JP5007006B2 - Soi基板およびその製造方法 - Google Patents
Soi基板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5007006B2 JP5007006B2 JP2001299324A JP2001299324A JP5007006B2 JP 5007006 B2 JP5007006 B2 JP 5007006B2 JP 2001299324 A JP2001299324 A JP 2001299324A JP 2001299324 A JP2001299324 A JP 2001299324A JP 5007006 B2 JP5007006 B2 JP 5007006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- layer
- soi
- soi substrate
- insulating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、SOI(Semiconductor On Insulator)基板の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
SOI基板は、高性能な半導体デバイスのための基板として注目されている。SIO基板の製造方法としては、種々の方法が提案されており、この中に、上部基板と下部基板とを貼り合わせる貼り合わせ法がある(例えばELTRAN法)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の貼り合わせによるSOI基板の製造方法では、上部基板と下部基板とを重ね合わせた後に、1000℃以上の高温での熱処理が必要であった。このため、従来から、より低温の熱処理でSOI基板を得ることができる技術が望まれていた。
【0004】
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、従来に比べて低温の熱処理で基板同士を接合してSOI基板を得ることができる技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するために、本発明では、まず、Si系基板層と、前記Si系基板層の上に形成された厚みが0.1μm以下の薄い金属層と、を有する下部基板を準備する。また、Si系絶縁層と、前記Si系絶縁層の上に形成された半導体層と、を有する上部基板を準備する。そして、前記半導体層よりも前記Si系絶縁層の方が前記下部基板により近接した状態になるように前記下部基板の上に前記上部基板を重ね合わせることによって、重ね合わせ基板を作成する。さらに、前記重ね合わせ基板を350℃〜450℃の範囲で熱処理することによって、前記下部基板と前記上部基板とを接合する。なお、前記工程(b)は、前記Si系絶縁層の下側に、Si層を形成する工程を含み、前記工程(c)は、前記金属層と前記Si層とが接触するように前記下部基板と前記上部基板とを重ね合わせる工程を含む。
【0006】
本発明によれば、従来よりも低温の熱処理によって下部基板と上部基板とが強固に接合される。この接合のメカニズムは、以下のように推定される。すなわち、下部基板の表面に薄い金属層が形成されると、下部基板のSi系基板層中のSi原子が、薄い金属層を通ってその表面側に移動してゆく。そして、熱処理の際には、このSi原子が上部基板中のSi原子と結合することによって、下部基板と上部基板とが強固に接合される。この結果、本発明の方法では、従来に比べて低温の熱処理で基板同士を接合してSOI基板を得ることが可能である。
【0007】
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、SOI基板、その製造方法、そのSOI基板を用いて作成された半導体デバイス、等の形態で実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態および実施例を以下の順序で説明する。
A.SOI基板の製造方法の実施形態:
B.実施例および比較例:
【0009】
A.SOI基板の製造方法の実施形態:
図1は、本発明の実施形態におけるSOI基板の製造工程を示すフローチャートである。また、図2は、各工程における基板の断面を示す説明図である。図1のフローチャートにおいて、ステップS11〜S12は下部基板の作成工程であり、ステップS21〜S23は上部基板の作成工程である。また、ステップS31〜S32は下部基板と上部基板の貼り合わせ工程である。
【0010】
上部基板の作成では、まず、ステップS11において、Si系基板110を準備する(図2(a−1))。このSi系基板110としては、例えば、単結晶シリコンや、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、単結晶SiC、SiC焼結体、SiGeなどの種々のSi系材料で形成された基板を利用することができる。ここで、SiGeとは、任意の組成のシリコン・ゲルマニウム固溶体(「シリコン・ゲルマニウム混晶」あるいは単に「シリコン・ゲルマニウム」とも呼ぶ)を意味している。なお、SiC焼結体は半導体ではなく、絶縁体である。すなわち、Si系基板110としては、シリコンを含む材料で形成された種々の基板を利用することができる。後述する他の層は比較的薄いので、最終的なSOI基板の厚みは、このSi系基板110の厚みとほぼ等しくなる。従って、Si系基板110の厚みは、SOI基板の取り扱いに適した任意の厚みに設定される。例えば、0.5mm程度のウェハがSi系基板110として使用される。なお、図2における各層の厚みの比率は、図示の便宜上、実際の寸法による比率とは大幅に異なっている。
【0011】
