JP5010513B2 - アライメントマーク判定装置、アライメントマーク生成装置、描画装置及び描画方法 - Google Patents

アライメントマーク判定装置、アライメントマーク生成装置、描画装置及び描画方法 Download PDF

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Description

本発明は、アライメントマーク判定装置、アライメントマーク生成装置、描画装置及び描画方法に係り、例えば、電子ビームを可変成形させながら試料に電子ビームを照射する電子ビーム描画装置における被描画基板のアライメントマーク座標を判定、或いは生成する装置及びこれらの結果を用いた描画装置及び方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためのリソグラフィ技術には、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性と精度を有しており、この高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図12は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置では、以下のように描画される。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、コイルレンズ等で焦点を合わせて、ステージ上に搭載された試料340に照射される。その際、ステージは、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動している。すなわち、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。可変成形型の電子ビーム描画装置については、開示された文献が存在する(例えば、特許文献1参照)。
ここで、位相シフトマスク等を作製する場合、1枚の基板に対して1度描画して第1層目のパターンを形成した後に、その上にレジストを塗布する。その後、第2層目のシフターパターンを描画する。このように、複数回の描画が行なわれる。レジストを塗布する作業は描画装置外で行なわれるので、第1層目のパターンを描画した後に基板は描画装置外に搬出されることになる。そのため、第2層目のパターンを第1層目のパターンに位置合わせ(アライメント)してから描画する必要がある。また、第2層目のシフターパターンを描画する際に、第1層目と同じ描画装置で描画されるとは限らない。このような中で、時間の経過や温度変化等の様々な要因も重なり2度目以降の描画では一般に描画位置に誤差が生じることになる。
そのため、第1層目のパターンを描画する際に複数のアライメントマークが実パターンと共に描画される。そして、第2層目のパターンを描画する際には、この複数のアライメントマークを基準に第2層目のパターンの描画位置が補正される。しかしながら、第1層目で描画された複数のアライメントマークの座標群の組み合わせによっては第2層目のパターンを描画する際に望ましい補正が困難な場合が生じ得る。
特開平9−293670号公報
上述したように、第1層目で描画された複数のアライメントマークの座標群の組み合わせによっては望ましい補正が困難になる場合が生じ得るといった問題があった。例えば、2直線上にアライメントマークの座標が位置すると補正するための補正式の係数を求めることが原理上できなくなる。これは、補正式の係数を求めるにあたって、求めたい係数の数分の式が得られないため補正式の係数を求めることが原理上できないからである。2次曲線上にアライメントマークの座標が位置する場合等も同様に補正式の係数を求めることが原理上できなくなる。よって、このような位置関係となる複数のアライメントマークの座標群の組み合わせは避ける必要がある。また、これらの係数の演算を人力ではなく計算機等の機械に行なわせると、数学的に誤った補正式の係数解を算出し得る。そのため、第2層目のパターンを描画する際に誤差の大きい補正を行なってしまう場合も生じ得るといった問題があった。例えば、本来、解が0を含み排除されるべき座標群の組み合わせであったところ、その解が0.000001等として算出された場合、解が0を含まないので排除されずに使用されてしまい、その結果、誤差の大きい補正を行なってしまうことになる場合もあり得る。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、アライメントマークの位置が適正な位置かどうかを判定する装置、適正でない場合に新たなアライメントマークを生成する装置、これらの結果を利用してアライメントマークを描画する装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様のアライメントマーク判定装置は、
描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する係数行列作成部と、
掃き出し法を用いて、係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
判定された結果を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、最小値が所定の閾値より大きくない係数行列を検出することができる。その結果、数学的に誤った補正式の係数解を排除することができる。
また、座標データ群の各値が、被描画基板の一部の領域に偏在するかどうかを判定する第2の判定部をさらに備えると好適である。
また、本発明の一態様のアライメントマーク生成装置は、
