JP5011935B2 - 血液検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血液等の検査に用いられる血液検査装置に関するものである。
糖尿病患者は、定期的に血糖値を測定し、その血糖値に基づいてインスリンを投与し、血糖値を正常に保つ必要がある。この血糖値を正常に保つため、血糖値を定期的に測定する必要があり、そのために患者は血液検査装置を用いて指先等から、少量の血液を採取し、この採取した血液から血糖値を測定しなければならない。
以下、従来の血液検査装置について説明する。従来の血液検査装置1は、図13に示すように、筺体2と、この筺体2の一方が開口した筒体3と、この筒体3内を往復するプランジャ4と、このプランジャ4に一方が連結されたハンドル5と、このハンドル5が筺体2に係止される係止部6と、このハンドル5を筒体3の開口部3a側方向に付勢するバネ7と、プランジャ4に一方の端が把持されるとともに他方の端には採血針(以下、針という)8が装着されるランセット9と、開口部3a側に装着された血液センサ(以下、センサという)10と、センサ10の出力が接続された電気回路部11とで構成されていた。
以上のように構成された従来の血液検査装置1を用いて血液検査をするに当たり、先ず、以下に述べる準備作業が必要となる。即ち、糖尿病患者(以下、患者という)12(図14参照)は、以前に検査した血液の影響を除去するため、センサ10と針8とを交換する。
このような準備作業をした後、図14に示すように、患者12の片方の手12aで血液検査装置1を握り、もう片方の手12bの皮膚13に当接する。そして、係止部6の係止を解除する。すると、バネ7によって付勢されたハンドル5が矢印16(図13参照)方向に勢い良く発射される。このハンドル5の係止解除により針8が同時に発射される。この針8は、センサ10の貯留部天面を突き破り、患者12の皮膚13を穿刺する。
穿刺された皮膚13からは血液14(図示せず)が少量流出する。この血液14はセンサ10の貯留部内に取り込まれる。貯留部内に取り込まれた血液14は、センサ10の検出部内で血糖値に応じた化学変化を起こす。この化学変化により生じた電流は電気回路部11に取り込まれ、血糖値が計算される。そして、計算された血糖値の結果は表示部15に表示される。このようにして求められた血糖値は、患者12に投与するインスリン量の基礎データとされる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特表2003−524496号公報
しかしながらこのような従来の血液検査装置1を用いた血糖値の測定に於いては、片方の手12aで血液検査装置1を把持し、もう片方の手12bの皮膚13にセンサ10を当接させる必要があるため、どうしても両手を使う必要があった。このような血液検査装置1を用いて、例えば外出時等において人前での血糖値を測定する場合には、両手を使う必要があるため、周囲の視線を集め易く恥ずかしくて測定を躊躇する患者12もいた。特に初期の糖尿病患者においては、なおさらであった。
本発明は、このような問題を解決したもので、外出時等においても人目に触れないようにポケット等の中で片手操作できる血液検査装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の血液検査装置は、上面が扁平した球形状となった筐体と、この筺体の上面に設けた表示部とを備え、前記筺体の上面に、この筐体上面から窪んだ形状に形成された血液センサ装着部を設け、この血液センサ装着部には、センサとこのセンサを通過して皮膚に穿刺する穿刺手段を設け、手のひらに握って片手での操作を可能としたものである。これにより、所期の目的を達成することが出来る。
以上のように本発明による血液検査装置は、上面が扁平した球形状となった筐体と、この筺体の上面に設けた表示部とを備え、前記筺体の上面に、この筐体上面から窪んだ形状に形成された血液センサ装着部を設け、この血液センサ装着部には、センサとこのセンサを通過して皮膚に穿刺する穿刺手段を設け、手のひらに握って片手での操作を可能としたものであるので、手のひらに握って
ポケット等の中においても片手で操作することができる。
従って、外出時等に於いても人目を気にすることなく血糖値の測定をすることができる。
具体的には、筐体は、上面が扁平した球形状となっているので、手のひらで握りやすく、しかも、この状態において、血液センサ装着部は、筐体上面から、窪んだ形状となっているので、穿刺するための指を適切に配置することができ、その結果として、ポケットなどの中において、片手で操作しても、穿刺手段による穿刺及びセンサによる測定が適切に行なわれるようになる。