ステップS12では、Si系基板110の上に薄い金属層120を蒸着する(図2(a−2))。金属層120の材料としてはAuが好ましいが、その他に、Pt、Al、Ag、Cu、Pd、Ni、Tiなどの他の金属も使用することができる。金属層120の厚みは、0.1μm以下に設定される。金属層120の厚みが0.1μmよりも大きいときには、後述する熱処理時によって下部基板と上部基板とを接合することができない場合がある。また、熱処理で下部基板と上部基板とを接合させるためには、金属層120の厚みは3〜4原子層以上が必要であり、金属層120が過度に薄いときには強固に接合できない場合がある。従って、金属層120の厚みとしては、約5nm〜約50nm(約0.005μm〜約0.05μm)の範囲が好ましく、約7nm〜約10nmの範囲が特に好ましい。
【0012】
こうして、図2(a−2)に示すように、Si系基板110の上に薄い金属層120が形成された下部基板100が得られる。
【0013】
上部基板の作成では、まず、ステップS21において、半導体層210を準備する(図2(b−1))。半導体層210としては、例えば、SiGeや、Si、Geなどの半導体材料で構成された薄板を用いることができる。この半導体層210は、SOI基板の活性層(半導体デバイスが形成される層)となるものである。なお、SiGeは電子の移動度がSiよりも高いので、半導体層210をSiGeで形成すれば、高速な半導体デバイスを得ることが可能である。半導体層210の厚みは、半導体層210の取り扱いが困難とならない程度の任意の厚みでよく、例えば、100μm程度の薄板が半導体層210として使用される。
【0014】
ステップS22では、半導体層210の上にSi系絶縁層220を形成する(図2(b−2))。Si系絶縁層220の材料としては、例えばSi02 やSi3N4を用いることができる。Si3N4製の絶縁層220を形成する方法としては、例えばスパッタリングが利用される。Si02 製の絶縁層220を形成する方法としては、半導体層210がSiの場合には熱酸化が利用され、半導体層210がSiGeの場合にはスパッタリングが利用される。このSi系絶縁層220は、SOI基板の絶縁層となるものである。Si系絶縁層220の厚みは、SOI基板の絶縁層として十分な厚みであればよく、例えば約100nm程度に設定される。
【0015】
ステップS23では、Si系絶縁層220の上にSi層230を形成する(図2(b−3))。Si層230を形成する方法としては、例えば蒸着やスパッタリングが利用される。このSi層230は、下部基板100の金属層120との接合のために設けられている。Si層230の厚みとしては、約50nm程度が設定される。
【0016】
こうして、図2(b−3)に示すように、半導体層210と、Si系絶縁層220と、Si層230とがこの順番に積層された上部基板200が作成される。但し、ステップS23を省略して、Si層230を形成しなくても良い。
【0017】
ステップS31では、下部基板100の上に上部基板200が載置される。このとき、図2(c)に示すように、上部基板200は図2(b−3)の状態とは上下が逆になるように載置される。換言すれば、下部基板100の金属層120と、上部基板200のSi層230とが接する状態で2つの基板100,200が重ね合わされる。
【0018】
なお、上部基板200のSi層230が省略された場合には、図2(d)に示すように、下部基板100の金属層120と、上部基板200aのSi系絶縁層220とが接する状態で2つの基板100,200aが重ね合わされる。換言すれば、本実施形態では、図2(c),(d)に示すように、半導体層210よりもSi系絶縁層220の方が下部基板100により近接した状態になるように、下部基板100の上に上部基板200(または200a)を重ね合わせることによって、重ね合わせ基板300(または300a)が作成される。また、図2(c),(d)のいずれの場合にも、Si系絶縁層220は、金属層120の上方に設けられている。なお、本明細書において、「AがBの上方に設けられている」という文言は、AがBの表面上に設けられている場合と、AがBの表面から離れてより上側に設けられている場合と、の両方の意味を含んでいる。
【0019】
こうして得られた重ね合わせ基板300,300aは、ステップS32において熱処理され、これによって下部基板と上部基板とが互いに接合する。この熱処理は、通常は600℃未満の温度で行われる。但し、熱処理温度としては、約350℃〜約450℃の範囲が好ましく、約400℃が最も好ましい。金属層120を金(Au)で形成した場合には、熱処理温度が600℃を越えたり、約350℃を下回ったりすると、接合ができない可能性がある。但し、熱処理温度の上限値は金属層120を構成する金属の種類に異存しており、金以外の金属種を用いるときには、600℃以上の熱処理温度を許容できる場合がある。熱処理の時間は、例えば約1時間程度の長さに適宜設定される。従来の貼り合わせ法によるSOI基板の製造工程では、下部基板と上部基板とを重ね合わせた後に1000℃以上の熱処理が必要であったのに対して、ステップS32の熱処理は1000℃未満であり、従来に比べて熱処理温度が大幅に低い点に特徴がある。
【0020】
この熱処理による基板の接合のメカニズムは、以下のようなものであると推定される。下部基板100において、Si系基板110の表面上に特定の金属で形成された薄い金属層120が形成されると、室温程度の低い温度において、Si系基板110中のSi同士の結合が切断される。こうして結合が切断されたSi原子は、薄い金属層120中を移動して、金属層120の表面側に達する。このSi原子は、結合手が余っており反応性が高い。このため、1000℃未満の比較的低い温度で熱処理を行うと、このSi原子が上部基板200(または200a)中のSi原子と強固な結合を作ると考えられる。このSi原子の結合によって、下部基板100と上部基板200とが強固に接合される。
【0021】
なお、上述のメカニズムにおいて、Si原子の結合が切断されて薄い金属層中を移動する現象は、低温固相反応として知られている。低温固相反応は、例えば、「半導体/金属・接合界面の構造と形成過程−主として金属薄膜/Si単結晶の系について−」、平木昭夫、日本金属物理学会会報、第24巻第2号(1985年)、144〜150頁に説明されている。この会報では、Si単結晶の上に約100nmのAu膜を形成したときに、約200℃(470K)程度の低い温度で熱処理すると、その表面にSi02 が容易に形成されることが報告されている。Au膜の無い状態で熱酸化によってSi02 を形成する場合には、約1000℃以上の熱処理が必要である。従って、Au膜は、Si02 を形成するのに必要な熱処理温度を大幅に低減していることが理解できる。上述したステップS32の熱処理による基板の接合では、必ずしも金属層120の上にSi02 が形成されるとは限らないが、Si原子の移動に関しては、上記の会報で説明されたメカニズムと類似のメカニズムが働いているものと推定される。
【0022】
上記の会報の115頁には、Auの他に、Ptや、Al、Ag、Cu、Pd、Ni、Tiなどの他の金属の薄膜によっても低温固相反応が起こることが記載されている。従って、これらの金属によって薄い金属層120を形成すれば、1000℃未満の比較的低い温度の熱処理によって、上部基板100と下部基板200を強固に接合することが可能である。
【0023】
なお、上部基板と下部基板の他の接合方法としては、金属とシリコンの共晶を利用した共晶接合が考えられる。この共晶接合は、金属とシリコンの共晶を作成することによって基板同士を接合するものであり、共晶反応は上述した低温固相反応とはまったく異なる反応である。共晶接合を行う場合には、金属層の厚みは数μmに設定される。これに対して、本実施形態の接合方法では、金属層120の厚みは0.1μm以下に設定される。この点でも、共晶接合と本実施形態の接合とが区別される。
【0024】
以上説明したように、本実施形態では、Si系基板110の上に薄い金属層120を形成した下部基板100の上に上部基板200(または200a)を載置し、熱処理を行うことによって基板同士を接合するので、1000℃未満の低い熱処理温度で強固な接合を行ってSOI基板を得ることが可能である。
【0025】
基板の接合時の熱処理温度が低いことは、以下のようないくつかの利点を有している。第1の利点は、SiGeを半導体層210の材料として使用できる点である。純粋なGeは、700℃程度で分解してしまうことが知られている。また、SiGeが分解する温度はGe成分が減少するほど高くなるが、1000℃ではかなりのSiGeが分解してしまう。従来の貼り合わせ法では、貼り合わせの際に約1000℃以上の高温の熱処理を行う必要があるので、SiGeを半導体層210として採用することが困難であった。これに対して、上記実施形態では、貼り合わせ時の熱処理が1000℃未満なので、SiGeを半導体層210として採用することができ、このSOI基板を用いてSiGe層を含む半導体デバイスを作成することが可能である。第2の利点は、熱処理装置の構成が簡単になり、また、熱処理に要するエネルギや時間が少なくて済む点である。この結果、SOI基板のコストをかなり低減することが可能である。この利点は、半導体層210としてSiGeを利用しない場合に特に重要である。
【0026】
ところで、半導体デバイスを作成する際に、Auは、デバイス中に拡散してデバイス性能を低下させることが多いという問題を有している。しかし、図2(c),(d)に示すSOI基板300,300aでは、デバイスの活性層となる半導体層210と、Au製の金属層120との間に、少なくともSi系絶縁層220が設けられているので、Au原子の拡散によるデバイス性能の低下の心配が無いという利点がある。
【0027】
B.実施例および比較例:
B1.第1実施例:
Si系基板110として厚みが0.5mmの単結晶シリコンウェハを用い、その上にAu製の金属層120を10nmの厚みで蒸着させることによって、下部基板100を作成した。また、半導体層210として厚みが500μmの単結晶シリコンを用い、その上にSiO2 製のSi系絶縁層220を熱酸化によって100nmの厚みに形成して、上部基板200aを作成した。なお、SiO2 層の上にはSi層230は設けなかった。その後、下部基板100の上に上部基板200aを重ね合わせ、350℃で1時間の熱処理を行ってSOI基板300aを得た。
【0028】
こうして得られたSOI基板300aの両面に接着剤を用いて治具を接着し、これらの治具を使って両面を引き離す剥離試験を行った。この剥離試験の結果、上部基板200aと下部基板100との界面では剥離せずに、下部基板100のSi系基板110が破壊され、上部基板200aと下部基板100とが強固に接合されていることが確認された。
【0029】
B2.第2実施例:
第1実施例と同一の手順で下部基板100と上部基板200aをそれぞれ作成し、両者を重ね合わせ、400℃で1時間の熱処理を行ってSOI基板300aを得た。第1実施例と同一の剥離試験を行った結果、上部基板200aと下部基板100とが強固に接合されていることが確認された。
【0030】
B3.第3実施例:
第1実施例と同一の手順で下部基板100と上部基板200aをそれぞれ作成し、両者を重ね合わせ、450℃で1時間の熱処理を行ってSOI基板300aを得た。第1実施例と同一の剥離試験を行った結果、上部基板200aと下部基板100とが強固に接合されていることが確認された。
【0031】
B4.比較例:
第1実施例と同一の手順で下部基板100と上部基板200aをそれぞれ作成し、両者を重ね合わせ、600℃で1時間の熱処理を行ってSOI基板300aを得た。第1実施例と同一の剥離試験を行った結果、上部基板200aと下部基板100との界面で剥離した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるSOI基板の製造工程を示すフローチャート。
【図2】各工程における基板の断面を示す説明図。
【符号の説明】
100…下部基板
110…Si系基板
120…金属層
200,200a…上部基板
210…半導体層
220…Si系絶縁層
230…Si層
230…半導体層
300,300a…SOI基板
Claims (10)
- SOI基板の製造方法であって、
(a)Si系基板層と、前記Si系基板層の上に形成された厚みが0.1μm以下の薄い金属層と、を有する下部基板を準備する工程と、
(b)Si系絶縁層と、前記Si系絶縁層の上に形成された半導体層と、を有する上部基板を準備する工程と、
(c)前記半導体層よりも前記Si系絶縁層の方が前記下部基板により近接した状態になるように、前記下部基板の上に前記上部基板を重ね合わせることによって、重ね合わせ基板を作成する工程と、
(d)前記重ね合わせ基板を350℃〜450℃の範囲で熱処理することによって、前記下部基板と前記上部基板とを接合する工程と、
を備え、
前記工程(b)は、前記Si系絶縁層の下側に、Si層を形成する工程を含み、
前記工程(c)は、前記金属層と前記Si層とが接触するように前記下部基板と前記上部基板とを重ね合わせる工程を含む、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記Si系基板層は、Siと、SiCと、SiGeとで構成されたグループの中から選択された材料で形成されている、方法。 - 請求項1又は2に記載の方法であって、
前記Si系絶縁層は、SiO2 またはSi3N4で形成されている、方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法であって、
前記半導体層は、Si、Ge、または、SiGeで形成されている、方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の方法であって、
前記金属層は、Auと、Ptと、Alと、Agと、Cuと、Pdと、Niと、Tiとで構成されたグループの中から選択された金属で形成されている、方法。 - SOI基板であって、
Si系基板層と、
前記Si系基板層の上に設けられた0.1μm以下の薄い金属層と、
前記金属層の上方に設けられSi系絶縁層と、
前記Si系絶縁層の上に設けられた半導体層と、
前記金属層と前記Si系絶縁層との間に形成されたSi層と、
を備えることを特徴とするSOI基板。 - 請求項6記載のSOI基板であって、
前記Si系基板層は、Siと、SiCと、SiGeとで構成されたグループの中から選択された材料で形成されている、SOI基板。 - 請求項6又は7に記載のSOI基板であって、
前記Si系絶縁層は、SiO2 またはSi3N4で形成されている、SOI基板。 - 請求項6ないし8のいずれかに記載のSOI基板であって、
前記半導体層は、Si、Ge、または、SiGeで形成されている、SOI基板。 - 請求項6ないし9のいずれかに記載のSOI基板であって、
前記金属層は、Auと、Ptと、Alと、Agと、Cuと、Pdと、Niと、Tiとで構成されたグループの中から選択された金属で形成されている、SOI基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299324A JP5007006B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Soi基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299324A JP5007006B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Soi基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003110096A JP2003110096A (ja) | 2003-04-11 |
JP5007006B2 true JP5007006B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=19120095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001299324A Expired - Fee Related JP5007006B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Soi基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5007006B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006114999A1 (ja) * | 2005-04-18 | 2008-12-18 | 国立大学法人京都大学 | 化合物半導体装置及び化合物半導体製造方法 |
KR101554531B1 (ko) | 2009-02-12 | 2015-09-21 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치 및 그 제조 방법 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2559700B2 (ja) * | 1986-03-18 | 1996-12-04 | 富士通株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JPH0246769A (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-16 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
JP2741769B2 (ja) * | 1989-01-18 | 1998-04-22 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
JP3191972B2 (ja) * | 1992-01-31 | 2001-07-23 | キヤノン株式会社 | 半導体基板の作製方法及び半導体基板 |
JPH0888153A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-02 | Toshiba Corp | 積層構造ウェハおよびその形成方法 |
JPH08222714A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Tdk Corp | Soi基板及びその製造方法 |
JP2000183316A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-30 | Denso Corp | 半導体基板およびその製造方法 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299324A patent/JP5007006B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003110096A (ja) | 2003-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4826787A (en) | Method for adhesion of silicon or silicon dioxide plate | |
EP0719452B1 (en) | Bonded wafer process incorporating diamond insulator | |
Crnogorac et al. | Semiconductor crystal islands for three-dimensional integration | |
JP4884979B2 (ja) | オーミックコンタクトを介在させて形成することによって2つのプレートをシールするための方法 | |
US7839001B2 (en) | Methods for making substrates and substrates formed therefrom | |
CN108369913A (zh) | 提升直接接合的接触对准容限 | |
US9142448B2 (en) | Method of producing a silicon-on-insulator article | |
TW201225256A (en) | Electronic device for radiofrequency or power applications and process for manufacturing such a device | |
JP4688387B2 (ja) | 2つの半導体構成要素間の導電性ボンディング方法 | |
JP2006332358A (ja) | 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 | |
JP2008530780A (ja) | 溶融層を用いた歪み層の歪み緩和 | |
TW200418105A (en) | SOI structure with recess resistant buried insulator and manufacture method thereof | |
US20150311179A1 (en) | Transistor formation using cold welding | |
JP5009124B2 (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
JP5007006B2 (ja) | Soi基板およびその製造方法 | |
JPH02199860A (ja) | 高密度半導体構造体及びその製造方法 | |
JP3480480B2 (ja) | Soi基板の製造方法 | |
JPH0682753B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH06275525A (ja) | Soi基板及びその製造方法 | |
JP2003078116A (ja) | 半導体部材の製造方法及び半導体装置の製造方法 | |
JP3171322B2 (ja) | Soi基板およびその製造方法 | |
JP2801704B2 (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
JP4073197B2 (ja) | 金属層を有する量子構造を備えたSi系半導体デバイスおよびその製造方法 | |
JPH01259546A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH01241168A (ja) | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120522 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120528 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |