JP2005270156A - 腕装着型血液測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置全体の小型化を図っても、確実に固定して安全に血液測定ができる。
【解決手段】 指先15を穿刺して採血した血液の成分を検出するための血液成分検出ユニット5は、腕時計ケース1のユニット装着部4に着脱可能に装着されている。この腕時計ケース1は、時計バンド2で腕に装着する。血液成分検出ユニット5を安定させた状態で、血液成分検出ユニット5上に載置された指先15を穿刺して採血した血液成分を検出し測定することができる。また、血液成分検出ユニット5で検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を腕時計ケース1の表示パネル11に表示できるので、短時間で血液成分を知ることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、指先から血液を採取し、この採取した血液成分を検出する腕装着型血液測定装置に関し、更に詳しくは腕時計のように腕に装着して使用することのできる腕装着型血液測定装置に関する。
例えば、血液中のブドウ糖を検出して血糖値を測定する血液測定装置においては、使用者が自分自身で容易に血糖値を測定できるようにすることが要望されている。これに応えるために、特許文献1の血液測定装置は、装置本体の表面に設けられた指当て部に指を当てがい、この指を穿刺部で穿刺して指先から血液を採取し、この採取した血液を試験紙に滲み込ませて展開させ、この展開した血液の成分を光学素子で測定し、この光学素子による血液成分の測定結果を表示部に表示させるように構成されている。
特開2002−34956号公報
しかしながら、上記のような従来の血液測定装置では、指先を穿刺して血液を採取する穿刺部と、採取した血液を滲み込ませて展開させる試験紙の取付部と、試験紙に展開された血液の成分を測定する光学素子と、この光学素子による血液成分の測定結果を表示する表示部とを備え、これら全てを装置本体内に組み込んだ構成であるから、装置全体をコンパクトに構成して携帯することができても、使用するときには装置本体を固定しなければ、安定した状態で安全に且つ良好に血液を採取して血液の成分を測定することができない。
すなわち、この血液測定装置では、装置全体の小型化を図ると、装置本体を卓上に載置しだけでは装置本体が動き易いので、使用するときには装置本体を一方の手で固定しなければ、装置本体を安定させることができない。このため、血液を採取して血液成分を測定するときには、一方の手で装置本体を固定させた状態で、他方の手の指を装置本体に当てがって採血しなければならないため、両方の手を使用しなければならず、操作性が悪いという問題がある。特に、このような状態で採血するときには、いずれか一方の手の指で装置本体の操作スイッチをも操作しなければならず、このため、より一層、操作性が悪い。
この発明が解決しようとする課題は、装置全体の小型化を図っても、装置本体を確実に固定し、安定させた状態で安全に且つ良好に血液測定ができる腕装着型血液測定装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図8に示すように、表示部(表示パネル11)およびユニット装着部(4)が設けられた装置本体(腕時計ケース1)と、この装置本体を腕に装着するためのバンド(時計バンド2)と、上部に設けられた指載置部(16)に載置されている指先(15)の皮膚を穿刺して採血し、この採血した血液成分を検出する血液成分検出ユニット(5)と、この血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を前記装置本体側の前記表示部に表示させる血液情報表示制御部とを備えており、
前記装置本体の前記ユニット装着部に前記血液成分検出ユニットを着脱可能に装着したことを特徴とする腕装着型血液測定装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図8に示すように、表示部(表示パネル11)およびユニット装着部(4)が設けられていると共に、このユニット装着部の近傍に操作スイッチ(6)が配置された装置本体(腕時計ケース1)と、この装置本体を腕に装着するためのバンド(時計バンド2)と、上部に設けられた指載置部(16)に載置されている第1の指先(15)の皮膚を穿刺して採血し、この採血した血液成分を検出する血液成分検出ユニット(5)と、この血液成分検出ユニットに第1の指先が押し当てられ、他の第2の指で前記装置本体の前記操作スイッチが操作された際に、前記血液成分検出ユニットを動作させ、前記血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を前記装置本体の前記表示部に表示させる血液情報表示制御部とを備えており、
前記装置本体の前記ユニット装着部に前記血液成分検出ユニットを着脱可能に装着したことを特徴とする腕装着型血液測定装置である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記第1の指先(15)が、人差し指の指先であり、前記第2の指(15)が、親指であることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記装置本体(腕時計ケース1)が、前記表示部(表示パネル11)に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部(7a)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置である。
請求項5に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記装置本体(腕時計ケース1)が、前記表示部(表示パネル11)に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部(7a)と、標準時刻電波を受信しこの受信された標準時刻電波に基づいて時刻情報を修正する時刻修正機能部(7b)とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置である。
請求項6に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記装置本体(腕時計ケース1)が、前記表示部(表示パネル11)に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部(7a)と、前記血液成分検出ユニット(5)からの血液情報を記憶する記憶部(例えば回路基板13の記憶素子)と、この記憶部に記憶された血液情報を外部機器に送信する通信機能部(7b)とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置である。
請求項7に記載の発明は、図1〜図8に示すように、前記血液成分検出ユニット(5)が、前記装置本体(腕時計ケース1)の前記ユニット装着部(4)に装着した際に、前記装置本体側に設けられている装置本体側接続端子(4a、4b)と電気的に接続される血液成分検出ユニット側接続端子(33a、33b)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置である。
請求項1に記載の発明によれば、交換可能な血液成分検出ユニットをいつでもどこにいても装置本体に着脱可能に確実かつ容易に装着することができる。このため、新しい血液成分検出ユニットを用いて、血液成分を検出し測定することができる。
また、血液成分検出ユニットを装置本体のユニット装着部に着脱可能に装着した後に、この装置本体をバンドによって腕に装着した状態で、血液成分を検出し測定することができる。このため、血液成分検出ユニットをコンパクトに構成しても、血液成分検出ユニットを腕に確実に固定し、血液成分検出ユニットを安定させた状態で、この血液成分検出ユニットによって指先の皮膚を穿刺して採血した血液成分を検出することができるので、安全で操作性が良い。
更に、血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を装置本体の表示部に表示することができるので、短時間で血液成分に基づいた血液情報を知ることができる。また、必要に応じて、使用後に血液成分検出ユニットを装置本体から取り外して消毒、洗浄することもでき、これにより衛生的で使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、交換可能な血液成分検出ユニットをいつでもどこにいても装置本体に着脱可能に確実かつ容易に装着することができる。このため、新しい血液成分検出ユニットを用いて、血液成分を検出し測定することができる。そればかりでなく、血液成分検出ユニットの近傍に操作スイッチが配置されているので、血液成分検出ユニットに指先を押し当てた状態で、他の指で装置本体の操作スイッチを容易に操作することがき、これにより安全で操作性が良い。
更に、血液成分検出ユニットに第1の指先が押し当てられ、他の第2の指で装置本体の操作スイッチが操作された際に、血液成分検出ユニットを動作させ、血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を装置本体の表示部に表示させることができる。