また、このように、片手で筐体を握った状態で、指を血液センサ装着部に配置した状態であれば、穿刺手段による穿刺時に、指が逃げにくく、この点からも、ポケットなどの中において、片手で操作しても、穿刺手段による穿刺及びセンサによる測定が適切に行なわれるようになる。










また、筐体の上面を偏平した球形状、例えば、筺体の上面と正面と側面ともそれぞれ焦点距離が異なる略楕円形をしたデザイン性に富んだ卵型形状とすることができ、例え、人目に触れる場所で使用したとしても、血液の測定をしていることに気づかれにくい形状であり、恥ずかしさは軽減される。また、握り易い形状でもある。
以下、図面に基づいて、本発明の血液検査装置を説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における血液検査装置21の外観斜視図である。この血液検査装置21の筺体22は、上面22aと正面22bと側面22c共に焦点距離が夫々異なる楕円形状の外形をしており、上面が偏平した球形状であり片手で握れる大きさとなっている。そして、この筺体22の上面22aの略中央には表示部23が設けられており、この表示部23と同じ面の一方の端近傍には血液センサ装着部25が形成されている。そして、血液センサ装着部25にはセンサ33(図3、図7参照)が内蔵されたカートリッジ24が装着される。
この血液センサ装着部25は筺体22の外表面(上面22a)から窪んだ凹状に形成されている。また、この筺体22は樹脂で一体成形されるとともに、本実施の形態では表面を白色系の色としている。表示部23はデザイン上、通電して表示したときのみ浮きあがって表示され、非通電時は表面色となっている。なお、筺体22の表面色は、白色系に限ることはなく、他人の血液検査装置21同士の識別や、患者12の好みに合わせて、緑色、青色、黄色、紫色、茶色、黒等を用いることもできる。
また、表示部23の表示は、血液センサで測定された血液14の測定結果が、予め設定された値の範囲(複数)毎に、表示色を色分けする表示部を有しており予め定められた範囲外の値の場合はオレンジ又は赤色系の色で表示し、血液14の測定結果が予め定められた範囲内の値の場合は緑色または青色系の色で表示するようにしている。さらに、予め設定されている値の範囲が3段階の場合においては、表示部23の表示は、血液センサで測定された血液14(図示せず)の測定結果が、低い範囲の値の場合は赤色系の色で表示し、中間の範囲の値の場合は緑色又は青色系の色を表示し、高い範囲の値の場合はオレンジ系又は黄色系の色で表示をするようにすることも可能である。
図2は、その使用状態を示す斜視図であり、本発明の血液検査装置21の筺体22を片手12bで握り、人差し指12cをカートリッジ24上に当接させて血液14を採取する様子を示したものである。
本実施の形態による血液検査装置21は以上のように形成されているので、以下の作用効果を奏するものである。即ち、手のひら内に握られて片手12a或いは12bで操作可能としたものであり、ポケット等の中においても片手12a或いは12bのみで操作することができる。従って、外出時等においても人目を気にすることなく血糖値の測定をすることができる。
また、筺体22の上面22aと正面22bと側面22cとも略楕円形をしたお洒落なデザインを有する卵型形状であり、例え人目に触れる場所で使用しても、血液14の測定をしていることが気づかれにくく、恥ずかしさは軽減される。更に、握り易い操作性に優れた形状でもある。
図3は、本発明の血液検査装置21の正面22bから見た断面図である。筺体22の下面22e側に沿ってレーザ発射装置26が載置されており、このレーザ発射装置26の上面側に電気回路部27と負圧手段28が設けられている。なお、この負圧手段28は、吸引ポンプ用モータ28aと、この吸引ポンプ用モータ28aに連結された吸引ポンプ28bとから構成されている。
これらの電気回路部27と負圧手段28の上面側であって、筺体22の上面22aの裏側には発光ダイオードで構成された表示部23が装着されている。この発光ダイオードで筺体22の上面22aを裏から照らすことにより、半透明部材で形成された上面22aに文字が浮き上がって表示される。この表示において、血液センサで測定された血液14の測定結果により予め設定された値の範囲(複数)毎に、表示色の違う発光ダイオードを使用して色分け表示する機能を有しており、血液14の測定結果が予め定められた範囲外の値の場合はオレンジ又は赤色系の発光ダイオードで表示し、血液14の測定結果が予め定められた範囲内の値の場合は緑色または青色系の発光ダイオードで表示するようにしている。
