JP5006632B2 - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通知先アドレスの登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信し、データ処理装置に関する情報を通知先アドレスに通知するデータ処理装置に関するものである。
情報処理装置がデータ処理装置に関する情報をデータ処理装置から受け取る方法として、ポーリング方式とイベント方式とがある。イベント方式では、所定の条件がデータ処理装置で満たされた場合に、データ処理装置がデータ処理装置に関する情報を自発的に情報処理装置に送信する。そのため、ポーリング方式と比べて、情報処理装置とデータ処理装置との間の通信トラフィックが少ないという利点がある。
近年、Webサービス技術の進歩により、Webサービスによるイベント方式が考えられるようになった。図23はWebサービスによるイベント方式の一例を示す図である。
SubScriber2301は登録要求をEvent Source2302に送信する。Event Source2302は登録要求を受信すると、Subscription2303を生成し保存する。Subscription2303は、通知先アドレスや、通知してほしいイベントの種類を含む。その後、所定のイベントが発生すると、Event Source2302はイベントの発生を通知するメッセージをEvent Sink2304に送信する。SubScriber2301とEvent Sink2304とは物理的に同一の端末であっても、物理的に異なる端末であっても良い。
例えば、管理者の情報処理装置がSubscriver2301及びEvent Sink2304になり、データ処理装置がEvent Source2302になることにより、データ処理装置の管理が実現する。データ処理装置の管理には、データ処理装置の状態、データ処理装置においてデータ処理のステップ、データ処理装置の起動、データ処理装置の終了などの情報を管理することを含む。
この他にもイベント方式が用いられた技術がある(例えば、特許文献1及び2)。これらの技術でも、情報処理装置が通知先アドレスの登録要求をデータ処理装置に送信し、データ処理装置は通知先アドレスを記憶し、所定の条件が満たされた場合に、データ処理装置に関する情報を通知先アドレスに通知する。
特開平11−203094号公報 特開2000−137585号公報
しかし、情報処理装置が通知先アドレスの登録要求をデータ処理装置に送信し、データ処理装置がその通知先アドレスを記憶する場合、下記のような課題がある。
データ処理装置は利用可能なメモリに限りがあるため、記憶可能な通知先アドレスにも限りがある。1台のデータ処理装置に登録要求を送信する情報処理装置が増加して、そのような情報処理装置の数が記憶可能な通知先アドレスの数を超えてしまうと、データ処理装置に登録できない通知先アドレスが存在してくる。
データ処理装置に登録されている通知先アドレスが多すぎるために、例えばデータ処理装置の管理者を通知先とする通知先アドレスがデータ処理装置に登録されないと、データ処理装置の管理が適切に行われなくなる。
ユーザが使用する情報処理装置によっては、そのユーザがデータ処理装置に関する情報を必要としていないにも係らず、情報処理装置の起動時に登録要求を自動的に送信してしまう場合がある。このような場合には、データ処理装置に関する情報がそれを必要としている通知先に通知されなくなる可能性がますます高くなる。
データ処理装置に登録されている通知先アドレスが多すぎるために、例えばデータ処理装置とネットワーク上のグループが異なる情報処理装置が通知先アドレスの登録を行えない場合がある。このような情報処理装置は、データ処理装置の情報を通知される機会もなく、さらに同一のネットワークグループ上で展開される様々なサービスを受けることができないため、データ処理装置に関する情報が欲しいにもかかわらず、情報を得ることができない。そのため、データ処理装置が終了したことや、再起動したことすら知ることができない場合がある。
そこで、本発明は、通知先アドレスの登録要求をデータ処理装置に送信する情報処理装置が多い場合でも、より優先度の高い通知先に、例えばデータ処理装置の管理者や、ネットワーク上のグループが異なる情報処理装置にデータ処理装置に関する情報を通知できるようにする。
本発明に係るデータ処理装置は、前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段とを有し、前記通知先記憶手段は、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数より小さい所定数に達している場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理装置は、前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段と、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で登録された通知先の数をカウントするカウント手段とを有し、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達していない場合であっても、前記カウント手段によりカウントされた数が所定数に達した場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従っては通知先は前記通知先記憶手段へ記憶されず、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達していない場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って通知先が前記通知先記憶手段へ記憶されることを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理装置は、前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段とを有し、前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶し、前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理装置は、前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、第1の優先度を有する前記登録要求で指定された通知先を、前記第1の優先度よりも低い第2の優先度を有する前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理装置は、前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属さない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶し、前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理方法は、データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数より小さい所定数に達している場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しない制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理方法は、データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で登録された通知先の数をカウントするカウントステップとを有し、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達していない場合であっても、前記カウントステップによりカウントされた数が所定数に達した場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従っては通知先は前記通知先リストへ記憶されず、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達していない場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って通知先が前記通知先リストへ記憶されることを特徴とするデータ処理方法
また、本発明に係るデータ処理方法は、データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストへ登録し、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を前記通知先リストへ登録しない制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理方法は、データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、第1の優先度を有する前記登録要求で指定された通知先を、前記第1の優先度よりも低い第2の優先度を有する前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストへ登録する制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ処理方法は、前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属さない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストに登録し、前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を通知先リストに登録しない制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、通知先アドレスの登録要求をデータ処理装置に送信する情報処理装置が多い場合でも、データ処理装置は、より優先度の高い通知先に、例えばデータ処理装置の管理者や、ネットワーク上の異なるグループに所属するために様々なサービスを受けることができない情報処理装置に、データ処理装置に関する情報を通知できるようになる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、ネットワークシステムを示す図である。図1において、データ処理装置としての印刷装置101と、情報処理装置としての端末102〜104とがネットワーク105に接続されている。ネットワーク105はLAN(Local Area Network)や無線LANなどである。端末102〜104のそれぞれは、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、ホストコンピュータ、ワークステーションなどである。