描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの第n回変更目の座標データ群を入力し、第n回変更目の座標データ群の値を第n+1回変更目の座標データ群の値に変更する座標変更部と、
第n+1回目の座標データ群を用いて、所定の多項式の第n+1回変更目の係数行列を作成する係数行列作成部と、
掃き出し法を用いて、第n+1回変更目の係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
所定の閾値より大きい最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群の値を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、所定の閾値より大きい最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群を生成することができる。その結果、望ましいアライメントマーク位置を生成することができる。
また、本発明の一態様の描画装置は、
描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する係数行列作成部と、
掃き出し法を用いて、係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
判定された最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群に対応する被描画基板の各座標位置に、荷電粒子ビームを用いて、複数のアライメントマークの該当するアライメントマークパターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様の描画方法は、
描画装置に配置される被描画被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する工程と、
掃き出し法を用いて、係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する工程と、
最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する工程と、
判定された最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群に対応する被描画基板の各座標位置に、荷電粒子ビームを用いて、複数のアライメントマークの該当するアライメントマークパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、アライメントマークの位置が適正な位置かどうかを判定し、望ましくないアライメントマークを排除することができる。また、本発明の他の態様によれば、望ましいアライメントマークの位置座標を生成することができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、以下の実施の形態では、静電レンズのダイナミックレンジを最大限有効に使用するための方法を提供する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。描画装置100は、被描画基板となる試料101に所定のパターンを描画する。描画部150は、描画室103と描画室103の上部に配置された電子鏡筒102を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208を有している。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置され、XYステージ105上に描画対象となる試料101が配置される。試料101として、例えば、半導体装置が形成されるウェハにパターンを転写する露光用の位相シフトマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。制御部160は、磁気ディスク装置109、制御計算機110、メモリ111、偏向制御回路130、デジタルアナログ変換機(DAC)132、及びインターフェース(I/F)回路134を有している。制御計算機110は、アライメントマーク判定装置の一例となる。制御計算機110内では、係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、出力部122及び描画データ処理部124といった各機能が実行される。係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、出力部122及び描画データ処理部124といった各機能の処理は、ソフトウェアによりで実行させる場合に限るものではない。例えば、電気的な回路によるハードウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、制御計算機110に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ111に記憶される。図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
電子ビーム描画を行なうにあたり、まず、半導体集積回路のレイアウトが設計され、パターンレイアウトが定義されたレイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、外部の変換装置でかかるレイアウトデータが変換され、電子ビーム描画装置の一例である描画装置100に入力可能な描画データが生成される。また、その際に、2層目のパターン描画のアライメントに用いるアライメントマークデータも作成される。そして、試料101に所定のパターンを描画するための描画データのデータファイルは、記憶部の一例となる磁気ディスク装置109に格納される。また、アライメントマークデータのデータファイルも磁気ディスク装置109に格納される。