従って、赤色系表示のときは注意が必要であり、緑色系表示のときは安心して良いことになる。
また、予め設定されている値の範囲が3段階の場合においては、表示部23の表示は、血液センサで測定された血液14(図示せず)の測定結果が、低い範囲の値の場合は赤色系の発光ダイオードで表示し、中間の範囲の値の場合は緑色又は青色系の発光ダイオードで表示し、高い範囲の値の場合はオレンジ系又は黄色系の発光ダイオードで表示をするようにすることも可能である。
なお、この発光ダイオードの発光色は、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色に限ることはなく、他の色であっても良い。
また、表示部23は発光ダイオードによる表示以外に液晶ディスプレイ(カラー在るいは白黒)を用いても良い。この場合、表示部23の上面22aは透明にするか、或いは開放にしておく必要がある。
このことにより、予め設定されている値の範囲が上記の場合より多い場合においても、その範囲毎に任意の表示色を指定して、測定値によって色分けされた表示から注意喚起を段階的に促すことができる。
次に、血液センサ装着部25とその周辺について、図3と図7を用いて説明する。血液センサ装着部25は、筺体22の上面22a側にあって、一方の側面22c側に設けられており、その上方から見た形状は楕円形状をしている。この血液センサ装着部25の上面25aは筺体22の上面22aから滑らかに窪んだ凹状を形成されている。この上面25aの表示部23寄りには、皮膚検知センサ29が装着されている。この皮膚検知センサ29は、皮膚13の押圧を検知する機械式の押圧スイッチでも良いし、皮膚13の当接を検知する反射型の光学式センサであっても良い。いづれにしても筺体22から窪んだ位置に設けることで、誤操作の可能性を極めて少なくすることができる。
次に、カートリッジ24が挿入される受け部25bについて説明する。血液センサ装着部25の上面25aの略中央には、上面25aから下方に向かって挿入されるカートリッジ24の受け部25bが形成されている。なお、図3と図7では上下方向が逆になっている。この受け部25b内にはカートリッジ24を載せる載せ台25cが設けられており、バネ25dで底面25gから上方に付勢されている。31は、載せ台25cの上面に植設されたコネクタである。
カートリッジ24は、円筒形状のホルダ32と、このホルダ32に装着された略円形のセンサ33とから形成されている。ホルダ32内にはセンサ33の載置台32aが設けられており、この載置台32aにセンサ33は載置されて固定されている。
また、このホルダ32の外面32bと血液センサ装着部25上面25aの接触面25hには、図6に示すガイド部34が形成されている。34aはカートリッジ24を形成するホルダ32の外面32bに形成された凸部である。34bはこの凸部34aが嵌入する凹部であり、上面25aの接触面25hに形成されている。凹部34bに対向する凸部34aの先端34cの角度は略72度(片側の角度36度)としている。このようなガイド部34を設けることにより、カートリッジ24を任意の方向から受け部25bに挿入してもカートリッジ24は矢印34dに沿って進行方向を修正しながら受け部25b内に挿入される。従って、コネクタ31がセンサ33の接触電極(後述)に確実に接触することになる。
また、ホルダ32の外面32bには、カートリッジ24を受け部25bに係止する係止凹部32cが設けられている。30は、カートリッジ24を係止するレバーであり、筺体22の一方の側面22cと受け部25bの壁を貫通して係止凹部32cに係合・開放され、カートリッジ24と受け部25bとの係止/解除を行なっている。このレバー30は軸30aで回動自在に装着されるとともに、バネ30bで受け部25b側に付勢されている。
以上のようにカートリッジ24は血液センサ装着部25の受け部25bに着脱自在に設けられているので、血液検査装置21での測定の度に行なわなければならないカートリッジ24の着脱(センサ33の交換)が非常に容易となる。即ち、カートリッジ24を血液センサ装着部25の受け部25bへ挿入すると、カートリッジ24はガイド部34に従って向きを修正しながら、バネ25dに抗して載せ台25cを沈めて行く。カートリッジ24が定位置まで挿入されると、レバー30の先端30dがホルダ32に形成された係止凹部32cと係合して停止するとともに固定される。