図2は、印刷装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。印刷装置101の例としてレーザビームプリンタを説明する。
CPU201は、ROM203の中のプログラム用ROMに記憶された制御プログラムに基づいて、システムバス204に接続される各種デバイスを統括的に制御する。例えば、CPU201は、出力情報に基づく画像信号が印刷インターフェース207を介してプリントエンジン210に出力されるように制御する。
ROM203の中のフォントROMは、出力情報の生成に使用されるフォントデータ(アウトラインフォントデータを含む)を記憶する。ROM203の中のデータROMは、端末102〜104のそれぞれで使用されるデータを記憶する。RAM202は、CPU201の主メモリまたはワークメモリとして機能する。さらに、RAM202は、出力情報の展開に用いられる記憶領域や環境データを記憶する記憶領域を提供する。オプションRAMが図示しない増設ポートに接続されることにより、RAM202のメモリ容量は拡張される。
操作パネル205はソフトキーやハードキーを備える。ユーザはソフトキーやハードキーを押下することにより、各種の情報を入力する。
LANコントローラ206は、ネットワーク105に接続し、ネットワーク105を介して行われるネットワーク通信を制御する。CPU201は、LAN206を介して端末102〜104との通信処理を行うことができる。
印刷インターフェース207は、出力情報に基づく画像信号をプリントエンジン210に出力する。プリントエンジン210はその画像信号に従って画像を用紙に印刷する。
DKC208はハードディスク211へのアクセスを制御する。ハードディスク211はフォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、ハードディスク211は、印刷データを含む印刷ジョブを格納する格納領域を提供する。
ハードディスク211は1個に限らず、また、ハードディスク211に代わる記憶装置が用意されていても良い。ICカード、フォントカード、エミュレーションカード等が外部記憶装置としてDKC208に接続可能になっていても良い。フォントカードは、内臓のフォントデータとは異なるオプションのフォントデータを格納する。エミュレーションカードは、印刷装置101がそもそも解釈可能な言語とは異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納する。
不揮発性メモリ209は、操作パネルを介してユーザによって設定された各種の設定情報を記憶する。
図示していないが、ステープル機能やソート機能を実現するフィニッシャ装置や両面印刷機能を実現する両面装置がオプションとして印刷装置101に装着可能である。これらのオプション装置はCPU201によって制御される。
図3は、印刷装置101のソフトウェア構成を示すブロック図である。
イベント送信部306は、印刷装置101で発生したイベントを示すイベント情報を、通知先リストに登録されている通知先アドレス宛てにLANコントローラ206を介して送信する。これによって、イベント送信部306は、印刷装置101で発生したイベントを、端末102〜104などの外部の端末に通知することができる。
図5は、イベント送信部306が送信するイベント情報の一例を示す図である。図5のイベント情報は、紙詰まり(ペーパジャム)が発生したことを示している。
図6は通知先リストに登録されている通知先アドレスの一例を示す図である。通知先リストには、通知アドレスの他に、通知条件や有効期限も登録される。また、通知先リストに登録された通知先アドレスには登録IDが割り当てられる。通知アドレスはイベント情報の送信先のアドレスである。図6では、通知先アドレスは「http://192.168.0.1/EventSink」である。通知先アドレスはイベント情報の通知に使用されるプロトコルで用いられるアドレスであれば良い。例えば、「192.168.0.1」のようなIPアドレス、「xxx@yyy.com」のような電子メールアドレス、「03−xxx−yyyy」のような電話番号であっても良い。
通知条件は、イベント送信部306がイベント情報を送信する条件である。図6では、通知条件は「DeviceStateChanged」であり、これは、印刷装置101の状態が変化した場合に印刷装置101の状態を通知するという条件を示すものである。
有効期限は通知先アドレスが有効である期限である。通知先アドレスの有効期限が切れた場合には、イベント送信部306はその通知先アドレス宛てにはイベント情報を送信しない。
登録要求受信部301は、端末102〜104などの外部の端末によって送信された、通知先アドレスの登録要求を受信し、その登録要求を端末識別部302に渡す。
端末識別部302は登録要求を送信した端末を識別し、登録要求及び端末に関する情報(以下、端末情報と呼ぶ)を判定部304に渡す。端末情報には端末のIPアドレスなどが含まれる。
優先端末設定部303は、通知先アドレスの登録が優先されるべき特定の端末を優先端末として設定するべく、その特定の端末を識別する情報(以下、優先端末識別情報)を不揮発性メモリ209に記憶させる。この優先端末識別情報は端末のIPアドレスを含む。優先端末から送信された登録要求に基づく通知先アドレスの登録は、優先端末ではない端末から送信された登録要求に基づく通知先アドレスの登録よりも優先的に行われる。
図7は、優先端末を設定するための設定画面である。この設定画面は、優先端末設定部303の制御の下に操作パネル205に表示される。リスト701は、優先端末として設定されている端末のIPアドレスのリストである。ユーザは優先端末を追加したい場合には、追加ボタン702を押下して、端末のIPアドレスを入力する。すると、優先端末設定部303は、ユーザによって入力されたIPアドレスを優先端末識別情報として不揮発性メモリ211に記憶させる。ユーザがリスト701の中から1つのIPアドレスを選択した上で削除ボタン703を押下すると、優先端末設定部303は、選択されたIPアドレスを優先端末識別情報から削除する。ユーザがリスト701の中から1つのIPアドレスを選択した上で編集ボタン703を押下すると、優先端末設定部303は、選択されたIPアドレスをユーザの指示に従って修正する。ユーザがOKボタン704を押下すると、優先端末設定部303はこの設定画面を閉じる。
判定部304は、優先端末設定部303によって設定された優先端末識別情報と、端末識別部302から渡された端末情報とを比較して、登録要求を送信した端末が優先度端末であるかどうかを判定する。
通知先リスト制御部305は、通知先リストに空き領域があるかを判定したり、通知先アドレスを通知先リストに格納したりする。
図8は初期状態の通知先リストの一例を示す図である。通知先リストは不揮発性メモリ209または外部記憶装置211に記憶される。ここでは、通知先リストに登録可能な通知先アドレスは6個である。6個中の2個は優先端末用である。優先端末ではない端末からの登録要求に含まれる通知先アドレスは優先端末用の領域801には登録されず、領域802にのみ登録される。つまり、優先端末ではない端末からの登録要求に従って記憶される通知先アドレスの数は4個を超えない。
通知先リストに登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であってもよい。同様に、領域801に登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であっても良い。
図4は、端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、端末102が登録要求を送信したものとして説明する。
まず、登録要求受信部301が、端末102からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS401)。登録要求受信部301はその登録要求を端末識別部302に送信する。
図9は登録要求の一例を示す図である。登録要求は、通知先アドレス901、通知条件902、有効期限903を含む。図9においては、通知先アドレスは「http://192.168.0.1/MyEventSink」である。通知条件は「DeviceStateChanged」であり、これは、印刷装置101の状態が変化した場合に印刷装置101の状態を通知するという条件を示すものである。有効期限は「PT10M」であり、これは10分を示す。なお、この登録要求はTCP/IPで送信されるため、TCP/IPのパケットヘッダが登録要求に付加されており、パケットヘッダは送信元IPアドレスを含む。ここでは、送信元IPアドレスは端末102のIPアドレスである。
登録要求が登録要求受信部301から端末識別部302に送信されると、端末識別部302は、登録要求を送信した端末を識別するために、登録要求に付加されていたパケットヘッダ内の送信元IPアドレスを取得する(ステップS402)。そして、端末識別部302は、登録要求とIPアドレスとを判定部304に送信する。