図2は、実施の形態1におけるアライメントマークの描画位置の一例を示す図である。
図2において、試料101の実描画領域10内に、1層目の実パターン及び2層目の実パターンと干渉しない複数の領域12が設定されている。各領域12は、実描画領域10の一部に偏らないように設定されると好適である。そして、アライメントマーク20は、各領域12に、或いは少なくとも2箇所以上の領域12に配置される。ここでは、アライメントマーク20のパターンとして、十字型のパターンを示しているがこれに限るものではなく、その他の形状、例えば、正方形等の四角形のドット形状でも構わない。これらの複数のアライメントマーク20が、描画装置100に配置される試料101の位置合わせ基準となる。
図3は、実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
実施の形態1における描画方法では、アライメントマーク座標入力工程(S102)、係数行列作成工程(S104)、ピボット演算工程(S106)、判定工程(S108)、描画データ入力工程(S116)、描画データ処理工程(S120)、第1層目の描画工程(S122)、第2層目のパターン位置補正工程(S124)、及び第2層目の描画工程(S126)といった一連の工程が実施される。これらのうち、アライメントマーク座標入力工程(S102)、係数行列作成工程(S104)、ピボット演算工程(S106)、及び判定工程(S108)でアライメントマーク判定方法の要部工程を構成する。以下、まずは、アライメントマーク判定方法について説明する。
ステップ(S)102において、アライメントマーク座標入力工程として、制御計算機110は、磁気ディスク装置109からアライメントマークデータファイルを読み出して入力する。
図4は、実施の形態1におけるアライメントマークデータファイルの一例を示すである。図4において、アライメントマークデータファイル30には、アライメントマークデータとして、複数のアライメントマークの座標(X,Y)群の各値が設定されている。図4の例では、10個のアライメントマークの座標(X,Y)群の各値が設定されている。
S104において、係数行列作成工程として、係数行列作成部112は、読み出されたファイル内のアライメントマークデータを読み込む。そして、係数行列作成部112は、これら複数のアライメントマークデータの座標データ群を用いて、2層目のパターン位置の補正式となる多項近似式の係数行列を作成する。例えば、最小二乗法を用いた多項近似式の係数行列を作成する。例えば、3パラメータモードの多項近似式の係数行列は以下の式(1)で定義される。nは、アライメントマークの個数を示す。
Figure 0005010513
ここで、3パラメータモードの多項近似式の係数行列に限るものではなく、その他のパラメータモードの多項近似式の係数行列であっても構わない。例えば、6パラメータモードの多項近似式の係数行列は以下の式(2)で定義される。
Figure 0005010513
S106として、ピボット演算工程として、ピボット演算部114は、掃き出し法を用いて、作成された係数行列の対角成分の絶対値の最小値(ピボット)を演算する。ここで、掃き出し法について説明する。正方行列Aの成分を、以下の式(3)ように表すものとする。
Figure 0005010513
そして、i=1,2,…,mに関して、1からmまで順に以下の操作を行う。ai+1,i,…,am,iのなかから、絶対値|ar,i|が(ただし、r>i)最大となるものをar,iとする。そして、|ar,i|>|ai,i|である場合に、i行とr行全体を交換し、交換後の各行を新たにi行とr行とし直す。ここで、以下の式(4)に示すように、行の交換が起こった場合は、新たなai,iの逆符号−ai,iを、交換が起こらなかった場合はもとのai,iをpとする。
Figure 0005010513
そして、iよりも大きいすべてのkと、1からmまでのすべてのjに関して、以下の式(5)で示すように、ak,jを定義し直す演算を行う。
Figure 0005010513
ここで、j=iとなる場合、上式(5)によって算出される新たなak,iは0になる。すなわち、j<iのすべての要素ak,jは、上記手順のそれまでの繰り返しにより、既に0となっているため、新たにこの計算を行わなくても、前後で値は0であり、計算する必要はない。また、i=mの場合は成分am,mが必ずpとなり、残りの計算をする必要はない。以上の手順をすべてのiについて順に実施して求めたpの積が以下の式(6)に示す行列Aの行列式であり、det(A)あるいは|A|と表す。
Figure 0005010513
そして、pの絶対値の最小のものmin(|p|)が今回判定値として使用するピボットとなる。以下、フローチャートを用いて具体的な計算フローを説明する。
図5は、実施の形態1におけるピボット演算工程の内部工程を示すフローチャート図である。
上述した係数行列作成工程(S104)で、m行m列の係数行列が作成される。そして、ピボット演算工程(S106)の内部工程を以下に説明する。まず、初期値として、i:1、行列式:1とする。
S204において、i行i列の要素値の絶対値|i行i列|がi列中最大かどうかを判定する。そして、最大でない場合には、S206に進み、最大である場合にはS210に進む。
S206において、i列が最大の行を選択し、i行と交換する。
S208において、行列式に”−1”を乗じる。
S210において、i行i列の要素値の絶対値|i行i列|がフロー開始後現在までで最小ならば、この値をピボットとする。