この位置で、血液14を採取した後、レバー30を矢印30c(図5参照)方向に操作すると、レバー30の先端30dと係止凹部32cとの係合が解除される。そうすると、バネ25dにより載せ台25cは上面25a方向に付勢されて、カートリッジ24は血液センサ装着部25の受け部25bから開放される。このようにして、カートリッジ24を容易に交換することができる。
受け部25bの下方には、レーザ発射装置26のレーザ光35の進行前方に設けられた反射鏡36が設けられており、光反射キューブが形成されている。従って、レーザ発射装置26から発射されたレーザ光35は反射鏡36で全反射されてセンサ33を介して患者12の皮膚13を穿刺する。このレーザ光35をセンサ33に導くため、受け部25bの底面25gの略中央には孔25eが設けられている。なお、この孔25eから埃、ごみなどの汚れ物が反射鏡36方向に侵入しないように、透明部材25fで孔25eを塞いでいる。従って、この孔25eからはレーザ光35のみを通過させ、埃、ごみなどの汚れ物等の侵入を防止することができる。また、この透明部材25fで受け部25b内を封止することにより負圧室37を形成している。この負圧室37は、負圧手段28を形成する吸引用ポンプ28bからホース28cで連結されている。
38は、筺体22の他方の側面22c近傍に配置された電池であり、表示部23、レーザ発射装置26、電気回路部27等に電源を供給している。この電池38は、筺体22の他方の側面22c近傍に配置されているので、電池38の交換を容易に行うことができる。
図4は、血液検査装置21の上面図である。筺体22の略中央には表示部23が埋設されており、一方の側面22c側には楕円形をした血液センサ装着部25が設けられている。そして、この血液センサ装着部25の略中央にはセンサ33(図3、図7参照)が装着されたカートリッジ24が着脱自在に装着されている。一方の側面22cに設けられたレバー30を矢印30c方向に移動させることにより、カートリッジ24が上方に付勢され容易に取り外すことができるようになっている。
29は、皮膚検知センサであり、血液センサ装着部25の表示部23側に装着されている。従って、筺体22の上面22aからの落差があり、皮膚13への接触以外で動作することを防止している。また、41は筺体22の正面22b側に設けられた穿刺ボタンであり、この穿刺ボタン41の押下により、穿刺動作が開始される。図5は、血液検査装置21を血液センサ装着部25側から見た側面図である。筺体22の側面22cの略中央にはカートリッジ24の脱着用のレバー30が設けられている。
ここでレーザ発射装置26について説明する。図3において、レーザ発射装置26を形成する発振チューブ内には、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系レーザ結晶とフラッシュ光源が格納されている。発振チューブの一方の端には部分透過鏡が装着されており、他方の端には全反射鏡が装着されている。また、レーザ光35の出口には凸レンズが装着されており、レーザ光35で患者12の皮膚下略0.1mm〜5mmの深さの範囲で穿刺できるように焦点を結ぶように設定されている。好ましくは、0.1mm〜1.5mm程度の深さの範囲がより適切である。また、レーザ光35での穿刺電圧は、約300Vとしている。従って、患者12に与える苦痛は少ない。
以上のように構成されたレーザ発射装置26について、以下にその動作を説明する。フラッシュ光源から発射された光源は、YAG系レーザ結晶内に入り、ここで、全反射鏡とYAGレーザ結晶と部分透過鏡の間を反射して共振するとともに増幅される。この増幅されたレーザ光の一部は誘導放出により部分透過鏡を通過する。この部分透過鏡を通過したレーザ光はレンズを介して放射され、反射鏡36で全反射した後、図7に示すようにセンサ33を通過して皮膚13下に到達(照射)し、穿刺する。そうすると、皮膚13からは血液14が少量流出する。この血液14はセンサ33の貯留部49を満たす。そして、毛細管現象で供給路50を介して検出部51(図10参照)に達して血液14は測定される。
次に、図8を用いて、レーザ光35が皮膚13へ照射されたときの穿刺の深さ43と焦点位置について説明する。図8において、13は患者12の皮膚を示し、35はこの皮膚13に照射されるレーザ光を示す。図8(a)は、皮膚13の表面から深さ43の距離にレーザ光35の焦点を結ぶように設定したものである。この場合、レーザ光35により破壊される皮膚13の容積44aは逆円錐形になる。従って、皮膚13の開口は大きくなり血液14の流出は容易になるので痛みは少ない。また、皮膚13につける傷も小さい。
これに対して図8(b)は、丁度皮膚13の表面にレーザ光35の焦点を結ぶように設定したものである。図8(a)、図8(b)と同様、この場合も皮膚13から深さ43の距離まで穿刺すると、レーザ光35により破壊される皮膚13の容積44bは円錐形になる。従って、皮膚13の開口は極端に小さくなり血液14の流出は少ないにもかかわらず大きな痛みを感じる。皮膚13につける傷は図8(a)の場合と同程度とになる。
図8(c)は、皮膚13の上方にレーザ光35の焦点を結ぶように設定したものである。この場合も皮膚13から深さ43の距離まで穿刺すると、レーザ光35により破壊される皮膚13の容積44cは輪切りにした円錐の下部形状(円錐台形状)になる。この場合も、皮膚13の開口は小さくなり血液14の流出は少ないにも関わらず大きな痛みを感じる。また、皮膚13に衝ける傷は図8(a)、(b)の場合に比べて大きくなる。
従って、本実施の形態におけるレーザ発射装置26の焦点は、図8(a)に示すように皮膚13の表面から深さ43の距離に焦点を結ぶようにして、血液14の流出を容易にするとともに患者12に与える痛みが最小になるように設定している。なお、穿刺の深さ43は0.1mm〜1.5mmが適している。
本実施の形態では、患者12の皮膚13に非接触で穿刺できるレーザ発射装置26を用いているので、従来のように、針8の交換作業が不要となり、血液14の採血及び検査が簡易となる。また、患者12の皮膚13と、レーザ発射装置26とは非接触であり衛生的でもある。さらに、従来のように可動する駆動部品は無く、故障の可能性も低くなる。更にまた、部品点数が少なくなるので、部品管理が容易である。また、非接触であり孔25eは透明部材25fで塞ぐことができるので、血液検査装置21を防水構造とすることもでき、全体を丸洗いすることも可能となる。
また、本実施の形態のように、レーザ光35の通路に反射鏡36を設けることにより、レーザ光35の進行方向を自由に変えることも可能となる。従って、レーザ発射装置26とセンサ33の配置を自由に選ぶことができる。この特徴により、穿刺時の飛散物によるレーザのレンズの保護が容易になる。また、吸引のための負圧室の設計も容易になる。更に、表示部23の配置を自由に選択することができる。
次に、図9、図10を用いてセンサ33について説明する。図9は、血液検査装置21に用いるセンサ33の断面図である。本実施の形態におけるセンサ33は外形形状が円形のものを用いている。また、センサ33を形成する基体45は、基板46と、この基板46の上面に貼り合わされたスペーサ47と、このスペーサ47の上面に貼り合わされたカバー48とで構成されている。なお、このカバー48はレーサ光35が透過するように透明部材で形成されている。
49は、基体45の略中央に設けられた血液の貯留部であり、この貯留部49は、基板46に設けられた孔46aとスペーサ47に設けられた孔47aに連通して形成されており、皮膚13下に密着して血液14を採取するため、上方に向かって開口している。50はこの貯留部49に一方の端が連結された供給路であり、この供給路50は、貯留部49に溜められた血液14を毛細管現象で検出部51に導く路である。また、この供給路50の他端は空気孔52に連結しており、この空気孔52の直径は、50μmとしている。このように空気孔52の直径を小さくする理由は、空気孔52から過剰に血液を流出させないためである。また、この空気孔52は、貯留部49に皮膚13が密着した状態において、貯留部49内に負圧を加える負圧路としても作用する。42は、基体45を貫通する孔であり、センサ33の上面と下面を連結する負圧路である。
53は、検出部51上に載置された試薬であって、この試薬53は、PQQ−GDH、フェリシアン化カリウムなどを含む試薬溶液を調整し、これを基板46に形成された検出電極54,56(図10参照)上に滴下し、乾燥させることで形成したものである。
本実施の形態におけるセンサ33は、レーザ光35が照射され、かつ貯留部49を閉塞する面49a(以下、「天面」という)で封鎖されているので、この天面49aから血液が流出して、血液検査装置21を汚すことは無い。
図10は、センサ33の透視平面図である。図10において、54〜57は検出電極であり、貯留部49から空気孔52に向かって順に、検出電極57(Hct測定極)、検出電極56(対極)、検出電極54(作用極)、検出電極56(対極)、検出電極55(検知極)となっている。また、51は検出部である。
54a〜57aは検出電極54〜57に夫々接続された接続電極であり、基板46の外周方向に導出されている。また、夫々の接続電極54a〜57aには夫々接触場所54b〜57bが設けられている。ここで、接続電極56aにのみ接触場所56bと接触場所56cの2つの接触場所が形成されている。そして、これらの接触場所54bと、接触場所55bと、接触場所56bと、接触場所56cと、接触場所57bとは、センサ33の外周近傍に略等間隔に配置されている。