つぎに、判定部304は、ステップS402で取得されたIPアドレスと優先端末識別情報に含まれるIPアドレスとを比較して、登録要求を送信した端末102が優先端末であるかどうかを判定する(ステップS403)。そして、その判定結果と登録要求とを通知先リスト制御部305に送信する。
端末102が優先端末でない場合には、通知先リスト制御部305は、領域802に空きがあるかどうかを判定する(ステップS404)。領域802に空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストの領域802に格納する(ステップS405)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS406)。
図10は応答データの一例を示す図である。応答データは登録ID1001と有効期限1002とを含む。登録IDは、通知先リストに登録された通知先アドレスに割り当てられるものであり、図10では「1」である。有効期限は「PT10M」である。
領域802に空きがないとステップS404で判定された場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS407)。エラーを示す応答データは、登録IDや有効期限を含まず、通知先アドレスが登録されなかったことを示すメッセージを含む。
次に、端末102が優先端末であった場合に実行されるステップを説明する。
端末102が優先端末である場合には、通知先リスト制御部305は、領域801に空きがあるかどうかを判定する(ステップS408)。領域801に空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストの領域801に格納する(ステップS409)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS406)。
領域801に空きがないとステップS408で判定された場合には、通知先リスト制御部305はステップS404に進んで、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リスト内の領域802に登録しようと試みる。
図4が示すデータ処理方法によれば、優先端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録は、優先端末ではない端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録よりも優先的に行われる。
例えば通知先リストが図11が示す状態である場合に、印刷装置101が優先端末からの登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納される。このときの格納先は登録IDが2の領域である。一方、印刷装置101が優先端末ではない端末からの登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納されない。
実施例1では、通知先リストが領域801と領域802とに分かれていた。実施例2では、通知先リストをこれらの領域に分けずに、優先端末ではない端末からの登録要求によって記憶される通知先アドレスの個数をカウントする。
図1〜3及び5〜10を用いて説明した内容は実施例2でも同じである。ただし、図8において、通知先リストは領域801と領域802とに分かれていない。その代わりに、優先端末ではない端末からの登録要求に従って記憶された通知先アドレスの数を示す変数Xと、優先端末ではない端末からの登録要求によって記憶されうる通知先アドレスの最大数(以下、この最大数をY個とする)とを設ける。
図12は、端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、端末102が登録要求を送信したものとして説明する。
初期状態ではX=0である。Yの値は固定であっても、ユーザによって変更可能であってもよい。
まず、登録要求受信部301が、端末102からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS1201)。登録要求受信部301はその登録要求を端末識別部302に送信する。
端末識別部302は、登録要求を送信した端末を識別するために、登録要求に付加されていたパケットヘッダ内の送信元IPアドレスを取得する(ステップS1202)。そして、端末識別部302は、登録要求とIPアドレスとを判定部304に送信する。
つぎに、判定部304は、ステップS402で取得されたIPアドレスと優先端末識別情報に含まれるIPアドレスとを比較して、登録要求を送信した端末102が優先端末であるかどうかを判定する(ステップS1203)。そして、その判定結果と登録要求とを通知先リスト制御部305に送信する。
端末102が優先端末である場合には、通知先リスト制御部305は、通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS1204)。通知先リストに空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに格納する(ステップS1205)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1212)。
通知先リストに空きがないとステップS1204で判定された場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1206)。
端末102が優先端末でない場合には、通知先リスト制御部305は、通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS1207)。通知先リストに空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、変数XがY未満であるかどうかを判定する(ステップS1209)。
変数XがY未満である場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに格納する(ステップS1210)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。
さらに、通知先リスト制御部305は変数Xの値を1だけ増加させる(ステップS1211)。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1212)。
通知先リストに空きがないとステップS1207で判定された場合、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1208)。変数XがY未満ではないとステップS1209で判定された場合も、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1208)。
図12が示すデータ処理方法によれば、優先端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録は、優先端末ではない端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録よりも優先的に行われる。つまり、優先端末からの登録要求に含まれる通知先アドレスは、通知先リストに空きがある限り通知先リストに登録される。が、優先端末ではない端末からの登録要求に含まれる通知先アドレスは、たとえ通知先リストに空きがあっても変数XがY未満でなければ、通知先リストに登録されない。
実施例1では、領域801にも領域802にも空きがない場合には、優先端末から送信された登録要求によってでも通知先アドレスは登録さなかった。しかし、実施例3では、通知先リストに空きがない場合でも、優先端末から送信された登録要求によって通知先アドレスが通知先リストに登録される場合がある。
図1〜3、5、7、9及び10を用いて説明した内容は実施例3でも同じである。
図15は、実施例3で用いられる通知先リストの一例を示す図である。実施例3の通知先リストには、優先端末によって登録されたものであるかを示す情報が格納される。通信先アドレスが優先端末からの登録要求に従って登録された場合には、「優先端末:1」となり、優先端末ではない端末からの登録要求に従って登録された場合には、「優先端末:0」となる。ここでは、通知先リストに登録可能な通知先アドレスは6個である。6個中の2個は優先端末用である。つまり、優先端末ではない端末からの登録要求によって記憶される通知先アドレスの数は4個を超えない。
通知先リストに登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であってもよい。同様に、領域1501に登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であっても良い。
図13及び図14は、端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、端末102が登録要求を送信したものとして説明する。
まず、登録要求受信部301が、端末102からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS1301)。登録要求受信部301はその登録要求を端末識別部302に送信する。
登録要求が登録要求受信部301から端末識別部302に送信されると、端末識別部302は、登録要求を送信した端末を識別するために、登録要求に付加されていたパケットヘッダ内の送信元IPアドレスを取得する(ステップS1302)。そして、端末識別部302は、登録要求とIPアドレスとを判定部304に送信する。
つぎに、判定部304は、ステップS1302で取得されたIPアドレスと優先端末識別情報に含まれるIPアドレスとを比較して、登録要求を送信した端末102が優先端末であるかどうかを判定する(ステップS1303)。そして、その判定結果と登録要求とを通知先リスト制御部305に送信する。
端末102が優先端末でない場合には、通知先リスト制御部305は、領域1502に空きがあるかどうかを判定する(ステップS1304)。領域1502に空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストの領域1502に格納する(ステップS1305)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。さらに、「優先端末:0」が格納される。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1306)。図10はこのとき送信される応答データの一例を示す。
領域1502に空きがないとステップS1304で判定された場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1307)。エラーを示す応答データは、登録IDや有効期限を含まず、通知先アドレスが登録されなかったことを示すメッセージを含む。
次に、端末102が優先端末であった場合に実行されるステップを説明する。この場合、図14が示すデータ処理方法が行われる。
端末102が優先端末である場合には、通知先リスト制御部305は、領域1501に空きがあるかどうかを判定する(図14のステップS1308)。領域1501に空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストの領域1501に格納する(ステップS1309)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。さらに、「優先端末:1」が格納される。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(図13のステップS1306)。
領域1501に空きがないとステップS1308で判定された場合には、通知先リスト制御部305は、領域1502に空きがあるかどうかを判定する(ステップS1310)。領域1502に空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストの領域1502に格納する(ステップS1311)。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。さらに、「優先端末:1」が格納される。そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(図13のステップS1306)。
領域1501にも領域1502にも空きがない場合には、通知先リスト制御部305は、「優先端末:0」である通知先アドレスが領域1502内にあるかどうかを判定する(ステップS1312)。
「優先端末:0」である通知先アドレスが領域1502内にない場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(図13のステップS1307)。
一方、「優先端末:0」である通知先アドレスが領域1502内にある場合には、通知先リスト制御部305は、その通知先アドレスの代わりに、ステップS1301で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスを格納する(ステップS1313)。つまり、領域1502に格納されている通知先アドレスであって「優先端末:0」である通知先アドレスが1つ削除され、ステップS1301で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスが格納される。さらに、通知先リスト制御部305は、ステップS1301で受信された登録要求に記載されている通知条件や有効期限も通知先リストに格納する。また、「優先端末:1」が格納される。
その後は、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(図13のステップS1306)。
図14が示すデータ処理方法によれば、優先端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録は、優先端末ではない端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録よりも、より一層優先的に行われる。
例えば通知先リストが図16が示す状態である場合に、印刷装置101が優先端末からの登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納される。登録IDが3〜6の領域のうちいずれに通知先アドレスが格納されるかは、有効期限や通知先アドレスが登録された時期などに基づいて決定されればよい。例えば有効期限が一番短い通知先アドレスが削除される場合には、ステップS1301で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスは登録IDが5である領域に格納される。
通知先リストが図16が示す状態である場合に、優先端末ではない端末からの登録要求を印刷装置101が受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納されない。
実施例3では、通知先リストが領域1501と領域1502とに分かれていた。実施例4では、通知先リストをこれらの領域に分けない。
図1〜3、5、7、9、10及び15を用いて説明した内容は実施例4でも同じである。ただし、図15において、通知先リストは領域1501と領域1502とには分かれていない。
図17は、端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、端末102が登録要求を送信したものとして説明する。
まず、登録要求受信部301が、端末102からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS1701)。登録要求受信部301はその登録要求を端末識別部302に送信する。
登録要求が登録要求受信部301から端末識別部302に送信されると、端末識別部302は、登録要求を送信した端末を識別するために、登録要求に付加されていたパケットヘッダ内の送信元IPアドレスを取得する(ステップS1702)。そして、端末識別部302は、登録要求とIPアドレスとを判定部304に送信する。
つぎに、判定部304は、ステップS402で取得されたIPアドレスと優先端末識別情報に含まれるIPアドレスとを比較して、登録要求を送信した端末102が優先端末であるかどうかを判定する(ステップS1703)。そして、その判定結果と登録要求とを通知先リスト制御部305に送信する。
端末102が優先端末ではない場合には、通知先リスト制御部305は、通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS1704)。通知先リストに空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに格納する(ステップS105)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部305は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限を通知先リストに格納する。また、優先端末であるかどうかを示す判定結果に基づいて、「優先端末:0」及び「優先端末:1」のいずれかが格納される。
そのあと、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1706)。
通知先リストに空きがないとステップS1704で判定された場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1707)。
つぎに、端末102が優先端末である場合に行われる処理を説明する。
端末102が優先端末である場合には、通知先リスト制御部305は、通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS1708)。通知先リストに空きがある場合には、通知先リスト制御部305は、ステップS1705及びS1706を実行する。
一方、通知先リストに空きがないとステップS1708で判定された場合、通知先リスト制御部305は、「優先端末:0」である通知先アドレスが通知先リストにあるかどうかを判定する(ステップS1312)。
「優先端末:0」である通知先アドレスが通知先リストにない場合には、通知先リスト制御部305は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1707)。
一方、「優先端末:0」である通知先アドレスが通知先リストにある場合には、通知先リスト制御部305は、その通知先アドレスの代わりに、ステップS1701で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスを格納する(ステップS1710)。つまり、通知先リストに格納されている通知先アドレスであって「優先端末:0」である通知先アドレスが1つ削除され、ステップS1701で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスが格納される。さらに、通知先リスト制御部305は、ステップS7301で受信された登録要求に記載されている通知条件や有効期限も通知先リストに格納する。また、「優先端末:1」が格納される。
その後は、通知先リスト制御部305は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1706)。
図17が示すデータ処理方法によれば、優先端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録は、優先端末ではない端末から送信された登録要求に従った通知先アドレスの登録よりも、より一層優先的に行われる。
実施例1及び2では、どの端末が優先端末であるかを示す優先端末識別情報が予め印刷装置101に登録されていた。実施例5では、この優先端末識別情報の登録を不要とし、登録要求に付与された優先度に従って通知先アドレスの登録を制御する。
図1、2、5及び10を用いて説明した内容は実施例5でも同じである。
図18は、実施例5における印刷装置101のソフトウェア構成を示すブロック図である。
イベント送信部1805は、印刷装置101で発生したイベントを示すイベント情報を、通知先リストに登録されている通知先アドレス宛てにLANコントローラ206を介して送信する。これによって、イベント送信部1805は、印刷装置101で発生したイベントを、端末102〜104などの外部の端末に通知することができる。
登録要求受信部1801は、端末102〜104などの外部の端末によって送信された、通知先アドレスの登録要求を受信し、その登録要求を優先度抽出部1802に渡す。
優先度抽出部1802は登録要求に含まれる優先度情報を抽出し、登録要求及び優先度情報を判定部1803及び通知先リスト制御部1804に渡す。優先度情報は、通知先アドレスの登録に係る優先度を示し、優先度「1」が優先度「2」よりも優先度が高い。特定の端末、例えばデータ処理装置の管理を行っている管理者の端末だけが、優先度が「1」の登録要求を送信し、それ以外の端末は優先度が「2」の登録要求を送信するようにするのが望ましい。
判定部1803は、通知先リストに格納されている優先度情報に基づいて優先度が何であるかを判定する。
通知先リスト制御部1804は通知先リストに空き領域があるかを判定したり、通知先アドレスを通知先リストに格納したりする。
図20は、実施例5で用いられる通知先リストの一例を示す図である。実施例5の通知先リストには、優先度を示す優先度情報が格納される。通知先アドレスの優先度が1の場合には、「優先度:1」となり、通知先アドレスの優先度が2の場合には、「優先度:2」となる。ここでは、通知先リストに登録可能な通知先アドレスは6個である。通知先リストに登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であってもよい。
図19は、端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、端末102が登録要求を送信したものとして説明する。
まず、登録要求受信部1801が端末102からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS1901)。登録要求受信部1801はその登録要求を優先度抽出部1802に送信する。
図21は実施例5で用いられる登録要求の一例を示す図である。登録要求は、通知先アドレス2101、通知条件2102、有効期限2103及び優先度2014を含む。図21においては、通知先アドレスは「http://192.168.0.1/MyEventSink」である。通知条件は「DeviceStateChanged」であり、これは、印刷装置101の状態が変化した場合に印刷装置101の状態を通知するという条件を示すものである。有効期限は「PT10M」であり、これは10分を示す。優先度は1である。
登録要求が登録要求受信部1801から優先度抽出部1802に送信されると、優先度抽出部1802は優先度を示す優先度情報を登録要求から抽出する(ステップS1902)。そして、優先度抽出部1802は、登録要求と優先度情報とを判定部1803及び通知先リスト制御部1804に送信する。
この時点で、通知先リスト制御部1804は通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS1903)。空きがある場合には、優先度の如何にかかわらず、通知先リスト制御部1804は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに格納する(ステップS1904)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられる。それとともに、通知先リスト制御部1804は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限、優先度抽出部1802によって抽出された優先度情報を通知先リストに格納する。
そのあと、通知先リスト制御部1804は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1908)。
通知先リストに空きがない場合には、判定部1803は、優先度抽出部1802から受け取った優先度情報が示す優先度が「2」であるかどうかを判定する(ステップS1905)。優先度が「2」であれば、判定部1803は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1909)。
優先度が「2」でなければ、判定部1803はその判定結果を通知先リスト制御部1804に伝え、通知先リスト制御部1804は優先度が「2」である通知先アドレスが通知先リストにあるかどうかを判定する(ステップS1906)。優先度が「2」である通知先アドレスが通知先リストになければ、通知先リスト制御部1804は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1909)。
一方、優先度が「2」である通知先アドレスが通知先リストにあれば、通知先リスト制御部1804は、その通知先アドレスの代わりに、ステップS1901で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスを格納する(ステップS1907)。つまり、通知先リストに格納されている通知先アドレスであって優先度が「2」である通知先アドレスが1つ削除され、ステップS1901で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスが格納される。さらに、通知先リスト制御部1804は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限、優先度抽出部1802によって抽出された優先度情報を通知先リストに格納する。
そのあと、通知先リスト制御部1804は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末102に送信する(ステップS1908)。
図17が示すデータ処理方法によれば、優先度が「1」である登録要求に従った通知先アドレスの登録は、優先度が「2」である登録要求に従った通知先アドレスの登録よりも、優先的に行われる。
例えば通知先リストが図22が示す状態である場合に、印刷装置101が優先度が「1」である登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納される。登録IDが3〜6である領域のうちいずれに通知先アドレスが格納されるかは、有効期限や通知先アドレスが登録された時期に基づいて決定されればよい。例えば有効期限が一番短い通知先アドレスが削除される場合には、ステップS1901で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスは登録IDが4である領域に格納される。
通知先リストが図22が示す状態である場合に、印刷装置101が優先度が「2」である登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納されない。
優先度は2段階に限らず、それ以上の段階があっても良い。その場合には、判定部1803は、優先度抽出部1802から受け取った優先度情報が示す優先度が一番低いものであるかを判定する(ステップS1905)。さらに、通知先リスト制御部1804は、優先度抽出部1802から受け取った優先度情報が示す優先度よりも低い優先度を持つ通知先アドレスが通知先リストにあるかどうかを判定する(ステップS1906)。
実施例1及び2では、どの端末が優先端末であるかを示す優先端末識別情報が予め印刷装置101に登録されていた。また、実施例5では、この優先端末識別情報の登録を不要とし、登録要求に付与された優先度に従って通知先アドレスの登録を制御していた。それに対して、実施例6では、優先端末識別情報を予め登録する必要も、優先度を登録要求に付与することもなく、登録要求の送信元端末の情報から優先度を自動的に決定する。
図1、2、5及び10を用いて説明した内容は実施例6でも同じである。
図24は実施例6で用いられるネットワークシステムを表す図である。実施例1から実施例5までとは異なり、ルータなどのネットワーク中継装置2402を仲介して、2つのネットワーク2405と2406が接続されている。2405のネットワークは、サブネットアドレスが192.168.0.0であり、サブネットマスクが255.255.255.0であるサブネットワークである。2406のネットワークは、サブネットアドレスが192.168.1.0であり、サブネットマスクが255.255.255.0であるサブネットワークである。印刷装置2401は2405のサブネットワークに所属し、端末装置2403と同一のネットワークグループに所属する。一方、端末装置2404とは異なるネットワークグループに所属している。印刷装置2401が端末装置2403と通信する方法として、ユニキャストによる一対一の通信方法と、マルチキャストやブロードキャストによる一対多の通信方法が存在する。一方、印刷装置2401が端末装置2404と通信するためには、両者の間にルータが存在する。ルータは、マルチキャストやブロードキャストによる通信を許可しない場合があるため、印刷装置2401が端末装置2404と確実に通信を行うためには、ルータを介したユニキャストによる一対一の通信方法しか選択肢がない。
図25は、実施例6における印刷装置2401のソフトウェア構成を示すブロック図である。
イベント送信部2505は、印刷装置2401で発生したイベントを示すイベント情報を、通知先リストに登録されている通知先アドレス宛てにLANコントローラ206を介して送信する。これによって、イベント送信部2505は、印刷装置2401で発生したイベントを、端末2403〜2404などの外部の端末に通知することができる。
登録要求受信部2501は、端末2403〜2404などの外部の端末によって送信された、通知先アドレスの登録要求を受信し、その登録要求を要求送信元情報抽出部2502に渡す。
要求送信元情報抽出部2502は登録要求のメッセージから送信元の情報(例えばIPアドレス)を取得し、登録要求及び送信元情報を判定部2503及び通知先リスト制御部2504に渡す。送信元情報から判定される優先度は、例えば印刷装置2401と異なるネットワーク2406に存在する端末2404の方が、同一ネットワーク2405に存在する端末2403よりも高い。
判定部2503は、通知先リストに格納された登録要求の送信元情報に基づいて、優先度が高いか低いかを判定する。
通知先リスト制御部2504は、図18における1804と同等である。
図27は、実施例6で用いられる通知先リストの一例を示す図である。実施例6の通知先リストには、図20における優先度の代わりに、印刷装置2401が登録要求を受信した際に取得した送信元情報(例えばIPアドレス)が記録されている。印刷装置2401は、登録要求を送信した送信元のIPアドレスと、自身(印刷装置2401)のIPアドレスを比較することによって、通知先が自身(印刷装置2401)と同一ネットワーク2405上にあるのか、異なるネットワーク2406上にあるのかを判定する。具体的には、印刷装置2401は、登録要求を送信した送信元のIPアドレスと印刷装置2401に登録されているサブネットマスクから、送信元のサブネットアドレスを特定する。そして、自身のIPアドレスとサブネットマスクから、自身のサブネットアドレスを特定する。そして、それらのサブネットアドレスが一致しているか否かを判断する。一致していれば同一ネットワーク上にあり、異なっていれば同一ネットワーク上にない。ここでは、異なるネットワーク上にある通知先の方が優先度が高いものとする。ネットワークが同一か異なるかによる優先度の決定は、異なるネットワークにある通知先を優先度高と決めても、同一ネットワークにある通知先を優先度高と決めてもよい。また、ここでは6個の通知先が登録できるようになっているが、通知先リストに登録可能な通知先アドレスの個数は固定であっても、ユーザによって変更可能であってもよいのは図20と同じである。
図26は、端末2403〜2404のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置2401が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。CPU201が制御プログラムを実行することにより、このデータ処理方法が行われる。以下では、まず端末2403が登録要求を送信したものとして説明する。
まず、登録要求受信部2501が端末2403からの登録要求をLANコントローラ206を介して受信する(ステップS2601)登録要求受信部2501はその登録要求を要求送信元情報抽出部2502に送信する。
図28と図29は、実施例6で用いられる端末2403〜2404からの登録要求の一例を示す図である。図28は印刷装置2401と同一ネットワーク上の端末から送られたものであり、図29は異なるネットワーク上の端末から送られたものである。図28を使用して登録要求を説明すると、登録要求は、通知先アドレス2801、通知条件2803、有効期限2802及び登録要求元IPアドレス2804を含む。ここでは、登録要求元情報2804としてIPアドレスが利用されているが、MACアドレス、機器を識別する識別子、ユーザID、端末の所属するグループのIDなどであってもよい。図28においては、通知先アドレスは「http://192.168.0.1/MyEventSink」である。通知条件は「DeviceStateChanged」であり、これは、印刷装置2401の状態が変化した場合に印刷装置2401の状態を通知するという条件を示すものである。印刷装置の状態変化としては、印刷可能であるか不可能であるかの情報、印刷装置が起動しているか否かの情報、印刷装置が終了する予告、用紙があるか否かの情報なども含む。有効期限は「PT10M」であり、これは10分を示す。登録要求元情報は「192.168.0.1」であり、印刷装置と同一のネットワーク2405上に存在する端末であることを示す。ここでは、通知先アドレスにIPアドレスが含まれており、登録要求元情報と同一であるが、通知先アドレスとしては、例えばDNSの名前などが使用されIPアドレスを含まない場合もありうる。
登録要求が登録要求受信部2501から要求送信元情報抽出部2502に送信されると、要求送信元情報抽出部2502は登録要求のメッセージから登録要求元のIPアドレスを取得する(ステップS2602)。そして、要求送信元情報抽出部2502は、登録要求と要求送信元IPアドレスとを判定部2503及び通知先リスト制御部2504に送信する。
この時点で、通知先リスト制御部2504は通知先リストに空きがあるかどうかを判定する(ステップS2603)。空きがある場合には、要求元の端末が同一ネットワークにあるか、異なるネットワークにあるかによらず、通知先リスト制御部2504は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに格納する(ステップS2604)。このとき、通知先アドレスが格納された場所に応じて登録IDが割り当てられ、通知先リスト制御部2504は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限、登録要求元情報抽出部2502が抽出した送信元情報を通知先リストに格納する。
その後、通知先リスト制御部2504は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末2403に送信する(ステップS2608)。
通知先リストに空きがない場合は、判定部2503は、登録要求元情報抽出部2501から受け取った送信元情報から、送信元端末が印刷装置2401と同一ネットワーク上に存在するか否かを判定する(ステップS2605)。具体的には、判定部2503は、送信元情報であるIPアドレスと、印刷装置2401に登録されているサブネットマスクから、要求元の装置のサブネットアドレスを特定する。例えばその後、自身(印刷装置2401)のIPアドレスとサブネットマスクから、自身のサブネットアドレスを特定する。これらのサブネットアドレスを比較し、同一であれば同一ネットワーク上に存在すると判断し、異なっていれば同一ネットワーク上に存在しないと判断する。同一ネットワーク上に存在する場合には、マルチキャストやブロードキャストなど、他の一般的な通信方法が使用できるため、印刷装置の情報を知る必要はないものと判断し、通知先リストに登録しない。そして、判定部2503は、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末に送信する(ステップS2609)。
異なるネットワーク上に存在する場合は、判定部2503はその判定結果を通知先リスト制御部2504に伝え、通知先リスト制御部2504は同一ネットワーク上の通知先が通知先リストに登録されているかどうかを判定する(ステップS2606)。同一ネットワーク上の通知先が通知先リストに登録されていない場合は、通知先リスト制御部2504は、登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに登録せずに、エラーを示す応答データをLANコントローラ206を介して端末に送信する(ステップS2609)。
一方、同一ネットワーク上の通知先が通知先リストに登録されている場合は、通知先リスト制御部2504は、その通知先アドレスの代わりに、ステップS2601で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスを通知先リストに登録する(ステップS2607)。ここでは、ステップS2604の処理と異なり、通知先リストに既に格納されている通知先アドレスであって印刷装置と同一ネットワーク上に存在するものが削除され、その後に、ステップS2601で受信した登録要求に記載されている通知先アドレスが通知先リストに登録される。さらに、通知先リスト制御部2504は、登録要求に記載されている通知条件や有効期限、登録要求元情報抽出部2502によって抽出された送信元情報を通知先リストに格納する。
その後、通知先リスト制御部2504は、登録要求に対応する応答データをLANコントローラ206を介して端末に送信する。また、通知先リストから削除された通知先に対して、削除したことを示すデータをLANコントローラ206を介して送信する(ステップS2608)。
図26が示すデータ処理方法によれば、同一ネットワーク上に存在する端末からの登録要求よりも、異なるネットワーク上に存在する端末からの登録要求の方が優先的に登録される。
例えば通知先リストが図30が示す状態にある場合に、印刷装置2401が送信元が「192.168.5.5」であるような登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納される。送信元のIPアドレス192.168.5.5と、サブネットマスク255.255.255.0から、送信元のサブネットアドレスは192.168.5.0であり、印刷装置2401のサブネットアドレス192.168.0.0と異なるからである。その際、登録IDが1または2のいずれかが削除され、その代わりに記録される。登録ID1と2のどちらが削除されるかは、有効期限や通知先アドレスが登録された時期に基づいて決定されればよい。例えば有効期限が一番短い通知先アドレスが削除される場合には、ステップS2601で受信された登録要求に記載されている通知先アドレスは登録IDが1である領域に格納される。
通知先リストが図30に示す状態にある場合に、印刷装置2401が送信元が「192.168.0.10」であるような登録要求を受信すると、その登録要求に記載されている通知先アドレスは通知先リストに格納されない。送信元のIPアドレス192.168.0.10と、サブネットマスク255.255.255.0から、送信元のサブネットアドレスは192.168.0.0であり、印刷装置2401のサブネットアドレス192.168.0.0と一致するからである。
本実施例では、優先度を判定する手段としてIPアドレスを使用したが、IPアドレスでなくても、送信元端末や通知先端末を識別するもの、例えばMACアドレス、機器を識別するUUIDのような識別子、ユーザID、端末が所属するグループの識別子などであってもよい。また、本実施例では、登録要求の中に、登録要求元IPアドレス2804を含んでいる例を示したが、登録要求にはこの情報を含まないようにしてもよい。その場合、印刷装置2401は、受信した登録要求パケットのヘッダを参照して、登録要求元のIPアドレスを知ることができる。
また、本実施例では、登録要求元の装置と印刷装置のサブネットアドレスを比較して、同一のネットワークに属するか否かを判断していたが、本発明は、これに限定されない。印刷装置が、サブネットアドレスを比較して、登録要求元と印刷装置とが同一のネットワークに属するか否かを判断することは、登録要求元の装置が、特定の範囲のネットワークに属しているか否かを判断することの一例である。この場合、特定の範囲のネットワークとは、印刷装置とサブネットアドレスが同一のネットワークである。
特定の範囲のネットワークとは、これ以外であってもよい。
例えば、特定の範囲のネットワークを、印刷装置からブロードキャスト又はマルチキャストで送られるデータが届く範囲としてもよい。この場合、印刷装置は、登録要求元の装置が、ブロードキャスト又はマルチキャストで送られるデータが届く範囲に属しているか否かを判断し、属していない場合に、通知先リストに登録する優先度を高くする。即ち、通知先リストに空きがない場合であっても、ブロードキャスト又はマルチキャストで送られるデータが届く範囲に属していない装置は、優先的に通知先リストに登録する。
また、本実施例では、印刷装置は、登録要求のメッセージから登録要求元のIPアドレスを取得して、判断していた。しかし、判断に用いられる情報を、登録要求元のIPアドレスではなく、登録要求のメッセージに含まれる、通知先アドレスとしてもよい。即ち、通知先としてい指定されている装置が、特定の範囲のネットワークに属するか否かを判断するようにしてもよい。このようにすれば、登録要求元の装置と、通知先の装置とが異なる装置であった場合でも、通知先リストからの漏れを防ぐことができる。特に、登録要求元の装置が特定の範囲のネットワークに属しており、通知先の装置が特定の範囲のネットワークに属していない場合に、より効果が高くなる。
(その他の実施例)
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、上記実施例中の印刷装置は、データ処理装置としての複合機や複写機、スキャナやファックスなどのデバイスであってもよい。
また、本発明は、前述した実施例のフローチャートを実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成され得る。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
ネットワークシステムを示す図である。 印刷装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。 印刷装置101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 端末102〜104のいずれかが登録要求を送信した場合に印刷装置101が行うデータ処理方法を示すフローチャートである。 イベント送信部306が送信するイベント情報の一例を示す図である。 通知先リストに登録されている通知先アドレスの一例を示す図である。 優先端末を設定するための設定画面である。 初期状態の通知先リストの一例を示す図である。 登録要求の一例を示す図である。 応答データの一例を示す図である。 通知先リストの一例を示す図である。 実施例2のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例3のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例3のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例3で用いられる通知先リストの一例を示す図である。 実施例3で用いられる通知先リストの一例を示す図である。 実施例4のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例5における印刷装置101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実施例5のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例5で用いられる通知先リストの一例を示す図である。 実施例5で用いられる登録要求の一例を示す図である。 実施例5で用いられる通知先リストの一例を示す図である。 イベント方式の一例を示す図である。 実施例6で用いられるネットワークシステムの図である。 実施例6における印刷装置2401のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実施例6のデータ処理方法を示すフローチャートである。 実施例6で用いられる通知先リストの一例を示す図である。 実施例6で用いられる同一ネットワークからの登録要求の一例を示す図である。 実施例6で用いられる異なるネットワークからの登録要求の一例を示す図である。 実施例6で用いられる通知先リストの一例を示す図である。
符号の説明
101 印刷装置
102 端末
103 端末
104 端末
105 ネットワーク
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 バス
205 操作パネル
206 LANコントローラ
207 印刷インターフェース
208 DKC
209 不揮発性メモリ
210 プリントエンジン
211 外部記憶装置
301 登録要求受信部
302 端末識別部
303 優先端末設定部
304 判定部
305 通知先リスト制御部
306 イベント送信部
1801 登録要求受信部
1802 優先度抽出部
1803 判定部
1804 通知先リスト制御部
1805 イベント送信部

Claims (19)

  1. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、
    前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、
    前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段とを有し、
    前記通知先記憶手段は、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数より小さい所定数に達している場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記通知先記憶手段は、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先を記憶する第1の領域と、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先を記憶する第2の領域とを有し、
    前記通知先記憶手段は、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って前記第1の領域に登録された通知先の数が前記第1の領域が記憶可能な通知先の数に達していない場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を前記第1の領域に記憶し、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って前記第1の領域に登録された通知先の数が前記第1の領域が記憶可能な通知先の数に達している場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を前記第2の領域に記憶することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、
    前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、
    前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段と、
    前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で登録された通知先の数をカウントするカウント手段とを有し、
    前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達していない場合であっても、前記カウント手段によりカウントされた数が所定数に達した場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従っては通知先は前記通知先記憶手段へ記憶されず、
    前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達していない場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って通知先が前記通知先記憶手段へ記憶されることを特徴とするデータ処理装置。
  4. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、
    前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、
    前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定手段とを有し、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶し、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 前記通知先記憶手段は、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先を記憶する第1の領域と、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先を記憶する第2の領域とを有し、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って前記第2の領域に記憶された通知先に代えて記憶することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記通知先記憶手段は、通知先が前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って記憶されたことを示す情報、または通知先が前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って記憶されたことを示す情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先に対応付けて記憶することを特徴とする請求項4或いは5に記載のデータ処理装置。
  7. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、
    前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、
    前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、第1の優先度を有する前記登録要求で指定された通知先を、前記第1の優先度よりも低い第2の優先度を有する前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶することを特徴とするデータ処理装置。
  8. 前記通知先記憶手段は、前記登録要求が有する優先度を示す優先度情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先に対応付けて記憶することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. データ処理装置であって、
    前記データ処理装置に関する情報の通知先を記憶する通知先記憶手段と、
    前記データ処理装置に関する情報を、前記通知先記憶手段に記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知手段と、
    前記通知先記憶手段への通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属さない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて記憶し、
    前記通知先記憶手段は、前記通知先記憶手段が記憶している通知先の数が前記通知先記憶手段が記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しないことを特徴とするデータ処理装置。
  10. 前記受信手段で受信した登録要求から、情報処理装置のアドレス情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたアドレス情報に基づいて、前記情報処理装置が特定の範囲のネットワークに属するか否かを判断する判断手段を更に有することを特徴とする請求項9記載のデータ処理装置。
  11. 前記特定の範囲のネットワークとは、前記データ処理装置と同一のサブネットアドレスを持つネットワークであることを特徴とする請求項9又は10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記判断手段は、前記抽出手段によって抽出されたアドレス情報とサブネットマスクから特定されるサブネットアドレスと、前記データ処理装置のアドレス情報とサブネットマスクから特定されるサブネットアドレスとが同一である場合、前記情報処理装置が特定の範囲のネットワークに属すると判断し、異なる場合、前記情報処理装置が特定の範囲のネットワークに属さないと判断することを特徴とする請求項10記載のデータ処理装置。
  13. 前記特定の範囲のネットワークとは、前記データ処理装置からブロードキャスト又はマルチキャストで送信されたデータが届く範囲のネットワークであることを特徴とする請求項9又は10に記載のデータ処理装置。
  14. 前記データ処理装置は、プリンタ、複写機、複合機、ファクシミリ、スキャナの何れかであることを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のデータ処理装置。
  15. データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、
    前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、
    前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数より小さい所定数に達している場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を記憶しない制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  16. データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、
    前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、
    前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で登録された通知先の数をカウントするカウントステップとを有し、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達していない場合であっても、前記カウントステップによりカウントされた数が所定数に達した場合には、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従っては通知先は前記通知先リストへ記憶されず、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達していない場合には、前記特定情報処理装置からの前記登録要求に従って通知先が前記通知先リストへ記憶されることを特徴とするデータ処理方法。
  17. データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに登録されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、
    前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、
    少なくとも1つの情報処理装置を特定情報処理装置として設定する設定ステップと、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストへ登録し、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、前記特定情報処理装置ではない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を前記通知先リストへ登録しない制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  18. データ処理装置で行われるデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、
    前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、第1の優先度を有する前記登録要求で指定された通知先を、前記第1の優先度よりも低い第2の優先度を有する前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストへ登録する制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
  19. データ処理装置で行われるデータ処理方法あって、
    前記データ処理装置に関する情報を、通知先リストに記憶されている通知先のそれぞれに通知する通知ステップと、
    前記通知先リストへの通知先の登録を要求する登録要求を情報処理装置から受信する受信ステップと、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属さない情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を、前記特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求に従って登録された通知先に代えて、前記通知先リストに登録し、
    前記通知先リストが記憶している通知先の数が前記通知先リストが記憶可能な通知先の数に達している場合、特定の範囲のネットワークに属する情報処理装置からの前記登録要求で指定された通知先を通知先リストに登録しない制御ステップとを有することを特徴とするデータ処理方法。
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