S212において、i行をi行i列の要素値で割る。
S214において、行列式に元のi行をi行i列の要素値を乗じる。
S216において、i行以外の行に対して、その行のi列をi行に掛けた値を引く。
S218において、iの値を1つ増やす。
以上の工程(S204〜S218)をiがmになるまで繰り返す。そして、この掃き出し法により最終的に得られたピボット値を出力する。
S108において、判定工程として、判定部116は、最終的に得られたピボット値(最小値)が所定の閾値αより大きいかどうかを判定する。ここで、ピボット=0であれば、上述したように係数を求める際に必要な式が足りないことになり原理上係数解を求めることができなくなる。しかし、ピボット≠0の場合、例えば、0に限りなく近いが0でない場合、見掛け上、係数を求める際に必要な式が足りてしまうことなる。しかし、このような値を用いると、上述したような誤差の大きい補正を行なってしまうことにつながる。そこで、実施の形態1では、閾値αを使って、使用可能なピボット値かどうかを判定する。閾値αの値は、例えば、i行i列の要素値の最大値の1/1012以上であると好適である。例えば、0.001等を排除するために、α=3とする。
そして、出力部122は、判定の結果、ピボット値が閾値αより大きくない場合には、アライメントマーク位置の組み合わせが不良(NG)であるとして、判定の結果をI/F回路134を介して外部に出力する。出力の仕方は、I/F回路134に限らず、図示しないモニタ等に表示させても好適である。ピボット値が閾値αより大きい場合には、アライメントマーク位置の組み合わせが良好であるとして次の描画データ処理工程(S120)に進む。アライメントマーク位置の組み合わせが不良(NG)の場合に、その結果が出力されるため、ユーザは、第1層目のパターンを描画する前にアライメントマーク位置を変更することができる。そして、最終的にアライメントマーク位置の組み合わせが良好になったデータを用いて第1層目の描画を行なえばよい。
他方、S116において、描画データ入力工程として、制御計算機110は、磁気ディスク装置109内の描画データファイルを入力する。
S120において、描画データ処理工程として、描画データ処理部124は、描画データファイルに定義された描画データに対して複数段の変換処理の末に描画装置100内のフォーマットのショットデータに変換する。この描画データには、第1層目の実パターンとアライメントマークパターンの両方が含まれる。そして、このデータは、偏向制御回路130に出力される。複数段の変換処理の末に生成されたショットデータは、偏向制御回路130に出力される。偏向制御回路130は、ショットデータに基づいて、第1層目の実パターンとアライメントマークパターンのそれぞれの描画位置に電子ビーム200が偏向されるためのデジタルの偏向量信号をDAC132に出力する。DAC132は、入力されたデジタル信号をアナログ電圧に変換の上、増幅して偏向器208に出力する。
S122において、第1層目の描画工程として、描画部150は、試料101に電子ビーム200を用いて第1層目の実パターンを描画する。そして、同時期に、判定された最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群に対応する試料101の各座標位置に、電子ビーム200を用いて、複数のアライメントマーク20の該当するアライメントマーク20のパターンを描画する。描画装置100は、具体的には以下のように動作する。
照射部の一例となる電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム200は成形される。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向される。その結果、XYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。偏向器208は、DAC132を介して、複数段の変換処理の末に生成されたショットデータを入力した偏向制御回路130によってショットデータに基づいて制御される。また、XYステージ105の動作は、連続移動、或いはステップアンドリピート移動で行なわれる。すなわち、描画装置100は、XYステージ105が連続移動しながら描画する。或いは、描画装置100は、XYステージ105がステップアンドリピート移動しながら停止中に描画する。以上のようにして、正常にデータ処理が完了したデータに基づいて高精度な位置に所望する第1層目の実パターンとアライメントマークを描画することができる。
次に、同じ描画装置100或いは別の同様な機構を持つ描画装置が、第2層目のパターンを第1層目の実パターンに位置を合わせて描画することになる。まず、描画データ処理部124が磁気ディスク装置109から第2層目のパターンの描画データファイルを入力する。そして、描画データ処理部124が第2層目のパターンの描画データを処理して第2層目のショットデータを生成する。そして、第2層目のショットデータは、偏向制御回路130に出力される。このショットデータには、第2層目のパターンの位置データが含まれていることは言うまでもない。
S124において、第2層目のパターン位置補正工程として、偏向制御回路130は、判定された結果、良好であった最小要素の絶対値を要素に有する係数行列を入力する。そして、第2層目のパターンの描画位置を演算する際に、この係数行列の係数を補正用の多項近似式の係数として用いて第2層目のパターンの描画位置を補正する。具体的には、その多項近似式に第2層目のパターンの各描画位置座標を入力することで補正された描画位置を演算すればよい。そして、補正された位置にショットされるためのデジタルの偏向量信号がDAC132に出力される。DAC132は、入力されたデジタル信号をアナログ電圧に変換の上、増幅して偏向器208に出力する。