ここで、接触場所56bと接触場所56cのみが導通しており、その他の接触場所同士では全て絶縁されている。この接触場所56cを基準接触場所即ち、基準電極56dとする。
このように構成されているので、隣り合う接触場所の絶縁抵抗を電気回路部27(図3参照)で測定し、絶縁抵抗が零となった接触場所が基準電極56dであると特定することができる。即ち、以下時計周りに接続電極56a、接続電極57a、接続電極54a、接続電極55aと特定することができる。従って、センサ33を対称形として、無造作にカートリッジ24を装着しても、カートリッジ24の挿入角度に拘わらず、センサ33の基準電極56dを検知することで、この基準電極56dに基づいて自動的に他の接続電極54a〜57aを決定することができる。この配慮により、カートリッジ24の挿入操作が非常に容易となる。なお、本実施の形態では基準電極56dを接続電極56a上に設けたがこれは他の接続電極54a、55a,57aに設けても良い。
46cは、基板46の外周上に設けられた位置合わせ凹部であり、47c、48cはこの位置合わせ凹部46cに対応して、スペーサ47とカバー48の外周上に夫々設けられた位置合わせ凹部である。この位置合わせ凹部46c、47c、48cは、貯留部49側に向かって切れ込んだ三角形になっている。またこの位置合わせ凹部46c、47c、48cは、カートリッジ24のホルダ32に形成された位置決め凸部32d(図7参照)に嵌入するようになっている。従って、カートリッジ24の予め定められた位置にセンサ33を装着することができる。
なお、この位置決め凸部32dも位置合わせ凹部46c、47c、48cに嵌入するように三角形状になっている。更に、円筒形のホルダ32の先端32eから載置台32aに向かって広がった直角三角形状となっている。従って、ホルダ32の位置決め凸部32dにセンサ33の位置合わせ凹部46c、47c、48cを大まかに合わせて挿入するのみで、容易にセンサ33をホルダ32に装着することができる。
図11は、電気回路部27のブロック図である。図11において、54b〜57b、56cはセンサ33に形成された接触場所であり、これらの接触場所54b〜57b、56cはコネクタ31a〜31eを介して切換回路71に接続される。この切換回路71の出力は電流/電圧変換器72の入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)73を介して演算部74の入力に接続されている。この演算部74の出力は、発光ダイオード或いは液晶で形成された表示部23に接続されている。また、切換回路71には基準電圧源78が接続されている。なお、この基準電圧源78はグランド電位であっても良い。
76は制御部であり、この制御部76は、切換回路71の制御端子と、演算部74と、穿刺ボタン41と、送信部77と、タイマ79と、レーザ発射装置26と、負圧手段28と、皮膚検知センサ29に接続されている。なお、図示していないが警報手段にも接続されている。また、演算部74の出力は送信部77の入力にも接続されている。また、負圧手段28の出力はホース28cを介して負圧室37とカートリッジ24の内部に導かれている。
次に、電気回路部27の動作を説明する。先ず、血液14の測定に先立って、センサ33の接触場所54b〜57b、56cがコネクタ31a〜31eの何れに接続されているかを検出する必要がある。即ち、制御部76の指令により、コネクタ31a〜31eの内、隣り合う端子間の電気抵抗が零である接触場所56cを識別する。そして、この電気抵抗が零の接触場所56cが検出されたら、その接触場所56cに接続されているものが基準電極56dであると決定する。そして、この接触場所56cに接続されたコネクタ31を基準として、順に接続電極56a、57a,54a、55aと決定する。このようにして、接続電極54a〜57aに接続された夫々のコネクタ31を決定し、その後、血液14の測定に移行する。
