JP5008618B2 - 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体 - Google Patents

基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5008618B2
JP5008618B2 JP2008189101A JP2008189101A JP5008618B2 JP 5008618 B2 JP5008618 B2 JP 5008618B2 JP 2008189101 A JP2008189101 A JP 2008189101A JP 2008189101 A JP2008189101 A JP 2008189101A JP 5008618 B2 JP5008618 B2 JP 5008618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral edge
substrate
foreign matter
detecting
moisture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008189101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010027931A (ja
Inventor
剛 守屋
栄一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2008189101A priority Critical patent/JP5008618B2/ja
Priority to US12/506,440 priority patent/US8210742B2/en
Publication of JP2010027931A publication Critical patent/JP2010027931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5008618B2 publication Critical patent/JP5008618B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • G01M99/002Thermal testing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • H01L22/24Optical enhancement of defects or not directly visible states, e.g. selective electrolytic deposition, bubbles in liquids, light emission, colour change
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

本発明は、基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体に関し、特に、前処理を施して異物を強調した後、基板周辺端部の検査を行うことによって基板の周辺端部に付着したポリマー等の異物を検出する基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体に関する。
エッチング処理等が施された、例えば半導体基板であるウエハの端面及び周辺の傾斜部(以下、「周辺端部」又は「ベベル部」という)に、異物としてのポリマーが付着することがあり、一般に、これらはベベル部ポリマーと呼ばれている。ベベル部ポリマーは、例えばウエハを搬送する際に搬送アーム又はウエハカセット等とこすれて微小なごみ(パーティクル)となり、また、液浸露光プロセスにおいてウエハ表面に塗り広げられること等によって欠陥となり、結果として半導体デバイスの品質に悪影響を与えている。
このような半導体基板に付着した異物の検出方法又は装置に関する従来技術が記載された公知文献として、例えば特許文献1が挙げられる。
特許文献1には、粒径約30μmのパーティクルPが付着したウエハWを、例えば−20℃以下に急冷してウエハWを取り巻く大気中の水分を過冷却状態とし、この過冷却状態の水をウエハW表面のパーティクルPの周りに付着させ、その後、過冷却水が過冷却状態から解放されることによって凝固してパーティクルPを中心とする氷の結晶に成長させ、この氷の結晶を検出することによって間接的に基板表面のパーティクルPを検出する基板表面の検査方法が記載されている。
特開2007−273947号公報
特許文献1に記載された発明は、計測装置の検出限界以下の微細なパーティクルの周りに氷の結晶を成長させて見かけ上パーティクルを拡大し、この氷の結晶を検出することによって間接的にパーティクルPを検出するものであるが、本発明が対象とする基板周辺端部に付着したいわゆるベベル部ポリマーを検出することについては、何ら言及がなされていない。
ここで、ベベル部ポリマーを、例えばオゾン又はレーザ光を用いて除去しようとする技術の研究又は開発は進められているものの、ベベル部ポリマーが微小であること、及び微小なベベル部ポリマーが付着している基板周辺端部が曲面であることから、その管理のみならず検出操作自体が困難であり、未だ有効なベベル部ポリマーの検出方法は確立されていない。
本発明の目的は、基板の周辺端部に付着する既存の計測装置における検出限界以下の微小な異物であっても正確に検出することができる基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体であって、基板の量産に適した汎用性の高い基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法であって、前記基板を冷却して前記基板の周辺端部に付着した異物の周りに水分を凝縮させた後、凝縮した水分を氷らせて氷の結晶を成長させる冷却ステップと、前記氷の結晶によって強調された前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する周辺端部検査ステップと、を有することを特徴とする。
