JP5015078B2 - チケット発券システム - Google Patents

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Description

この発明は、商品販売データ処理装置からの制御により各種のチケットを発券するチケットプリンタを備えたチケット発券システムに関する。
従来、商品の販売店舗などでは、クレジットカードやデビットカードなどの決済用カードを用いて売買取引の決済を処理するPOS端末やクレジット処理端末などの取引処理端末が使用されている。一般的にこれらの取引処理端末は、決済用カードが指定する金融機関のホストコンピュータとの間で通信電文を暗号化して送受信することによりセキュリティ性を高めていた。このため、取引処理装置に内蔵されたメモリには、暗号化および複合化に用いる鍵データなどの情報が記憶されていた。
上記鍵データのようにセキュリティ上重要な情報を保護するため、例えば特許文献1に記載の取引処理装置が提案されている。この取引処理装置は、本体のカバーオープンを検知した際には、秘密情報を記憶したRAMへのアクセスを不能にすることで、セキュリティ性を高めている。
特開2001−184567号公報
ところで、コンビニエンスストアなどでは、顧客がインターネットなどで予約したチケットをPOS端末などの商品販売データ処理装置に接続したチケットプリンタにより専用のチケット用紙に印字して発券させ、顧客に引き渡すといった業務が行われている。このチケットプリンタに収納されたチケット用紙は、チケットプリンタのカバーを開けることで容易に取り出すことができる。そのため、悪意を持った者がチケット用紙を持ち去り、そのチケット用紙を用いてチケットが偽造される蓋然性がある。このような不正は、店舗やチケットの発行元に不測の不利益を与えることとなるため、上記取引処理装置のようにセキュリティ性を高めたチケット発券システムが望まれていた。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、チケットプリンタに収納されたチケット用紙が不正に持ち去られることを抑止することが可能なチケット発券システムを提供することである。
本発明は、操作責任者を登録する責任者登録手段を備え、この責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合にのみ所定の操作が可能な商品販売データ処理装置と、この商品販売データ処理装置に接続され、開閉可能なカバーを開放することで印字媒体が露出するチケットプリンタとを有し、前記商品販売データ処理装置の制御の下で前記チケットプリンタに各種チケットを発券せしめるチケット発券システムにおいて、前記チケットプリンタは、前記カバーの開放を禁止するロック手段と、異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により検知された異常を前記商品販売データ処理装置に通知する異常通知手段とを備え、前記商品販売データ処理装置は、タッチパネル付きのディスプレイと、前記責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合、前記チケットプリンタから前記異常の通知を受けたことに応じて、前記異常を解消するか否かを選択入力可能な画面を前記ディスプレイに表示し、この画面のタッチ操作によって前記ロック手段に対する開錠指示を受け付ける第1の開錠指示受付手段と、前記第1の開錠指示受付手段で異常を解消しないことを受け付けた場合には、前記ディスプレイに異常が発生していることを警告するとともにタッチ操作により前記異常を解消することを受け付け可能な画面を表示し、この画面のタッチ操作によって前記ロック手段に対する開錠指示を受け付ける第2の開錠指示受付手段と、前記第1あるいは第2の開錠指示受付手段が受け付けた前記開錠指示によって、前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させる開錠手段と、この開錠手段が前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させたことに応じて、前記責任者登録手段により登録された操作責任者の識別コードを関連付けた履歴を記憶する履歴記憶手段とを備えてなることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、チケットプリンタに収納されたチケット用紙が不正に持ち去られることを抑止することが可能なチケット発券システムを提供することである。
以下、この発明を実施するための一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明に係るチケット発券システムは、商品販売データ処理装置であるPOS端末1とチケットプリンタ2とを有線または無線のLAN(Local Area Network)により接続して構成され、たとえばコンビニエンスストアなどで使用される。
図1は、POS端末1の要部構成を示すブロック図である。POS端末1は、制御の中枢としてCPU(Central Processing Unit)10を搭載している。このCPU10に対し、各種制御プログラムなどの固定的データを格納したROM11、処理場面に応じて各種の記憶領域を形成するRAM12、所定時間の経過を計時するタイマ13、システム日時を計時する時計部14、チケットプリンタ2との接続を司るパラレルインターフェイス(I/F)15、入力コントローラ16、タッチパネルコントローラ17、表示コントローラ18およびハードディスクドライブ(HDD)コントローラ19などを、例えばPCIバスなどのバスライン40を介して接続している。
そして、入力コントローラ16にキーボード16aを接続し、タッチパネルコントローラ17にタッチパネル付きディスプレイのタッチパネルセンサ17aとディスプレイ部17bとを接続し、表示コントローラ18に客用のディスプレイ18aを接続し、ハードディスクドライブコントローラ19にハードディスクドライブ(HDD)19aを接続している。
入力コントローラ16は、キーボード16aから操作されたキーに対応するキー信号を取り込みCPU20に通知する。なお、キーボード16aには、数値入力に使用する置数キーなどのほか、責任者登録を行うための責任者登録キーが設けられている。タッチパネルコントローラ17は、CPU10からの指令によりディスプレイ部17bに各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ17aの信号を取り込みタッチ位置座標を求めてCPU10に通知する。表示コントローラ18は、客の支払う合計金額等の表示データに対応した文字等をディスプレイ18aに表示させる。ハードディスクドライブコントローラ19は、ハードディスクドライブ19aからのデータの読み出しおよび書き込みを制御する。
この他、POS端末1は、商品に付されたバーコードを読み取るためのバーコードスキャナ、取引内容を印字してレシートを発行するためのレシートプリンタおよびドロワの開閉を制御するI/Oポートなどを備えている。
上記ハードディスクドライブ19aには、POS端末1の操作責任者を特定するための責任者コードを記憶した責任者コードファイル50と、カバー開放履歴ファイル51が格納されている。
図2は、責任者コードファイル50のデータ構造の一例を示す模式図である。責任者コードファイル50には、責任者コードに関連付けてその責任者コードが割当てられた者の氏名が記憶されている。
図3は、カバー開放履歴ファイル51のデータ構造の一例を示す模式図である。カバー開放履歴ファイル51には、チケットプリンタ2が備える後述の電磁ロック29aが開錠された時刻に関連付けてそのとき責任者登録されていた者の責任者コードが記憶されている。
さて、POS端末1は、操作責任者が登録された場合にのみ、商品登録処理などを実行可能である。図4は、操作者がキーボード16aに設けられた責任者登録キーを操作した際にCPU10が実行する責任者登録処理の流れ図である。なお、当該処理を行うためのプログラムは、ROM11に格納されている。
先ず、CPU10は、ST101としてディスプレイ18aに責任者登録画面を表示して、操作者による責任者コードの入力を受け付ける。このとき、操作者は、キーボード16aに設けられた置数キーを操作することで、あるいはディスプレイ部17bの表示をタッチ操作することで自身の責任者コードを入力することが可能である。
しかる後、ST102として責任者コードが入力されたか否かを判断する。ST101およびST102の処理は、責任者コードが入力されるまで繰り返され(ST202のNo)、責任者コードが入力されたときには(ST102のYes)、ST103として入力された責任者コードが責任者コードファイル50に記憶されているか否かを判断する。入力された責任者コードが責任者コードファイル50に記憶されていると判断したときには(ST103のYes)、ST104として責任者コードをRAM12に形成した責任者登録用の記憶領域に記憶する。そして、当該責任者登録処理を終了する。なお、ST104の処理にてRAM12に記憶された責任者コードは、POS端末1のシステムがシャットダウンされるか、新たな責任者登録がされるまで保持される。
一方、ST103の処理にて、入力された責任者コードが責任者コードファイル50に記憶されていないと判断されたときには(ST103のNo)、入力エラーであるとしてST101の処理に戻り、再度責任者コードの入力を受け付ける。なお、責任者登録処理にて行われるST101〜ST104の処理は、責任者登録手段を構成する。
次に、チケットプリンタ2について説明する。
図5および図6は、チケットプリンタ2の外観形状を示す斜視図である。チケットプリンタ2は、基台部3とその基台部3の上面に後方が開閉自在に枢支されたカバー4からなり、後述の電磁ロック29aが開錠されている場合には、カバー4の開閉釦31の操作によりカバー4と基台部3との係合が解除され、カバー4を図6のように矢印方向に開くことができる。
基台部3は、前面部に電源供給を開始または停止するための電源釦32および印字したチケットを排出するためのチケット発行口33が設けられ、その後方にはパラレルインターフェイス23(図示しない)が設けられている。
カバー4には、3つの操作釦27aおよび前面部にディスプレイ28aが設けられている。操作釦27aは、フィード釦、ポーズ釦およびリスタート釦からなる。上記フィード釦が操作されると、印字を伴わずに後述のチケット用紙5のみが送り出される。上記ポーズ釦が操作されると、実行中の印字動作が停止し、その後上記リスタート釦が操作されると、停止した印字動作が再開される。ディスプレイ28aは、当該チケットプリンタ2の各種状態表示を行う液晶表示画面である。
カバー4を開くと、基台部3の上面にチケット用紙5,用紙カッタ26b,電磁ロック29aが露出する。チケット用紙5は、加熱により印刷面が変色する発色型感熱紙であり、ロール状に巻回されて一端がチケット発行口33方向に延出している。カバー4を閉じたとき、基台部3に設置されたプラテンローラ(図示しない)とカバー4に設置されたサーマルヘッド25a(図示しない)とによりチケット用紙5が加圧狭持され、サーマルヘッド25aからの加熱によりチケット用紙5にチケット情報が印字される。用紙カッタ26bは、チケット発行口33近傍においてチケット用紙5に当接しており、一枚分のチケットの印字が完了したときにチケット用紙5を裁断する。
カバー4の下面には、左右に係合部34a,34bが設けられている。係合部34bは、カバー4を閉じた際に基台部3に設置された図示しない係合ピンと係合し、カバー4を基台部3に固定する。係合部34bと上記係合ピンとの係合は、開閉釦31の操作により解除可能である。また、係合部34aは、カバー4を閉じた際に電磁ロック29aに設けられた挿入口に挿入される。そして、電磁ロック29aが施錠されたときには、電磁ロック29aと係合部34aとの離脱が禁止される(ロック手段)。すなわち、電磁ロック29aが施錠されたときには、開閉釦31を操作したとしても、カバー4を基台部3から開くことができない。
図7は、チケットプリンタ2の要部構成を示すブロック図である。
チケットプリンタ2は、制御の中枢としてCPU20を搭載している。このCPU20に対し、各種制御プログラムなどの固定的データを格納したROM21、処理場面に応じて各種の記憶領域を適宜形成するRAM22、POS端末1との接続を司るパラレルインターフェイス(I/F)23、センサコントローラ24、サーマルヘッドコントローラ25、駆動コントローラ26、入力コントローラ27、表示コントローラ28、電磁ロックコントローラ29などを、例えばPCIバスなどのバスライン30を介して接続している。
そして、センサコントローラ24にカバー4の基台部3からの開放を検知するカバーセンサ24a,チケット用紙5が残り少なくなったことを検知する用紙切れセンサ24bおよびチケット用紙5の用紙詰りを検知する用紙詰りセンサ24cを接続し、サーマルヘッドコントローラ25にサーマルヘッド25aを接続し、駆動コントローラ26に搬送モータ26aと用紙カッタ26bとを接続し、入力コントローラ27に操作釦27aを接続し、表示コントローラ28にディスプレイ28aを接続し、電磁ロックコントローラ29に電磁ロック29aを接続している。
センサコントローラ24は、カバーセンサ24a,用紙切れセンサ24bおよび用紙詰りセンサ24cからの入力信号を処理してCPU20に伝達する。サーマルヘッドコントローラ25は、POS端末1から受信した印字データに基づいてサーマルヘッド25aへの通電を制御する。駆動コントローラ26は、サーマルヘッドコントローラ25によるサーマルヘッド25aへの通電に合わせて搬送モータ26aを駆動し、チケット用紙5をチケット発行口33方向へと搬送するとともに、一枚分のチケットの印字が完了した際には、用紙カッタ26bを駆動してチケット用紙5を裁断する。入力コントローラ27は、操作釦27aを構成する上記フィード釦、ポーズ釦およびリスタート釦が操作された際に、対応する釦の入力信号を取り込みCPU20に通知する。表示コントローラ28は、ディスプレイ28aの表示を制御する。電磁ロックコントローラ29は、電磁ロック29aの開錠および施錠を制御する。
次に、上記のようなPOS端末1およびチケットプリンタ2の構成による作用について説明する。
図8は、用紙切れセンサ24bによりチケット用紙5が残り少なくなっていることが検知されたとき、チケットプリンタ2のCPU20が実行する用紙交換処理の流れ図である。なお、当該処理を行うためのプログラムは、ROM21に格納されている。
先ず、CPU20は、ST201としてチケット用紙5の用紙が残り少ない旨をパラレルインターフェイス23を介してPOS端末1に通知する(異常通知手段)。しかる後、ST202としてPOS端末1から電磁ロック29aの開錠コマンドを受信したか否かを判断する。ST202の処理は、開錠コマンドを受信したと判断されるまで繰り返され(ST202のNo)、開錠コマンドを受信したと判断したときには(ST202のYes)、ST203として電磁ロックコントローラ29を介して電磁ロック29aを開錠する。
しかる後、ST204として、カバーセンサ24aによりカバー4の開放が検知されたか否かを判断する。この処理は、カバー4の開放が検知されたと判断されるまで繰り返される(ST204のNo)。操作者がチケット用紙5を交換するためにカバー4を開放したときには、カバーセンサ24aによりカバー4の開放が検知される(開放検知手段)。このとき、カバー4aの開放が検知されたと判断し(ST204のYes)、ST205としてPOS端末1にその旨を通知する(開放通知手段)。
次に、ST206として、カバーセンサ24aによりカバー4の閉鎖が検知されたか否かを判断する。この処理は、カバー4の閉鎖が検知されたと判断されるまで繰り返される(ST206のNo)。操作者がチケット用紙5を交換し終えてカバー4を閉じたときには、カバーセンサ24aによりカバー4の閉鎖が検知される。このとき、カバー4の閉鎖が検知されたと判断し(ST206のYes)、ST207としてPOS端末1にその旨を通知する。
次に、ST208として電磁ロック29aの施錠コマンドを受信したか否かを判断する。ST208の処理は、電磁ロック29aの施錠コマンドを受信したと判断されるまで繰り返され(ST208のNo)、当該コマンドを受信したと判断したときには(ST208のYes)、ST209として電磁ロックコントローラ29を介して電磁ロック29aを施錠する。以上で当該用紙交換処理が終了する。
次に、上記ST201の処理にてチケットプリンタ2が用紙切れをPOS端末1に通知した後、POS端末1のCPU10が実行する電磁ロック解除処理について説明する。図9は、当該処理にてCPU10が実行する処理の流れ図である。
先ず、チケットプリンタ2から用紙切れの通知を受けたとき、CPU10は、ST301としてタッチパネルコントローラ17を介してディスプレイ部17bに用紙交換画面を表示する。当該画面からは、チケット用紙5の用紙交換をするか否かがタッチ操作により選択可能である(開錠指示受付手段)。なお、用紙交換画面は、責任者登録がなされている場合にのみ表示される。
用紙交換画面を表示した後、ST302としてユーザによる選択がチケット用紙5を交換するあるいは交換しないのいずれであるかを判断する。チケット用紙5を交換するとの選択がなされたときには(ST302の“交換する“)、ST303としてパラレルインターフェイス15を介してチケットプリンタ2に電磁ロック29aの開錠コマンドを発信し(開錠手段)、ST304としてタイマ13による規定時間のカウントを開始する(計時手段)。上記開錠コマンドを受信したチケットプリンタ2では、電磁ロック29aが開錠される(ST203)。
さらに、ST305として現在登録されている責任者コードに基づいてカバー開放履歴ファイル51にカバー4開放の履歴を記録する(履歴記憶手段)。具体的には、先ずRAM12から現在登録されている責任者コードを取得するとともに時計部14から現在のシステム日時を取得する。そして、取得した責任者コードとシステム日時とを関連付けた履歴をカバー開放履歴ファイル51に記録する。
しかる後、ST306としてチケットプリンタ2からカバー4が開放された旨の通知(ST205)を受信したか否かを判断する。そして、当該通知を受信したと判断した後には(ST306のYes)、ST307としてチケットプリンタ2からカバー4が閉鎖された旨の通知(ST207)を受信したか否かを判断する。この処理は、カバー4が閉鎖された旨の通知を受信したと判断するまで繰り返され(ST307のNo)、当該通知を受信したと判断したときには(ST307のYes)、ST308としてチケットプリンタ2に電磁ロック29aの施錠コマンドを発信して、当該処理を終了する。上記施錠コマンドを受信したチケットプリンタ2では、電磁ロック29aが施錠される(ST209)。
一方、ST302の処理にて、チケット用紙5の用紙交換をしないとの選択がなされたときには(ST302の“交換しない“)、ST309として用紙交換GUIをディスプレイ部17bに表示する。用紙交換GUIとは、チケット用紙5が残り少ないことを警告するとともにタッチ操作により上記用紙交換画面と同様に用紙交換をする旨の選択が可能な画面であり、当該画面が表示された状態であっても商品販売処理などに支障がないように例えばディスプレイ部17bの隅に比較的小さく表示される。用紙交換GUIを表示した後、ST310として当該用紙交換GUIが操作されたか否かを判断する。ST309およびST310の処理は、用紙交換GUIが操作されたと判断されるまで継続され(ST310のNo)、用紙交換GUIが操作されたと判断したときには(ST310のYes)、用紙交換画面にて用紙交換する旨の選択がなされた場合と同様に、上記ST303の処理を実行する。
また、ST306の処理にてチケットプリンタ2からカバー4が開放された旨の通知を受信しなかったと判断したときには(ST306のNo)、ST311としてタイマ13が規定時間をカウントし終えているか否かを判断する。そして、タイマ13が規定時間をカウントし終えていないと判断したときには(ST311のNo)、再びST306の処理を実行し、タイマ13が規定時間をカウントし終えていると判断したとき(ST311のYes)、すなわち電磁ロック29aが開錠されたにもかかわらず規定時間内にチケットプリンタ2のカバー4が開かれなかったときには、上記ST308の処理を実行してチケットプリンタ2に電磁ロック29aを施錠せしめる(施錠手段)。
なお、チケットプリンタ2にて用紙詰りセンサ24cが紙詰りを検出した際にも、チケットプリンタ2のCPU20が図7に示した処理の流れと同様の処理を実行し、POS端末1のCPU10が図9に示した処理の流れと同様の処理を実行する。すなわち、用紙切れセンサ24bと用紙詰りセンサ24cとは、異常検知手段を構成する。
このとき、上記ST201の処理にてチケットプリンタ2のCPU20がPOS端末1に紙詰りが発生した旨を通知する。しかる後、CPU20は、ST202〜ST209の処理を実行する。
一方、POS端末1のCPU10は、紙詰まりが発生した旨の通知を受けたとき、上記ST301の処理にてディスプレイ部17bに紙詰まりを解消するか否かがタッチ操作により選択可能な紙詰まり解消画面を表示する。しかる後、ST302の処理にてユーザによる選択が紙詰まりを解消する、あるいは解消しないのいずれであるかを判断し、解消するとの選択がなされたときには、ST303の処理にてチケットプリンタ2に電磁ロック29aの開錠コマンドを発信する。しかる後、ST304〜ST308およびST311の処理を実行する。また、紙詰まり解消画面から紙詰まりを解消しないとの選択がなされたときには、ST309の処理にて、紙詰まりが発生している旨を警告するとともにタッチ操作により紙詰まりを解消する旨の選択が可能な紙詰まり解消GUIをディスプレイ部17bに表示する。そして、紙詰まり解消GUIが操作されたときには、紙詰まり解消画面にて紙詰まりを解消する旨の選択がなされた場合と同様に、上記ST303の処理を実行する。
このように当該チケット発券システムでは、通常チケットプリンタ2の電磁ロック29aが施錠されているため、カバー4を基台部3から開くことができない。そのため、チケット用紙5を容易に取り出すことができない。ただし、チケット用紙5の用紙が残り少ないことが検知された際や紙詰まりが発生した際には、POS端末1からの操作により電磁ロック29aを開錠することでカバー4を基台部3から開くことができる。その際、POS端末1において責任者登録されている操作者の責任者コードと電磁ロック29aを開錠した時刻とを関連付けた履歴がカバー開放履歴ファイル51に記憶される。このカバー開放履歴ファイル51に記憶された履歴を参照することでカバー4を開いた者が特定されるので、チケット用紙5が不正に持ち去られることを抑止することができる。
また、当該チケット発券システムを導入した店舗の繁盛時に用紙切れや用紙詰まりが発生したときのように、直ちにチケット用紙5の交換や紙詰まりの解消を行うことができない場合でも、ディスプレイ部17bに上記用紙交換GUIまたは上記紙詰まり解消GUIが継続的に表示される。そのため、チケット用紙5の交換や紙詰まりの解消をし忘れることが防止できる。
また、電磁ロック29aが開錠された後、タイマ13により規定時間がカウントされた後にもカバー4が開放されないときには、自動的に電磁ロック29aが施錠される。これにより、誤って電磁ロック29aを開錠したまま放置してしまうような事態が防止できるため、セキュリティ性がより向上する。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲内にて各構成要素を適宜変形して具体化することができる。
例えば、上記実施形態では、POS端末1から電磁ロック29aを開錠する処理が、チケットプリンタ2でチケット用紙5が残り少ないことが検知されたとき、あるいは用紙詰りが発生したことが検知されたときに実行される例について説明したが、これに限定されない。その他、チケットプリンタ2でサーマルヘッド25a、搬送モータ26aまたは用紙カッタ26bなどのハードウェアの異常が検知されたときにも図8および図9を用いて説明した処理が実行されるようにしてもよい。
また、カバー開放履歴ファイル51は、POS端末1で記憶するのではなく、チケットプリンタ2にメモリを設けてそこに記憶されるようにしてもよい。
また、チケットプリンタ2に格納されたチケット用紙5は、ロール状に巻回されたものではなく、一枚分のチケット毎にミシン目が形成され、このミシン目で折り曲げて積み重ねられた連続するチケット用紙であってもよいし、ロール状に巻回されたチケット用紙であって一枚分のチケット毎にミシン目が形成されたチケット用紙であってもよい。このように上記ミシン目で折り曲げて積み重ねられたチケット用紙を用いる場合、あるいはロール状に巻回されたチケット用紙であって一枚分のチケット毎にミシン目が形成されたチケット用紙を用いる場合には、用紙カッタ26bを用いることを要しない。それに代えてチケット発行口33近傍にチケットの搬送方向と略直交する方向に長手状の突起部を形成し、裁断されないままチケット発行口33から排出された一枚分のチケットを操作者が手で引っ張って上記突起部に押し当てることでミシン目からチケットを裁断するようにする。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全体構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明を、以下に付記する。
[1]操作責任者を登録する責任者登録手段を備え、この責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合にのみ所定の操作が可能な商品販売データ処理装置と、この商品販売データ処理装置に接続され、開閉可能なカバーを開放することで印字媒体が露出するチケットプリンタとを有し、前記商品販売データ処理装置の制御の下で前記チケットプリンタに各種チケットを発券せしめるチケット発券システムにおいて、前記チケットプリンタは、前記カバーの開放を禁止するロック手段を備え、前記商品販売データ処理装置は、前記責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合にのみ、前記ロック手段の開錠指示を受け付ける開錠指示受付手段と、この開錠指示受付手段が前記ロック手段の開錠指示を受け付けたとき、前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させる開錠手段と、この開錠手段が前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させたことに応じて、前記責任者登録手段により登録された操作責任者の識別コードを関連付けた履歴を記憶する履歴記憶手段とを備えてなることを特徴とするチケット発券システム。
[2]前記チケットプリンタは、前記カバーの開放を検知する開放検知手段と、この開放検知手段により前記カバーの開放が検知されたとき、その旨を前記商品販売データ処理装置に通知する開放通知手段とをさらに備え、前記商品販売データ処理装置は、前記開錠手段が前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させたことに応じて、予め定められた規定時間を計時する計時手段と、この計時手段が前記規定時間を計時し終え、かつ前記チケットプリンタから前記カバーの開放が通知されていないことに応じて、前記チケットプリンタに前記ロック手段を施錠させる施錠手段とをさらに備えてなることを特徴とする上記[1]に記載のチケット発券システム。
[3]前記チケットプリンタは、所定の異常を検知する異常検知手段と、この異常検知手段により前記所定の異常が検知されたとき、その旨を前記商品販売データ処理装置に通知する異常通知手段とをさらに備え、前記商品販売データ処理装置は、前記チケットプリンタから前記所定の異常が検知されたとの通知を受けたことに応じて、前記開錠受付手段により前記ロック手段の開錠を受け付けることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のチケット発券システム。
[4]前記ロック手段は、電磁ロックであることを特徴とする上記[1]乃至[3]のうちいずれか1に記載のチケット発券システム。
本発明の一実施形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施形態における責任者コードファイルのデータ構造の一例を示す模式図。 同実施形態におけるカバー開放履歴ファイルのデータ構造の一例を示す模式図。 同実施形態においてPOS端末のCPUが実行する責任者登録処理の流れ図。 同実施形態におけるチケットプリンタの外観形状を示す斜視図。 同実施形態におけるチケットプリンタの外観形状を示す斜視図。 同実施形態におけるチケットプリンタの要部構成を示すブロック図。 同実施形態においてチケットプリンタのCPUが実行する用紙交換処理の流れ図。 同実施形態におけるPOS端末のCPUが実行する電磁ロック解除処理の流れ図。
符号の説明
1…POS端末、2…チケットプリンタ、3…基台部、4…カバー、5…チケット用紙、13…タイマ、29a…電磁ロック、50…責任者コードファイル、51…カバー開放履歴ファイル

Claims (3)

  1. 操作責任者を登録する責任者登録手段を備え、この責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合にのみ所定の操作が可能な商品販売データ処理装置と、この商品販売データ処理装置に接続され、開閉可能なカバーを開放することで印字媒体が露出するチケットプリンタとを有し、前記商品販売データ処理装置の制御の下で前記チケットプリンタに各種チケットを発券せしめるチケット発券システムにおいて、
    前記チケットプリンタは、
    前記カバーの開放を禁止するロック手段と、
    異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段により検知された異常を前記商品販売データ処理装置に通知する異常通知手段とを備え、
    前記商品販売データ処理装置は、
    タッチパネル付きのディスプレイと、
    前記責任者登録手段により操作責任者が登録されている場合、前記チケットプリンタから前記異常の通知を受けたことに応じて、前記異常を解消するか否かを選択入力可能な画面を前記ディスプレイに表示し、この画面のタッチ操作によって前記ロック手段に対する開錠指示を受け付ける第1の開錠指示受付手段と、
    前記第1の開錠指示受付手段で異常を解消しないことを受け付けた場合には、前記ディスプレイに異常が発生していることを警告するとともにタッチ操作により前記異常を解消することを受け付け可能な画面を表示し、この画面のタッチ操作によって前記ロック手段に対する開錠指示を受け付ける第2の開錠指示受付手段と、
    前記第1あるいは第2の開錠指示受付手段が受け付けた前記開錠指示によって、前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させる開錠手段と、
    この開錠手段が前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させたことに応じて、前記責任者登録手段により登録された操作責任者の識別コードを関連付けた履歴を記憶する履歴記憶手段とを備えてなることを特徴とするチケット発券システム。
  2. 前記チケットプリンタは、
    前記カバーの開放を検知する開放検知手段と、
    この開放検知手段により前記カバーの開放が検知されたとき、その旨を前記商品販売データ処理装置に通知する開放通知手段とをさらに備え、
    前記商品販売データ処理装置は、
    前記開錠手段が前記チケットプリンタに前記ロック手段を開錠させたことに応じて、予め定められた規定時間を計時する計時手段と、
    この計時手段が前記規定時間を計時し終え、かつ前記チケットプリンタから前記カバーの開放が通知されていないことに応じて、前記チケットプリンタに前記ロック手段を施錠させる施錠手段とをさらに備えてなることを特徴とする請求項1に記載のチケット発券システム。
  3. 前記ロック手段は、電磁ロックであることを特徴とする請求項1に記載のチケット発券システム。
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