測定動作では、先ず切換回路71を切換えて、血液成分量を測定するための作用極となる検出電極54を(上記決定されたコネクタ31を介して)電流/電圧変換器72に接続する。また、血液14の流入を検知するための検知極となる検出電極54を(上記決定されたコネクタ31を介して)基準電圧源78に接続する。そして、検出電極54及び検出電極55間に一定の電圧を印加する。この状態において、血液14が流入すると、検出電極54,55間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器72によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器73によってデジタル値に変換される。そして、演算部74に向かって出力される。演算部74はそのデジタル値に基づいて血液14が十分に流入したことを検出する。なお、ここで予め定められた時間が経過しても、検出部51で血液14の検出がされない場合や、血液14の量が適正でない場合は警報手段を働かせて警報するとともに処置の内容を表示部23に表示する。
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、制御部76の指令により、切換回路71を切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極54を(上記決定されたコネクタ31を介して)電流/電圧変換器72に接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極56を(上記決定されたコネクタ31を介して)基準電圧源78に接続する。
なお、例えば血液中のグルコースとその酸化還元酵素とを一定時間反応させる間は、電流/電圧変換器72及び基準電圧源78をオフにしておく。そして、一定時間の経過後に、制御部76の指令により、検出電極54と56間に一定の電圧を印加する。そうすると、検出電極54,56間に電流が流れる。この電流は電流/電圧変換器72によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器73によってデジタル値に変換る。そして、演算部74に向かって出力される。演算部74はそのデジタル値を基にグルコース成分量に換算する。
次に、グルコース成分量の測定後、Hct値の測定が行なわれる。Hct値の測定は次のように行なわれる。先ず、制御部76からの指令により切換回路71を切換える。そして、Hct値の測定のための作用極となる検出電極57を(上記決定されたコネクタ31を介して)電流/電圧変換器72に接続する。また、Hct値の測定のための対極となる検出電極54を基準電圧源78に接続する。
次に、制御部76の指令により、電流/電圧変換器72及び基準電圧源78から検出電極57と検出電極54間に一定の電圧を印加する。検出電極57と54間に流れる電流は、電流/電圧変換器72によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器73によってデジタル値に変換される。そして演算部74に向かって出力される。演算部74はそのデジタル値に基づいてHct値に換算する。
この測定で得られたHct値とグルコース成分量を用い、予め求めておいた検量線または検量線テーブルを参照して、グルコース成分量をHct値で補正し、その補正された結果を表示部23に表示する。また、この補正された結果を送信部77からインスリン(治療薬の一例として用いた)を注射する注射装置に向けて送信する。この送信は電波を用いることもできるが、医療器具への妨害のない光通信で送信することが好ましい。
このように補正された測定データを送信部77から送信することにより、インスリンの投与量が注射装置に自動的に設定されるようにすれば、患者が投与するインスリンの量を注射装置に設定する必要は無く、設定の煩わしさは無い。また、人為手段を介さずにインスリンの量を注射装置に設定することができるので、設定のミスを防止することができる。
以上、グルコースの測定を例に説明したが、グルコースの測定の他に乳酸値やコレステロールの血液成分の測定にも有用である。
以上のように構成された血液検査装置21の動作について図12を参照しながら説明する。図12において、先ず、カートリッジ24の血液検査装置21への装着ステップ81を説明する。この装着ステップ81では、カートリッジ24を血液センサ装着部25の受け部25bへ挿入する。この挿入により、レバー30の先端がカートリッジ24を構成するホルダ32の係止凹部32cに嵌入し係止する。
次に、ステップ82で、センサ33の接続電極54a〜57aの特定を行なう。ここでは、検出電極54〜57、接続電極54a〜57a、接触場所54b〜57b、56c、コネクタ31a~31eを介して電気回路部27で隣り合うコネクタ31a〜31e間の抵抗値から基準電極56dを特定する。そして、この基準電極56dから時計回りに接続電極56a、57a、54a,55aを決定する。従って、カートリッジ24が無造作に挿入されてもこのステップ82で接続電極54a〜57aが特定することができる。即ち、検出電極54〜57が決定される。
