JP5016386B2 - 矩形枠体及び関連部品の梱包材 - Google Patents

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Description

本発明は、矩形枠体及び関連部品の梱包材に関するものである。
従来から、サッシのような矩形枠体を搬送したりする際には梱包材を被着させて保護を図っている(たとえば特許文献1参照)。また、上記矩形枠体の使用に供するような矩形枠体の関連部品は矩形枠体と共に納入先に搬送されることとなるが、この関連部品は矩形枠体とは別個に梱包材が被着されてその保護が図られ、矩形枠体と別個の状態で納入先に搬送されることとなっている。したがって、コンパクトな梱包状態とはならないばかりか、梱包材で各々被着された矩形枠体とその関連部品とが関連していることが一目で分かりにくいものであった。なお、梱包された矩形枠体とその関連部品との関連性を示すために結束材で結束させることも一般に行われるが、結束材での結束作業は煩雑である。
また、矩形枠体Aへの梱包材1の被着構造としては、たとえば特許文献1では図5のように矩形枠体Aの各角部に別個の梱包材1を各々巻き付けて被着させているが、各々の梱包材1の矩形枠体Aへの被着作業が煩雑であるばかりか、被着前には複数の梱包材1がバラバラになって紛失してしまい易いものである。
更に言うと、矩形枠体にはその搬送時に衝撃等の外力が負荷して変形してしまう恐れもあるが、上記被着された梱包材では梱包状態で矩形枠体の変形を防止することなどできないものであった。
特開2002−46779号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、矩形枠体とその関連部品とをコンパクトに一体に梱包してその関連性を明らかにできると共に非梱包状態でも梱包材の部分的な紛失を回避できる矩形枠体及び関連部品の梱包材を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、梱包材1を一枚の板紙1aから構成し、この板紙1aの外周の辺部2aに設けた外周片3を表面側に折り曲げて4つの辺桟A1を有する矩形枠体Aを収納させるための枠体収納部4を形成し、上記板紙1aの外周片3で囲まれた中央片2に設けた切起し片5を表面側に切り起こして矩形枠体Aの関連部品Bを収納するための関連部品収納部6を形成し、外周片3cの突出先端には結合片(第2結合片15)が設けられ、結合片と結合される結合孔(第2結合孔14)が中央片2に設けられることを特徴とする。
これによると、枠体収納部4に収納した矩形枠体Aによって囲繞された部位に、関連部品収納部6によって関連部品Bを収納することができたため、矩形枠体Aとその関連部品Bをコンパクトに一体に梱包することができたものである。したがって、梱包状態を小型化できると共に、梱包状態で矩形枠体Aと関連部品Bとの関連性が明らかにできるのであり、また、矩形枠体Aと関連部品Bとを別の梱包材1で梱包していた従来技術で生じ易い非梱包状態での梱包材1の部分的な紛失も回避することができたのである。
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1において、矩形枠体Aの4つの辺桟A1を収納する4つの辺桟収納部4aで枠体収納部4を構成し、直線状に形成した関連部品収納部6の長手方向を矩形枠体Aのいずれの辺桟A1の長さ方向にも斜めにすると共に、この関連部品収納部6の長手方向の両端部に枠体収納部4の異なる辺桟収納部4aの内側面又は矩形枠体Aの異なる辺桟A1の内側面に当接する当接部7を設けたことを特徴とする。
これによると、枠体収納部4に収納した矩形枠体Aに負荷された外力は関連部品収納部6に伝わせて矩形枠体Aの辺桟A1の斜めの方向に逃すことができるのであり、つまり関連部品収納部6は枠体収納部4に収納状態にある矩形枠体Aにおける筋交として機能するのであり、枠体収納部4に収納した矩形枠体Aの剛性強度を高めて外力による変形を有効に防止することができる。
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項1または2において、展開状態の板紙1aが、矩形状に形成した中央片2の四周の辺部2aに第1谷折り線aを介して第1外周片3aを外側に連設し、第1外周片3aの突出先端から第2谷折り線bを介して第2外周片3bを外側に連設し、第2外周片3bの突出先端から第3谷折り線cを介して第3外周片3cを外側に連設し、上記連設された第1外周片3aと第2外周片3bと第3外周片3cとで一の外周片3を構成し、隣接する外周片3との間に中央片2の四周の角部2bから補強片8を突設し、補強片8の両側端を隣接する外周片3の第1外周片3aに第4谷折り線dを介してそれぞれ連続させると共に隣接する外周片3の第2外周片3b及び第3外周片3cとは切欠き9を介してそれぞれ離間させ、上記補強片8の両側端間の幅寸法Lを第1外周片3aの突出距離Hの2倍の長さよりも小さく形成すると共に該補強片8を幅方向に2分する第1山折り線eを設け、隣接する第1谷折り線aの交点a1に補強片8の一対の第4谷折り線dと第1山折り線eを接続して成り、この板紙1aを組み立てたとき、各外周片3における第1乃至第3外周片3a〜3cが第1乃至第3谷折り線a〜cでの谷折りにより板紙1aの表側に立上がって枠体収納部4が形成され、第1山折り線eで山折りして折畳まれた補強片8が第4谷折り線dでの谷折りにより板紙1aの表側に立上がり、この折畳み状態の補強片8が枠体収納部4の角部4bにおける第1外周片3aに沿うように積層されたことを特徴とする。
これによると、組立状態の梱包材1では、補強片8を第1山折り線eで山折りして2つ折り状に折畳むようにしつつ、第4谷折り線dで谷折りして各外周片3から梱包材1の表側に立ち上げることで、その結果、2つ折り状に折畳まれた状態の補強片8を隣接する辺桟収納部4aのいずれかの第1外周片3aに沿わせるように積層することができる。隣接する辺桟収納部4aで成る枠体収納部4の角部4bは組立状態の梱包材1の最外端部分であって梱包材1の搬送時などにぶつけ易い出っ張り部分となる箇所であるが、上記のように枠体収納部4の角部4bの外縁となる第1外周片3aに補強片8が積層されるため、出っ張り部分を有効に補強できて梱包材1に高い強度を確保できる。
本発明にあっては、矩形枠体とその関連部品とをコンパクトに一体に梱包してその関連性を明らかにできると共に、非梱包状態でも梱包材の部分的な紛失を回避できるという利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図2は本例の梱包材1の展開図であり、図1及び図3には組み立てた状態の梱包材1を示し、図4には梱包材1の組み立て途中の要部を示す。
つまり、本例の梱包材1は図2のように所定形状に施した段ボール製の一枚の板紙1aから構成されるものであり、上記板紙1aを折り曲げて図1及び3のように組み立てることで矩形枠体A及びその関連部品Bを一体に梱包するようにしたものである。上記のように一枚の板紙1aを段ボールで構成したので、厚みを出せたり、腰を強くできたり、後述のように折り曲げて梱包材1を組み立てた際に各片が当接したり重合したりしたときに緩衝できるメリットを有する。なお、本例で例示する矩形枠体Aとその関連部品Bは床に配設される床下収納庫の構成部品である。詳しくは、矩形枠体Aは床下収納庫の上方に開口せる矩形箱状の収納容器の上方開口縁に配設する枠体であって、この矩形枠体Aは4つの直線状の辺桟A1を正方形の枠状に組み付けることで形成されている。また、関連部品Bは収納容器の上方開口に開閉自在に配置される蓋材における扁平な蓋板の下面に掛け渡すように取り付ける補強用の直線状の桟材などがある。
本例の梱包材1は図2のように板紙1aの中央部分に正方形状の中央片2が位置している。この中央片2の四周の辺部2aからはそれぞれ外周片3が外方に突設されている。詳しくは、中央片2の四周の辺部2aに第1谷折り線aを介して第1外周片3aが外側に連設され、第1外周片3aの突出先端から第2谷折り線bを介して第2外周片3bが外側に連設され、第2外周片3bの突出先端から第3谷折り線cを介して第3外周片3cが外側に連設されており、これら連設された第1乃至第3外周片3a〜3cで一の外周片3が構成されている。
なお、第3外周片3cの両側端部には組み立てた際に隣接する外周片3同士を連結する外周片連結部が設けられている。隣接する第3外周片3cの隣接する側端において、一方の側端には第2外周片3bとの間に切り込み10を入れて重合片11が側方へ突設されると共に重合片11の突出根元部に第1係合孔12が穿設されており、他方の側端には組立てた際に第1係合孔12に差し込んで係合させる突起状の第1結合片13が突設されている。これら第1係合孔12と第1係合片13とで外周片連結部が構成される。また、第3外周片3cの突出先端には組み立てた際に中央片2に穿設した第2結合孔14に差し込んで結合させる突起状の第2結合片15が突設されている。本例では、第2結合孔14は中央片2の隣接する辺部2aで成る角部2b近傍にそれぞれ設けられており、第2結合片15は第3外周片3cの両側端部にそれぞれ設けられている。また、第3外周片3cにおける第2谷折り線bが位置する端縁には第3係合孔16が穿設されている。本例では第3係合孔16は対向する一対の外周片3に設けられている。
また、中央片2の四周の角部2bからは隣接する外周片3との間に位置するように補強片8が外方にそれぞれ突設されている。この補強片8はその両側端が隣接する外周片3の第1外周片3aに第4谷折り線dを介してそれぞれ連続されており、隣接する外周片3の第2外周片3b及び第3外周片3cとは切欠き9を介してそれぞれ離間されている。上記補強片8の両側端間の幅寸法Lは第1外周片3aの突出距離Hの2倍の長さよりも小さく形成され、該補強片8を幅方向に2分する線上には第1山折り線eが設けられている。なお、補強片8の一対の第4谷折り線dと第1山折り線eは、中央片2の四周の角部2bに位置する隣接する第1谷折り線aの交点a1を起点とするように設けられている。
また、中央片2には一の辺部2aと他の辺部2aとの間に亙るように切起し片5が設けられている。本例の切起し片5は中央片2の各辺部2aで囲まれた中央部2cを横切るようにして中央片2の隣接する辺部2a間に亙るように設けられている。詳しくは、中央片2から第5谷折り線fを介して第1切起し片5aが連設され、第1切起し片5aにおける第5谷折り線fと反対側の端縁から第6谷折り線gを介して第2切起し片5bが連設され、第2切起し片5bにおける第6谷折り線gと反対側の端縁から第7谷折り線hを介して第3切起し片5cが連設され、第2切起し片5bにおける第6谷折り線gや第7谷折り線hの位置しない箇所である両端縁からそれぞれ第4切起し片5dが第8谷折り線iを介して連設されており、これら連設された第1乃至第4切起し片5a〜5dで切起し片5が構成されている。本例の第2切起し片5bは、第6谷折り線gが位置する端縁を底辺とし第7谷折り線hが位置する端縁を上辺とするような台形状に形成されている。なお、第3切起し片5cにおける第7谷折り線hが位置する端縁には第4係合孔18が穿設されている。
また、中央片2には、起立させた組立状態で第3係合孔16や第4係合孔18に各々係合させる第3係合片17や第4係合片19が切起し片5として設けられている。第3係合片17は中央片2の辺部2aに設けられており、第4係合片19は中央片2の中央部2cにおいて第6谷折り線gから連設される切起し片5とは反対側に所定間隔を隔てた位置に設けられている。また、第3係合片17や第4係合片19には指を引っ掛けて起立させ易くするための引掛用孔20が隣接して穿孔されている。
上記のように形成された平板状の梱包材1は、上記の谷折り線などで折り曲げたりして組み立てることで、図1及び図3のように矩形枠体Aやその関連部品Bを梱包可能とする立体形状の梱包材1となる。
外周片3は組み立てた状態で中央片2の辺部2aに沿った筒形状となり、矩形枠体Aの辺桟A1を収納する辺桟収納部4aとなる。詳しくは、第1乃至第3谷折り線a〜cでそれぞれ谷折りすることで、中央片2の辺部2aの外端縁から第1外周片3aが梱包材1の表側(上方)に立ち上がるように突出し、第1外周片3aの突出先端(上端)から中央片2の中央部2c側に向けて中央片2と略平行となるように第2外周片3bが突出し、第2外周片3bの突出先端から第3外周片3cが中央片2の辺部2a側(下方)に垂下することで、これら第1乃至第3外周片3a〜3cと中央片2の辺部2aとが筒状形状になり、内部に矩形枠体Aの辺桟A1を収納できる辺桟収納部4aとなる。つまり、第1外周片3aが外側面に、第2外周片3bが天井面に、第3外周片3cが内側面に、中央片2の辺部2aが底面にそれぞれなる筒状形状になっている。そして、第3外周片3cの突出先端(下端)にある第2結合片15を中央片2の辺部2aの第2結合孔14に差し込んで係合させ、中央片2の辺部2aにある第3係合片17を起立させてその切起し先端を第3外周片3cにある第3係合孔16に差し込んで係合させるのであり、これにより筒状の辺桟収納部4aの組立強度の確保が図られている。外周片3は中央片2の四周にあるため各々筒状に組み立てて形成した辺桟収納部4aは中央片2の四周に亙るように形成されるのであり、これら連続する辺桟収納部4aによって矩形枠体A全てを収納する枠体収納部4を形成させる。なお、枠体収納部4に矩形枠体Aを収納するには、中央片2の辺部2a上に矩形枠体Aを置き、この矩形枠体Aの辺桟A1をその廻りから覆うように外周片3を筒状に形成することで行うのである。
ここで、隣接する外周片3の間には補強片8があるが、この補強片8は図4のようにその組立状態では折畳まれて筒状に形成された外周片3(辺桟収納部4a)内に収められる。詳しくは、補強片8はその組立時には、第1山折り線eで山折りして2つ折り状に折畳むようにしつつ、第4谷折り線dで谷折りして各外周片3から梱包材1の表側に立ち上がらせるのであり、結果的に組立状態の補強片8は、2つ折り状に折畳まれた状態で隣接する辺桟収納部4aのいずれかの第1外周片3aの筒内面に沿うように積層されて、辺桟収納部4a内に収められる。隣接する辺桟収納部4aで成る枠体収納部4の角部4bは組立状態の梱包材1の最外端部分であって梱包材1の搬送時などにぶつけ易い出っ張り部分となる箇所であるが、上記のように枠体収納部4の角部4bの外縁となる第1外周片3aに補強片8が積層するため、出っ張り部分を有効に補強できて梱包材1に高い強度を確保できたものである。また、隣接する辺桟収納部4a同士は、第1係合孔12に第1結合片13が差し込まれて係合状態にされた外周片連結部によって連結されるのであり、枠体収納部4の組立強度の向上が図られている。なお、重合片11は枠体収納部4の角部4bの筒内部に収納可能であり、枠体収納部4の角部4bに納まりの良い良好な外観を確保できる。
切起し片5は組み立てた状態で一対の辺桟収納部4aに亙るような箱形状となり、矩形枠体Aの関連部品Bを収納する関連部品収納部6となる。詳しくは、第5乃至第8谷折り線f〜iでそれぞれ谷折りすることで、中央片2から第1切起し片5aが梱包材1の表側(上方)に立ち上がるように突出し、第1切起し片5aの突出先端(上端)から中央片2と略平行となるように第2切起し片5bが突出し、第2切起し片5bの突出先端から第3切起し片5cが中央片2側(下方)に垂下すると共に、第2切起し片5bの両側端から第4切起し片5dが中央片2側(下方)に垂下することで、これら第1乃至第4切起し片5a〜5dと中央片2とが箱形状になり、内部に矩形枠体Aの関連部品Bを収納できる関連部品収納部6となる。そして、中央片2にある第4係合片19を起立させてその切起し先端を第3切起し片5cにある第4係合孔18に差し込んで係合させるのであり、これにより箱状の関連部品収納部6の組立強度の確保が図られている。すなわち、本例の梱包材1では矩形枠体Aで囲繞された部位にその関連部品Bをコンパクトに一体に梱包することができたものである。したがって、梱包状態で矩形枠体Aと関連部品Bとの関連性が明らかにできると共に、矩形枠体Aと関連部品Bとを別の梱包材1で梱包していた従来技術で生じ易い非梱包状態での梱包材1の部分的な紛失も回避できたものである。
ここで、関連部品収納部6は第5乃至第8谷折り線iと平行な方向が長手方向となる箱状部位であり、関連部品収納部6の長手方向の両端部に枠体収納部4の異なる辺桟収納部4aの内側面又は矩形枠体Aの異なる辺桟A1の内側面に当接する当接部7が設けられている。本例では第2切起し片5bの両端から垂下される各第4切起し片5dが枠体収納部4の隣接する辺桟収納部4aの各内側面(第3外周片3c)に面接触状態で当接されるのであり、上記当接部7を構成している。矩形枠体Aは外力が加わると平行四辺形状に変形する恐れを有するが、上記枠体収納部4の異なる辺桟収納部4aを直線的に結ぶ関連部品収納部6によると、枠体収納部4に収納状態にある矩形枠体Aの上記変形を防止して剛性強度を高める補強桟材として機能するのである。殊に、本例の関連部品収納部6ではその長手方向が矩形枠体Aのいずれの辺桟A1の長さ方向にも斜めになるように形成されており、矩形枠体Aに負荷された外力を関連部品収納部6に伝わせて矩形枠体Aの辺桟A1の斜めの方向に逃すことができるのであり、つまり関連部品収納部6は枠体収納部4に収納状態にある矩形枠体Aの上記変形を有効に防止して剛性強度を高める筋交として機能することができるようにされている。なお、第4切起し片5dの第3切起し片5c側の端部は谷折りに折り曲げることで関連部品収納部6の内部に収容でき、関連部品収納部6と枠体収納部4との当接部分に納まりの良い良好な外観を確保できる。
ここで、上述の実施形態の外周片3は中央片2の辺部2aに亙って連設されているが、外周片3で形成される枠体収納部4が矩形枠体Aを包むように収納できれば、外周片3は、中央片2の辺部2aの部分的な箇所から連設したり、第3外周片3cに抜き孔を穿設したり等、任意の形状にも形成できる。また、上述の実施形態の関連部品収納部6の当接部7は枠体収納部4の異なる辺桟収納部4aの内側面(第3外周片3c)に当接されているが、上記のように第3外周片3cに抜き孔を穿設した場合などには矩形枠体Aの内側面に直接当接させるようにしてもよい。この場合には、収納された矩形枠体Aの変形防止を図ることができると共に、矩形枠体Aを直接押圧できて枠体収納部4内でのガタつき防止も図ることができる。なお、上記実施形態の中央片2は平面視正方形状に形成されていて、正方形状の矩形枠体Aの収納に適するようにされているが、長方形状の矩形枠体Aの収納に適するように中央片2を平面視長方形状に形成してもよいのは勿論である。
本発明の実施の形態の例の梱包材であり組立状態の斜視図である。 同上の梱包材の展開図である。 同上の梱包材で矩形枠体と関連部品とを収納した状態(図1と同状態)の上面図である。 同上の梱包材の組立途中における要部(図1のC部)の斜視図である。 従来技術の例であり、(a)は矩形枠体を梱包材で梱包した状態を示す正面図であり、(b)は一の梱包材の斜視図である。
符号の説明
1 梱包材
1a 板紙
2 中央片
2a 辺部
2b 角部
2c 中央部
3 外周片
3a 第1外周片
3b 第2外周片
3c 第3外周片
4 枠体収納部
4a 辺桟収納部
4b 角部
5 切起し片
6 関連部品収納部
7 当接部
8 補強片
9 切欠き
a 第1谷折り線
a1 交点
b 第2谷折り線
c 第3谷折り線
d 第4谷折り線
e 第1山折り線
A 矩形枠体
A1 辺桟
B 関連部品
L 補強片の幅寸法
H 第1外周片の突出距離

Claims (3)

  1. 矩形枠体とその関連部品とを梱包する梱包材であって、梱包材を一枚の板紙から構成し、この板紙の外周の辺部に設けた外周片を表面側に折り曲げて4つの辺桟を有する矩形枠体を収納させるための枠体収納部を形成し、上記板紙の外周片で囲まれた中央片に設けた切起し片を表面側に切り起こして矩形枠体の関連部品を収納するための関連部品収納部を形成し、外周片の突出先端には結合片が設けられ、結合片と結合される結合孔が中央片に設けられることを特徴とする矩形枠体及び関連部品の梱包材。
  2. 矩形枠体の4つの辺桟を収納する4つの辺桟収納部で枠体収納部を構成し、直線状に形成した関連部品収納部の長手方向を矩形枠体のいずれの辺桟の長さ方向にも斜めにすると共に、この関連部品収納部の長手方向の両端部に枠体収納部の異なる辺桟収納部の内側面又は矩形枠体の異なる辺桟の内側面に当接する当接部を設けたことを特徴とする請求項1記載の矩形枠体及び関連部品の梱包材。
  3. 展開状態の板紙が、
    矩形状に形成した中央片の四周の辺部に第1谷折り線を介して第1外周片を外側に連設し、第1外周片の突出先端から第2谷折り線を介して第2外周片を外側に連設し、第2外周片の突出先端から第3谷折り線を介して第3外周片を外側に連設し、上記連設された第1外周片と第2外周片と第3外周片とで一の外周片を構成し、隣接する外周片との間に中央片の四周の角部から補強片を突設し、補強片の両側端を隣接する外周片の第1外周片に第4谷折り線を介してそれぞれ連続させると共に隣接する外周片の第2外周片及び第3外周片とは切欠きを介してそれぞれ離間させ、上記補強片の両側端間の幅寸法を第1外周片の突出距離の2倍の長さよりも小さく形成すると共に該補強片を幅方向に2分する第1山折り線を設け、隣接する第1谷折り線の交点に補強片の一対の第4谷折り線と第1山折り線を接続して成り、
    この板紙を組み立てたとき、
    各外周片における第1乃至第3外周片が第1乃至第3谷折り線での谷折りにより板紙の表側に立上がって枠体収納部が形成され、第1山折り線で山折りして折畳まれた補強片が第4谷折り線での谷折りにより板紙の表側に立上がり、この折畳み状態の補強片が枠体収納部の角部における第1外周片に沿うように積層された
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の矩形枠体及び関連部品の梱包材。
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