JP5007103B2 - スイッチ装置及び該装置の製造方法 - Google Patents

スイッチ装置及び該装置の製造方法

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Description

本発明は、スイッチ装置及該装置の製造方法に関し、特に、二輪自動車のサイドスタンド等に付設されるスイッチ装置に関する。
二輪自動車のサイドスタンドの回動に応じてオン信号/オフ信号を送信するスイッチ装置が知られている。このスイッチ装置は、サイドスタンドが起立しているとき、エンジンの起動を妨げる信号、例えば、オフ信号をECUへ送信する。これにより、二輪自動車の走行中に起立したサイドスタンドが路面等に接触して該二輪自動車が転倒するのを予防する。
この種のスイッチ装置として、車体に対して固定された固定接点と、サイドスタンドの回動に連動して移動する可動接点とを有するものが知られている。このスイッチ装置では、固定接点及び可動接点の接離に応じてスイッチ装置のオン/オフ状態が切り換えられる(例えば、特許文献1及び2参照。)。
また、固定接点及び可動接点の接離では、両接点が接触しないとオン状態が検出されないため、オン状態の検出範囲が狭い。そこで、検出範囲を拡大する目的でリードスイッチ及び磁石を用いるスイッチ装置が開発されている。このスイッチ装置では、リードスイッチ及び磁石の相対的な移動により、スイッチ装置のオン/オフ状態が切り換えられる。具体的には、磁石の移動に伴う磁界の変化に応じてリードスイッチ内の一対の磁性体リード片(端子)が接離し、該接離に応じて一対の磁性体リード片間の電気的な導通が制御される(例えば、特許文献3及び4参照。)。
実開平02−27988号公報 実公平05−31028号公報 特開2004−355903号公報 特公平06−31038号公報
しかしながら、固定接点及び可動接点の接離を利用するスイッチ装置では、接点摩耗やチャタリング等によって接触不良を起こす虞がある。リードスイッチを利用するスイッチ装置では、転倒による衝撃で磁性体リード片同士の接触不良を起こす虞がある。すなわち、機械的な接触を用いる従来のスイッチ装置は信頼性に問題がある。
また、スイッチ装置の組立時に、リードスイッチを落下させると、落下の衝撃によって磁性体リード片同士の接触不良を起こす虞があり、若しくは、磁石を組み込む際に、磁石に他の磁性体が接近することで該磁石の磁極が変化する虞がある等、従来のスイッチ装置は組立時の取り扱いが容易ではない。
本発明の目的は、信頼性を確保することができると共に、組立時に容易に取り扱うことができるスイッチ装置及び該装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のスイッチ装置は、ケース部と、該ケース部に収容され且つ前記ケース部に対して相対的に回転自在な回転部とを備えるスイッチ装置において、前記回転部の回転に連動する磁石を備え、前記ケース部は磁気センサを有し、前記磁石は前記回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなり、円周方向に沿って3つの磁極が配され、隣接する前記磁極同士の極性が異なることを特徴とする。
請求項2記載のスイッチ装置は、請求項1記載のスイッチ装置において、前記磁石は円周方向に沿って順にN極、S極、N極が着磁されることを特徴とする。
請求項3記載のスイッチ装置は、請求項1記載のスイッチ装置において、前記磁石は円周方向に沿って順にS極、N極、S極が着磁されることを特徴とする。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチ装置において、前記磁気センサは基板に配されたホール素子からなり、前記基板は前記ケース部に設けられた凹部内に配され、該凹部には樹脂が充填されることを特徴とする。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスイッチ装置において、前記磁石は前記ケース部及び前記回転部の間に配されることを特徴とする。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項記載のスイッチ装置において、前記磁石は突起を有し、前記回転部は凹部を有し、前記磁石の突起は前記回転部の凹部に嵌合することを特徴とする。
請求項記載のスイッチ装置は、請求項1乃至のいずれか1項に記載のスイッチ装置において、前記回転部はサイドスタンドの回動に連動することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載のスイッチ装置の製造方法は、ケース部と、該ケース部に収容され且つ前記ケース部に対して相対的に回転自在な回転部と、前記回転部の回転に連動する磁石とを備え、前記ケース部は磁気センサを有し、前記磁石は前記回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなり、円周方向に沿って3つの磁極が配されるスイッチ装置の製造方法であって、前記磁石を前記回転部に接着した後に、前記接着された磁石を隣接する前記磁極同士の極性が異なるように着磁することを特徴とする。
請求項1記載のスイッチ装置によれば、ケース部に対して相対的に回転自在な回転部の回転に連動する磁石を備え、ケース部は磁気センサを有するので、磁石は磁気センサに対して相対的に移動する。磁気センサは半導体薄膜で構成され、機械的な接触を行う構造を有さない。また、磁気センサは磁石の移動に伴う磁界の変化を電気信号に変換して出力する。すなわち、機械的な接触を行うことなく、スイッチ装置のオン/オフ状態を切り換えることができる。磁気センサは半導体薄膜で構成されるので、落下の衝撃により破損することがない。したがって、スイッチ装置の信頼性を確保することができると共に、組立時に容易に取り扱うことができる。また、磁石は回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなり、円周方向に沿って3つの磁極が配され、隣接する磁極同士の極性が異なるので、磁石の移動に伴う磁気センサを貫通する磁束密度の変化を急峻にすることができ、当該磁気センサによる磁石の移動の検出精度を向上することができる。
請求項記載のスイッチ装置によれば、ホール素子が配された基板はケース部に設けられた凹部内に配され、該凹部には樹脂が充填されるので、充填された樹脂が転倒による衝撃からホール素子を保護し、その結果、スイッチ装置の信頼性を確実に確保することができる。また、基板にはホール素子だけでなく回路部品が配されているが、凹部に充填された樹脂によって基板に配されたホール素子や回路部品を雨や水から保護することができる。
請求項記載のスイッチ装置によれば、磁石はケース部及び回転部の間に配されるので、回転部に接着等された磁石が回転部から剥がれても、該磁石はケース部及び回転部によって保持され、直ちに磁気センサとの位置関係が変化することがない。したがって、スイッチ装置の信頼性をより確保することができる。また、結果として、磁石はケース部及び回転部によって覆われることになるので、該磁石が異物を吸着するのを防止することができる。
請求項記載のスイッチ装置によれば、磁石の突起は回転部の凹部に嵌合するので、回転部に接着等された磁石が回転部から剥がれても、磁石は回転部の回転に連動することができ、もって、スイッチ装置の信頼性をさらに確保することができる。
請求項記載のスイッチ装置によれば、回転部はサイドスタンドの回動に連動するので、サイドスタンドの回動に応じて確実にオン/オフ状態を切り換えることができる。
請求項8記載のスイッチ装置の製造方法によれば、ケース部に収容される回転部に磁石を接着した後に接着された磁石を着磁するので、予め着磁された磁石を回転部に接着する場合に比べて着磁された磁石が暴露される時間を短くし、他の磁性体の接近による磁極変化の発生の可能性を少なくすることができ、さらに、磁石が異物を吸着する可能性を少なくすることができる。したがって、スイッチ装置の信頼性を確保することができると共に、組立時に容易に取り扱うことができる。また、回転部に磁石が接着された状態で磁石を着磁するため、磁石における各極の回転部に対する位置決めを正確に行うことができ、スイッチ装置において磁石の回転角度の検出を精度よく行うことができる。さらに、回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなる磁石を、円周方向に沿って3つの磁極が配されて隣接する磁極同士の極性が異なるように着磁するので、磁石の移動に伴う磁気センサを貫通する磁束密度の変化を急峻にすることができ、当該磁気センサによる磁石の移動の検出精度を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係るスイッチ装置としてのロータリースイッチの使用状態を概略的に示す図である。
図1において、二輪自動車のフレーム(図示しない)に溶接等で固定されたブラケット10に、サイドスタンド11がその上端部11cを貫通するピボットボルト23(図3参照)及び該ピボットボルト23と螺合するナット24(図3参照)によって取り付けられている。サイドスタンド11のピボットボルト23が貫通する貫通穴には該ピボットボルト23が遊嵌し、ピボットボルト23の傘部及びナット24は、ブラケット10及びサイドスタンド11を圧着させることがないため、サイドスタンド11はブラケット10に対してピボットボルト23の中心軸を中心に回動する。
ブラケット10及びサイドスタンド11はそれぞれ同方向に突出するフックピン10a,11aを有し、該フックピン10a,11a間にはリターンスプリング13が張設されている。リターンスプリング13はフックピン10a,11aを互いに接近するように付勢する。フックピン10a,11aは、サイドスタンド11が起立位置(図示の状態)にある場合には、リターンスプリング13の弾発力によるモーメントがサイドスタンド11に格納位置とは反対の方向に向けて作用し、サイドスタンド11が格納位置にある場合には、上記弾発力によるモーメントがサイドスタンド11に起立位置とは反対の方向に向けて作用するように、位置関係が設定されている。これにより、サイドスタンド11の起立状態及び格納状態は安定的に維持される。
サイドスタンド11にはフランジボルト14によってロータリースイッチ15(スイッチ装置)が取り付けられている。ロータリースイッチ15のケーシング16(ケース部)にはU字状の溝16aが設けられ、該U字状の溝16aはブラケット10のフックピン10aと係合している。該フックピン10aはフランジボルト14の中心軸を中心とするケーシング16の回動を規制するので、ケーシング16はブラケット10に対して移動しない。
図2は、図1におけるロータリースイッチの概略構成を示す分解斜視図である。
図2において、ロータリースイッチ15は、樹脂製のケーシング16と、後述のホールIC22が配された基板17と、樹脂製の磁石板18と、非磁性体金属製のインナーロータ19(回転部)と、アウターオイルシール20と、インナーオイルシール21とを備える。
インナーロータ19は大径の下部円柱部19a上に小径の上部円柱部19bが同軸上に載置された形状を呈し、段付きの台座を構成する。下部円柱部19aの上面であって、上部円柱部19bに覆われていない部分は磁石板載置面19cを構成する。また、磁石板載置面19cには2つのピン穴19d,19eが穿設されており、2つのピン穴19d,19eは上部円柱部19bに関して略対称に配置されている。また、インナーロータ19はその中心軸に沿って貫通するボルト穴19fを有する。
磁石板18は、円周方向に沿って順にN極、S極、N極が着磁された半円環状の磁性体である。磁石板18への着磁は後述する図5の磁石板の着磁工程にそって行われる。また、磁石板18の内径はインナーロータ19の上部円柱部19bの外径よりも大きく且つ下部円柱部19aの外径よりも小さい。さらに、磁石板18の外径は下部円柱部19aの外径よりも大きい。したがって、後述の図3に示すように、磁石板18をインナーロータ19の磁石板載置面19cに載置することができ、また、磁石板18が磁石板載置面19cに載置されたとき、磁石板18の外周部がインナーロータ19から突出する。
磁石板18はその板面から突出する2つの細円柱状のピン18a,18bを有する。2つのピン18a,18bは磁石板18の中心に関して略対称に配置されている。2つのピン18a,18bはそれぞれインナーロータ19のピン穴19d,19eと嵌合する。
ケーシング16は、上述したU字状の溝16aと、磁石板18及びインナーロータ19を収容するハウジングケース部16bと、基板17を収容する基板収容部16c(凹部)と、各端子を内蔵するコネクタ部16dとを有する。
U字状の溝16aは互いに対向する一対の突出片からなり、上述したように、ブラケット10のフックピン10aと係合する。ハウジングケース部16bは略円筒状のケースであり、その一端は閉塞され且つ他端は開放されている。ハウジングケース部16bの内径はインナーロータ19の下部円柱部19aの外径よりも大きいため、ハウジングケース部16bはインナーロータ19を収容することができる。また、ハウジングケース部16bの閉塞端の中央には貫通穴16eが開設されている。貫通穴16eは2段の段付き穴であり、最小穴部の直径はインナーロータ19の上部円柱部19bの外径とほぼ同じであり、インナーロータ19がハウジングケース部16bに収容される際、上部円柱部19bは貫通穴16eに嵌合する。
コネクタ部16dはECUに接続された配線のカプラと係合可能であり、基板17と接続された電源端子、アース端子及び出力電圧端子を内蔵する。基板収容部16cはバスタブ状に形成された凹部であり、底部において基板17の位置決め用の突起16f(図3参照)及び上記電源端子、アース端子及び出力電圧端子とそれぞれ接続された接続端子16g(図3参照)が突出している。また、基板収容部16cは基板17を収容した後に樹脂が充填され、さらに蓋(図示しない)によって閉塞される。
基板17にはホールIC22、コンデンサ及び抵抗回路が半田付けによって実装されており、実装された回路の電源入力部、アース部及び出力電圧部に対応する各貫通穴17a(図3参照)が穿設されている。基板17が基板収容部16c内において位置決め用の突起16fにより所定位置に配置されたとき、各接続端子16gは各貫通穴17aと嵌合する。各接続端子16gは各貫通穴17aと半田付けによって電気的に接続される。
アウターオイルシール20の内径は上部円柱部19bの外径より若干小さく、アウターオイルシール20の外径は貫通穴16eの2段目穴の内径より若干大きい。また、インナーオイルシール21の内径は下部円柱部19aの外径より若干小さく、インナーオイルシール21の外径はハウジングケース部16bの内径より若干大きい。
図3は、図1におけるロータリースイッチのサイドスタンドへの組み付け状態を示す断面図である。
図3において、インナーロータ19の磁石板載置面19cには磁石板18が接着剤によって貼着されている。このとき、磁石板18の2つのピン18a,18bはそれぞれインナーロータ19のピン穴19d,19eと嵌合する。これにより、インナーロータ19に対する磁石板18の位置決めが行われる。
また、インナーロータ19がケーシング16のハウジングケース部16bに収容される。これにより、磁石板18はケーシング16及びインナーロータ19の間に配される。このとき、上部円柱部19bは貫通穴16eの最小穴部と嵌合し、下部円柱部19aはハウジングケース部16bと遊嵌する。
ハウジングケース部16bの内周面及び下部円柱部19aの外周面の間にはインナーオイルシール21が挿嵌され、該インナーオイルシール21は上記内周面及び外周面に当接する。貫通穴16eの2段目穴の内周面及び上部円柱部19bの外周面の間にはアウターオイルシール20が挿嵌され、該アウターオイルシール20は上記内周面及び外周面に当接する。その結果、磁石板18はインナーオイルシール21及びアウターオイルシール20によって外部から密封される。また、インナーロータ19はアウターオイルシール20及びインナーオイルシール21を介してハウジングケース部16bによって実質的に軸支されるため、インナーロータ19はケーシング16に対して相対的に回動自在である。また、磁石板18はインナーロータ19に貼着されているため、磁石板18はインナーロータ19の回転に連動し、結果として、インナーロータ19に対して移動自在である。
また、インナーロータ19がハウジングケース部16bに収容されると、磁石板18がハウジングケース部16bの壁部を挟んで基板17のホールIC22と対向する。磁石板18の磁界は上記壁部を貫通してホールIC22に作用する。
インナーロータ19のボルト穴19fにはフランジボルト14が挿嵌され、該フランジボルト14の先端は、ピボットボルト23の頂部においてピボットボルト23の中心軸に沿って穿設されたねじ穴23aに螺合する。これにより、インナーロータ19はピボットボルト23の頂部及びフランジボルト14の鍔部によって狭持され、その結果、ロータリースイッチ15がサイドスタンド11に組み付けられる。
このとき、インナーロータ19の下部円柱部19aの端部から中心軸に沿い且つ上部円柱部19bとは反対側に突出して設けられた係合ピン19gが、サイドスタンド11の上端部11cに穿設された係合穴11bと係合する。したがって、インナーロータ19はサイドスタンド11の回動に連動する。一方、上述したように、ケーシング16はブラケット10に対して移動しない。その結果、サイドスタンド11のブラケット10に対する回動に応じて、磁石板18はホールIC22に対して移動する。
以下、磁石板18のホールIC22に対する移動について説明する。
図4は、図3における磁石板のホールICに対する移動工程を示す図であり、図4(A)はサイドスタンド11が起立状態にある場合を示す平面図であり、図4(B)はサイドスタンド11が起立状態にある場合を示す側面図であり、図4(C)はサイドスタンド11が格納状態にある場合を示す平面図である。
サイドスタンド11が起立状態にある場合、図4(A)に示すように、磁石板18のN極がホールIC22と対向する。また、図4(B)に示すように、ホールIC22及び磁石板18は平行に配置されている。したがって、磁石板18から発生する磁界はホールIC22をほぼ垂直に貫通する。
ここで、ホールIC22は磁気センサであるホール素子とその出力信号をデジタル信号に変換するICとがパッケージされた回路である。ホール素子は半導体薄膜からなり、該薄膜を貫通する磁界が発生すると、磁界の磁束密度に比例した出力電圧を出力するため、ホール素子の出力電圧は磁界の変化に応じて変動する。ホールIC22は、ホール素子の出力電圧を増幅、デジタル信号に変換する等してオン信号/オフ信号を出力する。したがって、ホールIC22は該ホールIC22を貫通する磁界の変化に応じてオン信号/オフ信号を出力する。また、ホールIC22は機械的な接触を行う構造を有していないため、機械的接触を行うことなくオン信号/オフ信号を出力することができる。なお、ホールIC22は、磁石板18の一定以上の磁束密度を有するS極以外と対向する場合にオフ信号を発信するように設定されている。
サイドスタンド11が格納状態にある場合、図4(C)に示すように、サイドスタンド11の回動にインナーロータ19が連動し、磁石板18はホールIC22に対して相対的に移動してホールIC22は磁石板18のS極と対向する。したがって、磁石板18の移動に伴いホールIC22を貫通する磁界が変化し、これに応じてホールIC22の出力信号も変化する。なお、磁石板18はホールIC22と平行に移動するため、サイドスタンド11が格納状態にある場合でも、磁石板18から発生する磁界はホールIC22をほぼ垂直に貫通する。なお、ホールIC22は磁石板18の一定以上の磁束密度を有するS極と対向する場合にオン信号を発信するように設定されている。
以上より、ロータリースイッチ15は、サイドスタンド11が起立状態にある場合にオフ信号を発信し、サイドスタンド11が格納状態にある場合にオン信号を発信する。
本実施の形態に係るスイッチ装置としてのロータリースイッチ15によれば、ケーシング16に対して相対的に回転自在なインナーロータ19の回転に連動する磁石板18を備え、ケーシング16は基板収容部16c内にホールIC22が配された基板17を有するので、磁石板18はホールIC22に対して相対的に移動する。ホールIC22は半導体薄膜からなるホール素子とICからなり、機械的な接触を行う構造を有さない。また、ホールIC22は磁石板18の移動に伴う磁界の変化に応じてオン信号/オフ信号を発信する。すなわち、ロータリースイッチ15は機械的な接触を行うことなく、オン信号/オフ信号の発信を切り換えることができる。したがって、ロータリースイッチ15の信頼性を確保することができる。
また、ホールIC22は半導体薄膜からなるホール素子とICからなるため、落下の衝撃により破損することがなく、ロータリースイッチ15の組立時に容易に取り扱うことができる。
上述したロータリースイッチ15では、ホールIC22が配された基板17はケーシング16に設けられた基板収容部16c内に配され、該基板収容部16cには樹脂が充填されるので、充填された樹脂が二輪自動車の転倒による衝撃からホールIC22を保護し、その結果、ロータリースイッチ15の信頼性を確実に確保することができる。また、基板17にはホールIC22だけでなくコンデンサ及び抵抗回路が配されているが、基板収容部16cに充填された樹脂によって、基板17に配されたホールIC22、コンデンサ及び抵抗回路を雨や水から保護することができる。
ロータリースイッチ15では、磁石板18はケーシング16及びインナーロータ19の間に配されるので、インナーロータ19の磁石板載置面19cに接着剤で貼着された磁石板18が仮に磁石板載置面19cから剥がれても、磁石板18はケーシング16の内面及び磁石板載置面19cによって保持され、直ちにホールIC22との位置関係が変化することがない。また、ロータリースイッチ15では、磁石板18の2つのピン18a,18bはケーシング16の2つのピン穴19d,19eにそれぞれ嵌合するので、磁石板載置面19cに貼着された磁石板18が磁石板載置面19cから剥がれても、磁石板18はインナーロータ19の回転に連動することができる。したがって、ロータリースイッチ15の信頼性をさらに確保することができる。また、結果として、磁石板18はケーシング16及びインナーロータ19によって覆われることになるので、磁石板18が異物を吸着するのを防止することができる。
ロータリースイッチ15では、インナーロータ19はサイドスタンド11の回動に連動するので、ロータリースイッチ15は、サイドスタンド11の起立状態及び格納状態に応じて確実にオン信号/オフ信号の発信を切り換えることができる。
なお、磁石板18は金属製でもよく、インナーロータ19は樹脂製でもよい。
また、磁石板18は円周方向に沿って順にN極、S極、N極に着磁されているので、磁石板18の移動に伴うホール素子22を貫通する磁束密度の変化を急峻にすることができ、ホール素子22による検出精度を向上することができる。なお、本実施の形態では、ホール素子22としてS極に感応するホール素子を用いる場合について説明したが、N極に感応するホール素子を用いる場合では、磁石板18を円周方向に沿って順にS極、N極、S極に着磁すればよく、これにより同様の効果を奏することができる。
次に、本実施の形態に係るスイッチ装置の製造方法について説明する。
本製造方法は、特に、磁石板18の着磁工程が特徴的であり、その他の工程は通常用いられる手法を応用しているに過ぎないので、以下、磁石板18の着磁工程についてのみ説明する。
図5は、図2における磁石板の着磁工程を示す工程図である。
図5において、まず、着磁されていない磁石板18を準備し(図5(A))、該磁石板18をインナーロータ19の磁石板載置面19cに接着剤で貼着する(図5(B))。このとき、磁石板18の2つのピン18a,18bをそれぞれインナーロータ19のピン穴19d,19eに嵌合させる。
次いで、磁石板18の上面側及び下面側から該磁石板18を着磁する。このとき、磁石板18は円周方向に沿って順にN極、S極、N極が着磁される(図5(C))。
図5の磁石板の着磁工程によれば、磁石板載置面19cに磁石板18を貼着した後に貼着された磁石板18を着磁するので、予め着磁された磁石を磁石板載置面19cに貼着する場合に比べて着磁された磁石板18が暴露される時間を短くし、他の磁性体の接近による磁極変化の発生の可能性を少なくすることができ、さらに、磁石板18が異物を吸着する可能性を少なくすることができる。したがって、ロータリースイッチ15の信頼性を確保することができると共に、ロータリースイッチ15の組立時に磁石板18を容易に取り扱うことができる。また、磁石板18における各極のインナーロータ19に対する位置決めを正確に行うことができ、ロータリースイッチ15において磁石板18の回転角度の検出を精度よく行うことができる。
なお、磁石板18の着磁工程は図5の工程に限られない。例えば、未着磁の磁石板18を貼着したインナーロータ19をアウターオイルシール20及びインナーオイルシール21と共にハウジングケース部16bに収容した後に、磁石板18の着磁を行ってもよい。この場合、図6に示す、着磁装置25によって磁石板18を着磁する。
この着磁装置25は、電源26と、着磁用コイル27a,27bと、押さえ部28a,28bと、位置決め用係合穴29とを備える。
着磁用コイル27aと押さえ部28a、及び、着磁用コイル27bと押さえ部28bとはそれぞれ接着されている。押さえ部28aと押さえ部28bは対向しており、着磁用コイル27aと着磁用コイル28aは電源26と電気的に接続されている。
この着磁装置25は、未着磁の磁石板18を貼着したインナーロータ19をアウターオイルシール20及びインナーオイルシール21と共にハウジングケース部16bに収容した樹脂製ケーシング16を、対向する押さえ部28aと押さえ部28bの間に挟む。押さえ部28aはインナーロータ19の上部円柱部19bに当接し、押さえ部28bはインナーロータ19の下部円柱部19aに当接する。また、インナーロータ19の係合ピン19gを位置決め用係合穴29に嵌合させることで、着磁コイル27a及び27bに対する磁石板18の位置決めが行われる。そして、電源26を投入することで、着磁コイル27a及び27b間に磁界が生じ、磁石板18が着磁される。
図6の着磁装置25を用いた着磁工程によれば、未着磁の磁石板18を貼着したインナーロータ19をアウターオイルシール20及びインナーオイルシール21と共にハウジングケース部16bに収容した後に磁石板18の着磁を行うので、予め着磁された磁石板18を磁石板載置面19cに貼着する場合に比べて着磁された磁石板18が暴露される時間を短くし、他の磁性体の接近による磁極変化の発生の可能性を少なくすることができるだけでなく、磁石板18が異物を吸着する可能性を少なくすることができる。したがって、ロータリースイッチ15の信頼性を確保することができると共に、ロータリースイッチ15の組立時に磁石板18を容易に取り扱うことができる。また、磁石板18における各極のインナーロータ19に対する位置決めを正確に行うことができ、ロータリースイッチ15において磁石板18の回転角度の検出を精度よく行うことができる。
本発明の実施の形態に係るスイッチ装置としてのロータリースイッチの使用状態を概略的に示す図である。 図1におけるロータリースイッチの概略構成を示す分解斜視図である。 図1におけるロータリースイッチのサイドスタンドへの組み付け状態を示す断面図である。 図3における磁石板のホールICに対する移動工程を示す図であり、図4(A)はサイドスタンド11が起立状態にある場合を示す平面図であり、図4(B)はサイドスタンド11が起立状態にある場合を示す側面図であり、図4(C)はサイドスタンド11が格納状態にある場合を示す平面図である。 図2における磁石板の着磁工程を示す工程図である。 着磁工程の変形例で用いられる着磁装置の断面図である。
符号の説明
10 ブラケット
11 サイドスタンド
14 フランジボルト
15 ロータリースイッチ
16 ケーシング
16b ハウジングケース部
16c 基板収容部
17 基板
18 磁石板
18a,18b ピン
19 インナーロータ
19c 磁石板載置面
19d,19e ピン穴
22 ホールIC
23 ピボットボルト
25 着磁装置
26 電源
27a,27b 着磁用コイル
28a,28b おさえ部
29 位置決め用係合穴

Claims (8)

  1. ケース部と、該ケース部に収容され且つ前記ケース部に対して相対的に回転自在な回転部とを備えるスイッチ装置において、
    前記回転部の回転に連動する磁石を備え、前記ケース部は磁気センサを有し、
    前記磁石は前記回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなり、円周方向に沿って3つの磁極が配され、隣接する前記磁極同士の極性が異なることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記磁石は円周方向に沿って順にN極、S極、N極が着磁されることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記磁石は円周方向に沿って順にS極、N極、S極が着磁されることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 前記磁気センサは基板に配されたホール素子からなり、
    前記基板は前記ケース部に設けられた凹部内に配され、該凹部には樹脂が充填されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  5. 前記磁石は前記ケース部及び前記回転部の間に配されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記磁石は突起を有し、前記回転部は凹部を有し、前記磁石の突起は前記回転部の凹部に嵌合することを特徴とする請求項5記載のスイッチ装置。
  7. 前記回転部はサイドスタンドの回動に連動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  8. ケース部と、該ケース部に収容され且つ前記ケース部に対して相対的に回転自在な回転部と、前記回転部の回転に連動する磁石とを備え、前記ケース部は磁気センサを有し、前記磁石は前記回転部と同心に回転する半円環状の磁性体からなり、円周方向に沿って3つの磁極が配されるスイッチ装置の製造方法であって、
    前記磁石を前記回転部に接着した後に、前記接着された磁石を隣接する前記磁極同士の極性が異なるように着磁することを特徴とする製造方法。
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