請求項2記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法において、前記冷却ステップは、前記基板の周辺端部を−15℃以下とし、前記基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の23℃における相対湿度を10%以下とするステップであることを特徴とする。
請求項3記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法において、前記冷却ステップにおいて、前記水分を過冷却状態に維持し、前記基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の水蒸気圧を、前記基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が前記基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、前記基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が前記異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上とすることを特徴とする。
請求項4記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法において、前記氷の結晶は、気相成長することを特徴とする。
請求項5記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法において、前記周辺端部検査ステップの前に、前記氷の結晶に、水分子と反応して固定する成分を作用させて前記氷の結晶を固定化させる結晶固定化ステップを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載の基板の周辺端部に付着した異物検出装置は、基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出装置であって、前記基板を収容する収容室を備え、前記基板の周辺端部に前処理を施す周辺端部処理装置と、前記前処理が施された前記基板の周辺端部を検査する周辺端部検査装置と、を有し、前記周辺端部処理装置は、前記基板の周辺端部を−15℃〜−30℃に冷却する冷却部と、前記収容室内の水蒸気圧を、前記基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が前記基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、前記基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が前記異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上となるように調整する湿度調整部と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載の記憶媒体は、基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体において、前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法は、前記基板を冷却して前記基板の周辺端部に付着した異物の周りに水分を凝縮させた後、凝縮した水分を氷らせて氷の結晶を成長させる冷却ステップと、前記氷の結晶によって強調された前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する周辺端部検査ステップと、を有することを特徴とする。
請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法及び請求項7記載の記憶媒体によれば、基板を冷却して基板の周辺端部に付着した異物の周りに水分を凝縮させた後、凝縮した水分を氷らせて氷の結晶を成長させる冷却ステップと、氷の結晶によって強調された基板の周辺端部に付着した異物を検出する周辺端部検査ステップと、を有するので、基板周辺端部に付着する既存の計測装置における検出限界以下の微小な異物であっても正確に検出することができる。また、この異物検出方法は、汎用性が高く、量産時の基板検査に適している。
請求項2記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法によれば、冷却ステップが、基板の周辺端部を−15℃以下とし、基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の23℃における相対湿度を10%以下とするステップであるので、大気中の水分を利用して生成した氷の結晶が、強化された過冷却状態によって大きく成長するので、基板の周辺端部に付着した異物を強調して検出することができる。
請求項3記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法によれば、冷却ステップにおいて、水分を過冷却状態に維持し、基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の水蒸気圧を、基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上とするので、特定の過冷却状態によって、基板周辺端部に付着した異物を核として氷の結晶を生成させ、三次元的に成長させることができる。また、これによって周辺端部に付着した異物を強調して正確に検出することができる。
請求項4記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法によれば、氷の結晶が、気相成長するので、予め水膜を形成する必要がなく、大気中の水分を利用して氷の結晶を成長させることができる。
請求項5記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法によれば、周辺端部検査ステップの前に、氷の結晶に、水分子と反応して固定する成分を作用させて氷の結晶を固定化させる結晶固定化ステップを有するので、その後の周辺端部検査ステップが容易となり、周辺端部検査ステップにおける雰囲気管理が不要となる。
請求項6記載の基板の周辺端部に付着した異物検出装置によれば、周辺端部処理装置が、基板の周辺端部を−15℃〜−30℃に冷却する冷却部と、収容室内の水蒸気圧を、基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上となるように調整する湿度調整部と、を有するので、基板の周辺端部に付着した既存の計測装置における検出限界以下の微小な異物であっても正確に検出することができる。また、この異物検出装置は、汎用性が高く、量産時の基板検査に適している。
本発明者は、基板のベベル部に付着する異物としてのベベル部ポリマーを検出する方法について種々検討を重ねたところ、ベベル部ポリマーを拡大又は強調できれば、既存の計測装置、例えば光学顕微鏡、電子顕微鏡、レーザ光散乱法等によっても検出可能になると考え、この考え方に基づいてベベル部ポリマーの拡大若しくは強調方法、及びその検出方法等について鋭意研究した結果、基板を所定の雰囲気で冷却することによって、基板の周辺端部又はベベル部ポリマーを取り巻く気相中の水分がベベル部ポリマーの周辺部に凝縮し、その後、ベベル部ポリマーを核として氷の結晶を生成させること、この氷の結晶はベル部ポリマーを見掛け上大きく浮き上がらせるように強調すること、ベベル部ポリマーを核として成長した氷の結晶は、既存の計測装置によって十分検出可能であること等を見出し、本発明に到達した。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
まず、本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出方法の実施に適用される本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出装置を備えた基板処理システムについて説明する。
図1は、本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出装置を備えた基板処理システムの概略構成を示す平面図である。
図1において、基板処理システム10は、例えば半導体デバイス用のウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wに反応性イオンエッチング(以下、「RIE」という。)処理等を施す2つのプロセスシップ11と、2つのプロセスシップ11がそれぞれ接続された矩形状の共通搬送室としてのローダーモジュール13と、このローダーモジュール13にそれぞれ連結された周辺端部処理装置17及び周辺端部検査装置18とから主として構成されている。
ローダーモジュール13には、例えば25枚のウエハWを収容する容器としてのフープ(Front Opening Unified Pod)14がそれぞれ載置される3つのフープ載置台15と、フープ14から搬出されたウエハWの位置をプリアライメントするオリエンタ16とが接続されている。なお、機能上、周辺端部処理装置17及び周辺端部検査装置18からなる部分を基板の周辺端部に付着した異物検出装置という。
2つのプロセスシップ11は、ローダーモジュール13の長手方向における一方の側壁に接続されると共に、長手方向の他方の側壁に配置された、例えば3つのフープ載置台15と対向するように配置され、オリエンタ16はローダーモジュール13の長手方向における一端に配置され、周辺端部検査装置18はローダーモジュール13の長手方向における他端に配置され、周辺端部処理装置17はローダーモジュール13の長手方向における他方の側壁に、フープ載置台15と並列に配置されている。
ローダーモジュール13は、内部に配置された、ウエハWを搬送するスカラ型デュアルアームタイプの搬送アーム機構19と、各フープ載置台15に対応するように他方の側壁に配置されたウエハWの投入口としての、例えば3つのロードポート20とを有する。搬送アーム機構19は、フープ載置台15に載置されたフープ14からウエハWをロードポート20経由で取り出し、取り出したウエハWをプロセスシップ11、オリエンタ16、周辺端部処理装置17又は周辺端部検査装置18へ搬出入する。
プロセスシップ11は、ウエハWにRIE処理を施すプラズマ処理室としてのプロセスモジュール25と、該プロセスモジュール25にウエハWを受け渡すリンク型シングルピックタイプの搬送アーム26を内蔵するロード・ロックモジュール27とを有する。
ローダーモジュール13の内部の圧力は大気圧に維持される一方、プロセスモジュール25の内部圧力は真空に維持されるので、プロセスシップ11のロード・ロックモジュール27は、プロセスモジュール25との連結部に真空ゲートバルブ29を備えると共に、ローダーモジュール13との連結部に大気ゲートバルブ30を備える。これによって、ロード・ロックモジュール27は、その内部圧力を調整可能な真空予備搬送室として構成されている。
基板処理システム10は、プロセスモジュール25及びロード・ロックモジュール27を含むプロセスシップ11と、ローダーモジュール13と、オリエンタ16と、周辺端部処理装置17及び周辺端部検査装置18を有する基板の周辺端部に付着した異物検出装置との動作を制御するシステムコントローラ(図示しない)、及びローダーモジュール13の長手方向の一端に配置されたオペレーションパネル21とを備える。
