JP5016982B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁媒体としてSF6 ガス等の絶縁ガスを密閉金属容器内に封入したガス絶縁開閉装置に関する。
現在国内電力各社においては、各種規制緩和による新規事業者の参入などに対応するため電力料金の引き下げを段階的に実施している。電力料金引き下げには設備投資費の削減が必須であり、電力流通部門におけるガス絶縁開閉装置もその例外ではない。
しかしながら、安定した電力流通機構を維持するには、老朽更新目的の設備投資や新規に送電系統を構成する際の設備投資は必須である。そこで、これら設備投資を削減するためには設備数量の抑制だけでなく設備単価の削減が必要となる。このためより安価なコストで供給可能な開閉装置が市場から求められている。
上記電力流通機構に適用される開閉装置のコストの内訳は、大きく分けて各メーカーの工場出荷段階までに発生する製造コストと、現地工事や試験などに要する工事コストからなる。このためより安価なコストを可能とするには、製造コストと工事コストの両方の削減が必要である。
一般的に製造コスト削減には機器の縮小化や簡素化が、工事コスト削減には工事工程の短縮が有効である。ガス絶縁開閉装置などの電気設備工事としては、機器据付と配線の接続試験が主要作業を占めており、工程短縮にはそれらの作業を如何に削減するかが重要である。
国内で使用される168kVクラス以下の準基幹系や配電系統向けガス絶縁開閉装置では、本体と制御盤を一括で輸送及び据付可能とする技術は既に確立されている。すなわち、本体主要機器部、制御用ケーブル及び制御盤まで含めたユニット寸法がトレーラやトラックなどの輸送限度内に納まるようになっており、この点は当該ガス絶縁開閉装置が240/300kV以上の基幹系統向けガス絶縁開閉装置と同様の機器構成であっても実現されている。
この結果、一括輸送可能な機器の現地工事では制御用ケーブルの配線接続作業、確認試験が不要となり、工事工程は従来比で半分以下を実現している。このように、従来より制御盤と機器を一括輸送し現地での配線作業を削除することが現地工事コストの大幅削減に必要不可欠である。
図25は、240/300kV以上の国内基幹系統や168kV以下の準基幹系統で一般的に適用される二重母線構成の機器構成を示す単線結線図である。同図において、2本の主母線が遮断器を経由し計器用変圧器を介して外部線路へ接続される回路構成は国内各電力会社で共通となっている。
これまで240/300kV以上の基幹系統向けガス絶縁開閉装置では、各機器の主要寸法が大きく、二重母線構成化による機器数増加も影響して本体機器部と制御盤とを一体構成として輸送及び据付することは不可能であった。
このため工場出荷時には、輸送可能な寸法に収めるため本体機器部、制御盤、制御用ケーブルなどを複数ユニットに分割し、現地での再度組立作業が必要としていたため、工事工程の長期化と工事コストが上昇するという課題があった。
これに対して、168kVクラス以下の準基幹系や配電系統向けガス絶縁開閉装置では、複合化及び個別機器の小型化などにより大幅な縮小化を実現しており、図25の機器配置と同じ条件であっても必要な保守及び点検作業性、事故時対応性までも兼ね備えたまま本体機器部、制御用ケーブル、制御盤を一括で輸送及び据付が可能な機器が既に提案されている。
さらに、近年の機器仕様合理化や機器縮小化技術の進展により240/300kVクラスの基幹系統向けガス絶縁開閉装置でも主要機器及び制御盤と制御用ケーブルを一括して現地まで輸送可能な機器の開発が開始されている。
例えば、特許文献1では、ガス絶縁開閉装置キュービクル、ガス絶縁変圧器、高圧盤およびコンデンサバンクを一つのベース上に設置している。また、ガス絶縁変圧器の冷却器は変圧器本体の上方に配置している。このようにしてコンパクトな一つのパッケージとなし、トレーラによる一括輸送を可能としたたものであり、これにより変電設備を構成する機器の輸送、現地作業の費用、時間を低減したものである。
特開2000−184527号公報
しかしながら、従来のガス絶縁開閉装置では、輸送限度寸法内に収めるため最重要機器の遮断器両側に断路器などを配置しなければならず、十分な保守及び点検空間が確保出来ないという課題や、事故時の復旧所要時間が長期化するなどの課題があった。
通常遮断器の保守及び点検や、事故時の分解及び組立作業性に配慮すると、機器構成としては、ガス絶縁開閉装置の主要機器端部に遮断器を配置し、遮断器の側面部に十分な作業用空間を確保することが必要である。
図26は、前述の遮断器作業空間の確保に配慮した二重母線構成のガス絶縁開閉装置と、これを輸送する低床トレーラ43の側面図を同縮尺で表したものである。
本構成のガス絶縁開閉装置は、下部架構上に組み立てられた主母線、断路器、遮断器、計器用変圧器及び計器用変流器などからなる本体機器部1と、現場操作機能などを有する制御盤2と、これらを接続する制御用ケーブル3より構成されている。制御盤2は、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1の端部に配置した遮断器10の側面に保守、点検及び組立作業に必要な空間を確保する目的から、距離L3を確保した位置に据え付けられている。なお、図26中、10は遮断器、101 は油圧操作機構やバネ等を収容した遮断器の操作機構箱、11は計器用変流器、12は線路用断路器、13は接地開閉器、14は主母線断路器、15は計器用変圧器、16は主母線、17は主要機器部用架構である。
このような機器配置の場合、本体機器部1の全長L1までは低床トレーラ43の荷台部36の全長L5以内で収まるため一括で輸送及び据付可能であるが、遮断器10の作業空間を確保するための離隔距離L3と制御盤長さL2を合計した全長L4はトレーラ荷台部36の全長L5を大きく超過するためこの配置のままでは一括輸送及び据付が不可能である。
このため工場出荷時に、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2とを分離して図27のように輸送することとなり、本体機器部1の各機器と制御盤2の据付後に、制御用ケーブル3の接続作業が必要となっていた。この結果、現地工事工程も2倍以上長くなり、工事コストが大幅に上昇することになっていた。
さらに、工場出荷前にガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2との両者間に制御用ケーブル3を接続して動作確認及び配線導通確認を実施する場合には、制御用ケーブル3の取り外しと輸送梱包などの追加作業や追加コストも発生する。
以上のように、制御盤2をガス絶縁開閉装置の本体機器部1と分離して出荷する場合は、工場内製造コストと現地工事コストとの両方でのコストアップとなり、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を一括輸送する場合に比べ機器コスト、現地工事工程、製品出荷準備工程のいずれにおいても、不利となるという課題があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、工場出荷時のガス絶縁ガス絶縁開閉装置の本体機器部と制御盤および制御用ケーブルとの配置関係および相互間の接続構造を工夫することにより、本体機器部と制御盤との一括輸送を実現し、機器コストの削減、現地工事工程、製品出荷準備工程の短縮を図ることのできるガス絶縁開閉装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のガス絶縁開閉装置は、絶縁媒体として絶縁ガスを封入した密閉容器内に遮断器、断路器、主母線、計器用変流器又は計器用変圧器を含む本体機器部と、前記本体機器部と制御用ケーブルによって接続され前記本体機器部に含まれる各機器を制御する制御盤とを備え、低床トレーラの荷台に載置して輸送するガス絶縁開閉装置において、前記制御盤は、輸送時に、前記本体機器部に対して前記制御用ケーブルを接続した状態で固定可能に構成され、前記固定時の前記本体機器部と前記制御盤との全長が、低床トレーラの荷台の輸送限度制限全長内に収まるように構成され、前記本体機器部の端部には、下部に操作機構箱を備えた遮断器が配置され、前記遮断器近傍に、前記制御盤を固定するための支柱状の制御盤固定用架構が設けられ、前記制御盤固定用架構は、その取付面を前記遮断器における前記制御盤側の面と略同一平面を形成する位置に設けられ、前記制御盤は、輸送時に前記制御盤固定用架構に固定されることにより、前記遮断器に近接して固定されることを特徴とする。
以上のような、本発明によれば、ガス絶縁開閉装置の本体機器部側の専用固定用座に工場出荷試験後の制御盤を制御用ケーブルが接続状態されたままの状態で固定可能である。さらに、機器全体の寸法も、低床トレーラの輸送許容寸法内に収まることになり、本体機器と制御盤とを一括して輸送可能となる。これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブルを切離する作業分のコストと、現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減でき、機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
本発明によれば、工場出荷時のガス絶縁ガス絶縁開閉装置の本体機器部と制御盤および制御用ケーブルとの配置関係および相互間の接続構造を工夫し、制御盤を制御用ケーブルを接続したまま移動可能とし、輸送時には保守及び点検用の離隔距離を縮小し、現地据付時に正規の離隔距離を確保する。これにより、輸送状態の機器全長を低床トレーラ荷台部の輸送限度制限長内に短縮し、本体機器部と制御盤との一括輸送化を実現することができ、機器コストの削減、現地工事工程及び製品出荷準備工程の短縮を実現したガス絶縁開閉装置を提供することができる。
以下、本発明に係る代表的な実施形態について、図1〜図24を参照して具体的に説明する。なお、各図を通して同一部分には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
(1)第1の実施形態
本発明の第1の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態のガス絶縁開閉装置の現地据付状態と輸送姿との機器寸法を比較した側面図(a)及び(b)、図2は図1記載のガス絶縁開閉装置輸送時の制御盤2周辺部“A”の拡大図である。
図1に示すガス絶縁開閉装置の本体機器部1において、同図(a)に示すように、制御盤2が制御用ケーブル3を介して接続されている点は従来と同様であるが、本実施形態では、輸送姿として、同図(b)に示すように、制御盤2を本体機器部1における主要機器の一つである遮断器10に直接固定したものである。
図2を参照して、具体的な固定方法について説明すると、制御盤2は、遮断器10の本体に設けられた固定用受座19,25と、制御盤2側に設けられた固定用座18,26との組み合わせにより固定されている。固定用受座19,25と固定用座18,26とは、縦長の遮断器10の形状に合わせて、遮断器10の上下端部側に設けられている。本実施形態では、固定用座18と固定用受座19を下方に、固定用座26と固定用受座25を上方に設けたが、本実施形態は最適な実施例を示すものであって、上下逆に設ける態様も実施可能である。
遮断器10側に設けられた、固定用受座19は、制御盤2および制御盤2に接続される制御用ケーブル3の重量を保持するために水平方向と上下方向に接触面を備える。一方、制御盤2側に設けられた固定用座18にも前述した接触面に一致するように、取り合い条件で製作された水平方向と上下方向の接触面が設けられている。この2平面間の接触面構造により制御盤2の拘束位置は容易に確定され、固定ボルト20により確実に接合される。
また、固定用受座25と固定用座26は、主に移動時の制御盤2の脱落や転倒を防止する役割のために設けられたものであり、固定用受座19と、固定用座18との接合と同様に固定ボルト、連結ピン等の部品によりお互いが拘束される。以上のような固定用座の配置により、制御盤2は確実に遮断器10に固定することができるようになる。
これにより、現地据付状態においては制御盤までの所要長さL4(図26参照)を低床トレーラ43の輸送許容寸法L5以内のL6まで短縮することができる。これにより、図1(b)に示すガス絶縁開閉装置の輸送姿のように制御盤を含んだ一体輸送が可能となる。なお、図中H1は輸送時における制御盤2の高さ、H2は遮断器10の高さであり、H3は制御盤2の高さであり、H4は輸送制限高さである。
次に、図3及び図4より、本実施形態における制御盤2の本体機器部1方向への移動及び固定方法について説明する。
図3において制御盤2は、工場組立時に遮断器10から現地据付状態と同様の点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L3離れた位置に仮置されている。この条件において、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2間に制御用ケーブル3が接続され、相互間の操作や接触などの各種確認試験を実施する。この後、制御盤2は、上部に取り付ける吊り耳38をワイヤ37により図示しない重機のフックに引っ掛けて吊り上げられ遮断器10近傍まで移動される。
図4は、制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、重機により距離L7移動されて図2にて説明した固定用座および固定用受座の構造により確実に遮断器10に固定されている。
現地工事時、制御盤2は正規の据付位置まで移動される。移動手段について工場内と同様ワイヤ37により重機による吊り上げ作業により実施される。正規位置まで制御盤2を移動した後は現地の保守及び点検スペースにかかる制御盤2側の固定用座18,26は必要に応じて取り外される。なお、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用しないように配慮する必要がある。
以上のような本実施形態のガス絶縁開閉装置では、制御盤を制御用ケーブルを接続したまま移動可能とし、輸送時には保守及び点検用の離隔距離を縮小し、現地据付時に正規の離隔距離を確保することができる。これにより、輸送状態の機器全長を低床トレーラ荷台部の輸送限度制限長内に短縮し、機器と制御盤との一括輸送化を実現することができ、機器コストの削減、現地工事工程及び製品出荷準備工程の短縮を図ることが可能となる。
(2)第2の実施形態
本発明の第2の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図5および図6を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、第1の実施形態の構成において、本体機器部1に制御盤2を保持固定する手法に改良を加えたものであり、第1の実施形態では遮断器10の側面に直接取り付けていたが、本実施形態では、図5に示すように、遮断器10の側部に制御盤固定用架構42を設け、ここに保持固定するようにしたものである。
制御盤固定用架構42は、支柱状で、本体機器部1を搭載した主要機器部用架構17上の遮断器10側部に設けられ、制御盤2側に向かって取付面を備える。この取付面は、遮断器10の制御盤2側を向いた面と略同一平面を形成する位置に設けられている。
第1の実施形態と同様、制御盤2には固定用座18,26が制御盤2の遮断器側上下に設けられている。一方、制御盤固定用架構42の取付面には、この固定用座18,26に対応する位置に、固定用受座19,25が設けられている。
この固定用受座と固定用座の具体的な構成は、第1の実施形態と同様であり、固定用座18及び固定用受座19は、制御盤2および制御盤2に接続される制御用ケーブル3の重量を保持するために水平方向と上下方向に接触面を備える。また、固定用受座25と固定用座26は、主に移動時の制御盤2の脱落や転倒を防止する役割のために設けられたものである。
このような構成により、固定用座18,26は、固定用受座19,25に対して固定ボルト20により確実に接合される。また、固定用受座19,25は、固定用座18,26と同様に固定ボルト、連結ピン等の部品によりお互いが拘束され、主に移動時の制御盤2の脱落や転倒を防止することができる。以上のような固定用座配置により、制御盤2は確実に遮断器10に固定することができるようになる。
これにより、第1の実施形態で示したのと同様、現地据付状態においては制御盤までの所要長さL4を低床トレーラ43の輸送許容寸法L5以内のL6まで短縮することができる。これにより、図1(b)に示すガス絶縁開閉装置の輸送姿のように制御盤を含んだ一体輸送が可能となる。
次に、図5及び図6より、本実施形態における制御盤2の本体機器部一方向への移動及び固定方法について説明する。
図5において、制御盤2は、第1の実施形態と同様、工場組立時に遮断器10から現地据付状態と同様の点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L3離れた位置に仮置されている。
この条件にて、本体機器部1と制御盤2間に制御用ケーブル3が接続され、相互間の操作や接触などの各種確認試験を行われる。その後、制御盤2は上部に取り付ける吊り耳38をワイヤ37により吊り上げられ、遮断器10近傍に設置された制御盤2を支持するための制御盤固定用架構42まで移動される。
制御盤固定用架構42には、第1の実施形態と同様に制御盤2は固定用座18,26および固定ボルト20により接続される。なお、制御盤固定用架構42には制御盤2と制御用ケーブル3の重量を受けるための水平方向の取合面も設けてある。
図6は制御盤2が制御盤固定用架構42に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は第1の実施形態と同様に制御盤2は正規の据付位置まで移動される。移動手段について工場内と同様ワイヤ37により重機による吊り上げ作業により実施される。なお、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用しないように配慮する必要がある。正規位置まで制御盤2を移動した後は現地の保守及び点検スペースにかかる制御盤2側の固定用座18,26は必要に応じて取り外される。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
(3)第3の実施形態
本発明の第3の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図7及び図8を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、第1の実施形態の構成において、図7に示すように、制御用ケーブル3にはほぼ並行する経路で主要機器部用架構17に設けられた固定点39と、制御盤2下部の架構107に設けられた固定点40とを設け、この2点間を接続するワイヤ41を取り付けたものである。このワイヤ41は、制御用ケーブル3よりも余長が少なくなるように全長が選定されている。
このような構成からなる本実施形態によれば、本体機器部1を搭載した主要機器部用架構17に設けた固定点39と、制御盤2下部の架構107に設けた固定点40とにより、ワイヤ41を取り付けることにより、吊り上げ作業時誤って許容以上の距離を移動するような場合には最も余長の少ないワイヤ41に対してまず最初めに引張り荷重が作用する。
したがって、例えば、ワイヤ41に対する引っ張り荷重が検知された段階で、警告が発生するような機能を付加することで、作業者への認知も可能となり、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することを未然に防止できる。
次に、図7及び図8より、本実施形態における制御盤2の本体機器部一方向への移動方法について説明する。なお、固定方法は第1の実施形態と同様であるから省略する。図7において制御盤2は第1の実施形態と同様に工場組立時に遮断器10から現地据付状態と同様の点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L3離れた位置に仮置されている。
この条件にてガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2間に制御用ケーブル3が接続され、相互間の操作や接触などの各種確認試験を実施する。また前記制御用ケーブルにはほぼ並行する経路で主要機器部用架構17に設けられた固定点39と制御盤2下部の架構107に設けられた固定点40間を接続するワイヤ41が取り付けられ、前記ワイヤ41は制御用ケーブル3よりも余長が少なくなるように全長が選定される。
次に、制御盤2は、第1の実施形態と同様に上部に取り付ける吊り耳38をワイヤ37により吊り上げられ遮断器10近傍まで移動される。この際、吊り上げ作業時誤って許容以上の距離を移動した場合には、最も余長の少ないワイヤ41に対してまず最初めに引張り荷重が作用する。そこで、例えば、ワイヤ41に対する引っ張り荷重が検知された段階で、警告が発生するような機能を付加することで、作業者への認知も可能となり、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することを未然に防止できる。
図8は制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、第1の実施形態にて説明されたものと同様の固定用受座構造により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定される。
(4)第4の実施形態
本発明の第4の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図9及び図10を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、第2の実施形態の構成において、図9に示すように、制御用ケーブル3にはほぼ並行する経路でガス絶縁開閉装置本体用架構部に設けられた固定点39と、制御盤2下部に設けられた固定点40とを設け、この2点間を接続するワイヤ41を取り付けたものである。このワイヤ41は、制御用ケーブル3よりも余長が少なくなるように全長が選定されている。
このような構成からなる本実施形態によれば、本体機器部1を搭載した主要機器部用架構17に設けた固定点39と、制御盤2下部の架構107に設けた固定点40とにより、ワイヤ41を取り付けることにより、吊り上げ作業時誤って許容以上の距離を移動するような場合には最も余長の少ないワイヤ41に対してまず最初めに引張り荷重が作用する。
したがって、例えば、ワイヤ41に対する引っ張り荷重が検知された段階で、警告が発生するような機能を付加することで、作業者への認知も可能となり、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することを未然に防止できる。
次に、図9及び図10より、本実施形態における制御盤2の本体機器部一方向への移動方法について説明する。なお、固定方法は第2の実施形態と同様であるから省略する。図9において制御盤2は、第2の実施形態と同様に工場組立時に遮断器10から現地据付状態と同様の点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L3離れた位置に仮置されている。
この条件にてガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2間に制御用ケーブル3が接続され、相互間の操作や接触などの各種確認試験を実施する。また前記制御用ケーブルにはほぼ並行する経路でガス絶縁開閉装置本体用架構部に設けられた固定点39と制御盤2下部に設けられた固定点40間を接続するワイヤ41が取り付けられ、前記ワイヤ41は制御用ケーブル3よりも余長が少なくなるように全長が選定される。
次に、制御盤2は、第2の実施形態と同様に上部に取り付ける吊り耳38をワイヤ37により吊り上げられ遮断器10近傍まで移動される。この際、吊り上げ作業時誤って許容以上の距離を移動した場合には、最も余長の少ないワイヤ41に対してまず最初めに引張り荷重が作用する。そこで、例えば、ワイヤ41に対する引っ張り荷重が検知された段階で、警告が発生するような機能を付加することで、作業者への認知も可能となり、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することを未然に防止できる。
図10は制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、第2の実施形態にて説明されたものと同様の固定用受座構造により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定される。
(5)第5の実施形態
本発明の第5の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図11及び図12を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、第1の実施形態の構成と制御盤2を遮断器10に保持固定される機構を同様にしつつ、保持固定の際の制御盤2の移動構造に改良を加えたものである。
すなわち、図11に示すように、本実施形態のガス絶縁開閉装置は、本体機器部1を搭載した主要機器部用架構17と制御盤2を搭載する制御盤用下部架構107とを4節リンクで結合したものであり、この4節リンク機構は、平行に配置された2本の揺動リンク21および22を設けている。
2本の揺動リンクのうち、一方の揺動リンク22は一端を主要機器部用架構17の上部にピンで枢着されてジョイント241とし、他端を制御盤用下部架構107の上部にピン枢着されてジョイント231としている。また、他方の揺動リンク21は一端を主要機器部用架構17の下部にピンで枢着されてジョイント242とし、他端を制御盤用下部架構107の下部にピンで枢着されてジョイント232としている。この結果、制御盤2は、主要機器部用架構17のジョイント242および241間を固定リンクとし、この固定リンクの両端部に枢着された揺動リンク21および22によって角度θ1の範囲で揺動可能になっている。なお、遮断器10本体と、制御盤2との間は寸法L3となるように、揺動リンク21,22の長さが設定されることはいうまでもない。
本実施形態のガス絶縁開閉装置は、2本の揺動リンク21,22と第1の実施形態で説明した固定用受座19,25により制御盤2および制御盤に接続される制御用ケーブル3の重量を保持している。
現地工事時には、制御盤2は図12のように遮断器10の側面に固定されている状態で、前述した実施形態1−4同様、図示しない重機によって吊り上げられ、重機によって重量を支えられる。この状態で固定用受座25及び固定用座26の固定ボルト20(図4に記載のもの)を取り外し、その後、重機のフックを揺動リンク21,22が揺動する軌跡に合わせて図示右側に移動させながら降ろすと、制御盤2は4節リンク機構によって起立状態を維持したまま図示右側に角度θ1だけ揺動し、基礎に載置された状態で静止する(図12)。なお、制御盤2の水平方向移動距離L7は揺動リンク21,22の回転半径R1と回転角度θ1により以下の式1の数値となる。
[数1]
L7=R1cosθ1 …式(1)
なお、リンク長さは常に一定であるため工場組立時に敷設した制御用ケーブルについて、揺動リンク21,22の回転角θ1、回転半径R1を考慮して余長を確保すればよいことになる。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
以上の説明では、制御盤2を重機で吊り下げるようにしたが、主要機器部用架構17に揺動リンク21,22の回転運動を与える駆動機構を設けるようにすれば、この駆動機構によって制御盤2の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となるだけでなく、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することも防止できる。
(6)第6の実施形態
本発明の第6の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図13及び図14を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は第5の実施形態の改良したものであり、制御盤2を遮断器10に保持固定される機構の一つとして第1の実施形態において示した固定用座26及び固定用受座25とを採用しつつ、他の固定手段並びに保持固定の際の制御盤2の移動構造に改良を加えたものである。
すなわち、本実施形態は、第5の実施形態と同様に2本の揺動リンクを有する4節リンク機構によって制御盤2を輸送位置と据付位置との間を移動可能にしたものであり、第5の実施形態と異なる点は、揺動リンク21のジョイント241,242、および揺動リンク22のジョイント231,232をそれぞれ主要機器部用架構17、制御盤用下部架構107から遮断器10本体部、制御盤2側部に置き換えた点にある。その他の構成は第5の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図14は、制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、固定用受座により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定されている。
現地工事時、制御盤2は正規の据付位置まで移動される。制御盤2の移動時には遮断器10部の固定用受座25及び固定用座26の固定ボルト20を取り外した後、揺動リンク21,22を時計方向に回動させると、4ジョイントリンク構成の形状が平行四辺形配置であるため制御盤2は常に起立状態で移動可能となる。
制御盤2の水平方向移動距離L7は揺動リンク21,22の回転半径R1と回転角度θ1により求められ、第5の実施形態中の式(1)の数値となる。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
加えて揺動リンク21,22に回転運動を与えるだけで制御盤2の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となるだけでなく、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することも防止できる。なお、制御盤2を重機で吊り下げながら移動させるようにしてもよい。
(7)第7の実施形態
本発明の第7の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図15及び図16を参照して説明する。図15は、本実施形態のガス絶縁開閉装置の制御盤2の移動を模式的に表す平面図であり、図16は、制御盤を遮断器に固定した状態を模式的に現した正面図である。なお、ここで、正面とはガス絶縁開閉装置を輸送時に車両の荷台に搭載した場合の車両の進行方向に対面する面をいう。
本実施形態のガス絶縁開閉装置は、輸送時に制御盤2を遮断器10に保持固定する構成は第1の実施形態で示した場合と同様であるが、遮断器10に対する固定位置及び固定位置への移動手段に改良を加えたものである。
図15及び16に示すように、制御盤2は、ガス絶縁開閉装置の主要機器の1つである遮断器10の本体に設けられた固定用受座19と制御盤側の固定用座18および固定ボルト20により固定されており、これらの固定手段の詳細な構成は第1の実施形態と同様である。
次に、制御盤2の遮断器10に対する固定位置への移動手段について説明する。遮断器10本体には、回転中心が同一軸線上(垂直軸上)にあるジョイント240が2箇所設けられ、制御盤2の側面に直接固定された2本の回転ロッド27が水平方向に配置されてある。
この回転ロッド27は、図15に2点鎖線で示すように、制御盤2が現地据付時の状態では、遮断器10と制御盤2との間に、点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L4を確保するように構成されている。
そして、輸送時には、回転ロッド27に回転運動を与え、図15の制御盤2を実線で表した位置、すなわち、遮断器10の側面方向に対して90度移動させ、制御盤2を遮断器10に対して、前述の固定用受座19と制御盤側の固定用座18および固定ボルト20により固定する。
この際、図16に示すように、輸送用の車両の荷台部36の幅であるW1に収まるように構成されている。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
さらに、回転ロッド27に回転運動を与えるだけで制御盤2の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となるだけでなく、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することも防止できる。
(8)第8の実施形態
本発明の第8の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図17及び図18を参照して説明する。図17は、本実施形態のガス絶縁開閉装置の制御盤2の移動を模式的に表す平面図であり、図18は、制御盤を遮断器に固定した状態を模式的に現した正面図である。なお、ここで、正面とはガス絶縁開閉装置を輸送時に車両の荷台に搭載した場合の車両の進行方向に対面する面をいう。
本実施形態のガス絶縁開閉装置は、輸送時に制御盤2を遮断器10に保持固定する構成は第1の実施形態で示した場合と同様であるが、遮断器10に対する固定位置及び固定位置への移動手段に改良を加えたものである。
図17及び18に示すように、制御盤2の制御盤用下部架構107は、ガス絶縁開閉装置の主要機器の1つである遮断器10の本体の主要機器部用架構17に設けられた固定用受座19と制御盤側の固定用座18および固定ボルト20により回動可能に固定されており、これらの固定手段の詳細な構成は第1の実施形態と同様である。
次に、制御盤2の遮断器10に対する固定位置への移動手段について説明する。遮断器10本体には、回転中心が同一軸線上(垂直軸上)にあるジョイント240が設けられ、制御盤2の制御盤用下部架構107側面に直接固定された1本の回転ロッド27が垂直方向に配置されてある。
この回転ロッド27は、図17に2点鎖線で示すように、制御盤2が現地据付時の状態では、遮断器10と制御盤2との間に、点検及び保守所用スペースを確保可能な距離L4を確保するように構成されている。
そして、輸送時には、回転ロッド27に回転運動を与え、図17の制御盤2を実線で表した位置、すなわち、遮断器10の側面方向に90度移動させ、制御盤2を遮断器10に対して、前述の固定用受座19と制御盤側の固定用座18および固定ボルト20により固定する。
この際、図18に示すように、輸送用の車両の荷台部36の幅であるW1に収まるように構成されている。
このように構成された本実施形態によれば図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
さらに回転ロッド27に回転運動を与えるだけで制御盤2の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となるだけでなく、移動に際しては制御用ケーブル3の接続部に過剰な荷重が作用することも防止できる。
(9)第9の実施形態
本発明の第9の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図19及び図20を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、輸送時に制御盤2を遮断器10に保持固定する構成は第1の実施形態で示した場合と同様であるが、遮断器10に対する固定位置への移動手段に改良を加えたものである。
すなわち、本実施形態のガス絶縁開閉装置では、遮断器10と制御盤2間に、それらを接続する揺動リンク21,22,31,32,33が5本配置されており、これらのリンクの作用により、輸送時に制御盤2が遮断器10の側面へ移動し、上述の固定手段により保持固定されるものである。
そこで、このリンク機構の構成について図20を参照して詳述すると、揺動リンク21は揺動リンク32と屈曲可能な中間ジョイント29を介して接続され、揺動リンク22は揺動リンク33と屈曲可能な中間ジョイント30を介して接続される。また揺動リンク21,32および22,33の中間ジョイント29,30相互間は、中間リンク31で接続され、揺動リンク21,22のもう一方のジョイント23,24は、遮断器10側に、揺動リンク32,33のもう一方のジョイント34,35は制御盤2の側面に配置される。前記リンク構成は中間リンク31を配置することで2つの4節リンク機構を結合したリンク機構を有している。
なお、図20は、制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、第1の実施形態と同様の固定用受座とリンク配置により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定されている。
現地工事時、制御盤2は正規の据付位置まで移動される。制御盤2の移動時には、遮断器10側の固定用受座25と、固定用座26の固定ボルト20を取り外した後、機器下部架構側造のジョイント23,24の回転を拘束し、中間リンク31が接続された中間ジョイント29,30を原動ジョイントとし、制御盤用下部架構側のジョイント34,35側のリンクを従動節とするような移動条件を揺動リンク32,33に与えると4節リンク構成の形状が平行四辺形配置であるため制御盤2は常に起立状態で移動する。
各揺動リンク21,22と32,33が互いに平行である場合、原動ジョイントとしての中間ジョイント29,30の回転角度が図中のθ1の2倍の移動位置で揺動リンク21,22,32,33は全て平行となる。この移動条件時にリンクの中間ジョイント29,30の回転を拘束し、原動ジョイントを23,24に切り替えた条件時の制御盤2の水平方向移動距離L7は揺動リンク21,22の回転半径R1と揺動リンク32,33の回転半径R2回転角度θ1により以下の式(2)の数値となる。
[数2]
L7=(R1+R2)cosθ1 …式(2)
なお、中間ジョイント29,30の回転を拘束するとリンク長さR1+R2の和となり、常に一定であるため工場組立時に敷設した制御用ケーブルについては前記揺動リンク21,22,32,33の回転角θ1、回転半径R1,R2を考慮して余長を確保すればよいことになる。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。加えて揺動リンク21,22に回転運動を与えるだけで制御盤2はリンク2本分の長さによる回転半径と回転角度で算出する距離の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となる。
さらに制御盤2の高さH3が高く輸送制限高さH4内に機器寸法を納めなければならないときなどに、リンクの回転半径R1が小さく、制御盤2とガス絶縁開閉装置の本体機器部1間に必要な保守及び点検スペースL3が不足する場合、前記回転半径R1にもう1つのリンク分の回転半径R2を追加できるため前記の保守及び点検スペースL3を確保する点で有効な対策となる。
(10)第10の実施形態
本発明の第10の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図21及び図22を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、輸送時に制御盤2を遮断器10に保持固定する構成は第1の実施形態で示した場合と同様であるが、遮断器10に対する固定位置への移動手段に改良を加えたものである。
すなわち、本実施形態のガス絶縁開閉装置では、遮断器10本体と制御盤2間にはそれらを接続する揺動リンク21,22,32,33及び中間リンク31が5本配置されている。揺動リンク21は揺動リンク32と中間ジョイント29を介して接続され、揺動リンク22は揺動リンク33と中間ジョイント30を介して接続される。また前記リンクの中間ジョイント29,30間は中間リンク31で接続され、揺動リンク21,22のもう一方のジョイント23,24は遮断器10の本体に、揺動リンク32,33のもう一方のジョイント34,35は制御盤2の固定用受座に配置される。このリンク構成は、中間リンク31を配置することで2つの四ジョイントリンク構造を構成している。
図22は、制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は、第1の実施形態と同様の構成からなる固定用受座とリンク配置により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定されている。
現地工事時、制御盤2は正規の据付位置まで移動される。制御盤2の移動時には遮断器10部の固定用受座25及び固定用座26の固定ボルト20を取り外した後、機器下部架構側のジョイント23,24の回転を拘束し、中間リンク31が接続された中間ジョイント29,30を原動ジョイントとし、制御盤用下部架構側のジョイント34,35を従動ジョイントとするような移動条件を揺動リンク32,33に与えると4節リンク構成の形状が平行四辺形配置であるため制御盤2は常に起立状態で移動する。
各揺動リンク21,22と32,33が互いに平行である場合、原動側のジョイントとしての中間ジョイント29,30の回転角度が図中のθ1の2倍の移動位置で揺動リンク21,22,32,33は全て平行となる。この移動条件時にリンクの中間ジョイント29,30の回転を拘束し、原動ジョイントを23,24に切り替えた条件時の制御盤2の水平方向移動距離L7は揺動リンク21,22の回転半径R1と揺動リンク32,33の回転半径R2回転角度θ1により上記式(2)の数値となる。
なお、中間ジョイント29,30の回転を拘束するとリンク長さR1+R2の和となり、常に一定であるため工場組立時に敷設した制御用ケーブルについては揺動リンク21,22,32,33の回転角θ1、回転半径R1,R2を考慮して余長を確保すればよいことになる。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
さらに、揺動リンク21,22の原動ジョイント24に回転運動を与えるだけで制御盤2はリンク2本分の長さによる回転半径と回転角度で算出する距離の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となる。
また、制御盤2の高さH3が高く輸送制限高さH4内に機器寸法を納めなければならないときなどに、リンクの回転半径R1が小さく、制御盤2とガス絶縁開閉装置の本体機器部1間に必要な保守及び点検スペースL3が不足する場合、前記回転半径R1にもう1つのリンク分の回転半径R2を追加できるため前記の保守及び点検スペースL3を確保する点で有効な対策となる。
(11)第11の実施形態
本発明の第11の実施形態におけるガス絶縁開閉装置について、図23及び図24を参照して説明する。本実施形態のガス絶縁開閉装置は、輸送時に制御盤2を遮断器10に保持固定する具体的な構成は第1の実施形態で示した場合と同様であるが、遮断器10に対する固定位置への移動手段に改良を加えたものである。
すなわち、制御盤2の遮断器10に対する固定手段は、制御盤2の下端部に設けられた固定用座18と、遮断器10側の固定用受座19とからなり、これらを固定ボルト20により、固定するものであり、その詳細は、第1の実施形態において示したとおりである。
次に、本実施形態のガス絶縁開閉装置における、制御盤2の遮断器10に対する固定位置への移動手段について説明する。本実施形態では、遮断器10本体と、制御盤2間にはそれらを接続する伸縮可能な一対の揺動リンクが平行して配置されている。一方の伸縮可能な揺動リンクは、揺動リンク21およびスリーブを有する揺動リンク32とから構成され、他方の揺動リンクは揺動リンク22およびスリーブを有する揺動リンク33とから構成されている。そして、揺動リンク21および22はジョイント242,241によって遮断器10の側面に回転可能に支持されてジョイントを構成し、揺動リンク32,33はジョイント232,231によって制御盤2の側面に回転可能に支持されてジョイントを構成している。
図24は制御盤2が遮断器10に固定された状態と現地据付時の状態を示している。制御盤2は図23にて説明された固定用受座とリンク配置により確実に遮断器10(本体機器部1)に固定されている。現地工事時、制御盤2は正規の据付位置まで移動される。
制御盤2の移動時には遮断器10部の固定用受座25及び固定用座26の固定ボルト20を取り外した後、スリーブ構造の伸縮機構を拘束し、ジョイント241,242側を原動ジョイントとし、制御盤側を従動節とするような移動条件を21,22に与えると4節リンク構成となり、各リンク構成が平行四辺形配置であるため制御盤2は常に起立状態で移動する。この制御盤2の水平方向移動距離L7は揺動リンク21,22の回転半径R1と回転角度θ1により決まる式(1)の数値にスリーブ部の伸縮長さL8を加えた値となる。
このように構成された本実施形態によれば、図26の従来のガス絶縁開閉装置のように、ガス絶縁開閉装置の本体機器部1と制御盤2を分割して輸送する必要がなく、制御盤2、制御用ケーブル3を含むガス絶縁開閉装置の本体機器部1の各主要寸法が低床トレーラ43の輸送許容寸法内に収まり、一括にて輸送可能となる。
これにより、工場出荷時に発生する制御用ケーブル切離し作業分のコストと現地工事における制御用ケーブル再接続分のコストを削減できるため機器コストの削減及び工場と現地両方の工事工程を短縮することができる。
さらに、揺動リンク21,22に回転運動を与えるだけで制御盤2はリンク1本分の長さによる回転半径と回転角度で算出する距離のと同軸リンク上の伸縮長さ分の移動が可能となり、屋内電気所などに納入する場合など重機作業による吊り作業が出来ない場合にも据付が可能となる。
また、制御盤2の高さH3が高く輸送制限高さH4内に機器寸法を納めなければならないときなどに、リンクの回転半径R1が小さく、制御盤2とガス絶縁開閉装置の本体機器部1間に必要な保守及び点検スペースL3が不足する場合、前記回転半径R1に追加してリンクの延長分の長さL8を追加できるため前記の保守及び点検スペースL3を確保する点で有効である。
本発明の第1実施のガス絶縁開閉装置の側面図。 図1のA部における拡大図。 本発明の第1の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第1の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第2の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第2の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第3の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第3の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第4の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第4の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第5の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第5の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第6の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第6の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第7の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第7の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第8の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第8の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第9の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第9の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第10の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第10の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第11の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 本発明の第11の実施形態のガス絶縁開閉装置の側面図拡大図。 電力流通基幹系統に一般的に適用されるガス絶縁開閉装置の単線結線図。 現地据付状態における上記ガス絶縁開閉装置の二重母線標準機器構成。 従来のガス絶縁開閉装置の本体機器部の輸送姿。
符号の説明
1…本体機器部
2…制御盤
3…制御用ケーブル
10…遮断器
101 …油圧操作機構
17…主要機器部用架構
18,26…固定用座
19,25…固定用受座
20…固定ボルト
21,22,31,32,33…揺動リンク
23,24,34,35,231,232,240,241,242……ジョイント
27…回転ロッド
29,30…中間ジョイント
31…中間リンク
36…トレーラ荷台部
37,41…ワイヤ
38…吊り耳
39,40…固定点
42…制御盤固定用架構
43…低床トレーラ
107…制御盤用下部架構

Claims (9)

  1. 絶縁媒体として絶縁ガスを封入した密閉金属容器内に遮断器、断路器、主母線、計器用変流器又は計器用変圧器を含む本体機器部と、前記本体機器部と制御用ケーブルによって接続され前記本体機器部に含まれる各機器を制御する制御盤とを備え、低床トレーラの荷台に載置して輸送するガス絶縁開閉装置において、
    前記制御盤は、輸送時に、前記本体機器部に対して前記制御用ケーブルを接続した状態で固定可能に構成され、
    前記固定時の前記本体機器部と前記制御盤との全長が、低床トレーラの荷台の輸送限度制限全長内に収まるように構成され
    前記本体機器部の端部には、下部に操作機構箱を備えた遮断器が配置され、
    前記遮断器近傍に、前記制御盤を固定するための支柱状の制御盤固定用架構が設けられ、
    前記制御盤固定用架構は、その取付面を前記遮断器における前記制御盤側の面と略同一平面を形成する位置に設けられ、
    前記制御盤は、輸送時に前記制御盤固定用架構に固定されることにより、前記遮断器に近接して固定されることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記本体機器部を搭載された架構と、前記制御盤を搭載した架構とには、前記制御用ケーブルより短い長さのワイヤが、前記制御用ケーブルと平行して接続されたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記本体機器部を搭載された架構と、前記制御盤を搭載した架構とには、2本の揺動リンクを有する4節リンク機構で結合し、
    この2本の揺動リンクを、水平位置から略垂直位置まで回動することにより、前記制御盤が据付位置から輸送時の固定位置まで移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記遮断器と、前記制御盤とには、2本の揺動リンクを有する4節リンク機構で結合し、
    この2本の揺動リンクを、水平位置から略垂直位置まで回動することにより、前記制御盤が据付位置から輸送時の固定位置まで移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記本体機器部を搭載された架構には、枢着部が設けられ、
    この枢着部にリンクが垂直方向を軸として回動可能に取り付けられ、
    前記リンクの他端は前記制御盤に固定されており、
    このリンクが制御盤の据付位置と前記本体機器部とを結ぶ直線状から90度回動することにより、前記制御盤が据付位置から輸送時の固定位置まで水平移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記遮断器には、枢着部が設けられ、
    この枢着部にリンクが垂直方向を軸として回動可能に取り付けられ、
    前記リンクの他端は前記制御盤に固定されており、
    前記リンクが制御盤の据付位置と前記遮断器とを結ぶ直線状から90度回動することにより、前記制御盤が据付位置から輸送時の固定位置まで水平移動するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  7. 前記4節リンク機構に替えて、中間部に設けたジョイントで屈曲可能な一対の揺動リンクと、前記中間ジョイント相互間を連結する連結リンクとを有するリンク機構を用いたことを特徴とする請求項記載のガス絶縁開閉装置。
  8. 前記4節リンク機構に替えて、中間部に設けたジョイントで屈曲可能な一対の揺動リンクと、前記中間ジョイント相互間を連結する連結リンクとを有するリンク機構を用いたことを特徴とする請求項記載のガス絶縁開閉装置。
  9. 前記2本のリンクがスリーブ構造を介して接続され軸方向に伸縮可能なスライダ機構を有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
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