JP5014232B2 - 継手リンクユニット付き無給油チェーン - Google Patents
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また、本発明の継手リンクユニット付き無給油チェーンで言うところの「圧印加工」とは、材料を部分的に圧縮することで圧縮部分の強度を向上させる加工を意味している。
また、継手用締結手段が、クリップ本体部から遊嵌プレートの外側面に向けて立脚するリップ部を有していることにより、このリップ部が遊嵌プレートの外側面に当接して遊嵌プレートのチェーン幅方向外側への揺動または片寄りを規制するので、遊嵌プレートに形成されたブシュ軸支用環状凹部とこのブシュ軸支用環状凹部に囲繞支持されたブシュ突出端部との相対的な位置関係を所定の範囲内に抑制保持して、これらブシュ突出端部とブシュ軸支用環状凹部とで構成される油溜り用ラビリンス構造による油溜り機能を確実に発揮することができる。
また、本発明の継手リンクユニット付き無給油チェーンにおいて用いられるブシュの内径および外径、連結ピンの外径、継手ピンの外径、前述したブシュ軸支用環状凹部の内径に関する具体的な寸法関係については、チェーン進行方向に引張力を受けるチェーン稼動時、すなわち、内リンクが外リンクおよび継手リンクユニットに対してチェーン進行方向に偏在した際に、ブシュの内周面と継手ピンおよび連結ピンの外周面とが接触して、ブシュ突出端部の外周面とブシュ軸支用環状凹部の内周面とが相互に接触することを完全に阻止するように設計されているのが、より好ましい。
さらに、本発明の継手リンクユニット付き無給油チェーンにおいて用いられるブシュのチェーン幅方向への長さ、左右一対でチェーン幅方向に離間配置された外プレートの内側面の相互間隔、チェーン幅方向に離間配置された遊嵌プレートの内側面と圧入プレートの内側面との相互間隔、前述したブシュ軸支用環状凹部のチェーン幅方向への座ぐり深さに関する具体的な寸法関係については、チェーン稼動時に内リンクが外リンクおよび継手リンクユニットに対してチェーン幅方向にスキュー、揺動、若しくは、片寄りを生じた際にも、ブシュ突出端部がブシュ軸支用環状凹部から外れることを回避するように設計されているのが、好ましい。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である継手リンクユニット付き無給油チェーンの全体概要図であり、図2は、図1に示す継手リンクユニット付き無給油チェーンの分解組み付け図であり、図3は、図1に示す継手リンクユニット付き無給油チェーンの断面図であり、図4は、継手用締結手段の変形例を示す斜視図である。
なお、前述した遊嵌プレート123は、一般に継手プレートと称されている。
なお、この弾性シール部材130の具体的な態様は、前述したようなピン孔を中心に有した扁平状のものに限られるものではなく、例えば、Oリングなどを採用しても良い。
なお、本発明の継手リンクユニット付き無給油チェーン100で言うところの「圧印加工」とは、材料を部分的に圧縮することで圧縮部分の強度を向上させる加工を意味している。
したがって、このようなブシュ突出端部112aとブシュ軸支用環状凹部122a、123aとの間に生じた潤滑油の漏出径路が複雑に屈曲して油溜り機能を発揮する油溜り用ラビリンス構造L1となって、チェーン稼動時の周回走行によって生じる遠心力などに起因してブシュ112と継手ピン121との間に封入された潤滑油が内プレート113の外側面と圧入プレート122および遊嵌プレート123の内側面との間から外部漏出することを抑制するとともに外部塵埃の侵入を抑制するので、チェーン本体110のブシュ112の内周面と継手リンクユニット120の継手ピン121の外周面との間で生じがちな摩耗損傷を低減してチェーン摩耗伸びを長期に亘って防止することができる。
したがって、ブシュ軸支用環状凹部122a、123aの断面係数とそれ以外のプレート部分の断面係数とが同程度となるので、ブシュ軸支用環状凹部122a、123aを形成することによる圧入プレート122および遊嵌プレート123の強度低下を抑制でき、また、圧入プレート122および遊嵌プレート123のプレス打ち抜き加工を行う際に、圧入プレート122および遊嵌プレート123の内側面を凹陥させて外側面へ膨出させる形状の金型を用いるだけで、圧入プレート122および遊嵌プレート123の打ち抜き加工とブシュ軸支用環状凹部122a、123aの形成加工とを同時に行うことができるので、圧入プレート122および遊嵌プレート123の打ち抜き加工とは別途にブシュ軸支用環状凹部122a、123aを形成する研削やミーリングなどの機械加工を圧入プレート122および遊嵌プレート123に施す必要がなく、チェーンの製造負担を軽減することができる。
したがって、ブシュ112と継手ピン121との間に注入された潤滑油が継手ピン121の外周面に沿って継手ピン121の先端部側に漏出することを防止するとともに外部塵埃が継手ピン121の外周面に沿ってブシュ112と継手ピン121との間に侵入することを回避するので、チェーン本体110のブシュ112の内周面と継手リンクユニット120の継手ピン121の外周面との間で生じがちな摩耗損傷を低減してチェーンの摩耗伸びを長期に亘って防止することができる。
したがって、このようなブシュ突出端部112aとブシュ軸支用環状凹部116aとの間に生じた潤滑油の漏出径路が複雑に屈曲して油溜り機能を発揮する油溜り用ラビリンス構造L3となって、チェーン稼動時の周回走行によって生じる遠心力などに起因してブシュ112と連結ピン115との間に封入された潤滑油が内プレート113の外側面と外プレート116の内側面との間から外部漏出することを抑制するとともに外部塵埃の侵入を抑制するので、チェーン本体110のブシュ112の内周面とチェーン本体110の連結ピン115の外周面との間で生じがちな摩耗損傷を低減してチェーンの摩耗伸びを長期に亘って防止することができる。
したがって、ブシュ軸支用環状凹部116aの断面係数とそれ以外のプレート部分の断面係数とが同程度となるので、ブシュ軸支用環状凹部116aを形成することによる外プレート116の強度低下を抑制でき、また、外プレート116のプレス打ち抜き加工を行う際に、外プレート116の内側面を凹陥させて外側面へ膨出させる形状の金型を用いるだけで、外プレート116の打ち抜き加工とブシュ軸支用環状凹部116aの形成加工とを同時に行うことができるので、外プレート116の打ち抜き加工とは別途にブシュ軸支用環状凹部116aを形成する研削やミーリングなどの機械加工を外プレート116に施す必要がなく、チェーンの製造負担を軽減することができる。
したがって、チェーン引張力が継手ピン121を介して遊嵌プレート123に作用した際に疲労破壊を生じがちな継手ピン孔の周囲の疲労強さを向上できるので、長期にわたってチェーン寿命を維持することができるなど、その効果は甚大である。
ここで、第1実施例の変形例である継手リンクユニット付き無給油チェーン100における継手ピン121以外の構成は、前述した第1実施例である継手リンクユニット付き無給油チェーン100と全く同じであるため、継手ピン121以外の構成についてはその説明を省略する。
すなわち、図5に示すように、継手ピン121の外周面には、先端部側を縮径してなる継手ピン121の基端部よりも小径なプレート遊嵌用小径部121aが形成されており、このプレート遊嵌用小径部121aに遊嵌プレート123が遊びを有した状態で外嵌されている。
したがって、前述したように弾性シール部材130を遊嵌プレート123の外側面側において継手ピン121に密に嵌合して遊嵌プレート123のチェーン幅方向外側へ揺動または片寄りを規制するように位置決めしたことに加えて、継手ピン121の基端部とプレート遊嵌用小径部121aとの間に形成された段差部分121cに遊嵌プレート123の継手ピン孔内周縁部を当接させて遊嵌プレート123のチェーン幅方向内側への揺動または片寄りを規制できるので、チェーン幅方向外側およびチェーン幅方向内側、すなわち、チェーン幅方向両側への遊嵌プレート123の揺動または片寄りを規制して、遊嵌プレート123のブシュ軸支用環状凹部123aとこのブシュ軸支用環状凹部123aに囲繞支持されたブシュ突出端部112aとの相対的な位置関係をさらに確実に保持できるとともに、前述したように継手ピン121に圧嵌された弾性シール部材130を用いて継手ピン121の基端部とプレート遊嵌用小径部121aとの間に形成された段差部分121cに遊嵌プレート123の継手ピン孔内周縁部を接触させた状態で遊嵌プレート123をチェーン幅方向に固定することで、遊嵌プレート123の継手ピン孔の内周面と継手ピン121の外周面との間を完全に密封することができるなど、その効果は甚大である。
ここで、本発明の第2実施例である継手リンクユニット付き無給油チェーン200における弾性シール部材230以外の構成は、前述した第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100と全く同じであるため、第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100に関する明細書、および、図1乃至図5に示す100番台の符号を200番台の符号に読み替えることによって、弾性シール部材230以外の構成についてはその説明を省略する。
すなわち、図6に示すように、ピン孔を中心に有した扁平状の弾性シール部材230が、継手ピン221の外周面に対して密着させた状態で遊嵌プレート223の最外側面、すなわち、遊嵌プレート223の外側面側に膨出形成されたブシュ軸支用環状凹部223aの座面に固着されており、遊嵌プレート223の継手ピン孔の内周面と継手ピン221の外周面との間からの潤滑油の外部漏出を阻止するようになっている。
したがって、継手ピン221の外周面に密着した弾性シール部材230のピン孔内周縁部が遊嵌プレート223の継手ピン孔の内周面と継手ピン221の外周面との間を密封して潤滑油の外部漏出を阻止するとともに外部塵埃の侵入を阻止するので、チェーン摩耗伸びを長期に亘って防止することができる。
ここで、本発明の第3実施例である継手リンクユニット付き無給油チェーン300における弾性シール部材330以外の構成は、前述した第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100と全く同じであるため、第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100に関する明細書、および、図1乃至図5に示す100番台の符号を300番台の符号に読み替えることによって、弾性シール部材330以外の構成についてはその説明を省略する。
すなわち、図7に示すように、ピン孔を中心に有した扁平状の弾性シール部材330が、この弾性シール部材330のピン孔内周縁部を継手ピン321の外周面に形成されたシール部材嵌着用溝部321bに嵌合させた状態で遊嵌プレート323の最外側面、すなわち、遊嵌プレート323の外側面側に膨出形成されたブシュ軸支用環状凹部323aの座面に固着されており、遊嵌プレート323の継手ピン孔の内周面と継手ピン321の外周面との間からの潤滑油の外部漏出を阻止するようになっている。
したがって、弾性シール部材330のピン孔内周縁部が遊嵌プレート323の継手ピン孔の内周面と継手ピン321の外周面との間を密封して潤滑油の外部漏出を阻止するとともに外部塵埃の侵入を阻止するので、チェーン摩耗伸びを長期に亘って防止でき、また、弾性シール部材330のピン孔内周縁部がシール部材嵌着用溝部321bに嵌合していることにより、シール部材嵌着用溝部321bと弾性シール部材330のピン孔内周縁部との間の接触面積が増大して弾性シール部材330による密封効果が向上するので、潤滑油の外部漏出および外部塵埃の侵入をより確実に防止することができる。
ここで、本発明の第4実施例である継手リンクユニット付き無給油チェーン400における弾性シール部材430と継手用締結手段424と継手ピン421以外の構成は、前述した第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100と全く同じであるため、第1実施例の継手リンクユニット付き無給油チェーン100に関する明細書、および、図1乃至図5に示す100番台の符号を400番台の符号に読み替えることによって、弾性シール部材430と継手用締結手段424と継手ピン421以外の構成についてはその説明を省略する。
すなわち、図9に示すように、ピン孔を中心に有した扁平状の弾性シール部材430が、この弾性シール部材430のピン孔内周縁部を継手ピン421の外周面に形成されたシール部材嵌着用溝部421bに嵌合させた状態で遊嵌プレート423の最外側面、すなわち、遊嵌プレート423の外側面側に膨出形成されたブシュ軸支用環状凹部423aの座面に固着されており、遊嵌プレート423の継手ピン孔の内周面と継手ピン421の外周面との間からの潤滑油の外部漏出を阻止している。
したがって、弾性シール部材430のピン孔内周縁部が遊嵌プレート423の継手ピン孔の内周面と継手ピン421の外周面との間を密封して潤滑油の外部漏出を阻止するとともに外部塵埃の侵入を阻止するので、チェーン摩耗伸びを長期に亘って防止でき、また、弾性シール部材430のピン孔内周縁部がシール部材嵌着用溝部421bに嵌合していることにより、シール部材嵌着用溝部421bと弾性シール部材430のピン孔内周縁部との間の接触面積が増大して弾性シール部材430による密封効果が向上するので、潤滑油の外部漏出および外部塵埃の侵入をより確実に防止することができる。
したがって、継手用締結手段424のリップ部424bを遊嵌プレート423の外側面に当接させて遊嵌プレート423のチェーン幅方向外側へ揺動または片寄りを規制することに加えて、継手ピン421の基端部とプレート遊嵌用小径部421aとの間に形成された段差部分421cに遊嵌プレート423の継手ピン孔内周縁部を当接させて遊嵌プレート423のチェーン幅方向内側への揺動または片寄りを規制できるので、チェーン幅方向外側およびチェーン幅方向内側、すなわち、チェーン幅方向両側への遊嵌プレート423の揺動または片寄りを規制して、遊嵌プレート423のブシュ軸支用環状凹部423aとこのブシュ軸支用環状凹部423aに囲繞支持されたブシュ突出端部412aとの相対的な位置関係をさらに確実に保持できるとともに、継手ピン421の基端部とプレート遊嵌用小径部421aとの間に形成された段差部分421cに遊嵌プレート423の継手ピン孔内周縁部を接触させた状態で遊嵌プレート423をチェーン幅方向に固定することで、遊嵌プレート423の継手ピン孔の内周面と継手ピン421の外周面との間を完全に密封することができる。
110、210、310、410 ・・・ チェーン本体