この場合にも、血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液成分情報を装置本体の表示部に表示するので、請求項1に記載の発明と同様、短時間で血液成分に基づいて血液情報を知ることができる。また、血液成分検出ユニットが装置本体に着脱可能に装着されているので、必要に応じて、使用後に血液成分検出ユニットを装置本体から取り外して消毒、洗浄することもでき、これにより衛生的で使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、血液成分検出ユニットに第1の指先である人差し指の指先を押し当て、他の第2の指である親指で装置本体の操作スイッチを操作することができ、人間工学的に操作のし易い状態で、血液成分の測定を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、装置本体側の表示部により血液情報を表示するほかに、時刻情報をも表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、装置本体側の表示部により血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示することができるほかに、標準時刻電波を受信しこの受信された標準時刻電波に基づいて時刻情報を修正することもできる。
請求項6に記載の発明によれば、装置本体側の表示部により血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示することができるばかりでなく、血液成分検出ユニットからの血液情報を記憶し、この記憶された血液情報を外部機器に送信することができる。血液情報の管理およびこれらの情報処理が容易にでき、これによっても使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、血液成分検出ユニットを装置本体側のユニット装着部に装着した際に、血液成分検出ユニット側接続端子を装置本体側に設けられている装置本体側接続端子と電気的に接続させることができる。
以下、図1〜図8を参照して、この発明の腕装着型血液測定装置を腕時計に適用した実施形態について説明する。
図1はこの発明の腕時計を示した正面図、図2はその使用状態を示した斜視図、図3は図1のA−A矢視における要部の拡大断面図である。
この腕時計は、図1〜図3に示すように、腕時計ケース1を備え、この腕時計ケース1の12時と6時の各外端部に時計バンド2がそれぞれ取り付けられ、この時計バンド2によって腕時計ケース1が腕に着脱自在に取り付けられるように構成されている。
この腕時計ケース1の上部には、図1〜図3に示すように、時計ガラス3がパッキン3aを介して装着されており、この腕時計ケース1の上部における3時側には、図1および図3に示すように、ユニット装着部4が設けられている。このユニット装着部4は、図3に示すように、上方に開口された凹部状に形成され、後述する血液成分検出ユニット5が着脱可能に装着するように構成されている。このユニット装着部4の手前側(図1では下側)に位置する腕時計ケース1の6時側の上面には、操作スイッチ6が設けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、図3に示すように、時計モジュール7が収納されており、この腕時計ケース1の下面には、裏蓋8が防水リング8aを介して取り付けられている。
時計モジュール7は、表示部である表示パネル11を備えている時計機能部7aおよび外部機器との間で血液情報を含む各種のデータの通信を行う通信機能部7bを有するものであり、図3に示すように、ハウジング10の上部に表示パネル11が時計ガラス3に対応して設けられ、ハウジング10の下面にインターコネクタ12を介して表示パネル11が電気的に接続される回路基板13が配置された構成になっている。表示パネル11は、液晶表示素子やEL素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、時刻などの情報や後述する血液情報などの情報を選択的に表示するように構成されている。また、回路基板13には、時計機能や通信機能、および情報を記憶するために必要な各種の電子部品13a(例えば、LSI、記憶素子、アンテナなどの電子部品)が搭載されている。
すなわち、この時計モジュール7は、図1および図2に示すように、表示パネル11に時刻などの情報を表示し、且つ通信機能部7bによって標準時刻電波を受信して自動的に内蔵されている時刻機能部7aにおける現在時刻を修正すると共に、パーソナルコンピュータなどの外部機器(図示せず)に後述する血液成分検出ユニット5で検出した血液情報などの情報を送信するように構成されている。なお、腕時計ケース1の9時側に位置する側面には、図1および図2に示すように、モード切替やアラーム設定などを行う各種の押釦スイッチ14が設けられている。