S126において、第2層目の描画工程として、描画部150は、試料101に電子ビーム200を用いてパターンの位置が補正された第2層目の実パターンを描画する。
以上のように、実施の形態1によれば、アライメントマーク20の位置が適正な位置かどうかを判定し、望ましくないアライメントマークを排除することができる。そして、適正なアライメントマーク20を第1層目の実パターンを描画する際に一緒に描画することができる。その結果、第2層目の実パターンを描画する際に、補正用多項式によって第2層目の実パターン位置を補正することができる。よって、高精度に位置合わせされた多層パターンを形成することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、望ましくないアライメントマーク位置の組み合わせを判定するまでであったが、実施の形態2では、適正なアライメントマーク位置を生成する構成を搭載した描画装置について説明する。
図6は、実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。
図6において、制御計算機110内に、さらに、アライメントマーク位置変更部118、アライメントマーク座標書換部123を追加した点以外は、図1の構成と同様である。制御計算機110は、アライメントマーク生成装置の一例となる。制御計算機110内では、係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、アライメントマーク位置変更部118、出力部122、アライメントマーク座標書換部123及び描画データ処理部124といった各機能が実行される。係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、アライメントマーク位置変更部118、出力部122、アライメントマーク座標書換部123及び描画データ処理部124といった各機能の処理は、ソフトウェアによりで実行させる場合に限るものではない。例えば、電気的な回路によるハードウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、制御計算機110に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ111に記憶される。図6では、本実施の形態2を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図7は、実施の形態2における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
実施の形態2における描画方法では、アライメントマーク位置変更工程(S110)とアライメントマーク座標書き換え工程(S118)を追加した点以外は、図2と同様である。以下、まずは、アライメントマーク生成方法について説明する。アライメントマーク座標入力工程(S102)からピボット演算工程(S106)までの各工程は実施の形態1と同様である。ここで、実施の形態1では、ピボット値が閾値αより大きくない場合には、アライメントマーク位置の組み合わせが不良(NG)であるとして、その結果をI/F回路134を介して外部に出力することで終了していたが、実施の形態2では良好な組み合わせを生成する。
S110において、アライメントマーク位置変更工程として、アライメントマーク位置変更部118は、判定工程(S108)での判定結果がNGであった場合に、アライメントマーク位置をずらして変更する。
図8は、実施の形態2におけるアライメントマーク位置のずらし方について説明するための概念図である。
図8では、図2の一部を抜き出して示している。そして、アライメントマーク位置変更部118は、複数のアライメントマーク20の座標データ群を入力し、少なくとも1つのアライメントマーク20の位置を移動させる。そして、移動させたアライメントマーク22の座標を元の座標と書き換えて変更する。このようにして、元の座標データ群の値を新たな座標データ群の値に変更する。ずらす範囲は、1層目の実パターン及び2層目の実パターンと干渉しない領域12内とすればよい。そして、係数行列作成工程(S104)に戻る。
このようにして、判定工程(S108)において、ピボット値が閾値αより大きくなるまで、係数行列作成工程(S104)からアライメントマーク位置変更工程(S110)までを繰り返す。
そして、出力部122は、閾値αより大きいピボット値(最小要素の絶対値)を要素に有する係数行列の基になった新たな座標データ群の値をI/F回路134を介して外部に出力する。出力の仕方は、I/F回路134に限らず、図示しないモニタ等に表示させても好適である。出力されることで、ユーザが適正なアライメントマークの座標データ群の値を視認することができる。そして、ピボット値が閾値αより大きくなったらアライメントマーク座標書き換え工程(S118)へと進む。
他方、S116において、描画データ入力工程として、制御計算機110は、磁気ディスク装置109内の描画データファイルを入力する。
S118において、アライメントマーク座標書き換え工程として、アライメントマーク座標書換部123は、閾値αより大きいピボット値(最小値)が演算された係数行列の基になった座標データ群の値を描画データ内の対応するアライメントマークの座標データと書き換える。
そして、描画データ処理工程(S120)において、描画データ処理部124は、アライメントマーク座標が書き換えられた描画データファイルに定義された描画データに対して複数段の変換処理の末に描画装置100内のフォーマットのショットデータに変換する。描画データ処理工程(S120)以降の各工程は、実施の形態1と同様である。
以上のように、実施の形態2では、閾値αより大きい最小要素の絶対値を要素に有する係数行列の基になった座標データ群を生成することができる。その結果、望ましいアライメントマーク位置を生成することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、第2層目のパターンの描画位置を補正するための多項近似式の係数が求まるアライメントマーク位置の組み合わせであれば良好な組み合わせと判定する構成であったが、その場合でも望ましくないアライメントマーク位置の組み合わせが存在し得る。実施の形態3では、実施の形態1の構成に加えて、さらに、別の判定を行なう構成を搭載した描画装置について説明する。
図9は、実施の形態3における描画装置の構成を示す概念図である。
図9において、制御計算機110内に、さらに、判定部120を追加した点以外は、図1の構成と同様である。制御計算機110は、アライメントマーク判定装置の一例となる。制御計算機110内では、係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、判定部120、出力部122、及び描画データ処理部124といった各機能が実行される。係数行列作成部112、ピボット演算部114、判定部116、判定部120、出力部122、及び描画データ処理部124といった各機能の処理は、ソフトウェアによりで実行させる場合に限るものではない。例えば、電気的な回路によるハードウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、ソフトウェアにより、或いはソフトウェアとの組合せにより実施させる場合には、制御計算機110に入力される情報或いは演算処理中及び処理後の各情報はその都度メモリ111に記憶される。図9では、本実施の形態3を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図10は、実施の形態3における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
実施の形態3における描画方法では、判定工程(S108)と描画データ処理工程(S120)との間に判定工程(S112)を追加した点以外は、図2と同様である。以下、まずは、アライメントマーク判定方法について説明する。アライメントマーク座標入力工程(S102)から判定工程(S108)までの各工程は実施の形態1と同様である。実施の形態3では、ピボット値が閾値αより大きかった場合でも、さらに、アライメントマークが局所的に配置されていた場合にはNGとするように判定する。
S112において、判定工程として、判定部120は、アライメントマークが局所的に配置されているかどうかを判定する。
図11は、実施の形態3におけるアライメントマークが局所的に配置されている一例を示すグラフである。
図11において、グラフ上にプロットされた位置にアライメントマークが配置されていることを示している。図11では、試料101の4隅のうちの1つに近い位置にすべてのアライメントマークが配置されている場合を示している。このように、局所的にある偏った領域にすべてのアライメントマークが配置されてしまうと第2層目のパターンの描画位置を補正する上で試料101全体への補正には適さない。そのため、このような局所的なアライメントマークの組み合わせは、排除されるべきである。よって、判定部120は、アライメントマークがこのように局所的に配置されているかどうかを判定する。判定基準として、例えば、描画領域を4つの象限に分け、いずれか1つの象限内に偏って配置されている場合にはNGと判定する。
そして、出力部122は、判定の結果、アライメントマークが局所的に配置されている場合には、アライメントマーク位置の組み合わせが不良(NG)であるとして、判定の結果をI/F回路134を介して外部に出力する。出力の仕方は、I/F回路134に限らず、図示しないモニタ等に表示させても好適である。アライメントマークが局所的に配置されていないで分散されている場合には、アライメントマーク位置の組み合わせが良好であるとして次の描画データ処理工程(S120)に進む。アライメントマーク位置の組み合わせが不良(NG)の場合に、その結果が出力されるため、ユーザは、第1層目のパターンを描画する前にアライメントマーク位置を変更することができる。そして、最終的にアライメントマーク位置の組み合わせが良好になったデータを用いて第1層目の描画を行なえばよい。
そして、S116において、描画データ入力工程として、制御計算機110は、磁気ディスク装置109内の描画データファイルを入力する。描画データ処理工程(S120)以降の各工程は、実施の形態1と同様である。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせた構成であっても構わない。その場合に、アライメントマーク位置変更部118は、ピボット値が閾値αより大きくなるようにアライメントマーク位置を変更するだけでなく、アライメントマークが局所的に配置されないようにアライメントマーク位置を変更すればよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのアライメントマーク判定装置、アライメントマーク生成装置、描画装置及び描画方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1におけるアライメントマークの描画位置の一例を示す図である。 実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1におけるアライメントマークデータファイルの一例を示すである。 実施の形態1におけるピボット演算工程の内部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態2における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態2における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態2におけるアライメントマーク位置のずらし方について説明するための概念図である。 実施の形態3における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態3における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3におけるアライメントマークが局所的に配置されている一例を示すグラフである。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
10 実描画領域
12 領域
20,22 アライメントマーク
30 アライメントマークデータファイル
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 メモリ
112 係数行列作成部
114 ピボット演算部
116,120 判定部
118 アライメントマーク位置変更部
122 出力部
123 アライメントマーク座標書換部
124 描画データ処理部
130 偏向制御回路
132 DAC
134 I/F回路
150 描画部
160 制御部
201 電子銃
202 照明レンズ
203 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
330 電子線
410 第1のアパーチャ
411 開口
420 第2のアパーチャ
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、前記座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する係数行列作成部と、
    掃き出し法を用いて、前記係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
    前記最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
    判定された結果を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とするアライメントマーク判定装置。
  2. 前記座標データ群の各値が、前記被描画基板の一部の領域に偏在するかどうかを判定する第2の判定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のアライメントマーク判定装置。
  3. 描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの第n回変更目の座標データ群を入力し、前記第n回変更目の座標データ群の値を第n+1回変更目の座標データ群の値に変更する座標変更部と、
    前記第n+1回目の座標データ群を用いて、所定の多項式の第n+1回変更目の係数行列を作成する係数行列作成部と、
    掃き出し法を用いて、前記第n+1回変更目の係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
    前記最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
    前記所定の閾値より大きい前記最小値が演算された係数行列の基になった座標データ群の値を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とするアライメントマーク生成装置。
  4. 描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、前記座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する係数行列作成部と、
    掃き出し法を用いて、前記係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する最小要素演算部と、
    前記最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する判定部と、
    判定された前記最小値が演算された係数行列の基になった前記座標データ群に対応する前記被描画基板の各座標位置に、荷電粒子ビームを用いて、前記複数のアライメントマークの該当するアライメントマークパターンを描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする描画装置。
  5. 描画装置に配置される被描画基板の位置合わせ基準となる複数のアライメントマークの座標データ群を入力し、前記座標データ群を用いて、所定の多項式の係数行列を作成する工程と、
    掃き出し法を用いて、前記係数行列の対角成分の絶対値の最小値を演算する工程と、
    前記最小値が所定の閾値より大きいかどうかを判定する工程と、
    判定された前記最小値が演算された係数行列の基になった前記座標データ群に対応する前記被描画基板の各座標位置に、荷電粒子ビームを用いて、前記複数のアライメントマークの該当するアライメントマークパターンを描画する工程と、
    を備えたことを特徴とする描画方法。
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