111、211、311、411 ・・・ ローラ
112、212、312、412 ・・・ ブシュ
112a、212a、312a、412a ・・・ ブシュ突出端部
113、213、313、413 ・・・ 内プレート
114、214、314、414 ・・・ 内リンク
115、215、315、415 ・・・ 連結ピン
116、216、316、416 ・・・ 外プレート
116a、216a、316a、416a ・・・ ブシュ軸支用環状凹部
117、217、317、417 ・・・ 外リンク
120、220、320、420 ・・・ 継手リンクユニット
121、221、321、421 ・・・ 継手ピン
121a、421a ・・・ プレート遊嵌用小径部
321b、421b ・・・ シール部材嵌着用溝部
121c、421c ・・・ 段差部分
121d、221d、321d、421d ・・・ クリップ嵌着用溝部
122、222、322、422 ・・・ 圧入プレート
122a、222a、322a、422a ・・・ ブシュ軸支用環状凹部
123、223、323、423 ・・・ 遊嵌プレート
123a、223a、323a、423a ・・・ ブシュ軸支用環状凹部
123b、223b、323b、423b ・・・ 環状圧印部
124、224、324、424 ・・・ 継手用締結手段
424a ・・・ クリップ本体部
424b ・・・ リップ部
130、230、330、430 ・・・ 弾性シール部材
L1、L2、L3 ・・・ 油溜り用ラビリンス構造
Claims (7)
- 前後一対のブシュの両端部を左右一対の内プレートのブシュ圧入孔に圧入嵌合してなる内リンクと前記ブシュ内にそれぞれ貫通する前後一対の連結ピンの両端部を左右一対の外プレートのピン圧入孔に圧入嵌合してなる外リンクとがチェーン長手方向に交互に連結されたチェーン本体と、該チェーン本体の両端に位置するブシュ内にそれぞれ貫通する前後一対の継手ピンと該継手ピンの基端部を前後一対の継手ピン圧入孔に圧入嵌合する圧入プレートと前記継手ピンの先端部を前後一対の継手ピン孔に遊嵌する遊嵌プレートと該遊嵌プレートの外側面から突出した継手ピンの先端部を遊嵌プレートの外側面に位置決めして締結する継手用締結手段とで構成されて前記チェーン本体の両端を相互に連結する継手リンクユニットとからなり、前記ブシュの内周面と継手ピンおよび連結ピンの外周面との間に潤滑油を封入してなる継手リンクユニット付き無給油チェーンにおいて、
前記チェーン本体の両端に位置する内プレートの外側面から一部突出したブシュ突出端部が、前記継手リンクユニットの圧入プレートおよび遊嵌プレートの内側面を凹陥させてオフセット状態で外側面に膨出させたブシュ軸支用環状凹部によりそれぞれ囲繞支持されているとともに、
前記遊嵌プレートの継手ピン孔の内周面と継手ピンの外周面との間からの潤滑油の外部漏出を阻止する弾性シール部材が、前記遊嵌プレートと継手用締結手段との間に介在した状態で継手ピンの外周面に対して密に嵌合されて前記遊嵌プレートのチェーン幅方向外側への揺動または片寄りを規制するように位置決めされていることを特徴とする継手リンクユニット付き無給油チェーン。 - 前記弾性シール部材が、前記遊嵌プレートの最外側面に固着されていることを特徴とする請求項1記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
- 前記弾性シール部材のピン孔内周縁部が、前記継手ピンの外周面に形成されたシール部材嵌着用溝部に嵌合していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
- 前記継手用締結手段が、前記継手ピンの先端部に形成したクリップ嵌着用溝部に嵌着されるクリップ本体部と該クリップ本体部から遊嵌プレートの外側面に向けて立脚するリップ部とを有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
- 前記遊嵌プレートが、前記継手ピンの先端部側を縮径してなるプレート遊嵌用小径部に遊嵌されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
- 前記遊嵌プレートが、圧印加工により形成された環状圧印部を継手ピン孔の周囲に有していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
- 前記チェーン本体の内プレートの外側面から一部突出したブシュ突出端部が、前記チェーン本体の外プレートの内側面を凹陥させてオフセット状態で外側面に膨出させたブシュ軸支用環状凹部によりそれぞれ囲繞支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の継手リンクユニット付き無給油チェーン。
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