一方、血液成分検出ユニット5は、図1および図4に示すように、腕時計ケース1のユニット装着部4に着脱可能に装着され、この状態で第1の指(この例では人差し指であるが、中指、薬指などでも良い)の指先15が上方から押し当てられ、この押し当てられた指先15の皮膚を穿刺して採血し、この採血した血液成分を検出するように構成されている。すなわち、この血液成分検出ユニット5は、図4に示すように、指先15を載置する指載置部16が設けられたユニットケース17を備えている。なお、血液成分検出ユニット5は、この実施の形態では、一つ用意している例で説明しているが、予め多数用意されていても良い。また、血液成分検出ユニット5は、血液測定の都度、腕時計ケース1のユニット装着部4から交換するようにしても、また、予め定められている回数血液測定してから交換するようにしても良い。
このユニットケース17の内部には、指載置部16に載置された指先15の皮膚を穿刺する穿刺部18と、この穿刺部18によって穿刺した指先15から血液を採取する血液採取部19と、この血液採取部19で採血した血液の成分を検出する成分センサ部20と、この成分センサ部20で血液成分が検出された使用済みの血液を吸収して保管する血液保管部21と、血液採取部19および成分センサ部20が電気的に接続されるユニット回路基板34とを備えている。
穿刺部18は、図5および図6に示すように、指先15の表面の皮膚が接触する接触筒22と、この接触筒22内に移動可能に配置されたスライダ23と、このスライダ23に設けられて指先15の皮膚を穿刺する穿刺針24と、スライダ23を押し出す方向に向けて付勢するばね機構(図示せず)とを備え、接触筒22の先端部(図5では上端部)がユニットケース17の指載置部16に設けられた開口部16aに対応した状態で、図4に示すように、血液採取部19の後述する減圧室25内に配置されている。
すなわち、この穿刺部18は、指先15を指載置部16に配置して開口部16aを塞いだときに、指先15の表面の皮膚が開口部16aを通して接触筒22の先端部に押し当てられ、この押し当てられた指先15によって接触筒22が押し下げられ、これによりばね機構のばねが圧縮されてロックされ、この状態で操作スイッチ6が操作されると、ばね機構のばねのロックが解除され、圧縮されたばね圧によってスライダ23が押し上げられ、これにより穿刺針24が上方に移動して指先15の表面の皮膚を穿刺するように構成されている。
また、この穿刺部18は、穿刺針24の先端が接触筒22の先端面とほぼ同じ位置に押し上げられて指先15の皮膚を穿刺したときに、ストッパ部(図示せず)によってスライダ23が停止されると共に、指先15の皮膚を穿刺した穿刺針24がばね機構のばねの減衰振動によって指先15の皮膚から離れ、この状態で指先15の皮膚から血液を滲出させるように構成されている。なお、この穿刺部18は、再度、指先15の皮膚を穿刺する場合、指先15を指載置部16から一旦離し、再び指先15を指載置部16に配置して接触筒22の先端部に押し当てれば、上記と同様、ばね機構のばねが圧縮されてロックされ、これにより穿刺針24による穿刺の準備がなされるように構成されている。
血液採取部19は、穿刺部18を収納する減圧室25と、この減圧室25内を減圧状態にする減圧ポンプ26とからなり、穿刺部18によって穿刺した指先15から血液を採取するように構成されている。この場合、減圧ポンプ26は、ピエゾ素子などの圧電素子を用い、この圧電素子の振動を利用して、減圧室25内を減圧させるように構成されている。これにより、血液採取部19は、減圧ポンプ26によって減圧室25内が減圧されることにより、指先15の皮膚から血液を滲出し易くして減圧室25内に取り込むように構成されている。この場合、減圧室25には、採取した血液が流れ込む血液流路27が設けられている。
この血液流路27内には、減圧室25側から順に、逆流防止弁28、マイクロチャネル29、および成分センサ部20が設けられている。逆流防止弁28は、減圧室25と血液流路27との境界部分に設けられて、減圧室25内から血液流路27内に送り込まれた血液が逆流するのを防ぐように構成されている。マイクロチャネル29は、逆流防止弁28を介して血液流路27に送り込まれた血液成分に必要な試薬を混合し、成分センサ部20側へ血液を輸送するように構成されている。
成分センサ部20は、図4に示すように、血液中のブドウ糖を検出する血糖値センサ30と、血液中の酸素を検出する酸素飽和度センサ31と、血液中のCa、K、Na、pH(ペーハー)などを検出するイオン濃度センサ32とを備えているが、これらセンサ30〜32に限られず、更に別なセンサーを設けても良い。また、血糖値センサ30のみを設けるようにしても良い。
血液保管部21は、図4に示すように、ユニットケース17に着脱可能に装着され、成分センサ部20で検査された使用済みの血液が血液流路27から流れ込み、この流れ込んだ使用済みの血液を吸収して保管するように構成されている。この場合、血液保管部21は、一回の血液測定の都度、交換できるように構成されている。なお、血液保管部21は、予め、複数個、用意され、血液測定を所定回数行ったときに交換できるように構成されていても良い。また、この血液成分検出ユニット5は、ユニットケース17の下面に血液成分検出ユニット側接続端子である駆動用接続電極33aとデータ用接続電極33bとがユニットケース17内のユニット回路基板34と電気的に接続されて設けられ、ユニットケース17が腕時計ケース1のユニット装着部4に装着されたときに、ユニット装着部4内の装置本体側接続端子である各接続電極4a、4bと電気的に接続され、これによりユニット回路基板34が腕時計ケース1内の回路基板13と電気的に接続されるように構成されている。
次に、この血液成分検出ユニット5の回路構成について、図7に示されたブロック図を参照して説明する。この血液成分検出ユニット5は、ユニット全体の動作を制御するCPUなどの制御部35と、減圧ポンプ26を駆動するポンプ駆動回路36と、マイクロチャネル29を駆動するチャネル駆動回路37と、成分センサ部20を駆動するセンサ駆動回路38と、成分センサ部20で検出された検出結果に基づいて演算処理をする測定部39とを備え、腕時計ケース1に設けられた操作スイッチ6のスイッチ操作に応じて制御部35が減圧ポンプ26、マイクロチャネル29、成分センサ部20、および測定部39を動作させ、これにより測定部39で得られた血液測定情報を腕時計ケース1の電子回路に出力するように構成されている。なお、血液成分検出ユニット5が、予め多数用意されている場合は、それぞれにID情報(識別情報)を記憶しておき、腕時計ケース1に血液成分検出ユニット5が装着された際に、内蔵されたID情報(識別情報)を腕時計ケース1側で読み取り、読み取ったID情報(識別情報)に応じて、血液成分検出の測定方法や検出結果の値の表示形態などを変えるようにしても良い。
次に、この血液成分検出ユニット5の動作フローについて、図8を参照して説明する。
この場合には、予め、血液成分検出ユニット5を腕時計ケース1のユニット装着部4に装着し、この腕時計ケース1を時計バンド2で腕に装着して固定する。この状態で、ユニットケース17の指載置部16に指先15を押し当て、この指先15によって穿刺部18の先端部を押し込むことにより、穿刺部18のばね機構(図示せず)のばねが圧縮されてロックされる。そして、腕時計ケース1の操作スイッチ6をスイッチ操作すると、血液成分検出ユニット5が動作を開始する。
このときには、操作スイッチ6のスイッチ操作によって穿刺部18のばね機構のロックが解除されるので、このばね機構のばね圧によって穿刺部18のスライダ23が押し上げられて穿刺針24が接触筒22内から押し出され、これにより穿刺針24が指先15の表面の皮膚を穿刺する(ステップS1)。そして、この穿刺針24がばね機構のばねの減衰振動によって指先15の皮膚から離れると、指先15の皮膚から血液が滲出する。
このように指先15から血液が滲出すると、血液採取部19の減圧ポンプ26が動作して穿刺部18を含む減圧室25内を減圧し、穿刺部18で穿刺された指先15の皮膚から血液を採取し易くして減圧室25内に取り込む(ステップS2)。そして、減圧室25内に取り込まれた血液が逆流防止弁28を通して血液流路27に流れ込むと、マイクロチャネル29の部分を通過した血液は、血液流路27を通って、センサー31、32、33側へ送り込まれる。このときに、血液が採取されたかを判断し(ステップS3)、血液がセンサー31、32、33に送り込まれていなければ、ステップS2に戻って上記動作を繰り返す。
また、マイクロチャネル29を通ってセンサー30,31,32へ血液が送り込まれると、ステップS3で血液採取が行われたと判断され、減圧ポンプ26を停止し(ステップS6)、減圧状態を解除して穿刺部18および減圧室25を大気圧に復帰させる(ステップS7)。このときには、ユニットケース17の指載置部16に載置された指先15に吸引感がなくなるので、指先15を指載置部16から離すことができる。この後、血液流路27内の成分センサ部20によって血液の成分を検出する(ステップS8)。すなわち、成分センサ部20の血糖値センサ30で血液中のブドウ糖を検出し、酸素飽和度センサ31で血液中の酸素を検出し、イオン濃度センサ32で血液中のCa、K、Na、pHなどのイオンを検出し、これらの検出結果に基づいて測定部39で血糖値、酸素飽和度、イオン濃度、ペーハーを測定する。
そして、測定部39で測定された血糖値、酸素飽和度、イオン濃度などの血液情報を腕時計ケース1の表示パネル11に表示させる(ステップS9)。このときには、測定部39で測定された血糖値、酸素飽和度、イオン濃度などの血液情報を腕時計ケース1内の回路基板13に設けられた記憶素子(図示せず)に記憶する。この後、成分センサ部20で検査された使用済みの血液が血液保管部21に送り込まれ、この血液保管部21に保管され、このフローを終了する。なお、記憶素子に記憶された血糖値、酸素飽和度、イオン濃度などの血液情報は、腕時計ケース1内の通信機能によってパーソナルコンピュータなどの外部機器に送信される。これにより、外部機器で血液情報の管理およびこれらの情報処理が行われる。なお、表示パネル11へは、このほかに、血液成分の測定プロセスの進行状態(たとえば、測定エラー表示、測定合格表示、測定例)を表示させるようにしても良い。
このように、この腕時計によれば、指先15の皮膚を穿刺して採血した血液成分を検出する血液成分検出ユニット5を腕時計ケース1のユニット装着部4に着脱可能に装着し、この腕時計ケース1を時計バンド2で腕に装着することができるので、血液成分検出ユニット5をコンパクトに構成しても、その血液成分検出ユニット5を腕に確実に固定することができる。このため、血液成分検出ユニット5を安定させた状態で、この血液成分検出ユニット5によって指先15の皮膚を穿刺して採血した血液成分を検出することができるので、安全で操作性が良い。
この場合、血液成分検出ユニット5の近傍に操作スイッチ6が配置されているので、図2に示すように、例えば人さし指の指先15を血液成分検出ユニット5の指載置部16に押し当てた状態で、その手の他の指、例えば親指で腕時計ケース1の操作スイッチ6を容易に操作することがき、これによっても操作性が良い。また、血液成分検出ユニット5で検出された血液成分の検出結果に基づいて血糖値、酸素飽和度、イオン濃度などの血液情報を腕時計ケース1の表示パネル11に表示することができるので、短時間で血液成分に基づいた血液情報を知ることができる。
特に、この血液成分検出ユニット5は腕時計ケース1のユニット装着部4に着脱可能に装着されていることにより、使用後に血液成分検出ユニット5を腕時計ケース1のユニット装着部4から取り外して消毒、洗浄することができる。このため、衛生的であるばかりか、血液成分検出ユニット5を複数回、繰り返して使用することができるので、経済的で使い勝手の良いものを得ることができる。
また、血液成分検出ユニット5は、ユニットケース17の指載置部16に指先15を押し当てた状態で操作スイッチ6を操作すると、穿刺部18が指先15の皮膚を穿刺すると共に、制御部35が血液採取部19および成分センサ部20を動作させ、これにより血液採取部19が指先から血液を確実に採取し、この採取した血液の成分を成分センサ部20で検出するので、血液成分検出ユニット5をコンパクトに構成しても、指先15から血液を確実に採取して正確に血液成分を検出することができる。この場合、血液採取部19は、穿刺部18を収納する減圧室25内を減圧ポンプ26によって減圧状態にするので、穿刺部18によって穿刺した指先15から血液を採取し易くすることができ、これにより指先15から血液を確実に採取することができる。
また、この血液成分検出ユニット5は、成分センサ部20側から血液採取部19内への血液の逆流を防ぐ逆流防止弁28と、成分センサ部20で血液成分が検出された使用済みの血液を吸収して保管する血液保管部21とを備えていることにより、減圧室25内を減圧させても、成分センサ部20に送り込まれた血液が減圧室25内に逆流するのを防ぐことができると共に、成分センサ部20で検査された使用済みの血液を血液保管部21で吸収して確実に保管することができ、これにより採取したばかりの血液と検査済の血液とが混ざり合うことがなく、衛生的で、しかも採取したばかりの血液成分を検査することができるので、血液成分を正確に検出することができる。
この場合、成分センサ部20は、血液中のブドウ糖を検出する血糖値センサ30と、血液中の酸素を検出する酸素飽和度センサ31と、血液中のイオンを検出するイオン濃度センサ32とを備えていることにより、血糖値センサ30によって血糖値を検出することができるほか、酸素飽和度センサ31によって血液の酸素飽和度を検出することができると共に、イオン濃度センサ32によって血液中のイオン濃度やペーハーなどをも検出することができ、これにより様々な血液成分の検出を一回の検査で行うことができる。
さらに、この腕時計では、腕時計ケース1が、表示パネル11に時刻情報を表示する時計機能と、血液成分検出ユニット5からの血液情報を記憶する記憶素子(図示せず)と、標準時刻電波を受信すると共に腕時計ケース1の記憶素子に記憶された血液情報をパーソナルコンピュータなどの外部機器に送信する通信機能とを備えているので、血液成分を検出した日時を時計機能によって正確に記録することができると共に、記憶素子に記憶された血液情報を通信機能によってパーソナルコンピュータなどの外部機器に送信することができ、これにより血液情報の管理およびこれらの情報処理が容易にでき、これによっても使い勝手の良いものを得ることができる。
なお、上記実施形態では、腕装着型血液測定装置として、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、腕に装着することのできる腕装着型電子機器にも適用することができる。
また、この実施の形態では、血液成分検出ユニット5内に成分センサ部20、および測定部39を設けた例で説明したが、血液成分検出ユニット5側に成分センサ部20の電極のみを設け、他方、腕時計ケース1側に成分センサ部20、測定部39等を設けるようにしても良い。
この発明を適用した腕時計の正面図である。 図1の腕時計の使用状態を示した斜視図である。 図1のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図1の血液成分検出ユニットを概念的に示した拡大断面図である。 図4の穿刺部を示した拡大断面図である。 図5の穿刺部で指先を穿刺した状態の拡大断面図である。 図4の血液成分検出ユニットの回路構成を示したブロック図である。 図4および図7の血液成分検出ユニットの動作フローを示した図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
2 時計バンド
3 時計ガラス
4 ユニット装着部
5 血液成分検出ユニット
6 操作スイッチ
7 時計モジュール
7a 時計機能部
7b 通信機能部
11 表示パネル
13 回路基板
15 指先
16 指載置部
17 ユニットケース
18 穿刺部
19 血液採取部
20 成分センサ部
21 血液保管部
25 減圧室
26 減圧ポンプ
27 血液流路
28 逆流防止弁
29 マイクロチャネル
30 血糖値センサ
31 酸素飽和度センサ
32 イオン濃度センサ
34 ユニット回路基板
35 制御部
39 測定部

Claims (7)

  1. 表示部およびユニット装着部が設けられた装置本体と、
    この装置本体を腕に装着するためのバンドと、
    上部に設けられた指載置部に載置されている指先の皮膚を穿刺して採血し、この採血した血液成分を検出する血液成分検出ユニットと、
    この血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を前記装置本体側の前記表示部に表示させる血液情報表示制御部とを備えており、
    前記装置本体の前記ユニット装着部に前記血液成分検出ユニットを着脱可能に装着したことを特徴とする腕装着型血液測定装置。
  2. 表示部およびユニット装着部が設けられていると共に、このユニット装着部の近傍に操作スイッチが配置された装置本体と、
    この装置本体を腕に装着するためのバンドと、
    上部に設けられた指載置部に載置されている第1の指先の皮膚を穿刺して採血し、この採血した血液成分を検出する血液成分検出ユニットと、
    この血液成分検出ユニットに第1の指先が押し当てられ、他の第2の指で前記装置本体の前記操作スイッチが操作された際に、前記血液成分検出ユニットを動作させ、前記血液成分検出ユニットで検出された血液成分の検出結果に基づいて血液情報を前記装置本体の前記表示部に表示させる血液情報表示制御部とを備えており、
    前記装置本体の前記ユニット装着部に前記血液成分検出ユニットを着脱可能に装着したことを特徴とする腕装着型血液測定装置。
  3. 前記第1の指先は、人差し指の指先であり、前記第2の指は、親指であることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置。
  4. 前記装置本体は、前記表示部に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置。
  5. 前記装置本体は、前記表示部に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部と、標準時刻電波を受信しこの受信された標準時刻電波に基づいて時刻情報を修正する時刻修正機能部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置。
  6. 前記装置本体は、前記表示部に前記血液情報を表示するほかに、時刻情報を表示する時計機能部と、前記血液成分検出ユニットからの血液情報を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された血液情報を外部機器に送信する通信機能部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置。
  7. 前記血液成分検出ユニットは、前記装置本体の前記ユニット装着部に装着した際に、前記装置本体側に設けられている装置本体側接続端子と電気的に接続される血液成分検出ユニット側接続端子を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕装着型血液測定装置。
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