このホルダ5に対地作業具4が取り付けられる。
対地作業具4として例示する培土器(又は畝立器)4は、支柱4aと、この支柱4aの下部に取り付けられた培土板4bとからなり、この培土器4の支柱4aがホルダ5内に挿通されてピン等の連結手段を介して着脱自在に取付固定されている。したがって、培土器4が支持フレーム2に回動支軸3回りに上下回動自在に支持されている。
培土器4は、図1〜5に示すように、回動支軸3の下方側に位置する作業位置A(実線で示す)から回動支軸3の軸心を中心として後回りに回動させることにより、回動支軸3の後方側に位置する中間位置C(仮想線Cで示す)を経て、略180°回動(反転)させた非作業位置B(仮想線Bで示す)に位置変更自在に構成されている(作業位置Aと非作業位置Bとに切替自在とされている)。
なお、図1、3、5は培土器4の回動角が0°、180°、図2は培土器4の回動角が90°、180°、図4は培土器4の回動角が0°、90°、180°の状態にある後述する回動アシスト機構6等をそれぞれ示している。回動角0°は培土器4が作業位置Aにある状態を示し、回動角180°は培土器4が非作業位置Bにある状態を示し、回動角90°は培土器4を作業位置Aから非作業位置B側へと90°回動させた中間位置Cを示している。
位置固定手段53としては、回動支軸3の右端には可動プレート51が固着され、この可動プレート51の右方には、ツールバー45における右円筒体47の左端に固着された固定プレート52が設けられている。
図1、6に示すように、固定プレート52の右側面後部には、位置固定手段53のロックピン54とバネホルダ55とバネ56とが設けられている。固定プレート52には、1つのロック孔57が設けられ、可動プレート51には、作業位置Aでロックピン54が挿通される作業位置ロック孔58Aと、非作業位置Bでロックピン54が挿通される非作業位置ロック孔58Bとが形成されている。また、可動プレート51には、右方に延設する棒状のストッパ65が取り付けられている。
このストッパ65は、培土器4が作業位置Aにある時には固定プレート52の上前端にある凹面状の上当接部52aと当接し、培土器4が非作業位置Bにある時には固定プレート52の下端にある平面状の下当接部52bと当接する。
この位置固定手段53によって、作業位置A又は非作業位置Bのいずれかにある培土器4の位置がロックされ、ロックされた状態では、培土器4が作業位置Aよりも前方に回動することがなく、また培土器4が非作業位置Bよりも前上方に回動することはない。
また、培土器4を作業位置Aにして作業する場合は、後部カバー41の蓋体を取り外してV字状切欠に培土器4の前部を挿入状とする。培土器4の支柱4aはホルダ5に挿通され、ネジ等によって取付固定される。
前述した構成のものにあっては、図5に示すように、培土器4を、作業位置Aから非作業位置Bへと回動させる場合、最初は、培土器4の支柱4aの長手方向と直交する方向における培土器4自重の分力が小さいので、培土器4を回動させるために要する力は小さい。しかし、培土器4を持ち上げていくに従って、支柱4aの長手方向と直交する方向の培土器4自重の分力が大きくなり、培土器4が略水平になる(つまり培土器4の支柱4aの長手方向が水平に略一致する)ところで、培土器4を回動させるために要する力が最大となり、これを越えると、培土器4を回動させるために要する力が徐々に小さくなる。
このため、培土器4を作業位置Aから非作業位置Bへと回動させる場合、培土器4は相当な重量があるため、培土器4を中間位置Cを越えて上方に回動させるのに、相当大きな力が必要となり、重労働である。
そこで、支持フレーム2と回動支軸3との間には、培土器4の持ち上げ力を軽減して、作業位置Aから非作業位置Bへ切り替える際の培土器4の上げ動作に要する力を小さくするための回動アシスト機構6が設けられている。
この回動アシスト機構6は、図1〜5に示すように、リンク手段59と、このリンク手段59を支持する支持部材60と、付勢して培土器4の持ち上げ力を軽減するための付勢具(第1付勢具7、第2付勢具8)とを備えている。また、支持部材60は、ツールバー45の左円筒体47の右端に固着された支持板61に取り付けられており、支持フレーム2の一部を構成している。
リンク手段59は、第1付勢具7と第2付勢具8との付勢力を回動支軸3に伝えるものである。また、リンク手段59は、培土器4及びホルダ5と一体回動するアーム9と、このアーム9に一端が枢支された連動リンク11と、この連動リンク11の他端に一端が枢支され且つ他端が支持部材60(支持フレーム2)に枢支された揺動部材14とを有している。
アーム9は、回動支軸3から径方向外方に突設されていて、ホルダ5の長手方向に対して傾斜しており、アーム9の突出方向とホルダ5とのなす角は、例えば約45°である。
連動リンク11は、培土器4が非作業位置Bにある時に回動支軸3を下方側から取り囲むような円弧状に形成されている。また、連動リンク11は、一端(下端)が左右方向に延びる枢支軸10でアーム9の外方端に枢支連結され、他端(上端)が左右方向に延びる作用軸12で揺動部材14の一端(後述する前上角端)に枢支連結されている。
揺動部材14は、略三角形状に形成されていて回動支軸3の略上方側に位置し、他端(後上角端)が左右方向に延びる支軸13で支持部材60(支持フレーム2)の右壁上部に枢支連結されている。
詳しくは、揺動部材14は、3辺の長さの比が約3:4:5である略直角三角形状に形成されており、直角付近に作用軸12を配置し、長い方の隣辺と斜辺とに挟まれる角付近に支軸13を配置し、短い方の隣辺と斜辺とに挟まれる角付近に後述する力軸15を配置している。また、培土器4が作業位置Aにある時には、揺動部材14は、短い方の隣辺と斜辺とに挟まれる角が直角よりも後下方であって長い方の隣辺と斜辺とに挟まれる角よりも前下方にくる(つまり、力軸15が作用軸12の後下方で且つ支軸13の前下方に位置する)向きに支持部材60に枢支連結されている。
支持部材60は、図1、5、6に示すように、リンク手段59を前後左右及び上方から壁にて取り囲んでいる。なお、支持部材60は、第1付勢具7及び第2付勢具8の前端と、揺動部材14の支軸13とを回動時自在に支持するステーであってもかまわない。
付勢具は、主体となる第1付勢具7と補助となる第2付勢具8とを有し、両付勢具7、8はガススプリングGによって構成されているが、第1付勢具7をコイルスプリングSにしてもよい。
また、第1付勢具7と第2付勢具8とは、培土器4及びホルダ5を回動させる付勢方向が同一であり、揺動部材14が支軸13を中心として後方側に回動するように付勢されている。
第1付勢具7は、一端(後端)が左右方向に延びる力軸15で揺動部材14の後下角端に枢支連結され、他端(前端)が左右方向に延びる支持軸62で支持部材60(支持フレーム2)の前端部に枢支連結されている。
なお、揺動部材14の支軸13と力軸15との間の軸心間距離J1は、揺動部材14の支軸13と作用軸12との間の軸心間距離J2よりも長く設定しているため、テコの原理により、第1付勢具7の付勢力を揺動部材14を介して連動リンク11に効率よく伝えることができる。
第2付勢具8は、後端が左右方向に延びる第2力軸63で略中心線a(支軸13と力軸15とを結ぶ中心線)上で且つ力軸15よりも支軸13寄りに枢支連結され、前端が左右方向に延びる第2支持軸64で支持部材60(支持フレーム2)の前部に枢支連結されている。第2付勢具8の第2力軸63は、支軸13と力軸15との略中央位置に設けられている。
なお、第1付勢具7、第2付勢具8、連動リンク11及び揺動部材14を、あらかじめ支持部材60に取り付けてアセンブリにしておくことができ、連動リンク11とアーム9とを枢支軸10で連結して支持部材60を支持板61に取り付けるだけで、前述した構成の回動アシスト機構6を組み立てることが可能となり、組み立ての簡素化が図れる。
第2付勢具8は、第1付勢具7よりも短く力の弱い小型のガススプリングGが使用されており、その伸張速度は第1付勢具7より遅く設定されている。
すなわち、ガススプリングGは、シリンダ内の圧縮ガスの膨張する力がオイルを介してピストン及びロッドに伝わることで、シリンダの長手方向に沿った付勢力を生じるものであり、シリンダ内のオイルが噴流するオリフィスの大きさを調整することによって、ピストンの摺動速度、つまりガススプリングGの伸張速度が制御可能となっている。
そこで、この伸張速度の遅いものを第2付勢具8に、速いものを第1付勢具7採用している。
前述した構成の回動アシスト機構6にあっては、第1付勢具7と第2付勢具8とにより揺動部材14が支軸13を中心として後方側に回動する方向に付勢され、この揺動部材14を後方側に回動させようとする力によって、連動リンク11が押し下げられる方向に力が働き、この連動リンク11が押し下げられる方向の力によって、アーム9が回動支軸3回りに押し下げられる方向に回動され、これによって、回動支軸3に培土器4を作業位置Aから非作業位置Bへと回動させる方向の力が働き、これによって、培土器4の持ち上げ力の軽減が図れる。
一方、前述したように、培土器4を作業位置Aから非作業位置Bへと回動させる場合、最初は培土器4を回動させるために要する力は小さいが、培土器4を持ち上げていくに従って、支柱4aの長手方向と直交する方向の培土器4自重の分力が大きくなり、培土器4が略水平になるところで、培土器4を回動させるために要する力が最大となり、これを越えると、培土器4を回動させるために要する力が徐々に小さくなる。
よって、培土器4を作業位置Aから非作業位置Bまで回動するにつれて、第1付勢具7及び第2付勢具8から回動支軸3に伝達される付勢力が、培土器4の自重による回転モーメントが最大となる回動角90°付近に至るに従って大となるように、培土器4(つまり培土器4の支柱4aの長手方向)が略水平となる時に、中心線aが第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢方向に略直交するように、回動アシスト機構6を構成している。
さらに、前述した回動アシスト機構6は、培土器4が略水平より若干低い時には、連動リンク11における枢支軸10と作用軸12とを結ぶ中心線bが、アーム9における回動支軸3と枢支軸10とを結ぶ中心線cと、揺動部材14における作用軸12と支軸13とを結ぶ中心線dとにそれぞれ略直交するように構成されている。
したがって、培土器4を上方回動する途中で大きな回転モーメントが必要となる時に、第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢力を効率よく培土器4に伝えることができる。
これによって、回動アシスト機構6にあっては、ホルダ5に装着された培土器4を作業位置Aから非作業位置Bまでにわたって、作業者は小さな持ち上げ力でゆっくりと回動させることができる。このとき、回動支軸3に伝達される付勢力は、第1付勢具7の付勢力に第2付勢具8の付勢力を合わせたものとなる。
一方、培土器4をホルダ5から取り外した際においても、ホルダ5をゆっくりと回動させることができる。
つまり、培土器4をホルダ5から外した状態では、ホルダ5に培土器4の重量がかからなくなり、伸張速度の速い第1付勢具7によってホルダ5を回動させる速度が速くなる。
しかし、第1付勢具7より第2付勢具8の伸張速度が遅いので、第1付勢具7の付勢によるホルダ5を回動させる速度を第2付勢具8が抑えることになり、結果としてホルダ5の上方への回動速度を遅くし、ホルダ5の急激な上動を回避する。
また、回動アシスト機構6は、培土器4が作業位置Aにある時に、アーム9と連動リンク11とを連結している枢支軸10が回動支軸3と揺動部材14の作用軸12とを結ぶ中心線eよりも上方側に位置するように構成されている。
よって、培土器4が作業位置Aにある時には、第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢力が培土器4を作業位置Aよりも前側に回動させるように作用する。
培土器4を作業位置Aから非作業位置B側へと少し回動させて、アーム9と連動リンク11とを連結している枢支軸10が中心線eよりも下方側にきた時には、第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢力が、逆に培土器4を非作業位置B側に回動させるように作用する。
したがって、第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢力は、培土器4が作業位置Aにある時には、培土器4を前側に回動させるように作用し、作業位置Aから培土器4を非作業位置B側へと少し回動させると、非作業位置B側に回動させるように作用する。
つまり、回動アシスト機構6は、枢支軸10が中心線eを越えるたびに付勢方向が逆転する系(不安定切換をする系)となっている。
なお、前述した位置固定手段53によって培土器4が作業位置Aでロックされていなくても、可動プレート51のストッパ65が固定プレート52の上当接部52aと当接することによって培土器4が作業位置Aよりも前方に回動することがなく、ロックピン54を可動プレート51の作業位置ロック孔58Aに挿通させやすくなっている。
また、培土器4が非作業位置Bにおいても同様に、ストッパ65が固定プレート52の下当接部52bと当接することによって培土器4が非作業位置Bよりも前上方に回動することがなく、ロックピン54を可動プレート51の非作業位置ロック孔58Bに挿通しやすい。
さらに、回動アシスト機構6は、第1付勢具7と第2付勢具8との伸張によって、揺動部材14における作用軸12が前上方から後下方(つまり、後下がり方向)へ移動することにより、培土器4を作業位置Aから非作業位置Bへ回動させるように構成されている。
すなわち、揺動部材14の作用軸12を前上方から後下方へ斜め方向に移動させるように構成することにより、作用軸12を水平方向に移動させる場合よりも作用軸12の前後移動幅を小さくすることができ、作用軸12と作業機K本体との間の前後距離をかせいて、第1付勢具7の配置スペースをより広くしている。
図1、5に示すように、回動アシスト機構6は、培土器4が作業位置Aにある時には、揺動部材14における力軸15が作用軸12の後下方で且つ支軸13の前下方に位置し(本実施形態においては、揺動部材14における作用軸12と支軸13と力軸15とを略三角配置にし)ている。
第1付勢具7の後端(力軸15)を作用軸12よりも後下方に位置させると、中心線aは、中心線dより支軸13廻りに後下方へ角α(つまり、中心線aと中心線dとのなす角)の大きさだけ変位した位置にくる。このとき、第1付勢具7を支持アーム43(支持フレーム2)に略沿わせるために、角αが前上方から後下方(後下がり方向)へ移動する作用軸12の移動方向と水平方向とのなす角β(すなわち、作業位置A時の作用軸12と非作業位置B時の作用軸12とを結ぶ中心線fが水平方向となす角)と略同一であるように回動アシスト機構6は構成されている。なお、本実施形態において、角α、βはともに約36°である。
つまり、力軸15を作用軸12の後下方に配置し且つ角αを角βと略同一にすることで、培土器4が作業位置Aから非作業位置Bへ回動する時における揺動部材14の力軸15の軌跡Lを、上下動の大きい後下がり方向でなく、支軸13の直下において支持アーム43(支持フレーム2)の前後方向に沿った略水平方向へと向きをかえることが可能となる。
したがって、培土器4を作業位置Aから非作業位置Bに上動させる際に第1付勢具7を伸張しても軌跡Lが支持アーム43(支持フレーム2)に略沿うため、第1付勢具7が支持アーム43(支持フレーム2)に略沿った状態から大きく上下に揺動することがなく、回動アシスト機構6が上下長くなることはない。
なお、換言すれば、前述した構成の回動アシスト機構6にあっては、力軸15を作用軸12の後下方に配置し且つ第1付勢具7を支持アーム43(支持フレーム2)に略沿わせれば、角αと角βとは略同一となる。
また、培土器4が作業位置Aにある時に第1付勢具7の後端(力軸15)を支軸13の前下方に位置させることは、支軸13の直下で軌跡L全体を前方によせることにつながるため、力軸15を作用軸12の後下方に配置し且つ角αを角βと略同一にすると共に、力軸15を支軸13の前下方に位置させれば、軌跡Lを支持アーム43(支持フレーム2)に略沿わせると同時に、軌跡Lにおける前半部分(前端から略中央位置まで)を支軸13よりも前方に配置することが可能となる。
軌跡Lを前寄り配置とすると同時に、培土器4が中間位置Cにある時に力軸15が支軸13の略鉛直下方に位置するように回動アシスト機構6を構成することで、軌跡Lの略中央付近(つまり、培土器4の自重による回転モーメントが最大となる回動角90°付近)にて、中心線aと第1付勢具7の付勢方向とが略直交し、培土器4を上方回動する途中で大きな回転モーメントが必要となる時に、第1付勢具7の付勢力を効率よく培土器4に伝えることができる。
なお、図4においては、軌跡Lの中央での第1付勢具7の付勢方向は若干後下がりとなっているが、軌跡Lの中央における第1付勢具7の付勢方向を支持アーム43(支持フレーム2)と平行となるように、前端を支持軸62でやや低い位置に枢支して第1付勢具7を水平方向に沿って配置してもよい。この場合、培土器4が作業位置A又は非作業位置Bのいずれかにある時には、第1付勢具7の付勢方向は若干後上がりとなる。
また、揺動部材14の力軸15が作用軸12よりも下方、且つ支持アーム43(支持フレーム2)より上方に位置しているため、第1付勢具7とを支持アーム43(支持フレーム2)に近づけることができ、回動アシスト機構6の上下長さを小さくできる。
これらによって、回動支軸3と作業機K本体との間が限られたスペースしかなくとも、十分な付勢力を発揮する付勢具を略水平に設けることができ、第1付勢具7と第2付勢具8とが前上がりになるなどで回動アシスト機構6が大型化することはなく、培土器4の支持装置1をコンパクトにできると共に、第1付勢具7の付勢力を培土器4に伝える効率を上げている。
なお、第2付勢具8は、支持部材60(支持フレーム2)に対して着脱自在としてもよく、取り外すことで第2付勢具8の使用頻度を下げて寿命を延ばすことができる。このとき、付勢具は、第1付勢具7のみとなる。
図7には、本発明の第2実施形態に係る対地作業具の支持装置1が示されている。
この実施形態においては、第1付勢具7はコイルスプリングSであり、第2付勢具8は第1付勢具7と同一軸心状に配置されているガススプリングGである。
揺動部材14は、略L字型(ベルクランク形状)に形成されており、L字型におけるコーナ部に作用軸12が位置している。また、揺動部材14は、L字型における上端が支軸13で支持部材60に枢支されており、下端が力軸15で第2付勢具8の後端に枢支されている。
つまり、揺動部材14は、培土器4が作業位置Aにある時には、力軸15が作用軸12の後下方で且つ支軸13の前下方に位置し、作用軸12と支軸13と力軸15とが略三角配置となっている。
第1付勢具7であるコイルスプリングSは、圧縮状態で第2付勢具8に外嵌されている。
詳しくは、第1付勢具7の後端は、第2付勢具8であるガススプリングGのロッド8a後部に溶接等によって固着された円盤状の後取付部66に係止され、前端はガススプリングGのシリンダ8b前部に固着された前取付部67に係止されている。よって、第1付勢具7のコイルスプリングSは第2付勢具8のガススプリングGと一体的に伸縮する。
また、第2実施形態では、第1付勢具7であるコイルスプリングSは瞬発的に伸張し、第2付勢具8であるガススプリングGは伸張速度が制御されており、第2付勢具8の付勢による培土器4及びホルダ5を回動させる速度が第1付勢具7より遅く設定されている。
したがって、ホルダ5に装着された培土器4がホルダ5に装着されている際には、第1付勢具7の付勢力と第2付勢具8の付勢力とを合わせた付勢力が回動支軸3に伝達され、培土器4をホルダ5から取り外している際には、第1付勢具7の付勢によるホルダ5を回動させる速度を第2付勢具8が抑えることとなる。よって、培土器4未装着のホルダ5の上方への回動速度を遅くし、急激な上動を回避できる。
また、第2付勢具8のロッド8aの後端を力軸15で揺動部材14の右下角端に枢支連結し、第2付勢具8のシリンダ8bの前端を支持部材60(支持フレーム2)の右壁前端部に枢支連結することで、同時に第1付勢具7も取り付けられる。
これによって、第1付勢具7と第2付勢具8とを上下に並べる必要はなくなり、回動アシスト機構6をよりコンパクトにすることができる。
その他の作用効果は第1実施形態と略同様である。
また、第2付勢具8の伸張速度が第1付勢具7より遅く設定されていれば、第2付勢具8の付勢力が必ずしも第1付勢具7の付勢力よりも弱く設定される必要はない。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。対地作業具の支持装置1等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
対地作業具4は、として培土器(又は畝立器)を例示したが、その他の対地作業具として、片培土、ゲージ輪、土寄せ板、各種プラウ等の支持装置に採用してもよい。
回動アシスト機構6は、対地作業具4(つまり対地作業具4の支柱4aの長手方向)が略水平となる時に、中心線aが第1付勢具7及び第2付勢具8の付勢方向に略直交すると共に、中心線bが中心線cと中心線dとにそれぞれ略直交するように構成されていてもよい。
また、回動アシスト機構6は、第1付勢具7の後端が揺動部材14の作用軸12と同じ位置、又は連動リンク11中途部に枢支されていてもよく、作用軸12と支軸13と力軸15とを略三角配置とせず揺動部材14を細長い略矩形状としてもよい。このとき、第2付勢具の後端を連動リンク11又は揺動部材14のいずれかの中途部に枢支してもよい。
1 対地作業具の支持装置
2 支持フレーム
3 回動支軸
4 対地作業具(培土器)
5 ホルダ
6 回動アシスト機構
7 第1付勢具
8 第2付勢具
K 作業機
A 作業位置
B 非作業位置
G ガススプリング
S コイルスプリング

Claims (4)

  1. 作業機(K)の後部に設けられた支持フレーム(2)に回動支軸(3)を介して上下回動可能に対地作業具(4)を装着するホルダ(5)を支持し、このホルダ(5)を前記回動支軸(3)回りに上方側に回動させる方向に付勢して前記対地作業具(4)の持ち上げ力を軽減する回動アシスト機構(6)を設けて、前記対地作業具(4)を、対地作業を行う作業位置(A)と、この作業位置(A)から前記回動支軸(3)回りに上方に回動させた非作業位置(B)とに位置変更可能としている対地作業具の支持装置であって、
    前記回動アシスト機構(6)は、前記ホルダ(5)を回動させる付勢方向が同一である第1付勢具(7)と第2付勢具(8)とを有し、この第2付勢具(8)の付勢による前記ホルダ(5)を回動させる速度が前記第1付勢具(7)より遅いことを特徴とする対地作業具の支持装置。
  2. 前記第1付勢具(7)はガススプリング(G)又はコイルスプリング(S)であり、前記第2付勢具(8)はガススプリング(G)であることを特徴とする請求項1に記載の対地作業具の支持装置。
  3. 前記第1付勢具(7)はコイルスプリング(S)であり、前記第2付勢具(8)は前記第1付勢具(7)と同一軸心状に配置されているガススプリング(G)であることを特徴とする請求項1に記載の対地作業具の支持装置。
  4. 前記第2付勢具(8)は前記支持フレーム(2)に対して着脱自在であり且つ前記第1付勢具(7)より付勢力が弱いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の対地作業具の支持装置。
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