そして、ステップ83に移行する。ステップ83では、患者12の皮膚13を血液センサ装着部25の上面25aに押し当て密着する。そうすると皮膚検知センサ29がオンとなる。皮膚検知センサ29がオンとなると、負圧手段28の吸引ポンプ用モータ28aが動作して吸引ポンプ28bで負圧を発生する。この吸引ポンプ用モータ28aに加わる負荷電流を制御部76で検出して、穿刺可能な負圧か否かを表示部23に表示する。なお、負荷電流を検出する代わりに、この負圧が発生してから予め定められた時間をタイマ79で計測して、表示部23に穿刺が可能であるか否かを表示しても良い。
ここで、負圧を加える理由を説明する。穿刺時に皮膚13に負圧を加えることにより、例え弛緩した皮膚13であっても緊張状態になるので、例え小さな穿刺穴であっても血液14を効率良く採取することができる。従って、穿刺穴は小さくても良いので、患者に与える苦痛は少ないものになる。次に、ステップ84に移り、穿刺ボタン41を押下する。この穿刺ボタン41の信号は電気回路部27で認識される。電気回路部27ではレーザ発射装置26を駆動する。そうするとレーザ光35は、皮膚検知センサ29の出力との論理積条件で皮膚13に向けて発射される。なお、穿刺可能な負圧になったら自動的にレーザ発射装置26を駆動して穿刺しても良い。
次に、採血動作のステップ85に移る。このステップ85においてレーザ光35での穿刺により、患者12の皮膚13から血液14が流出する。この血液14をセンサ33内の貯留部49に貯留する。貯留部49に貯留された血液14は毛細管現象により、供給路50を介して検出部51に導かれる。検出部51に導かれた血液14は検知極としての検出電極55(図10参照)に達すると、測定に必要な量の血液14が得られたと判断する。そして、この時点で負圧手段28の動作を停止する。なお、負圧手段28の動作は、皮膚検知センサ29のオフにより停止しても良い。
また、予め定められた時間が経過しても、検出部51で血液14の検出がされない場合や、血液14の量が適正でない場合(検出電極54と検出電極55間の抵抗で検出)は、警報手段を働かせて警報するとともに処置の内容を表示部23に表示する。
次に、測定ステップ86に移りグルコースの測定を行う。即ち、血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させた後、検出電極54を作用極、検出電極56を対極として、前記両検出電極54,56間に電圧を印加する。そして、グルコースの測定を行う。
次はステップ87に移りHct値の測定をする。検出電極57を作用極、検出電極54を対極として、両検出電極54,57間に電圧を印加する。このことにより、Hct値に依存する電流が検出できる。従って、この電流に基づきHct値を測定する。
そして最後に、ステップ88で血液成分の補正を行なう。即ち、ステップ87で検出したHct値を用いて、ステップ86で得られたグルコース量を補正する。以上のステップにより、血糖値測定が終了したら使用済みカートリッジ24は廃棄する。
本発明にかかる血液検査装置は、穿刺、採血及び測定が片手で行なえ、非常に操作性に優れており、人目を気にしないで血液の検査をすることができるので、医療分野等における血液検査装置として有用である。
本発明の実施の形態1における血液検査装置とカートリッジの外観斜視図 同使用状態の外観斜視図 同血液検査装置の正面断面図 同上面図 同側面図 同血液センサ装着部とカートリッジに形成されたガイド部の要部展開平面図 同カートリッジとその近傍の断面図 同レーザ光の焦点と穿刺容積の断面図、(a)焦点が皮膚内にある場合の断面図、(b)焦点が皮膚面にある場合の断面図、(c)焦点が皮膚外にある場合の断面図 同血液検査装置に用いるセンサの断面図 同透視平面図 同電気回路部のブロック図 同動作説明図 従来の血液検査装置の断面図 同使用状態の外観斜視図
符号の説明
13 皮膚
21 血液検査装置
22 筺体
22a 上面
22b 正面
22c 側面
23 表示部
24 カートリッジ
26 レーザ発射装置
27 電気回路部
33 センサ

Claims (1)

  1. 上面が扁平した球形状となった筐体と、この筺体の上面に設けた表示部とを備え、前記筺体の上面に、この筐体上面から窪んだ形状に形成された血液センサ装着部を設け、この血液センサ装着部には、センサとこのセンサを通過して皮膚に穿刺する穿刺手段を設け、手のひらに握って片手での操作を可能とした血液検査装置。
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