システムコントローラは、RIE処理に対応するプログラムとしてのレシピに応じて各構成要素の動作を制御し、オペレーションパネル21は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部(図示しない)を有し、該表示部は各構成要素の動作状況を表示する。
図2は、図1におけるI−I線に沿う断面図である。なお、図2の説明において、便宜上、図中上方を「上側」と称し、図中下方を「下側」と称する。
図2において、周辺端部処理装置17は、筐体状の収容室34と、該収容室34内の下側に配置され且つウエハWを載置するウエハステージ35と、収容室34の側面に配置された開閉自在のゲートバルブ37と、収容室34内の流体を排出する排出ユニット38とを備える。周辺端部処理装置17はゲートバルブ37を介してローダーモジュール13と接続され、収容室34内はゲートバルブ37が開放されたときにローダーモジュール13の内部と連通する。
ウエハステージ35はウエハWの載置面の下方に配された、電熱線等からなるヒータ39を内蔵し、ウエハステージ35が載置するウエハWの温度を所望の温度に加熱する。また、ウエハステージ35にはウエハWを冷却するための冷却部として、例えばペルティエ素子60が内臓されている。ペルティエ素子60によって、ウエハステージ35に載置されるウエハWが所望温度に冷却される。ペルティエ素子は、電子部品の1つであり、2種類の金属の接合部に電流を流すことによって、一方の金属から他方の金属へ熱が移動するペルティエ効果を利用した板状の半導体素子である。2種類の金属の接合部に電流を流すことによって、一方の面が吸熱し、他方面が発熱する。吸熱面側が冷却面であり、発熱面側が加熱面となる。電流の極性を逆転させると冷却面と加熱面が反転し、高精度の温度制御を行うことができる。本実施の形態におけるウエハステージ35は、ウエハWをペルティエ素子60によって冷却し、ヒータ39によって加熱するものであるが、ペルティエ素子60によって、ウエハWの冷却と加熱の両方を行うこともできる。
排出ユニット38は収容室34内のガス等を排気するTMP(Turbo Molecular Pump)40と、TMP40の排気側に配置されたDP(Dry Pump)(図示しない)と、収容室34及びTMP40の間に配置された圧力制御バルブ41とを有する。圧力制御バルブ41は収容室34内の圧力を所望の圧力に設定する。
収容室34には、その内部空間の湿度を調整する湿度調整部が設けられている。湿度調整部は、水分の搬送媒体としての窒素ガスの貯蔵タンク55と、該窒素ガス貯蔵タンク55と収容室34とを連結する窒素配管56と、該窒素配管56に順次設けられた加湿器57及び恒温槽58と、該加湿器57及び恒温槽58をバイパスするバイパス配管59とから主として構成されている。窒素配管56及びバイパス配管59には、それぞれ圧力調整用のレギュレータ(図示省略)が設けられている。収容室34内を加湿する場合は、窒素ガス貯蔵タンク55から加湿器57及び恒温槽58を経て収容室34内に所定の水分を含有する窒素ガスが所定量導入される。このとき収容室34内の湿度は図示省略した湿度計によって計測、制御される。収容室34内は排出ユニット38によってほぼ真空状態まで減圧される。
周辺端部処理装置17は、周辺端部検査装置18に搬入されて周辺端部検査の対象となるウエハWに対して、後述する検査前処理を施す。
図3は、図1におけるII−II線に沿う断面図である。なお、図3の説明において、便宜上、図中上方を「上側」と称し、図中下方を「下側」と称する。
図3において、基板の周辺端部検査装置18は、筐体状の収容室42と、収容室42内の下側に配置され且つウエハWを載置して回転するウエハステージ(載置台)43と、回転するウエハWの周辺端部をレーザ光44で照射するレーザ光照射部45と、レーザ光44によって照射された基板の周辺端部からの散乱光46の一部を受光する受光部(コリメータ)47と、該受光部47が受光した散乱光を電気信号に変換する光電変換部(フォトマルチプライヤー)48と、収容室42の側面に配置された開閉自在のゲートバルブ49とを備える。光電変換部48は図示省略したシステムコントローラに接続されている。
周辺端部検査装置18はゲートバルブ49を介してローダーモジュール13と接続され(図1参照)、収容室42内はゲートバルブ49が開放されたときにローダーモジュール13の内部と連通する。
このような周辺端部検査装置18において、ウエハステージ43に載置されたウエハWの周辺端部に付着したベベルポリマーBがある場合、該ベベル部ポリマーBにレーザ光44が照射されると散乱光46が発生する。散乱光46の一部は受光部47に受光され、さらに光電変換部48によって電気信号に変換され、電気信号はシステムコントローラに送信される。散乱光46の強度はベベル部ポリマーBの大きさに応じて変化するので、散乱光46の大きさに対応する電気信号における電圧値に基づいて、システムコントローラはベベル部ポリマーBの存在及びその大きさを検出する。
次に、本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出装置を用いた異物検出方法について説明する。
本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、被検査体としてのウエハWの周辺端部に付着したベベル部ポリマーを見掛け上大きくして既存の計測装置を用いて間接的に検出するものである。
以下、本発明の実施の形態に係る基板の周辺端部に付着した異物検出方法について、図面を参照しつつ説明する。図4は、検査前の基板の周辺端部処理及び前処理工程後の周辺端部検査処理の工程図である。
本実施の形態において、基板の周辺端部に付着したベベル部ポリマーBの検出は、以下のように行われる。
すなわち、先ず、被検査体としてのウエハWを、搬送アーム機構19(図1参照)によって周辺端部処理装置17(図2参照)の収容室34内に搬入し、ウエハステージ35上に載置する。次いで、ベベル部ポリマーBが付着したウエハW(図4A)を、図示省略した冷却部によって−20℃以下、例えば−25℃に冷却する(冷却ステップ)。このとき、収容室34内の23℃における相対湿度を、10%以下、例えば2.9%とする。これによって、ウエハWの周辺端部に付着している水分又はウエハWの周辺端部を取り巻く気相中に存在する水蒸気51は、ベベル部ポリマーBを中心としてその周りに凝縮して凝縮水52となる(図4B)。凝縮水52はさらに冷却され、ベベル部ポリマーBを核とする氷の結晶53が生成し、気相中の水分を取り込んで霜のように三次元的に気相成長する(図4C)。このようにして、ベベル部ポリマーBが見掛け上大きくなり、その存在が強調されるが、氷の結晶は、ウエハWの周辺端部から突出して異物としてのベベル部ポリマーBを強調できればよく、気相成長の方向は、特に限定されない。
次いで、ベベル部ポリマーBを核として氷の結晶が成長したウエハWを周辺端部処理装置17から搬出し、周辺端部検査装置18の収容室42内に搬入してウエハステージ43上に載置する。そして、ウエハステージ43を回転させつつ、ウエハWの周辺端部にレーザ光照射部45によってレーザ光44を照射する。このとき、ウエハWの周辺端部にはベベル部ポリマーBを覆うように氷の結晶53が形成されているので、レーザ光44はウエハWのベベル部ポリマーBを見掛け上大きくした氷の結晶53によってより散乱し、強度の強い散乱光46が発生する(図4D)。これにより、受光部47に受光される散乱光46の光量が、ベベル部ポリマーBのみの場合に比べて格段に多くなり、光電変換部48によって変換された電気信号の電圧値も大きくなる。その結果、ベベル部ポリマーBの存在を容易に検出することができる(周辺端部検査ステップ)。
本実施の形態によれば、周辺端部処理装置17の収容室34内の気相中に存在する水分を利用して、ベベル部ポリマーBを核として、ウエハWの周辺端部から三次元方向に突出する氷の結晶53を成長させ、これによってベベル部ポリマーBを拡大、強調させることができるので、既存の計測装置、例えば光学式異物検査装置を用いて間接的にベベル部ポリマーBを検出し、これによってウエハWの周辺端部の汚染状況を測定することできる。また、ベベル部ポリマーB検出後、EB(電子ビーム)を照射する等して氷の結晶を消失させ、その後、例えばSEM(走査型電子顕微鏡)等を用いてベベル部ポリマーBの粒径等を正確に測定することもできる。従って、被検査体であっても、周辺端部検査そのものによって製品価値を失うことはない。
本実施の形態に係る基板の周辺端部に付着した異物検出方法は、ベベル部ポリマーBを既存の計測装置を用いて迅速に検出することができるので、汎用性が高く、ウエハWの量産に適している。従って、ベベル部ポリマーBが付着したままのウエハWが次工程に流れて製品の歩留まり率が低下するという不都合を回避することができる。
氷の結晶は、ベベル部ポリマーBの大きさ応じて成長段階に違いがあり、ベベル部ポリマーBの粒径が大きいと氷の結晶の成長も大きくなるという特性があるので、生成した氷の結晶数、結晶の大きさ、高さを測定することによってベベル部ポリマーBを測定することができる。このとき、氷の結晶の成長は、ウエハWの材質によって左右されないので、酸化膜をはじめとする膜の有無、下地の種類等に関係なく表面粗さを検出することができる。
本実施の形態において、ベベル部ポリマーBを核とする氷の結晶を成長させるための環境条件としては、例えばウエハWの周辺端部の温度が−15℃〜−30℃、収容室34内の23℃(300K)における相対湿度が10%以下、1.5%以上であることが好ましく、より好ましくは、ウエハWの周辺端部の温度が−23℃〜−28℃で、ウエハWを取り巻く周辺の水蒸気圧が、ウエハWの周辺端部にベベル部ポリマーBの付着がなくても気相中の水分がウエハWの周辺端部に凝縮する状態(以下、「ベベル部ポリマーの付着がない場合の飽和蒸気圧」という。)と、ウエハWの周辺端部にベベル部ポリマーBの付着がある場合に気相中の水分がベベル部ポリマーBを核として凝縮する状態(以下、「ベベル部ポリマーがある場合の飽和蒸気圧」という。)との間の状態であることが好ましい。
図5は、基板温度が−23℃以下−30℃以上における、ベベル部ポリマーの付着がない場合の飽和蒸気圧曲線と、ベベル部ポリマーの付着がある場合の飽和蒸気圧曲線とを示す図である。図5において、蒸気圧曲線P1は、ベベル部ポリマーの付着がない場合の飽和蒸気圧曲線、蒸気圧曲線P2は、ベベル部ポリマーの付着がある場合の飽和蒸気圧曲線である。このように、蒸気圧曲線P1とP2の間の状態であれば、ウエハWの周辺端部のベベル部ポリマーB以外の部分において水分の凝縮は進行せず、ウエハW周辺端部のベベル部ポリマーBを核として氷の結晶が好適に成長し、例えばベベル部ポリマーBを見掛け上、既存の計測装置の検出限界である40nm以上に拡大して強調するので、既存の計測装置で十分検出可能となる。
本実施の形態において、ベベル部ポリマーBを核として氷の結晶を成長させた後、氷の結晶を固定化する成分を散布して氷の結晶を固定化させることもできる。ベベル部ポリマーBを核として形成された氷の結晶を固定化することによって、その後の周辺端部検査ステップが容易となり、例えば周辺端部検査装置18の収容室42又はウエハステージ43における冷却部を省略することができる。
氷の結晶を固定化する成分としては、例えば気体状のシアノアクリレートが適用される。具体的には、以下の化学反応を利用する。
Figure 0005008618
シアノアクリレートは水分と反応し、重合及び硬化してポリシアノアクリレートとなる。形成された固形物としてのポリシアノアクリレートは大気開放の際に蒸発することはない。すなわち、氷の結晶状の固形物がウエハWの周辺端部に残留する。そして、この固形物はレーザ光44を散乱するので、散乱光46を大きくすることができる。従って、この固形物を検出することによってウエハWのベベル部ポリマーBを容易に検出することができる。
水分と反応して固形物を生成する気体は、シアノアクリレート系溶剤を気化したものである。なお、シアノアクリレート系溶剤とは、アルキルシアノアクリレート類、具体的にはメチルシアノアクリレート、エチルシアノアクリレート、オクチルシアノアクリレート、ブチルシアノアクリレート及びメトキシエチルシアノアクリレート等を主剤とし、ケトン類を希釈剤とした混合物である。
図6は、ベベル部ポリマーBを核として形成された氷の結晶に気体状のシノアアクリレートを散布して氷の結晶を固定化する場合の概念図である。
図6において、冷却装置55に載置されたウエハWの周辺端部に付着したベベル部ポリマーBを核とし、三次元的に成長した氷の結晶53に対してシアノアクリレート54が散布されている。これによって氷の結晶53が固形化する(結晶固定化ステップ)。
氷の結晶は、冷却し続けると時間と共に成長し、冷却を停止して放置すると蒸発して消失するために、氷の結晶に基づいてベベル部ポリマーBを検出するためには、ウエハWの周辺端部の雰囲気管理が重要となるが、氷の結晶を固体化させた後、周辺端部検出ステップを実行することによって、煩雑な雰囲気管理を省略することができる。
本実施の形態において、ベベル部ポリマーBを核として成長した氷の結晶を測定する装置として、レーザ光散乱法を適用した周辺端部検査装置を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば光学顕微鏡、電子顕微鏡等を用いることもできる。
上述した実施の形態では、基板処理システムが周辺端部処理装置と周辺端部検査装置とを備えていたが、周辺端部処理装置は基板処理システムから切り離されて配置されていてもよく、また、周辺端部検査装置も基板処理システムから切り離されて配置されていてもよい。さらには、切り離されている周辺端部検査装置が上述した周辺端部処理装置の構成要素を備えていてもよい。
なお、上述した実施の形態に係る基板処理システムにおいて表面が検査される基板は半導体デバイス用のウエハに限られず、LCDやFPD(Flat Panel Display)等に用いる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であってもよい。
また、本発明の目的は、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明に係る基板の周辺端部に付着した異物検出装置を備えた基板処理システムの概略構成を示す平面図である。 図1におけるI−I線に沿う断面図である。 図1におけるII−II線に沿う断面図である。 検査前の基板の周辺端部処理及び前処理工程後の周辺端部検査処理の工程図である。 基板温度が−23℃以下−30℃以上における、ベベル部ポリマーの付着がない場合の飽和蒸気圧曲線と、ベベル部ポリマーの付着がある場合の飽和蒸気圧曲線とを示す図である。 ベベル部ポリマーBを核として形成された氷の結晶に気体状のシノアアクリレートを散布して氷の結晶を固定化する場合の概念図である。
符号の説明
17 周辺端部処理装置
18 周辺端部検査装置
19 搬送アーム機構
34 収容室
35 ウエハステージ(載置台)
42 収容室
43 ウエハステージ(載置台)
45 レーザ光照射部
47 散乱光受光部(コリメータ)
48 光電変換部
51 水蒸気
52 凝縮水
53 氷の結晶
55 窒素ガス貯蔵タンク
57 加湿器
58 恒温槽
60 ペルティエ素子

Claims (7)

  1. 基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法であって、
    前記基板を冷却して前記基板の周辺端部に付着した異物の周りに水分を凝縮させた後、凝縮した水分を氷らせて氷の結晶を成長させる冷却ステップと、
    前記氷の結晶によって強調された前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する周辺端部検査ステップと、
    を有することを特徴とする基板の周辺端部に付着した異物検出方法。
  2. 前記冷却ステップは、前記基板の周辺端部を−15℃以下とし、前記基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の23℃における相対湿度を10%以下とするステップであることを特徴とする請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法。
  3. 前記冷却ステップにおいて、前記水分を過冷却状態に維持し、前記基板の周辺端部を取り巻く雰囲気中の水蒸気圧を、前記基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が前記基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、前記基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が前記異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上とすることを特徴とする請求項1記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法。
  4. 前記氷の結晶は、気相成長することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法。
  5. 前記周辺端部検査ステップの前に、前記氷の結晶に、水分子と反応して固化する成分を作用させて前記氷の結晶を固定化させる結晶固定化ステップを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板の周辺端部に付着した異物検出方法。
  6. 基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出装置であって、
    前記基板を収容する収容室を備え、前記基板の周辺端部に前処理を施す周辺端部処理装置と、
    前記前処理が施された前記基板の周辺端部を検査する周辺端部検査装置と、を有し、
    前記周辺端部処理装置は、前記基板の周辺端部を−15℃〜−30℃に冷却する冷却部と、
    前記収容室内の水蒸気圧を、前記基板の周辺端部に異物の付着がなくても気相中の水分が前記基板の周辺端部に凝縮する飽和蒸気圧以下であって、前記基板の周辺端部に異物の付着がある場合に気相中の水分が前記異物の周りに凝縮する飽和蒸気圧以上となるように調整する湿度調整部と、
    を有することを特徴とする基板の周辺端部に付着した異物検出装置。
  7. 基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体において、
    前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する異物検出方法は、
    前記基板を冷却して前記基板の周辺端部に付着した異物の周りに水分を凝縮させた後、凝縮した水分を氷らせて氷の結晶を成長させる冷却ステップと、
    前記氷の結晶によって強調された前記基板の周辺端部に付着した異物を検出する周辺端部検査ステップと、を有することを特徴とする記憶媒体。
JP2008189101A 2008-07-22 2008-07-22 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP5008618B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008189101A JP5008618B2 (ja) 2008-07-22 2008-07-22 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体
US12/506,440 US8210742B2 (en) 2008-07-22 2009-07-21 Method and apparatus for detecting foreign matter attached to peripheral edge of substrate, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008189101A JP5008618B2 (ja) 2008-07-22 2008-07-22 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010027931A JP2010027931A (ja) 2010-02-04
JP5008618B2 true JP5008618B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=41567440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008189101A Expired - Fee Related JP5008618B2 (ja) 2008-07-22 2008-07-22 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8210742B2 (ja)
JP (1) JP5008618B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5640801B2 (ja) * 2010-02-24 2014-12-17 三菱化学株式会社 画像形成装置および電子写真カートリッジ
KR101141261B1 (ko) * 2010-08-12 2012-05-04 한국에너지기술연구원 미세구조유체의 동적 열전도도 측정장치 및 방법
WO2015039245A1 (en) * 2013-09-18 2015-03-26 Ats Automation Tooling Systems Inc. System and method for decoration inspection on transparent media
TWI574671B (zh) * 2016-06-27 2017-03-21 太豪生醫股份有限公司 乳房影像的分析方法以及其電子裝置
JP6811675B2 (ja) * 2017-04-28 2021-01-13 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4669875A (en) * 1982-11-04 1987-06-02 Hitachi, Ltd. Foreign particle detecting method and apparatus
JPS59186324A (ja) * 1983-04-07 1984-10-23 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 異物検査装置
JPH0621878B2 (ja) * 1986-07-21 1994-03-23 株式会社日立製作所 異物検査方法
US4967095A (en) * 1989-06-28 1990-10-30 Tencor Instruments Method and apparatus for detecting and sizing particles on surfaces
JPH05340885A (ja) * 1992-06-08 1993-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd パーティクル検査方法
JP3212389B2 (ja) * 1992-10-26 2001-09-25 株式会社キリンテクノシステム 固体上の異物検査方法
JP2000019135A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Hiroshi Katagawa 被検査体の表面性状検査装置
JP2001102420A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Advantest Corp 表面状態測定方法及び装置
JP3709426B2 (ja) * 2001-11-02 2005-10-26 日本エレクトロセンサリデバイス株式会社 表面欠陥検出方法および表面欠陥検出装置
US7976637B2 (en) 2006-03-08 2011-07-12 Tokyo Electron Limited Substrate processing system, substrate surface processing apparatus, substrate surface inspecting apparatus, substrate surface inspecting method, and storage medium storing program for implementing the method
JP4878291B2 (ja) * 2006-03-08 2012-02-15 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム、基板表面処理装置、基板表面検査装置、基板表面検査方法及び記憶媒体
JP2008244327A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Tokyo Electron Ltd パーティクル測定方法、パーティクル測定装置及び記憶媒体
US8061224B2 (en) * 2008-05-06 2011-11-22 Globalfoundries Singapore Pte. Ltd. Method for performing a shelf lifetime acceleration test
JP5060412B2 (ja) * 2008-07-14 2012-10-31 東京エレクトロン株式会社 異物検出方法、異物検出装置、異物検出システム及び記憶媒体
JP5198189B2 (ja) * 2008-08-29 2013-05-15 富士フイルム株式会社 ハードディスク検査装置
JP5398234B2 (ja) * 2008-11-13 2014-01-29 東京エレクトロン株式会社 異物検出方法、装置及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20100018332A1 (en) 2010-01-28
JP2010027931A (ja) 2010-02-04
US8210742B2 (en) 2012-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8578952B2 (en) Substrate processing system, substrate surface processing apparatus, substrate surface inspecting apparatus, substrate surface inspecting method, and storage medium storing program for implementing the method
JP4878291B2 (ja) 基板処理システム、基板表面処理装置、基板表面検査装置、基板表面検査方法及び記憶媒体
JP5008618B2 (ja) 基板の周辺端部に付着した異物検出方法、装置及び記憶媒体
US8475602B2 (en) Substrate cleaning method and apparatus
JP6286609B1 (ja) 荷電粒子顕微鏡内での低温試料処理
US20220028682A1 (en) Gallium arsenide substrate comprising a surface oxide layer with improved surface homogeneity
TWI465712B (zh) Foreign body detection method, foreign body detection device, foreign body detection system and memory media
JP5398234B2 (ja) 異物検出方法、装置及び記憶媒体
JP2010027930A (ja) 基板の表面粗さ検出方法、装置及び記憶媒体
TW200839869A (en) Substrate processing apparatus and analysis method therefor
US7508518B2 (en) Particle measuring method and particle measuring apparatus
US7637143B2 (en) Substrate processing apparatus and analysis method therefor
JP2004172574A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
Ottosson et al. Response to the comments by P. Szakálos, T. Åkermark and C. Leygraf on the paper “Copper in ultrapure water, a scientific issue under debate”
JP2010112980A (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JP2009182046A (ja) 基板周縁部処理装置の検査方法
JP2003329555A (ja) 蛍光x線分析用試料前処理装置
FR2926145A1 (fr) Procede de fabrication de photomasques.
JPS61151444A (ja) 半導体試料中のリンの分析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees